JP2009048966A - 電池およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】外装ケース内部に生じ得る隙間を塞ぐことができる電池を提供すること。
【解決手段】正極および負極を備える電極体80と、当該電極体80を収容する外装ケース50とを備える電池100であって、外装ケース50の内壁面56と電極体80との間には当該外装ケース50と電極体80とを隔離する絶縁フィルム10が配置されており、絶縁フィルム10は電極体80が挿入される袋状に形成されており、袋状絶縁フィルム10は、電極体80の側面81に対向する面に、電極体80と外装ケース50の内壁面56との隙間を塞ぐ間隙充填部20を備える電池100である。
【選択図】図3

Description

本発明は、電池とその製造方法に関する。詳しくは、車両搭載用として好適な電池の構造に関する。
近年、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池その他の二次電池は、車両搭載用電源、或いはパソコンおよび携帯端末の電源として重要性が高まっている。特に、軽量で高エネルギー密度が得られるリチウムイオン電池は、車両搭載用高出力電源として好ましく用いられるものとして期待されている。この種の電池においては、シート状正極とシート状負極をセパレータと共に積層し捲回させた捲回電極体を備えた電池構造が知られている。
ところで、この種の電池においては電極体と外装ケースとを別々に製造し、その後電極体を外装ケースに収容する必要がある。外装ケースとしては金属製のパッケージを使用することが多く、この場合には金属製パッケージと電極体とを絶縁するために電極体を絶縁性フィルムで包装する必要がある。例えば特許文献1には複数の極板群(多数枚の正極板と多数枚の負極板とをセパレータを介して交互に積層した積層電極体)を接続してなる極板群連結体の両側面と下面の3側面を断面U字状のシート(ポリプロピレンやポリエチレンなどの単層又は多層ラミネート構造のもの)にて覆い、当該極板群連結体を断面U字状シートと共に角形電槽の収容空間内に挿入配置して構成された角形密閉式電池が開示されている。なお、他の従来技術として特許文献2が挙げられる。
特開2003−51335号公報 特開2006−120419号公報
しかしながら、積層電極体(典型的には捲回電極体)では、その積層(捲回)度合や電極活物質の塗膜ばらつき等により積層方向の厚みが不揃いになりやすく、従って、かかる積層電極体を備える電池では積層電極体と角形電槽(即ち内部に電極体や電解質を収容する外装ケース)との間に隙間が形成されるという問題がある。電極体と外装ケースとの間に隙間が存在すると電池性能に悪影響(例えば電極体の偏りに伴う電極活物質の偏在に起因する電量分布の不均一化や局所化)を及ぼす虞があるため好ましくない。
また、かかる電池を自動車等の車両搭載用電源として使用する際には、搭載スペースが制限されることに加えて振動が発生する状態での使用が前提となることから多数の電池を配列し且つ拘束した状態(即ち各電池を相互に固定した状態)の組電池が構築される。かかる拘束時には組電池を構成する個々の電池(単電池)に相当な荷重が加えられる。電極体と外装ケースとの間に隙間が存在すると、拘束時に加わる相当な荷重によって外装ケースに荷重方向への撓み或いは変形が生じる虞がある。
本発明は、従来の電池に関する上述した課題を解決すべく開発されたものであり、その目的とするところは、外装ケース内部に隙間が生じない電池(例えば組電池を構成する単電池)を提供することである。また、他の目的は、そのような電池を良好な作業性で製造する方法を提供することである。
本発明によって提供される電池は、正極および負極を備える電極体と、当該電極体を収容する外装ケースとを備える電池である。上記外装ケースの内壁面と上記電極体との間には当該外装ケースと電極体とを隔離する絶縁フィルムが配置されている。この絶縁フィルムは上記電極体が挿入される袋状に形成されている。そして、上記袋状絶縁フィルムは、上記電極体の側面に対向する面に、上記電極体と上記外装ケースの内壁面との隙間を塞ぐ間隙充填部を備えることを特徴とする。
かかる構成の電池によれば、袋状絶縁フィルムが備える間隙充填部によって外装ケース内の隙間、典型的には外装ケース内部に収容する電極体の形状の不揃いに起因して生じる隙間を塞ぐことができる。このことによって当該隙間が存在することによる電池性能への悪影響(例えば、電極体の偏りに伴う電極活物質の偏在に起因する電量分布の不均一化や局所化)を未然に防止することができる。また、袋状絶縁フィルムと一体となった間隙充填部を用いることにより、間隙充填のための部材を別個に外装ケース内に装填する場合に起こり得る位置ズレを防止することができ、電極体と外装ケース(内壁面)との隙間を確実に塞ぐことができる。
なお、本発明に係る電池は特に自動車等の車両に搭載されるモーター(電動機)用電源として好適に使用し得る。即ち本発明の電池を単電池として所定の方向に配列し、当該単電池をその配列方向に拘束することによって組電池を構築し、かかる組電池を車両搭載用電源として好適に使用することができる。
かかる場合において組電池を構成する個々の電池の外装ケース内の隙間を袋状絶縁フィルムが備える間隙充填部で塞いでいるので、上記拘束時に加わる相当な荷重によって電池の外形が歪むこと(外装ケースの変形)を防止することができる。従って、本発明の電池によると、信頼性の高い、車両搭載用その他用途の組電池を提供することができる。
ここで開示される電池のある好適な一態様において、上記間隙充填部は、所定の厚みを有するシート状に形成されたシート状間隙充填部材が上記袋状絶縁フィルムのうちの上記電極体の側面に対向する面に1枚若しくは複数枚接合されて構成されていることを特徴とする。
電極体と外装ケース(内壁面)との隙間のサイズは個々の電池において異なるところ、上記構成では、数多くのサイズの間隙充填部材を取り揃えることなく、所定の厚みのシート状間隙充填部材を用意して袋状絶縁フィルムに接合するとともにその使用枚数を調整することによって個々の電池の上記隙間を塞ぐことができる。
ここで開示される電池のある好適な一態様において、上記電極体はシート状正極とシート状負極とが捲回されて成る扁平形状の捲回電極体である。そして、上記シート状間隙充填部は上記捲回電極体の扁平面と対向する位置に形成されていることを特徴とする。
捲回電極体の厚みは、その構造上不揃いになり易いが、本態様の発明によると、かかる捲回電極体の形状の不揃いに起因して生じる隙間を確実に塞ぐことができる。
また、本発明は、ここで開示される電池を好適に製造する方法を提供する。即ち、ここで開示される電池の製造方法の一態様は、正極および負極を備える電極体(典型的には扁平形状の電極体)と、当該電極体を収容する外装ケースとを備える電池の製造方法である。本発明の製造方法は、上記電極体を袋状に形成された絶縁フィルムに挿入する工程(a)と、上記電極体を上記袋状絶縁フィルムとともに上記外装ケースに収容する工程(b)とを包含する。ここで上記絶縁フィルムは、上記電極体の側面に対向する面に上記電極体と上記外装ケースの内壁面との隙間を塞ぐ間隙充填部を備えており、上記工程(b)において上記間隙充填部が前記袋状絶縁フィルムとともに前記外装ケースに収容された際、上記間隙充填部材によって該電極体と該外装ケースの内壁面との隙間が塞がれることを特徴とする。
本発明の製造方法によれば、間隙充填部を備えた袋状絶縁フィルムとともに電極体を外装ケースに収容することによって該電極体と該外装ケースの内壁面との隙間を塞ぐことができる。すなわち、上記隙間を塞ぐ作業(間隙充填作業)を電極体とともに袋状絶縁フィルムを外装ケースに収容するだけで行うことができ、その作業性が良好となる。また、袋状絶縁フィルムに電極体を挿入する際に間隙充填部と電極体との位置合わせを容易に且つ確実に行うことができ、その位置合わせ精度も良好となる。
ここで開示される電池の製造方法の好適な一態様において、上記間隙充填部は、所定の厚みを有するシート状に形成されたシート状間隙充填部材が上記袋状絶縁フィルムのうちの上記電極体の側面に対向する面に1枚若しくは複数枚接合されて構成されていることを特徴とする。
電極体と外装ケース(内壁面)との隙間のサイズは個々の電池において異なるところ、上記製造方法によれば、数多くのサイズの間隙充填部材を取り揃えることなく、所定の厚みのシート状間隙充填部材を用意するとともにその使用枚数を調整することによって個々の電池の上記隙間を塞ぐことができる。そのため、効率よく電池の隙間充填処理を行うことができる。
かかる場合、上記シート状間隙充填部材は上記袋状絶縁フィルムにおける上記電極体を挿入する袋開口部側の端辺部分にてスポット溶着されていることが好ましい。上記構成によれば、袋状絶縁フィルムに電極体を挿入する際、シート状間隙充填部材が電極体に引き摺られて位置ズレすることを防止することができる。また、該電極体による引き摺りによって袋状絶縁フィルムにシワやヨレが発生する事態を回避することができる。
ここで開示される電池の製造方法の好適な一態様において、上記シート状間隙充填部材は上記袋状絶縁フィルムのうちの上記電極体の側面に対向する面に複数枚接合されている。ここで該複数枚のシート状間隙充填部材は、上記袋状絶縁フィルムに接合される前に予め相互に溶着されて一体化されていることを特徴とする。
複数枚のシート状間隙充填部材を一体化することにより袋状絶縁フィルムへの搬送および溶着作業が容易となる。
以下、図面を参照しながら、本発明による実施の形態を説明する。以下の図面においては、同じ作用を奏する部材・部位には同じ符号を付して説明している。なお、以下、角形リチウムイオン二次電池100を例にして本発明の電池の構造について詳細に説明するが、本発明をかかる実施形態に記載されたものに限定することを意図したものではない。また、各図における寸法関係(長さ、幅、厚さ等)は実際の寸法関係を反映するものではない。
図1を参照しながら電池100の構成について説明する。図1は本実施形態に係るリチウムイオン二次電池の構成を模式的に示す外観斜視図である。一例として図1に示すように、ここで開示されるリチウムイオン二次電池100は、正極および負極を備える電極体80と、該電極体80を収容する外装ケース50とを備える。
本実施形態の外装ケース50は、外装ケース本体52と蓋体54とから構成されている。外装ケース本体52は、後述する扁平形状の電極体80を収容し得る形状(ここでは箱型)を有する。外装ケース本体52は上部に開口端を有し当該開口端を介して電極体80を収容することができる。蓋体54は外装ケース本体52の上端開口を塞ぐ板状の部材であり、ここでは略矩形状を有している。外装ケース50(外装ケース本体52および蓋体54)の材質は、軽量で熱伝導性が良い金属製材料が好ましく、このような金属製材料として、例えば、アルミニウム、ステンレス鋼、ニッケルめっき鋼などが挙げられる。
外装ケース50と電極体80との間には当該外装ケース50と電極体80とを隔離する絶縁フィルム10が配置されている。かかる絶縁フィルム10によって発電要素である電極体80と外装ケース50との直接接触が回避され、電極体80と外装ケース50との絶縁を確保することができる。絶縁フィルムの材質は絶縁材料として機能し得るもので構成されていればよく、例えばポリプロピレンやポリエチレンなどの樹脂材料を好適に使用することができる。絶縁フィルム10は電極体80を囲む(電極体80が挿入される)袋状に形成されている。本実施形態に係る絶縁フィルム10は、図1に示すように上端側が開口した有底の袋状(すなわち電極体80の底面と四つの側面を囲む袋状)であり、袋開口部12を介して電極体80はその内部に収容されている。
次に図2を加えて本実施形態の電極体80について説明する。図2は電極体80の一例を模式的に示す正面図である。本実施形態の電極体80は、典型的な電池と同様、所定の電池構成材料(正負極それぞれの活物質、正負極それぞれの集電体、セパレータ等)から構成されている。ここでは電極体80として扁平形状の捲回電極体80が用いられている。図2に示すように捲回電極体80は通常のリチウムイオン電池の捲回電極体と同様、シート状正極82(以下「正極シート82」という。)とシート状負極84(以下「負極シート84」という。)を計2枚のシート状セパレータ86(以下「セパレータシート86」という。)と共に積層し、さらに当該正極シート82と負極シート84とをややずらしつつ捲回し、次いで得られた捲回体を側面方向から押しつぶして拉げさせることによって作製される扁平形状の捲回電極体80である。この捲回電極体の厚みは、捲回度合や状態により不揃いになりやすい。そのため使用する捲回電極体に応じて電池100の外装ケース内の隙間(即ち、捲回電極体の積層方向の厚みと該方向に沿った外装ケース内空部の厚みの寸法との差)の寸法がまちまちとなることを意味する。
例えば図3は捲回電極体80と外装ケース50とが隙間を介して配置された外装ケース内の状態を模式的に示す断面図である。図3に示すように、捲回電極体80の扁平面(側面)81と外装ケース本体52の内壁面56(ここでは電極体を囲む袋状絶縁フィルム10)との間には隙間が形成されている。本実施形態においては、袋状絶縁フィルム20が備える間隙充填部20によって電池100の外装ケース50内の隙間を塞ぐことができる。間隙充填部20は電極体80の側面に対向する面に形成された厚肉な部位に相当する。本実施形態の間隙充填部20は、捲回電極体80の扁平面81に対向する位置に形成されており、その厚みが捲回電極体80(扁平面81)と外装ケース本体52(内壁面56)との隙間のサイズと合うように構成されている。
かかる構成の電池100によれば、袋状絶縁フィルム10が備える間隙充填部20によって外装ケース50内の隙間、典型的には外装ケース内部に収容する電極体80の形状の不揃いに起因して生じる隙間を塞ぐことができる。このことによって当該隙間が存在することによる電池性能への悪影響(例えば、電極体の偏りに伴う電極活物質の偏在に起因する電量分布の不均一化や局所化)を未然に防止することができる。また、上記隙間を塞ぐ間隙充填部20は袋状絶縁フィルム10と一体となっているため、該間隙充填部20の位置ズレを防止することができ、上記隙間を確実に塞ぐことができる。
以下、さらに本実施形態に係る間隙充填部20の特徴について説明する。袋状絶縁フィルム10が備える間隙充填部20は、所定の厚みを有するシート状に形成されたシート状間隙充填部材20(以下「間隙充填シート」と称する。)が上記袋状絶縁フィルム10のうちの上記電極体80の側面(ここでは扁平面81)に対向する面に1枚若しくは複数枚接合されて構成されている。シート状間隙充填部材20は、図4に示すような薄いシート状の部材であり、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂から成る厚さ1mm以下(典型的には10〜1000μm、好ましくは100〜200μm)の間隙充填シート20を好適に使用することができる。
即ち、図3に示すように外装ケース50内の隙間の大きさに合わせて適切な枚数の間隙充填シート20を用意し、袋状絶縁フィルム10(捲回電極体80の扁平面81に対向する面)に接合することにより電池100の外装ケース50内の隙間を塞いでいる。図3に示す形態では、電極体80の右側に間隙充填シート20が2枚用意され、左側に間隙充填シート20が1枚用意され、それぞれ袋状絶縁フィルム10(扁平面81)に対向する面に接合されている。なお、上記接合手段は例えばスポット溶着である。スポット溶着に代えて典型的な電池において適用され得る種々の溶着(接着)方法を使用してもよい。
電極体80と外装ケース50(内壁面56)との隙間のサイズは個々の電池において異なるところ、上記構成では、数多くのサイズの間隙充填部材を取り揃えることなく、所定の厚みの間隙充填シート20を用意して袋状絶縁フィルム10に接合するとともにその使用枚数を調整することによって個々の電池の上記隙間を塞ぐことができる。このように一種類の同形状の間隙充填シート20を採用することによって、外装ケース50内の様々な大きさの隙間を効率よく充填する(塞ぐ)ことができる。
さらに図5〜図9を加えて本実施形態の電池100を構成する各構成材料について言及しながら電池100の製造方法(特に間隙充填部(間隙充填シート)を備える袋状絶縁フィルムの構築方法)について説明する。
まず、図5〜図7を参照しながら間隙充填部材(間隙充填シート20)を備える袋状絶縁フィルム10の構築方法について説明する。図5(A)に示すように外装ケース50内の隙間(外装ケースの内壁面と電極体の扁平面との隙間)の大きさに合わせて適切な枚数の間隙充填シート20を用意する。ここでは外装ケース50内の隙間の大きさに合わせて3枚の間隙充填シート20が用意されている例を示す。3枚の間隙充填シート20は、紙面の手前側に1枚と、紙面の奥側に2枚との2組に分けて積層されている。なお2組に分けずに紙面手前側または紙面奥側の何れか一方に3枚まとめて積層しておもよい。 かかる複数枚の間隙充填シート20は、袋状絶縁フィルム10に接合される前に予め相互に溶着されて一体化されている。すなわち、図5(B)に示すように紙面奥側に積層した2枚の間隙充填シート20同士を仮溶着(接着)する。かかる溶着(接着)箇所は後述する組電池に組み込む際に拘束されない箇所(拘束時に荷重を受けない箇所)であればよく、ここでは相互に対向した面同士の端辺部分の2箇所(矢印「90」参照)をスポット溶着している。この仮溶着によって2枚の間隙充填シートは離れない程度に一体となり、図6に示す絶縁フィルム15上への搬送および溶着(接着)作業が容易となる。
続いて図6(A)に示すようにシート状の絶縁フィルム15を用意する。袋状の絶縁フィルム10は袋状に組み立てる前段階における長尺状(帯状)のシート構造を有している。すなわち袋状絶縁フィルム10を展開すると図6(A)に示す一枚のシート状となるように構成されている。
図6(B)に示すように、シート状絶縁フィルム15の上に間隙充填シート20が搬送される。このとき、間隙充填シート20は、袋状に形成した際に電極体80の扁平面81に対向する位置となる(即ち袋状絶縁フィルムのうちの電極体の側面に対向する面となる)シート面17の上に載置される。かかる状態において間隙充填シート20とシート状絶縁フィルム15とが溶着(接着)される。このとき、間隙充填シート20は袋状絶縁フィルムにおける電極体を挿入する袋開口部側の端辺部分にて溶着されることが好ましい。この例では、間隙充填シート20は、袋状絶縁フィルムにおける袋開口部側の端辺部分に相当するシート面17の端辺部分の2箇所(矢印「92」参照)にてスポット溶着される。かかる構成によれば、袋状絶縁フィルム10に電極体80を挿入する際(図8A〜図8C参照)、間隙充填シート20が電極体80に引き摺られて位置ズレすることを防止することができる。また、該電極体80による引き摺りによって袋状絶縁フィルム10にシワやヨレが発生する事態を回避することができる。なお、さらに好適には間隙充填シート20とシート面17とのスポット溶着箇所は後述する組電池に組み込む際に拘束されない箇所(拘束時に荷重を受けない箇所)である。
その後、図7に示すようにシート状絶縁フィルム15を袋状に折り曲げる。図示した例ではシート状絶縁フィルム15を構成する各シート面17、18a、18b、19を二点鎖線に沿って内側に折り曲げて袋状とし、さらに面18aと面18bとを重ね合わせて溶着することにより袋状絶縁フィルム10を形成している。面18aと面18bとは互いに面接触した状態で3箇所(矢印「94」で示す上端部分、中央部分、下端部分)がスポット溶着されている。このように相互に面接触させた面18aおよび面18bの両端部分および中央部分の3箇所をスポット溶着することにより、必要最小の溶着個数にて適度な接合強度を得ることができ、袋状絶縁フィルム10に電極体80を挿入する際(図8A〜図8C参照)、シワや捲れが生じ得ないようにすることができる。このようにして間隙充填シート20を所定位置(電極体80の扁平面と対向し得る位置)に備えた袋状絶縁フィルム10を簡易に作製することができる。かかる袋状絶縁フィルム10内に電極体80は挿入される。
次に電極体80を用意する工程について説明する。本実施形態の電極体80は上述したように扁平形状の捲回電極体80である。
捲回電極体80は、図2に示すように捲回方向に対する横方向において、ややずらしつつ捲回された結果として、正極シート82および負極シート84の端の一部がそれぞれ捲回コア部分83(即ち正極シート82の正極活物質層形成部分と負極シート84の負極活物質層形成部分とセパレータシート86とが密に捲回された部分)から外方にはみ出ている。かかる正極側はみ出し部分(即ち正極活物質層の非形成部分)82Aおよび負極側はみ出し部分(即ち負極活物質層の非形成部分)84Aには、正極リード端子82Bおよび負極リード端子84Bがそれぞれ付設されており、それぞれ外装ケース50の蓋体54に設けられた正極端子62(図1)および負極端子64(図1)と電気的に接続される。
なお、間隙充填シート20は上述した捲回コア部分83に対向し得る位置関係となるように袋状絶縁フィルムに接合されていることが好ましい。かかる捲回コア部分83は電極活物質の塗膜ばらつき等により積層方向の厚みが不揃いになりやすく、外装ケース内壁面との隙間が生じ易い部分だからである。また本実施形態の電極体80は外装ケース本体52に収容される前段階として外装ケース50の蓋体54と正極端子62および負極端子64を介して予め組み付けられている(図8B参照)。
かかる捲回電極体80を構成する材料および部材自体は、従来のリチウムイオン電池の電極体と同様でよく、特に制限はない。例えば、正極シート82は長尺状の正極集電体の上にリチウムイオン電池用正極活物質層が付与されて形成され得る。正極集電体にはアルミニウム箔(本実施形態)その他の正極に適する金属箔が好適に使用される。正極活物質は従来からリチウムイオン電池に用いられる物質の一種または二種以上を特に限定することなく使用することができる。好適例として、LiMn、LiCoO、LiNiO等が挙げられる。
一方、負極シート84は長尺状の負極集電体の上にリチウムイオン電池用負極活物質層が付与されて形成され得る。負極集電体には銅箔(本実施形態)その他の負極に適する金属箔が好適に使用される。負極活物質は従来からリチウムイオン電池に用いられる物質の一種または二種以上を特に限定することなく使用することができる。好適例として、グラファイトカーボン、アモルファスカーボン等の炭素系材料、リチウム含有遷移金属酸化物や遷移金属窒化物等が挙げられる。
また、正負極シート82,84間に使用される好適なセパレータシート86としては多孔質ポリオレフィン系樹脂で構成されたものが挙げられる。例えば、長さ2〜4m(例えば3.1m)、幅8〜12cm(例えば11cm)、厚さ5〜30μm(例えば25μm)程度の合成樹脂製(例えばポリエチレン等のポリオレフィン製)多孔質セパレータシートが好適に使用し得る。なお、電解質として固体電解質若しくはゲル状電解質を使用する場合には、セパレータが不要な場合(即ちこの場合には電解質自体がセパレータとして機能し得る。)があり得る。
なお、電池の外装ケース内に収容する電極体は上記捲回タイプに限定されない。例えば正極シートと負極シートをセパレータ(或いはセパレータとしても機能し得る固体またはゲル状電解質)と共に交互に積層して成る積層タイプの電極体であってもよい。
続いて、図8A〜Cおよび図9A〜Cを参照しながら上記電極体80を外装ケース50に収容する工程について説明する。まず図8A〜図8Cに示すように電極体80を袋状絶縁フィルム10に挿入する。具体的には図8Aに示すように、袋開口部12が下側となるように袋状絶縁フィルム10を用意し、次いで図8Bに示すように捲回電極体80と袋状絶縁フィルム10との位置合わせを行い、図8Cに示すように袋状絶縁フィルム10を捲回電極体80に被せるようにして挿入する。このとき、袋状絶縁フィルム10のうちの電極体80の側面(扁平面81)に対向する面には間隙充填シート20が予め溶着されているため、上記挿入によって間隙充填シート20と電極体80の側面(扁平面81)との位置合わせを容易に且つ確実に行うことができる。
このように袋状絶縁フィルム10に電極体80を挿入した後、続けて図9A〜図9Cに示すように電極体80を袋状絶縁フィルム10とともに外装ケース本体52に収容する。具体的には図9Aに示すように開口部が下側となるように外装ケース本体52を用意し、次いで図9Bに示すように袋状絶縁フィルム10に挿入された捲回電極体80を蓋体54を下側にして用意し、図9Cに示すように電極体80および袋状絶縁フィルム10の上から外装ケース本体52を被せる。このとき袋状絶縁フィルム10とともに収容された間隙充填部(間隙充填シート20)によって電極体80と外装ケース本体52の内壁面との隙間を塞ぐことができる。本実施形態によれば、上記隙間を塞ぐ作業(間隙充填作業)を、電極体とともに袋状絶縁フィルムを外装ケースに収容するだけで行うことができ、その作業性が良好となる。その後、外装ケース本体52と蓋体54とを接合(典型的には溶接)し、蓋体54に設けられた注液口(図示せず)から電解液を注入し、当該注液口を封止することによって電池100を構築することができる。
本実施形態では非水溶媒に電解質を溶解した非水電解液を注入している。この電解液を構成する非水溶媒としては、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート、ジメチルカーボネート(DMC)、ジエチルカーボネート、エチルメチルカーボネート(EMC)、1,2−ジメトキシエタン、1,2−ジエトキシエタン、テトラヒドロフラン、1,3−ジオキソラン等からなる群から選択された一種または二種以上を用いることができる。本実施例に係る電池では、ジエチルカーボネートとエチレンカーボネートとの混合溶媒(例えば質量比1:1)を用いている。また、この電解液を構成する電解質(支持塩)としては、フッ素を構成元素とする各種リチウム塩から選択される一種または二種以上を用いることができる。例えば、LiPF,LiBF,LiAsF,LiCFSO,LiCSO,LiN(CFSO,LiC(CFSO等からなる群から選択される一種または二種以上を用いることができる。
本実施形態の製造方法によれば、間隙充填部(間隙充填シート)20を備えた袋状絶縁フィルム10を電極体80とともに外装ケース50に収容することによって電極体80と外装ケース本体52の内壁面との隙間を容易に(良好な作業性で)塞ぐことができる。また、袋状絶縁フィルム10に電極体80を挿入する際に、間隙充填部(間隙充填シート)20と電極体80との位置合わせを容易且つ確実に行うことができ、その位置合わせ精度も良好となる。さらに、間隙充填シート20は袋状絶縁フィルム10における電極体80を挿入する袋開口部12側の端辺部分にてスポット溶着されているので、電極体80の挿入時に間隙充填シート20が電極体80に引き摺られて位置ズレすることを防止することができ、該電極体80による引き摺りによって袋状絶縁フィルム10にシワやヨレが発生する事態を回避することができる。また、複数枚の間隙充填シート20は、袋状絶縁フィルム10に接合される前に予め相互に溶着されて一体化されているため、該絶縁フィルムへの搬送および溶着作業が容易となる。
なお、図10に示すように、このようにして製造した電池100を車両70(典型的には自動車、特にハイブリッド自動車、電気自動車、燃料電池自動車のような電動機を備える自動車)の車両搭載用電源として好適に使用することができる。かかる電池100を車両搭載用電源として使用する際には、搭載スペースが制限されることに加えて振動が発生する状態での使用が前提となることから多数の電池100を配列し且つ拘束した状態(即ち各電池を相互に固定した状態)の組電池72が構築される。かかる拘束時には組電池72を構成する個々の電池(単電池)100に相当な荷重が加えられる。本実施形態では外装ケース50の内部の隙間を間隙充填シート20で塞いでいるため、上記相当な荷重によって電池の外形が歪むこと(外装ケースの変形)を防止することができる。
以上、本発明を好適な実施形態により説明してきたが、こうした記述は限定事項ではなく、勿論、種々の改変が可能である。例えば上記実施形態において、間隙充填部は1枚又は複数枚のシート状間隙充填部材を絶縁フィルム(成形後は袋状フィルム)の内面に接合することによって形成されているが、この形態に限られない。例えば、絶縁フィルムにおける間隙充填部形成部分を密閉(シール)可能な二重フィルム構造としておき、当該二重フィルム構造のフィルム間に種々の形状の間隙充填部材(シート状、ゲル状、微粒子状等のフィラー)を充填し且つシールして成る間隙充填部であってもよい。
本実施形態に係る電池の構成を模式的に示す外観斜視図である。 捲回電極体の一例を模式的に示す正面図である。 図1に示す電池の外装ケース内の状態を模式的に示す断面図である。 シート状間隙充填材の一例を模式的に示す図であり、(A)はその正面図、(B)はその側面図である。 (A)および(B)は間隙充填シートを溶着する工程について説明する図である。 (A)および(B)は間隙充填シートとシート状絶縁フィルムとを溶着する工程について説明する図である。 シート状絶縁フィルムを袋状に折り曲げる工程について説明する図である。 袋状絶縁フィルムに電極体を挿入する工程について説明する図である。 袋状絶縁フィルムに電極体を挿入する工程について説明する図である。 袋状絶縁フィルムに電極体を挿入する工程について説明する図である。 外装ケースに電極体を収容する工程について説明する図である。 外装ケースに電極体を収容する工程について説明する図である。 外装ケースに電極体を収容する工程について説明する図である。 本実施形態の電池を備えた車両(自動車)を模式的に示す側面図である。
符号の説明
10 袋状絶縁フィルム
12 袋開口部
15 シート状絶縁フィルム
17、18a、18b、19 シート面
20 間隙充填部(シート状間隙充填部材)
50 外装ケース
52 外装ケース本体
54 蓋体
56 内壁面
62 正極端子
64 負極端子
70 車両
72 組電池
80 捲回電極体
81 扁平面
82 シート状正極
82A 正極活物質層の非形成部分
82B 正極リード端子
83 捲回コア部分
84 シート状負極
84A 負極活物質層の非形成部分
84B 負極リード端子
86 シート状セパレータ
100 電池

Claims (8)

  1. 正極および負極を備える電極体と、当該電極体を収容する外装ケースとを備える電池であって、
    前記外装ケースの内壁面と前記電極体との間には当該外装ケースと電極体とを隔離する絶縁フィルムが配置されており、
    前記絶縁フィルムは前記電極体が挿入される袋状に形成されており、
    前記袋状絶縁フィルムは、前記電極体の側面に対向する面に、前記電極体と前記外装ケースの内壁面との隙間を塞ぐ間隙充填部を備えることを特徴とする、電池。
  2. 前記間隙充填部は、所定の厚みを有するシート状に形成されたシート状間隙充填部材が前記袋状絶縁フィルムのうちの前記電極体の側面に対向する面に1枚若しくは複数枚接合されて構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の電池。
  3. 前記電極体はシート状正極とシート状負極とが捲回されて成る扁平形状の捲回電極体であり、
    前記間隙充填部は前記捲回電極体の扁平面と対向する位置に形成されていることを特徴とする、請求項1または2に記載の電池。
  4. 請求項1〜3のいずれか一つに記載の電池を備える車両。
  5. 正極および負極を備える電極体と当該電極体を収容する外装ケースとを備える電池の製造方法であって、
    前記電極体を袋状に形成された絶縁フィルムに挿入する工程(a)と、
    前記電極体を前記袋状絶縁フィルムとともに前記外装ケースに収容する工程(b)と
    を包含し、
    ここで前記絶縁フィルムは、前記電極体の側面に対向する面に前記電極体と前記外装ケースの内壁面との隙間を塞ぐ間隙充填部を備えており、
    前記工程(b)において前記電極体が前記袋状絶縁フィルムとともに前記外装ケースに収容された際、前記間隙充填部によって該電極体と該外装ケースの内壁面との隙間が塞がれることを特徴とする、電池の製造方法。
  6. 前記間隙充填部は、所定の厚みを有するシート状に形成されたシート状間隙充填部材が前記袋状絶縁フィルムのうちの前記電極体の側面に対向する面に1枚若しくは複数枚接合されて構成されていることを特徴とする、請求項5に記載の製造方法。
  7. 前記シート状間隙充填部材は前記袋状絶縁フィルムにおける前記電極体を挿入する袋開口部側の端辺部分にてスポット溶着されていることを特徴とする、請求項6に記載の製造方法。
  8. 前記シート状間隙充填部材は前記袋状絶縁フィルムのうちの前記電極体の側面に対向する面に複数枚接合されており、
    ここで該複数枚のシート状間隙充填部材は、前記袋状絶縁フィルムに接合される前に予め相互に溶着されて一体化されていることを特徴とする、請求項6または7に記載の製造方法。
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