JP4655554B2 - 蓄電モジュール及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の蓄電ユニットが封止用フィルムに封止されて成るフィルム外装型の蓄電モジュール及びその製造方法に関する。
部品点数の低減による低コスト化や軽量化の観点から、外装体として所謂ラミネートフィルムのような封止用フィルムを用いた蓄電装置(典型的には電池)が利用されている。かかるフィルム外装型の蓄電装置は、所定の形状及び容量の蓄電ユニット(例えば二次電池を構成するセル)を封止用フィルムの接着面側に配置し、該蓄電ユニットを覆うようにして重ね合わせたフィルム同士を加熱や超音波等の手段によって接着することによって製造される。例えば、特許文献1には、フィルム外面を構成するナイロン層(保護層)と、芯材を構成するアルミニウム箔層(ガスや水分を遮断するバリア層)と接着面を構成する熱融着性樹脂層(接着層)とから成る三層構造ラミネートフィルムを外装体として構築されたポリマー電解質電池が記載されている。
かかるフィルム外装型蓄電装置の一形態として、ラミネートフィルム等の外装フィルムの一部に、予め絞り加工等の手段によって蓄電ユニットを収容するための凹部(蓄電ユニットを収容するフィルム接着面側からみた場合をいう。以下同じ。)を形成したものがある。かかる凹部を形成することによって封止用(外装)フィルム間に比較的大きな蓄電ユニット収納空間を形成することができる。このため、蓄電ユニットの容量向上を図ることができる。また、凹部の形成によって、外装フィルムへの蓄電ユニット組み付け作業が容易となり、電池生産効率を向上させることができる。
特に、一の外装フィルム間に複数の蓄電ユニットを一列に(タンデムに並べて収納・配置するタイプのフィルム外装型蓄電装置(以下「蓄電モジュール」という。)を効率よく製造しようとする場合にこのような凹部をフィルムに形成するメリットは大きい。例えば、特許文献2及び特許文献3には、上記特許文献1に記載されるような三層構造ラミネートフィルムに複数の凹部を並べて形成するとともに各凹部に蓄電ユニット(電池構造体即ちセル)を配置して成るフィルム外装型蓄電モジュールが記載されている。
特開2001−126709号公報 特開2004−55153号公報 特開2004−71302号公報
ところで、上記のように一の外装フィルムに複数の凹部を絞り加工等によって形成する場合には、凹部間のスペースをある程度確保する必要がある。加工方法に拘わらず、一般に平坦なフィルムの一部に凹部を形成する際には当該フィルムに深さ(厚さ)方向への延伸によるストレスがかかる。このため、隣接する凹部と凹部の間隔を狭めすぎると当該部分(即ち凹部と凹部の間の部分)のフィルム強度が過度に低下する虞があるからである。
その一方で、高出力の蓄電モジュールを自動車や各種電気製品にできるだけ省スペースで搭載したいという要求が有り、そのためには蓄電モジュールにおける上記凹部間のスペース(間隔)をできるだけ小さく(狭く)することが望まれる。
本発明はかかる要求を充足すべく創出されたものであり、外装フィルムの強度を低下させることなく上記凹部間のスペース(間隔)の狭小化を実現し、省スペース化されたフィルム外装型の蓄電モジュールとその製造方法の提供を目的とする。
本発明によって提供される蓄電モジュールは、重ね合わされた封止用フィルムの接着面同士の間に複数の蓄電ユニットが相互に離隔し且つ一列に配列された状態で封止された蓄電モジュールである。上記封止用フィルムには、前記接着面側からみたときに複数の凹部が形成されている。それぞれの凹部に蓄電ユニットが収容される。複数の凹部は、一列に配列された複数個の蓄電ユニットのうちの奇数番目の蓄電ユニットからなる第1の蓄電ユニット群を収容するために一列に配列された第1の凹部群と、一列に配列された複数個の蓄電ユニットのうちの偶数番目の蓄電ユニットからなる第2の蓄電ユニット群を収容するために一列に配列された第2の凹部群を備えている。前記封止用フィルムの接着面同士を重ね合わせる前の状態において、第1の凹部群と第1の凹部同士を離隔させる間隔の形成範囲と、第2の凹部群と第2の凹部同士を離隔させる間隔の形成範囲が重ならないことを特徴とする。
ここで開示される蓄電モジュールでは、封止用フィルムを重ね合わせると、第1の凹部同士を離隔させる間隔に第2の凹部が入り込み、第2の凹部同士を離隔させる間隔に第1の凹部が入り込む。奇数番目の蓄電ユニットと偶数番目の蓄電ユニットを交互に一列に配列した蓄電モジュールが得られる。重ね合わせる前には、第1の凹部同士を離隔させる間隔を広く取り、第2の凹部同士を離隔させる間隔も広く取っていても、重ね合わせた後には、奇数番目の凹部と偶数番目の凹部の間隔を狭くすることができる。すなわち、絞り加工等によって第1の凹部群を形成する際には、凹部同士の間隔を広く取り、間隔においてフィルム強度が過度に低下することを防止できる。同様に、絞り加工等によって第2の凹部群を形成する際には、凹部同士の間隔を広く取り、間隔においてフィルム強度が過度に低下することを防止できる。それでいながら、封止用フィルム同士を接着して蓄電モジュールを完成した段階では、隣接する凹部間のスペース(間隔)を狭小化し得える。複数の蓄電ユニットを一列に配列した方向の長さが、従来よりもコンパクトになった蓄電モジュールを提供することができる。
また、本発明は、蓄電モジュールを製造する方法を提供する。本発明の製造方法は、重ね合わされた封止用フィルムの接着面同士の間に複数の蓄電ユニットが相互に離隔し且つ一列に配列された状態で封止された蓄電モジュールを製造する方法である。
ここで開示される方法は、一列に配列された複数個の蓄電ユニットのうちの奇数番目の蓄電ユニットからなる第1の蓄電ユニット群を収容するために一列に配列された第1の凹部群と前記第1の凹部同士を離隔させる間隔の形成範囲と、一列に配列された複数個の蓄電ユニットのうちの偶数番目の蓄電ユニットからなる第2の蓄電ユニット群を収容するために一列に配列された第2の凹部群と第2の凹部同士を離間させる間隔の形成範囲が重ならない封止用フィルムを準備する工程と、各々の凹部に一個の蓄電ユニットを収容しながら、蓄電ユニットを収容している凹部の周囲に位置する接着面を、重ね合わせた封止用フィルムの接着面に接着する工程を含む。かかる構成の方法によると上述した本発明に係るコンパクトな蓄電モジュールを製造することができる。
ここで開示される好ましい一つの蓄電モジュールは、重ね合わせる前の封止用フィルムの折目線の一方側に第1の凹部群が配置されており、その折目線の他方側に第2の凹部群が配置されていることを特徴とする。この構成によると、重ね合わせる前の封止用フィルム上において隣接する凹部間のスペースを十分に確保しつつ、重ね合わせた後では隣接する凹部間のスペースを詰めることができ、複数の蓄電ユニットの配列方向の長さをコンパクト化した省スペース蓄電モジュールを提供することができる。また、封止フィルムに折目を設けることで、封止時に生じやすい接着面のずれを防止することができ、封止工程をより簡便にすることができる。
かかる構成の蓄電モジュールの特に好適な他の一態様は、重ね合わせる前の一枚の封止用フィルムが平行に伸びている2本の折目線を備えており、一方の折目線の外側に第1の凹部群が配置されており、他方の折目線の外側に第2の凹部群が配置されていることを特徴とする。
好ましくは、当該1枚の封止用フィルムは、蓄電モジュールの外面を構成する高融点樹脂層と、接着面を構成する低融点樹脂層(熱融着性樹脂層)とを少なくとも有する。
また、ここで開示される蓄電モジュールの好適な他の一態様は、前記複数の蓄電ユニットは、それぞれが正極と負極を備えた電池構造体(セル)であり、該複数の電池構造体は前記配列方向に沿って電気的に直列接続されていることを特徴とする。かかる構成の蓄電モジュールは、コンパクトで高出力の蓄電モジュールであり得る。
以下、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、本明細書において特に言及している内容(例えば凹部の形成位置)以外の技術的事項であって本発明の実施に必要な事項(例えば蓄電ユニットの内容、ラミネートフィルムのような封止用フィルムの接着手段)は、従来技術に基づく当業者の設計事項として把握され得る。本発明は、本明細書によって開示されている技術内容と当該分野における技術常識とに基づいて実施することができる。
本発明の蓄電モジュールは、フィルム外装型の蓄電モジュールであって、上述した本発明に係る特徴を有するものである限り、他の構成要素や製造プロセスの内容に特に制限はない。
例えば、封止用フィルムとしては、この種の蓄電モジュール(例えばフィルム外装型電池)の外装体を構成するものであって適当な凹部を形成し得るものを特に制限なく用いることができる。例えば、リチウム二次電池等の外装体として従来使用されているラミネートフィルムを用いることができる。
好ましくは高融点樹脂(例えばポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリアミド(PA)系樹脂)から構成された外面(保護)層と、金属箔(例えばアルミニウム、スチール)から構成されたバリア層と、熱融着性樹脂(比較的低融点である樹脂、例えばエチレンビニルアセテート、或いはポリエチレン、ポリプロピレン等のオレフィン系樹脂)から構成された接着層との三層構造を有するラミネートフィルムを好適に用いることができる。このような三層構造ラミネートフィルムは、適当な加熱圧着手段(例えばヒートプレス機)を使用することによって、接着層同士を容易に接着(融着)することができる。また、この種のラミネートフィルムは、絞り加工その他の一般的な加工(典型的にはプレス加工)によって容易に凹部を形成することができる。尚、絞り加工等のプレス加工方法自体は従来技法をそのまま適用すればよく、本発明を特徴付けるものではない。典型的には、接着面側からみて蓄電ユニットを収容可能な形状に適合した凹部が所定の方向に沿ってジグザグに点在するように絞り加工等を施せばよい。
ここで開示される蓄電モジュールに搭載される蓄電ユニットは、所定の電力を貯蔵及び放出し得る蓄電要素(エレメント)であれば、特に限定されない。典型的な蓄電ユニットとしては、種々の形態の一次電池(例えばリチウム一次電池)、二次電池(例えばリチウム二次電池、ニッケル水素電池)、若しくはキャパシタ(例えば電気二重層キャパシタ)を挙げることができる。また、蓄電モジュールに搭載される蓄電ユニットの個々の形状やサイズについて特に制限はなく、封止用フィルムの形態や用途に応じて適当な形態及び/又はサイズをとり得る。例えば、リチウム二次電池等で使用されるような、シート形状の正極及び負極をセパレータと共に捲回又は積層して成る電池構造体(セル)は、ここで開示される蓄電モジュールを構成する蓄電ユニットの一典型例である。
ここで開示される蓄電モジュールは、蓄電ユニットの内容に応じて種々の付加的構成要素を備えることができる。例えば、蓄電ユニットとして複数の電池構造体(例えばリチウム二次電池)を採用する場合、種々の性状の電解質(典型的には電解液として電池構造体と共に凹部に収容される。)を有し得る。また、各蓄電ユニットと外部の回路との電気的接続又は蓄電ユニット相互間の電気的接続を行うためのリード線、タブ端子等を有し得る。これら付加的構成要素の有無やその性状は、従来のフィルム外装型蓄電モジュールと同様でよく、本発明を特徴付けるものではないため詳細な説明は省略する。
以下、本発明に関する好適ないくつかの実施例を図面を参照しつつ説明するが、本発明をかかる図面に示すものに限定することを意図したものではない。
先ず、図1〜図4に基づいて第1の実施例に係る蓄電モジュール10を説明する。図1及び図2に示すように、本実施例に係る蓄電モジュール10は、封止用フィルムとしてサイズが概ね400mm×180mmである1枚のラミネートフィルム1を備えている。このラミネートフィルム1は、厚さが概ね15μmであるポリエチレンテレフタレート樹脂製の外面(保護層)1bと、厚さが概ね50μmであるアルミニウム箔から構成されるバリア層(図示せず)と、厚さが概ね50μmであるポリプロピレン樹脂から構成される接着面1aとから構成されている。そして、図1に示すように、この三層構造ラミネートフィルム1の接着面1a側には、フィルム長手方向(即ち図中において符号3で示す点線の延伸方向)に沿ってジグザグに平底形状の凹部2a,2b,2c,2dが計4つ形成されている。これら凹部2a〜2dの容積(内部スペース)は、後述する蓄電ユニット(電池構造体)4a,4b,4c,4dが収容されるのに適当なサイズに設定されている。
図2に示すように、本実施例に係る蓄電モジュール10は、蓄電ユニットとして計4つの電池構造体(セル)4a,4b,4c,4dを備える。これら電池構造体4a〜4dは、リチウム二次電池を構成する図示しない正極シート(正極)及び負極シート(負極)をセパレータシートと共に積層し更に捲回して作製された捲回型電池構造体である。そして、図示されるように、これら4つの電池構造体4a〜4dは、フィルム1の接着面1a上にタンデムに配列されると共に、各電池構造体4a〜4dの正極又は負極と電気的に接続された連結用端子8b,8c,8dによって電気的に直列接続されて状態を構成している。また、当該電気的に直列に接続された電池構造体4a〜4d(以下「直列電池構造体4」と略称する。)の両端には、直列電池構造体4全体における外部正極端子(アルミニウム端子)8a及び外部負極端子(銅端子)8eを備えている。なお、図示しないが、連結用端子8b,8c,8dは、各電池構造体4a〜4dの正極に接続されるアルミニウム端子と各電池構造体4a〜4dの負極に接続される銅端子とを溶接して一体化した部材である。即ち各連結用端子8b,8c,8dの正極側(端子の長手方向の概ね半分)はアルミニウムで構成されており、負極側(端子の長手方向の概ね半分)は銅で構成されている。
なお、本実施例に係る正極シートは長尺状の正極集電体の上にリチウム二次電池用正極活物質層が付与されて形成されている。正極集電体にはアルミニウム箔等の金属箔が好適に使用される。正極活物質は従来からリチウム二次電池に用いられる物質の一種又は二種以上を特に限定することなく使用することができる。好適例として、LiMn、LiCoO、LiNiO等を挙げることができる。
他方、本実施例に係る負極シートは長尺状の負極集電体の上にリチウム二次電池用負極活物質層が付与されて形成されている。負極集電体には銅箔等の金属箔が好適に使用される。負極活物質は従来からリチウム二次電池に用いられる物質の一種又は二種以上を特に限定することなく使用することができる。好適例として、グラファイトカーボン、アモルファスカーボン等の炭素系材料、リチウム含有遷移金属酸化物や遷移金属窒化物等を挙げることができる。また、正負極シート間に使用される好適なセパレータシートとしては多孔質オレフィン系樹脂で構成されたものが挙げられる。
上記構成の本実施例に係る蓄電モジュール10は典型的には以下のようにして製造することができる。即ち、図2に示すように、フィルム長手方向に沿って直列電池構造体4を配置する。このとき、外部正極端子8aと外部負極端子8eがそれぞれフィルム1の端から外部に露出するように突出し、且つ、各凹部2a〜2dの位置と対応する各蓄電ユニット4a〜4dの位置が合わさるようにして直列電池構造体4をフィルム接着面1a上に配置する。
そして、ラミネートフィルム1が長手方向に二分されるように(即ち図示される折目線3に沿って)、当該フィルム1の半面を接着面1a側に折り返す。これによって、図3及び図4に示すように、個々の蓄電ユニット4a〜4dが対応する各凹部2a〜2dに填め込まれた(収容された)状態でフィルム1の接着面1a同士を重ね合わせることができる。
次いで、一般的な加熱手段(例えばヒートプレス機)によって接着面1a同士を熱融着させる。これによって、タンデムに配列された状態の複数の蓄電ユニット4a〜4d(即ち直列電池構造体4)が凹部2a〜2d内に収容された状態でフィルム1間に封止される。また、金属箔から成る連結用端子8b,8c,8dの厚みは実質的に無視し得るため、これら連結用端子8b,8c,8dは重ね合わされた接着面1a間に封止することができる。
本実施例においては、フィルム1の外縁から各凹部2a〜2dに連通する図示しない電解質注入路を確保しつつ、当該部分以外の接着面1a同士を先ず熱融着させる。そして、フィルム1外縁に設けられた図示しない電解質注入路の開口部分(即ち注入口)から各凹部2a〜2d内に所定のリチウム二次電池用電解質を注入する。電解質の注入後、電解質注入路の部分を熱融着等によって閉塞することによって、各蓄電ユニット(電池構造体)及び電解質の封止(密閉)が完了する。かかる電解質注入路の形成及び電解質注入プロセスは、従来のフィルム外装型リチウム二次電池の製造で行われている手法と同様でよく、本発明を特徴付けるものではない。
なお、ここで注入される電解質は従来からリチウム二次電池の電解質として使用されるものであれば特に制限なく使用し得、本発明を特徴付けるものではない。典型的には液状(例えば非水電解液)或いは典型的にはゲル状であるポリマー電解質を用いる。例えば、ジエチルカーボネート(DEC)とエチレンカーボネート(EC)の混合溶媒(例えばDEC:ECが7:3の質量比である混合溶媒)にリチウム塩として1mol/LのLiPFを溶解した非水電解液を好適に使用することができる。
以上の工程によって、図3及び図4に模式的に示すように、上記三層構造ラミネートフィルム1のポリエチレンテレフタレート樹脂製保護層1bを外面とし、内部(凹部)に蓄電ユニット(電池構造体)4a〜4dが封止された蓄電モジュール(ここではフィルム外装型リチウム二次電池)10を製造することができる。なお、図4に示すように、本実施例に係る蓄電モジュール10の外形上の特徴の一つとして、接着面1a側からみたときの凹部(蓄電ユニット収納部)2a〜dの裏側(背面)に相当する凸部7が、封止用ラミネートフィルム1の外面1bの一方の面側と他方の面側とに交互に現れることが挙げられる。
上記構成の本実施例に係る蓄電モジュール10では、凹部2a〜2dが蓄電ユニット4a〜4dのタンデム配列方向に沿ってジグザグに配置されることにより、図1に示すように、隣接する二つの凹部間のスペース(即ち図1中の符号d2で示す距離)を比較的大きく確保することができる。このため、絞り加工等によってフィルム1に凹部2a〜2dを形成する際のフィルム深さ(厚さ)方向への延伸によるストレスが当該スペース部分で緩和され、当該部分(即ち凹部間)におけるフィルム強度の低下を防止することができる。その一方で、蓄電モジュール10の構築(完成)後における蓄電ユニット4a〜4dタンデム配列方向への凹部間のスペース(即ち図1中の符号d1で示す距離)をフィルム強度に影響を与えない範囲内で可能な限り小さくすることができる。このため、蓄電モジュール10の蓄電ユニット配列方向(ここでは長手方向)のサイズを小さくし得、省スペース化を実現することができる。また、蓄電ユニット4a〜4d間のスペースを縮小し得る分だけフィルムのサイズを小さくし得る結果、生産コスト(特にフィルムに要する費用)を削減することができる。
本実施例では、1枚の封止用ラミネートフィルム1を折目線3に沿って折り返すことにより、接着面1a同士を重ね合わせる際に生じ易いずれを防止することができる。このため、効率よく精度の高い蓄電モジュール10を製造することができる。
次に、図5〜図6に基づいて第2の実施例に係る蓄電モジュール20を説明する。本実施例に係る蓄電モジュール20は、第1実施例に係る蓄電モジュール10と同じ構成の計4つの電池構造体(セル)4a,4b,4c,4dを蓄電ユニットとして備えて成るフィルム外装型のリチウム二次電池である。
なお、本実施例に係る蓄電モジュール20を構成するいくつかの部材のうちで、先に説明した第1実施例に係る蓄電モジュール10が有するものと同一の構成部材については、図中において同一の符号を付して示しており、重複した説明は省略する。
即ち、本実施例において使用する三層構造ラミネートフィルム11は、図5に示すように、電池構造体4a〜4d(直列電池構造体4)を配置する部分をコア15とし、該コア15から電池構造体4a〜4dのタンデム配列方向とは直交する両サイド方向に、計4つの張出し部16a,16b,16c,16dが形成されている。図示されるように、張出し部16a〜16dは、電池構造体配列方向に沿ってコア部分15を挟んでジグザグに形成されている。また、これら張出し部16a〜16dの所定の部位には、それぞれ、蓄電ユニット4a〜4dが収容されるのに適当なサイズの凹部(蓄電ユニット収容部)12a,12b,12c,12dが形成されている。
以上の構成により、図5に示すように、フィルム接着面11a側のコア部分15に電池構造体4a〜4d(直列電池構造体4)をタンデムに配置するとともに各張出し部16a〜16dを折目線13に沿ってコア15方向に折り曲げることによって、各凹部12a〜12d内に各電池構造体4a〜4dを収容する。そして、凹部12a〜12d周囲の接着面11a同士を熱融着させることによって各電池構造体4a〜4d(即ち直列電池構造体4)をフィルム11間に封止することができる。なお、完全に封止する前に電解質を各凹部12a〜12dに注入することは、第1実施例と同様である。
以上のようにして製造される本実施例に係る蓄電モジュール20では、図6に示すように、接着面11a側からみたときの凹部(蓄電ユニット収納部)12a〜12dの裏側(背面)に相当する凸部17が、封止用ラミネートフィルム11の外面11bの一方の面側のみに現れる。
上記構成の本実施例に係る蓄電モジュール20についても、第1実施例と同様、凹部12a〜12dが蓄電ユニット4a〜4dのタンデム配列方向に沿ってジグザグに配置される。従って、隣接する二つの凹部間のスペースを比較的大きく確保し、当該部分のフィルム強度の低下を防止することができる。その一方で、蓄電モジュール20の構築(完成)後における蓄電ユニット4a〜4dタンデム配列方向への凹部間のスペースをフィルム強度に影響を与えない範囲内で可能な限り小さくすることができる。このため、蓄電モジュール20の蓄電ユニット配列方向の省スペース化を実現することができる。
<試験例1:封止用フィルムにおける凹部限界深さの評価>
本発明の優位性を確認すべく、以下のようにしてラミネートフィルムに形成し得る凹部の限界深さ(A(図1参照):mm)と凹部間の距離(d:mm)(以下「ピッチ」ともいう。)との関係を調べた。
すなわち、第1実施例で使用した三層構造ラミネートフィルムを材料とし、絞り加工によって上記実施例と同様に、所定の方向(即ち蓄電ユニットのタンデム配列方向)に沿ってジグザグに凹部を形成した。このとき、隣接する凹部間の該所定方向(蓄電ユニット配列方向)におけるピッチd(即ち図1中の符号d1で示す距離)を0〜15mmの範囲で変化させると共に、各ピッチにおける凹部限界深さ(mm)を調べた。即ち、各ピッチにおいて種々の深さの凹部をジグザグに形成し、当該凹部間のフィルム部分において亀裂等の不具合が生じなかった最大凹部深さをここでいう凹部限界深さとした。また、比較試験として同様の三層構造ラミネートフィルムを材料にし、絞り加工によって所定の方向(即ち蓄電ユニットのタンデム配列方向)に沿って直列に凹部を形成した場合の各ピッチにおける凹部限界深さを調べた。
結果を図7に示す。図中の三角で示すプロットは凹部をジグザグに形成した場合のピッチと凹部限界深さの結果を示し、菱形で示すプロットは凹部を直列に形成した場合のピッチと凹部限界深さの結果を示す。図7から明らかなように、凹部をジグザグに形成することによって、フィルム強度を低下させることなくピッチを著しく狭小化し得ることが認められた。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。例えば上記実施例では本発明をリチウム二次電池に適用した例を説明したが、本発明に係る蓄電モジュールはリチウム二次電池に限定されない。例えば、蓄電ユニットはリチウム二次電池以外の一次電池又は二次電池(セル)でもよく、或いは電気二重層キャパシタ等の物理電池を構成するものであってもよい。
本明細書又は図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書又は図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
一実施例に係る蓄電モジュールを構成する封止用フィルムを模式的に示す平面図である。 一実施例に係る蓄電モジュールを構成する封止用フィルムの接着面上に複数の蓄電ユニットをタンデムに配列した状態を示す平面図である。 一実施例に係る蓄電モジュールの外観を模式的に示す平面図である。 一実施例に係る蓄電モジュールの外観を模式的に示す側面図である。 一実施例に係る蓄電モジュールを構成する封止用フィルムの接着面上に複数の蓄電ユニットをタンデムに配列した状態を示す平面図である。 一実施例に係る蓄電モジュールの外観を模式的に示す側面図である。 ピッチdと凹部限界深さAとの関係を示すグラフであり、横軸はピッチ(mm)、縦軸は凹部限界深さ(mm)である。
符号の説明
1,11 封止用ラミネートフィルム
1a,11a 接着面
2a,2b,2c,2d,12a,12b,12c,12d 凹部
3,13 折目線
4 直列電池構造体
4a,4b,4c,4d 蓄電ユニット(電池構造体)
10,20 蓄電モジュール(リチウム二次電池)

Claims (5)

  1. 重ね合わされた封止用フィルムの接着面同士の間に、複数の蓄電ユニットが相互に離隔し且つ一列に配列された状態で封止された蓄電モジュールであって、
    前記封止用フィルムには、前記接着面側からみて複数の凹部が前記蓄電ユニットをそれぞれ収容するために形成されており、
    複数の凹部は、一列に配列された複数個の蓄電ユニットのうちの奇数番目の蓄電ユニットからなる第1の蓄電ユニット群を収容するために一列に配列された第1の凹部群と、一列に配列された複数個の蓄電ユニットのうちの偶数番目の蓄電ユニットからなる第2の蓄電ユニット群を収容するために一列に配列された第2の凹部群を備えており、前記封止用フィルムの接着面同士を重ね合わせる前の状態において、前記第1の凹部群と前記第1の凹部同士を離隔させる間隔の形成範囲と、前記第2の凹部群と前記第2の凹部同士を離隔させる間隔の形成範囲が、重ならないことを特徴とする、蓄電モジュール。
  2. 重ね合わせる前の封止用フィルムの折目線の一方側に前記第1の凹部群が配置されており、前記折目線の他方側に前記第2の凹部群が配置されていることを特徴とする請求項1に記載の蓄電モジュール。
  3. 重ね合わせる前の封止用フィルムが、平行に伸びている2本の折目線を備えており、
    一方の折目線の外側に、前記第1の凹部群が配置されており、他方の折目線の外側に前記第2の凹部群が配置されていることを特徴とする請求項1に記載の蓄電モジュール。
  4. 前記複数の蓄電ユニットは、それぞれが正極と負極を備えた電池構造体であり、該複数の電池構造体は前記配列方向に沿って電気的に直列接続されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかの1項に記載の蓄電モジュール。
  5. 重ね合わされた封止用フィルムの接着面同士の間に、複数の蓄電ユニットが相互に離隔し且つ一列に配列された状態で封止された蓄電モジュールを製造する方法であって、
    一列に配列された複数個の蓄電ユニットのうちの奇数番目の蓄電ユニットからなる第1の蓄電ユニット群を収容するために一列に配列された第1の凹部群と前記第1の凹部同士を離隔させる間隔の形成範囲と、一列に配列された複数個の蓄電ユニットのうちの偶数番目の蓄電ユニットからなる第2の蓄電ユニット群を収容するために一列に配列された第2の凹部群と第2の凹部同士を離間させる間隔の形成範囲が、重ならない封止用フィルムを準備する工程と、
    各々の凹部に一個の蓄電ユニットを収容しながら、蓄電ユニットを収容している凹部の周囲に位置する接着面を、重ね合わせた封止用フィルムの接着面に接着する工程とを包含する方法。
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