JP5417241B2 - 角形リチウムイオン二次電池および角形リチウムイオン二次電池の製造方法 - Google Patents

角形リチウムイオン二次電池および角形リチウムイオン二次電池の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5417241B2
JP5417241B2 JP2010085117A JP2010085117A JP5417241B2 JP 5417241 B2 JP5417241 B2 JP 5417241B2 JP 2010085117 A JP2010085117 A JP 2010085117A JP 2010085117 A JP2010085117 A JP 2010085117A JP 5417241 B2 JP5417241 B2 JP 5417241B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
positive electrode
active material
material mixture
side edge
negative electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010085117A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011216403A (ja
Inventor
博志 柏野
昭二 西原
賢二 原
賢治 中井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Vehicle Energy Japan Inc
Original Assignee
Hitachi Vehicle Energy Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Vehicle Energy Ltd filed Critical Hitachi Vehicle Energy Ltd
Priority to JP2010085117A priority Critical patent/JP5417241B2/ja
Publication of JP2011216403A publication Critical patent/JP2011216403A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5417241B2 publication Critical patent/JP5417241B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

Landscapes

  • Cell Separators (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)
  • Connection Of Batteries Or Terminals (AREA)
  • Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)

Description

本発明は角形リチウムイオン二次電池に関する。
従来、再充電可能な二次電池の分野では、鉛電池、ニッケル−カドミウム電池、ニッケル−水素電池等の水溶液系電池が主流であった。しかしながら、電気機器の小型化、軽量化が進むにつれ、高エネルギー密度を有するリチウム二次電池が着目され、その研究、開発及び商品化が急速に進められた。結果として、現在では、携帯電話やノートパソコン向けに小型民生用リチウム二次電池が広く普及している。
一方、地球温暖化や枯渇燃料の問題から電気自動車(EV)や駆動の一部を電気モーターで補助するハイブリッド電気自動車(HEV)が各自動車メーカーで開発され、その電源として高容量で高出力な二次電池が求められるようになってきた。
このような要求に合致する電源としても、高電圧を有する非水溶液系のリチウム二次電池が注目されており、特に、角形リチウムイオン二次電池はパック化した際の体積効率が優れているため、HEV用あるいはEV用として角形リチウムイオン二次電池の開発への期待が高まっている。
HEV用あるいはEV用角形リチウムイオン二次電池は、小型民生用リチウム二次電池に比べて大きな電流(負荷)が求められており、電流を効率よく取り出すために電極の形状が小型民生用リチウム二次電池とは異なっている。
HEV用あるいはEV用として角形リチウムイオン二次電池は、金属箔の両面に活物質合剤層を形成した正極電極および負極電極と、正、負電極を絶縁するセパレータとを捲回して扁平形捲回電極群を構成している。
正極電極、負極電極には、それぞれ、幅方向(捲回軸方向)の一側縁に沿って、活物質合剤層が塗布されていない金属露出部が形成されており、各金属露出部には集電体が溶接されている。
扁平形捲回電極群をこのような形状にすることで、効率よく電流を取り出すことができる。
角形リチウムイオン二次電池を含め、リチウムイオン電池は、正極活物質合剤層から供給されるリチウムイオンを全て受け入れるために、負極活物質合剤層の幅は、正極活物質合剤層の幅よりも広く形成され、負極活物質合剤層と正極金属露出部とが対向する部分が必ず存在し、短絡事故に対する充分な配慮が必要である。
短絡の原因としては、製造工程で発生する金属粉や脱落した活物質粉の混入、あるいはリチウムデンドライト形成が挙げられる。
短絡防止のために、特許文献1記載のリチウムイオン二次電池は、正極金属露出部が幅方向両側縁に沿って形成されており、負極金属露出部に対向する正極金属露出部には絶縁層が形成されている。
特開2009−37833号公報
特許文献1の対策では、負極金属露出部の溶接時に発生する金属粉による短絡が防止されるが、正極金属露出部については全く効果がない。
(1)請求項1による角形リチウムイオン二次電池は、金属箔の両面に活物質合剤層を形成した正極板および負極板と、該正極板および負極板を絶縁するセパレータとを重ねて扁平形状に捲回した扁平形捲回電極群と、前記正極板および負極板にそれぞれ接続された正負極集電体とを備え、前記正極板には、前記扁平形捲回電極群の捲回軸方向の一側縁に沿って前記活物質合剤層が形成されていない金属露出部が設けられ、前記負極板には、前記正極板の金属露出部とは反対側の側縁に沿って、前記活物質合剤層が形成されていない金属露出部が設けられ、前記集電体は、前記金属露出部を束ねた状態で、前記正極板、負極板に溶接された角形リチウムイオン二次電池において、前記負極活物質合剤層と対向する前記正極金属露出部には絶縁層が形成され、前記絶縁層の厚さは前記正極活物質合剤層の厚さ以下であり、前記絶縁層の側縁が前記負極活物質合剤層の側縁を越えて突出し、前記絶縁層の側縁が前記セパレータの側縁から突出し、かつ、前記絶縁層の側縁が前記セパレータの側縁から突出する量が2mm以下であり、前記セパレータの側縁は、前記正極活物質合剤層の側縁および前記負極活物質合剤層の側縁よりも突出していることを特徴とする。
(2)請求項2による角形リチウムイオン二次電池は、正極金属箔の両面において、前記正極金属箔が露出する正極金属露出部が一側縁に設けられるように正極活物質合剤層を形成した正極板と、負極金属箔の両面において、前記負極金属箔が露出する負極金属露出部が一側縁に設けられ、かつ前記正極活物質合剤層が全て対向するように負極活物質合剤層を形成した負極板とをセパレータで絶縁しつつ積層して成る発電要素と、前記積層されている正極板の前記正極金属露出部を一体化して集電する正極集電体と、前記積層されている負極板の前記負極金属露出部を一体化して集電する負極集電体と備え、前記正極板の両面において、前記正極活物質合剤層と前記正極金属露出部との境界に帯状に絶縁層を形成し、前記セパレータの側縁は、前記正極活物質合剤層の側縁および前記負極活物質合剤層の側縁よりも突出しており、前記絶縁層の側縁が前記負極活物質合剤層の側縁を越えて突出し、前記絶縁層の側縁が前記セパレータの側縁から突出し、前記絶縁層の側縁が前記セパレータの側縁から突出する量は2mm以下であることを特徴とする。
(3)上記(2)のリチウムイオン二次電池では、絶縁層を、正極板の両面において、負極活物質合剤層が正極活物質合剤層からはみ出す領域と対向する正極金属露出部の領域に形成するとさらに絶縁性能が向上する。
)上記(2)()のリチウムイオン二次電池では、正極活物質合剤層および絶縁層の厚みを等しくすることが好ましい。
)本発明による角形リチウムイオン二次電池の製造方法は、ホットメルトコーティング方式によって絶縁性樹脂を前記正極金属箔の表裏面に塗布して前記絶縁層を形成する工程を含むことを特徴とする。
)このような製造方法にあっては、前記正極活物質合剤層および前記絶縁層をプレスによって一定の厚みにする工程を含めるのが好ましい。
本発明によれば、負極活物質合剤層と正極金属露出部(正極未塗工部)との短絡を防止することができる。
実施の形態の角形電池の外観を示す斜視図。 図1の角形電池の分解斜視図。 図1の扁平形捲回電極群を示す斜視図。 本発明による角形リチウムイオン二次電池の実施の形態における正極板、負極板、セパレータの関係を示す平面図。 図4の正極板の絶縁層の作製方法を示す縦断面図。 図5のVI矢視拡大図。 図4のVII方向から見た正極板を示す拡大断面図。 実施の形態の正極板接続前の扁平形捲回電極群を示す断面図。 実施の形態の正極板接続後の扁平形捲回電極群を示す断面図。 正極活物質合剤層、負極活物質合剤層および絶縁層の各側縁間の位置関係を示す拡大断面図。 同実施の形態の実施例と比較例の評価結果を示す表。
図1〜図11を参照して、本発明による角形リチウムイオン二次電池の実施形態を説明する。
[角形電池の説明]
図1および図2において、角形電池20は、電池容器13内に絶縁シート12を介して扁平形捲回電極群120(図3参照)を収納して構成される。電池容器13の矩形開口は、矩形形状の電池蓋9を電池容器13にレーザ溶接して封止されている。電池蓋9には、正極外部端子8と、負極外部端子7とが設けられている。外部端子7,8を介して外部負荷に電力が供給され、あるいは、外部端子7,8を介して外部発電電力が捲回電極群120に充電される。
電池蓋9には、電池容器13内に電解液を注入する注液口11が穿設され、注液口11は、電解液注入後に注液栓19によって封止されている。電池蓋9にはガス排出弁10も設けられている。電池容器内の圧力が上昇すると、ガス排出弁10が開いて内部からガスが排出され、電池容器内の圧力が低減される。
捲回電極群120は、図3に示すように、正負極板122,124をセパレータ121を介在させつつ扁平状に捲回して成る。正負極板122,124は正負極集電箔AF,CF上に活物質が塗布された活物質合剤層123,125を形成したものであり、その幅方向(捲回方向に直交する方向)の両端部には、活物質合剤を塗布しない未塗工部122A,124Aがそれぞれ設けられている。集電箔が露出する未塗工部122A,124Aには集電体6,5が電気的に接続され、集電体6,5は、正負極外部端子8,7に接続されている。集電体6,5と外部端子8,7は、図示しない絶縁材によって電池蓋9と電気的に絶縁されている。また、電池蓋9の貫通孔には図示しないシール材が設けられ、電池容器からの液漏れを防止している。
電池容器13、電池蓋9は、共にアルミニウム合金で製作されている。正極側の集電体6、外部端子8はアルミニウム合金で製作され、負極側の集電体5、外部端子7は銅合金で製作されている。
[捲回電極群]
捲回電極群120について、図3および図4を参照してさらに説明する。
図3に示すように、捲回電極群120は、セパレータ121を挟んで正極板122と負極板124とを図示しない軸芯の周りに扁平形状に捲回して構成されている。正極板122はアルミニウム箔もしくはアルミニウム合金箔を基材としている。負極板124は銅箔もしくは銅合金箔を基材としている。また、セパレータ121は多孔質のポリエチレン樹脂である。
捲回に際して、セパレータ121が複数回捲回されて軸芯が形成され、この軸芯の周りに、正極板122、負極板124、セパレータ121ともに、長さ方向に所定の荷重をかけて伸展しつつ、正負極板の端面およびセパレータ121の側縁が一定位置になるように蛇行制御する。
正極板122の基材であるアルミニウム箔AFの両面には、正極活物質が塗布された正極活物質合剤層123が設けられている。負極板124の基材である銅箔CFの両面には、負極活物質が塗布された負極活物質合剤層125が設けられている。捲回電極群120の正極板122の長手方向に延在する一側縁には、正極活物質が塗布されていない、アルミニウム箔AFが露出した正極金属露出部(未塗工部あるいは正極リードとも呼ぶ)122Aが連続して設けられている。負極板124の長手方向に延在する他側縁には、負極活物質が塗布されてない、銅箔CFが露出した負極金属露出部(未塗工部あるいは負極リードとも呼ぶ)124Aが連続して設けられている。正負極板122,124は、後述するように、正負極金属露出部122A,124Aにおいて、正負極集電体6,5にそれぞれ接続される。
―正極板―
正極活物質合剤層123は、リチウム含有複酸化物粉末と、導電材として鱗片状黒鉛と、結着剤としてポリフッ化ビニリデン(PVDF)とを重量比85:10:5で混合し、これに分散溶媒のN−メチルピロリドン(NMP)を添加、混練したスラリを、厚さ20μmのアルミニウム箔の両面に塗布、乾燥プレスして形成した。
本発明の角形リチウムイオン二次電池は、両極板間の絶縁性をさらに確実にすることを目的とし、次に説明する絶縁性樹脂層を設けている。
―絶縁性樹脂層―
正極板122には、正極金属露出部122Aと正極活物質合剤層123との境界に絶縁層122Bが形成されている。絶縁層122Bは、絶縁性樹脂をホットメルトコーティング方式によって塗布して形成することができる。絶縁層122Bを樹脂層とも呼ぶ。
絶縁性樹脂は、後述する電解液によって劣化しない熱可塑性樹脂が用いられる。また、捲回電極群120の捲回工程には、真空中での加熱乾燥工程が含まれるため、絶縁性樹脂は、その加熱温度(例えば120度)より高い軟化温度を有する素材が用いられる。このような樹脂としては、ポリエステル樹脂、ポリオレフィン樹脂、エチレン共重合樹脂などが挙げられる。
図5および図6は、絶縁性樹脂層122Bの形成工程を説明する図である。なお、図6は図5のVI方向から見た図である。図5に示すように、アルミニウム箔AFを矢印の搬送方向に搬送しつつ、図6にも示すように、正極活物質合剤層123の側縁123Sに沿って、溶解したホットメルト樹脂をメルトガン301からアルミニウム箔AF上に塗布する。塗布された樹脂を、プレス冶具302を用いて120℃の温度でプレスする。その結果、図6に示すように、絶縁層122Bは、正極活物質合剤層123の側縁123Sに重なるように、かつ正極活物質合剤層123と同じ厚みに形成される。
このように正極活物質合剤層123および絶縁層122Bが形成された長尺のアルミニウム箔を裁断することにより、捲回電極群120の正極板122が製造される。
絶縁層122Bが正極活物質合剤層123と同じ厚さに形成されたことにより、捲回電極群120の捲回工程において、正極板122は負極板124、セパレータ121とともに隙間なく、換言すると密着して捲回される。
なお、充分な絶縁性能が得られる範囲で、絶縁層122Bを正極活物質合剤層123よりも薄くすることも当然可能である。
―負極板―
負極活物質合剤層125は、非晶質炭素粉末、結着剤としてPVDFを添加し、これに分散溶媒のNMPを添加、混練したスラリを、厚さ10μmの圧延銅箔CFの両面に塗布し、乾燥プレスして形成した。負極活物質合剤層125が形成された圧延銅箔は、その後裁断され、捲回電極群120の負極板124が製造される。
なお、負極活物質合剤層125は正極活物質合剤層123より捲回軸と直交する方向に幅が大きく、正極活物質合剤層123の全ての領域は負極活物質合剤層125と対向する。また、セパレータ121は、正極活物質合剤層123の側縁123S(図10参照)および負極活物質合剤層125の側縁125S(図10参照)よりも突出されて両極板同士の絶縁を確実にしている。
図7および図8に示すように、正極金属露出部122Aは、捲回電極群120の一端部から所定長さWで突出している。正極金属露出部122Aは、正極活物質が塗布されていない未塗工部である。捲回電極群120の一端部から突出する複数枚の正極金属露出部122Aは、図9に示すように、束ねつつ圧縮されて正極集電体6に溶接される。すなわち、正極金属露出部122Aの積層体は集電体6とともに一体化される。負極金属露出部124Aも同様である。
図9および図10を参照して、絶縁層122Bの作用効果について説明する。
図10は、セパレータ121で絶縁されて積層された正極板122と負極板124について正極金属露出部122Aの周辺を示す拡大図である。図10に示すように、絶縁層122Bの側縁122BSは、正極活物質合剤層123に対向する負極活物質合剤層125の側縁125Sに対向する位置を越えて形成され、正極板122と負極板124との短絡が防止されている。
絶縁層122Bの側縁122BSが負極活物質合剤層125の側縁125Sを越えて外側に突出する長さを突出量P1、絶縁層122Bの側縁122BSがセパレータ121の側縁121Sを越えて外側に突出する長さを突出量P2として、絶縁層122の作用効果について詳細に説明する。
突出量P1≦0では、換言すると、絶縁層122Bの側縁122BSが負極活物質合剤層125の側縁125Sを越えていないときは、絶縁層122Bによる充分な絶縁性能が期待できない。そこで、本実施形態の捲回電極群120では、突出量P>0とする。しかしながら、突出量P2が過剰になると、正極金属露出部122Aを束ねる際に、複数枚の正極金属露出部122Aを一体化するための部分BP(図9)を確保するため、正極金属露出部122Aの幅W(図7および図8参照)が大きくなる。
このような条件の下、本実施形態では、捲回電極群120の寸法精度、絶縁層122Bによる短絡防止性能を考慮し、P1≧0、P2≦2mmとした。
なお、絶縁層122Bの幅、すなわち正極活物質合剤層123の側縁123Sと絶縁層122Bの側縁122BSの距離をIWとすると、その値(幅IW)が大きいと電池20の容積が大となり、電池のエネルギー密度、効率が低下する。
負極集電体5と負極金属露出部124Aとの接続方法も、正極集電体6と正極金属露出部122Aとの接続方法と同様である。
図2に示すように、以上のように構成された捲回電極群120を、ガス排出弁10、注液孔11が設けられた電池蓋9に組み付け電池蓋組み立て品を構成する。電池蓋9には、正極外部端子8、負極外部端子7があらかじめ装着され、正極外部端子8と正極集電体6、負極外部端子7と負極集電体5は、それぞれ電気的に接続されている。捲回電極群120は絶縁袋12に収容された後に、角形電池容器13内に挿入される。
次に、捲回電極群120全体を浸潤可能な所定量の非水電解液を角形電池容器13内に注液孔11より注入した後、注液孔11を密閉することにより角形リチウム電池20が完成する(図1)。
非水電解液には、例えば、エチレンカーボネートとジメチルカーボネートとを体積比で1:2の割合で混合した混合溶液中へ六フッ化リン酸リチウム(LiPF)を1モル/リットルの濃度で溶解したものが使用される。
以上説明した角形リチウムイオン二次電池は以下のような製造工程によって製造することができる。
すなわち、リチウムイオン二次電池の製造方法は、正極板122の製造工程と、負極板124の製造工程と、正極板122と負極板124をセパレータ121を介して捲回して扁平形状に捲回電極群120を形成する工程とを含み、正極板122の製造工程は、ホットメルトコーティング方式によって絶縁性樹脂を正極金属箔AFの表裏面に塗布して絶縁層122Bを形成する工程を含む。また、正極板122の製造工程は、正極活物質合剤層123および絶縁層122Bをプレスによって一定の厚みにする工程を含む。
次に、本実施の形態に従って作製した角形リチウム電池20の実施例について説明する。なお、比較のために作製した比較例の電池についても併記する。
[実施例1]
本実施例1では、ヘンケルジャパン株式会社製ホットメルト剤ZM-105T(商号)を170℃で溶解した樹脂を、メルトガン301から正極金属露出部122Aに2mmの幅で塗工した後、プレス冶具302を用いて120℃の温度でプレスを行った(図5および図6)。なお、正極活物質は上述と同一の素材を用いた。
アルミニウム箔AF上に帯状に形成した正極活物質合剤層123の側縁位置とメルトガン301による樹脂塗布位置との位置関係、および、プレス治具302による加圧力を調整し、絶縁層122Bが、図7に示すように、正極活物質合剤層123の側縁123Sに重なるように形成され、かつ、絶縁層122Bの厚みが正極活物質合剤層123と同じとなるようにした。その後、長尺の正極板122を適宜の長さに裁断することにより、正極活物質合剤層123が配された部分の幅が80mm、絶縁層122Bの幅IWが3mm、正極金属露出部122Aの幅が12mm、厚さが130μm、長さが4mの正極板122を得た。
負極活物質合剤層125は、負極活物質として非晶質炭素粉末、結着剤としてPVDFを添加し、これに分散溶媒のNMPを添加、混練したスラリを、厚さ10μmの圧延銅箔の両面に塗布して形成した。その後、乾燥プレス、裁断することにより負極活物質合剤層125が配された部分の幅が84mm、負極金属露出部124Aの幅が13mm、長さが4.4mの所定の厚さ、所定の密着強度とした負極板124を得た。
作製した正極板122と負極板124とを、これら両極が直接接触しないように幅88mm、厚さ30μmのポリエチレン製微多孔性セパレータ121と共に捲回して捲回電極群120を得た。この時、絶縁層122Bの端縁122BSは負極活物質合剤層125の端縁125Sよりも外側に配置され、突出量P2=1mmとした。
このように形成された捲回電極群120を用いて実施例1の角形リチウム電池20を作製した。
[比較例1]
絶縁層122Bを幅0.5mmで正極活物質合剤層123の側縁123Sに沿って塗工した後、プレス冶具302を用いて、120℃の温度でプレスを行い、図6に示すように、正極活物質合剤層123と重なるように配置し、また正極活物質合剤層123全体と同じ厚みとした。その後、裁断することにより正極活物質合剤層123が形成された部分の幅が80mm、絶縁層122Bの幅IWが1mm、正極金属露出部122Aの幅が14mm、厚さが130μm、長さが4mの正極板122を得た。
作製した正極板122と負極板124とを、これら両極が直接接触しないように幅88mm、厚さ30μmのポリエチレン製微多孔性セパレータ121と共に捲回して捲回電極群120を得た。この時、絶縁層122Bの端縁122BSを負極活物質合剤層125の端縁125Sよりも1mm内側に配置した。すなわち、P1=−1mmとした。
このようにして形成した捲回電極群120を用いて比較例1の角形リチウム電池20を作製した。
[比較例2]
比較例2の角形電池は、絶縁層122Bを形成しない正極板122を使用した以外は、実施例1と同様に作製した。
[評価結果]
以上の実施例1、比較例1、2の電池をそれぞれ500個作成し、下記要領にて内部短絡を調査した。電池作製後、4.2V充電した後、45℃で3ヶ月間放置し、定期的に電圧を測定した。
図11に示すように、実施例1では内部短絡は全く生じなかったが、比較例1では500個中1個、比較例2では500個中3個の内部短絡電池が生じた。
この結果からも明らかなように、負極活物質合剤層125と正極金属露出部122Aとの対向部分に絶縁層122Bを配置し、かつ、絶縁層122Bの側縁122BSが負極活物質合剤層125の側縁125Sから捲回電極群120の外側に突出するように配置することにより、短絡を防止することができる。
一方、比較例1では、絶縁層122Bの側縁が負極活物質合剤層125の側縁124ASよりも1mm内側に配置(P1=−1mm)されているため、絶縁性能が不充分であった。比較例2では、絶縁層122Bが存在しないことに伴って、絶縁性能が不充分であった。
なお、評価結果から分かるように、比較例1は実施例1の二次電池の絶縁性能よりも劣るが、従来から使用されている絶縁層を設けない二次電池である比較例2に比べて絶縁性能が向上している。したがって、本発明は、正極活物質合剤層123の側縁に絶縁層122を帯状に設け、絶縁層122Bの側縁122BSの位置を規定しない種々の形態の二次電池にも適用することができる。
[比較例3]
さらに、電池の生産性を検討するため、比較例3を作製した。
比較例3の角形電池は、絶縁層122Bを形成するための樹脂を、N−メチルピロリドン(NMP)にポリフッ化ビニリデン(PVDF)を15%溶解させたものを使用した。これ以外は実施例1と同様である。
絶縁層122Bは、実施例1と同様、正極活物質合剤層123の側縁123Sに重なるように形成し、また正極活物質合剤層123と同じ厚みとした。その後、裁断することにより正極活物質合剤層123が形成された部分の幅が80mm、絶縁層122Bの幅が10mm、正極金属露出部122Aの幅Wが5mm、厚さが130μm、長さが4mの正極板122を得た。
作製した正極板122と負極板124とを、これら両極が直接接触しないように幅88mm、厚さ30μmのポリエチレン製微多孔性セパレータ121と共に捲回して捲回電極群120を得た。この時、絶縁層122Bの側縁122BSは、セパレータ121の側縁121Sよりも6mm外側(P2=6mm)に突出した。
図9に示すように、正極金属露出部122Aを変形させ、正極集電体6に接触させた後、正極金属露出部122Aと正極集電体6とを超音波溶接して正極金属露出部122Aを正極集電体6に接続した。しかし、正極金属露出部122Aの幅Wが5mmと狭かったために溶接部の幅が十分でなく、正極集電体6との溶接が困難であった。
この結果より、捲回電極群120の幅、ひいては電池の幅が等しい場合、絶縁層122Bの幅が大きくなってしまうと正極集電体6との溶接が困難となることが分かる。この場合、正極金属露出部122Aの幅Wを大きくすれば、正極金属露出部122Aの積層体を束ねることができるが、電池の幅が大きくなるために、効率よくエネルギー密度の高い電池が作製できなくなる。
[変形例1]
本実施の形態では、バインダとしてPVDFを例示したが、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリブタジエン、ブチルゴム、ニトリルゴム、スチレン/ブタジエンゴム、多硫化ゴム、ニトロセルロース、シアノエチルセルロース、各種ラテックス、アクリロニトリル、フッ化ビニル、フッ化ビニリデン、フッ化プロピレン、フッ化クロロプレン等の重合体及びこれらの混合体などを使用するようにしてもよい。
[変形例2]
本実施の形態では、EC、DEC、DMCの混合溶液中にLiPFを溶解した非水電解液を例示したが、一般的なリチウム塩を電解質とし、これを有機溶媒に溶解した非水電解液を用いるようにしてもよく、本発明は用いられるリチウム塩や有機溶媒には特に制限されない。
例えば、電解質としては、LiClO、LiAsF、LiBF、LiB(C、CHSOLi、CFSOLi等やこれらの混合物を用いることができる。また、有機溶媒としては、プロピレンカーボネート、エチレンカーボネート、1,2−ジメトキシエタン、1,2−ジエトキシエタン、γ−ブチロラクトン、テトラヒドロフラン、1,3−ジオキソラン、4−メチル−1,3−ジオキソラン、ジエチルエーテル、スルホラン、メチルスルホラン、アセトニトリル、プロピオニトニル等またはこれら2種類以上の混合溶媒を用いるようにしてもよく、混合配合比についても限定されるものではない。
[変形例3]
本実施の形態は、正極金属露出部122A側では、正極活物質合剤層123の側縁123Sに沿って絶縁層122Bを形成した。セパレータ121の、少なくとも、正極活物質合剤層123における側縁123Sの近傍の部分に、絶縁層を形成することにより、さらに絶縁性能を高めることができる。この変形例3にあっては、セパレータ121の表面全体に渡って絶縁層を形成することにより、セパレータ121の厚さを均一にすることが望ましい。
本発明は以上説明した実施形態、実施例1に限定されない。
したがって、正極金属箔AFの両面において、正極金属箔AFが露出する正極金属露出部122Aが一側縁に設けられるように正極活物質合剤層123を形成した正極板122と、負極金属箔CFの両面において、負極金属箔CFが露出する負極金属露出部124Aが一側縁に設けられ、正極活物質合剤層123が全て対向する形状、大きさを有する負極活物質合剤層125を形成した負極板124とをセパレータ121で絶縁しつつ積層して成る発電要素(捲回電極群)と、積層されている正極板122の正極金属露出部122Aを一体化して集電する正極集電体6と、積層されている負極板124の負極金属露出部124Aを一体化して集電する負極集電体5とを備え、正極板122の両面において、負極活物質合剤層125が正極活物質合剤層123からはみ出す領域と対向する領域に絶縁層122Bを形成した種々の形態の角形リチウムイオン二次電池にも本発明を適用することができる。
また、角形ラミネート型電池にも本発明を適用できる。ラミネート型電池とは、矩形形状の正極板と負極板とを矩形形状のセパレータで絶縁しつつ積層した積層式電池である。
以上のとおり、本実施の形態の角形リチウムイオン二次電池は、安全性と生産性に優れておりHEV用等の角形リチウムイオン二次電池として、その工業的価値は大なるものがある。
5:負極集電体
6:正極集電体
9:電池蓋
13:電池容器
20:角形電池
120:捲回電極群
121:セパレータ
122:正極板
122A:正極金属露出部
122B:絶縁層
123:正極活物質合剤層
124:負極板
124A:負極金属露出部
125:負極活物質合剤層
301:メルトガン
302:プレス冶具

Claims (11)

  1. 金属箔の両面に活物質合剤層を形成した正極板および負極板と、該正極板および負極板を絶縁するセパレータとを重ねて扁平形状に捲回した扁平形捲回電極群と、前記正極板および負極板にそれぞれ接続された正負極集電体とを備え、
    前記正極板には、前記扁平形捲回電極群の捲回軸方向の一側縁に沿って前記活物質合剤層が形成されていない金属露出部が設けられ、
    前記負極板には、前記正極板の金属露出部とは反対側の側縁に沿って、前記活物質合剤層が形成されていない金属露出部が設けられ、
    前記正負極集電体は、前記金属露出部を束ねた状態で、前記正極板および負極板の金属露出部に溶接された角形リチウムイオン二次電池において、
    前記負極活物質合剤層と対向する前記正極金属露出部には絶縁層が形成され、
    前記絶縁層の厚さは前記正極活物質合剤層の厚さ以下であり、
    前記絶縁層の側縁が前記負極活物質合剤層の側縁を越えて突出し、
    前記絶縁層の側縁が前記セパレータの側縁から突出し、
    かつ、前記絶縁層の側縁が前記セパレータの側縁から突出する量が2mm以下であり、
    前記セパレータの側縁は、前記正極活物質合剤層の側縁および前記負極活物質合剤層の側縁よりも突出していることを特徴とする角形リチウムイオン二次電池。
  2. 正極金属箔の両面において、前記正極金属箔が露出する正極金属露出部が一側縁に設けられるように正極活物質合剤層を形成した正極板と、負極金属箔の両面において、前記負極金属箔が露出する負極金属露出部が一側縁に設けられ、かつ前記正極活物質合剤層が全て対向するように負極活物質合剤層を形成した負極板とをセパレータで絶縁しつつ積層して成る発電要素と、
    前記積層されている正極板の前記正極金属露出部を一体化して集電する正極集電体と、
    前記積層されている負極板の前記負極金属露出部を一体化して集電する負極集電体とを備え、
    前記正極板の両面において、前記正極活物質合剤層と前記正極金属露出部との境界に帯状に絶縁層を形成し、
    前記セパレータの側縁は、前記正極活物質合剤層の側縁および前記負極活物質合剤層の側縁よりも突出しており、
    前記絶縁層の側縁が前記負極活物質合剤層の側縁を越えて突出し、
    前記絶縁層の側縁が前記セパレータの側縁から突出し、
    前記絶縁層の側縁が前記セパレータの側縁から突出する量は2mm以下であることを特徴とする角形リチウムイオン二次電池。
  3. 請求項2に記載の角形リチウムイオン二次電池において、
    前記絶縁層は、前記正極板の両面において、前記負極活物質合剤層が前記正極活物質合剤層からはみ出す領域と対向する領域に形成されていることを特徴とする角形リチウムイオン二次電池。
  4. 請求項2または3に記載の角形リチウムイオン二次電池において、
    前記正極活物質合剤層および前記絶縁層の厚みを等しくしたことを特徴とする角形リチウムイオン二次電池。
  5. 請求項2乃至のいずれか1項に記載の角形リチウムイオン二次電池において、
    前記絶縁層がポリエステル樹脂、ポリオレフィン樹脂、エチレン共重合樹脂の中から選択されたいずれか1つの樹脂であることを特徴とする角形リチウムイオン二次電池。
  6. 請求項2乃至のいずれか1項に記載の角形リチウムイオン二次電池において、
    前記負極活物質合剤が黒鉛であることを特徴とする角形リチウムイオン二次電池。
  7. 請求項2乃至のいずれか1項に記載の角形リチウムイオン二次電池において、
    前記絶縁層は、軟化点120℃以上の熱可塑性樹脂であることを特徴とする角形リチウムイオン二次電池。
  8. 請求項2乃至のいずれか1項に記載の角形リチウムイオン二次電池において、
    前記セパレータの表裏の全面に絶縁層を一定の厚みで形成したことを特徴とする角形リチウムイオン二次電池。
  9. 請求項2乃至のいずれか1項に記載の角形リチウムイオン二次電池において、
    前記発電要素は前記正極板と負極板とを前記セパレータで絶縁して捲回された捲回電極群であり、
    前記捲回電極群を収容する容器と、
    前記容器の開口を封止する蓋と、
    前記容器の外部に設けられ、前記正負極集電体とそれぞれ接続された正極外部端子および負極外部端子とを備えることを特徴とする角形リチウムイオン二次電池。
  10. 請求項1乃至のいずれか1項に記載の角形リチウムイオン二次電池を製造する方法において、
    ホットメルトコーティング方式によって絶縁性樹脂を前記正極金属箔の表裏面に塗布して前記絶縁層を形成する工程を含むことを特徴とする角形リチウムイオン二次電池の製造方法。
  11. 請求項10に記載の角形リチウムイオン二次電池の製造方法において、
    前記正極活物質合剤層および前記絶縁層をプレスによって一定の厚みにする工程を含むことを特徴とする角形リチウムイオン二次電池の製造方法。
JP2010085117A 2010-04-01 2010-04-01 角形リチウムイオン二次電池および角形リチウムイオン二次電池の製造方法 Active JP5417241B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010085117A JP5417241B2 (ja) 2010-04-01 2010-04-01 角形リチウムイオン二次電池および角形リチウムイオン二次電池の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010085117A JP5417241B2 (ja) 2010-04-01 2010-04-01 角形リチウムイオン二次電池および角形リチウムイオン二次電池の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011216403A JP2011216403A (ja) 2011-10-27
JP5417241B2 true JP5417241B2 (ja) 2014-02-12

Family

ID=44945922

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010085117A Active JP5417241B2 (ja) 2010-04-01 2010-04-01 角形リチウムイオン二次電池および角形リチウムイオン二次電池の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5417241B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10873103B2 (en) 2018-02-20 2020-12-22 Samsung Sdi Co., Ltd. Electrode assembly and rechargeable battery including the same

Families Citing this family (46)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5590333B2 (ja) * 2011-02-25 2014-09-17 日立オートモティブシステムズ株式会社 リチウムイオン二次電池およびその正極
JP2013157091A (ja) * 2012-01-26 2013-08-15 Toray Eng Co Ltd 電極シート材の製造装置
JP5354056B2 (ja) 2012-05-01 2013-11-27 株式会社豊田自動織機 蓄電装置
JP5951404B2 (ja) * 2012-08-09 2016-07-13 三洋電機株式会社 非水電解質二次電池及びその製造方法
JP6233688B2 (ja) 2012-09-13 2017-11-22 株式会社Gsユアサ 電極体、電極体の製造方法、及び電極体を備えた蓄電素子
JP6232849B2 (ja) * 2012-09-26 2017-11-22 株式会社Gsユアサ 蓄電素子
KR101586530B1 (ko) * 2013-03-11 2016-01-21 주식회사 엘지화학 양극 탭 상에 절연층을 포함하는 양극 및 이를 포함하는 이차 전지
US9755213B2 (en) 2013-03-11 2017-09-05 Lg Chem, Ltd. Cathode including insulation layer on cathode tab and secondary battery including the cathode
CN107611487B (zh) * 2013-07-01 2019-12-31 三洋电机株式会社 非水电解质二次电池
CN105340123B (zh) 2013-07-01 2018-01-05 三洋电机株式会社 非水电解质二次电池
JP6096077B2 (ja) * 2013-07-25 2017-03-15 オートモーティブエナジーサプライ株式会社 塗工ヘッド及びこれを用いた塗工装置
JP6146232B2 (ja) * 2013-09-20 2017-06-14 三菱自動車工業株式会社 二次電池
JP2015082372A (ja) * 2013-10-22 2015-04-27 トヨタ自動車株式会社 二次電池
JP6260266B2 (ja) * 2013-12-26 2018-01-17 三菱自動車工業株式会社 二次電池
KR101792572B1 (ko) * 2014-02-20 2017-11-01 주식회사 엘지화학 절연물질이 코팅되어 있는 전극을 포함하는 전지셀
JP6336821B2 (ja) * 2014-05-23 2018-06-06 日立オートモティブシステムズ株式会社 二次電池
EP3073552B1 (en) 2014-10-16 2021-01-13 LG Chem, Ltd. Electrode tab coated with electrical insulating layer and secondary battery comprising same
KR101772418B1 (ko) * 2015-02-03 2017-08-29 주식회사 엘지화학 절연층을 포함하는 단위 전극의 제조방법
JP6489360B2 (ja) * 2015-03-23 2019-03-27 トヨタ自動車株式会社 二次電池
JP6531486B2 (ja) * 2015-05-20 2019-06-19 日産自動車株式会社 電池
JP6775170B2 (ja) * 2015-07-10 2020-10-28 パナソニックIpマネジメント株式会社 捲回型電池
JP6938844B2 (ja) * 2016-02-10 2021-09-22 株式会社Gsユアサ 蓄電素子
JP6213615B2 (ja) * 2016-06-06 2017-10-18 三洋電機株式会社 非水電解質二次電池の製造方法
JP6684000B2 (ja) * 2016-07-27 2020-04-22 ビークルエナジージャパン株式会社 角形二次電池
JP7002094B2 (ja) * 2016-10-31 2022-01-20 株式会社エンビジョンAescジャパン 電気化学デバイス用の電極と、電気化学デバイスと、それらの製造方法
US12057566B2 (en) 2018-02-01 2024-08-06 Lg Energy Solution, Ltd. Electrode for lithium secondary battery, method of preparing the same and lithium secondary battery including the same
CN108336286A (zh) * 2018-03-26 2018-07-27 珠海格力电器股份有限公司 一种大软包锂离子电池及其制备方法
JP7011045B2 (ja) * 2018-03-28 2022-02-10 株式会社東芝 二次電池、電池モジュール、車両及び飛翔体
JP7045642B2 (ja) * 2018-04-27 2022-04-01 トヨタ自動車株式会社 全固体電池
WO2020096973A1 (en) * 2018-11-05 2020-05-14 Tesla, Inc. A cell with a tabless electrode
KR20200143979A (ko) * 2019-06-17 2020-12-28 삼성에스디아이 주식회사 전극 조립체 및 이를 포함하는 이차 전지
KR20210032689A (ko) * 2019-09-17 2021-03-25 현대자동차주식회사 전극간 쇼트발생을 억제하는 전고체 전지용 양극 및 그 제조방법
JP7236036B2 (ja) * 2019-12-04 2023-03-09 トヨタ自動車株式会社 二次電池
KR20220014767A (ko) 2020-07-29 2022-02-07 주식회사 엘지에너지솔루션 전극, 전극 조립체 및 이차 전지
JP7385816B2 (ja) * 2020-09-16 2023-11-24 トヨタ自動車株式会社 非水電解液二次電池
JP7225277B2 (ja) * 2021-01-29 2023-02-20 プライムプラネットエナジー&ソリューションズ株式会社 電極板および二次電池
WO2022165689A1 (zh) * 2021-02-04 2022-08-11 宁德时代新能源科技股份有限公司 电极组件及其制造方法和制造系统、电池单体以及电池
US20240145722A1 (en) * 2021-07-15 2024-05-02 Lg Energy Solution, Ltd. Electrode
KR20230021583A (ko) * 2021-08-05 2023-02-14 주식회사 엘지에너지솔루션 전극 조립체, 배터리 및 이를 포함하는 배터리 팩 및 자동차
JP2024514896A (ja) * 2021-08-05 2024-04-03 エルジー エナジー ソリューション リミテッド 電極組立体、円筒形バッテリーセル、及びこれを含むバッテリーパック及び自動車
CN219350328U (zh) * 2021-10-22 2023-07-14 株式会社Lg新能源 圆筒形电池、包括该圆筒形电池的电池组及汽车
CA3234804A1 (en) * 2021-11-19 2023-05-25 Jong-Sik Park Electrode assembly, battery, and battery pack and vehicle including same
WO2023096389A1 (ko) * 2021-11-24 2023-06-01 주식회사 엘지에너지솔루션 전극 조립체 및 그 제조 방법 및 장치, 전극 조립체를 포함하는 원통형 배터리 및 이를 포함하는 배터리 팩 및 자동차
CN116207326A (zh) * 2021-11-30 2023-06-02 株式会社Lg新能源 电极组件、电池单元
WO2023195743A1 (ko) * 2022-04-04 2023-10-12 주식회사 엘지화학 리튬이차전지용 절연층 조성물 및 이를 포함하는 리튬이차전지
EP4333089A1 (en) * 2022-09-05 2024-03-06 LG Energy Solution, Ltd. Battery manufacturing method and system

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4366783B2 (ja) * 1998-11-16 2009-11-18 株式会社デンソー 積層型電池及びその電極の製造方法
JP4590723B2 (ja) * 2000-12-06 2010-12-01 株式会社デンソー 巻回型電極電池およびその製造方法
JP2005019312A (ja) * 2003-06-27 2005-01-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 非水電解質二次電池用電極および非水電解質二次電池
JP2006004729A (ja) * 2004-06-17 2006-01-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電気化学素子
JP2008066040A (ja) * 2006-09-05 2008-03-21 Sony Corp 電池およびその製造方法
JP4586820B2 (ja) * 2007-05-07 2010-11-24 ソニー株式会社 巻回型非水電解質二次電池

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10873103B2 (en) 2018-02-20 2020-12-22 Samsung Sdi Co., Ltd. Electrode assembly and rechargeable battery including the same

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011216403A (ja) 2011-10-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5417241B2 (ja) 角形リチウムイオン二次電池および角形リチウムイオン二次電池の製造方法
JP5456542B2 (ja) 角形二次電池および角形二次電池の製造方法
CN101304104B (zh) 电化学装置及其制造方法
JP3758629B2 (ja) ラミネートシートおよびこれを用いたラミネート電池
JP6198844B2 (ja) 組電池
JP5889333B2 (ja) 組電池
US20160043373A1 (en) Lithium-ion secondary cell and method for manufacturing same
US9859534B2 (en) Secondary battery
JP2015041589A (ja) 非水電解液電池およびその製造方法
KR101275677B1 (ko) 리튬 2차 전지
US10431846B2 (en) Energy storage device
WO2013047515A1 (ja) 非水電解質二次電池
WO2018062231A1 (ja) 角形二次電池
JP5232751B2 (ja) リチウムイオン二次電池
JP2018147574A (ja) 角形リチウムイオン二次電池
US20130323557A1 (en) Secondary battery and method for manufacturing same
WO2012111712A1 (ja) リチウムイオン電池
JP6765268B2 (ja) 二次電池
JP6376441B2 (ja) 蓄電素子及び蓄電素子の製造方法
JP7129466B2 (ja) 密閉型電池
JP5589948B2 (ja) 電池の製造方法
JP6655865B2 (ja) 蓄電素子
CN113130963B (zh) 二次电池
CN112563681B (zh) 非水电解质二次电池
JP7058180B2 (ja) 二次電池及び二次電池の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120704

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130724

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130730

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130930

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131022

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131118

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5417241

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250