JP2005019312A - 非水電解質二次電池用電極および非水電解質二次電池 - Google Patents

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Naoto Arai
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透 大島
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文夫 大尾
Hideo Kaiya
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Abstract

【課題】高容量で、コンパクト化が可能であり、短絡の可能性を大幅に低減した非水電解質二次電池を効率よく提供する。
【解決手段】非水電解質二次電池において、(a)一方の面に第1導電部105と第1絶縁部107とを有し、他方の面に第2導電部106と第2絶縁部108とを有する集電体シート101、(b)第1導電部105に担持された第1電極合剤層102、および(c)第2導電部106に担持された第2電極合剤層103からなり、前記集電体シート101が、絶縁シート104を含み、第1導電部105が、前記絶縁シート104の一方の面に形成された第1導電層105からなり、第2導電部106が、前記絶縁シート104の他方の面に形成された第2導電層106からなり、第1絶縁部107が、前記絶縁シート104の一方の面に残されたその露出部からなり、第2絶縁部108が、前記絶縁シート104の他方の面に残されたその露出部からなる電極を用いる。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、バイポーラ型電極を具備する非水電解質二次電池に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近の機器類の小型・軽量化等に伴い、機器類の電源となる非水電解質二次電池をコンパクト化する検討が活発に行われている。このような流れのなかで、部品点数を少なくすることができるというメリットを有するバイポーラ型電極を具備する非水電解質二次電池のコンパクト化についても検討が行われている(特許文献1参照)。しかし、バイポーラ型電極を具備する非水電解質二次電池においては、電解液による短絡を防止することが重要であり、製造に工夫を要する面もある。
【0003】
また、非水電解質二次電池には、積層型と捲回型とがあるが、バイポーラ型電極は主に積層型で用いられている。非水電解質二次電池の主流は捲回型であるが、捲回型電池にバイポーラ型電極があまり用いられない理由として、捲回型電池の極板群が複雑な構造を有する点が挙げられる。捲回型電池の極板群は、長尺の正極と負極とをセパレータを介して捲回して構成される。正極と負極は、それぞれ集電体シートおよびこれに担持された少なくとも1つの電極合剤層からなり、集電体シートには、全体が導電部からなる金属箔等が用いられている。このような極板群において電極間の絶縁を確保するには様々な工夫を要し、構造が複雑になることから、バイポーラ型電極を用いるメリットは少ない。
【0004】
一方、バイポーラ型電極を用いない一般的な捲回型電池の極板群の製造においては、長尺の正極からなるフープと、長尺の負極からなるフープと、セパレータからなるフープが2つ必要であり、合計4つのフープが用いられる。そのため製造工程が複雑となり、巻きズレなどが起こりやすいという問題がある。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−30746号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記を鑑みてなされたものであり、高容量で、コンパクト化が可能な非水電解質二次電池を提供すること、バイポーラ型電極を具備する非水電解質二次電池の短絡の可能性を低減すること、およびバイポーラ型電極を用いることにより、捲回型電池の製造工程を簡略化し、巻きズレの可能性を大幅に低減すること、の少なくとも一つを達成することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、非水電解質二次電池用電極であって、(a)一方の面に第1導電部と第1絶縁部とを有し、他方の面に第2導電部と第2絶縁部とを有する集電体シート、(b)第1導電部に担持された第1電極合剤層、および(c)第2導電部に担持された第2電極合剤層からなり、前記集電体シートが、絶縁シートを含み、第1導電部が、前記絶縁シートの一方の面に形成された第1導電層からなり、第2導電部が、前記絶縁シートの他方の面に形成された第2導電層からなり、第1絶縁部が、前記絶縁シートの一方の面に残されたその露出部からなり、第2絶縁部が、前記絶縁シートの他方の面に残されたその露出部からなる電極(以下、電極Xともいう)に関する。
【0008】
電極Xにおいて、第1導電部は、第1電極合剤層を担持しない第1導電層露出部を有し、第2導電部は、第2電極合剤層を担持しない第2導電層露出部を有し、第1導電層露出部と第2導電層露出部とが、前記絶縁シートの互いに対向する端部にそれぞれ位置することが好ましい。
また、第1絶縁部は、前記絶縁シートの第1導電層露出部とは反対側の端部に位置し、第2絶縁部は、前記絶縁シートの第2導電層露出部とは反対側の端部に位置することが好ましい。
【0009】
本発明は、また、非水電解質二次電池であって、(a)少なくとも1つの電極X、(b)第1電極合剤層と第2電極合剤層との間に介在するセパレータ、および(c)非水電解質からなる電池に関する。
本発明は、前記電極と前記セパレータとが、捲回されて円筒形の極板群を構成している捲回型電池において特に有効である。
【0010】
【発明の実施の形態】
実施形態1
本実施形態では、電極Xの好ましい一例について説明する。
図1(a)に、電極X100の上面図、図1(b)に背面図、図1(c)に電極Xのc−c線断面図を示す。
電極X100は、一方の面に第1導電部と第1絶縁部とを有し、他方の面に第2導電部と第2絶縁部とを有する集電体シート101、第1導電部に担持された第1電極合剤層102、および第2導電部に担持された第2電極合剤層103からなる。
【0011】
集電体シート101は、絶縁シート104を含んでおり、第1導電部は、絶縁シート104の一方の面に形成された第1導電層105からなり、第2導電部は、絶縁シート104の他方の面に形成された第2導電層106からなる。
第1絶縁部107は、絶縁シート104の一方の面に残されたその露出部からなり、第2絶縁部108は、絶縁シート104の他方の面に残されたその露出部からなる。
【0012】
絶縁シートの厚さは、例えば0.5〜500μmであることが好ましい。また、第1もしくは第2導電層の厚さは、0.01〜100μmであることが好ましい。平坦な表面を有する通常の絶縁シートを用いてもよく、表面に凹凸を有する絶縁シートを用いてもよい。
【0013】
絶縁シートとして樹脂シートを用いる場合、樹脂シートは、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリメチルペンテンなどのオレフィン系ポリマー、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリシクロヘキシレンジメチレンテレフタレート、ポリアリレートなどのエステル系ポリマー、ポリフェニレンサルファイドなどのチオエーテル系ポリマー、ポリスチレンなどの芳香族ビニル系ポリマー、ポリイミド、アラミド樹脂などの窒素含有ポリマー、ポリ4フッ化エチレン、ポリフッ化ビニリデンなどのフッ素ポリマーなどからなることが好ましい。これらは単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせたコポリマー、ポリマーアロイ、ポリマーブレンドなどを用いてもよい。
【0014】
第1もしくは第2導電層には、金属蒸着層、金属メッキ層などを用いることが好ましい。金属蒸着層は、0.5μm以下の比較的薄い導電層が望まれる場合において特に好適である。また、金属メッキ層は、0.5μmを超える比較的厚い導電層が望まれる場合において特に好適である。
【0015】
金属蒸着層と金属メッキ層とを併用することもできる。例えば、絶縁シート上に、下地となる金属蒸着層をパターン蒸着した後、その上に、金属メッキ層を形成することにより、パターンメッキを容易に行うことができる。0.5μmを超える厚さの導電層を所望の形状パターンに形成する場合には、金属蒸着層と金属メッキ層との併用が極めて有用である。
【0016】
金属蒸着層は、どのような方法で作製してもよいが、例えば、抵抗加熱法、rf加熱法、エレクトロンビーム法等により作製することができる。特に、rf加熱法やエレクトロンビーム法を採用することが好ましい。
【0017】
所定の形状パターンを有する金属蒸着層や金属メッキ層は、所定形状のマスクを被せた絶縁シート上に蒸着またはメッキを施すことにより、形成することができる。また、金属蒸着層や金属メッキ層を形成してから、それらの導電層をレーザでトリミングすることにより、所定の形状パターンに加工することもできる。金属メッキ層は、電解法、無電解法等により形成することが好ましい。
【0018】
正極合剤層を担持する導電層には、例えば、ステンレス鋼、アルミニウム、アルミニウム合金、チタン、炭素などを用いることができ、特に、アルミニウム、アルミニウム合金などを用いることが好ましい。また、負極合剤層を担持する導電層には、例えば、ステンレス鋼、ニッケル、銅、銅合金、チタンなどを用いることができ、特に、銅、銅合金などを用いることが好ましい。
【0019】
第1導電部は、第1電極合剤層を担持しない第1導電層露出部109を有し、第2導電部は、第2電極合剤層を担持しない第2導電層露出部110を有する。第1導電層露出部109と第2導電層露出部110とは、絶縁シート104の互いに対向する端部にそれぞれ位置しており、それぞれ外部へ電気を取り出すための第1端子および第2端子との接続部として利用される。
【0020】
また、第1絶縁部107は、絶縁シート104の第1導電層露出部109とは反対側の端部に位置し、第2絶縁部108は、絶縁シートの第2導電層露出部110とは反対側の端部に位置している。従って、第1導電層露出部109の裏側には第2絶縁部108が位置するため、第1導電層露出部109と第1端子とを接続する際に、第1端子と第2導電部との短絡を防ぐことができる。同様に、第2導電層露出部110と第2端子とを接続する際には、第2端子と第1導電部との短絡を防ぐことができる。
【0021】
図1に示される電極においては、第1絶縁部107に隣接する第1電極合剤層と第1導電部の端部、および第2絶縁部108に隣接する第2電極合剤層と第2導電部の端部が、それぞれ絶縁材料111で被覆されている。このような絶縁材料により、各端子を第1もしくは第2導電層露出部と接続する際に、短絡をより確実に防止することができる。
【0022】
絶縁材料111の被膜の厚さは特に限定されないが、0.001mm以上、さらには0.01mm以上であることが好ましい。絶縁材料111で導電層や電極合剤層の端部を被覆する方法は特に限定されない。例えば、スクリーン印刷法により、ペースト状もしくは液状の絶縁材料を所定位置に塗布する。フィルム状もしくはテープ状の絶縁材料を、電極合剤層の端部に貼り付けてもよい。
【0023】
絶縁材料111としては、樹脂、ガラス組成物、セラミックスなどを用いることができる。また、織布や不織布に樹脂を含浸させた複合物などを用いることもできる。樹脂としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリメチルペンテンなどのオレフィン系ポリマー、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリシクロヘキシレンジメチレンテレフタレート、ポリアリレート、ポリカーボネートなどのエステル系ポリマー、ポリエチレンオキシド、ポリプロピレンオキシド、ポリアセタール、ポリフェニレンエーテル、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエーテルイミドなどのエーテル系ポリマー、ポリスルホン、ポリエーテルスルホンなどのスルホン系ポリマー、ポリアクリロニトリル、AS樹脂、ABS樹脂などのアクリロニトリル系ポリマー、ポリフェニレンサルファイドなどのチオエーテル系ポリマー、ポリスチレンなどの芳香族ビニル系ポリマー、ポリイミド、アラミド樹脂などの窒素含有ポリマー、ポリ4フッ化エチレン、ポリフッ化ビニリデンなどのフッ素ポリマー、ポリメタクリル酸メチルなどのアクリル系ポリマーなどを挙げることができる。これらは単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせたコポリマー、ポリマーアロイ、ポリマーブレンドなどを用いてもよい。また、加熱やUV照射により重合固化して得られるポリマーを用いてもよい。
【0024】
図1に示される電極においては、通常のバイポーラ電極と異なり、第1電極合剤層102と第2電極合剤層103とが絶縁シート104によって絶縁されている。従って、セパレータを介して電極を積層すれば、並列接続による高容量電池を得ることができる。また、絶縁シートは、従来の集電体シートに用いられている金属シートと違って軽量であることから、軽量な電池を得ることが可能となる。
【0025】
図1では、第1電極合剤層102に比べて、第2電極合剤層103の方が小さな面積を有している。このような構造は、第1電極合剤層102を負極とし、第2電極合剤層103を正極とするリチウムイオン二次電池の電極に適する。第1電極合剤層102を正極とし、第2電極合剤層103を負極とする場合には、第2電極合剤層103に比べて第1電極合剤層102の面積を小さくする。
第1もしくは第2電極合剤層の厚さは、例えば1〜1000μmであるが、これらの厚さは特に限定されない。
【0026】
第1もしくは第2電極合剤層は、各電極合剤からなるペーストを、第1もしくは第2導電層上に塗工することにより形成される。塗工方法は、特に限定されないが、スクリーン印刷、パターン塗工などを採用することができる。
電極合剤は、電極活物質、結着剤、必要であれば導電材などを、分散媒と混合することにより調製される。ペーストの塗膜を乾燥し、乾燥後の塗膜をローラで圧延して、合剤密度が高められる。
【0027】
電極合剤層がリチウムイオン二次電池の正極合剤層である場合、活物質としては、例えば、リチウム含有遷移金属酸化物を好ましく用いることができる。リチウム含有遷移金属酸化物としては、例えば、LiCoO、LiNiO、LiMnO、LiCoNi1−y、LiCo1−f、LiNi1−y(M=Ti、V、Mn、Fe)、LiCoNi(M=Ti、Mn、Al、Mg、Fe、Zr)、LiMn、LiMn2(1−y)2y(M=Na、Mg、Sc、Y、Fe、Co、Ni、Ti、Zr、Cu、Zn、Al、Pb、Sb)などを挙げることができる。ただし、x値は電池の充放電により、0≦x≦1.2の範囲で変化する。また、0≦y≦1、0.9≦f≦0.98、1.9≦z≦2.3、a+b+c=1、0≦a≦1、0≦b≦1、0≦c<1である。これらは単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
【0028】
電極合剤層がリチウムイオン二次電池の負極合剤層である場合、活物質としては、例えば、リチウム、リチウム合金、金属間化合物、炭素材料、リチウムイオンを吸蔵・放出可能な有機化合物や無機化合物、金属錯体、有機高分子化合物などを好ましく用いることができる。これらは単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。炭素材料としては、コークス、熱分解炭素、天然黒鉛、人造黒鉛、メソカーボンマイクロビーズ、黒鉛化メソフェーズ小球体、気相成長炭素、ガラス状炭素、炭素繊維(ポリアクリロニトリル系、ピッチ系、セルロース系、気相成長系)、不定形炭素、有機化合物焼成体などが挙げられる。これらのうちでは、特に、天然黒鉛や人造黒鉛が好ましい。
【0029】
導電材には、例えば、アセチレンブラックなどのカーボンブラック、黒鉛などが用いられる。また、結着剤には、例えば、ポリフッ化ビニリデン、ポリテトラフルオロエチレンなどのフッ素樹脂、アクリル系樹脂、スチレンブタジエンゴム、エチレンプロピレンターポリマーなどを用いることができる。
【0030】
実施形態2
本実施形態では、捲回型の非水電解質二次電池の一例について説明する。
捲回型電池の極板群は、図2に示すように、上述のような電極X205のフープ201とセパレータ206のフープ202を用いて作製することができる。各フープから巻き出された電極X205とセパレータ206は、ローラ203aおよび203bを通過する際に互いに重なり合い、その状態のままローラ203c〜203eを通過して、巻芯207によって巻き取られる。こうして捲回型の極板群208が得られる。すなわち、電極Xを用いることにより、2つのフープから捲回型の極板群を得ることが可能となる。
【0031】
得られた極板群の断面構造を概念的に図3に示す。
極板群300の断面においては、電極Xとセパレータ301とが交互に配列している。セパレータ301を介して、隣接する第1電極合剤層102と第2電極合剤層103とが対面している。
絶縁シート104の一方の面に形成された第1導電層105のうち、第1電極合剤層102を担持しない第1導電層露出部109は、極板群の一方の端面(図3下部)に位置している。この端面において、第1導電層露出部109は、第1端子302と接続される。同様に、第2導電層106のうち、第2電極合剤層103を担持しない第2導電層露出部110は、極板群の他方の端面(図3上部)に位置している。この端面において、第2導電層露出部110は、第2端子303と接続される。
【0032】
第1導電層露出部109の裏側には、絶縁シート104の露出部からなる第2絶縁部108が位置している。また、第2絶縁部108に隣接する第2電極合剤層103および第2導電層106の端部は、絶縁材料111により被覆されている。従って、第1端子302と第1導電層露出部109とを接続する際に、第1端子が第2電極合剤層103や第2導電層106と短絡することはない。
【0033】
また、第2導電層露出部110の裏側には、絶縁シート104の露出部からなる第1絶縁部107が位置している。また、第1絶縁部107に隣接する第1電極合剤層102および第1導電層105の端部は、絶縁材料111により被覆されている。従って、第2端子303と第2導電層露出部110とを接続する際に、第2端子が第1電極合剤層102や第1導電層105と短絡することはない。
なお、短絡を確実に防止する観点から、第1絶縁部107および第2絶縁部108の幅(高さ)は0.001mm以上とすることが好ましく、0.1mm以上とすることがより好ましい。
【0034】
セパレータには、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのオレフィン系ポリマーやガラス繊維などからなる織布や不織布を用いることができる。固体電解質やゲル電解質をセパレータとして用いることもできる。固体電解質には、例えば、ポリエチレンオキサイド、ポリプロピレンオキサイドなどをマトリックス材料として用いることができる。ゲル電解質としては、例えば、後述の非水電解液をポリマー材料からなるマトリックスに保持させたものを用いることができる。マトリックスを形成するポリマー材料には、ポリエチレンオキサイド、ポリプロピレンオキサイド、ポリフッ化ビニリデン、フッ化ビニリデンとヘキサフルオロプロピレンとのコポリマーなどを用いることができる。これらは単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。これらのうちでは、特に、フッ化ビニリデンとヘキサフルオロプロピレンとのコポリマー、ポリフッ化ビニリデンとポリエチレンオキサイドとの混合物を用いることが好ましい。
【0035】
第1端子および第2端子は、どのようにして設けてもよいが、例えば導電性材料の被膜で極板群の所定の端面を被覆することにより設けることができる。導電性材料の被膜の厚さは、例えば0.01〜1mm程度で十分である。良好な集電状態を得るためには、各導電層露出部と導電性材料の被膜との接触面積が大きいほど好ましく、各導電層露出部が導電性材料の被膜の内部に0.001〜1mmの深さまで埋没していることが好ましい。
【0036】
図3では、捲回型極板群について説明したが、同じ向きに配置された複数の電極Xをセパレータを介して積層し、高容量な積層型極板群を構成することもできる。この場合、第1導電層露出部109および第2導電層露出部110は、積層型極板群の互いに反対側の側面にそれぞれ配列する。従って、各側面において短絡を起こさずに、第1導電層露出部109を第1端子と接続し、第2導電層露出部110を第2端子と接続することが可能である。
【0037】
上記のような極板群を用いれば、構造が単純であることから、体積効率が高く、高容量で、コンパクトな電池を得ることが可能である。また、短絡の可能性も大幅に低減する。また、捲回型電池は、2つのフープを用いて製造することが可能であり、4つのフープを要した従来に比べて製造工程が簡略化され、巻きズレの可能性が大幅に低減する。
【0038】
得られた極板群は、必要に応じて所定形状のケースに所定の電解液とともに収容される。ケースには、例えば、ステンレス鋼板、アルミニウム板などを所定形状に加工したもの、両面に樹脂被膜を有するアルミニウム箔(アルミニウムラミネートシート)、樹脂ケースなどが用いられる。ケース内に極板群とともに収容される電解液の組成は、電池の種類に応じて異なる。電池が、例えばリチウムイオン二次電池の場合、電解液には、非水溶媒にリチウム塩を溶解させたものが用いられる。電解液におけるリチウム塩濃度は、例えば0.5〜1.5mol/Lである。
【0039】
非水溶媒には、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート、ブチレンカーボネート、ビニレンカーボネートなどの環状カーボネート、ジメチルカーボネート、ジエチルカーボネート、エチルメチルカーボネート、エチルプロピルカーボネート、メチルプロピルカーボネート、メチルイソプロピルカーボネート、ジプロピルカーボネートなどの非環状カーボネート、蟻酸メチル、酢酸メチル、プロピオン酸メチル、プロピオン酸エチルなどの脂肪族カルボン酸エステル、γ−ブチロラクトン、γ−バレロラクトンなどのγ−ラクトン、1,2−ジメトキシエタン、1,2−ジエトキシエタン、エトキシメトキシエタンなどの非環状エーテル、テトラヒドロフラン、2−メチル−テトラヒドロフランなどの環状エーテル、ジメチルスルホキシド、1,3−ジオキソラン、リン酸トリメチル、リン酸トリエチル、リン酸トリオクチルなどのアルキルリン酸エステルやそれらのフッ化物などを用いることができる。これらは複数種を組み合わせて用いることが好ましい。特に、環状カーボネートと非環状カーボネートを含む混合物、環状カーボネートと非環状カーボネートと脂肪族カルボン酸エステルを含む混合物などが好ましい。
【0040】
リチウム塩には、LiPF、LiBF、LiClO、LiAlCl、LiSbF、LiSCN、LiCl、LiCFSO、LiCFCO、LiAsF、LiN(CFSO、Li10Cl10、LiN(CSO、LiPF(CF、LiPF(Cなどを用いることができる。これらは単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよいが、少なくともLiPF6を用いることが好ましい。
【0041】
【実施例】
以下、本発明を実施例に基づいて具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
《実施例1》
本実施例では、以下の要領で捲回型のリチウムイオン二次電池を作製した。製造工程について、図4を参照しながら説明する。
(イ)集電体シートの作製
厚さ7μmのポリエチレンテレフタレート(以下、PETという)のシート403を準備した。次いで、マトリックス状の開口部を有するマスクを用いて、PETシート403の一方の面に、図4(a)に示すようにアルミニウムの蒸着膜401を形成した。Al蒸着膜401の厚さは、0.1μmとした。
同様に、PETシート403の他方の面に、破線で示されるパターンに沿って、Al蒸着膜401とは逆の配置を有する銅の蒸着膜402を形成した。Cu蒸着膜402の厚さは、0.1μmとした。
PETシートのAl蒸着膜401およびCu蒸着膜402を設けた面には、それぞれPETシートの露出部からなるストライプ状絶縁部404および405を残した。こうして集電体シート400を得た。なお、図4では、集電体シート400は概念的に短く描かれているが、実際には長尺のPETシートからなるフープを用いた。
【0042】
(ロ)第1電極合剤層
活物質のコバルト酸リチウム(LiCoO)100重量部と、導電材のアセチレンブラック3重量部と、結着剤のポリフッ化ビニリデン7重量部と、分散媒である適量のカルボキシメチルセルロース水溶液とを混合することにより、第1電極合剤からなるペーストを調製した。このペーストを、図4(b)に示すようにAl蒸着膜401上に塗工し、3列の帯状の第1電極合剤層501を形成した。その後、ペーストの塗膜を乾燥し、乾燥後の塗膜を厚さ70μmになるまでローラで圧延した。
第1電極合剤層の周縁部のうち、ストライプ状絶縁部404に隣接する部分に、絶縁材料として、幅0.3mm、乾燥後の厚さ70μmのポリフッ化ビニリデン(PVDF)の塗膜(図示せず)を形成した。ストライプ状絶縁部405の裏側は、Al蒸着膜露出部503とした。
【0043】
(ハ)第2電極合剤層
活物質の球状黒鉛(黒鉛化メソフェーズ小球体)100重量部と、結着剤のスチレンブタジエンゴム3重量部と、分散媒である適量のカルボキシメチルセルロース水溶液とを混合することにより、第2電極合剤からなるペーストを調製した。このペーストを、図4(b)に示すようにCu蒸着膜402上に塗工し、3列の帯状の第2電極合剤層502を形成した。その後、ペーストの塗膜を乾燥し、乾燥後の塗膜を厚さ70μmになるまでローラで圧延した。
第2電極合剤層の周縁部のうち、ストライプ状絶縁部405に隣接する部分に、絶縁材料として、幅0.3mm、乾燥後の厚さ70μmのPVDFの塗膜(図示せず)を形成した。ストライプ状絶縁部404の裏側は、Cu蒸着膜露出部504とした。
【0044】
(ニ)極板群の作製
完成したバイポーラ電極500のフープとセパレータ600のフープとを用いて捲回工程を行った。捲回工程では、図2に示されるような装置を用いて、バイポーラ電極500とセパレータ600とを重ね合わせるとともに捲回した。その結果、図4(c)に示すような、複数の捲回型極板群からなる長尺筒状の極板群集合体700を得た。
【0045】
集合体700は、ストライプ状絶縁部404(Cu蒸着膜露出部504)の中心線、およびストライプ状絶縁部405(Al蒸着膜露出部503)の中心線に沿って、矢印Yの位置で切断し、極板群毎に分割した。その結果、一連の塗工・捲回工程により、一度に3個の極板群を得ることができた。
【0046】
第1電極合剤層の端部とAl蒸着膜露出部503と第2電極合剤層の端部を覆うPVDFの塗膜とが順次に配列する端面(第1底面)には、注入孔を設けるためのマスクを被せた後、半溶融状態のAl微粒子を吹き付けた。その結果、第1底面に、厚さ0.5mmのAl膜が形成された。このとき、Al蒸着膜露出部503が、Al膜の内部に深さ0.2mmまで埋没していた。第1底面に配されている第2電極合剤層の端面は、PVDFの塗膜で覆われているため、吹き付けにより形成されたAl膜と第2電極合剤とが接触することはなかった。このAl膜を正極端子とした。
【0047】
第2電極合剤層の端部とCu蒸着膜露出部504と第1電極合剤層の端部を覆うPVDFの塗膜とが順次に配列する端面(第2底面)には、注入孔を設けるためのマスクを被せた後、半溶融状態のCu微粒子を吹き付けた。その結果、第2底面に、厚さ0.5mmのCu膜が形成された。このとき、Cu蒸着膜露出部504が、Cu膜の内部に深さ0.2mmまで埋没していた。第2底面に配されている第1電極合剤層の端面は、PVDFの塗膜で覆われているため、吹き付けにより形成されたCu膜と第1電極合剤とが接触することはなかった。このCu膜を負極端子とした。
【0048】
こうして得られた極板群をステンレス鋼製の円筒型電池ケースに収容し、極板群第2底面のCu膜をケースの内底面に接続した。極板群第1底面のAl膜は、アルミニウムリードを介して、周囲に絶縁ガスケットを配した封口板の裏側に接続した。次いで、電解液をケース内に注ぎ、注液孔から電解液を極板群の内部に含浸させた。その後、封口板でケースの開口部を封口し、円筒型電池を完成した。
ここで用いた電解液は、エチレンカーボネート(EC)とエチルメチルカーボネート(EMC)とを体積比30:70で混合した混合溶媒に、LiPFを1モル/Lの濃度で溶解して調製した。
【0049】
《比較例1》
従来と同様の方法で、捲回型のリチウムイオン二次電池を作製した。
すなわち、帯状のAl箔およびその両面に担持された実施例1と同じ組成・厚さの第1電極合剤層からなる第1電極を作製し、帯状のCu箔およびその両面に担持された実施例1と同じ組成・厚さの第2極合剤層からなる第2電極を作製した。それぞれの極板には、集電タブを接続するための電極合剤層の未塗工部を設け、そこに集電タブを接続した。そして、第1電極のフープと第2電極のフープと、2つのセパレータのフープを用いて、極板群を作製した。
【0050】
こうして得られた極板群を、実施例1で用いたものより直径が1.2倍大きなステンレス鋼製の円筒型電池ケースに収容し、第2電極のリードをケースの内底面に溶接した。また、第1電極のリードは、周囲に絶縁ガスケットを配した封口板の裏側に接続した。次いで、電解液をケース内に注ぎ、実施例1と同様の電解液を極板群の内部に含浸させた。その後、封口板でケースの開口部を封口し、円筒型電池を完成した。なお、比較例1で実施例1よりも大きな電池ケースを要したのは、集電タブが極板群の内部に介在していることから極板群の直径が増加したためである。
【0051】
得られた各電池の充放電試験を20℃雰囲気中で行った。充電および放電は、それぞれ電極面積に対して2.5mA/cmの電流モードで行った。充電終止電圧は4.2Vとした。放電終止電圧は3.0Vとした。上記条件によって得られた電気容量は900mAhであった。従って、実施例1の電池は比較例1の電池よりも体積エネルギー密度が1.2倍大きかった。
【0052】
【発明の効果】
上述のように、本発明によれば、高容量で、コンパクト化が可能であり、短絡の可能性を大幅に低減した非水電解質二次電池を提供することができる。また、本発明によれば、捲回型電池の製造工程を簡略化し、巻きズレの可能性を大幅に低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電極Xの上面図(a)、背面図(b)およびc−c線断面図(c)を示す図である。
【図2】捲回型電池の極板群の捲回工程を示す図である。
【図3】本発明の捲回型電池の極板群の断面構造を概念的に示す図である。
【図4】本発明の捲回型電池の極板群の製造工程を概念的に示す図である。
【符号の説明】
100 電極X
101 集電体シート
102 第1電極合剤層
103 第2電極合剤層
104 絶縁シート
105 第1導電層
106 第2導電層
107 第1絶縁部
108 第2絶縁部
109 第1導電層露出部
110 第2導電層露出部
111 絶縁材料
201 電極Xのフープ
202 セパレータのフープ
203a〜203e ローラ
205 電極X
206 セパレータ
207 巻芯
208 極板群
300 極板群
301 セパレータ
302 第1端子
303 第2端子
400 集電体シート
401 Al蒸着膜
402 Cu蒸着膜
403 PETシート
404、405 ストライプ状絶縁部
500 バイポーラ電極
501 第1電極合剤層
502 第2電極合剤層
503 Al蒸着膜露出部
504 Cu蒸着膜露出部
600 セパレータ
700 極板群集合体

Claims (5)

  1. 非水電解質二次電池用電極であって、
    (a)一方の面に第1導電部と第1絶縁部とを有し、他方の面に第2導電部と第2絶縁部とを有する集電体シート、
    (b)第1導電部に担持された第1電極合剤層、および
    (c)第2導電部に担持された第2電極合剤層からなり、
    前記集電体シートが、絶縁シートを含み、
    第1導電部が、前記絶縁シートの一方の面に形成された第1導電層からなり、
    第2導電部が、前記絶縁シートの他方の面に形成された第2導電層からなり、
    第1絶縁部が、前記絶縁シートの一方の面に残されたその露出部からなり、
    第2絶縁部が、前記絶縁シートの他方の面に残されたその露出部からなる電極。
  2. 第1導電部が、第1電極合剤層を担持しない第1導電層露出部を有し、第2導電部が、第2電極合剤層を担持しない第2導電層露出部を有し、第1導電層露出部と第2導電層露出部とが、前記絶縁シートの互いに対向する端部にそれぞれ位置する請求項1記載の電極。
  3. 第1絶縁部が、前記絶縁シートの第1導電層露出部とは反対側の端部に位置し、第2絶縁部が、前記絶縁シートの第2導電層露出部とは反対側の端部に位置する請求項2記載の電極。
  4. 非水電解質二次電池であって、
    (a)少なくとも1つの請求項1記載の電極、
    (b)第1電極合剤層と第2電極合剤層との間に介在するセパレータ、および
    (c)非水電解質からなる電池。
  5. 前記電極と前記セパレータとが、捲回されて円筒形の極板群を構成している請求項4記載の電池。
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