JP2008538292A5

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Publication number: JP2008538292A5
Application number: JP2008507926A
Authority: JP
Filing date: 2006-04-19
Publication date: 2009-04-30
Anticipated expiration: 2026-04-19

Claims

ヒト化抗体または抗原結合フラグメントであって、該ヒト化抗体または抗原結合フラグメントは、
（ｉ）配列番号２に由来するＣＤＲを含むヒト化重鎖可変領域、ならびにヒト生殖細胞系統Ｖ_Ｈ１−２又はＶ_Ｈ１−１８およびエキソンＪ _Ｈ −６の可変領域フレームワーク配列と少なくとも９５％同一である可変領域フレームワーク配列を含む、ヒト化重鎖；ならびに
（ｉｉ）配列番号２２に由来するＣＤＲを含むヒト化軽鎖可変領域、ならびにヒト生殖細胞系統ＶκエキソンＢ３およびＪκエキソンＪκ−１の可変領域フレームワーク配列と少なくとも９５％同一である可変領域フレームワーク配列を含む、ヒト化軽鎖、
を含む、ヒト化抗体または抗原結合フラグメント。
請求項１に記載のヒト化抗体または抗原結合フラグメントであって、ここで
（ｉ）前記ヒト化重鎖は、配列番号２に由来する３つのＣＤＲ、ならびにヒト生殖細胞系統Ｖ _Ｈ１−２又はＶ _Ｈ１−１８およびエキソンＪ _Ｈ −６の可変領域フレームワーク配列を含み、ただしＨ４６位、Ｈ６７位、Ｈ６８位、Ｈ６９位、Ｈ７０位、Ｈ７１位、Ｈ８０位、Ｈ８１位、Ｈ８２位、Ｈ８２Ａ位及びＨ９１位（Ｋａｂａｔのナンバリング）のうちのいずれかが配列番号２の対応する位置を占有しているアミノ酸によって占有され得；そして
（ｉｉ）前記ヒト化軽鎖は、配列番号２２に由来する３つのＣＤＲを含み、そして前記可変領域フレームワークは、ヒト生殖細胞系統ＶκエキソンＢ３およびＪκエキソンＪκ−１の配列を含み、ただしＣＤＲＬ２５位およびＬ３３位は、ヒト生殖細胞系統ＶκエキソンＢ３およびＪκエキソンＪκの配列の対応する位置を占有しているアミノ酸によって占有されている、
ヒト化抗体または抗原結合フラグメント。
Ｈ４６位（Ｋａｂａｔのナンバリング）は、配列番号２の対応する位置を占有しているアミノ酸によって占有されている、請求項１または２に記載のヒト化抗体または抗原結合フラグメント。
前記ヒト化重鎖可変領域におけるＨ４６位、Ｈ６７位、Ｈ６８位、Ｈ６９位、Ｈ７０位、Ｈ７１位、Ｈ８０位、Ｈ８１位、Ｈ８２位、Ｈ８２Ａ位及びＨ９１位（Ｋａｂａｔのナンバリング）のうちの少なくとも１つは、配列番号２における該位置を占有している残基によって占有されている、請求項１に記載のヒト化抗体または抗原結合フラグメント。
前記ヒト化軽鎖におけるＣＤＲのＬ２５位およびＬ３３位のうちの少なくとも１つは、ヒト生殖細胞系統ＶκエキソンＢ３およびＪκエキソンＪκの配列の対応する位置を占有しているアミノ酸によって占有され得る、請求項１〜４のいずれか１項に記載のヒト化抗体または抗原結合フラグメント。
請求項１〜５のいずれか１項に記載のヒト化抗体または抗原結合フラグメントであって、ここで
（ｉ）前記ヒト化重鎖可変領域は、配列番号６、配列番号１０、配列番号１４、配列番号１８又は配列番号４のアミノ酸２０〜１３７に示されるアミノ酸配列と少なくとも９５％同一のアミノ酸配列を含み、そして
（ｉｉ）前記掲載可変領域は、配列番号２４のアミノ酸配列と少なくとも９５％同一のアミノ酸配列を含む、
ヒト化抗体または抗原結合フラグメント。
前記ヒト化重鎖可変領域におけるＨ７１位およびＨ９１位（Ｋａｂａｔのナンバリング）のうちの少なくとも１つは、配列番号２における該位置を占有している残基によって占有されている、請求項１〜６のいずれか１項に記載のヒト化抗体または抗原結合フラグメント。
前記ヒト化重鎖可変領域は、配列番号１４または配列番号１８に示される配列を含み、前記ヒト化軽鎖可変領域は、配列番号２４に示される配列を含む、請求項１記載のヒト化抗体または抗原結合フラグメント。
前記ヒト化重鎖可変領域は、配列番号１６または配列番号２０のアミノ酸配列を含む、請求項１に記載のヒト化抗体または抗原結合フラグメント。
抗原結合フラグメントである、請求項１〜９のいずれか１項に記載のヒト化抗体または抗原結合フラグメント。
ｓｃＦｖ、ダイアボディ、Ｆａｂ、ミニボディ又はｓｃＦｖ−Ｆｃである、請求項１〜１０のいずれか１項に記載のヒト化抗体または抗原結合フラグメント。
抗体エフェクタードメインを含む、請求項１〜１１のいずれか１項に記載のヒト化抗体または抗原結合フラグメント。
前記抗体エフェクタードメインは、ＡＤＣＣ、ＡＤＣＰ又はＣＤＣを媒介する、請求項１２に記載の抗体または抗原結合フラグメント。
前記抗体エフェクタードメインは、ＡＤＣＰを媒介する、請求項１３に記載の抗体または抗原結合フラグメント。
前記抗体エフェクタードメインがヒト抗体エフェクタードメインである、請求項１２に記載の抗体または抗原結合フラグメント。
前記抗体または抗原結合フラグメントが治療薬にコンジュゲートされている、請求項１〜１５のいずれか１項に記載の抗体または抗原結合フラグメント。
前記治療薬が化学療法剤又は免疫調節剤である、請求項１７に記載の抗体または抗原結合フラグメント。
前記治療薬が化学療法剤である、請求項１７に記載の抗体または抗原結合フラグメント。
前記化学療法剤は抗チューブリン剤である、請求項１８に記載のヒト化抗体または抗原結合フラグメント。
前記抗チューブリン剤がＭＭＡＥ又はＭＭＡＦである、請求項１９に記載のヒト化抗体または抗原結合フラグメント。
前記治療薬が免疫調節剤である、請求項１７に記載のヒト化抗体または抗原結合フラグメント。
ＣＤ−７０発現癌又は免疫学的障害の治療のための医薬組成物であって、該組成物が請求項１〜２１の何れか１項に記載のヒト化抗体または抗原結合フラグメントを含む、組成物。
請求項１〜９のいずれか１項に記載のヒト化抗体のヒト化重鎖可変領域；または請求項１、２、５、６または８のいずれかに記載のヒト化抗体のヒト化軽鎖可変領域；またはその両方をコードする、単離されたポリヌクレオチド。
請求項１〜２１の何れか１項に記載のヒト化抗体または抗原結合フラグメント、及び対象または生物学的試料中のＣＤ７０蛋白を検出するために該ヒト化抗体または抗原結合フラグメントを使用するための説明書を含む、キット。
ＣＤ７０抗原を発現する細胞の成育を抑制するための、請求項１〜２１の何れか１項に記載のヒト化抗体または抗原結合フラグメントを、細胞成育を抑制するのに十分な量で含む、組成物。
請求項２３に記載のポリヌクレオチドを含む、ベクター。
請求項２３に記載の単離されたポリヌクレオチドまたは請求項２６に記載のベクターを含む、宿主細胞。