JP2010533498A5 - - Google Patents

Claims (15)

1x10^−７M以下のK_ＤにてヒトGlypican-3に結合する、単離されたヒトモノクローナル抗体、またはその抗原結合部分。

5x10^−９M以下のK_ＤにてヒトGlypican-3に結合する、請求項1記載の抗体、またはその抗原結合部分。

ヒトGlypican-3が配列番号 36[ジーンバンク・アクセッション番号NM_004484]として示されるアミノ酸配列を有するポリペプチドを含む、請求項1または2記載の抗体、またはその抗原結合部分。

a)配列番号 1を含む重鎖可変領域CDR1;
b)配列番号 4を含む重鎖可変領域CDR2;
c)配列番号 7を含む重鎖可変領域CDR3;
d)配列番号 10を含む軽鎖可変領域CDR1;
e)配列番号 13を含む軽鎖可変領域CDR2；および
f)配列番号 16を含む軽鎖可変領域CDR3を含む抗体、
a)配列番号 2を含む重鎖可変領域CDR1;
b)配列番号 5を含む重鎖可変領域CDR2;
c)配列番号 8を含む重鎖可変領域CDR3;
d)配列番号 11を含む軽鎖可変領域CDR1;
e)配列番号 14を含む軽鎖可変領域CDR2；および
f)配列番号 17を含む軽鎖可変領域CDR3を含む抗体、ならびに
a)配列番号 3を含む重鎖可変領域CDR1;
b)配列番号 6を含む重鎖可変領域CDR2;
c)配列番号 9を含む重鎖可変領域CDR3;
d)配列番号 12を含む軽鎖可変領域CDR1;
e)配列番号 15を含む軽鎖可変領域CDR2；および
f)配列番号 18を含む軽鎖可変領域CDR3を含む抗体、
からなる群から選択される、請求項1から3のいずれか記載の抗体、またはその抗原結合部分。

a)配列番号 19のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域および／または配列番号 22のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域を含む抗体またはその抗原結合部分；
b)配列番号 20のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域および／または配列番号 23のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域を含む抗体またはその抗原結合部分；ならびに
c)配列番号 21のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域および／または配列番号 24のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域を含む抗体またはその抗原結合部分；
からなる群から選択される単離されたモノクローナル抗体またはその抗原結合部分であって、ヒトGlypican-3に結合する抗体またはその抗原結合部分。

Glypican-3への結合について、請求項4記載の抗体と競合する、単離されたモノクローナル抗体、またはその抗原結合部分。

ヒト抗体、キメラ抗体およびヒト化抗体からなる群から選択される、請求項4から6のいずれか記載の抗体、またはその抗原結合部分。

治療剤と結合された、請求項1から7のいずれか記載の抗体、またはその抗原結合部分を含む免疫複合体。

請求項1、4または5記載の抗体またはその抗原結合部分、または請求項8記載の免疫複合体および医薬上許容される担体を含む、組成物。

配列番号 25、26、27、28、29、および30からなる群から選択される、単離された核酸分子。

請求項10記載の核酸分子を含む、発現ベクター。

請求項11記載の発現ベクターを含む、宿主細胞。

請求項1、4または5記載の抗体またはその抗原結合部分を含む、Glypican-3を発現する腫瘍細胞の増殖を阻害するための医薬組成物。

腫瘍細胞が肝臓組織である、請求項13記載の医薬組成物。

抗体、またはその抗原結合部分が免疫複合体である、請求項13または14記載の医薬組成物。