JP2009532378A5 - - Google Patents

Claims (14)

1. 図２ＡのＨｕＬ２Ｇ７と標識された配列を有する重鎖可変領域と、
   図２ＢのＨｕＬ２Ｇ７と標識されたアミノ酸配列を有する成熟軽鎖可変領域と
   を含む、ヒト化ｍＡｂ。
2. 図２ＡのＨｕＬ２Ｇ７と標識された配列を有する重鎖可変領域において、最初のアミノ酸がＧｌｎである、重鎖可変領域と、
   図２ＡのＨｕＬ２Ｇ７と標識されたアミノ酸配列を有する成熟軽鎖可変領域と
   を含む、ヒト化ｍＡｂ。
3. 図２ＡのＨｕＬ２Ｇ７と標識されたアミノ酸配列および図２ＢのＨｕＬ２Ｇ７と標識されたアミノ酸配列のそれぞれに少なくとも９０％同一であるアミノ酸配列を有する成熟重鎖および軽鎖可変領域を含むヒト化ｍＡｂであって、ただしＨ２９、Ｈ３０、Ｈ４８、Ｈ６６、Ｈ６７、Ｈ７１、Ｈ９４、Ｌ３およびＬ６０からなる群より選択される少なくとも３つの位置が、マウスＬ２Ｇ７のＫａｂａｔナンバリングによる対応する位置に存在するアミノ酸によって占められている、ヒト化ｍＡｂ。
4. 軽鎖および重鎖可変領域の配列が請求項１０記載のｍＡｂのそれらに少なくとも９５％同一である請求項３記載のヒト化ｍＡｂ。
5. 前記群の全ての位置がマウスＬ２Ｇ７抗体におけるＫａｂａｔナンバリングによる対応する位置に存在するアミノ酸によって占められている、請求項３または請求項４記載のヒト化ＭＡｂ。
6. さらに位置Ｈ１がＧｌｕによって占められている、請求項５記載のヒト化ｍＡｂ。
7. ＨＧＦの生物学的活性をＬ２Ｇ７と同様に中和する請求項１記載のヒト化ｍＡｂ。
8. ヒト肝細胞増殖因子（ＨＧＦ）に結合し、これを中和するヒト化モノクローナル抗体（ｍＡｂ）であって、前記ヒト化抗体はヒト化重鎖および軽鎖を含み、前記ヒト化重鎖はＬ２Ｇ７由来のＣＤＲと、Ｈ２９、Ｈ３０、Ｈ４８、Ｈ６６、Ｈ６７、Ｈ７１、Ｈ９４からなる群から選択されるヒト重鎖可変領域フレームワークの少なくとも３つの位置が前記Ｌ２Ｇ７重鎖の対応する位置を占めるアミノ酸によって占められるという条件で、ヒト重鎖可変領域フレームワークとを含み；前記ヒト化軽鎖はＬ２Ｇ７由来のＣＤＲと、Ｌ３およびＬ６０からなる群から選択される少なくとも１つの位置が前記Ｌ２Ｇ７軽鎖の対応する位置を占めるアミノ酸によって占められるという条件で、ヒト軽鎖可変領域フレームワークとを含む、前記ヒト化モノクローナル抗体。
9. （ＩｇＧ１、κ）アイソタイプである請求項１、３または８記載のヒト化ｍＡｂ。
10. Ｈ２９、Ｈ３０、Ｈ４８、Ｈ６６、Ｈ６７、Ｈ７１およびＨ９４からなる群の全てのアミノ酸が前記Ｌ２Ｇ７重鎖の対応する位置を占めるアミノ酸によって占められ、Ｌ３およびＬ６０からなる群から選択される各位置が前記Ｌ２Ｇ７軽鎖の対応する位置を占めるアミノ酸によって占められている、請求項８記載のヒト化抗体。
11. さらに位置Ｈ１がＧｌｕによって占められている、請求項８記載のヒト化抗体。
12. 医薬品の製造のための、前記請求項のいずれかの項に記載のｍＡｂを含む組成物。
13. 癌を処置するための請求項１２の組成物。
14. 前記癌が膠芽細胞腫である請求項１２記載の組成物。