JP2008513023A5 - - Google Patents

Claims (10)

1. アルコールデヒドロゲナーゼ（ＡＤＨ）、乳酸デヒドロゲナーゼ（ＬＤＨ）、ピルビン酸オキシダーゼ（ＰＯＸＢ）、コハク酸デヒドロゲナーゼ（ＳＤＨ）、ａｃｅＢＡＫオペロンリプレッサー（ＩＣＬＲ）、アセテートキナーゼ（ＡＣＫ）、およびホスホトランスアセチラーゼ（ＰＴＡ）の低下した活性を含む、遺伝子操作された細菌。
2. グルコースホスホトランスフェラーゼ系（ＰＴＳＧ）の低下した活性をさらに含む、請求項１に記載の遺伝子操作された細菌。
3. ガラクトースパーミアーゼ（ＧＡＬＰ）、ホスホエノールピルビン酸カルボキシラーゼ（ＰＥＰＣ）およびピルビン酸カルボキシラーゼ（ＰＹＣ）からなる群より選択される１つ以上のタンパク質の低下した活性をさらに含む、請求項１に記載の遺伝子操作された細菌。
4. ΔａｄｈＥ、ΔｌｄｈＡ、ΔｐｏｘＢ、ΔｓｄｈＡＢ、ΔｉｃｌＲ、ΔｐｔｓＧ、Δ（ａｃｋＡ−ｐｔａ）を含む、請求項１に記載の遺伝子操作された細菌。
5. ガラクトースパーミアーゼ（ＧＡＬＰ）、ホスホエノールピルビン酸カルボキシラーゼ（ＰＥＰＣ）およびピルビン酸カルボキシラーゼ（ＰＹＣ）からなる群より選択される１つ以上のタンパク質の増加した活性をさらに含む、請求項４に記載の遺伝子操作された細菌。
6. 過剰発現されたピルビン酸カルボキシラーゼ（ＰＹＣ）をさらに含む、請求項４に記載の遺伝子操作された細菌。
7. 細菌培養物においてカルボン酸を生産するための方法であって、
   ａ）培養物において細菌を増殖させる工程であって、該細菌は、ΔａｄｈＥ、ΔｌｄｈＡ、ΔｐｏｘＢ、ΔｓｄｈＡＢ、ΔｉｃｌＲ、ΔｐｔｓＧ、Δ（ａｃｋＡ−ｐｔａ）を含む、工程；
   ｂ）該細菌に糖基質を供給する工程；
   ｃ）好気性条件下で、該細菌が該糖を代謝して十分なバイオマスにすることを可能にする工程；
   ｄ）嫌気性条件下で、該細菌が該糖を代謝してカルボン酸生産を最大限にすることを可能にする工程；ならびに、
   ｅ）該培養物からカルボン酸を回収する工程、
   を包含する、方法。
8. 前記細菌が、ΔｐｔｓＧをさらに含む、請求項７に記載の方法。
9. 前記細菌が、過剰発現されたＰＹＣをさらに含む、請求項８に記載の方法。
10. 前記カルボン酸がコハク酸であり、前記糖がグルコースであり、コハク酸が、グルコース１モルにつき１．５モルよりも多く回収される、請求項９に記載の方法。