JP2008500241A5

JP2008500241A5 -

Info

Publication number: JP2008500241A5
Application number: JP2007513810A
Authority: JP
Filing date: 2005-05-27
Publication date: 2011-06-30

Claims

プラスチック製のフレキシブルなパッケージ容器であって、該パッケージ容器に、パッケージ容器の製作に使用されるフィルムの両外縁部（２，３）のオーバラップによる溶接シーム又は接着シームによって内壁及び外壁を有する領域が形成されており、内壁に、容器内部から内壁と外壁との間の領域へのガス流出を可能にする複数の開口が設けられている形式のものにおいて、
内壁及び外壁を有する領域（４）を封入する溶接シーム若しくは接着シーム（７，９，１０）の少なくとも１部分領域が、溶接若しくは接着前にプラスチックの片面又は複数面に全面的又は部分的に剥離媒体（１１）を付与すること、又は溶接若しくは接着前にプラスチックの片面又は複数面に全面的又は部分的にコロナ放電処理（１１′）を施すことにより弱化されており、これによりガス流出を可能にしていることを特徴とする、過剰圧力逃がしを備えたプラスチック製のパッケージ容器。
プラスチック製のフレキシブルなパッケージ容器であって、該パッケージ容器に、溶接シーム又は接着シームによって別個のフィルムをチューブに取り付けることにより、内壁及び外壁を有する領域が形成されており、内壁に、容器内部から内壁と外壁との間の領域へのガス流出を可能にする複数の開口が設けられている形式のものにおいて、
内壁及び外壁を有する領域（４）を封入する溶接シーム若しくは接着シーム（７，９，１０）の少なくとも１部分領域が、溶接若しくは接着前にプラスチックの片面又は複数面に全面的又は部分的に剥離媒体（１１）を付与すること、又は溶接若しくは接着前にプラスチックの片面又は複数面に全面的又は部分的にコロナ放電処理（１１′）を施すことにより弱化されており、これによりガス流出を可能にしていることを特徴とする、過剰圧力逃がしを備えたプラスチック製のパッケージ容器。
前記内壁と外壁との間にスペーサが設けられている、請求項１又は２記載のパッケージ容器。
前記開口（１２）が孔である、請求項１又は２記載のパッケージ容器。
パッケージ容器（１）が、ＦＦＳチューブ、ブロックバッグ、開いた側方ひだ付きバッグ、フラットバッグ、（接着され且つ溶接された）弁付きボックスバッグ又はクロスボトムバッグである、請求項１から４までのいずれか１項記載のパッケージ容器。
パッケージ容器（１）がＦＦＳパッケージである、請求項１から４までのいずれか１項記載のパッケージ容器。
長手方向シーム（７）がガス流出を可能にしている、請求項１から６までのいずれか１項記載のパッケージ容器。
１つの横方向シーム（９；１０）又は２つの横方向シーム（９，１０）がガス流出を可能にしている、請求項１から７までのいずれか１項記載のパッケージ容器。
１枚のフィルムからフレキシブルなプラスチック製のパッケージ容器を製作するための方法であって、前記フィルムの両外縁部（２，３）を長手方向でオーバラップさせることにより、両外縁部（２，３）間の溶接シーム又は接着シームによって内壁及び外壁を有する領域を備えたチューブを形成し、内壁に、容器内部から内壁と外壁との間の領域へのガス流出を可能にする複数の開口を配置し、横方向の第１の溶接シーム又は接着シームにより底部を形成し、パッケージ容器の充填後に該パッケージ容器を第２の横方向の溶接シーム又は接着シームにより閉鎖する形式のものにおいて、
内壁及び外壁を有する領域（４）を封入する溶接シーム若しくは接着シーム（７，９，１０）の少なくとも１部分領域を、溶接若しくは接着前にプラスチックの片面又は複数面に全面的又は部分的に剥離媒体（１１）を付与すること、又は溶接若しくは接着前にプラスチックの片面又は複数面に全面的又は部分的にコロナ放電処理（１１′）を施すことにより弱化させ、これによりガス流出を可能にすることを特徴とする、１枚のフィルムからフレキシブルなパッケージ容器を製作するための方法。
１本のチューブからフレキシブルなプラスチック製のパッケージ容器を製作するための方法であって、前記チューブにおいて、溶接シーム又は接着シームにより別個のフィルムを取り付けることによって内壁及び外壁を有する領域を形成し、内壁に、容器内部から内壁と外壁との間の領域へのガス流出を可能にする複数の開口を配置し、横方向の第１の溶接シーム又は接着シームにより底部を形成し、パッケージ容器の充填後に該パッケージ容器を第２の横方向の溶接シーム又は接着シームにより閉鎖する形式のものにおいて、
内壁及び外壁を有する領域（４）を封入する溶接シーム若しくは接着シーム（７，９，１０）の少なくとも１部分領域を、溶接若しくは接着前にプラスチックの片面又は複数面に全面的又は部分的に剥離媒体（１１）を付与すること、又は溶接若しくは接着前にプラスチックの片面又は複数面に全面的又は部分的にコロナ放電処理（１１′）を施すことにより弱化させ、これによりガス流出を可能にすることを特徴とする、１枚のチューブからフレキシブルなパッケージ容器を製作するための方法。