JPH0219204A - 接着強度の制御方法 - Google Patents
接着強度の制御方法Info
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- JPH0219204A JPH0219204A JP16455388A JP16455388A JPH0219204A JP H0219204 A JPH0219204 A JP H0219204A JP 16455388 A JP16455388 A JP 16455388A JP 16455388 A JP16455388 A JP 16455388A JP H0219204 A JPH0219204 A JP H0219204A
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- Pending
Links
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は、接着強度の制御方法、詳しくは食品容器な
どにおいて密封性と開封性を同時溝たされるように接着
強度を制御する方法に関する。
どにおいて密封性と開封性を同時溝たされるように接着
強度を制御する方法に関する。
従来の技術
接着強度の制御方法としては、接着剤の樹脂種類、ブレ
ンド、ポリマアロイング、共重合化などを選択すること
、接着の時間、温度、圧力などの条件を設定すること、
多層コーティングにすること、その地表面処理の種類を
選択することなどによって行なうようにしているものが
知られている。
ンド、ポリマアロイング、共重合化などを選択すること
、接着の時間、温度、圧力などの条件を設定すること、
多層コーティングにすること、その地表面処理の種類を
選択することなどによって行なうようにしているものが
知られている。
発明が解決しようとする課題
上記のいずれの方法を採用しても、接着強度にばらつき
が生じ、所望の接着強度を安定して得ることは困難であ
った。
が生じ、所望の接着強度を安定して得ることは困難であ
った。
この発明の目的は、上記問題点を解決した接着強度の制
御方法を提供することにある。
御方法を提供することにある。
課題を解決するための手段
この発明による接着強度の制御方法は、少なくともいず
れか一方が熱可塑性合成樹脂製である2つの被着体をヒ
ートシールするに際し、少なくともいずれか一方の被着
体の被着面に、熱可塑性合成樹脂製被着体のヒートシー
ル性を向上させるプライマおよび同ヒートシール性を低
下させるプライマの少なくともいずれか一方のコーティ
ング部および非コーティング部を所定面積比で形成する
ものである。
れか一方が熱可塑性合成樹脂製である2つの被着体をヒ
ートシールするに際し、少なくともいずれか一方の被着
体の被着面に、熱可塑性合成樹脂製被着体のヒートシー
ル性を向上させるプライマおよび同ヒートシール性を低
下させるプライマの少なくともいずれか一方のコーティ
ング部および非コーティング部を所定面積比で形成する
ものである。
実 施 例
この発明の実施例を図面を参照してつぎに説明する。
第1図および第2図において、この発明による方法で互
いに接着された2つの積層体11が示されている。両積
層体11は、同一のものであって、アルミニウム箔12
と、その片面に接合されている塩ビー酢ビ共重合樹脂フ
ィルム13とよりなる。両積層体入lのフィルム13同
士が接着されているが、両フィルム13の間にはシリコ
ン系の塗料14が点在するように介在されており、両フ
ィルム13界面における塗料14の介在されている部分
はそれ以外の部分より接着力が弱くなっている。
いに接着された2つの積層体11が示されている。両積
層体11は、同一のものであって、アルミニウム箔12
と、その片面に接合されている塩ビー酢ビ共重合樹脂フ
ィルム13とよりなる。両積層体入lのフィルム13同
士が接着されているが、両フィルム13の間にはシリコ
ン系の塗料14が点在するように介在されており、両フ
ィルム13界面における塗料14の介在されている部分
はそれ以外の部分より接着力が弱くなっている。
上記両積層体目は、つぎに説明する工程を経て接着され
たものである。
たものである。
a、いずれか一方の積層体11のフィルム13に、シリ
コン系の塗料14を印刷によりコーティングした。その
印刷パターンは、第3図に示すように、点在するように
配された円形の輪郭をもつコーティング部21と、それ
以外の非コーティング部22とよりなる。印刷法は、ス
クリーン、オフセット、グラビアなどのいずれでもよい
。この場合、比較のために、表1に示すように、コーテ
ィング部21のピッチPは一定として、その径りを変え
た5 PI類のサンプルを用意した。また、コーティン
グ部21の厚みは、シール時の拡がりをすくなくするた
めにできるだけ薄くした方がよい。
コン系の塗料14を印刷によりコーティングした。その
印刷パターンは、第3図に示すように、点在するように
配された円形の輪郭をもつコーティング部21と、それ
以外の非コーティング部22とよりなる。印刷法は、ス
クリーン、オフセット、グラビアなどのいずれでもよい
。この場合、比較のために、表1に示すように、コーテ
ィング部21のピッチPは一定として、その径りを変え
た5 PI類のサンプルを用意した。また、コーティン
グ部21の厚みは、シール時の拡がりをすくなくするた
めにできるだけ薄くした方がよい。
b、印刷後、両積層体11の一方のコーティング有りフ
ィルム13と、その他方のコーティング無しフィルム1
3を重ね合わせてヒートシールを行なった。そのときの
ヒートシール圧力は20kg/cJ、温度は250℃、
時間は0.5秒であった。
ィルム13と、その他方のコーティング無しフィルム1
3を重ね合わせてヒートシールを行なった。そのときの
ヒートシール圧力は20kg/cJ、温度は250℃、
時間は0.5秒であった。
以上の接着は、上記5種類のサンプルについてそれぞれ
行ない、その後に、それぞれの剥離強度を測定した。そ
の結果を表2および第4図に示す。
行ない、その後に、それぞれの剥離強度を測定した。そ
の結果を表2および第4図に示す。
表2および第4図からあきらかなように、コーティング
面積を変えることにより、接着強度が制御される。
面積を変えることにより、接着強度が制御される。
つぎに、この発明を積層体製容器および蓋の接着に適用
した場合について、第5図を参照して説明する。
した場合について、第5図を参照して説明する。
容器31は、口縁部にフランジ32を有する浅いカップ
状に形成されたものである。容器31を形成している積
層体は、容器の下面側より順次アルミニウム箔33、接
着剤層34および合成樹脂フィルム35で構成されてい
る。蓋41は、平らなものであり、その周縁部下面が容
器31のフランジ32上面にヒートシールによって接合
されている。
状に形成されたものである。容器31を形成している積
層体は、容器の下面側より順次アルミニウム箔33、接
着剤層34および合成樹脂フィルム35で構成されてい
る。蓋41は、平らなものであり、その周縁部下面が容
器31のフランジ32上面にヒートシールによって接合
されている。
蓋41を形成している積層体は、容器31のそれと同じ
ものであって、蓋41の上面側より順次アルミニウム箔
43、接着剤層44および合成樹脂フィルム45で構成
されている。そして、l141を形成している積層体の
合成樹脂フィルム45の下面には、その全面にわたって
ほぼ均一に上記したコーティング部51および非コーテ
ィング部52が形成されている。
ものであって、蓋41の上面側より順次アルミニウム箔
43、接着剤層44および合成樹脂フィルム45で構成
されている。そして、l141を形成している積層体の
合成樹脂フィルム45の下面には、その全面にわたって
ほぼ均一に上記したコーティング部51および非コーテ
ィング部52が形成されている。
容器31の開封に際して、蓋41の一部をつまんで引き
上げると、両積層体の接着材層34.44が破断するこ
となく、両フィルム35.45の界面が剥離するように
なっている。すなわち、接着剤層34.44による接着
強度より両フィルム35.45の界面接着強度が小さく
なるように、上記コーティング部51および非コーティ
ング部52の面積比が設定されている。
上げると、両積層体の接着材層34.44が破断するこ
となく、両フィルム35.45の界面が剥離するように
なっている。すなわち、接着剤層34.44による接着
強度より両フィルム35.45の界面接着強度が小さく
なるように、上記コーティング部51および非コーティ
ング部52の面積比が設定されている。
(以下余白)
発明の効果
この発明によれば、コーティング部および非コーティン
グ部の面積比を変えることにより、接着強度を簡単かつ
正確に制御することができる。
グ部の面積比を変えることにより、接着強度を簡単かつ
正確に制御することができる。
第1図はこの発明の実施に使用される被着体の断面図、
第2図は第1図の■−■線にそう断面図、第3図はコー
ティングパターンの説明図、第4図は接着強度を示すグ
ラフ、第5図はこの発明を適用した容器および蓋の断面
図である。 13・・・被着体(フィルム)、14・・・プライマ(
塗料)、21・・・コーティング部、22・・・非コー
ティング部。 以 上
第2図は第1図の■−■線にそう断面図、第3図はコー
ティングパターンの説明図、第4図は接着強度を示すグ
ラフ、第5図はこの発明を適用した容器および蓋の断面
図である。 13・・・被着体(フィルム)、14・・・プライマ(
塗料)、21・・・コーティング部、22・・・非コー
ティング部。 以 上
Claims (1)
- 少なくともいずれか一方が熱可塑性合成樹脂製である2
つの被着体13をヒートシールするに際し、少なくとも
いずれか一方の被着体13の被着面に、熱可塑性合成樹
脂製被着体13のヒートシール性を向上させるプライマ
および同ヒートシール性を低下させるプライマ14の少
なくともいずれか一方のコーティング部21および非コ
ーティング部22を所定面積比で形成する、接着強度の
制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16455388A JPH0219204A (ja) | 1988-06-30 | 1988-06-30 | 接着強度の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16455388A JPH0219204A (ja) | 1988-06-30 | 1988-06-30 | 接着強度の制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0219204A true JPH0219204A (ja) | 1990-01-23 |
Family
ID=15795348
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16455388A Pending JPH0219204A (ja) | 1988-06-30 | 1988-06-30 | 接着強度の制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0219204A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008500241A (ja) * | 2004-05-27 | 2008-01-10 | エルカーベー アクチエンゲゼルシャフト ライニッシェ クンストシュトッフヴェルケ | 過剰圧力逃がしを備えたプラスチックバッグ |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4967788A (ja) * | 1972-10-30 | 1974-07-01 | ||
JPS6228347A (ja) * | 1985-07-24 | 1987-02-06 | 東洋アルミニウム株式会社 | 包装袋 |
-
1988
- 1988-06-30 JP JP16455388A patent/JPH0219204A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4967788A (ja) * | 1972-10-30 | 1974-07-01 | ||
JPS6228347A (ja) * | 1985-07-24 | 1987-02-06 | 東洋アルミニウム株式会社 | 包装袋 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008500241A (ja) * | 2004-05-27 | 2008-01-10 | エルカーベー アクチエンゲゼルシャフト ライニッシェ クンストシュトッフヴェルケ | 過剰圧力逃がしを備えたプラスチックバッグ |
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