JPH0645371B2 - 収納袋 - Google Patents

収納袋

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JPH0645371B2
JPH0645371B2 JP1207612A JP20761289A JPH0645371B2 JP H0645371 B2 JPH0645371 B2 JP H0645371B2 JP 1207612 A JP1207612 A JP 1207612A JP 20761289 A JP20761289 A JP 20761289A JP H0645371 B2 JPH0645371 B2 JP H0645371B2
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彰秀 中村
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は収納袋に関し、特に、円形,楕円形又は多角形
断面を有する柱状物品又は筒状物品を収納するのに好適
な収納袋に関する。
〔従来技術〕
種々の食品、又は他の物品を内部に収納する瓶類,缶類
等は、これらを保護し、取扱いの容易性を高めるため、
及び破損時における危険防止のため、更には、内蔵物品
の高級感を助長するため等の目的により、布,不織布,
プラスチックフィルム等を素材とする収納袋内に収納さ
れることがある。このような瓶類及び缶類等の如く、円
形,楕円形又は多角形断面を有する柱状又は筒状の物品
の収納袋として、収納すべき物品の断面形状に対応する
形状に裁断された底部の周縁に、前記物品の外側を被覆
する筒体を止着せしめて形成されたものがある。この収
納袋は、収納物品をこれの外側に沿って密に被覆するこ
とが可能であり、収納状態における外見が美麗である
が、前記止着を自動化することが困難であり、大量生産
ができないために、高価なものにならざるを得ないとい
う難点がある。
そこで従来から前述の如き物品を収納する収納袋とし
て、第7図に示す如き収納袋、所謂ガゼット袋10が使用
されている。これは、布,不織布,プラスチックフィル
ム等を素材とし帯状をなす原材Mを用い、まずこの原材
Mの幅方向両側を、第7図(a)に示す如く、両端縁が若
干幅重なり合うように夫々折り返し、この重ね合わせ部
を接着,融着、縫着等の適宜の手段により止着せしめて
長手方向に連続する止着部12を形成し、次いで第7図
(b)に示す如く、これの幅方向両側を夫々所定幅だけ内
側に折込み、互いに重なり合う部分のない折込み部 13,
13を形成せしめた後、第7図(c)に示す如く、原材Mの
長手方向適宜位置を、これも接着,融着,縫着等の手段
により、幅方向全長に亘って一括的に封着せしめて封着
部14を形成し、最後に、この封着部14近傍を幅方向に裁
断して、第7図(d)に示す如く前記封着部14を底部とし
て形成される。
このガゼット袋10は、前記折り返し及び折込み、並びに
前記止着部12及び封着部14の形成を自動化することがで
きるため、大量生産が可能であって、安価にて提供でき
るという優位性があり、前述の如き物品の収納袋として
多くの使用実績を有している。
〔発明が解決しようとする課題〕
第8図はこのガゼット袋10に円形断面を有する物品を収
納せしめた場合における底部近傍の外観斜視図である。
ガゼット袋10内に物品20を侵入せしめた場合、この侵入
に追随して前記折込み部 13,13が伸張し、底部近傍以外
の部分においては前記物品20の形状に沿う形状変化が生
じるが、前述の如く形成された底部においては折込み部
13,13の伸張がこれらを一括的に封着してなる封着部14
により拘束される結果、これらの折込み部 13,13は、図
示の如く、封着部14との各別の連設点 15,15を頂点と
し、夫々の伸張部に連なる三角形状をなして折畳まれる
ことになり、ガゼット袋10における底面の平面形状は前
記三角形の底辺を対向辺とする矩形形状とならざるを得
ない。即ち、ガゼット袋10においては、図示の如き円形
断面を有する物品20が収納された際に、これの底面の四
方に前記矩形の頂点に対応する突出部 16,16…が現出
し、これが収納後における全体形状の美麗さを損ない、
特に高級感の助長が主目的である場合、この目的が十分
に果せないという難点があった。この難点は、収納物品
20が楕円形、多角形等の断面形状を有するものである場
合においても全く同様に生じ、更には、前記突出部 16,
16…の周辺に不均一に生じるたるみのために、物品20を
ガゼット袋10内に収納した状態にて床面上に載置した場
合、安定性が悪いとう難点もある。
また柱状又は筒状の物品20を収納するための収納袋に
は、該物品20の収納時にこれの外側を密に被覆し、無為
なたるみ,皺等の発生により美観を損なわないことが要
求され、この種の収納袋は、通常、拡口時における周方
向長さが収納対象となる物品20の外周長さに略等しくな
るように大きさを設定されて作製される。ところが、前
述の折り返し及び折込みの工程、並びに止着部12及び封
着部14の形成工程を自動化して製造されるガゼット袋10
は、その全長に亘って同幅とせざるを得ず、前記要求を
満足させた場合、口部が物品20と略等しい大きさにまで
しか開口せず、この口部からの物品20の挿入に困難を伴
うという不都合がある。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、収納
物品が円形,楕円形,多角形等の断面形状を有するもの
である場合においても、該物品の底面に確実に追随して
変形可能とし、収納物品形状を表わすことができ、しか
も物品収納時に美麗な外観を呈す底部を有し、しかも大
量生産が可能であり、更には、物品挿入時に口部が十分
に開口し、挿入に困難を伴うことのない収納袋を提供す
ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の第1の発明に係る収納袋は、柱状又は筒状の物
品を収納するための収納袋において、略同幅の4層をな
して折畳まれた筒体の一側端部に、前記4層を幅方向に
一括的に封着してなる底部を具備し、前記筒体は前記底
部とは逆側の端部の適長部分を除き、その長手方向に原
材の止着部を有し、前記端部側を前記物品の装入のため
の口部としてあることを特徴とする。
〔作用〕
本発明においては、前記封着部が収納物品の略中心位置
上にて折畳まれ、該位置を中心する放射状に多数の皺が
現出し、収納物品の底面形状に対応する底部が形成され
る。また、底部と逆側の端部、即ち口部側の非止着部の
存在により口部が大きく開口し、物品を容易に挿入し得
る。
〔実施例〕
以下本発明をその実施例を示す図面に基づいて詳述す
る。第1図は本発明の収納袋の製造工程の一例を示す模
式図である。
本発明に係る収納袋1の製造は、前記ガゼット袋10と同
様、布,不織布,プラスチックフィルム等を素材とする
帯状をなす原材Mを用いて行われ、まず第1図(a)に示
す如く、原材Mの幅方向両側を、夫々の側端縁が相互に
若干幅重なり合うように夫々折り返し、この重ね合わせ
部を接着,融着,縫着等の手段により止着して、長手方
向に連続する止着部2を形成する。なお、この折り返し
の際、図示の如く、一側の折返し幅を他側よりも幅広と
し、前記止着部2を幅方向一側に偏在せしめるようにす
るのがよい。次に第1図(b)に示す如く、前記幅広側の
みを内側に折込んで折込み部3を形成する。折込み部3
は、これの先端が他側の折り返し線に達し、折込み部3
と他部とが略同幅となり、厚さ方向に4層をなして重な
り合うようにする。即ち、第1図(b)の状態は、帯状を
なす原材Mを幅方向半部にて2つ折りし、これを再度幅
方向半部にて2つ折りした後、原材Mの幅方向両端縁を
相互に止着せしめたものと実質的に同一であるが、この
場合、止着部2が折線上に生じ、該止着部2の形成を自
動化することが難しい。なお、第1図(a)の工程におい
て両側の折り返し幅を異ならせてあるのは、折込み部3
を形成した後、該折込み部3の基端側折線上に止着部2
が位置しないようにするためである。
折込み部3の形成後、第1図(c)に示す如く、原材Mの
長手方向適宜位置にて、前記4層を一括的に、接着,融
着,縫着等の手段により、全幅に亘って封着せしめて封
着部4を形成し、最後に、この封着部4近傍にて幅方向
に裁断することにより、本発明に係る収納袋1が第1図
(d)に示す如く得られる。即ち、本発明に係る収納袋1
は、略同幅の4層をなして折畳まれた筒体の一側端部に
おいて、前記4層を幅方向に一括的に封着してなる封着
部4を底部として構成される。
なお第1図の(a),(b)の工程は、自動化場合には第2図
に示す如き順にて行われる。即ち、まず前記折込み部3
における先端部及び一方の基端部に相当する部分の折線
が形成され、原材Mは、第2図(a)に示す如く3重に折
畳まれ、次いで、同図(b)に示す如く、残部が前記両折
線の夫々に沿って内側に折り返され、前記3重層の上側
において原材Mの幅方向両端縁が重ね合わされ、その
後、後述する如く、この重ね合わせ部を止着して止着部
2が形成される。
第3図は第2図(a)に示す如き折畳みの実施状態を示す
模式的斜視図である。
前記折畳みは、原材Mの送給経路に沿って配設された一
対の折り板 30,31によって行われる。一方の折り板30
は、矩形の平面形状をなす平板であり、また他方の折り
板31は、矩形の幅方向の一辺を所定長に亘ってテーパ状
に切欠いてなる切欠部31a を備え、平面視にて台形状を
なす平板である。これらは、折り板31の前記切欠部 31a
側の略半部の折り板30の略半部とが、例えば前者を上と
して平面視にて幅方向に相互に重なり合い、厚さ方向に
所定長離隔した状態に位置決めされ、折り板31の長手方
向における切欠部 31a側の端部が、図中に白抜矢符にて
示す原材Mの送給方向上流側に向くと共に、前記重なり
部の中心線が原材Mの送給経路に沿うように配設されて
いる。帯状をなす原材Mは、送給開始前の時点におい
て、折り板31の幅方向端部にて一旦折り返され、両折り
板 30,31の間を通り、折り板30の幅方向端部にて再度折
返されるように両折り板 30,31間に図示の如く掛け回さ
れており、その後、この状態にて長手方向に所定の張力
を付与された状態にて前述の方向へ連続的に送給され
る。従って、送給状態にある原材Mにおいては、折り板
30,31の配設位置を通過する際に、折り板30及び折り板
31の幅方向端部の作用により、第2図(a)における2本
の折線に沿う折畳みが連続的に行われ、これらの折線間
に形成される前記折込み部3の深さは、折り板30と折り
板31との重ね合わせ幅の調整により適宜に設定できる。
このような折込み部3の形成方法は、ガゼット袋10にお
ける折込み部 13,13の形成時において実用化されている
ものである。但し、ガゼット袋10においては、幅方向両
側に折込み部 13,13を有するから、前記折り板31が左右
一対必要であり、この点において第3図に示すものと異
なる。
なおこの状態から第2図(b)に示す折畳み状態を得る工
程は、第3図に示す装置の下流側に並設され回動軸の方
向が種々に異なる多数のローラを、原材Mに転接せしめ
ることによりなされる。この工程は、前記ガゼット袋10
における同様の工程と全く同様になし得るものであり、
詳細な説明は省略する。
第4図は、第2図(b)に示す如く折畳まれた原材Mにお
いて、融着によって止着部2を形成する工程の一例を示
す模式的斜視図である。
この工程における原材Mは、不織布,プラスチックフィ
ルム等の融着性を有する素材製であることは言うまでも
なく、この原材Mは、略同幅の4層をなして折畳まれた
態様にて、図中に白抜矢符にて示す方向に間欠的に移動
するようになしてある。止着部2の形成は、前述した如
く、両端縁の重ね合わせ部のみを融着せしめることによ
りなされるが、第2図の如く折畳みを行った場合、前記
重ね合わせ部は前記4層の最上層に位置する。従って、
前記融着は、原材Mの最上層とこれの直下層との間に前
記重ね合わせ部に沿う態様にて挿入せしめた支え板50
と、原材Mの上部に配設され間欠的に下動する熱板51と
の間において、原材Mの移動に同期させて前記重ね合わ
せ部を挾持し、熱板51にて前記重ね合わせ部を加熱する
ことによりなされる。支え板50は、原材Mの送給方向上
流側において垂直上方に立設された脚板 50aにより、原
材M上方の適宜位置に固定されており、前記重ね合わせ
部は、この脚板 50aの立設位置にて一旦開放され、図示
の如く該脚板 50aの両側を夫々通過し、この通過後、原
材Mに付加されている張力の作用によって再度重ね合わ
されて前記熱板51の下部に達する。
なお、止着部2の形成後封着部4が形成されるが、この
封着部4の融着による形成は、原材Mの上側に幅方向を
長手方向とする熱板を設け、これと原材Mの下側に配設
された支え板との間にて、原材Mを一括的に挾持するこ
とにより容易になされ、特殊な構成は不要であり、また
この工程は前記ガゼット袋10の製造において実用化され
ているものであるから詳細な説明は省略する。なお、前
記止着部2の形成工程もガゼット袋10の製造において実
用化されているものである。さて、封着部4を融着にて
形成せしめる場合、第1図及び第2図に示す折畳み状態
から明らかな如く、2層目と3層目の間において、原材
Mの互いに異なる側の両間での融着が必要であり、本発
明に係る収納袋1において封着部4を融着にて形成する
場合、原材Mは両面に融着性を有するものであることが
必要となる。但し、前述した如く、封着部4の形成及び
止着部2の形成手段は融着に限るものではなく、縫着,
接着等の他の止着手段によってもよく、この場合原材M
の素材は限定されない。
そして重ね合せ部の全長が止着部2となるのではなく、
第6図に基いて後述するように、この収納袋の口部とな
る端部側を適長に亘って非止着部とする。
第5図は以上の如く構成された本発明に係る収納袋1に
円形断面を有する物品を収納せしめた際の底面近傍の斜
視図である。
収納袋1内に円形断面を有する物品20を侵入せしめた場
合、ガゼット袋10におけると同様に、この侵入に応じて
折込み部3が伸張し、収納袋1は該物品20の形状に沿っ
て形状変化しつつ、該物品20の外側を密に被覆する。そ
して、物品20の底部が収納袋1の底部近傍に近付くと共
に、前述の如く形成された封着部4は、前記折込み部3
の基端側におけるその端部4a(第1図(d)参照)を先と
して立ち上がり、更に物品20が押し込まれると共に、前
記封着部4は、該物品20の略中心位置にて密に折畳まれ
た状態となり、該封着部4近傍における収納袋1の各面
は、この中心位置から放射状をなして延びる多数の皺
5,5…となって物品20の側面を覆う部分に連なり、収
納袋1の底面は、これらの皺5,5…により円形に近い
形状に変形することが可能となる。この状態は、前記物
品20が楕円形及び多角形である場合にも同様に生じ、本
発明に係る収納袋1においては、物品20の形状に依らず
これに対応する底面の変形が生じ、該物品20の外形に確
実に沿う底面が形成され、従来のガゼット袋10において
生じていたような明らかな突出部 16,16…が発生するこ
とがない。
つまり底面の輪郭は収納物品と同様となり、しかも底面
は放射状の皺のパターンを有する美麗なものとなる。第
6図は止着部2の長手方向形成位置の説明図である。ま
ず第6図(a)に示す如く、帯状をなす原材Mの幅方向両
側を、夫々の側端縁が相互に若干幅重なり合うように夫
々折り返し、この重ね合わせ部を接着,融着,縫着等の
手段により止着して止着部2を形成する。但しこのと
き、止着部2を長手方向に連続させるのではなく、原材
Mの所定長さ毎に、図中にクロスハッチを施して示す所
定長さの非止着部2aを介在させる。このような止着部2
及び非止着部2aの形成は、前記第4図に示す止着工程に
おいて、例えば、間欠的に移動せしめられる原材Mの一
回当たりの送り長さを所定回数毎に一回通常よりも長く
するか、又は、原材Mの移動に同期して生じる熱板51の
下動を所定回の移動毎に一回停止させて、熱板51と支え
板50との間に挾持されないまま該熱板51の配設位置を通
過する重ね合わせ部を設けることにより実現される。
前記折り返しの際、一側の折返し幅を他側よりも幅広と
し、止着部2及び非止着部2aを幅方向一側に偏在せしめ
てあり、次に第6図(b)に示す如く、前記幅広側を内側
に折込み、第1図(b)にて説明した如き折込み部3を形
成し、略同幅の4層をなして積層する積層体を得る。次
いで第6図(c)に示す如く、止着部2と非止着部2aとの
境界部分において、接着,融着,縫着等の手段により、
前記4層を全幅に亘って一括的に封着して封着部4を形
成し、最後に、この封着部4近傍を幅方向に裁断して、
本発明の収納袋1が第1図(d)に示す如く得られる。
さて、このようにして得られる収納袋1には、底部とな
る前記封着部4と逆側の端部、即ち口部に、前記非止着
部2aの形成長さに相当する長さの切込み2bが長手方向に
沿って現出する。従って、収納袋1に物品20を収納すべ
く前記口部を拡口せしめる場合、前記非止着部2a、即ち
切込み2bの作用により大きい開口面積が得られ、該口部
への物品20の挿入が容易に行える。
なお切込み2bの長さLは、収納対象となる物品20の大き
さに対応させて設定されるべきであり、また、収納袋1
における前記4層の幅寸法Wは前記物品20の大きさによ
って決定されているから、このW寸法に対する前記L寸
法の適正値が存在する。本発明者は、このL寸法の適正
値を見出すべく、種々の長さの切込み2bを設けた収納袋
1を作製し、夫々に対し物品20の挿入を行った結果、L
寸法がW寸法を超えると共に物品20の挿入が格段に容易
となることを知見した。従って、切込み2bの長さ寸法L
は前記4層の幅寸法Wを超える長さとすることが望まし
い。
また切込み2bを有する収納袋1の製造は、第1図に示す
如く切込み2bなしの収納袋1を得た後、これの4層の内
のいずれか一層を、口部側から所定長さに亘って裁断す
ることによっても可能であり、このようにして得られた
切込み2b付きの収納袋1もまた本発明の範囲に含まれる
ことは言うまでもない。但しこの場合、裁断のための新
たな工程が必要となる。
〔効果〕
以上詳述した如く本発明に係る収納袋においては、収納
すべき物品が円形,楕円形又は多角形等の形状を有して
いる場合においても、物品の底面の輪郭に追随変形し、
柱状,筒状の物品の形状の美しさが損われることがな
い。またこれを可能とするように袋底面には放射状の皺
が現われる。そのパターンが美麗であり、しかも前記皺
は周方向に略均一に多数形成されるから、物品を収納し
た状態にて床面上に載置された際に、安定性が損なわれ
ることがない。また口部側は非止着部としてあるので口
部を拡口させた際に大きい開口面積が得られ、物品の挿
入が容易に行える。更に本発明に係る収納袋は公知のガ
ゼット袋と略同等の方法にて大量生産でき、安価に提供
できる等、本発明は優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の収納袋の製造工程を示す模式図、第2
図は望ましい折り工程を示す模式図、第3図は折り工程
の一部の実施状態を示す斜視図、第4図は止着工程の実
施状態を示す斜視図、第5図は本発明に係る収納袋に円
形断面を有する物品を収納した際の底部近傍の外観斜視
図、第6図は本発明の収納袋の製造工程を示す模式図、
第7図は従来の収納袋の製造工程を示す模式図、第8図
は従来の収納袋に円形断面を有する物品を挿入した際の
底部近傍の外観斜視図である。 1……収納袋、2……止着部、2a……非止着部2b……切
込み、3……折込み部、4……封着部M……原材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】柱状又は筒状の物品を収納するための収納
    袋において、略同幅の4層をなして折畳まれた筒体の一
    側端部に、前記4層を幅方向に一括的に封着してなり、
    前記物品の底部を位置させるべき底部を具備し、前記筒
    体は前記底部とは逆側の端部の適長部分を除き、その長
    手方向に原材の止着部を有し、前記端部側を前記物品の
    装入のための口部としてあることを特徴とする収納袋。
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