JP3701158B2 - プラスチック袋の製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、プラスチック袋の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来技術とその問題点】
矩形状の底面が形成される角底プラスチック袋については、これまでにもいくつかの種類のものが使用されているが、最近それを抜本的に改良したプラスチック袋が考案され、提案されている。図12はそのプラスチック袋を示す。このプラスチック袋は胴材1a,1b、ガセット材2a,2bおよび底材からなる。胴材1a,1bは矩形状のもので、2層に重ね合わされ、一対のガセット材2a,2bがそれと組み合わされており、図13に示すように、ガセット材2a,2bは胴材1a,1bの両側縁に沿ってのび、長さ方向中心線に沿って2つ折りされ、2層に重ね合わされ、胴材の両層1a,1b間に折り込まれ、挿入されている。その2つ折り線3は胴材の長さ方向にのびる。さらに、ガセット材の片層2aと胴材の片層1aが胴材の両側縁に沿ってヒートシールされ、接合され、ガセット材の他層2bと胴材の他層1bが胴材の両側縁に沿ってヒートシールされ、接合されており、そのヒートシール線4が胴材1a,1bの両側縁に沿って形成されている。ヒートシール線4は一定のヒートシール幅W1をもつ。
【0003】
一方、底材は胴材1a,1bの幅に対応する長さのもので、底本体5a,5bおよびガセット部6a,6bを有し、図14に示すように、底本体5a,5bは胴材1a,1bの底縁7に沿ってのび、長さ方向中心線に沿って2つ折りされ、2層に重ね合わされ、胴材の両層1a,1b間に折り込まれ、挿入されている。さらに、一対のガセット部6a,6bが底本体5a,5bの両端に形成され、ガセット部6a,6bは底本体5a,5bの2つ折り線8に対し45°の角度αをもって折り返され、2つ折りされ、2層に重ね合わされ、底本体5a,5bの両端に連続し、底本体の両層5a,5b間に折り込まれ、挿入されている。その2つ折り線9は底本体5a,5bの2つ折り線8に直角にのびる。したがって、底本体5a,5bの両端に45°の角度αの折り返し線10が形成され、底本体5a,5bは台形状をなし、長辺および短辺を有し、長辺は胴材1a,1bの幅に対応する長さをもち、短辺は2つ折り線3の間隔に対応する長さをもつ。
【0004】
さらに、底本体の片層5aと胴材の片層1aが胴材の底縁7に沿ってヒートシールされ、接合され、そのヒートシール線11が胴材の底縁7に沿って形成されている。同様に、底本体の他層5bと胴材の他層1bが胴材の底縁7に沿ってヒートシールされ、接合され、これによってヒートシール線12が形成されている。さらに、ガセット部の片層6aが底本体の片層5aとともにガセット材の片層2aと胴材の片層1a間に挿入され、ガセット部の片層6aとガセット材の片層2aが胴材の底縁7に沿ってヒートシールされ、接合され、そのヒートシール線13が胴材の底縁7に沿って形成されている。同様に、ガセット部の他層6bが底本体の他層5bとともにガセット材の他層2bと胴材の他層1b間に挿入され、ガセット部の他層6bとガセット材の他層2bが胴材の底縁7に沿ってヒートシールされ、接合され、これによってヒートシール線14が形成されている。
【0005】
なお、このプラスチック袋の場合、基材にシーラントをラミネートしたラミネートフィルムが胴材、ガセット材および底材として使用されており、胴材については、その外面はナイロンなどの基材からなり、内面はポリエチレン、ポリプロピレンなどのシーラントからなる。反対に、ガセット材については、胴材に対面する面がポリエチレン、ポリプロピレンなどのシーラントからなり、反対側の面はナイロンなどの基材からなる。底材についても、胴材に対面する面がポリエチレン、ポリプロピレンなどのシーラントからなり、反対側の面はナイロンなどの基材からなる。したがって、底材の挿入後、胴材、ガセット材および底材をヒートシールバーとラバー台間に挟み、ヒートシールバーによって胴材、ガセット材および底材を加熱および加圧し、これによって底本体の両層5a,5bと胴材の両層1a,1bをヒートシールし、ガセット部の両層6a,6bとガセット材の両層2a,2bをヒートシールすることができる。底本体の両層5a,5bが互いにヒートシールされることはなく、底本体の両層5a,5bとガセット部の両層6a,6bが互いにヒートシールされることもない。ガセット材の両層2a,2bが互いにヒートシールされることもない。
【0006】
これによって図12のプラスチック袋が得られるものである。したがって、ガセット材2a,2bによって胴材1a,1bを拡げたとき、ガセット部6a,6bによって底材が拡げられ、底材によって矩形状の底面が形成される。その底面において、ヒートシール線11,12,13,14は底面の四辺に沿ってのび、2つ折り線8,9は底面の中央に配置される。したがって、プラスチック袋の底面が完全に矩形状をなし、これを安定して直立させることができる。直立させたプラスチック袋が不慮に倒れることはない。
【0007】
しかしながら、このプラスチック袋の底材については、胴材1a,1bおよびガセット材2a,2bのヒートシール線4において、ガセット部6a,6bの折り返し線10がそれに対し45°の角度をもってのび、底本体5a,5bおよびガセット部6a,6bはヒートシール線4のヒートシール幅W1の領域に点接触するだけである。このため、底材のヒートシール線11,12,13,14において、一定のヒートシール幅W2をもって底本体の両層5a,5bと胴材の両層1a,1bをヒートシールし、ガセット部の両層6a,6bとガセット材の両層2a,2bをヒートシールしても、ヒートシール線4との点接触部分が確実にヒートシールされるとは限らず、その点接触部分にピンホールが生じ、プラスチック袋の収容物が洩れるおそれがある。プラスチック袋にとってこれは致命的である。
【0008】
【発明の目的】
したがって、この発明は、胴材、ガセット材および底材からなり、ガセット材によって胴材を拡げたとき、底材によって矩形状の底面が形成されるプラスチック袋において、それにピンホールが生じ、収容物が洩れるおそれがないようにすることを目的としてなされたものである。
【0009】
【発明の構成】
この発明によれば、長さ方向に連続する連続のガセット材が長さ方向に連続する連続の胴材と組み合わされ、胴材の両側縁において、一対のガセット材が胴材の両層間に挿入され、ガセット材の両層と胴材の両層が胴材の両側縁に沿ってヒートシールされ、接合され、そのヒートシール幅の領域内において、胴材およびガセット材の連続方向に一定間隔を置いてヒートシールされていない部分が形成される。さらに、底材の各層が胴材およびガセット材の各層間に挿入され、ヒートシールされていない部分に部分的に底材の各層が侵入し、その後、底本体の両層と胴材の両層が胴材の底縁に沿ってヒートシールされ、接合され、ガセット部の両層とガセット材の両層が胴材の底縁に沿ってヒートシールされ、接合される。
【0011】
【実施例の説明】
以下、この発明の実施例を説明する。
【0012】
図1において、これはこの発明にかかるプラスチック袋であり、胴材1a,1b、ガセット材2a,2bおよび底材からなり、胴材1a,1bは矩形状のもので、2層に重ね合わされ、一対のガセット材2a,2bがそれと組み合わされていることは図12のプラスチック袋と同様であり、ガセット材2a,2bは胴材1a,1bの両側縁に沿ってのび、長さ方向中心線に沿って2つ折りされ、2層に重ね合わされ、胴材の両層1a,1b間に折り込まれ、挿入されている。その2つ折り線3は胴材の長さ方向にのびる。
【0013】
さらに、図12のプラスチック袋と同様、底材は胴材1a,1bの幅に対応する長さのもので、底本体5a,5bおよびガセット部6a,6bを有し、底本体5a,5bは胴材1a,1bの底縁7に沿ってのび、長さ方向中心線に沿って2つ折りされ、2層に重ね合わされ、胴材の両層1a,1b間に折り込まれ、挿入されている。一対のガセット部6a,6bが底本体5a,5bの両端に形成されていることも図12のプラスチック袋と同様であり、ガセット部6a,6bは底本体5a,5bの2つ折り線8に対し45°の角度αをもって折り返され、2つ折りされ、2層に重ね合わされ、底本体5a,5bの両端に連続し、底本体の両層5a,5b間に折り込まれ、挿入されている。その2つ折り線9は底本体5a,5bの2つ折り線8に直角にのびる。
【0014】
底本体の片層5aと胴材の片層1aが胴材の底縁7に沿ってヒートシールされ、接合され、そのヒートシール線11が胴材の底縁7に沿って形成され、底本体の他層5bと胴材の他層1bが胴材の底縁7に沿ってヒートシールされ、接合され、これによってヒートシール線12が形成されていることも図12のプラスチック袋と同様である。ガセット部の片層6aが底本体の片層5aとともにガセット材の片層2aと胴材の片層1a間に挿入され、ガセット部の片層6aとガセット材の片層2aが胴材の底縁7に沿ってヒートシールされ、接合され、そのヒートシール線13が胴材の底縁7に沿って形成され、ガセット部の他層6bが底本体の他層5bとともにガセット材の他層2bと胴材の他層1b間に挿入され、ガセット部の他層6bとガセット材の他層2bが胴材の底縁7に沿ってヒートシールされ、接合され、これによってヒートシール線14が形成されていることも図12のプラスチック袋と同様である。
【0015】
基材にシーラントをラミネートしたラミネートフィルムが胴材、ガセット材および底材として使用され、胴材については、その外面はナイロンなどの基材からなり、内面はポリエチレン、ポリプロピレンなどのシーラントからなり、ガセット材および底材については、胴材に対面する面がポリエチレン、ポリプロピレンなどのシーラントからなり、反対側の面はナイロンなどの基材からなることも図12のプラスチック袋と同様である。
【0016】
さらに、ガセット材の片層2aと胴材の片層1aが胴材の両側縁に沿ってヒートシールされ、接合され、ガセット材の他層2bと胴材の他層1bが胴材の両側縁に沿ってヒートシールされ、接合され、そのヒートシール線4が胴材1a,1bの両側縁に沿って形成されていることも図12のプラスチック袋と同様であるが、このプラスチック袋の場合、胴材およびガセット材のヒートシール線4において、そのヒートシール幅W1の領域内に部分的に底材の各層5a,5b,6a,6bが侵入している。そして、底材のヒートシール線11,12,13,14において、一定のヒートシール幅W2をもって底本体の両層5a,5bと胴材の両層1a,1bがヒートシールされ、ガセット部の両層6a,6bとガセット材の両層2a,2bがヒートシールされているものである。
【0017】
なお、このプラスチック袋の底材については、図2に示すように、その四隅に切欠15が形成され、底本体5a,5bが2つ折りされ、ガセット部6a,6bが折り返されたとき、切欠15によって底材の延長部16が形成される。延長部16は胴材の底縁7までのびる。そして、それが底本体5a,5bおよびガセット部6a,6bの一部としてヒートシールされており、ヒートシール線11,12,13,14は延長部16を含むヒートシール幅W2をもつ。
【0018】
したがって、ガセット材2a,2bによって胴材1a,1bを拡げたとき、ガセット部6a,6bによって底材が拡げられ、底材によって矩形状の底面が形成される。その底面において、ヒートシール線11,12,13,14は底面の四辺に沿ってのび、2つ折り線8,9は底面の中央に配置される。したがって、プラスチック袋の底面が完全に矩形状をなし、これを安定して直立させることができ、直立したプラスチック袋が不慮に倒れることはない。
【0019】
しかも、図12のプラスチック袋と異なり、このプラスチック袋の場合、ヒートシール線4のヒートシール幅W1の領域内に部分的に底材の各層5a,5b,6a,6bが侵入し、その侵入部分とヒートシール幅W1の領域がガセット部6a,6bの折り返し線10に沿って線接触する。したがって、その線接触部分において、胴材、ガセット材および底材の各層が確実にヒートシールされ、その間にピンホールが生じることはなく、プラスチック袋の内容物が洩れるおそれはない。
【0020】
図1のプラスチック袋を製造するには、図3に示すように、長さ方向に連続する連続の胴材1a,1bをその連続方向Xに一定長さずつ間欠送りし、長さ方向に連続する連続のガセット材2a,2bをそれと組み合わせ、胴材1a,1bの両側縁において、一対のガセット材2a,2bを胴材の両層1a,1b間に挿入する。さらに、胴材1a,1bの間欠送り毎に、胴材1a,1bおよびガセット材2a,2bをヒートシールバーとラバー台間に挟み、ガセット材の両層2a,2bと胴材の両層1a,1bを胴材の両側縁に沿ってヒートシールし、接合し、そのヒートシール線4を胴材の両側縁に沿って形成する。胴材1a,1bおよびガセット材2a,2bを一対のヒートシールバー間に挟み、これによってガセット材の両層2a,2bと胴材の両層1a,1bをヒートシールしてもよい。
【0021】
そして、そのヒートシール幅W1の領域内において、胴材およびガセット材の連続方向Xに一定間隔を置いてヒートシールされていない部分17を形成する。たとえば、ヒートシール幅W1全体にわたってヒートシールされていない部分17を形成し、その下流端18を胴材1a,1bの連続方向Xに対し45°の角度αをもって傾斜させ、上流端19は胴材1a,1bの連続方向Xに直角に形成する。その後、胴材1a,1bの間欠送り毎に、胴材の上層1aおよびガセット材の両層2a,2bを胴材1a,1bの連続方向Xに直角に切断し、これによって胴材の切り開き部20を形成する。
【0022】
その後、胴材の下層1bによって胴材およびガセット材を間欠送りし、その間欠送り毎に、適宜の機構によって胴材の切り開き部20を開口させ、開口した切り開き部20において、図4に示すように、底材の各層5a,5b,6a,6bを胴材およびガセット材の各層1a,1b,2a,2b間に挿入し、ヒートシールされていない部分17に部分的に底材の各層5a,5b,6a,6bを侵入させる。その後、図5に示すように、胴材の間欠送り毎に、胴材、ガセット材および底材をヒートシールバーとラバー台間に挟み、一定のヒートシール幅W2をもって底本体の両層5a,5bと胴材の両層1a,1bをヒートシールし、接合し、ガセット部の両層6a,6bとガセット材の両層2a,2bをヒートシールし、接合し、これによってヒートシール線11,12,13,14を形成し、胴材およびガセット材のヒートシール線4において、底材の各層5a,5b,6a,6bが侵入している部分を除き、ヒートシールされていない部分17でガセット材の両層2a,2bと胴材の両層1a,1bをヒートシールし、接合すればよい。胴材1a,1b、ガセット材2a,2bおよび底材を一対のヒートシールバー間に挟み、これによって底本体の両層5a,5bと胴材の両層1a,1bをヒートシールし、接合し、ガセット部の両層6a,6bとガセット材の両層2a,2bをヒートシールし、接合し、ガセット材の両層2a,2bと胴材の両層1a,1bをヒートシールし、接合してもよい。この場合、ヒートシールされていない部分17およびその近傍において、胴材、ガセット材および底材の融解プラスチックフィルムが互いに融合し、胴材、ガセット材および底材を緊密にヒートシールすることができ、好ましい。
【0023】
さらに、その後、胴材の間欠送り毎に、胴材の切り開き部20において、胴材の下層1bをその連続方向Xに直角に切断すると、胴材の切り開き部20によって胴材の底縁7が形成される。したがって、底本体の両層5a,5bと胴材の両層1a,1bが胴材の底縁7に沿ってヒートシールされ、接合され、ガセット部の両層6a,6bとガセット材の両層2a,2bが胴材の底縁7に沿ってヒートシールされ、接合されるものである。胴材の切り開き部20よりもわずかに下流の位置21で胴材の両層1a,1b、ガセット材の両層2a,2bおよび底材の延長部16を切断し、これによって胴材の底縁7を形成するようにしてもよい。その後、ヒートシールされていない部分17の上流端19よりもわずかに上流の位置22で胴材の両層1a,1bおよびガセット材の両層2a,2bを切断する。そして、その後、胴材およびガセット材を再度間欠送りし、底材を再度挿入し、再度ヒートシールすればよい。この工程を順次交互に繰り返し、これによって図1のプラスチック袋を製造することができる。
【0024】
なお、底材の各層5a,5b,6a,6bを胴材およびガセット材の各層1a,1b,2a,2b間に挿入し、ヒートシールされていない部分17に部分的に底材の各層5a,5b,6a,6bを侵入させるとき、必ずしもその精度は要求されず、ガセット部6a,6bの折り返し線10をヒートシールされていない部分17の下流端18に完全に接触させる必要はない。完全に接触させなくても、その後、胴材およびガセット材のヒートシール線4において、ヒートシールされていない部分17でガセット材の両層2a,2bと胴材の両層1a,1bをヒートシールし、接合することができ、問題はない。
【0025】
図6に示すように、ヒートシール幅W1全体にわたってヒートシールされていない部分17を形成するのではなく、ヒートシール幅W1を局部的に減少させ、これによってヒートシールされていない部分17を形成してもよい。図7および図8に示すように、ヒートシールされていない部分17の下流端18を胴材1a,1bの連続方向Xに直角に形成するようにしてもよい。
【0026】
さらに、必ずしも底材の延長部16を形成する必要はなく、図9および図10に示すように、延長部16のない底材を胴材およびガセット材の各層1a,1b,2a,2b間に挿入し、ヒートシールされていない部分17に部分的に底材の各層5a,5b.6a.6bを侵入させてもよい。
【0027】
図11に示すように、底材のヒートシールバー21にチャンネル形状のものを使用し、ヒートシールされていない部分17において、ガセット材の両層2a,2bと胴材の両層1a,1bが確実にヒートシールされるようにすることも考えられる。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、ガセット材2a,2bによって胴材1a,1bを拡げたとき、ガセット部6a,6bによって底材が拡げられ、底材によって矩形状の底面が形成される。その底面において、ヒートシール線11,12,13,14は底面の四辺に沿ってのび、2つ折り線8,9は底面の中央に配置される。したがって、プラスチック袋の底面が完全に矩形状をなし、これを安定して直立させることができ、直立したプラスチック袋が不慮に倒れることはない。しかも、ヒートシール線4のヒートシール幅W1に領域内に部分的に底材の各層5a,5b,6a,6bが侵入し、その侵入部分とヒートシール幅W1の領域がガセット部6a,6bの折り返し線10に沿って線接触する。したがって、その線接触部分において、胴材、ガセット材および底材の各層が確実にヒートシールされ、その間にピンホールが生じることはなく、プラスチック袋の内容物が洩れるおそれはなく、所期の目的を達成することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す説明図である。
【図2】図1の底材の展開図である。
【図3】図1のプラスチック袋の製造工程を示す説明図である。
【図4】図3の次の工程を示す説明図である。
【図5】図4の次の工程を示す説明図である。
【図6】他の実施例を示す説明図である。
【図7】他の実施例を示す説明図である。
【図8】他の実施例を示す説明図である。
【図9】他の実施例を示す説明図である。
【図10】他の実施例を示す説明図である。
【図11】底材のヒートシールバーの説明図である。
【図12】従来のプラスチック袋の説明図である。
【図13】図12の胴材と底材の分解斜視図である。
【図14】図13の胴材、ガセット材および底材がヒートシールされた状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1a,1b 胴材
2a,2b ガセット材
4,11,12,13,14 ヒートシール線
5a,5b 底本体
6a,6b ガセット部
17 ヒートシールされていない部分

Claims (1)

  1. 長さ方向に連続する連続のガセット材を長さ方向に連続する連続の胴材と組み合わせ、前記胴材の両側縁において、一対の前記ガセット材を前記胴材の両層間に挿入するとともに、前記ガセット材の両層と前記胴材の両層を前記胴材の両側縁に沿ってヒートシールし、接合し、そのヒートシール幅の領域内において、前記胴材およびガセット材の連続方向に一定間隔を置いてヒートシールされていない部分を形成し、前記底材の各層を前記胴材およびガセット材の各層間に挿入し、前記ヒートシールされていない部分に部分的に前記底材の各層を侵入させ、その後、前記底本体の両層と前記胴材の両層を前記胴材の底縁に沿ってヒートシールし、接合し、前記ガセット部の両層と前記ガセット材の両層を前記胴材の底縁に沿ってヒートシールし、接合することを特徴とする請求項1に記載のプラスチック袋の製造方法。
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