JP2003267402A - ジッパー付きガセット袋及びその製造方法 - Google Patents

ジッパー付きガセット袋及びその製造方法

Info

Publication number
JP2003267402A
JP2003267402A JP2002075561A JP2002075561A JP2003267402A JP 2003267402 A JP2003267402 A JP 2003267402A JP 2002075561 A JP2002075561 A JP 2002075561A JP 2002075561 A JP2002075561 A JP 2002075561A JP 2003267402 A JP2003267402 A JP 2003267402A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packaging material
width
main packaging
zipper
bag
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002075561A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Onuma
浩司 大沼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2002075561A priority Critical patent/JP2003267402A/ja
Publication of JP2003267402A publication Critical patent/JP2003267402A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】四枚の包材が全て合掌状のヒートシールリブで
接合されてなり前面部と後面部の間に右側面部と左側面
部が内方へ二つ折りとされて仕舞い込まれていて、袋開
口部にジッパーを備え、特に、サイドガセット体の上端
がジッパーの雄型噛合部と雌型噛合部よりも下方に位置
していて、サイドガセット体の上端の密封性・ヒートシ
ール強度が十分に確保され製造が容易であるジッパー付
きガセット袋及び製造方法。 【解決手段】ヒートシール性を有する内面が外側に来て
二つ折りとされさらに折り線の上端を内方へ凹ませて形
成した二つの三角耳が開かないように重合面全面を溶着
してなる二つのサイドガセット体を前面部と後面部との
間に挟み、前面部とサイドガセット体の側縁同士及び後
面部とサイドガセット体の側縁同士をヒートシールリブ
とし、ジッパーをサイドガセット体よりも上方に前面部
と後面部に挟み、ジッパーの雄用ウエブと雌用ウエブが
前面部と後面部の内面に溶着し、前面部と後面部とサイ
ドガセット体の上端縁同士がヒートシールリブとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、四枚の包材が全て合
掌状のヒートシールリブで接合されてなり前面部と後面
部の間に右側面部と左側面部と上面部が内方へ二つ折り
とされて仕舞い込まれていて、袋開口部にジッパーを備
えている扁平袋であるジッパー付きガセット袋及びその
製造方法に関する。本願発明は、特に、サイドガセット
体の上端がジッパーの雄型噛合部と雌型噛合部よりも下
方に位置していて、サイドガセット体の上端の密封性・
ヒートシール強度が十分に確保される製造が容易である
ジッパー付きガセット袋及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平9−216642号の合成樹脂製チャッ
ク付の袋体は、サイドガセット体の上端が袋長さ方向に
対して直角になっていてジッパーの雄型噛合部と雌型噛
合部よりも下方に位置していて、サイドガセット体の上
端が前面部又は後面部(製袋時に下側となる方)とジッ
パーの一方のウエブ(製袋時に下側となる方)との間に
挟まれてヒートシールされ、又、サイドガセット体の内
面上部と前面部及び後面部の内面とはサイドガセット体
の上端よりも下側で斜めにヒートシールが施されてい
る。上記のように、サイドガセット体の上端が前面部又
は後面部とジッパーの一方のウエブとの間に挟まれてヒ
ートシールされる構成は、サイドガセット体は、合掌状
に密着する外面側がヒートシール性を有していないため
である。仮に、外面側にヒートシール性を保有させる
と、製造方法との関係でサイドガセット体の外面側の端
縁同士にもヒートシールが施されることになり、サイド
ガセット体が側面部として開かなくなる不合理がある。
特開2000−177751号の合成樹脂製チャック付の袋体は、
特開平9−216642号の合成樹脂製チャック付の袋体の問
題点を解消している。すなわち、サイドガセット体の上
端が袋長さ方向に対して直角になっていると、応力集中
により、サイドガセット体の上端に沿って破断が起きる
虞があるので、サイドガセット体の上端を内方へ向かっ
て傾斜下降する形状とすることによりサイドガセット体
の上端に沿って破断が起きることを回避している。この
合成樹脂製チャック付の袋体は、ジッパーのウエブがサ
イドガセット体の上端を覆うために幅広になっており、
材料が不経済である。又、ジッパーの雄型噛合部と雌型
噛合部を嵌合した状態で前面部と後面部に取付けること
はできないので、製袋工程においてジッパーの雄型噛合
部と雌型噛合部の嵌合が外れてしまうと、大きな問題に
なる。特開平10−166477号のジッパー付きガセット袋
は、サイドガセット体の上端が袋長さ方向に対して直角
になっているか、又はジッパーの雄型噛合部と雌型噛合
部よりも下方に位置していて、サイドガセット体の上端
が前面部又は内方へ向かって傾斜下降する形状になって
いて、サイドガセット体の上端の密封が、合掌状に密着
する外面側の上縁を高いヒートシール温度によりヒート
シールすることにより確保されている。従って、このサ
イドガセット体を構成する包材は、両面がヒートシール
性を有している三層構造の積層フィルムからなり、しか
も、外面側のヒートシール温度が内面側よりも10〜30℃
高くなる三層構造の積層フィルムが使用されている。こ
のジッパー付きガセット袋は、ジッパーの雄型噛合部と
雌型噛合部を嵌合した状態で前面部と後面部に取付ける
ことができるので、製袋工程においてジッパーの雄型噛
合部と雌型噛合部の嵌合が外れてしまうと問題が生じな
い。 しかし、このジッパー付きガセット袋は、サイド
ガセット体を構成する包材の上端を合掌状に密着する外
面側の上縁を高いヒートシール温度によりヒートシール
すると、ヒートシール温度が低い内面側の表面が荒れて
しまい、前面部又は後面部との溶着不良が起きてヒート
シール性・完全密封性に対する信頼性が低下するので、
実用されていない。特開平10−245046号の開閉チャック
を備えたマチ付き包装袋は、特開平9−216642号の合成
樹脂製チャック付の袋体と実質的に同一であり、同じ問
題点を有している。この他に、市販されているジッパー
付きガセット袋を調査したところ、サイドガセット体の
内面の上端を両面シーラントフィルムのテープで密封し
ている構成のものがあった。
【0003】本願発明は、四枚の包材が全て合掌状のヒ
ートシールリブで接合されてなり前面部と後面部の間に
右側面部と左側面部と上面部が内方へ二つ折りとされて
仕舞い込まれていて、袋開口部にジッパーを備えている
扁平袋であるジッパー付きガセット袋及びその製造方法
を提供することを目的としており、特に、サイドガセッ
ト体の上端がジッパーの雄型噛合部と雌型噛合部よりも
下方に位置していて、サイドガセット体の上端の密封性
・ヒートシール強度が十分に確保される製造が容易であ
るジッパー付きガセット袋及びその製造方法を提供する
ことを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】[請求項1]に記載の発
明は、ジッパー取付けスペースを確保しうるように袋長
さよりも所要短い二つの側面部構成用包材がそれぞれヒ
ートシール性を有する内面が外側に来るようにして二つ
折りとされさらに折り線の上端を内方へ凹ませて二股状
の三角耳を形成し該二つの三角耳が開かないように重合
面全面を溶着してなる二つのサイドガセット体が、二つ
折りの折り線が対抗するようにして前面部と後面部との
間に挟まれかつ各サイドガセット体の側縁が前面部と後
面部の右側縁又は左側縁に一致しかつサイドガセット体
の下縁が前面部と後面部の下縁に一致して配置され、前
面部とサイドガセット体の側縁同士及び後面部とサイド
ガセット体の側縁同士がヒートシールリブとなるように
溶着されていて、ジッパーが前記サイドガセット体より
も上方に前面部と後面部に挟まれジッパーの雄用ウエブ
と雌用ウエブが前面部と後面部の内面に溶着され、前面
部と後面部とサイドガセット体の下端縁同士又は上端縁
同士がヒートシールリブとなるように溶着されているこ
とを特徴とするジッパー付きガセット袋である。
【0005】[請求項2]に記載の発明は、連続する方
向に対する直角方向が袋長さ方向であり袋長さに等しい
幅を有して前面部又は後面部の一方を構成するための連
続する第一のメイン包材をヒートシール性を有する内面
を上にして袋幅ピッチで間欠走行させるとともに、内面
が非ヒートシール性でかつ外面がヒートシール性である
袋長さよりも所要短い扁平チューブを作り該扁平チュー
ブの一端に両隅を内方へ凹ませて二つの三角耳を形成し
さらに二つの三角耳が開かないように重合面全面を溶着
して隣接二袋用サイドガセット体を作り該隣接二袋用サ
イドガセット体を、前記第一のメイン包材の間欠走行の
停止時に、該隣接二袋用サイドガセット体の長手方向が
第一のメイン包材の長手方向に直角な方向にしてかつ該
隣接二袋用サイドガセット体の三角耳と反対側の端縁を
第一のメイン包材の一側端に一致させて該隣接二袋用サ
イドガセット体の幅中央線の数ヶ所又は全長を第一のメ
イン包材に対して溶着し、該隣接二袋用サイドガセット
体の取付けを第一のメイン包材の間欠走行の停止毎に行
なって袋幅ピッチで取付け、該隣接二袋用サイドガセッ
ト体の取付け位置よりも下流側で前面部又は後面部の他
方を構成するための連続する第二のメイン包材をヒート
シール性を有する内面を下にして隣接二袋用サイドガセ
ット体を挟んで第一のメイン包材に重ね、又、連続する
ジッパー材を隣接二袋用サイドガセット体の三角耳に隣
接するように第二のメイン包材を第一のメイン包材に重
合させる位置より第一のメイン包材と第二のメイン包材
の間に挟入して、ジッパー取着用ヒートシーラーによ
り、雄型噛合部と雌型噛合部をスナップ掛止させたジッ
パー材の雄用ウエブと雌用ウエブを第一のメイン包材と
第二のメイン包材の内面に溶着するか、又は、第二のメ
イン包材を第一のメイン包材に重合させる位置よりも上
流側でジッパー材の雄用ウエブと雌用ウエブを第一のメ
イン包材と第二のメイン包材に溶着して第一のメイン包
材と第二のメイン包材を重合させる位置でジッパー材の
雄型噛合部と雌型噛合部をスナップ掛止させ、横ヒート
シーラーにより隣接二袋用サイドガセット体の幅中央線
がシール幅中央に来るようにして第一のメイン包材と隣
接二袋用サイドガセット体と第二のメイン包材を交合し
て横ヒートシールを施すとともに、縦ヒートシーラーに
より第一のメイン包材と第二のメイン包材のいずれか一
方の側縁を交合して縦ヒートシールを施し、横ヒートシ
ールのシール幅中央をカットして請求項1のジッパー付
きガセット袋を一列製袋することを特徴とするジッパー
付きガセット袋の製造方法である。
【0006】[請求項3]に記載の発明は、連続する方
向に対する直角方向が袋長さ方向であり袋長さの二倍の
幅を有して前面部又は後面部の一方を構成するための連
続する第一の二倍幅メイン包材をヒートシール性を有す
る内面を上にして袋幅ピッチで間欠走行させるととも
に、内面が非ヒートシール性でかつ外面がヒートシール
性である袋長さの二倍よりも所要短い扁平チューブを作
り該扁平チューブの両端に両隅を内方へ凹ませて二つの
三角耳を形成しさらに両端の二つの三角耳が開かないよ
うに重合面全面を溶着して隣接四袋用サイドガセット体
を作り該隣接四袋用サイドガセット体を、前記第一の二
倍幅メイン包材の間欠走行の停止時に、該隣接四袋用サ
イドガセット体の長手方向が第一の二倍幅メイン包材の
長手方向に直角な方向にしてかつ該隣接四袋用サイドガ
セット体の長さ中央を第一の二倍幅メイン包材の幅中央
に一致させて該隣接四袋用サイドガセット体の幅中央線
の数ヶ所又は全長を第一の二倍幅メイン包材に対して溶
着し、該隣接四袋用サイドガセット体の取付けを第一の
二倍幅メイン包材の間欠走行の停止毎に行なって袋幅ピ
ッチで取付け、該隣接四袋用サイドガセット体の取付け
位置よりも下流側で前面部又は後面部の他方を構成する
ための連続する第二の二倍幅メイン包材をヒートシール
性を有する内面を下にして隣接四袋用サイドガセット体
を挟んで第一の二倍幅メイン包材に重ね、又、二つの連
続するジッパー材を隣接四袋用サイドガセット体の三角
耳を挟んで隣接するように第二の二倍幅メイン包材を第
一の二倍幅メイン包材に重合させる位置より第一の二倍
幅メイン包材と第二の二倍幅メイン包材の間に挟入し
て、ジッパー取着用ヒートシーラーにより、雄型噛合部
と雌型噛合部をスナップ掛止させたジッパー材の雄用ウ
エブと雌用ウエブを第一の二倍幅メイン包材と第二の二
倍幅メイン包材の内面に溶着するか、又は、第二の二倍
幅メイン包材を第一の二倍幅メイン包材に重合させる位
置よりも上流側でジッパー材の雄用ウエブと雌用ウエブ
を第一の二倍幅メイン包材と第二の二倍幅メイン包材に
溶着して第一の二倍幅メイン包材と第二の二倍幅メイン
包材を重合させる位置でジッパー材の雄型噛合部と雌型
噛合部をスナップ掛止させ、横ヒートシーラーにより隣
接二袋用サイドガセット体の幅中央線がシール幅中央に
来るようにして第一の二倍幅メイン包材と隣接四袋用サ
イドガセット体と第二の二倍幅メイン包材を交合して横
ヒートシールを施すとともに、縦ヒートシーラーにより
第一の二倍幅メイン包材と第二の二倍幅メイン包材の両
側縁又は幅中央を交合して縦ヒートシールを施し、幅中
央をカットし、さらに、横ヒートシールのシール幅中央
をカットして請求項1のジッパー付きガセット袋を二列
製袋することを特徴とするジッパー付きガセット袋の製
造方法である。
【0007】
【発明の実施の形態】本願第一の発明に係るジッパー付
きガセット袋を図1を参照して説明する。(a)に示すよ
うに、このジッパー付きガセット袋Pは、前面部1と後
面部2と、右側面部と左側面部を構成する左右対称に作
られるサイドガセット体3,4と、ジッパー5の包材よ
りなる。(b)に示すように、サイドガセット体3,4
は、袋上部にジッパー取付けスペースを確保しうるよう
に袋長さLよりも所要短い二つの側面部構成用包材がそ
れぞれヒートシール性を有する内面が外側に来るように
して二つ折りとされさらに折り線の上端を内方へ凹ませ
て二股状の三角耳31、41を形成し(3A,4Aの折
込み状態)、三角耳溶着ヒーター6で該二つの三角耳5
aが開かないように重合面全面を溶着してなる(3B,4
Bの折込み状態)。すると、サイドガセット体3,4
は、三角リブ32,42が外側に形成される。(a)に示す
ように、このジッパー付きガセット袋Pは、左右のサイ
ドガセット体3,4が、二つ折りの折り線が対抗するよ
うにして前面部1と後面部2との間に挟まれかつ各サイ
ドガセット体3,4の側縁が前面部1と後面部2の右側
縁又は左側縁に一致しかつサイドガセット体3,4の下
縁が前面部1と後面部2の下縁に一致して配置され、前
面部1とサイドガセット体3,4の側縁同士及び後面部
2とサイドガセット体3,4の側縁同士がヒートシール
リブ7a,7b,7c,7dとなるように溶着されていて、ジ
ッパー5が前記サイドガセット体3,4よりも上方に前
面部1と後面部2に挟まれジッパー5の雄用ウエブと雌
用ウエブが前面部1と後面部2の内面に溶着され、前面
部1と後面部2とサイドガセット体3,4の上端縁同士
がヒートシールリブ8となるように溶着され、袋下端が
開口になっている。サイドガセット体3,4よりも上方
では、ヒートシールリブ7aと7b、7cと7dはそれぞれ
合流して一つになっていて、ジッパー5よりも上側には
両端に引き裂き用ノッチ9,9が設けられ、引き裂き用
ノッチ9,9を結ぶように前面部1と後面部2にミシン
目状薄肉部(傷)10が設けられている。このジッパー
付きガセット袋Pを天地逆にして袋下端を開き、被包装
品を充填したら、袋下端縁を合掌状にヒートシールを施
す。このジッパー付きガセット袋Pは、袋が被包装品で
満杯になってもサイドガセット体3,4の上部が三角形
になって内方へ入り込んでいて平面展開しないので、三
角リブ32,42の張出が大きくなることはない。しか
し、三角リブ32,42の張出がなるべく小さくなり気
にならないようにするために、三角リブ32,42を直
角二等辺三角形ではなく、張出部の角が鈍角な三角形に
するのが好ましい。このジッパー付きガセット袋Pは、
サイドガセット体3,4の上端に三角リブ32,42を
設けることにより、サイドガセット体3,4の上端の密
封シールの工作がきわめて容易かつ迅速に信頼性を有し
て達成できる。仮に、サイドガセット体3,4の外面に
ついて内面よりも30℃高い温度でヒートシール性を有
するように両面ヒートシール性を有する積層フィルムで
サイドガセット体3,4を構成して、サイドガセット体
3,4の上端を内面よりも30℃高い温度でヒートシー
ルを行なうとすれば、内面のヒートシール面が溶けてし
まい良好なサイドヒートシールが行なえなくなる。この
ジッパー付きガセット袋Pは、袋が被包装品で満杯にな
ってサイドガセット体3,4についても平面展開して引
張り応力が生じるとき、三角リブ32,42の袋内方側
の傾斜辺全長に分散して溶着を解離しようとする力が作
用することになり、三角リブ32,42で必要十分な強
度で溶着されているから、サイドガセット体3,4の上
端より引き裂きが生じることがない。又、三角リブ3
2,42の袋内方側の傾斜辺全長が前面部1と後面部2
に溶着されていないので、前面部1と後面部2がサイド
ガセット体3,4の上端に沿って破れることもない。な
お、ヒートシールリブ8は、前面部1と後面部2とサイ
ドガセット体3,4の下端縁同士を溶着するように設け
ても良く、このときは、袋上端が開口になり、ジッパー
5を開いて被包装品を充填したら、ジッパー5を閉じ、
さらに、ジッパー5の外方の端縁をヒートシールする。
【0008】前面部1と後面部2は、製袋工程において
外面側が合掌状に密着される状態にはならず、又、外面
側が他の包材に接着されることがないので、少なくとも
内面側の周縁部がシートシール性を有する包材であれば
足りる。しかし、前面部1と後面部2は、製袋工程にお
いて内方へ二つ折りされて外面側が互いに接着されるこ
とはないので、両面がシーラントフィルムである三層共
押出しラミネーションの積層フィルムを用いることが排
除されない。サイドガセット体3,4は、製袋工程にお
いて内方へ二つ折りされて外面側が互いに密着するサイ
ドガセット折りになってヒートシールが行なわれる部材
であり、外面側が互いに接着されてはならないので、外
面側がヒートシール性がなく、内面側の少なくとも周縁
がシートシール性を有するパートコートされた包材であ
れば足りる。前面部1と後面部2とサイドガセット体
3,4は、例えば、OPP、PET、シリカ又はアルミナを蒸
着された二軸延伸フィルム、アルミニウム箔、紙等を外
面側とし、内層が有っても無くても自由であり、内面側
にCPP、PE、LLDPE、HDPE等のシーラントフィルムを積層
してなる積層包材を用いることが好ましい。又、内面側
にCPPやPEからなる不織布を積層しても良い。又、前面
部1と後面部2と右側面部3と左側面部4と底面部5
は、外面及び/又は内面に二軸延伸フィルムを積層した
アルミニウム箔、或いは紙等の包材の内面の周縁に、加
熱溶着性接着剤を塗布してなるものでも良い。
【0009】次に、本願第二の発明に係るジッパー付き
ガセット袋の製造方法を図2を参照して説明する。この
ジッパー付きガセット袋の製造方法は、連続する方向に
対する直角方向が袋長さ方向であり袋長さに等しい幅を
有して図1に示す後面部2(又は前面部1)を構成する
ための連続する第一のメイン包材1Aをヒートシール性
を有する内面を上にして袋幅ピッチで間欠走行させると
ともに、隣接二袋用サイドガセット体11を作り、該隣
接二袋用サイドガセット体11の取付けを第一のメイン
包材1Aの間欠走行の停止毎に行なって袋幅ピッチで取
付ける。図示するように、隣接二袋用サイドガセット体
11は、原反ロールから繰り出す内面が非ヒートシール
性でかつ外面がヒートシール性である側面部構成用包材
11Aをフォーマー12に掛けて内面を外側になるよう
に両縁を折り返して幅中央で突き合せかつ両面ヒートシ
ール性の目張り用積層テープ13をロール14に掛けて
側面部構成用包材11Aの突き合せ箇所を覆うように重
ねて目張り用ヒートシーラー15によりヒートシールし
て連続する扁平筒を形成し、図示しないカッターにより
カットして袋長さよりも所要短い扁平チューブ11Bを
作り、一端に両隅を内方へ凹ませて二つの三角耳11a
を形成した扁平チューブ11Cとし、さらにヒートシー
ラー6により二つの三角耳が開かないように重合面全面
を溶着して実質一枚の三角耳11bを形成する。この三
角耳11b を有する隣接二袋用サイドガセット体11は
幅中央で二分すると、図1に示すサイドガセット体3,
4に等しくなる。両隅を内方へ凹ませて二つの三角耳1
1aを形成する工程は、引き起こしと折込みを瞬時にな
して折り目をつけてそのまま引き起こしを戻せば良いの
で、容易かつ迅速になし得る。隣接二袋用サイドガセッ
ト体11の第一のメイン包材1Aに対する溶着は、第一
のメイン包材1Aの間欠走行の停止時に、該隣接二袋用
サイドガセット体11の長手方向が第一のメイン包材1
Aの長手方向に直角な方向にしてかつ該隣接二袋用サイ
ドガセット体11の三角耳と反対側の端縁を第一のメイ
ン包材1Aの一側端に一致させて該隣接二袋用サイドガ
セット体11の幅中央線の数ヶ所を点溶着して行なう。
なお、全長について溶着しても良い。該隣接二袋用サイ
ドガセット体11の取付け位置よりも下流側で図1に示
す前面部1(又は後面部2)を構成するための連続する
第二のメイン包材1Bをヒートシール性を有する内面を
下にして隣接二袋用サイドガセット体11を挟んで第一
のメイン包材1Aに重ね、又、雄型噛合部と雌型噛合部
をスナップ掛止させた連続するジッパー材16を隣接二
袋用サイドガセット体11の三角耳に隣接するように第
二のメイン包材1Bを第一のメイン包材1Aに重合させ
る位置より第一のメイン包材1Aと第二のメイン包材1
Bの間に挟入して、ジッパー取着用ヒートシーラー17
により、ジッパー材16の雄用ウエブと雌用ウエブを第
一のメイン包材1Aと第二のメイン包材1Bの各内面に
溶着する。又、横ヒートシーラー18により、シール幅
中央が隣接二袋用サイドガセット体11の幅中央線が来
るようにして、第一のメイン包材1Aと隣接二袋用サイ
ドガセット体11と第二のメイン包材1Bを交合して横
ヒートシール7を施すとともに、縦ヒートシーラー19
により第一のメイン包材1Aと第二のメイン包材1Bの
いずれか一方の側縁を交合して縦ヒートシール8を施
し、カッター20により横ヒートシール7のシール幅中
央をカットすると、図1(a)に示すジッパー付きガセッ
ト袋Pを一列に製造できる。なお、第二のメイン包材1
Bを第一のメイン包材1Aに重合させる位置よりも上流
側でジッパー材16の雄用ウエブと雌用ウエブを第一の
メイン包材1Aと第二のメイン包材1Bに溶着して第一
のメイン包材1Aと第二のメイン包材1Bを重合させる
位置でジッパー材16の雄型噛合部と雌型噛合部をスナ
ップ掛止させても良い。
【0010】次に、本願第三の発明に係るジッパー付き
ガセット袋の製造方法を図3を参照して説明する。この
ジッパー付きガセット袋の製造方法は、連続する方向に
対する直角方向が袋長さ方向であり袋長さの二倍の幅を
有して図1に示す後面部2(又は前面部1)を構成する
ための連続する第一の二倍幅メイン包材1Cをヒートシ
ール性を有する内面を上にして袋幅ピッチで間欠走行さ
せるとともに、隣接四袋用サイドガセット体21を作
り、該隣接四袋用サイドガセット体21の取付けを第一
の二倍幅メイン包材1Cの間欠走行の停止毎に行なって
袋幅ピッチで取付ける。図示するように、隣接四袋用サ
イドガセット体21は、原反ロールから繰り出す内面が
非ヒートシール性でかつ外面がヒートシール性である側
面部構成用包材21Aをフォーマー12に掛けて内面を
外側になるように両縁を折り返して幅中央で突き合せか
つ両面ヒートシール性の目張り用積層テープ13をロー
ル14に掛けて側面部構成用包材21Aの突き合せ箇所
を覆うように重ねて目張り用ヒートシーラー15Aによ
りヒートシールして連続する扁平筒を形成し、図示しな
いカッターによりカットして袋長さの二倍よりも所要短
い扁平チューブ21Bを作り、両端に両隅を内方へ凹ま
せて二つの三角耳21aを形成した扁平チューブ21C
とし、さらに二つの三角耳が開かないように重合面全面
を溶着してなる実質一枚の三角耳21bを形成する。こ
の三角耳21b を有する隣接四袋用サイドガセット体2
1は長さ中央で二分しさらに幅中央で二分すると、図1
に示すサイドガセット体3,4を両側に取ることができ
る。隣接四袋用サイドガセット体21の第一の二倍幅メ
イン包材1Cに対する溶着は、第一の二倍幅メイン包材
1Cの間欠走行の停止時に、該隣接四袋用サイドガセッ
ト体21の長手方向が第一の二倍幅メイン包材1Cの長
手方向に直角な方向にしてかつ該隣接四袋用サイドガセ
ット体21の長さ中央を第一の二倍幅メイン包材1Cの
幅中央に一致させて該隣接四袋用サイドガセット体21
の幅中央線の数ヶ所を点溶着して行なう。なお、全長に
ついて溶着しても良い。該隣接四袋用サイドガセット体
21の取付け位置よりも下流側で図1に示す前面部1
(又は後面部2)を構成するための連続する第二の二倍
幅メイン包材1Dをヒートシール性を有する内面を下に
して隣接四袋用サイドガセット体21を挟んで第一の二
倍幅メイン1Cに重ね、又、雄型噛合部と雌型噛合部を
スナップ掛止させた二つの連続するジッパー材16,1
6を隣接四袋用サイドガセット体21の両側に隣接する
ように第二の二倍幅メイン包材1Dを第一の二倍幅メイ
ン包材1Cに重合させる位置より第一の二倍幅メイン包
材1Cと第二の二倍幅メイン包材1Dの間に挟入して、
ジッパー取着用ヒートシーラー17A,17Aにより、
ジッパー材16の雄用ウエブと雌用ウエブを第一の二倍
幅メイン包材1Cと第二の二倍幅メイン包材1Dの各内
面に溶着する。又、横ヒートシーラー18Aにより、シ
ール幅中央が隣接四袋用サイドガセット体21の幅中央
線が来るようにして、第一の二倍幅メイン包材1Cと隣
接四袋用サイドガセット体21と第二の二倍幅メイン包
材1Dを交合して横ヒートシール7を施すとともに、縦
ヒートシーラー19A,19Aにより第一の二倍幅メイ
ン包材1Cと第二の二倍幅メイン包材1Dのいずれか一
方の側縁を交合して縦ヒートシール8を施し、円盤カッ
ター22により包材の間欠走行時に幅中央をカット23
を設け、続いて、下流側で包材の間欠走行の停止時にカ
ッター20により横ヒートシール7のシール幅中央をカ
ットすると、図1(a)に示すジッパー付きガセット袋P,
Pを二列に製造できる。なお、第二の二倍幅メイン包材
1Dを第一の二倍幅メイン包材1Cに重合させる位置よ
りも上流側でジッパー材16の雄用ウエブと雌用ウエブ
を第一の二倍幅メイン包材1Cと第二の二倍幅メイン包
材1Dに溶着して第一の二倍幅メイン包材1Cと第二の
二倍幅メイン包材1Dを重合させる位置でジッパー材1
6の雄型噛合部と雌型噛合部をスナップ掛止させても良
い。
【0011】図2、図3においては、図1に示す引き裂
き用ノッチ9,9、ミシン目状薄肉部(傷)10を設け
るように図示していないが、省略しているものである。
【0012】
【発明の効果】以上説明してきたように、本願第一の発
明のジッパー付きガセット袋によれば、四枚の包材が全
て合掌状のヒートシールリブで接合されてなり前面部と
後面部の間に右側面部と左側面部が内方へ二つ折りとさ
れて仕舞い込まれていて、袋開口部にジッパーを備えて
いる扁平袋であるジッパー付きガセット袋を提供するが
でき、特に、サイドガセット体の上端がジッパーの雄型
噛合部と雌型噛合部よりも下方に位置していて、サイド
ガセット体の上端の密封性・ヒートシール強度が十分に
確保され製造が容易である。又、本願第二及び第三の発
明のジッパー付きガセット袋の製造方法によれば、上記
第一の発明のジッパー付きガセット袋を安定して量産で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願第一の発明の実施の形態にかかり、(a)は
ジッパー付きガセット袋の斜視図、(b)は製袋の説明
図。
【図2】本願第二の発明の実施の形態にかかるジッパー
付きガセット袋の製造方法を示す要部斜視図。
【図3】本願第三の発明の実施の形態にかかるジッパー
付きガセット袋の製造方法を示す要部斜視図。
【符号の説明】
P・・・ジッパー付きガセット袋、1・・・前面部、2
・・・後面部、3,4・・・サイドガセット体、5・・
・ジッパー、31、41・・・二股状の三角耳、6・・
・三角耳溶着ヒーター、5a・・・三角耳、32,42・
・・三角リブ、7a,7b,7c,7d・・・ヒートシールリ
ブ、8・・・ヒートシールリブ、9・・・引き裂き用ノ
ッチ、10・・・ミシン目状薄肉部(傷)、1A・・・
第一のメイン包材、11・・・隣接二袋用サイドガセッ
ト体、12・・・フォーマー、13・・・目張り用積層
テープ、14・・・ロール、15,15A・・・目張り
用ヒートシーラー、11B・・・扁平チューブ、11C
・・・三角耳を形成した扁平チューブ、11a・・・三
角耳、1B・・・第二のメイン包材、16・・・ジッパ
ー材、17・・・ジッパー取着用ヒートシーラー、18
・・・横ヒートシーラー、19・・・縦ヒートシーラ
ー、20,20A・・・カッター、1C・・・第一の二
倍幅メイン包材、21・・・隣接四袋用サイドガセット
体、21A・・・側面部構成用包材、21a・・・三角
耳、21C・・・三角耳を形成した扁平チューブ、1D
・・・第二の二倍幅メイン包材、17A・・・ジッパー
取着用ヒートシーラー、18A・・・横ヒートシーラ
ー、19A・・・縦ヒートシーラー、22・・・円盤カ
ッター、23・・・カット、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B31B 23/20 B31B 23/20 23/40 23/40 23/64 23/64 23/90 23/90 B65D 30/20 B65D 30/20 A

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ジッパー取付けスペースを確保しうるよう
    に袋長さよりも所要短い二つの側面部構成用包材がそれ
    ぞれヒートシール性を有する内面が外側に来るようにし
    て二つ折りとされさらに折り線の上端を内方へ凹ませて
    二股状の三角耳を形成し該二つの三角耳が開かないよう
    に重合面全面を溶着してなる二つのサイドガセット体
    が、二つ折りの折り線が対抗するようにして前面部と後
    面部との間に挟まれかつ各サイドガセット体の側縁が前
    面部と後面部の右側縁又は左側縁に一致しかつサイドガ
    セット体の下縁が前面部と後面部の下縁に一致して配置
    され、前面部とサイドガセット体の側縁同士及び後面部
    とサイドガセット体の側縁同士がヒートシールリブとな
    るように溶着されていて、ジッパーが前記サイドガセッ
    ト体よりも上方に前面部と後面部に挟まれジッパーの雄
    用ウエブと雌用ウエブが前面部と後面部の内面に溶着さ
    れ、前面部と後面部とサイドガセット体の下端縁同士又
    は上端縁同士がヒートシールリブとなるように溶着され
    ていることを特徴とするジッパー付きガセット袋。
  2. 【請求項2】連続する方向に対する直角方向が袋長さ方
    向であり袋長さに等しい幅を有して前面部又は後面部の
    一方を構成するための連続する第一のメイン包材をヒー
    トシール性を有する内面を上にして袋幅ピッチで間欠走
    行させるとともに、内面が非ヒートシール性でかつ外面
    がヒートシール性である袋長さよりも所要短い扁平チュ
    ーブを作り該扁平チューブの一端に両隅を内方へ凹ませ
    て二つの三角耳を形成しさらに二つの三角耳が開かない
    ように重合面全面を溶着して隣接二袋用サイドガセット
    体を作り該隣接二袋用サイドガセット体を、前記第一の
    メイン包材の間欠走行の停止時に、該隣接二袋用サイド
    ガセット体の長手方向が第一のメイン包材の長手方向に
    直角な方向にしてかつ該隣接二袋用サイドガセット体の
    三角耳と反対側の端縁を第一のメイン包材の一側端に一
    致させて該隣接二袋用サイドガセット体の幅中央線の数
    ヶ所又は全長を第一のメイン包材に対して溶着し、該隣
    接二袋用サイドガセット体の取付けを第一のメイン包材
    の間欠走行の停止毎に行なって袋幅ピッチで取付け、該
    隣接二袋用サイドガセット体の取付け位置よりも下流側
    で前面部又は後面部の他方を構成するための連続する第
    二のメイン包材をヒートシール性を有する内面を下にし
    て隣接二袋用サイドガセット体を挟んで第一のメイン包
    材に重ね、又、連続するジッパー材を隣接二袋用サイド
    ガセット体の三角耳に隣接するように第二のメイン包材
    を第一のメイン包材に重合させる位置より第一のメイン
    包材と第二のメイン包材の間に挟入して、ジッパー取着
    用ヒートシーラーにより、雄型噛合部と雌型噛合部をス
    ナップ掛止させたジッパー材の雄用ウエブと雌用ウエブ
    を第一のメイン包材と第二のメイン包材の内面に溶着す
    るか、又は、第二のメイン包材を第一のメイン包材に重
    合させる位置よりも上流側でジッパー材の雄用ウエブと
    雌用ウエブを第一のメイン包材と第二のメイン包材に溶
    着して第一のメイン包材と第二のメイン包材を重合させ
    る位置でジッパー材の雄型噛合部と雌型噛合部をスナッ
    プ掛止させ、横ヒートシーラーにより隣接二袋用サイド
    ガセット体の幅中央線がシール幅中央に来るようにして
    第一のメイン包材と隣接二袋用サイドガセット体と第二
    のメイン包材を交合して横ヒートシールを施すととも
    に、縦ヒートシーラーにより第一のメイン包材と第二の
    メイン包材のいずれか一方の側縁を交合して縦ヒートシ
    ールを施し、横ヒートシールのシール幅中央をカットし
    て請求項1のジッパー付きガセット袋を一列製袋するこ
    とを特徴とするジッパー付きガセット袋の製造方法。
  3. 【請求項3】連続する方向に対する直角方向が袋長さ方
    向であり袋長さの二倍の幅を有して前面部又は後面部の
    一方を構成するための連続する第一の二倍幅メイン包材
    をヒートシール性を有する内面を上にして袋幅ピッチで
    間欠走行させるとともに、内面が非ヒートシール性でか
    つ外面がヒートシール性である袋長さの二倍よりも所要
    短い扁平チューブを作り該扁平チューブの両端に両隅を
    内方へ凹ませて二つの三角耳を形成しさらに両端の二つ
    の三角耳が開かないように重合面全面を溶着して隣接四
    袋用サイドガセット体を作り該隣接四袋用サイドガセッ
    ト体を、前記第一の二倍幅メイン包材の間欠走行の停止
    時に、該隣接四袋用サイドガセット体の長手方向が第一
    の二倍幅メイン包材の長手方向に直角な方向にしてかつ
    該隣接四袋用サイドガセット体の長さ中央を第一の二倍
    幅メイン包材の幅中央に一致させて該隣接四袋用サイド
    ガセット体の幅中央線の数ヶ所又は全長を第一の二倍幅
    メイン包材に対して溶着し、該隣接四袋用サイドガセッ
    ト体の取付けを第一の二倍幅メイン包材の間欠走行の停
    止毎に行なって袋幅ピッチで取付け、該隣接四袋用サイ
    ドガセット体の取付け位置よりも下流側で前面部又は後
    面部の他方を構成するための連続する第二の二倍幅メイ
    ン包材をヒートシール性を有する内面を下にして隣接四
    袋用サイドガセット体を挟んで第一の二倍幅メイン包材
    に重ね、又、二つの連続するジッパー材を隣接四袋用サ
    イドガセット体の三角耳を挟んで隣接するように第二の
    二倍幅メイン包材を第一の二倍幅メイン包材に重合させ
    る位置より第一の二倍幅メイン包材と第二の二倍幅メイ
    ン包材の間に挟入して、ジッパー取着用ヒートシーラー
    により、雄型噛合部と雌型噛合部をスナップ掛止させた
    ジッパー材の雄用ウエブと雌用ウエブを第一の二倍幅メ
    イン包材と第二の二倍幅メイン包材の内面に溶着する
    か、又は、第二の二倍幅メイン包材を第一の二倍幅メイ
    ン包材に重合させる位置よりも上流側でジッパー材の雄
    用ウエブと雌用ウエブを第一の二倍幅メイン包材と第二
    の二倍幅メイン包材に溶着して第一の二倍幅メイン包材
    と第二の二倍幅メイン包材を重合させる位置でジッパー
    材の雄型噛合部と雌型噛合部をスナップ掛止させ、横ヒ
    ートシーラーにより隣接二袋用サイドガセット体の幅中
    央線がシール幅中央に来るようにして第一の二倍幅メイ
    ン包材と隣接四袋用サイドガセット体と第二の二倍幅メ
    イン包材を交合して横ヒートシールを施すとともに、縦
    ヒートシーラーにより第一の二倍幅メイン包材と第二の
    二倍幅メイン包材の両側縁又は幅中央を交合して縦ヒー
    トシールを施し、幅中央をカットし、さらに、横ヒート
    シールのシール幅中央をカットして請求項1のジッパー
    付きガセット袋を二列製袋することを特徴とするジッパ
    ー付きガセット袋の製造方法。
JP2002075561A 2002-03-19 2002-03-19 ジッパー付きガセット袋及びその製造方法 Pending JP2003267402A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002075561A JP2003267402A (ja) 2002-03-19 2002-03-19 ジッパー付きガセット袋及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002075561A JP2003267402A (ja) 2002-03-19 2002-03-19 ジッパー付きガセット袋及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003267402A true JP2003267402A (ja) 2003-09-25

Family

ID=29204601

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002075561A Pending JP2003267402A (ja) 2002-03-19 2002-03-19 ジッパー付きガセット袋及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003267402A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004276933A (ja) * 2003-03-13 2004-10-07 Totani Corp プラスチック袋
JP2005112385A (ja) * 2003-10-06 2005-04-28 Totani Corp プラスチック袋
JP2006335420A (ja) * 2005-06-01 2006-12-14 Seisan Nipponsha:Kk 合掌部付き袋体とその製造方法
JP2008540278A (ja) * 2005-05-18 2008-11-20 ノルデニア・ドイチュラント・ハレ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング フィルムバッグおよびその製造方法
WO2013168756A1 (ja) * 2012-05-10 2013-11-14 株式会社細川洋行 スパウト付きガゼット袋
KR101411223B1 (ko) 2013-03-15 2014-06-24 박승훈 통기부재가 구비된 비닐 용기 제조 방법
CZ305197B6 (cs) * 2014-03-27 2015-06-03 Velteko S.R.O. Způsob výroby fóliového hadicového sáčku a vertikální hadicový balicí stroj k provádění tohoto způsobu
JPWO2020235188A1 (ja) * 2019-05-21 2021-10-14 トタニ技研工業株式会社 製袋方法および製袋機

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004276933A (ja) * 2003-03-13 2004-10-07 Totani Corp プラスチック袋
JP2005112385A (ja) * 2003-10-06 2005-04-28 Totani Corp プラスチック袋
JP2008540278A (ja) * 2005-05-18 2008-11-20 ノルデニア・ドイチュラント・ハレ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング フィルムバッグおよびその製造方法
JP2006335420A (ja) * 2005-06-01 2006-12-14 Seisan Nipponsha:Kk 合掌部付き袋体とその製造方法
US9981793B2 (en) 2012-05-10 2018-05-29 Hosokawa Yoko Co., Ltd. Gusset bag with spout
WO2013168756A1 (ja) * 2012-05-10 2013-11-14 株式会社細川洋行 スパウト付きガゼット袋
KR101411223B1 (ko) 2013-03-15 2014-06-24 박승훈 통기부재가 구비된 비닐 용기 제조 방법
CZ305197B6 (cs) * 2014-03-27 2015-06-03 Velteko S.R.O. Způsob výroby fóliového hadicového sáčku a vertikální hadicový balicí stroj k provádění tohoto způsobu
JPWO2020235188A1 (ja) * 2019-05-21 2021-10-14 トタニ技研工業株式会社 製袋方法および製袋機
CN113853295A (zh) * 2019-05-21 2021-12-28 户谷技研工业株式会社 制袋方法以及制袋机
JP7122044B2 (ja) 2019-05-21 2022-08-19 トタニ技研工業株式会社 製袋方法および製袋機
CN113853295B (zh) * 2019-05-21 2023-08-25 户谷技研工业株式会社 制袋方法以及制袋机
US11926118B2 (en) 2019-05-21 2024-03-12 Totani Corporation Bag making method and bag making apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2997009C (en) Method of forming a bonded package gusset
JPH1059387A (ja) サイドガゼット袋およびその製造法
AU2014321228B2 (en) Bottom-gusseted package and method
US20160194116A1 (en) Bottom-gusseted package and method
JP2003267402A (ja) ジッパー付きガセット袋及びその製造方法
JPH024651A (ja) スタンドパック及びその製法
JP2003300540A (ja) ジッパー付きガセット付き扁平袋及びその製造方法
JPH0776354A (ja) 易開封テープ貼り密封袋
EP3057786B1 (en) Method of making bottom and side gusseted package
JPH06255657A (ja) 自立し得る角袋及びその製造方法
JP2004292028A (ja) 自立性扁平袋及びその製袋方法
JP2006213368A (ja) ピロー包装体
JPH046049A (ja) 包装袋
JP3420740B2 (ja) 商品包装袋、商品包装体及びそれらの製造方法
JP3965297B2 (ja) 自立性包装袋及び包装体
JP3390147B2 (ja) 自立袋連続製造方法
JP2001048193A (ja) ガゼット袋
JP4287252B2 (ja) チャックテープ付き包装体の製造方法
JP2003300263A (ja) ガセット付き扁平袋の製造方法
JP4082950B2 (ja) スパウト付きパウチ容器の製袋方法
JP3701158B2 (ja) プラスチック袋の製造方法
JP3340671B2 (ja) ヘッダー付き商品包装体の製造方法
JP2003155044A (ja) チャックテープ付きガセット袋およびその製造方法
JP2714848B2 (ja) 製袋用フイルム及びこれを用いた充填密封袋
JP2021187503A (ja) 包装袋及び包装袋の製造方法