JP2008267483A - 動圧軸受ユニット、それを用いた光偏向器、光走査装置及び画像形成装置 - Google Patents

動圧軸受ユニット、それを用いた光偏向器、光走査装置及び画像形成装置 Download PDF

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智隆 篁
Noriyuki Kadowaki
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Abstract

【課題】小型化・小径化によって高速回転化に対応可能で、組立が容易で、油漏れを起こしにくく、信頼性が高い動圧軸受ユニット、およびこれを用いた光偏向器、光走査装置、画像形成装置を提供する。
【解決手段】軸104と、軸104との相対回転によって軸受隙間Cに生じた油の動圧で軸104を非接触支持する軸受部材105と、軸受部材105が収容され、一端が開口で他端が閉じられたハウジング106と、ハウジング106の開口部をシールするシール部材109と、軸104、軸受部材105、及びハウジング106で囲まれた空間を外気と連通させる通気路115とを有し、軸受部材105がハウジング106に対して、シール部材109によって押圧されて固定された動圧軸受ユニットであって、軸受内に混入した気泡を開放するための開放部116を軸受部材105とシール部材109との間に設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、組立が容易で、油漏れを起こしにくく、信頼性が高い動圧軸受ユニット、およびこれを用いた光偏向器、光走査装置、画像形成装置に関する。
光走査装置に用いられる従来の光偏向器は、特許文献1に開示されるように、ハウジング開口側端部に環状の油溜まり部を設け、軸受部材を接着剤で固定する構造であった。
一方、特許文献2に開示される光走査装置の光偏向器は、ミラーが小型化され、50000〜60000rpmの高速回転で使用される。
特許文献2に開示される構造は、ミラーを小型化し、軸受を小型、小径化して軸受損失を減らすことで、60000rpm超の高速回転に対応できるが、軸受部材の接着剤での固定が困難となるため、組立性が著しく低下する。
この問題を解決するために、特許文献1に示すようにシール部材を軸受部材に密着させて軸受部材を固定する構造とすることが考えられる。しかし、この場合には、油漏れが発生する可能性がある。
特開2002−139041号公報 特開2005−92129号公報
本発明は係る問題に鑑みてなされたものであり、小型化・小径化によって高速回転化に対応可能で、組立が容易で、油漏れを起こしにくく、信頼性が高い動圧軸受ユニット、およびこれを用いた光偏向器、光走査装置、画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、第1の態様として、軸と、軸との間に軸受隙間を備え、該軸との相対回転によって軸受隙間に生じた油の動圧で軸を非接触支持する軸受部材と、軸受部材が収容され、一端が開口で他端が閉じられたハウジングと、ハウジングの開口部をシールするシール部材と、軸、軸受部材、及びハウジングで囲まれた空間を外気と連通させる通気路とを有し、軸受部材がハウジングに対して、押圧部材によって押圧されて固定された動圧軸受ユニットであって、軸受内に混入した気泡を開放するための開放部を軸受部材とシール部材との間に設けたことを特徴とする動圧軸受ユニットを提供するものである。
本発明の第1の態様においては、開放部は、押圧部材の軸受部材との当接部と周方向に隣接して形成された空間であることが好ましく、これに加えて、軸受部材との当接部が、周方向に複数形成されることが好ましい。開放部を周方向に分割形成することで、軸受部材の押さえ機能を確保した上で、軸受組立時に軸受内に混入した空気を開放するのに十分な空間を確保でき、また、ハウジングに軸受部材を固定する際、押圧力の周方向の分布を均等にできる。
本発明の第1の態様の上記のいずれの構成においても、シール部材と押圧部材とが一体で形成されることが好ましい。これにより、部品点数を削減し、組立を簡素化できる。また、シール部材がハウジングに圧入固定されることが好ましい。これにより、シール部材を強固に固定し、組立コストを低減できる。また、押圧部材は弾性部材であり、軸の軸方向に圧縮されて軸受部材とシール部材とに当接、固定され、開放部は、押圧部材の周辺の空間であることが好ましく、これに加えて、押圧部材は波ワッシャであることがより好ましい。これにより、温度変化に伴う軸受部材、ハウジング等の部品の伸縮に対して、押圧力が一定に保たれて部品が動くことが無く信頼性が高くなり、また、押圧部材の構造が簡単で低コスト化を図れる。
また、本発明の第1の態様の上記のいずれの構成においても、開放部は、軸受部材及びシール部材の間に形成され押圧部材が存在しない空間であって、空間の軸中心線と直交する断面の面積をSとし、軸の直径をD、円周率をπとするとき、下記式(1)を満たすことが好ましい。
πD2/4≦S ・・・(1)
これにより、小型・小径化した動圧軸受ユニットで、軸受組立時に軸受内に混入した空気を開放するのに十分な空間と断面積とを確保できる。
また、上記目的を達成するため、本発明は、第2の態様として、上記本発明の第1の態様のいずれかの構成に係る動圧軸受ユニットと、軸に固定された回転多面鏡とを有することを特徴とする光偏向器を提供するものである。これにより、高速回転での軸受からの油漏れが低減され、光偏向器の信頼性を高められる。
本発明の第2の態様においては、回転多面鏡が軸の軸方向に複数段積設され、各段の回転多面鏡の偏向反射面が回転方向に所定角ずれて軸に固定されることが好ましい。
また、上記目的を達成するため、本発明は、第3の態様として、上記本発明の第2の態様にかかるを用いた光走査装置であって、半導体レーザからのビームを光偏向器を含む光学系を介して被走査面へ導いて光スポットを形成し、光偏向器によってビームを偏向させることにより被走査面に走査線を走査することを特徴とする光走査装置を提供するものである。これにより、光偏向器の高速回転にともなう油漏れを低減し、軸受の信頼性を高め、光源部の部品点数・材料を削減し、環境負荷を低減し、光源の故障確率を低く抑えられる。
また、上記目的を達成するため、本発明は、第4の態様として、上記本発明の第2の態様にかかるを用いた光走査装置であって、半導体レーザからの複数のビームを光偏向器を含む光学系を介して被走査面へ導いて複数の光スポットを形成し、光偏向器によってビームを偏向させることにより被走査面の複数の走査線を隣接走査することを特徴とする光走査装置を提供するものである。これにより、光偏向器の高速回転にともなう油漏れを低減し、軸受の信頼性を高め、光源部の部品点数・材料を削減し、環境負荷を低減し、光源の故障確率を低く抑えられる。
また、上記目的を達成するため、本発明は、第5の態様として、上記本発明の第3又は第4の態様のいずれかの構成に係る光走査装置を用いた画像形成装置であって、感光媒体の感光面に光走査装置による光走査を行って潜像を形成し、該潜像を可視化して画像を形成することを特徴とする画像形成装置を提供するものである。これにより、光源部の部品点数・材料を削減し、環境負荷を低減できる。
本発明によれば、小型化・小径化によって高速回転化に対応可能で、組立が容易で、油漏れを起こしにくく、信頼性が高い動圧軸受ユニット、およびこれを用いた光偏向器、光走査装置、画像形成装置を提供できる。
〔第1の実施形態〕
〈光偏向器〉
本発明を好適に実施した第1の実施形態について説明する。図1に、回転体の上面図、図2に断面図、図3に斜視図をそれぞれ示す。
光偏向器の回転体101は、回転多面鏡102a、102bとロータ磁石103を支持するフランジ102cとから構成され、軸104の外周に焼き嵌めされている。軸受部材105は含油動圧軸受であり、軸受隙間は直径で10μm以下に設定されている。高速回転での安定性を確保するため、ラジアル軸受として、不図示の動圧発生溝が設けられている。動圧溝は、軸104の外周面又は軸受部材105の内周面に設けるが、加工性が良好な焼結部材からなる軸受部材105の内周に施すことが好適である。
軸104の素材としては、焼き入れが可能で表面硬度を高くでき、耐摩耗性が良好なマルテンサイト系のステンレス鋼(例えばSUS420J2)が好適である。
ロータ磁石103は、フランジ102cの下部内面に固定され、ハウジング106に固定されたステータコア107(巻線コイル107a)とともにアウターロータ型のブラシレスモータを構成している。ロータ磁石103は、樹脂をバインダに使用したボンド磁石であり、高速回転時の遠心力によって破壊されないように、ロータ磁石103の外径部が保持部であるフランジ102cによって保持されている。
スラスト方向の軸受は、軸104の下端面に形成された凸曲面104aと、その対向面のスラスト部材108とを接触させるピボット軸受である。スラスト部材108は、マルテンサイト系ステンレス鋼やセラミックス、又は金属表面にDLC(ダイヤモンドライクカーボン)などの硬化処理を施したもの、あるいは樹脂材料等を用いて潤滑性を良好とし、摩耗粉の発生を抑制している。軸受部材105及びスラスト部材108は、ハウジング106に収納され、シール部材109によって油の流出が防止されている。
回転体101を25000rpm以上の高速回転させる場合、振動を小さくするために回転体101のバランスを高精度に修正し、かつ維持しなければならない。回転体101にはアンバランスの修正部が上下2カ所あり、上側は回転体101の上面円周凹部102dに、下側はフランジ102cの円周凹部102eに各々接着剤を塗布することによってバランスを修正する。アンバランス量は、10mg・mm以下である必要があり、例えば半径10mmの箇所では修正量は1mg以下に保たれている。
なお、上記のような微小な修正を実行する際に接着剤等の付着物では管理しにくい場合や、量が少ないために接着力が弱く40000rpm以上の高速回転時に剥離・飛散してしまうような場合には、回転体の一部を削除する方法(ドリルによる切削やレーザ加工)を用いる方が好適である。
本実施形態におけるモータ方式は、径方向に磁気ギャップを有し、ステータコア107の外径部にロータ磁石103がレイアウトされるアウターロータ型と呼ばれる方式である。回転駆動は、ロータ磁石103の磁界によって回路基板110に実装されているホール素子111から出力される信号を位置信号として参照し、駆動IC112によって巻線コイル107aの励磁切り替えを行い回転させる。ロータ磁石103は、径方向に着磁されており、ステータコア107の外周とで回転トルクを発生し回転する。
ロータ磁石103は、内径以外の外径及び高さ方向は磁路を開放しており、モータの励磁切り替えのためのホール素子111を開放線路内に配置している。コネクタ113には不図示のハーネスが接続され、本体からの電力供給とモータの起動停止、回転数などの制御信号の入出力がなされる。
回転多面鏡102aと102bとは、連結部102fを介して連続する形で形成され、それぞれの偏向反射面が回転方向に45°ずれた状態で固定されている。下側回転多面鏡102bとフランジとの間に連結部102gが設けられてモータ部が一体化されている。回転体の材料を削減し環境負荷を低減することに加え、回転多面鏡の回転による風損の影響を抑え騒音及び回転エネルギーを低減するために、回転多面鏡を小型化した結果、モータ部よりも回転多面鏡が小さくなっている。
この光偏向器は、光走査装置に使用され、20000rpmから60000rpmを超える高速回転まで使用される。60000rpmを超える高速で回転させるためには、軸受損失を小さくする必要があり、軸104の直径としてはφ2mm程度の小型の動圧軸受が用いられる。
〈動圧軸受ユニット〉
図4に、本実施形態に係る光偏向器に用いられる動圧軸受ユニットの断面図、図5に、動圧軸受ユニットの斜視図、図6に、軸受部材の拡大図、図7に、シール部材の拡大図を示す。
動圧軸受ユニットUは、軸104に焼き嵌めされるフランジ一体型回転多面鏡102や、ハウジング106に固定されるステータコア107、回路基板110を省略した部分である。
図4、図5に示すように、動圧軸受ユニットUは、軸104、軸受部材105、ハウジング106、スラスト部材108、シール部材109で構成されている。シール部材109は、軸受部材105をハウジング106に押圧する押圧部材を兼ねている。
軸受部材105の内周には、軸104の外周面と微小な軸受隙間Cを介して対向する軸受面105dが軸方向に隔離して2カ所に形成される。双方の軸受面105dには、軸方向に対して傾斜した複数の動圧溝105e(へリングボーン型)が円周方向に配列形成される。動圧溝105eは、軸方向に対して傾斜して形成されていれば良く、この条件を満たす限りへリングボーン型以外の他の形状、例えばスパイラル型でも良い。動圧溝105eの溝深さは、2〜10μm程度が適当であり、例えば3μmに設定される。
図6(a)に示すように、両軸受面105dは、一方に傾斜する動圧溝105eが配列された第1の溝領域m1と、これと軸方向に隔離し他方に傾斜する動圧溝105eが配列された第2の溝領域m2と、二つの溝領域m1、m2の間に位置する環状の平滑部nとを備えており、二つの溝領域m1、m2の動圧溝105eは、平滑部nで区画されて非連続となっている。動圧溝105e同士の間の背の部分105fと平滑部nとは同一レベルにある。
この動圧型軸受ユニットでは、軸104の回転に伴う圧力(負圧)の発生と昇温による油の熱膨張によって軸受部材105の内部の油(潤滑油、又は潤滑グリースの基油)が軸受部材105の表面からにじみ出し、動圧溝105eの作用により軸受面105dと軸104の外周面との間の軸受隙間Cに引き込まれる。軸受隙間Cに引き込まれた油は軸受面105dで潤滑油膜を形成して軸104を非接触支持する。軸受面105dに正圧が発生すると、軸受面105dの表面に孔(開孔部:多孔質体組織の細孔が外表面に開口した部分をいう)があるため、油は軸受部材105の内面に還流するが、次々と新たな油が軸受面105dに押し込まれ続けるため、油膜力及び剛性は高い状態で維持される。この場合、連続して安定した油膜が形成されるので、高回転精度が得られ、軸ぶれやNRRO、ジッタ等が低減される。また、軸104と軸受部材105とが非接触で回転するため、低騒音であり、しかも低コストである。
動圧軸受ユニットUの組立に際し、通常、ハウジング106に軸受部材105を装着した状態で軸受部材105の内径部に軸104が挿入される。軸104の挿入前には、潤滑性向上のために予めハウジング106内に注油するが、軸受部材105と軸104との間の軸受隙間Cは数μm程度しかないため、軸端と注油した油の上面との間に閉じ込められた空気の逃げ場が無くなり、軸104の挿入が難しくなる。
この対策として、軸受ユニットUには、図4〜6に示すように、ハウジング106の反開口側で軸104、軸受部材105、及びハウジング106によって囲まれた密閉空間114を外気に開放する通気路115(115a、115b)が形成される。通気路115は、軸受部材105の両端面105a、105bを結ぶ第1通路115aと第1通路115aと密閉空間114とを連通するための第2通路115bとで構成される。第1通路115aは、軸受部材105の外周面とハウジング106の内周面との間に、第2通路115bは、軸受部材105のハウジング反開口端面105bとこれに対向するハウジング106との間にそれぞれ形成される。本実施形態では、図6(a)、(b)に示すように、第1通路115aを軸受部材105の外周面に設けた二つの軸方向溝で形成し、第2通路115bを軸受部材105のハウジング反開口側端面105bに設けた二つの半径方向溝で形成した場合を例示している。なお、これらは例示に過ぎず、例えば、第1通路115aをハウジング106の内周面に、第2通路115bをハウジング106に形成することもできる。
図6(b)に示すように、第1通路115aと第2通路115bとは位相が90°ずれているが、その場合でも両通気路は軸受部材端面105bの外径側チャンファ部105cを介して互いに連通状態にある。
図4、図5及び図7に示すように、ハウジング106の一端開口部は、リング状のシール部材109でシールされる。シール部材109は、例えば樹脂材料(ポリアミドなど)や金属材料(焼結金属も含む)で形成され、外径部109aがハウジング106の一端開口部に圧入されて固定される。シール部材109は、押圧部材としての機能を兼ね備え、軸受部材105のハウジング開口側端面105aを押圧する当接部109cが円周方向3カ所に一体で形成されている。シール部材109がハウジング106の一端開口部に圧入固定されることで、軸受部材105が当接部109cで押さえられてハウジング106に固定される。
シール部材109は、その内周面109bと軸104の外周面との間に微小なシール隙間を介在させた非接触シールで、シール隙間での毛細管現象によりハウジング106内部からの油漏れが防止される。この際、軸104の外周面の少なくともシール部材109の内周面109bとの対向領域周辺に撥油剤を塗布しておけば、油漏れ対策としてより有効である。シール部材109としては、トルクの増大・変動を回避するためにも非接触シールを使用することが好ましい。
軸受部材105とシール部材109との間には、円周方向3カ所に形成された当接部109cに隣接して、開放部116が円周方向に3カ所形成される。開放部116は気泡がはじけるのに十分な面積を確保するため、回転軸と直交する断面の面積を少なくとも軸104の回転軸と直交する断面の面積以上に設定する。望ましくは、2倍以上に設定すると混入した気泡が開放部ではじけ、油漏れを防止する効果が高くなる。
すなわち、軸104の直径をD、開放部116の回転軸と直交する断面の面積をS1、円周率をπとするとき下記式(2)を満足するように設定すると好適である。
πD2/4≦S1 ・・・(2)
例えば、軸104の直径が2mmの場合には、S1を3.14mm2以上とすることが好適であり、さらに望ましくは、6.28mm2以上とすると良い。
軸受の運転中は、軸受部材105から滲み出した油が通気路115を通ってハウジング開口側に押し上げられ、開放部116に留まる。この際、特許文献1のようにシール部材109を軸受部材105の上端に密着させて固定する構造とすると、軸受組立時に軸受内に混入した空気を開放するのに十分な開放部が得られず、特に40000〜50000rpmを超えて軸受及びモータ部の発熱が大きくなると、混入した気泡が膨張し、油が気泡に押し上げられる形でシール部材109から外部へ漏洩してしまう。
一方、本実施形態では、軸受部材105とシール部材109との間に開放部116が円周方向に3カ所形成されるため、混入した気泡が開放部116ではじけて、軸104とシール部材109との隙間から空気のみが外部へ排出され、油が漏洩することはない。
なお、本実施形態においては、シール部材109と押圧部材とを一体化した場合を例としたが、シール部材と押圧部材とが別個の構成であっても良い。
このように、本実施形態にかかる動圧軸受ユニットは、接着剤等を使用せずに軸受部材をハウジングに固定できるため、組立が容易であり、軸受組立時に軸受内に混入した空気を開放するのに十分な空間を確保し、油漏れを起こしにくく信頼性が高い。
また、開放部を周方向に分割形成することで、軸受部材の押さえ機能を確保した上で、軸受組立時に軸受内に混入した空気を開放するのに十分な空間を確保できる。
また、当接部を周方向に複数形成することでハウジングに軸受部材を固定する際、押圧力の周方向の分布を均等にできる。
また、シール部材と押圧部材とを一体化したことにより、部品点数を削減し、組立作業を簡素化できる。
また、シール部材を圧入することで強固に固定し、組立コストを低減できる。
また、軸受組立時に軸受内に混入した空気を開放するのに十分な空間と断面積とを確保できる。
〔第2の実施形態〕
本発明を好適に実施した第2の実施形態について説明する。
図8及び図9に、本実施形態にかかる動圧軸受ユニットの構成を示す。
図8、図9に示すように、動圧軸受ユニットUは、軸104、軸受部材105、ハウジング106、スラスト受け部材108、シール部材117、押圧部材118を有する。シール部材117、押圧部材118以外の構成は、第1の実施形態と同様であるため、重複する部分についての説明は省略する。
本実施形態にかかる動圧軸受ユニットは、押圧部材118が弾性部材(波ワッシャー)で構成される。
動圧軸受ユニットUの組立は、ハウジング106の一端開口部から軸受部材105、押圧部材118である波ワッシャが挿入され、リング状のシール部材117の外径部117aがハウジング106の一端開口部に圧入されて固定される。シール部材117は、例えば樹脂材料(ポリアミドなど)や金属材料(焼結金属も含む)で形成され、シール部材117がハウジング106の一端開口部に圧入固定されることで、波ワッシャが回転軸方向に圧縮され、波ワッシャが弾性変形した状態で固定され、軸受部材105が押さえられてハウジング106に固定されている。
シール部材117は、その内周面117bと軸104の外周面との間に微小なシール隙間を介在させた非接触シールであり、シール隙間での毛細管現象によってハウジング106内部からの油漏れが防止される。この際、軸104の外周面の少なくともシール部材117の内周面117bとの対向領域周辺に撥油剤を塗布しておけば、油漏れ対策としてより有効である。シール部材117としては、トルクの増大・変動を回避するためにも非接触シールを使用することが望ましい。
軸受部材105とシール部材117との間には、押圧部材118である波ワッシャが介在する形で、波ワッシャの周辺に開放部119が形成される。開放部119は、気泡がはじけるのに十分な面積を確保するため、回転軸と直交する断面の面積を少なくとも軸104の回転軸と直交する断面の面積以上に設定する。さらに望ましくは、2倍以上に設定すると、混入した気泡が開放部ではじけ油漏れを防止する効果が高くなる。
すなわち、軸104の直径をD、開放部119の回転軸と直交する断面の面積をS2、円周率をπとすると、下記式(3)を満足するように設定すると好適である。
πD2/4≦S2 ・・・(3)
例えば、軸104の直径が2mmの場合には、S2は3.14mm2以上が好適であり、さらに望ましくは、6.28mm2以上とすると良い。
軸受の運転中は、軸受部材105から滲み出した油が通気路115を通じてハウジング開口部に押し上げられ、開放部119に溜まる。この際、特許文献1のようにシール部材117を軸受部材105の上端に密着させて固定する構造とすると、軸受組立時に軸受内に混入した空気を開放するのに十分な開放部が得られず、特に40000〜50000rpmを超えて軸受及びモータ部の発熱が大きくなると、混入した気泡が膨張し、油が気泡に押し上げられる形でシール部材から外部へ漏洩してしまう。
一方、本実施形態では、軸受部材105とシール部材117との間に開放部119が形成されるため、混入した気泡が開放部119ではじけて、軸104とシール部材117との隙間から空気のみが外部へ排出され、油が漏洩することはない。
温度変化に伴う軸受部材105、ハウジング106等の部品の伸縮に対して、押圧部材118である波ワッシャが弾性変形して押圧力が一定に保たれ、軸受部材105が動くことはない。
このように、本実施形態にかかる動圧軸受ユニットは、接着剤等を使用せずに軸受部材をハウジングに固定できるため、組立が容易であり、軸受組立時に軸受内に混入した空気を開放するのに十分な空間を確保し、油漏れを起こしにくく信頼性が高い。
また、温度変化に伴う軸受部材、ハウジング等の部品の伸縮に対して、押圧部材が弾性変形して押圧力が一定に保たれ、軸受部材が動くことがないため信頼性が高い。
さらに、押圧部材の構造が簡単で低コストである。
〔第3の実施形態〕
本発明を好適に実施した第3の実施形態について説明する。
図10〜12に本実施形態にかかる光走査装置の構成を示す。
図10において、半導体レーザ1、1’は「一つの光源を構成する二つの発光源」であり、それぞれ1本の光ビームを放射する。半導体レーザ1、1’は、ホルダ2に所定の位置関係で保持されている。
半導体レーザ1、1’から発せられた各光ビームは、それぞれカップリングレンズ3、3’によって、以後の光学系に適した光束形態(平行光束、弱い発散性又は弱い集束性の光束)に変換される。この例では、カップリングレンズ3、3’によってカップリングされた光ビームはともに平行光束である。
カップリングレンズ3、3’から射出し、所望の光束形態となった各光ビームは、光ビーム幅を規制するアパーチャ12の開口部を通過して「ビーム整形」されたのち、ハーフミラープリズム4に入射し、その作用によって副走査方向に2分割されて、それぞれが2本の光ビームに分けられる。
この状態を図11に示す。図の煩雑化を避けるため、半導体レーザ1から発せられた光ビームL1のみを示している。図11においては上下方向が副走査方向であるが、ハーフミラープリズム4は半透鏡4aと反射面4bとを副走査方向に並列して有する。光ビームL1は、ハーフミラープリズム4に入射すると半透鏡4aに入射し、一部は半透鏡4aを直進的に透過して光ビームL11となり、残りは反射されて反射面4bに入射し、反射面4bによって全反射されて光ビームL12となる。
この例において、半透鏡4aと反射面4bとは互いに平行であるため、ハーフミラープリズム4から射出する光ビームL11とL12とは互いに平行である。このようにして、半導体レーザ1からの光ビームは、二つの光ビームL11及びL12として副走査方向に2分割される。半導体レーザ1’からの光ビームも同様にして2分割される。
このようにして、一つの光源(m=1)から2本の光ビームが放射され、これら2本の光ビームが副走査方向に2分割(q=2)されて合計4本の光ビームが得られる。
これらの4本の光ビームは、シリンドリカルレンズ5a、5bに入射し、シリンドリカルレンズ5a、5bの作用によって副走査方向へ集光され、多面鏡式光偏向器7の偏向反射面近傍に「主走査方向に長い線像」として結像する。
図10に示すように、半導体レーザ1、1’から発せられ、ハーフミラープリズム4によって分割された光ビームのうち、半透鏡4aを直進的に透過した光ビーム(図11における光ビームL11)がシリンドリカルレンズ5aに入射し、半透鏡4aで反射され、さらに反射面4bで反射された光ビーム(図11における光ビームL12)がシリンドリカルレンズ5bに入射する。
防音ガラス6は、多面鏡式光偏向器7の防音ハウジングの窓に設けられる。光源側からの4本の光ビームは防音ガラス6を介して多面鏡式光偏向器7へ入射し、偏向された光ビームは再び防音ガラス6を介して走査結像光学系側へ射出する。
多面鏡式光偏向器7は、図示するように上ポリゴンミラー7a、下ポリゴンミラー7bを回転方向に上下2段に積設して一体とし、不図示の駆動モータによって回転軸の周りに回転させられるように設置されている。
上ポリゴンミラー7a及び下ポリゴンミラー7bは、この例ではともに「4面の偏向反射面」を持つ同一形状のものであるが、上ポリゴンミラー7aの偏向反射面に対して、下ポリゴンミラー7bの偏向反射面は回転方向に所定角θ(=45°)ずれている。
第1走査レンズ8a及び第2走査レンズ10aと光路折り曲げミラー9aとは、多面鏡式光偏向器7の上ポリゴンミラー7aによって偏向される2本の光ビーム(半導体レーザ1、1’から射出し、ハーフミラープリズム4の半透鏡4aを透過した2本の光ビーム)を、対応する光走査位置である光導電性感光体11a上に導光して、副走査方向に分離した二つの光スポットを形成する一組の走査結像光学系を構成する。
第1走査レンズ8b及び第2走査レンズ10bと光路折り曲げミラー9bとは、多面鏡式光偏向器7の下ポリゴンミラー7bによって偏向される2本の光ビーム(半導体レーザ1、1’から射出し、ハーフミラープリズム4の半透鏡4aによって反射された2本の光ビーム)を、対応する光走査位置である光導電性感光体11b上に導光して、副走査方向に分離した二つの光スポットを形成する一組の走査結像光学系を構成する。
半導体レーザ1、1’から発せられた光ビームは、多面鏡式光偏向器7の回転軸方向から見て「偏向反射面位置の近傍において主光線が交差する」ように光学配置が定められており、従って、偏向反射面に入射してくる2光束の各対は、光ビーム相互が「開き角(偏向反射面の側から光源側を見たとき、2本の光ビームの回転軸に直交する面への射影がなす角)」を有する。この「開き角」により、光導電性感光体11a、11bのそれぞれに形成される二つの光スポットは、主走査方向にも分離しており、このため各感光体を光走査する2本の光ビームを個別的に検出して光走査開始の同期を光ビームごとにとることができる。
このようにして、多面鏡式光偏向器7の上ポリゴンミラー7aによって偏向される2光ビームにより、光導電性感光体11aが2本の光ビームによってマルチビーム走査され、多面鏡式光偏向器7の下ポリゴンミラー7bによって偏向される2光ビームにより、光導電性感光体11bが2本の光ビームによってマルチビーム走査される。
多面鏡式光偏向器7の上ポリゴンミラー7aと下ポリゴンミラー7bとは、偏向反射面が互いに回転方向に所定角(θ=45°)ずれているので、上ポリゴンミラー7aによる偏向光ビームが光導電性感光体11aの光走査を行うとき、下ポリゴンミラー7bによる偏向光ビームは、光導電性感光体11bには導光されず、下ポリゴンミラー7bによる偏向光ビームが光導電性感光体11bの光走査を行うとき、上ポリゴンミラー7aによる偏向光ビームは、光導電性感光体11aには導光されない。
すなわち、光導電性感光体11a、11bの光走査は、時間的にずれて交互に行われる。図12は、この状況を示す図である。煩雑化を避けるために、多面鏡式光偏向器へ入射する光ビーム(実際には4本)を入射光、偏向される光ビームを偏向光a、偏向光bとして示す。
図12(a)は、入射光が多面鏡式光偏向器7へ入射し、上ポリゴンミラー7aで反射されて偏向された偏向光aが光走査位置へ導光される状況を示している。この時、下ポリゴンミラー7bによる偏向光bは光走査位置へは向かわない。図12(b)は、偏向光bが光走査位置へ導光される状況を示している。この時、偏向光aは光走査位置へは向かわない。
なお、一方のポリゴンミラーによる偏向光が光走査位置へ導光されている間に、他方のポリゴンミラーによる偏向光が「ゴースト光」として作用しないように、図12に示すように遮光手段SDを適宜設け、光走査位置へ導光されない方の偏向光を遮光すると良い。これは、実際には、防音ハウジングの内壁を非反射性とすることにより容易に実現できる。
上記のように、光導電性感光体11a、11bの(マルチビーム方式の)光走査は交互に行われるため、例えば、光導電性感光体11aの光走査が行われるときは光源の光強度を黒画像の画像信号で変調し、光導電性感光体11bの光走査が行われるときは光源の光強度をマゼンタ画像の画像信号で変調すれば、光導電性感光体11aには黒画像の静電潜像を、光導電性感光体11bにはマゼンタ画像の静電潜像を書き込むことができる。
図13は、共通の光源(半導体レーザ1、1’)により黒画像とマゼンタ画像との書き込みを行う場合において、有効走査領域において全点灯する場合のタイミングチャートである。実線は黒画像の書き込みに相当する部分、破線はマゼンタ画像の書き込みに相当する部分を示す。黒画像、マゼンタ画像の書き出しタイミングは、上記のごとく有効走査領域外に配備される同期受光手段(図10では不図示。一般的にはフォトダイオード。)で光走査位置へ向かう光ビームを検知することによって決定される。
なお、本実施形態においては、多面鏡式光偏向器7として、第1の又は第2の実施形態にかかる動圧軸受ユニットを用いた光偏向器が適用される。
これにより本実施形態にかかる光走査装置では、光偏向器の50000〜60000rpm超の高速回転にともなう油漏れが低減されて、軸受の信頼性が高くなり、さらに、光源部の部品点数・材料が削減され、環境負荷が低減され、光源の故障確率も低く抑えられる。
〔第4の実施形態〕
本発明を好適に実施した第4の実施形態について説明する。
図14、図15に、本実施形態にかかる画像形成装置の構成を示す。
図14は、光走査装置の光学系部分を副走査方向(すなわち、多面鏡式光偏向器7の回転軸方向)から見た状態を示す図である。煩雑化を避けるため、多面鏡式光偏向器7から光走査位置に至る光路上の光路屈曲用のミラーの図示を省略し、光路が直線となるように描いている。
この光走査装置は、m=q=2、p=1、n=4の場合である(m:光源数、q:分割数、p:光ビーム数、n:光走査位置)、四つの光走査位置をそれぞれ1本の光ビームで光走査する。また、光走査位置の個々には、光導電性感光体に形成される静電潜像をマゼンタ、イエロー、シアン、黒のトナーで個別に可視化し、カラー画像を形成する。
半導体レーザ1YM、1CKは、それぞれが1本の光ビームを発する。半導体レーザ1YMの発光強度は、イエロー画像に対応する画像信号とマゼンタ画像に対応する画像信号とで交互に変調される。一方、半導体レーザ1CKの発光強度は、シアン画像に対応する画像信号と黒画像に対応する画像信号とで交互に変調される。
半導体レーザ1YMから発せられた光ビームは、カップリングレンズ3YMによって平行光束化され、アパーチャ12YMを通過してビーム整形されたのち、ハーフミラープリズム4YMに入射して、副走査方向に分離した2本の光ビームに分割される。ハーフミラープリズム4YMは、図10に示したハーフミラープリズム4と同様のものである。分割された光ビームの一方はイエロー画像を書き込むのに使用され、他方はマゼンタ画像を書き込むのに使用される。
副走査方向に分割された2本の光ビームは、副走査方向に配列されたシリンドリカルレンズ5Y、5M(副走査方向に重なり合うように配置されている)により、それぞれ副走査方向へ集光され、多面鏡式光偏向器7へ入射する。多面鏡式光偏向器7は、4面の偏向反射面を持つポリゴンミラーを回転軸方向に2段に積設し、ポリゴンミラー相互の偏向反射面を回転方向にずらして一体化した構成である。シリンドリカルレンズ5Y、5Mによる主走査方向に長い線像は、各ポリゴンミラーの偏向反射面位置近傍に結像する。
多面鏡式光偏向器7によって偏向される光ビームは、それぞれ第1走査レンズ8Y、8M、第2走査レンズ10Y、10Mを透過し、これらのレンズの作用により光走査位置11Y、11Mに光スポットを形成し、これらの光走査位置を光走査する。
同様に、半導体レーザ1CKから発せられた光ビームは、カップリングレンズ3CKによって平行光束化され、アパーチャ12CKを通過してビーム整形されたのち、ハーフミラープリズム4CKによって副走査方向に分離した2本の光ビームに分割される。ハーフミラープリズム4CKはハーフミラープリズム4YMと同様のものである。分割された光ビームの一方はシアン画像を書き込むのに使用され、他方は黒画像を書き込むのに使用される。
副走査方向に分割された2本の光ビームは、副走査方向に配列されたシリンドリカルレンズ5C、5K(副走査方向に重なり合うように配置されている)により、それぞれ副走査方向へ集光され、多面鏡式光偏向器7へ入射して偏向され、それぞれ第1走査レンズ8C、8K、第2走査レンズ10C、10Kを透過し、これらのレンズの作用により光走査位置11C、11Kに光スポットを形成し、これらの光走査位置を光走査する。
図15に示すように、多面鏡式光偏向器7の上段のポリゴンミラーにより偏向される光ビームのうち一方は、光路折り曲げミラーmM1、mM2、mM3によって屈曲された光路により、光走査位置11Mの実体をなす光導電性感光体へ導光され、他方のビームは、光路折り曲げミラーmC1、mC2、mC3によって屈曲された光路により光走査位置11Cの実体をなす光導電性感光体へ導光される。
また、多面鏡式光偏向器7の下段のポリゴンミラーにより偏向される光ビームのうち一方は、光路折り曲げミラーmYによって屈曲された光路により、光走査位置11Yの実体をなす光導電性感光体へ導光され、他方のビームは、光路折り曲げミラーmKによって屈曲された光路により光走査位置11Kの実体をなす光導電性感光体へ導光される。
したがって、m=2個の半導体レーザ1YM、1CKからの光ビームがそれぞれハーフミラープリズム4YM、4CKで2本の光ビームに分割されて4本の光ビームとなり、これら4本の光ビームにより4個の光走査位置11Y、11M、11C、11Kの実体をなす光導電性感光体が光走査される。光走査位置11Y及び11Mは、半導体レーザ1YMからの光ビームを2分割した各光ビームにより、多面鏡式光偏向器7の回転に伴い交互に光走査され、光走査位置11C及び11Kは、半導体レーザ1CKからの光ビームを2分割した各光ビームにより、多面鏡式光偏向器7の回転に伴い交互に光走査される。
光走査位置11Y〜11Kの実体をなす光導電性感光体は、いずれも時計回りに等速回転され、帯電手段をなす帯電ローラTY、TM、TC、TKによって均一帯電され、それぞれ対応する光ビームの光走査を受けてイエロー、マゼンタ、シアン、黒の各色画像が書き込まれ、対応する静電潜像(ネガ潜像)が形成される。
これらの静電潜像は、それぞれ現像装置GY、GM、GC、GKによって反転現像され、光導電性感光体11Y、11M、11C、11K上にそれぞれイエロートナー画像、マゼンタトナー画像、シアントナー画像、黒トナー画像が形成される。
これら各色トナー画像は、不図示の転写シート上に転写される。すなわち、転写シートは搬送ベルト17によって搬送され、転写器15Yによって光導電性感光体11Y上からイエロートナー画像が転写され、転写器15M、15C、15Kによってそれぞれ光導電性感光体11M、11C、11Kからマゼンタトナー画像、シアントナー画像、黒トナー画像が順次転写される。このようにしてイエロートナー画像〜黒トナー画像が重ね合わされてカラー画像が合成される。このカラー画像が定着装置19によって転写シート上に定着させられることでカラー画像が得られる。
すなわち、複数の光導電性感光体に光走査により個別的に静電潜像を形成し、これら静電潜像を可視化してトナー画像とし、得られるトナー画像を同一のシート状記録媒体上に転写して合成的に画像形成を行うタンデム式の画像形成装置において、光導電性感光体の数が4であり、光走査装置として2個の光源1YM、1CKを用いて各光源からの光ビームがそれぞれ2個の光導電性感光体を光走査するように構成され、4個の光走査位置11Y、11M、11C、11Kの実体をなす光導電性感光体に形成される静電潜像をイエロー、マゼンタ、シアン、黒のトナーで個別に可視化し、カラー画像を形成する。
光走査装置には、多面鏡式光偏向器7として、上記第1〜第3の実施形態と同様の光偏向器が用いられる。
本実施形態にかかる画像形成装置は、光偏向器の50000〜60000rpm超の高速回転にともなう油漏れが低減されて、軸受の信頼性が高く、さらに、光源部の部品点数、材料が削減され、環境負荷が低減され、光源の故障確率も低く抑えたシングルビーム光走査装置を用いることで、環境負荷が低減される。
ここでは、各光導電性感光体の光走査をシングルビーム方式で行っているが、各光源側を図10のような構成とすれば、光導電性感光体の光走査をマルチビーム方式で行えることはいうまでもない。
なお、上記各実施形態は本発明の好適な実施の一例であり、本発明はこれに限定されることはなく、様々な変形が可能である。
本発明を好適に実施した第1の実施形態に係る光偏向器の上面図である。 第1の実施形態に係る光偏向器の断面図である。 第1の実施形態に係る光偏向器の回転体の斜視図である。 第1の実施形態に係る光偏向器の動圧軸受ユニットの断面図である。 第1の実施形態に係る動圧軸受ユニットの斜視図である。 第1の実施形態に係る動圧軸受ユニットの軸受部材の拡大図である。 第1の実施形態に係る動圧軸受ユニットのシール部材の拡大図である。 本発明を好適に実施した第2の実施形態に係る動圧ユニットの断面図である。 第2の実施形態に係る動圧軸受ユニットの斜視図である。 本発明を好適に実施した第3の実施形態にかかる光走査装置の構成を示す図である。 ハーフミラープリズムの構成を示す図である。 光偏向器で反射される二つの偏向光の方向の関係を示す図である。 光走査装置における光ビームの走査タイミングを示す図である。 本発明を好適に実施した第4の実施形態に係る画像形成装置に用いられる光走査装置の構成を示す図である。 第4の実施形態に係る画像形成装置の構成を示す図である。
符号の説明
1、1’、1YM、1CK 半導体レーザ
2 ホルダ
3、3’、3YM、3CK カップリングレンズ
4、4YM、4CK ハーフミラープリズム
4a 半透鏡
4b 反射面
5a、5b、5Y、5M、5C、5K シリンドリカルレンズ
6 防音ガラス
7 多面鏡式光偏向器
7a 上ポリゴンミラー
7b 下ポリゴンミラー
8a、8b、8Y、8M、8C、8K 第1走査レンズ
9a、9b、mM1、mM2、mM3、mC1、mC2、mC3、mY、mK 光路折り曲げミラー
10a、10b、10Y、10M、10C、10K 第2走査レンズ
11a、11b 光導電性感光体
11Y、11M、11C、11K 光走査位置
15Y、15M、15C、15K 転写器
17 搬送ベルト
19 定着装置
101 回転体
102a、102b 回転多面鏡
102c フランジ
102d 上面円周凹部
102e 円周凹部
102f、102g 連結部
103 ロータ磁石
104 軸
105 軸受部材
105a、105b 軸受部材端面
105c チャンファ部
105d 軸受面
105e 動圧溝
105f 動圧溝同士の間の背
106 ハウジング
107 ステータコア
107a 巻線コイル
108 スラスト部材
109、117 シール部材
109a、117a 外径部
109b、117b 内周面
109c 当接部
110 回路基板
111 ホール素子
112 駆動IC
113 コネクタ
114 密閉空間
115 通気路
115a 第1通路
115b 第2通路
116、119 開放部
118 押圧部材
U 動圧軸受ユニット
C 軸受隙間
TY、TM、TC、TK 帯電ローラ
GY、GM、GC、GK 現像装置

Claims (13)

  1. 軸と、
    前記軸との間に軸受隙間を備え、該軸との相対回転によって前記軸受隙間に生じた油の動圧で前記軸を非接触支持する軸受部材と、
    前記軸受部材が収容され、一端が開口で他端が閉じられたハウジングと、
    前記ハウジングの開口部をシールするシール部材と、
    前記軸、前記軸受部材、及び前記ハウジングで囲まれた空間を外気と連通させる通気路とを有し、
    前記軸受部材が前記ハウジングに対して、押圧部材によって押圧されて固定された動圧軸受ユニットであって、
    前記軸受内に混入した気泡を開放するための開放部を前記軸受部材と前記シール部材との間に設けたことを特徴とする動圧軸受ユニット。
  2. 前記開放部は、前記押圧部材の前記軸受部材との当接部と周方向に隣接して形成された空間であることを特徴とする請求項1記載の動圧軸受ユニット。
  3. 前記軸受部材との当接部が、周方向に複数形成されたことを特徴とする請求項2記載の動圧軸受ユニット。
  4. 前記シール部材と前記押圧部材とが一体で形成されたことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の動圧軸受ユニット。
  5. 前記シール部材が前記ハウジングに圧入固定されたことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載の動圧軸軸受ユニット。
  6. 前記押圧部材は弾性部材であり、前記軸の軸方向に圧縮されて前記軸受部材と前記シール部材とに当接、固定され、
    前記開放部は、前記押圧部材の周辺の空間であることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項記載の動圧軸受ユニット。
  7. 前記押圧部材は波ワッシャであることを特徴とする請求項6記載の動圧軸受ユニット。
  8. 前記開放部は、前記軸受部材及び前記シール部材の間に形成され前記押圧部材が存在しない空間であって、前記空間の軸中心線と直交する断面の面積をSとし、前記軸の直径をD、円周率をπとするとき、下記式(1)を満たすことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項記載の動圧軸受ユニット。
    πD2/4≦S ・・・(1)
  9. 請求項1から8のいずれか1項記載の動圧軸受ユニットと、
    前記軸に固定された回転多面鏡とを有することを特徴とする光偏向器。
  10. 前記回転多面鏡が前記軸の軸方向に複数段積設され、各段の前記回転多面鏡の偏向反射面が回転方向に所定角ずれて前記軸に固定されたことを特徴とする請求項9記載の光偏向器。
  11. 請求項9又は10記載の光偏向器を用いた光走査装置であって、
    半導体レーザからのビームを前記光偏向器を含む光学系を介して被走査面へ導いて光スポットを形成し、前記光偏向器によって前記ビームを偏向させることにより前記被走査面に走査線を走査することを特徴とする光走査装置。
  12. 請求項9又は10記載の光偏向器を用いた光走査装置であって、
    半導体レーザからの複数のビームを前記光偏向器を含む光学系を介して被走査面へ導いて複数の光スポットを形成し、前記光偏向器によって前記ビームを偏向させることにより前記被走査面の複数の走査線を隣接走査することを特徴とする光走査装置。
  13. 請求項11又は12記載の光走査装置を用いた画像形成装置であって、
    感光媒体の感光面に前記光走査装置による光走査を行って潜像を形成し、該潜像を可視化して画像を形成することを特徴とする画像形成装置。
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