JP2013137497A - 光走査装置および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ミラーを接着することなく装置駆動時の振動によって発生するミラーの回転振動を抑制しながら、安定的に姿勢を維持することができる構成を備えた光走査装置を提供することにある。
【解決手段】光源から出射される光ビームを偏向して走査する偏向手段104によって偏向された光ビームを被走査体に向かうように反射させる反射部材106,108,109と、反射部材106,108,109の反射面、もしくは反射面の裏面側を位置決めするために該反射面の裏面側に当接可能な突き当て部材200と、前記反射部材を収納する光学箱と、を有する光走査装置において、反射部材の反射面、もしくは反射面の裏面側を押圧する面押圧部201Aに加えて、前記反射面と直交する側面と反射面との間の稜線、もしくは反射面と直交する側面間の稜線L1を押圧する稜線押圧部202Aが備えられた押圧部材201,202を用いることを特徴とする。
【選択図】図5

Description

本発明は、光走査装置および画像形成装置に関し、さらに詳しくは、光学素子の支持機構に関する。
周知のように、デジタル複写機やレーザプリンタ等のように、電子写真方式を用いる画像形成装置においては、感光体などの像担持体に対して画像情報に応じた静電潜像を形成するために光走査装置が用いられている。
光走査装置では、画像信号に応じて光源ユニットから光変調され出射した光ビームは、回転多面鏡によって偏向走査され、結像レンズ及び折り返しミラーを経て感光体に結像し、静電潜像が形成される。
回転多面鏡によって偏向走査された光ビームの一部は、走査開始信号や走査終了信号として、折り返しミラーによって分離され、光検知センサに入射することにより電気的なトリガ信号に変換される。
光走査装置の中には、小型化、あるいは被走査体に所望の角度をもって光ビームを照射するために、装置内に光ビームを折り返すための折り返しミラーを有するものがある。
特に、回転多面鏡が用いられる偏向手段で偏向された光ビームを被走査体に折り返すため、折り返しミラーは、偏向手段の走査方向長さを持つことから長尺となる。
このような長尺折り返しミラーは、長手方向一端側を2点で支持し、他端側を1点で支持することで、光走査装置内へ載置する際の平面度を確保している(例えば、特許文献1)。
さらに具体的には、2点側の各支持位置はミラーの短手方向の両端部より所定の長さで受け、1点側の支持位置はミラーの短手方向の略中央部を受ける構成が一般的である。
しかしながら上述の支持方法においては画像形成装置内の駆動源が発する振動によって、回転振動を発生させる場合があり、画像不良(バンディング)を生じさせることになる。
この問題を解決する手段として、前述の反射ミラーを反射ミラー保持部へ接着させるものが提案されている(例えば、特許文献1,2,3)。
上記特許文献のうちで特許文献2においては、反射ミラーが、このミラー保持側板に明けられた側板孔に保持されており、この側板孔の一部に形成された凸部に反射面を支持され、対向側から弾性部材で付勢された構成が開示されている。
この反射ミラーは側板孔の凸部と重力によりミラーが側板孔を押圧する部分を接着剤によってミラーと接着している。
また特許文献1では、接着剤を塗付する厚さを反射ミラーの厚さよりも小さくすることで接着剤硬化時の硬化収縮によるミラーの角度変動を考慮するようにした構成が開示されている。さらに特許文献1では、前述した接着以外に、ミラーの回転振動を抑制する手段として弾性部材を用いた技術が開示されている。
すなわち、前記ミラーが側板孔を押圧する部分を、接着ではなく、ゴム等からなる弾性部材に接触させている。さらには、前記反射ミラーを前記弾性部材の対向側から前記弾性部材に向けて押圧している。また、特許文献3では、反射ミラー側面を接着固定している。
しかし、上述の技術においては以下のような問題点がある。
接着剤を用いるときは、接着剤の量、硬化時間の確保、接着剤塗布の際の糸引きによる光学部品汚れ、つまり、垂れた接着剤の一部が光学部品の表面に付着することによる汚れがある。このため、接着作業時には、上述した不具合が生じないように管理が必要となり、これらの管理は困難という問題があった。
そこで、接着剤以外の方法あるいは接着剤を用いることとは異なる方法により、ミラーに作用する回転振動の影響を抑えて安定的に姿勢を保持することが望まれる。
本発明の目的は、上記従来の光走査装置における問題に鑑み、接着剤以外の方法あるいは接着剤を用いることとは異なる方法により、装置駆動時の振動によって発生するミラーの回転振動を抑制しながら、安定的に姿勢を維持することができる構成を備えた光走査装置およびこれを用いる画像形成装置を提供することにある。
この目的を達成するため、本発明は、光源から出射される光ビームを偏向して走査する偏向手段と、前記偏向手段によって偏向された光ビームを被走査体に向かうように反射させる反射部材と、前記反射部材の反射面、もしくは反射面の裏面側を位置決めするために該反射面の裏面側に当接可能な突き当て部材と、前記反射部材を収納する光学箱と、
を有する光走査装置において、
前記反射部材の反射面、もしくは反射面の裏面側を押圧する面押圧部に加えて、
前記反射面と直交する側面と反射面との間の稜線、もしくは反射面と直交する側面間の稜線を押圧する稜線押圧部を備えた押圧部材を用いることを特徴とする光走査装置にある。
本発明によれば、反射部材の反射面を押圧する面押圧部に加えて、反射面と該反射面に直交する側面との間の稜線を押圧する稜線押圧部を備えることで、反射面側の押圧力の増加、及び反射面と直交する側面を、これが突き当てられる座面に向けて積極的に突き当てることが可能となる。この結果、接着剤以外の方法、あるいは接着剤を用いることとは異なる方法によりミラーの回転振動を低減することが可能となる。
光走査装置が適用される画像形成装置の構成を説明するための模式図である。 光走査装置の全体構成を示す斜視図である。 図2に示した光走査装置の副走査方向側から示した図である。 光走査装置における反射ミラー支持部の構成に関する従来例を示す斜視図である。 実施形態にかかる光走査装置の要部構造を説明するための図である。 図5に示した要部構造の作用を説明するための実験構造を説明するための図である。 図5に示した要部構造による作用を説明するための線図である。
以下、図面に基づき本発明を実施するための形態について説明する。
まず、本実施形態にかかる光走査装置が適用される画像形成装置の構成について以下に説明する。
[画像形成装置の構成説明]
図1は、本発明の一実施形態を採用した画像形成装置を示している。
同図において画像形成装置500は、光走査装置100、4個の感光体ドラム30A、30B、30C、30D、中間転写ベルト40、給紙トレイ60、給紙ローラ54、レジストローラ対52,56、定着手段50、排紙ローラ対58、図示しない制御手段、装置本体501等を有している。
装置本体501の上面には、印刷後の用紙が排出される排紙トレイ501a設けられており、排紙トレイ501aの下方に光走査装置100が配設されている。
光走査装置100は、図示しない画像読取装置あるいは外部装置より送られた画像情報に基づき、感光体ドラム30Aに対して黒色画像成分の光ビームを、感光体ドラム30Bに対してシアン画像成分の光ビームを、感光体ドラム30Cに対してマゼンタ画像成分の光ビームを、感光体ドラム30Dに対してイエロ画像成分の光ビームをそれぞれ走査する。
各感光体ドラム30A、30B、30C、30Dは光走査装置100の下方に並設されており、それぞれ図示しない駆動手段により図1において時計回り方向に回転駆動される。
感光体ドラム30Aの周囲には、感光体ドラム30Aの表面を所定の電圧で帯電させる帯電手段32A、黒色成分のトナーが充填されたカートリッジ及び現像ローラ等を有する現像手段33A、感光体ドラム30Aの表面に接するクリーニングブレードを有し感光体ドラム30Aの表面をクリーニングするクリーニング手段31Aが配置されている。
他の感光体ドラム30B,30C,30Dの周囲にも現像手段に貯容されたトナーの色を除いて同様の構成が配置されており、現像手段33Bにはシアン成分のトナーが、現像手段33Cにはマゼンタ成分のトナーが、現像手段33Dにはイエロ成分のトナーがそれぞれ貯容されている。
無端ベルト状の中間転写ベルト40は従動ローラ40a,40c及び駆動ローラ40bに掛け渡されており、その上面が各感光体ドラム30A、30B、30C、30Dと接するように配置されていて、駆動ローラ40bが回転駆動することにより図1の矢印方向に走行駆動される。
中間転写ベルト40を介して従動ローラ40cと対向する位置には、帯電手段32A,32B,32C,32Dとは逆極性の電圧を中間転写ベルト40に対して印加する転写手段としての転写チャージャ48が、中間転写ベルト40と所定の距離をおいて近接配置されている。
中間転写ベルト40の下方には複数枚の用紙61を貯容する給紙トレイ60が配設されており、給紙トレイの図1において右側上方には用紙61を1枚ずつ分離給送する給紙ローラ54が配設されている。給紙ローラ54により給紙トレイ60内より給送された用紙61は、レジストローラ対56を介して給送される。
中間転写ベルト40の用紙搬送方向下流側には、加圧ローラと加熱ローラとのローラ対からなる定着手段50が配設されている。定着手段50は熱と圧力とにより用紙61上に転写されたトナー像を定着させ、定着後の用紙61はレジストローラ対52を介して一対のローラ対からなる排紙ローラ対58へと送られ、排紙トレイ501a上に順次排出される。
以上の構成を備えた画像形成装置に用いられる光走査装置の構成について以下に説明する。
[光走査装置の構成説明]
光走査装置100は、図2及び図3に示すように、偏向手段としてのポリゴンミラー104A(104B)、光路下流側に配設された第1走査レンズ105A(105C)、105B(105D)、反射ミラー106A、106B、反射ミラー106A(106C)、106B(106D)の下方に配設された反射ミラー108A(108C)、108B(108D)、反射ミラー106A(106C)、108A(108C)及び106B(106D)、108B(108D)間に配設された第2走査レンズ107A(107C)、107B(107D)、を有する。
各感光体ドラム30A,30Bを走査する光ビームをポリゴンミラー104Aへ入射させる光源ユニット200A,200Bと、各感光体ドラム30C,30Dを走査する光ビームをポリゴンミラー104Bへ入射させる光源ユニット200C,200Dとを有している。
光源ユニット200A〜200Dはポリゴンミラー104A,104Bの偏向面に対して所定の角度から光ビームを入射させる構成であり、光源ユニット200A〜200Dから出射される光ビームの経路に沿って順次配列されたシリンダレンズ103を有している。シリンダレンズ103は、入射した光ビームをそれぞれポリゴンミラー104A,104B近傍で副走査方向に結像させる。
ポリゴンミラー104A,104Bは、側面に光ビームの偏向面が形成された六角柱状部材であり、図示しない駆動手段により図2に矢印で示す方向に所定の角速度で回転駆動される。光源ユニット200A〜200Dからポリゴンミラー104A,104Bの偏向面近傍にそれぞれ集光された光ビームは、偏向面で偏向されることにより感光体ドラム上に入射する。
第1走査レンズ105A〜105Dは、ポリゴンミラー104A、104Bにより一定の角速度で偏向される光ビームの像面を感光体ドラムの軸方向である主走査方向に対して等速移動させる。
反射ミラー106A〜106Dは、第1走査レンズ105A〜105Dを経由した光ビームを折り返して第2走査レンズ107A〜107Dにそれぞれ入射させる。
第2走査レンズ107A〜107Dは、反射ミラー108A〜108Dおよび109A〜109Dを介して各感光体ドラム30A〜30Dの表面にそれぞれ結像する。
次に、光走査装置100を備えた画像形成装置500の動作について以下に説明する。
[画像形成装置、光走査装置の動作説明]
外部装置等より画像情報が送られると、光源ユニット200より出射された光ビームはシリンダレンズによってポリゴンミラー104の偏向面近傍に集光される。ポリゴンミラー104にて偏向された光ビームは、第1走査レンズ105に入射する。第1走査レンズ105に入射した光ビームは、反射ミラー106により反射されて、第2走査レンズ107に入射した後、反射ミラー108、109を介して感光体ドラム30の表面に結像される。
このとき、光源ユニット200からの光ビームは予め設定された強度に調整された状態で各感光体ドラム30の書込領域に入射する。
各感光体ドラム30A〜30Dのそれぞれの表面に設けられた感光層は、帯電手段32A〜32Dによって所定の電圧で帯電されることにより電荷が一定の密度で分布している。各感光体ドラム30A〜30Dが図1に矢印で示す方向に回転しつつ、その表面が光ビームによって走査されると、各感光体ドラム30A〜30Dの表面には静電潜像がそれぞれ形成される。
各感光体ドラム30A〜30Dの表面にそれぞれ静電潜像が形成されると、各現像手段33A〜33Dが有する現像ローラにより各感光体ドラム30A〜30Dの表面にそれぞれトナーが供給される。
供給されたトナーは各感光体ドラム30A〜30D上の静電潜像にそれぞれ静電的に付着し、各静電潜像が各色トナーによって可視像化される。可視像化された各トナー像は中間転写ベルト40の表面に重畳転写され、中間転写ベルト40上にはフルカラートナー像が形成される。
形成されたフルカラートナー像は、給紙トレイ60より給送された用紙61の表面に転写され、画像が転写された用紙61は定着手段50に送られて、転写された画像を定着された後、排紙ローラ対58により排紙トレイ501a上に排出される。
以上の動作が可能な光走査装置を対象として、その特徴について以下に説明する。
まず、本実施例での特徴を説明する前に、反射ミラー(以下、便宜上、ミラーと称する)の支持構造に関する従来例を説明する。
図4に示すミラー支持構造は、反射ミラー(便宜上、図2において用いた符号106で示す)の反射面裏側の面を当接させる突き当て面200A1と反射面と直交する面を搭載可能な端面突き当て面200Bとが形成されている光源ユニット200のハウジング(以下、便宜上、ハウジング200ともいう)と、反射ミラー106の反射面を押圧する押圧部材201とを備えている。
押圧部材201は、ハウジング200側に基端201Aを固定された片持ち梁状部材であり、自由端201Bが反射ミラー106の反射面を押圧する押圧部として機能する。
この構成では、反射ミラー106の一面である反射面のみを押圧していることから、振動が伝わると反射ミラー106の端部がハウジング200の端面突き当て面から遠のいて両者間に隙間が生じるとハウジングの端面突き当て面200Bから浮き上がった状態となる。
この結果、反射ミラー106には、矢印で示すように回転振動を起こす挙動が生じ、反射面の向きや位置が変わってしまう虞がある。このような現象は、反射面からのビームの結像位置が異なることとなり、複数色の重ね合わせが不十分となるなどの問題が生じる。特に一点支持側ではこの問題が顕著となる。
一方、図5は、本実施形態にかかる光走査装置でのミラー支持構造を示しており、同図に示す支持構造では、反射ミラー106の反射面を押圧する面押圧部201Bに加えて、反射面とこの反射面に直交する側面との間の稜線L1もしくは反射面の裏面とこの裏面に直交する側面間の稜線を押圧する稜線押圧部202Aを備えている。
つまり、図5において、反射面を押圧する面押圧部201Bを備えた押圧部材201に加えて、反射面と反射面に直交する側面との間で交差する位置の稜線L1を押圧する稜線押圧部202Aを有する稜線押圧部材202が設けられている。
押圧部材201および稜線押圧部材202は、所定箇所に対する押圧部を構成するものであるが、図5に示すように、一つの板金部材から分岐して折り曲げ加工されることにより押圧部材201と押圧部材202とを一体構造とすることも可能である。
この構成とすることで、部品点数を増やすことなく反射ミラーの回転振動低減に寄与させることができる。
また、押圧部材201および稜線押圧部材202は、形状復元力を生起可能な可撓性の弾性体である板バネが用いられている。
押圧部材201が有する面押圧部201Bおよび稜線押圧部材202が有する稜線押圧部202Aは、板金部材の分岐位置から延長された片持ち梁が用いられている。これにより片持ち梁が撓んだ際の形状復元力を反射面および稜線への押圧力に利用できる。押圧力は、片持ち梁の長さを調整することにより変更することができる。この結果、厚さなどによる断面剛性を変更する場合と違って、押圧部材の重量増加を抑制しながら、必要な押圧力を得ることができる。
以上の構成においては、板バネ形状によって反射ミラー106の反射面は所望の角度、位置で姿勢を維持可能であり、かつ反射ミラーの反射面と直交する面がハウジング座面に常に突き当たる力が付与されるため、図5に示した構造と違って、回転振動挙動を起こすことがなくなる。
しかも、稜線押圧部材202において、新たにF1という押圧力が加わっている。F1はF1aとF1bという分力に分けることができ、F1aは、反射面と直交する面をハウジング座面に突き当てる力として作用し、F1bは反射面をハウジング座面に突き当てる力として作用する。
なお、反射ミラーの稜線は、図5(A)に示すように、通常面取りC0.2〜C0.7が施されているため、ガラスのエッジを押圧して欠けが発生するなどの懸念はない。
以上のような構成では回転挙動を確実に防止することができる。以下、回転挙動を防止する効果についての実験結果について説明する。
図7は、図6に示す構成を用いて反射ミラーの回転量を検出した結果である。
図6において、ミラー106の主走査方向両端部にそれぞれ加速度ピックアップセンサS1(ch1),S2(ch2)を設け、これらピックアップセンサから得られる加速度差を回転量の特性値として用いている。回転挙動がな射場愛には特性値が「0」となる。
ミラーの回転量は次式により求める。
ミラー回転量(加速度差)=∫(a_ch1−a_ch2)
図7は、図6において説明した測定方法により求めた回転挙動防止効果の結果である。
同図において、横軸は、光走査装置を設置するフレーム振動で、縦軸がミラー回転量(加速度差)である。
図4に示した従来の支持構造では、フレーム振動が大きくなるにつれて回転挙動も大きくなるが、図5に示した支持構造において板バネを用いた押圧部材201および稜線押圧部材202により、フレーム振動が大きくなっても回転挙動は約80%減を実現可能となる。
なお、ミラーの回転挙動の許容量については、画像との相関から、約0.15m/s^2としている。ミラー回転挙動による異常画像の発生については、振動周波数によって許容量が変わるが、ここでは350Hz近傍を想定している。
次に、ミラーの支持構造に関しての変形例としては、ミラーの反射面の裏面および反射面と直交する側面の一つを載置できる突き当て面(座面)との間に、厚さ数十μm 程度のフォルム状のシートを挟むことも、ミラーの振動抑制に効果がある。この構成においては、反射面を突き当てるためのハウジング側座面の複数箇所(3箇所)にフィルム状のシートを貼り付けることにより、ミラーの1時共振を含む振動を制振することが可能となる。
以上のように本発明の実施の形態においては、反射面を対象とした押圧だけでなく、反射面と直交する側面間での稜線を対象として押圧することにより、ミラーの浮き上がりが生じる方向と反対側への押圧力を付与することができる。これにより、ハウジング側の座面に対して積極的にミラーを突き当てることができるので、接着剤以外の方法あるいは接着剤を用いることとは異なる方法によりミラーの浮き上がりが原因となる回転振動の発生を確実に防止することができる。
104 ポリゴンミラー
106、108,109 ミラー
201 押圧部材
201A 押圧部
202 稜線押圧部材
202A 稜線の押圧部
500 画像形成装置
L1 反射面と直交する側面との間の稜線
特開平10−20628号公報 特開平06−337342号公報 特開2008−191555号公報
この目的を達成するため、本発明は、光源から出射される光ビームを偏向して走査する偏向手段と、前記偏向手段によって偏向された光ビームを被走査体に向かうように反射させる反射部材と、前記反射部材の反射面、もしくは反射面の裏面側を位置決めするために設けられて前記反射面の裏面側に当接可能もしくは該反射面と直交する側面を搭載可能な突き当て部と、前記反射部材を収納する光学箱と、
を有する光学走査装置において、
前記反射面および該反射面と直交する側面と反射面とが交差する位置の稜線をそれぞれ押圧可能な押圧部を備えた押圧部材が用いられることを特徴とする光走査装置にある。
本発明によれば、反射部材の反射面を押圧する面押圧部に加えて、反射面に直交して突き当て部に搭載される側面と反対側の側面と反射面との間の稜線を押圧する稜線押圧部を備えることで、反射面側の押圧力の増加、反射面および反射面と直交する側面を、これら面が突き当てられる座面に向けて積極的に突き当てることが可能となる。この結果、接着剤以外の方法、あるいは接着剤を用いることとは異なる方法によりミラーの回転振動を低減することが可能となる。
一方、図5は、本実施形態にかかる光走査装置でのミラー支持構造を示しており、同図に示す支持構造では、反射ミラー106の反射面を押圧する面押圧部201Bに加えて、図5に示すように、反射面とこの反射面に直交して端面突き当て部面200Bに搭載される側面と反対側の面とが交差する位置の稜線L1を押圧する稜線押圧部202Aを備えた稜線押圧部材202が用いられる。
つまり、図5において、反射面を押圧する面押圧部201Bを備えた押圧部材201に加えて、反射面と反射面に直交して端面突き当て面200Bに搭載される側面と反対側の面との間で交差する位置の稜線L1を押圧する稜線押圧部202Aを有する稜線押圧部材202が設けられている。

Claims (5)

  1. 光源から出射される光ビームを偏向して走査する偏向手段と、前記偏向手段によって偏向された光ビームを被走査体に向かうように反射させる反射部材と、前記反射部材の反射面、もしくは反射面の裏面側を位置決めするために該反射面の裏面側に当接可能な突き当て部材と、前記反射部材を収納する光学箱と、
    を有する光走査装置において、
    前記反射部材の反射面、もしくは反射面の裏面側を押圧する面押圧部に加えて、
    前記反射面と直交する側面と反射面との間の稜線、もしくは反射面と直交する側面間の稜線を押圧する稜線押圧部を備えた押圧部材を用いることを特徴とする光走査装置。
  2. 前記押圧部材に有する面押圧部と稜線押圧部とは、一つの板金部材から分岐して折り曲げられて形成されていることを特徴とする請求項1記載の光走査装置。
  3. 前記面押圧部および稜線押圧部は、弾性部材が用いられることを特徴とする請求項1または2記載の光走査装置。
  4. 前記面押圧部および前記稜線押圧部は、前記板金部材の分岐位置から延長された片持ち梁部を用いることを特徴とする請求項2または3記載の光走査装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一つに記載の光走査装置と、
    光ビームにより静電潜像を形成する感光体と、
    前記静電潜像をトナーによりトナー像に顕在化する現像手段と、
    現像されたトナー像を記録紙に転写する転写手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
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