JP4792960B2 - 光走査装置 - Google Patents

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この発明は、振動する偏向ミラー面によって光ビームを偏向して被走査面上で光ビームを主走査方向に走査させる光走査装置に関するものである。
この種の光走査装置を用いる装置としては、例えばレーザプリンタ、複写機およびファクシミリ装置などの画像形成装置がある。この画像形成装置では、感光体ドラムなどの潜像担持体の表面に形成すべきトナー像に関連する画像データに対して階調再現処理などの画像処理を加えて画像信号が形成される。また、この画像形成装置では、光走査装置として露光ユニットが設けられており、該露光ユニットが画像データに対応する潜像を潜像担持体上に形成する。例えば特許文献1に記載の露光ユニットでは、光源として半導体レーザが用いられ、上記画像信号に基づき光源からの光ビームが変調されるとともに、該変調光ビームが光偏向素子(本願発明の「偏向手段」に相当)の偏向ミラー面により偏向されて主走査方向への光ビームの走査が行われる。そして、走査光ビームが走査レンズ系(本願発明の「光学系」に相当)により感光体ドラム表面に結像されてスポット潜像が形成される。こうして形成されるスポット潜像は現像部により現像されて該スポット潜像位置にドットが形成されて画像データに対応するトナー像が形成される。
このように構成された露光ユニット(光走査装置)では、光偏向素子により光ビームを走査しながら該走査光ビームを走査レンズ系により感光体ドラムの表面(被走査面)に結像しているため、走査光ビームと走査レンズ系との相対関係が重要となってくる。そこで、この従来技術では、光偏向素子を静止させた状態で半導体レーザを点灯させている。また、光偏向素子により反射された光ビームを、走査レンズ系の対称中心、つまり光軸上の配置されたフォトダイオードなどの半導体光電変換素子に入射させて該フォトダイオードからの出力信号をモニターしながら、光偏向素子の位置を変位させる。そして、信号出力が最大になる位置で光偏向素子を固定している。このような調整作業により走査光ビームと走査レンズ系との相対な配置関係を調整している。
特開平9−80348号公報([0063]、[0067]、図1および図4)
上記したように、従来装置では静止状態にある光偏向素子の偏向ミラー面で反射された光ビームの主光線(以下「第1主光線」という)と走査レンズ系の光軸とが完全に一致するように光偏向素子の位置を変位させることによって、光偏向素子と走査レンズ系との相対的な配置関係が調整される。しかしながら、第1主光線と走査レンズ系の光軸とを完全に一致させた場合には、走査レンズ系のレンズ面、特に光偏向素子に最も近接する最近接レンズ面で正反射されたゴースト光が光偏向素子の偏向ミラー面を介して半導体レーザに戻ってくる。そのため、半導体レーザの発振が乱れてしまい、光ビームの出力が安定しないまま光走査を行うこととなり、その結果、良好な画像を得ることができないという問題が発生することがあった。
この発明は上記課題に鑑みなされたものであり、光源から射出される光ビームの出力を安定させて光ビームを被走査面上に走査させることができる光走査装置を提供することを目的とする。
この発明にかかる光走査装置は、所定の面上で光を所定の方向に走査させる光走査装置であって、上記目的を達成するため、光を射出する光源と、光源からの光を反射する偏向ミラー面を有する可動部材を所定の方向とほぼ直交する駆動軸回りに振動させて光を所定の方向に偏向させる偏向手段と、レンズ面を有し、偏向ミラー面により偏向された偏向光を所定の面に結像する光学系とを備え、可動部材を静止させた状態で偏向ミラー面により偏向される光の主光線を第1主光線としたとき、第1主光線と光学系の光軸とが偏向光が走査される主走査断面において互いに平行で且つ離間する一方、主走査断面に直交する副走査断面において互いに重なり合うように可動部材と光学系とが配置され、光学系が有するレンズ面のうち偏向手段に最も近い最近接レンズ面が屈折力を有していることを特徴としている。
このように構成された発明では、可動部材が所定の方向とほぼ直交する駆動軸回りに振動し、この可動部材に設けられた偏向ミラー面によって光源からの光を偏向している。また、偏向光は光学系により所定の面に結像される。そして、本発明では、次の2つの構成要件(1)、(2)、つまり
(1)可動部材を静止させた状態で偏向ミラー面により偏向される光の主光線(第1主光線)と光学系の光軸とが偏向光が走査される主走査断面において互いに平行で且つ離間する一方、主走査断面に直交する副走査断面において互いに重なり合うように可動部材と光学系とが配置されているという構成要件、
(2)光学系が有するレンズ面のうち偏向手段に最も近い最近接レンズ面が屈折力を有しているという構成要件、
をともに備えている。このため、最近接レンズ面への第1主光線の入射角はゼロ以外の値をとる。したがって、最近接レンズ面で発生するゴースト光が光源に戻るのを確実に防止して光源から射出される光の出力が安定化される。
図1は本発明にかかる光走査装置の一実施形態を装備した画像形成装置を示す図である。また、図2は図1の画像形成装置の電気的構成を示すブロック図である。この画像形成装置は、いわゆる4サイクル方式のカラープリンタである。この画像形成装置では、ユーザからの画像形成要求に応じてホストコンピュータなどの外部装置から画像形成指令がメインコントローラ11に与えられると、このメインコントローラ11は画像形成指令に含まれる画像データに対して階調再現処理などの画像処理を加えて作成した画像信号をエンジン部EGに与えるとともに画像形成指令に対応する制御信号をエンジンコントローラ10に与える。そして、エンジンコントローラ10はエンジン部EGの各部を制御して複写紙、転写紙、用紙およびOHP用透明シートなどのシートに画像形成指令に対応する画像を形成する。
このエンジン部EGでは、感光体2が図1の矢印方向(副走査方向)に回転自在に設けられている。また、この感光体2の周りにその回転方向に沿って、帯電ユニット3、ロータリー現像ユニット4およびクリーニング部(図示省略)がそれぞれ配置されている。帯電ユニット3には帯電制御部103が電気的に接続されており、所定の帯電バイアスを印加している。このバイアス印加によって感光体2の外周面が所定の表面電位に均一に帯電される。また、これらの感光体2、帯電ユニット3およびクリーニング部は一体的に感光体カートリッジを構成しており、感光体カートリッジが一体として装置本体5に対し着脱自在となっている。
そして、この帯電ユニット3によって帯電された感光体2の外周面に向けて露光ユニット6から光ビームLが照射される。この露光ユニット6は露光制御部102からの電気信号に基づき光ビームLを感光体2上に走査して画像信号に対応する静電潜像を形成する。このように露光ユニット6は、本発明にかかる光走査装置に相当するが、その構成および動作については後で詳述する。
こうして形成された静電潜像は現像ユニット4によってトナー現像される。すなわち、この実施形態では、現像ユニット4は、軸中心に回転自在に設けられた支持フレーム40、支持フレーム40に対して着脱自在のカートリッジとして構成されてそれぞれの色のトナーを内蔵するイエロー用の現像器4Y、マゼンタ用の現像器4M、シアン用の現像器4C、およびブラック用の現像器4Kを備えている。そして、エンジンコントローラ10の現像器制御部104からの制御指令に基づいて、現像ユニット4が回転駆動されるとともにこれらの現像器4Y、4C、4M、4Kが選択的に感光体2と当接してまたは所定のギャップを隔てて対向する所定の現像位置に位置決めされると、当該現像器に設けられて選択された色のトナーを担持する現像ローラ44から感光体2の表面にトナーを付与する。これによって、感光体2上の静電潜像が選択トナー色で顕像化される。
上記のようにして現像ユニット4で現像されたトナー像は、一次転写領域TR1で転写ユニット7の中間転写ベルト71上に一次転写される。転写ユニット7は、複数のローラ72、73等に掛け渡された中間転写ベルト71と、ローラ73を回転駆動することで中間転写ベルト71を所定の回転方向に回転させる駆動部(図示省略)とを備えている。
また、ローラ72の近傍には、転写ベルトクリーナ(図示省略)、濃度センサ76(図2)および垂直同期センサ77(図2)が配置されている。これらのうち、濃度センサ76は、中間転写ベルト71の表面に対向して設けられており、中間転写ベルト71の外周面に形成されるパッチ画像の光学濃度を測定する。また、垂直同期センサ77は、中間転写ベルト71の基準位置を検出するためのセンサであり、中間転写ベルト71の副走査方向への回転駆動に関連して出力される同期信号、つまり垂直同期信号Vsyncを得るための垂直同期センサとして機能する。そして、この装置では、各部の動作タイミングを揃えるとともに各色のトナー像を正確に重ね合わせるために、装置各部の動作はこの垂直同期信号Vsyncに基づいて制御される。
そして、カラー画像をシートに転写する場合には、感光体2上に形成される各色のトナー像を中間転写ベルト71上に重ね合わせてカラー画像を形成するとともに、カセット8から1枚ずつ取り出され搬送経路Fに沿って二次転写領域TR2まで搬送されてくるシート上にカラー画像を二次転写する。
このとき、中間転写ベルト71上の画像をシート上の所定位置に正しく転写するため、二次転写領域TR2にシートを送り込むタイミングが管理されている。具体的には、搬送経路F上において二次転写領域TR2の手前側にゲートローラ81が設けられており、中間転写ベルト71の周回移動のタイミングに合わせてゲートローラ81が回転することにより、シートが所定のタイミングで二次転写領域TR2に送り込まれる。
また、こうしてカラー画像が形成されたシートは定着ユニット9および排出ローラ82を経由して装置本体5の上面部に設けられた排出トレイ部51に搬送される。また、シートの両面に画像を形成する場合には、上記のようにして片面に画像を形成されたシートを排出ローラ82によりスイッチバック移動させる。これによってシートは反転搬送経路FRに沿って搬送される。そして、ゲートローラ81の手前で再び搬送経路Fに乗せられるが、このとき、二次転写領域TR2において中間転写ベルト71と当接し画像を転写されるシートの面は、先に画像が転写された面とは反対の面である。このようにして、シートの両面に画像を形成することができる。
なお、図2において、符号113はホストコンピュータなどの外部装置よりインターフェース112を介して与えられた画像データを記憶するためにメインコントローラ11に設けられた画像メモリであり、符号106はCPU101が実行する演算プログラムやエンジン部EGを制御するための制御データなどを記憶するためのROM、また符号107はCPU101における演算結果やその他のデータを一時的に記憶するRAMである。
図3は図1の画像形成装置に装備された露光ユニットの構成を示す主走査断面図である。また、図4は露光ユニットの副走査断面図である。また、図5および図6は露光ユニットの一構成要素たる偏向器を示す図である。さらに、図7は偏向器の動作を示す断面図である。以下、これらの図面を参照しつつ、露光ユニット6の構成および動作について詳述する。
この露光ユニット6は露光筐体61を有している。そして、露光筐体61に単一のレーザ光源62が固着されており、レーザ光源62から光ビームを射出可能となっている。このレーザ光源62はメインコントローラ11からの画像信号に基づきON/OFF制御されてレーザ光源62から画像データに対応して変調された光ビームが射出される。このように本実施形態では、レーザ光源62が本発明の「光源」に相当している。
また、この露光筐体61の内部には、レーザ光源62からの光ビームを感光体2の表面(被走査面)に走査露光するために、コリメータレンズ631、シリンドリカルレンズ632、ミラー64、偏向器65、走査レンズ系66および折り返しミラー67が設けられている。すなわち、レーザ光源62からの光ビームは、図4(a)に示すように、コリメータレンズ631により適当な大きさのコリメート光にビーム整形された後、副走査方向Yにのみパワーを有するシリンドリカルレンズ632に入射される。そして、このコリメート光は副走査方向Yにのみ集束されて偏向器65の偏向ミラー面651近傍位置で線状結像される。このように、この実施形態では、コリメータレンズ631およびシリンドリカルレンズ632がレーザ光源62からの光ビームを副走査方向Yにおいて集束させるビーム整形系63として機能している。また、ビーム整形系63は集束光ビームLiを、同図に示すように、偏向ミラー面651に対して斜めに入射する。すなわち、集束光ビームLiは偏向器65の偏向ミラー面651の揺動軸(本発明の「駆動軸」に相当)AXと直交する基準面SSに対して鋭角αをなすように偏向ミラー面651に入射する。
この偏向器65は半導体製造技術を応用して微小機械を半導体基板上に一体形成するマイクロマシニング技術を用いて形成されるものであり、偏向ミラー面651で反射した光ビームを主走査方向Xに偏向可能となっている。より具体的には、偏向器65は次のように構成されている。この偏向器65は、所定間隔だけ離間して設けられた第1および第2支持部652a,652bを有するベース部652を有している。そして、第1および第2支持部652a,652bに第1および第2振動子653a、653bがそれぞれ取り付けられている。すなわち、第1(左側)振動子653aについては、その左外側端部が第1(左側)支持部652aに固定され、その内側端部が自由端である2本の第1アーム部654a,654aとなっている。また、第2(右側)振動子653bについては、その左外側端部が第2(右側)支持部652bに固定され、その内側端部が自由端である2本の第2アーム部654b,654bとなっている。また、その重心位置655(図7)を通る揺動軸AXが第1アーム部654a,654aと第2アーム部654b,654bとの中間位置で各アーム部654a,654bとほぼ平行となるように、矩形平板状の可動部材656が配置されている。この可動部材656では、重心位置655の一方側(左側)部位が第1捩じりバネ部657a,657aにより第1アーム部654a,654aと連結されるとともに、重心位置655の他方側(右側)部位が第2捩じりバネ部657b,657bにより第2アーム部654b,654bと連結されている。つまり、偏向器65では、第1(左側)振動子653aと第2(右側)振動子653bとが互いに対向して外枠部を形成するとともに、第1および第2振動子653a,653bは第1および第2捩じりバネ部657a,657a,657b,657bを介して可動部材656と一体に接続されている。なお、この可動部材656の表面には、アルミニューム膜などが偏向ミラー面651として成膜されている。
また、上記可動部材656を揺動軸AX回りに振動させるために、偏向器65には振動駆動部658が設けられている。この振動駆動部658は、揺動軸AXに対する一方側(左側)に配置された第1積層圧電アクチュエータ部659a,659aと、揺動軸AXに対する他方側(右側)に配置された第2積層圧電アクチュエータ部659b,659bとを備えている。すなわち、第1積層圧電アクチュエータ部659a,659aは、ベース部652の左側上下端部652c,652cと、第1振動子653aの2本のアーム部654a,654aの自由端部との間に配置されており、その上下端面はベース部652と第1アーム部654a,654aにそれぞれ固定されている。また、第2積層圧電アクチュエータ部659b,659bは、ベース部652の右側上下端部652d,652dと、第2振動子653bの2本のアーム部654b,654bの自由端部との間に配置されており、その上下端面はベース部652と第2アーム部654b,654bにそれぞれ固定されている。そして、第1および第2積層圧電アクチュエータ部659a,659bには互いに逆位相のミラー駆動信号が露光制御部102のミラー駆動部(図示省略)から周期的に印加される。
各積層圧電アクチュエータ部659a,659bは印加される電圧によって積層方向(法線方向Z)に体積変動するため、第1および第2積層圧電アクチュエータ部659a,659bに対して逆位相の電圧が印加されると、可動部材656が重心位置655を通る揺動軸AXを中心として揺動する。第1積層圧電アクチュエータ部659aのみに電圧が与えられると、例えば図7に示すように第1振動子653aのアーム部654aが法線方向(同図の上方向)Zに移動する。すると、アーム部653aの移動が第1捩じりバネ部657aを介して可動部材656に伝達され、これが回転トルクとなって可動部材656が重心位置655を通る揺動軸AXを中心として時計方向に揺動する。また、第2積層圧電アクチュエータ部659bのみに電圧が与えられると、第2振動子653bのアーム部654bが法線方向(同図の上方向)Zに移動し、可動部材656に対して上記と逆方向の回転トルクが与えられ、その結果、可動部材656が揺動軸AXを中心として反時計方向に揺動する。
そして、上記のようにして偏向器65は可動部材656を揺動させて光源62からの光ビームを偏向して主走査方向Xに走査する。この走査光ビームは、アークサインレンズ特性を有する走査レンズ系66および折り返しミラー67を介して感光体2に結像され、感光体表面(被走査面)に光ビームのスポットが形成される。このように、本実施形態では走査レンズ系66が本発明の「光学系」に相当している。なお、この実施形態では、図3や図4に示すように、走査レンズ(光学系)66を構成するレンズ枚数は1枚であるが、構成レンズ枚数はこれに限定されるものではなく、例えば後述する「実施例」のごとく2枚のレンズを組み合わせた光学系であってもよい。
ここで、本実施形態にかかる露光ユニット(光走査装置)6が有する大きな特徴は次の2点である。まず第1点目の特徴は走査レンズ系66が有する2つのレンズ面のうち偏向器65に最も近い最近接レンズ面RS1がパワーを有している点である。また、第2点目の特徴は、図3に示すように、可動部材656を静止させた状態で偏向ミラー面651により偏向される光ビームLsの主光線(第1主光線)PRと走査レンズ系66の光軸OAとが主走査断面において互いに平行で且つ離間するように可動部材656と走査レンズ系66とが配置されている点である。一方、副走査断面においては、図4(b)に示すように、第1主光線PRと光軸OAとは重なり合って一致している。
また、この実施形態では、偏向器65が露光筐体61に対して変位自在に設けられており、オペレータが走査レンズ系66に対して偏向器65を変位させることで、第1主光線PRと光軸OAとが上記相対関係を満足するように偏向器65の位置を機械的に調整可能となっている。もちろん、走査レンズ系66のみ、または両者を変位させて上記相対関係を満足させるように調整してもよい。
なお、この実施形態では、図3に示すように、偏向器65からの走査光ビームLsの開始(または終端)を折り返しミラー69aにより光検知センサ60に導いている。すなわち、この実施形態では、光検知センサ60を、主走査方向Xにおける同期信号、つまり水平同期信号を得るための水平同期用読取センサとして機能させている。
以上のように、この実施形態では、上記した2つの構成上の特徴を有しているため、静止状態の偏向ミラー面651により偏向された光ビームLsが最近接レンズ面RS1に入射する角度はゼロ以外の値となる。したがって、最近接レンズ面RS1で発生するゴースト光が偏向ミラー面651、ミラー64、レンズ632、631を介してレーザ光源62に戻るのを確実に防止することができる。つまり、レーザ光源62から射出される光ビームの出力を安定化して光ビームを被走査面上に走査させることができる。
また、この実施形態では、偏向ミラー面651の振動中心が静止状態の偏向ミラー面651により偏向された光ビームLsの主光線、つまり第1主光線PRと一致しており、光ビームの走査中心が走査レンズ系(アークサインθレンズ)66の光軸OAと平行となっている。その結果、優れた等速走査性で光ビームを感光体2の表面上で走査させることができる。以下、その理由について説明する。
アークサインθレンズ66を用いた光走査装置において、光ビームの等速走査性は光ビームの走査中心とアークサインθレンズ66との相対的な関係を考慮する必要がある。すなわち、この実施形態のように走査中心とレンズ66の光軸OAとが一致していない場合には、光軸OAに対する第1主光線PRの相対角度βを考慮する必要がある。というのも、この角度βがゼロ以外の値となると、例えば図8に示すように、実際に感光体表面に形成されるスポット位置が等速走査された時のスポット位置(理想位置)からずれてしまうからである。このように第1主光線PRが感光体表面と交わる中心位置CPから各スポット位置まで距離(像高)が大きくなるにしたがって、実際のスポット位置と理想位置との絶対誤差は増大してしまう。これに対し、本実施形態では、ズレ角βをゼロに調整する、つまり第1主光線PRと光軸OAとを平行に調整しているため、走査範囲の全域にわたって絶対誤差をほぼゼロに抑えて優れた等速走査性が得られる。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能である。例えば、上記実施形態では、オペレータが走査レンズ系66に対して偏向器65を変位させて第1主光線PRと光軸OAとが互いに平行となるように調整しているが、積層圧電アクチュエータ部にオフセット電圧を印加してズレ角βを微調整するように構成してもよい。すなわち、上記したように構成された偏向器65では、積層圧電アクチュエータ部に与える電圧に応じて振動子のアーム部が法線方向Zに移動して可動部材656を揺動軸AXを中心として回動変位させることができる。したがって、ズレ角βに応じて積層圧電アクチュエータ部にオフセット電圧を印加することで可動部材656が回動変位して光軸OAに対する第1主光線PRの傾きが調整される。例えば第1積層圧電アクチュエータ部659aのみにオフセット電圧が与えられると、図7に示すように第1振動子653aのアーム部654aが法線方向(同図の上方向)Zに移動して可動部材656が揺動軸AXを中心として同図の紙面において時計方向に揺動して第1主光線PRの傾きが変化してズレ角βを微調整することができる。したがって、オペレータがズレ角βを計測し、そのズレ角βに応じたオフセット電圧を設定することで第1主光線PRと光軸OAとの相対関係を高精度に調整することができる。
また、上記実施形態では、走査レンズ系66としてアークサインθレンズを用いているが、いわゆるfθレンズを用いた光走査装置(露光ユニット)に対しても本発明を適用することができ、上記実施形態と同様の作用効果が得られる。すなわち、fθレンズが有する2つのレンズ面のうち偏向器65に最も近い最近接レンズ面RS1がパワーを有し、しかも、第1主光線PRとfθレンズの光軸OAとが主走査断面において互いに平行で且つ離間するように構成することができる。これによって、最近接レンズ面RS1で発生するゴースト光が偏向ミラー面651、ミラー64、レンズ632、631を介してレーザ光源62に戻るのを確実に防止して光ビームの出力を安定化することができる。
ここで、fθレンズを用いた場合、等速走査性を確保するためには、各スポット(印字ドット)が主走査方向に等間隔に配置するように画像信号を制御する必要がある。より具体的には、画像信号を作成する際に使用されるビデオクロックを偏向ミラー面651の走査角度に応じて調整する必要がある。ただし、ビデオクロックを調整したとしても、第1主光線PRとfθレンズの光軸OAとが非平行である場合には、アークサインθレンズを用いた光走査装置と同様の問題が生じる。例えば図9に示すように、第1主光線PRと光軸OAとのズレ角βが0.2゜である場合、実際に感光体表面に形成されるスポット位置が等速走査された時のスポット位置(理想位置)からずれてしまう。これに対し、第1主光線PRと光軸OAとを平行に調整してズレ角βをゼロとした光走査装置では、走査範囲の全域にわたって絶対誤差をほぼゼロに抑えて優れた等速走査性が得られる。
また、上記実施形態では、第1主光線PRと光軸OAとが主走査断面において互いに平行で且つ離間するように構成しているが、光軸OAに対する第1主光線PRの平行離間方向はこれに限定されるものではなく、第1主光線PRと光軸OAとが上記相対関係を満足する限り任意である。例えば図10および図11に示すように、第1主光線PRと光軸OAとが主走査断面において互いに重なり合う一方、副走査断面において平行で且つ離間するように構成してもよい。
また、上記実施形態では、4個の積層圧電アクチュエータ部により可動部材656を駆動して偏向ミラー面651を振動させているが、積層圧電アクチュエータ部の個数や可動部材656の駆動方式はこれに限定されるものではなく、任意である。つまり、偏向ミラー面を有する可動部材を振動させて光ビームを主走査方向に走査させる光走査装置に本発明を適用することができる。
また、上記実施形態では、4サイクル方式のカラー画像形成装置の露光ユニットに本発明にかかる光走査装置を適用しているが、本発明の適用対象はこれに限定されるものではなく、いわゆるタンデム方式のカラー画像形成装置あるいは単色画像を形成するモノクロ画像形成装置の露光ユニットに本発明を適用することができる。また、光走査装置の適用対象は画像形成装置に装備される露光ユニットに限定されるものではなく、光ビームを被走査面上に走査させる光走査装置全般に適用することができる。
次に本発明の実施例を示すが、本発明はもとより下記実施例によって制限を受けるものではなく、前後記の趣旨に適合し得る範囲で適当に変更を加えて実施することも勿論可能であり、それらはいずれも本発明の技術的範囲に含まれる。
上記実施形態では、図3や図4に示すように単レンズを用いて走査レンズ系66を構成しているが、複数枚のレンズを用いたレンズ系を走査レンズ系66として用いることができる。以下、図12および図13を参照しつつ本発明にかかる光走査装置に好適な走査レンズ系の構成について説明する。
図12は本発明の実施例にかかる光走査装置(露光ユニット)を示す図である。また、図13は図12の光走査装置の面形状と位置を説明するための副走査断面図である。この実施例では、図12に示すように、走査レンズ系66は2枚のレンズ661、662により構成されている。また、これらのレンズ661、662が有するレンズ面はいずれも自由曲面(XY多項式面)であり、各自由曲面は次の〔数1〕で定義される。
Figure 0004792960
Figure 0004792960
また、光走査装置である露光ユニット6におけるレンズデータを〔表2〕に示す。
Figure 0004792960
同表および後で説明する表3〜表6において、レンズデータ中で、特に断らない限りは、通常の同軸系のレンズデータと同様に、曲率半径、面間隔、屈折率(nd )、アッベ数(vd )が示されている。
この〔表2〕から明らかなように、コリメータレンズ631では、レンズ面(面番号2)が平面形状を仕上げられる一方、レンズ面(面番号3)が球面形状に仕上げられている。また、シリンドリカルレンズ632では、レンズ面(面番号4)が副走査方向にのみ正のパワーを有するシリンドリカル面に仕上げられる一方、レンズ面(面番号5)が平面形状に仕上げられている。このため、レーザ光源(面番号1)62からの光ビームは、図12に示すように、コリメータレンズ631により適当な大きさのコリメート光にビーム整形された後、副走査方向Yにのみ集束されて偏向器65の偏向ミラー面651近傍位置で線状結像される。なお、〔表2〕から明らかなように、球面、非球面等の曲率半径の中心がその面より射出側に位置するときに正、入射側に位置するときに負と定義される。
面番号6で表現される仮想面は、その面より後の面の偏心量を与えるためのものであり、この場合のα回転角は、図13の副走査断面をy−z断面としたときに、図13の紙面の表から裏に向くx軸正方向に対して左周りを正、右周りを負とするα回転角を定義するための面である。ここで、α回転角:6は、図13の面で左周りに6°回転していることを示しており、ビーム整形系63の中心軸(光軸)OAiに対して静止状態の偏向ミラー面651の面法線が左周りに6°回転するように、偏向器65が配置されている。したがって、静止状態で偏向ミラー面651が正面方向を向いている場合(法線がy−z面内にあるとき)、偏向ミラー面651の斜め下方向6°から光源61からの光ビーム(照明光)Liが偏向ミラー面651に入射する。そのとき、入射光ビームLiは副走査方向において偏向ミラー面651上に集束する。この偏向ミラー面651は表2中の面番号7で示すミラー面である。
また、面番号8で表現される仮想面は、その面より後の面を定義する座標の偏心量を与えるためのものであり、走査レンズ系66を定義する座標をx軸の周りでα回転角:6°だけ図13の紙面において左周りに回転させている。
走査レンズ系66は上記したように2枚のレンズ661、662により構成されており、面番号9〜12で表現されるレンズ面の形状データはそれぞれ〔表3〕〜〔表6〕に示すとおりである。なお、これらの表において、面間隔は光の進行方向に沿って正で表現されている。また例えば“E−07”は“×10−7”を意味する。
Figure 0004792960
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走査レンズ661では、その入射側、つまり偏向ミラー面651を向いた走査レンズ661のレンズ面(面番号9:本発明の「最近接レンズ面」に相当)RS1は自由曲面(XY多項式面)であり、〔表3〕に示す形状データを有している。また、その射出側のレンズ面(面番号10)は〔表4〕に示す形状データを有する自由曲面(XY多項式面)となっている。
もう一方の走査レンズ662では、その入射側のレンズ面(面番号11)は〔表5〕に示す形状データを有する自由曲面(XY多項式面)となっている。そして、この面を定義する座標は、図13に示すように、前の面(走査レンズ661の射出側のレンズ面)を定義する座標に対して、y軸方向に−24.9282mmシフトしている。さらに、走査レンズ662の射出側のレンズ面(面番号12)は〔表6〕に示す形状データを有する自由曲面(XY多項式面)となっている。
表2中の面番号11で表現される仮想面は、その面より後の感光体表面(面番号12:本発明の「被走査面」に相当)を定義する座標の偏心量を与えるためのものであり、前の面(走査レンズ662の射出側の面)を定義する座標上で面間隔−140mm(z軸正方向へ140mm)の位置で、前の面(走査レンズ662の射出側の面)を定義する座標に対して、y軸方向に−9.3705mシフトし、その位置でx軸の周りでα回転角:−13.0952°だけ回転している(図13の面で右周り)。
本発明にかかる光走査装置の一実施形態を装備した画像形成装置を示す図。 図1の画像形成装置の電気的構成を示すブロック図。 本発明にかかる光走査装置の一実施形態を示す主走査断面図。 露光ユニットの副走査断面図。 露光ユニットの一構成要素たる偏向器を示す図。 露光ユニットの一構成要素たる偏向器を示す図。 偏向器の動作を示す断面図。 光軸に対する主光線の傾きによる影響を示す図。 光軸に対する主光線の傾きによる影響を示す図。 本発明にかかる光走査装置の他の実施形態を示す図。 図10の光走査装置の副走査断面図。 本発明の実施例にかかる光走査装置を示す図。 図12の光走査装置の面形状と位置を説明するための副走査断面図。
符号の説明
6…露光ユニット(光走査装置)、 62…レーザ光源、 65…偏向器(偏向手段)、 66…走査レンズ系(光学系)、 651…偏向ミラー面、 652…ベース部、 652a…第1支持部、 652b…第2支持部、 653a…第1振動子、 653b…第2振動子、 654a…第1アーム部、 654b…第2アーム部、 655…重心位置、 656…可動部材、 657a…第1捩じりバネ部、 657b…第2捩じりバネ部、 659a,659b…積層圧電アクチュエータ部(圧電アクチュエータ)、 AX…揺動軸(駆動軸)、 Ls…偏向光ビーム、 OA…(走査レンズ系の)光軸、 PR…(光ビームの)第1主光線、 RS1…最近接レンズ面、 X…主走査方向、 Y…副走査方向

Claims (3)

  1. 所定の面上で光を所定の方向に走査させる光走査装置において、
    光を射出する光源と、
    前記光源からの光を反射する偏向ミラー面を有する可動部材を前記所定の方向とほぼ直交する駆動軸回りに振動させて光を前記所定の方向に偏向させる偏向手段と、
    レンズ面を有し、前記偏向ミラー面により偏向された偏向光を前記所定の面に結像する光学系とを備え、
    前記可動部材を静止させた状態で前記偏向ミラー面により偏向される光の主光線を第1主光線としたとき、
    前記第1主光線と前記光学系の光軸とが前記偏向光が走査される主走査断面において互いに平行で且つ離間する一方、前記主走査断面に直交する副走査断面において互いに重なり合うように前記可動部材と前記光学系とが配置され、
    前記光学系が有するレンズ面のうち前記偏向手段に最も近い最近接レンズ面が屈折力を有している
    ことを特徴とする光走査装置。
  2. 前記偏向手段は前記偏向ミラー面を正弦振動させ、
    前記光学系はアークサインレンズ特性を有している請求項記載の光走査装置。
  3. 電圧が周期的に変動するミラー駆動信号を発生させるミラー駆動部を備え、
    前記偏向手段は圧電アクチュエーターの伸縮動作により前記可動部材を前記所定の方向とほぼ直交する駆動軸回りに振動駆動する振動駆動部を有し、
    前記ミラー駆動部から前記圧電アクチュエーターに与えられるミラー駆動信号に応じて前記可動部材が振動し、
    前記ミラー駆動部はオフセット電圧を前記圧電アクチュエーターの全部または一部に与えることによって前記偏向光が走査される主走査断面において前記光源からの光が前記偏向ミラー面に入射する角度を制御して前記第1主光線を前記光軸に対して平行に調整する請求項1または2に記載の光走査装置。
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