JP4816026B2 - 光走査装置および該装置を装備する画像形成装置 - Google Patents

光走査装置および該装置を装備する画像形成装置 Download PDF

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この発明は、振動する偏向ミラー面によって光ビームを偏向して被走査面上で光ビームを主走査方向に走査させる光走査装置および該装置を装備する画像形成装置に関するものである。
この種の光走査装置を用いる装置としては、例えばレーザプリンタ、複写機およびファクシミリ装置などの画像形成装置がある。この画像形成装置では、感光体ドラムなどの潜像担持体の表面に形成すべきトナー像に関連する画像データに対して階調再現処理などの画像処理を加えて画像信号が形成される。また、この画像形成装置では、光走査装置として露光ユニットが設けられており、該露光ユニットが画像データに対応する潜像を潜像担持体上に形成する。例えば特許文献1に記載の画像形成装置に装備される露光ユニットでは、光源としてレーザダイオードが用いられ、上記画像信号に基づき光源からの光ビームが変調されるとともに、該変調光ビームが光偏向素子の偏向ミラー面により偏向されて主走査方向への光ビームの走査が行われる。そして、走査光ビームは潜像担持体表面にスポット状に照射されてスポット潜像を形成する。こうして形成されるスポット潜像は現像部により現像されて該スポット潜像位置にドットが形成されて画像データに対応するトナー像が形成される。
特開平9−230277号公報(図1、図5および図7)
上記のように画像形成装置では、露光ユニット(光走査装置)により潜像担持体の表面(被走査面)に走査光ビームをスポット状に照射して潜像を形成しているため、潜像担持体表面上での光ビームのビーム径が画像品質に大きな影響を与える。つまり、温度や湿度などの環境要因、露光ユニットに対する潜像担持体の相対的な傾きなどにより焦点位置が露光ユニットの光軸方向に移動することがある。このため、所定ビーム径で潜像形成を行うことができず、良好な画像を得ることができないという問題が発生することがあった。
この発明は上記課題に鑑みなされたものであり、偏向ミラー面によって主走査方向に光ビームを被走査面上に走査させる光走査装置において、光ビームの焦点位置を調整して高精細なビームスポットを被走査面上に形成することを第1目的とする。
また、この発明は、高精細な潜像を潜像担持体上に形成して高品質な画像を得ることができる画像形成装置を提供することを第2目的とする。
この発明にかかる画像形成装置は、光を所定の方向に走査させる光走査装置であって、上記第1目的を達成するため、駆動軸を有し、且つ光を反射する面を有する可動部材を駆動軸回りに振動させて光を所定の方向に偏向させる偏向手段と、光を所定の面に結像する光学系とを備え、可動部材が静止した状態における当該可動部材が有する面の法線方向に対して、光学系の光軸が角度をなすように配置され、偏向手段は、第1支持部および第2支持部を有し、且つ第1支持部および第2支持部が所定間隔だけ離間して設けられているベース部と、第1支持部に一方の端部が固定端となるとともに、一方の端部と異なる他方の端部が自由端となる第1アーム部を2本有する第1振動子と、第2支持部に一方の端部が固定端となるとともに、一方の端部と異なる他方の端部が自由端となる第2アーム部を2本有する第2振動子と、駆動軸が第1アーム部と第2アーム部との中間に位置するように配置された可動部材を、駆動軸に対して第1振動子側で第1アーム部と連結する第1捩じりバネ部と、駆動軸に対して第2振動子側で可動部材を第2アーム部と連結する第2捩じりバネ部と、第1および第2振動子に対して駆動力を与えて第1アーム部および第2アーム部を法線方向について往復振動させることによって可動部材を振動させる振動駆動部と、可動部材が有する面の反対側より可動部材に対して非接触状態で外力を与えて可動部材を法線方向に変位させる変位駆動部とを備え、変位駆動部によって、法線方向に沿っ可動部材を変位させて光の焦点位置を光軸方向に調整することを特徴としている。
このように構成された発明では、可動部材が静止した状態における反射面の法線方向に対して、光学系の光軸が角度をなすように配置されており、いわゆる斜入射構造が採用されている。このため、可動部材の反射面の法線方向に沿って、可動部材が法線方向に変位すると、その変位量に応じて光の焦点位置も光軸方向に移動する。そこで、本発明では、可動部材が静止した状態における当該可動部材の反射面の法線方向に沿って、可動部材が変位して光の焦点位置を光軸方向に調整する。その結果、高精細なビームスポットを形成することができる。
また、このように構成された光走査装置を用いて潜像担持体上に潜像を形成することで高精細な潜像を形成することができ、該潜像を現像することで高品質な画像を得ることができる。
図1は本発明にかかる画像形成装置の一実施形態を示す図である。また、図2は図1の画像形成装置の電気的構成を示すブロック図である。この画像形成装置は、いわゆる4サイクル方式のカラープリンタである。この画像形成装置では、ユーザからの画像形成要求に応じてホストコンピュータなどの外部装置から画像形成指令がメインコントローラ11に与えられると、このメインコントローラ11は画像形成指令に含まれる画像データに対して階調再現処理などの画像処理を加えて画像信号をエンジン部EGに与えるとともに画像形成指令に対応する制御信号をエンジンコントローラ10に与える。そして、エンジンコントローラ10はエンジン部EGの各部を制御して複写紙、転写紙、用紙およびOHP用透明シートなどのシートに画像形成指令に対応する画像を形成する。
このエンジン部EGでは、感光体2が図1の矢印方向(副走査方向)に回転自在に設けられている。また、この感光体2の周りにその回転方向に沿って、帯電ユニット3、ロータリー現像ユニット4およびクリーニング部(図示省略)がそれぞれ配置されている。帯電ユニット3には帯電制御部103が電気的に接続されており、所定の帯電バイアスを印加している。このバイアス印加によって感光体2の外周面が所定の表面電位に均一に帯電される。また、これらの感光体2、帯電ユニット3およびクリーニング部は一体的に感光体カートリッジを構成しており、感光体カートリッジが一体として装置本体5に対し着脱自在となっている。
そして、この帯電ユニット3によって帯電された感光体2の外周面に向けて露光ユニット6から光ビームLが照射される。この露光ユニット6は露光制御部102からの電気信号に基づき光ビームLを感光体2上に走査して画像信号に対応する静電潜像を形成する。このように露光ユニット6は、本発明にかかる光走査装置であるが、その構成および動作については後で詳述する。
こうして形成された静電潜像は現像ユニット4によってトナー現像される。すなわち、この実施形態では、現像ユニット4は、軸中心に回転自在に設けられた支持フレーム40、支持フレーム40に対して着脱自在のカートリッジとして構成されてそれぞれの色のトナーを内蔵するイエロー用の現像器4Y、マゼンタ用の現像器4M、シアン用の現像器4C、およびブラック用の現像器4Kを備えている。そして、エンジンコントローラ10の現像器制御部104からの制御指令に基づいて、現像ユニット4が回転駆動されるとともにこれらの現像器4Y、4C、4M、4Kが選択的に感光体2と当接してまたは所定のギャップを隔てて対向する所定の現像位置に位置決めされると、当該現像器に設けられて選択された色のトナーを担持する現像ローラ44から感光体2の表面にトナーを付与する。これによって、感光体2上の静電潜像が選択トナー色で顕像化される。
上記のようにして現像ユニット4で現像されたトナー像は、一次転写領域TR1で転写ユニット7の中間転写ベルト71上に一次転写される。転写ユニット7は、複数のローラ72、73等に掛け渡された中間転写ベルト71と、ローラ73を回転駆動することで中間転写ベルト71を所定の回転方向に回転させる駆動部(図示省略)とを備えている。
また、ローラ72の近傍には、転写ベルトクリーナ(図示省略)、濃度センサ76(図2)および垂直同期センサ77(図2)が配置されている。これらのうち、濃度センサ76は、中間転写ベルト71の表面に対向して設けられており、中間転写ベルト71の外周面に形成されるパッチ画像の光学濃度を測定する。また、垂直同期センサ77は、中間転写ベルト71の基準位置を検出するためのセンサであり、中間転写ベルト71の副走査方向への回転駆動に関連して出力される同期信号、つまり垂直同期信号Vsyncを得るための垂直同期センサとして機能する。そして、この装置では、各部の動作タイミングを揃えるとともに各色のトナー像を正確に重ね合わせるために、装置各部の動作はこの垂直同期信号Vsyncに基づいて制御される。
そして、カラー画像をシートに転写する場合には、感光体2上に形成される各色のトナー像を中間転写ベルト71上に重ね合わせてカラー画像を形成するとともに、カセット8から1枚ずつ取り出され搬送経路Fに沿って二次転写領域TR2まで搬送されてくるシート上にカラー画像を二次転写する。
このとき、中間転写ベルト71上の画像をシート上の所定位置に正しく転写するため、二次転写領域TR2にシートを送り込むタイミングが管理されている。具体的には、搬送経路F上において二次転写領域TR2の手前側にゲートローラ81が設けられており、中間転写ベルト71の周回移動のタイミングに合わせてゲートローラ81が回転することにより、シートが所定のタイミングで二次転写領域TR2に送り込まれる。
また、こうしてカラー画像が形成されたシートは定着ユニット9および排出ローラ82を経由して装置本体5の上面部に設けられた排出トレイ部51に搬送される。また、シートの両面に画像を形成する場合には、上記のようにして片面に画像を形成されたシートを排出ローラ82によりスイッチバック移動させる。これによってシートは反転搬送経路FRに沿って搬送される。そして、ゲートローラ81の手前で再び搬送経路Fに乗せられるが、このとき、二次転写領域TR2において中間転写ベルト71と当接し画像を転写されるシートの面は、先に画像が転写された面とは反対の面である。このようにして、シートの両面に画像を形成することができる。
なお、図2において、符号113はホストコンピュータなどの外部装置よりインターフェース112を介して与えられた画像データを記憶するためにメインコントローラ11に設けられた画像メモリであり、符号106はCPU101が実行する演算プログラムやエンジン部EGを制御するための制御データなどを記憶するためのROM、また符号107はCPU101における演算結果やその他のデータを一時的に記憶するRAMである。
図3は図1の画像形成装置に装備された露光ユニットの構成を示す主走査断面図である。また、図4は露光ユニットの副走査断面図である。また、図5および図6は露光ユニットの一構成要素たる偏向器を示す図である。さらに、図7および図8は偏向器の動作を示す断面図である。以下、これらの図面を参照しつつ、露光ユニット6の構成および動作について詳述する。
この露光ユニット6は露光筐体61を有している。そして、露光筐体61に単一のレーザ光源62が固着されており、レーザ光源62から光ビームを射出可能となっている。このレーザ光源62はメインコントローラ11からの画像信号に基づきON/OFF制御してレーザ光源62から画像データに対応して変調された光ビームが射出される。このように本実施形態では、レーザ光源62が本発明の「光源」に相当している。
また、この露光筐体61の内部には、レーザ光源62からの光ビームを感光体2の表面(被走査面)に走査露光するために、コリメータレンズ631、シリンドリカルレンズ632、ミラー64、偏向器65、走査レンズ66および折り返しミラー67が設けられている。すなわち、レーザ光源62からの光ビームは、図4に示すように、コリメータレンズ631により適当な大きさのコリメート光にビーム整形された後、副走査方向Yにのみパワーを有するシリンドリカルレンズ632に入射される。そして、このコリメート光は副走査方向Yにのみ集束されて偏向器65の偏向ミラー面651近傍位置で線状結像される。このように、この実施形態では、コリメータレンズ631およびシリンドリカルレンズ632がレーザ光源62からの光ビームを副走査方向Yにおいて集束させるビーム整形系63として機能している。また、ビーム整形系63は集束光ビームLiを、同図に示すように、偏向ミラー面651に対して斜めに入射する。すなわち、集束光ビームLiは偏向器65の偏向ミラー面651の揺動軸(本発明の「駆動軸」に相当)AXと直交する基準面SSに対して鋭角γをなすように偏向ミラー面651に入射する。
この偏向器65は半導体製造技術を応用して微小機械を半導体基板上に一体形成するマイクロマシニング技術を用いて形成されるものであり、偏向ミラー面651で反射した光ビームを主走査方向Xに偏向可能となっている。より具体的には、偏向器65は次のように構成されている。この偏向器65は、所定間隔だけ離間して設けられた第1および第2支持部652a,652bを有するベース部652を有している。そして、第1および第2支持部652a,652bに第1および第2振動子653a、653bがそれぞれ取り付けられている。すなわち、第1(左側)振動子653aについては、その左外側端部が第1(左側)支持部652aに固定され、その内側端部が自由端である2本の第1アーム部654a,654aとなっている。また、第2(右側)振動子653bについては、その左外側端部が第2(右側)支持部652bに固定され、その内側端部が自由端である2本の第2アーム部654b,654bとなっている。また、その重心位置655を通る揺動軸AXが第1アーム部654a,654aと第2アーム部654b,654bとの中間位置で各アーム部654a,654bとほぼ平行となるように、矩形平板状の可動部材656が配置されている。この可動部材656では、重心位置655の一方側(左側)部位が第1捩じりバネ部657a,657aにより第1アーム部654a,654aと連結されるとともに、重心位置655の他方側(右側)部位が第2捩じりバネ部657b,657bにより第2アーム部654b,654bと連結されている。つまり、偏向器65では、第1(左側)振動子653aと第2(右側)振動子653bとが互いに対向して外枠部を形成するとともに、第1および第2振動子653a,653bは第1および第2捩じりバネ部657a,657a,657b,657bを介して可動部材656と一体に接続されている。なお、この可動部材656の表面には、アルミニューム膜などが偏向ミラー面651として成膜されている。
また、上記可動部材656を揺動軸AX回りに振動させるために、偏向器65には振動駆動部658が設けられている。この振動駆動部658は、揺動軸AXに対する一方側(左側)に配置された第1ピエゾ積層アクチュエータ部659a,659aと、揺動軸AXに対する他方側(右側)に配置された第2ピエゾ積層アクチュエータ部659b,659bとを備えている。すなわち、第1ピエゾ積層アクチュエータ部659a,659aは、ベース部652の左側上下端部652c,652cと、第1振動子653aの2本のアーム部654a,654aの自由端部との間に配置されており、その上下端面はベース部652と第1アーム部654a,654aにそれぞれ固定されている。また、第2ピエゾ積層アクチュエータ部659b,659bは、ベース部652の右側上下端部652d,652dと、第2振動子653bの2本のアーム部654b,654bの自由端部との間に配置されており、その上下端面はベース部652と第2アーム部654b,654bにそれぞれ固定されている。そして、第1および第2ピエゾ積層アクチュエータ部659a,659bには互いに逆位相の電圧が露光制御部102から周期的に印加される。
各ピエゾ積層アクチュエータ部659a,659bは印加される電圧によって積層方向(法線方向Z)に体積変動するため、第1および第2ピエゾ積層アクチュエータ部659a,659bに対して逆位相の電圧が印加されると、可動部材656が重心位置655を通る揺動軸AXを中心として揺動する。第1ピエゾ積層アクチュエータ部659aのみに電圧が与えられると、例えば図7に示すように第1振動子653aのアーム部654aが法線方向(同図の上方向)Zに移動する。すると、アーム部653aの移動が第1捩じりバネ部657aを介して可動部材656に伝達され、これが回転トルクとなって可動部材656が重心位置655を通る揺動軸AXを中心として時計方向に揺動する。また、第2ピエゾ積層アクチュエータ部659bのみに電圧が与えられると、第2振動子653bのアーム部654bが法線方向(同図の上方向)Zに移動し、可動部材656に対して上記と逆方向の回転トルクが与えられ、その結果、可動部材656が揺動軸AXを中心として反時計方向に揺動する。なお、ここで「法線方向」とは可動部材656を静止した状態での偏向ミラー面651の法線方向を意味している。
そして、上記のようにして偏向器65は可動部材656を揺動させて光源62からの光ビームを偏向して主走査方向Xに走査する。この走査光ビームは走査レンズ66および折り返しミラー67を介して感光体2に結像され、感光体表面21に光ビームのスポットが形成される。このように、本実施形態では走査レンズ66が本発明の「光学系」に相当している。
ここで、上記構成を有する偏向器65を採用した装置では、次のような特徴を有している。すなわち、この偏向器65では、第1および第2ピエゾ積層アクチュエータ部659a,659bに与える電圧を調整すると、法線方向Zに可動部材656を変位させることができる。例えば両ピエゾ積層アクチュエータ部659a,659bに同一電圧を与えると、例えば図8に示すように法線方向Zへの体積変動量は同一となり、可動部材656は法線方向Zに変位する。しかも、その変位量は当該電圧に応じて決まるため、当該電圧を重畳した状態で第1および第2ピエゾ積層アクチュエータ部659a,659bに互いに逆位相の電圧を与えると、電圧に応じて可動部材656の揺動軸AXを法線方向Zに変位させながら偏向ミラー面651を揺動させることができる。
こうして可動部材656の揺動軸AXが法線方向Zに変位すると、光源62から感光体表面21までの光学距離が変動し、その結果、走査レンズ66および折り返しミラー67を介して感光体2に結像される位置、つまり走査光ビームの焦点位置FPが光軸方向に変位する。例えば偏向ミラー面651の揺動軸AXをミラー位置MP1に設定した際に走査光ビームの焦点位置が図4の破線で示すように感光体2の表面21から光軸方向に離れた位置FP1となっていたとしても、電圧調整によって焦点位置を調整することができる。つまり、振動中の可動部材656を法線方向Zに変位させて偏向ミラー面651の揺動軸AXをミラー位置MP2に一致させると、同図の実線に示すように、走査光ビームの焦点位置は感光体2の表面21上の位置FP2となる。その結果、感光体表面21上でのビームスポットは高精細となる。
なお、この実施形態では、図3に示すように、偏向器65からの走査光ビームの開始および終端を折り返しミラー69aにより光検知センサ60に導いている。すなわち、この実施形態では、光検知センサ60を、主走査方向Xにおける同期信号、つまり水平同期信号を得るための水平同期用読取センサとして機能させている。
また、同図に示すように、光軸OAに対して光検知センサ60と対称な位置に感光体表面21に形成されるビームスポットの径を計測するスポット径計測部(計測手段)68が配置されている。図9はスポット径計測部の構成を示す平面図である。また、図10はスポット径計測部の動作説明図である。このスポット径計測部68は主走査方向Xにおいて所望ビーム径と同程度の幅Wを有するスリット681が設けられたマスク部材682をフォトセンサ683のセンシング面にマスクしてなるものである。そして、フォトセンサ683のセンシング面が感光体2の表面21と光学的に共役となるようにスポット径計測部68は配置されている。このため、スポット径計測部68により感光体表面21上でのスポット径を計測することができる。その理由は、感光体表面21に対する焦点位置が変位するのに応じてフォトセンサ683からの出力が変動し、感光体表面21上に焦点が位置する、いわゆるベストフォーカス時にセンサ出力が最も大きくなるからである。というのも、ベストフォーカス時には高精細なビームスポットが感光体表面21に形成され、感光体表面21と光学的に共役なセンシング面でも走査光ビームの強度分布がシャープとなる。その結果、光ビームがスポット径計測部68を走査した際に、走査光ビームがスリット681と一致した際に、走査光ビームの大部分がスリット681を介してフォトセンサ683のセンシング面に受光され、フォトセンサ683からの出力は大きくなる。これに対し、揺動軸AXが法線方向Zに変位することにより焦点位置が感光体表面21から離れるにしたがってスリット681での光ビームはピンボケ状態となり、マスク部材682により遮られる光量が増え、その結果、フォトセンサ683からの出力は小さくなる。そこで、この実施形態では走査毎にフォトセンサ683から出力されるセンサ出力の最大値をピークホールドし、その最大値が最も高くなった揺動軸の位置をベストフォーカスとして検知している。このように、この実施形態では、フォトセンサ683は感光体表面21上での走査光ビームのビーム径を検知するビーム径センサとして機能し、このフォトセンサ683の出力に基づき主走査方向Xにおけるビーム径を間接的に計測している。もちろん、2次元CCDなどの撮像素子を用いてビームスポット形状を撮像し、撮像データに基づきビーム径を直接的に計測するように構成してもよい。
図11は画像形成装置の動作を示すフローチャートである。上記のように構成された装置では、偏向器65が振動停止している状態で画像形成指令が与えられると、画像形成動作の開始前にエンジンコントローラ10が起動処理を実行する。すなわち、ステップS1で偏向器65の作動が開始される。このとき、偏向器65の振幅は図12に示すようにゼロから徐々に増大していく。そして、振幅が光検知センサ60の配設位置に対応するセンサ位置に達する、つまり走査光ビームが光検知センサ60を通過するタイミングで検知信号Hsyncが光検知センサ60から出力される。そこで、本実施形態では、検知信号Hsyncの出力により偏向器65が所定角度(センサ位置に対応する振幅角)以上で振動していることを検知し(ステップS2)、これによりレーザ光源62からの光ビームの射出を確認している。ただし、この時点では走査光ビームの焦点位置が感光体表面21と一致しているか否か不明であるため、以下のステップS3〜S7を実行して走査光ビームの焦点位置が感光体表面21にほぼ一致するように偏向器65の調整を行う。
ステップS3では、露光制御部102から第1および第2ピエゾ積層アクチュエータ部659a,659bに与える電圧が予め設定されたデフォルト値に変更設定される。これにより、可動部材656がデフォルト電圧に対応して法線方向Zに移動する。また、走査光ビームがスポット径計測部68の配設位置(ビーム径センサ位置)を通過するたびにビーム径センサ(フォトセンサ)683からビーム径に応じた信号が出力される。そこで、ステップS4では、ビーム径センサ(フォトセンサ)683からの出力信号に基づき感光体表面21での走査光ビームのビーム径を算出する。
次のステップS5では現時点でのビーム径と予め設定した所定ビーム径との差を求め、その差に応じた値だけ第1および第2ピエゾ積層アクチュエータ部659a,659bに与える電圧を増減する。これによって法線方向Zにおける可動部材656の位置が調整される。また、この位置調整直後に、ビーム径センサ(フォトセンサ)683からの出力信号に基づき感光体表面21での走査光ビームのビーム径を算出する(ステップS6)。そして、調整後のビーム径が所定ビーム径と一致しているか否かを判断し(ステップS7)、一致していない間はステップS5に戻ってステップS5およびS6を繰り返す。これによって、走査光ビームの焦点位置を感光体表面21にほぼ一致させることができ、感光体表面21でのビームスポットは高精細となる。なお、上記ステップS7で「YES」と判断されると、焦点調整処理を完了し、通常の画像形成動作(ステップS8)に移行する。
以上のように、この実施形態では、本発明の光走査装置に相当する露光ユニット6は、光源62からの光ビームが副走査断面(図4)において偏向器65の偏向ミラー面651に対して斜めに入射する、いわゆる斜入射構成を採用している。また、この偏向器65では、第1および第2ピエゾ積層アクチュエータ部659a,659bに与える電圧を調整することによって振動駆動部658が振動中に可動部材656を法線方向Zに変位させる。このため、上記振動駆動部658による偏向ミラー面651の変位量に応じた距離だけ光ビームの焦点位置も光軸方向に移動する。このように、本実施形態によれば、光ビームの焦点位置を調整して高精細なビームスポットを感光体表面(被走査面)21上に走査させることができる。また、このような高精細なビームスポットを用いることで高精細な潜像を形成することができ、該潜像を現像することで高品質な画像を得ることができる。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能である。例えば、上記実施形態では、ピエゾ積層アクチュエータ部659a,659bへの印加電圧の調整により各アクチュエータ部659a,659bが振動子653a,653bに与える駆動力を調整して振動中の可動部材656を法線方向Zに変位させているが、他の方式で振動中の可動部材656を法線方向Zに変位させるように構成してもよい。例えば図13では静電気力により振動中の可動部材656を法線方向Zに変位させる構成が図示されている。この装置では、可動部材656の直下位置においてベース部652に電極650aが固定配置されている。また、電極650aと振動子653bとに電源650bが接続されている。このため、電源650bの出力を制御することで電極650aと可動部材656との間に作用する静電気力が変化して電極650aに対する可動部材656の位置を変動させることができる。したがって、電源650bの出力制御により振動中の可動部材656を法線方向Zに変位させることができる。このように、本実施形態では、電極650aと電源650bが本発明の「変位駆動部」として機能している。
また、図14では電磁気力により振動中の可動部材656を法線方向Zに変位させる構成が図示されている。この装置では、可動部材656の直下位置においてベース部652に永久磁石650cが固定配置されている。また、可動部材656の一部にコイルパターン650dが設けられており、電源650eからの給電により永久磁石650cとの間でローレンツ力が作用して永久磁石650cに対する可動部材656の位置を変動させることができる。したがって、電源650eの出力制御により振動中の可動部材656を法線方向Zに変位させることができる。このように、本実施形態では、永久磁石650c、コイルパターン650dおよび電源650eが本発明の「変位駆動部」として機能している。
また、図15には法線方向移動用のピエゾ積層アクチュエータ部650f,650gを別途設けてベース部652を法線方向Zに変位させることによって可動部材656を変位させる構成が図示されている。すなわち、この実施形態における偏向器65では、図5に示す偏向器全体が本発明の「偏向素子」に相当しており、この偏向素子のベース部652の底部側を取り囲むように偏向器本体650hが設けられている。そして、この偏向器本体650hとベース部652との間にピエゾ積層アクチュエータ部650f,650gが介挿されている。このため、各ピエゾ積層アクチュエータ部650f,650gは印加電圧に応じて積層方向(法線方向Z)に体積変動し、可動部材656の位置を法線方向Zに変動させることができる。したがって、各ピエゾ積層アクチュエータ部650f,650gへの印加電圧制御により振動中の可動部材656を法線方向Zに変位させることができる。このように、本実施形態では、ピエゾ積層アクチュエータ部650f,650gが本発明の「変位駆動部」として機能している。もちろん、ピエゾ積層アクチュエータ部650f,650gの代わりに他のアクチュエータを「変位駆動部」として用いてもよいことはいうまでもない。
また、図13ないし図15に図示した実施形態では可動部材656を振動させるために図5に示す実施形態と同様にピエゾ積層アクチュエータを用いているが、他の駆動方式で可動部材656を振動させるように構成してもよい。
また、上記実施形態では、スポット径計測部68により主走査方向Xにおけるビーム径を計測しているが、副走査方向Yにおけるビーム径を計測して走査光ビームの焦点位置を調整するようにしてもよい。ここで、副走査方向Yにおけるビーム径を計測するため、例えば図16に示すスポット径計測部を用いることができる。このスポット径計測部68が図9のスポット径計測部と大きく相違する点は、斜めスリット684が採用されている点である。すなわち、この実施形態では、スリット684は光ビームの走査軌跡に対して斜めに設けられている。なお、それ以外の構成および動作は基本的に同一である。また、スポット径計測部68の配設位置も上記実施形態に限定されるものではなく、感光体表面21での走査光ビームのビーム径を計測することができる限り任意である。また、ビーム径を計測する構成についても上記実施形態に限定されるものではなく、任意である。
また、上記実施形態では、信号Hsyncを検知する光検知センサ60とスポット径計測部68とを別個独立して設けているが、両者を共通化してもよい。
また、上記実施形態では、4サイクル方式のカラー画像形成装置の露光ユニットに本発明にかかる光走査装置を適用しているが、本発明の適用対象はこれに限定されるものではなく、いわゆるタンデム方式のカラー画像形成装置あるいは単色画像を形成するモノクロ画像形成装置の露光ユニットに本発明を適用することができる。また、光走査装置の適用対象は画像形成装置に装備される露光ユニットに限定されるものではなく、光ビームを被走査面上に走査させる光走査装置全般に適用することができる。
本発明にかかる画像形成装置の一実施形態を示す図。 図1の画像形成装置の電気的構成を示すブロック図。 図1の画像形成装置に装備された露光ユニットの主走査断面図。 図1の画像形成装置に装備された露光ユニットの副走査断面図。 露光ユニットの一構成要素たる偏向器を示す図。 露光ユニットの一構成要素たる偏向器を示す図。 偏向器の動作を示す断面図。 偏向器の動作を示す断面図。 スポット径計測部の一例を示す図。 スポット径計測部の動作を示す図。 画像形成装置の動作を示すフローチャート。 画像形成装置の動作を示す図。 本発明にかかる画像形成装置の他の実施形態を示す図。 本発明にかかる画像形成装置の別の実施形態を示す図。 本発明にかかる画像形成装置のさらに別の実施形態を示す図。 スポット径計測部の他の例を示す図。
符号の説明
2…感光体(潜像担持体)、 6…露光ユニット(光走査装置)、 21…感光体表面(被走査面)、 62…レーザ光源、 65…偏向器、 66…走査レンズ(光学系)、 68…スポット径計測部(計測手段)、 650a…電極(変位駆動部)、 650b,650e…電源(変位駆動部)、 650c…永久磁石(変位駆動部)、 650d…コイルパターン(変位駆動部)、 650f,650g…ピエゾ積層アクチュエータ部(変位駆動部)、 650h…外部ベース部(偏向器本体)、 651…偏向ミラー面、 652…ベース部、 652a…第1支持部、 652b…第2支持部、 653a…第1振動子、 653b…第1振動子、 654a…第1アーム部、 654b…第2アーム部、 655…重心位置、 656…可動部材、 657a…第1捩じりバネ部、 657b…第2捩じりバネ部、 658…振幅駆動部、 659a,659b…ピエゾ積層アクチュエータ部(駆動部)、 AX…揺動軸(駆動軸)、 FP1,FP2…焦点位置、 L…光ビーム、 OA…光軸、 X…主走査方向、 Y…副走査方向、 Z…法線方向

Claims (5)

  1. 光を所定の方向に走査させる光走査装置であって、
    駆動軸を有し、且つ光を反射する面を有する可動部材を駆動軸回りに振動させて光を前記所定の方向に偏向させる偏向手段と、
    光を所定の面に結像する光学系とを備え、
    前記可動部材が静止した状態における当該可動部材が有する前記面の法線方向に対して、前記光学系の光軸が角度をなすように配置され、
    前記偏向手段は、
    第1支持部および第2支持部を有し、且つ前記第1支持部および第2支持部が所定間隔だけ離間して設けられているベース部と、
    前記第1支持部に一方の端部が固定端となるとともに、前記一方の端部と異なる他方の端部が自由端となる第1アーム部を2本有する第1振動子と、
    前記第2支持部に一方の端部が固定端となるとともに、前記一方の端部と異なる他方の端部が自由端となる第2アーム部を2本有する第2振動子と、
    前記駆動軸が前記第1アーム部と前記第2アーム部との中間に位置するように配置された前記可動部材を、前記駆動軸に対して前記第1振動子側で前記第1アーム部と連結する第1捩じりバネ部と、
    前記駆動軸に対して前記第2振動子側で前記可動部材を前記第2アーム部と連結する第2捩じりバネ部と、
    前記第1および第2振動子に対して駆動力を与えて前記第1アーム部および前記第2アーム部を前記法線方向について往復振動させることによって前記可動部材を振動させる振動駆動部と、
    前記可動部材が有する前記面の反対側より前記可動部材に対して非接触状態で外力を与えて前記可動部材を前記法線方向に変位させる変位駆動部と
    を備え、
    前記変位駆動部によって、前記法線方向に沿って前記可動部材を変位させて光の焦点位置を光軸方向に調整することを特徴とする光走査装置。
  2. 前記変位駆動部は前記外力として静電気力を用いることを特徴とする請求項記載の光走査装置。
  3. 前記変位駆動部は前記外力として電磁気力を用いることを特徴とする請求項記載の光走査装置。
  4. 前記所定の面と光学的に共役な位置で走査光を検知して前記所定の面上での光の径を計測する計測手段とを備え、
    前記計測手段による計測結果に基づき前記法線方向に前記可動部材を変位させる請求項1ないしのいずれかに記載の光走査装置。
  5. 請求項1ないしのいずれかに記載の光走査装置を用いて潜像担持体上に潜像を形成するとともに、該潜像を現像して画像を形成することを特徴とする画像形成装置。
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