JP5115231B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関し、より特定的には、揺動運動を行うミラーにより、光源が射出した光を偏向する偏向手段を備えた画像形成装置に関する。
ポリゴンミラーの代わりに共振型の振動ミラーを偏向器として用いた画像形成装置として、特許文献1に記載の画像形成装置が知られている。このような画像形成装置では、レーザ光源が点灯して光ビームを偏向器に対して射出する。偏向器である振動ミラーは、共振振動しており、光ビームを偏向させる。偏向された光ビームは、感光体上を走査する。これにより、感光体上に静電潜像が形成される。
ところで、特許文献1に記載の画像形成装置は、起動時において、感光体の一点に光ビームが集中的に照射されることにより、該感光体が劣化することを抑制するために、以下に説明する動作を行う。より詳細には、レーザ光源の点灯に先立って、光ビームが水平同期センサを通過できる最小振幅値以上に偏向器を振動させる。そして、その後でレーザ光源を点灯する。このため、レーザ光源の点灯時点で既に光ビームは少なくとも水平同期センサを通過するように走査される。その結果、感光体の一部に光ビームが集中するのを防止できる。
しかしながら、特許文献1に記載の画像形成装置は、以下に説明するように、起動から画像形成可能な状態になるまでに必要な時間(以下、起動時間と称す)が長くなるという問題を有する。より詳細には、特許文献1に記載の画像形成装置では、振動ミラーの振幅値が最小振幅値以上になるまで待機してから、レーザ光源を点灯させている。振動ミラーの振幅値が最小振幅値以上になるのに必要な時間は、偏向器の製造ばらつき、経時変化、環境変化等の種々の条件によりばらつく。そのため、特許文献1に記載の画像形成装置では、種々の条件下においても、振動ミラーの振幅値が最小振幅値以上となってから、レーザ光源が点灯するように、レーザ光源の点灯を待機する時間を長めに設定する必要がある。その結果、該画像形成装置では、起動時間が長くなっていた。
特開2005−305772号公報
そこで、本発明の目的は、感光体の劣化を抑制しつつ、起動時間を短縮できる画像形成装置を提供することである。
本発明は、画像形成装置において、主走査方向にずらして配置されている複数の光源素子を含み、光を射出する光源と、揺動運動を行うミラーにより、前記光源が射出した光を偏向する偏向手段と、前記偏向手段により偏向された光が走査される感光体と、前記偏向手段により偏向され前記感光体の両端よりも外側へと進行する光を受光して信号を生成する第1のセンサ及び第2のセンサと、記憶手段と、前記光源の点灯を許可する制御手段と、を備え、前記記憶手段は、前記光源が点灯していた状態で前記偏向手段が動作を開始してから前記第1のセンサ又は前記第2のセンサのいずれが先に光を受光したのかを記憶し、前記制御手段は、前記偏向手段が動作を開始してから、前記偏向手段が前記記憶手段に記憶されている前記センサへ向けて光を偏向する位置に回転するまでの間において、該センサに向かって走査する走査方向の先頭側に位置する光に対応する前記光源素子のみを点灯させること、を特徴とする。
本発明によれば、光源の点灯開始のタイミングが、偏向手段が動作を開始した後であるので、光が感光体の一点を集中して照射することが抑制される。更に、光源の点灯開始のタイミングが、センサに光が入射する前なので、特許文献1に記載の画像形成装置に比べて、画像形成装置の起動時間を短くすることができる。
本発明において、前記制御手段は、前記偏向手段の制御信号の出力に基づいて、前記走査方向を特定してもよい。
本発明において、前記センサは、水平同期信号を生成してもよい。
本発明において、前記制御手段は、前記偏向手段が動作を開始してから所定時間が経過した後に、前記光源の点灯を許可してもよい。
本発明において、前記偏向手段により偏向された光が走査される感光体と、前記感光体を回転させる駆動手段と、を更に備え、前記制御手段は、前記光源の点灯を許可する前に前記駆動手段に前記感光体を回転させてもよい。
本発明において、前記偏向手段により偏向された光が走査される第1の感光体及び第2の感光体を、更に備え、前記偏向手段が偏向した光は、第1の方向に走査される場合には、前記第1の感光体を照射し、該第1の方向とは反対方向の第2の方向に走査される場合には、前記第2の感光体を照射してもよい。
以下、本発明の実施形態に係る画像形成装置について説明する。
(画像形成装置の全体構成について)
以下に、本発明の一実施形態に係る画像形成装置の構成について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置1の全体構成を示した図である。
図1に示す画像形成装置1は、電子写真方式によるタンデム方式のカラープリンタであって、外部から入力してきた又は付属のスキャナによって得られた画像データに基づいて、4色(Y:イエロー、M:マゼンタ、C:シアン、K:ブラック)のカラー画像を合成するように構成したものである。画像形成装置1では、4つの並置された画像形成ステーション12Y,12M,12C,12Kの直下に転写ベルト20が配置され、直上に光走査装置30が配置されている。各画像形成ステーション12には、それぞれ、感光体ドラム13Y,13M,13C,13K、現像器14Y,14M,14C,14K、帯電器15Y,15M,15C,15K、クリーナ16Y,16M,16C,16K及び1次転写チャージャ17Y,17M,17C,17Kが配置されている。
光走査装置30は、Y,M,C,Kの画像データに基づいて射出されるビームBY,BM,BC,BKを偏向して各感光体ドラム13に照射し、該各感光体ドラム13上に画像(静電潜像)を形成する。この静電潜像はトナーによって可視像化される。このような電子写真プロセスは周知であり、その説明は省略する。
転写ベルト20は、ローラ21,22,23に無端状に張り渡されている。矢印X方向への回転に基づいて前記各感光体ドラム13上に形成された各色のトナー画像は、転写ベルト20に対して1次転写チャージャ17により順次1次転写され、更に、転写ベルト20上で合成される。
印刷媒体は、自動給紙カセット24に収納されており、1枚ずつ所定のタイミングで給紙され、通紙経路を経由して転写ベルト20から転写ローラ25にて合成トナー画像を2次転写され、定着装置26でトナーの加熱定着を施された後、画像形成装置1外へ排出される。
また、転写ローラ25の直前には、給紙された印刷媒体を検出するためのTODセンサ27が設けられており、印刷媒体と転写ベルト20上の合成トナー画像との同期を取っている。更に、転写ベルト20上であって画像形成ステーション12Kの下流側には、レジストセンサ28が設けられている。レジストセンサ28は、画像形成ステーション12Y,12M,12C,12Kで形成されたレジスト補正画像を検出する。これにより、ビームBY,BM,BC,BKの発光タイミングが調整され、Y,M,C,Kのトナー画像が転写ベルト20に正確に合成されるようになる。
(光走査装置の構成について)
次に、光走査装置30の構成について図面を参照しながら説明する。図2は、画像形成装置1の光走査装置30の斜視図である。画像形成装置1は、カラー画像を形成できるよう複数の感光体ドラム13が設けられているが、図2は、説明の簡略化のため、一つの感光体ドラム13にのみ着目して記載されている。また、図2において、y軸方向は主走査方向を示し、z軸方向は副走査方向を示す。x軸方向は、y軸方向及びz軸方向の両方に垂直な方向である。
光走査装置30は、光源部31、コリメータレンズ32、スリット34、偏向器36、走査レンズ38,40、ミラー42,44,48及びSOS(Start Of Scan)センサ46,50を含む。
光源部31は、感光体ドラム13に同時に複数ラインの書き込みを行うことによって画像形成装置1の印刷速度を向上させるために、レーザダイオードLD1,LD2,LD3,LD4により構成されている。レーザダイオードLD1,LD2,LD3,LD4はそれぞれ、ビームB1,B2,B3,B4を射出し、y軸方向にずらされた状態で斜めに配置されている。以下、図2に示すように、一つの色に対して複数のレーザダイオードLDが設けられた光走査装置30をマルチビーム方式の光走査装置30と呼ぶ。
ここで、レーザダイオードLD1,LD2,LD3,LD4は、同時にビームB1,B2,B3,B4を射出できない構成となっている。これは、ビームB1,B2,B3,B4の強度を検知するためのフォトダイオード(図示せず)が、レーザダイオードLD1,LD2,LD3,LD4に対して1つだけしか設けられておらず、複数のレーザダイオードLD1,LD2,LD3,LD4を同時に点灯すると、フォトダイオードが誤検知を起こすからである。
コリメータレンズ32は、レーザダイオードLD1,LD2,LD3,LD4が射出したビームB1,B2,B3,B4のそれぞれが平行光束となるように集光する。スリット34は、コリメータレンズ32を通過したビームB1,B2,B3,B4の透過を制限して、ビームスポットを整形する。
偏向器36は、ミラー36a及び作動部36bを含み、半導体製造技術を応用して微小機械を半導体基板上に一体形成するマイクロマシニング技術を用いて形成されるものである。偏向器36は、図2の矢印の方向に揺動運動するミラー36aによりビームB1,B2,B3,B4をy軸方向に偏向する。より具体的には、ミラー36aは、z軸周りに揺動自在に軸支されると共に、作動部36bから与えられる外力に応じて振動軸周りに揺動する。ミラー36aの揺動の中心は、感光体ドラム13の画像形成領域の中心と一致している。作動部36bは、駆動信号MCTRLに基づいてミラー36aに対して静電気的、電磁気的あるいは機械的な外力を作用させてミラー36aを駆動信号MCTRLの周波数で揺動させる。なお、作動部36bによる駆動方式は静電吸着、電磁気力あるいは機械力などのいずれの方式を採用してもよく、それ等の駆動方式は周知であるため、ここでは説明を省略する。
走査レンズ38,40は、偏向器36により偏向されたビームB1,B2,B3,B4がy軸方向に等速度に走査されるように補正するfθ特性を有するレンズである。ミラー42は、走査レンズ40を通過したビームB1,B2,B3,B4を感光体ドラム13側へと反射する。これにより、ビームB1,B2,B3,B4は、感光体ドラム13の周面上にビームスポットBS1,BS2,BS3、BS4として集光する。ビームスポットBS1,BS2,BS3、BS4は、図2に示すように、ミラー36aの揺動により感光体ドラム13上をy軸方向に往復運動する。
ミラー44,48はそれぞれ、感光体ドラム13の両端近傍に配置され、該感光体ドラム13の両端より外側へと進行するビームB1,B2,B3,B4をSOSセンサ46,50へと反射する。SOSセンサ46,50はそれぞれ、ミラー44,48にて反射したビームB1,B2,B3,B4を受光して、水平同期信号Sig1,Sig2を生成する。
感光体ドラム13には、該感光体ドラム13を回転させるための駆動部52が接続されている。該駆動部52は、例えば、モータとベルト等により構成されている。
(画像形成装置の制御ブロックについて)
次に、画像形成装置1の制御ブロックについて図面を参照しながら説明する。図3は、画像形成装置1のブロック図である。図3には、CPU62、記憶部64、画素クロック生成回路66、水晶発振器68、発光制御回路70、画像データ同期回路72及び光走査装置30が示されている。画像形成装置1において、光源部31及びSOSセンサ46,50は、各色に対応するように4つずつ設けられているが、図3では、説明の簡略化のため、一つの色に対応する光源部31及びSOSセンサ46,50に注目した。
CPU62は、所定の周波数で電圧値が変動する駆動信号MCTRLを作動部36bに対して出力する。作動部36bは、該駆動信号MCTRLに基づいてミラー36aを揺動運動させる。更に、CPU62は、発光制御回路70により、光源部駆動回路74を制御して、光源部31のレーザダイオードLD1,LD2,LD3,LD4を点灯させる。これにより、レーザダイオードLD1,LD2,LD3,LD4が射出したビームB1,B2,B3,B4は、ミラー36aにより偏向される。
ビームB1,B2,B3,B4が感光体ドラム13上を走査して、SOSセンサ46,50に入射すると、SOSセンサ46,50はそれぞれ、水平同期信号Sig1,Sig2を生成し、CPU62へと出力する。CPU62は、水平同期信号Sig1と水平同期信号Sig2との時間差からミラー36aの偏向速度を計測し、ミラー36aの偏向速度が目標値と一致するように、駆動信号MCTRLの周波数を調整する。
また、水晶発振器68は、クロック信号CLKを生成する。画素クロック生成回路66は、ドットクロック信号DCLKをクロック信号CLKに基づいて生成する。画像データ同期回路72は、ドットクロック信号DCLKに基づいて、図示しない画像メモリから画像データを取得して、電源部駆動回路74へと出力する。光源部駆動回路74は、出力されてくる画像データ及び水平同期信号Sig1,Sig2に基づいて、光源部31のレーザダイオードLD1,LD2,LD3,LD4を駆動させる。これにより、感光体ドラム13への静電潜像の形成が行われる。
(画像形成装置の起動処理について)
以上のように構成された画像形成装置1の起動処理について、図面を参照しながら説明する。起動処理とは、画像データが入力してきてから画像の印刷が開始されるまでの間に、画像形成装置1が行う処理である。図4は、起動処理時における、感光体ドラム13に集光されるビームスポットBSの様子を示した図である。
ポリゴンミラーの代わりに共振型の振動ミラーを偏向器として用いた画像形成装置では、起動時において感光体の一点に光ビームが集中的に照射されて、感光体が劣化してしまう問題があった。そこで、特許文献1に記載の画像形成装置では、レーザ光源の点灯に先立って、予め記憶部に記憶されている、偏向器に対応する初期駆動条件に基づき偏向器を共振振動させて偏向器を最小振幅値以上に振動させる。その後に、レーザ光源を点灯させている。
しかしながら、特許文献1に記載の画像形成装置では、種々の条件下においても、振動ミラーの振幅値が最小振幅値以上となってから、レーザ光源が点灯するように、レーザ光源の点灯を待機する時間を長めに設定する必要がある。その結果、特許文献1に記載の画像形成装置は、起動時間が長くなるという問題を有していた。
前記問題に対して、本願発明者は、創意工夫を重ねた結果、ミラー36aが振動を開始してさえいれば、光源部31を点灯したとしても、感光体ドラム13の一点に集中してビームBが照射されないことに想到した。そこで、本願発明者は、画像形成装置1において、偏向器36が動作を開始してからSOSセンサ46,50のいずれか一方がビームBを受光するまでの間に、光源部31の点灯を許可するようにした。
また、図2に示すマルチビーム方式の光走査装置30では、レーザダイオードLD1,LD2,LD3,LD4が設けられている。レーザダイオードLD1,LD2,LD3,LD4は、感光体ドラム13においてビームスポットBS1,BS2,BS3,BS4が一画素分の間隔をz軸方向(副走査方向)にもって集光されるように、配置される必要がある。しかしながら、レーザダイオードLD1,LD2,LD3,LD4は、ある程度の大きさを有しているので、z軸方向に直線状に並べて配置することはできない。そこで、レーザダイオードLD1,LD2,LD3,LD4は、図2に示すように、y軸方向にずらされた状態で斜めに配置されている。
図2のように、レーザダイオードLD1,LD2,LD3,LD4が、y軸方向にずらして配置されている場合には、図4に示すように、ビームスポットBSの走査方向の先頭に位置するビームスポットBSが、最初にミラー44,48を介してSOSセンサ46,50に入射する。より具体的には、図4(a)に示すように、ビームスポットBSの走査方向がミラー44に向かっている場合には、ビームスポットBS1が最初にSOSセンサ46に入射する。一方、図4(b)に示すように、ビームスポットBSの走査方向がミラー48に向かっている場合には、ビームスポットBS4が最初にSOSセンサ50に入射する。
そこで、本実施形態に係る画像形成装置1では、光源部31の点灯の許可後には、感光体ドラム13におけるビームスポットBSの走査方向の先頭側に位置するビームスポットBSに対応するレーザダイオードLDのみを点灯させるようにしている。より詳細には、図4(a)に示すように、ビームスポットBSの走査方向がミラー44に向かっている場合には、画像形成装置1は、ビームスポットBS1に対応するレーザダイオードLD1のみを点灯させる。一方、図4(b)に示すように、ビームスポットBSの走査方向がミラー48に向かっている場合には、画像形成装置1は、ビームスポットBS4に対応するレーザダイオードLD4のみを点灯させる。
これにより、ミラー36aの振幅が小さいためにビームスポットBS2,BS3がそれぞれミラー44,48に到達しない場合であっても、ビームスポットBS1,BS4がそれぞれミラー44,48に到達さえしていれば、SOSセンサ46,50から水平同期信号が出力されてくる。すなわち、偏向器31の駆動開始から十分な時間が経過しておらず、ミラー36aの振幅が小さくても、水平同期信号が出力されてくるようになり、起動時間を短くすることが可能となる。
以上のような画像形成装置1の起動処理の具体例について以下に図面を参照しながら説明する。図5は、起動処理時においてCPU62が行う動作を示したフローチャートである。図6は、起動処理時における、ビームスポットBSの変位と時間との関係を示したグラフである。図6において、縦軸は、ビームスポットBSの変位を示し、横軸は、時間を示す。図7は、起動処理時における各信号の波形図である。図7(a)は、駆動信号MCTRLの波形図である。図7(b)は、レーザダイオードLD4の駆動信号rad4の波形図である。図7(c)は、レーザダイオードLD3の駆動信号rad3の波形図である。図7(d)は、レーザダイオードLD2の駆動信号rad2の波形図である。図7(e)は、レーザダイオードLD1の駆動信号rad1の波形図である。図7(f)は、水平同期信号Sig1の波形図である。図7(g)は、水平同期信号Sig2の波形図である。図7(h)は、ready信号の波形図である。なお、図7では、説明の容易のために、ビームスポットBSが感光体ドラム13の画像形成領域を通過している期間(書き込み期間)を実際よりも短く記載してある。
なお、図5に示すフローチャートでの処理は、CPU62において、ソフトウエアを実行することによって実現してもよいし、それら各処理を行う専用のハードウエア回路を用いて実現してもよい。
本処理は、画像形成装置1に画像データが入力してくることにより開始される。画像データが入力してくると、CPU62は、偏向器36の駆動を開始させる(ステップS1)。ステップS1では、具体的には、CPU62は、図7(a)に示すように、駆動信号MCTRLをハイレベルからローレベルに立ち下げる。これにより、ミラー36aは、揺動を開始し、ビームスポットBSは、感光体ドラム13上を図6に示すグラフのように、往復運動する。
次に、CPU62は、偏向器36の動作を開始してから所定時間が経過したか否かの判定を行う(ステップS2)。ステップS2では、CPU62は、感光体ドラム13の一点に集中的にビームスポットBSが照射されない程度に、ミラー36aが揺動しているか否かを判定している。したがって、前記所定時間は、ミラー36aが十分に揺動している程度の時間に設定されることが好ましい。ただし、所定時間は、偏向器36の動作を開始してから水平同期信号Sig1,Sig2が出力されるまでの時間より短く設定される必要がある。所定時間が経過した場合(Yes)には、本処理はステップS3に進む。所定時間が経過していない場合(No)には、本処理はステップS2に戻る。この場合、所定時間が経過するまで、ステップS2の処理が繰り返される。
所定時間が経過した場合、CPU62は、光源部31の点灯を許可して、ビームスポットBSの走査方向の先頭側に位置するビームスポットBSに対応するレーザダイオードLDを点灯させる(ステップS3)。より具体的には、CPU62は、図4(b)に示すように、ビームスポットBSがミラー48側へと走査されている場合には、レーザダイオードLD4を点灯させるために、図7(b)に示すように、駆動信号rad4をローレベルに立ち下げる。一方、CPU62は、図4(a)に示すように、ビームスポットBSがミラー44側へと走査されている場合には、レーザダイオードLD1を点灯させるために、図7(e)に示すように、駆動信号rad1をローレベルに立ち下げる。駆動信号rad1,rad4を立ち下げるタイミングは、例えば、ビームスポットBS1,BS4がそれぞれミラー44,48に到達する直前である。ここで、CPU62は、駆動信号MCTRLの位相に基づいて、ビームスポットBSの走査方向を特定する。なお、図7において、駆動信号MCTRLは、ハイレベルとローレベルの2値の信号であるが、実際には、正弦波形の信号である。
次に、CPU62は、水平同期信号Sig1又は水平同期信号Sig2のいずれかが出力されてきたか否かを判定する(ステップS4)。より詳細には、ビームスポットBS1,BS4は、図6に示すように、時間経過と共に振幅が大きくなってくように、往復運動を行っている。そして、ビームスポットBS1,BS4の変位が、ミラー44,48に到達したら、ビームB1,B4は、ミラー44,48にて反射されてSOSセンサ46,50に入射する。応じて、SOSセンサ46,50は、ハイレベルの水平同期信号Sig1,Sig2をローレベルに立ち下げて、CPU62に出力する。CPU62は、水平同期信号Sig1又は水平同期信号Sig2の信号レベルが、図7(f)に示すようにローレベルになったか否かを判定する。水平同期信号Sig1又は水平同期信号Sig2のいずれかが出力されてきた場合(Yes)には、本処理はステップS5に進む。一方、水平同期信号Sig1又は水平同期信号Sig2のいずれかが出力されてこない場合(No)には、本処理はステップS4に戻る。この場合、水平同期信号Sig1又は水平同期信号Sig2のいずれかが出力されてくるまで、ステップS4の処理が繰り返される。
水平同期信号Sig1又は水平同期信号Sig2のいずれかが出力されてきた場合、CPU62は、速度調整処理を行う(ステップS5)。次に、CPU62は、速度調整処理が終了したか否かを判定する(ステップS6)。速度調整処理が終了した場合(Yes)には、本処理はステップS7に進む。一方、速度調整処理が終了していない場合(No)には、本処理はステップS6に戻る。この場合、速度調整処理が終了するまで、ステップS6の処理が繰り返される。
速度調整処理が終了した場合には、CPU62は、画像形成処理を開始する(ステップS7)。そこで、CPU62は、図7(h)に示すように、ready信号をハイレベルからローレベルに立ち下げる。以上で、画像形成装置1の起動処理の具体例についての説明を終了する。
(効果)
本実施形態に係る画像形成装置1によれば、光源部31の点灯開始のタイミングが、ミラー36aが動作を開始した後であるので、ビームスポットBSが感光体ドラム13の一点を集中して照射することが抑制される。更に、光源部31の点灯開始のタイミングが、SOSセンサ46,50にビームBが入射する前なので、特許文献1に記載の画像形成装置に比べて、画像形成装置1の起動時間を短くすることができる。
また、画像形成装置1では、光源部31の点灯の許可後には、感光体ドラム13におけるビームスポットBSの走査方向の先頭側に位置するビームスポットBSに対応するレーザダイオードLDを点灯させるようにしている。より詳細には、図4(a)に示すように、ビームスポットBSの走査方向がミラー44に向かっている場合には、画像形成装置1は、ビームスポットBS1に対応するレーザダイオードLD1のみを点灯させる。一方、図4(b)に示すように、ビームスポットBSの走査方向がミラー48に向かっている場合には、画像形成装置1は、ビームスポットBS4に対応するレーザダイオードLD4のみを点灯させる。
これにより、偏向器36の駆動開始から十分な時間が経過しておらず、ミラー36aの振幅が小さいためにビームスポットBS2,BS3がそれぞれミラー44,48に到達しない場合であっても、ビームスポットBS1,BS4がそれぞれミラー44,48に到達さえしていれば、SOSセンサ46,50から水平同期信号Sig1,Sig2が出力されてくる。すなわち、ミラー36aの振幅が小さくても、水平同期信号Sig1,Sig2が出力されてくるようになり、起動時間を短くすることが可能となる。
(第1の変形例)
以下に、第1の変形例に係る画像形成装置1aについて図面を参照しながら説明する。第1の変形例に係る画像形成装置1aの全体構成については、画像形成装置1と同様に図1に示されるので、説明を省略する。また、画像形成装置1aの光走査装置30は、画像形成装置1の光走査装置30と同様に図2に示されるので、説明を省略する。図8(a)は、駆動信号MCTRLと時間との関係を示したグラフである。縦軸は、電圧を示し、横軸は、時間を示す。図8(b)は、ビームスポットBSの変位と時間との関係を示したグラフである。縦軸は、変位を示し、横軸は、時間を示す。
画像形成装置1は、図8(a)に示すような正弦波形を有する駆動信号MCTRLにより、ミラー36aを揺動させている。この場合、ビームスポットBSは、図8(b)に示すように、駆動信号MCTRLに対してΔθだけ遅延する。そこで、画像形成装置1aでは、CPU62は、このΔθの遅延を考慮して、光源部31の点灯の制御を行う。すなわち、画像形成装置1aでは、画像形成装置1よりも、CPU62は、Δθだけ光源部31の点灯タイミングを遅延させる。
(第2の変形例)
以下に、第2の変形例に係る画像形成装置1bについて図面を参照しながら説明する。第2の変形例に係る画像形成装置1bの全体構成については、画像形成装置1と同様に図1に示されるので、説明を省略する。また、画像形成装置1bの光走査装置30は、画像形成装置1の光走査装置30と同様に図2に示されるので、説明を省略する。図9は、起動処理時における、ビームスポットBSの変位と時間との関係を示したグラフである。図9において、縦軸は、ビームスポットの変位を示し、横軸は、時間を示す。
画像形成装置1では、部品の加工精度や組立精度により、ビームスポット中心は、画像形成領域の中心に一致しているものの、ビームスポットBSが図6に示す状態からずれる場合がある。図9では、ビームスポットBS1が、ミラー44側へとずれている。このように、ビームスポットBS1がミラー44側へとずれると、ビームスポットBS1は、ビームスポットBS4がミラー48に到達するよりも先に、ミラー44に到達するようになる。同様に、ビームスポットBS4がミラー48側へとずれると、ビームスポットBS4は、ビームスポットBS1がミラー44に到達するよりも先に、ミラー48に到達するようになる。
そこで、画像形成装置1bは、前回の起動処理において、光源部31の点灯を許可した際に、SOSセンサ46又はSOSセンサ50のいずれが先にビームBを受光したのかを、図3の記憶部64にて記憶している。これにより、画像形成装置1bは、レーザダイオードLDがSOSセンサ46又はSOSセンサ50のいずれにずれているのかを記憶している。そして、画像形成装置1bは、記憶部64が記憶しているSOSセンサ46又はSOSセンサ50の最も近くに位置するビームBに対応するレーザダイオードLDのみを点灯させる。
以下に、図面を参照しながら、画像形成装置1bの起動処理の具体例について説明する。図10は、起動処理時においてCPU62が行う動作を示したフローチャートである。
図10のフローチャートにおいて、ステップS1及びステップS2は、図5のフローチャートのステップS1及びステップS2と同じであるので、説明を省略する。
ステップS2において、所定時間が経過した場合には、CPU62は、記憶部64にSOSセンサ46又はSOSセンサ50のいずれが記憶されているのかを読み出す(ステップS11)。これにより、CPU62は、レーザダイオードLD1がSOSセンサ46側にずれているのか又はレーザダイオードLD4がSOSセンサ50側にずれているのかを認識する。
次に、CPU62は、SOSセンサ46又はSOSセンサ50のいずれが記憶部64に記憶されているのかを判定する(ステップS12)。SOSセンサ46が記憶されている場合には、本処理はステップS13に進む。一方、SOSセンサ50が記憶されている場合には、本処理はステップS14に進む。
SOSセンサ46が記憶されている場合には、CPU62は、レーザダイオードLD1がミラー44側にずれていると判断する。そこで、CPU62は、レーザダイオードLD1を点灯させる(ステップS13)。この後、本処理は、ステップS15に進む。
SOSセンサ50が記憶されている場合には、CPU62は、レーザダイオードLD4がミラー48側にずれていると判断する。そこで、CPU62は、レーザダイオードLD4を点灯させる(ステップS14)。この後、本処理は、ステップS15に進む。
前記ステップS15において、CPU62は、水平同期信号Sig1又は水平同期信号Sig2のいずれかが出力されてきたか否かを判定する(ステップS15)。この際、CPU62は、水平同期信号Sig1が出力されてきた場合には、SOSセンサ46を記憶部64に記憶させ、水平同期信号Sig2が出力されてきた場合には、SOSセンサ50を記憶部に記憶させる。この後、本処理はステップS5に進む。図10においてステップS5以降に行われる処理も、図5に置いてステップS5以降に行われる処理と同じであるので説明を省略する。
画像形成装置1bによれば、起動処理において、レーザダイオードLD1又はレーザダイオードLD4のいずれか一方のみが点灯する。レーザダイオードLD1のみが点灯する場合には、ビームスポットBSがミラー48側へと走査される場合において、レーザダイオードLD4を点灯する必要がない。同様に、レーザダイオードLD4のみが点灯する場合には、ビームスポットBSがミラー44側へと走査される場合において、レーザダイオードLD1を点灯する必要がない。故に、ビームBが感光体ドラム13に照射される時間が短くなる。その結果、画像形成装置1bによれば、感光体ドラム13の劣化を抑制できる。
また、画像形成装置1bによれば、以下に説明するように、起動処理における光源部31の制御を簡単なものにできる。より詳細には、レーザダイオードLD1がミラー44側にずれている場合又はレーザダイオードLD4がミラー48側にずれている場合には、SOSセンサ46,50は、ずれている方のレーザダイオードLDに対応するビームBを起動処理の度に先に検知する。したがって、CPU62は、起動処理において、ずれている方のレーザダイオードLDのみを点灯させればよい。その結果、画像形成装置1bでは、図7(b)及び図7(e)に示すように、起動処理において、レーザダイオードLD1とレーザダイオードLD4とを交互に点灯させる必要がなくなる。
(第3の変形例)
以下に、第3の変形例に係る画像形成装置1cについて図面を参照しながら説明する。第3の変形例に係る画像形成装置1cの全体構成については、画像形成装置1と同様に図1に示されるので、説明を省略する。また、画像形成装置1cの光走査装置30は、画像形成装置1の光走査装置30と同様に図2に示されるので、説明を省略する。
画像形成装置1cは、光源部31の点灯を許可する前に、図2に示す駆動部52に感光体ドラム13を回転させる点において、画像形成装置1と相違点を有する。そこで、以下、該相違点について説明する。図11は、起動処理時においてCPU62が行う動作を示したフローチャートである。図12は、起動処理時における各信号の波形図である。図12(a)は、駆動信号MCTRLの波形図である。図12(b)は、レーザダイオードLD4の駆動信号rad4の波形図である。図12(c)は、レーザダイオードLD3の駆動信号rad3の波形図である。図12(d)は、レーザダイオードLD2の駆動信号rad2の波形図である。図12(e)は、レーザダイオードLD1の駆動信号rad1の波形図である。図12(f)は、水平同期信号Sig1の波形図である。図12(g)は、水平同期信号Sig2の波形図である。図12(h)は、ready信号の波形図である。図12(i)は、駆動部52の駆動信号SCTRLの波形図である。
図11のステップS1は、図5のステップS1と同じであるので説明を省略する。偏向器36の駆動を開始すると、CPU62は、感光体ドラム13を駆動部52に回転させる(ステップS16)。より詳細には、CPU62は、図12(i)に示すように、駆動信号SCTRLをハイレベルからローレベルに立ち下げる。この後、本処理はステップS2に進む。図11に示すフローチャートにおいて、ステップS2以降に行われる処理は、図5に示すフローチャートにおけるステップS2以降に行われる処理と同じであるので、説明を省略する。
以上のように、画像形成装置1cによれば、光源部31が点灯する前に、感光体ドラム13が回転するので、ビームスポットBSが感光体ドラム13の一点を集中的に照射することがなくなる。その結果、感光体ドラム13の劣化を抑制することができる。
(第4の変形例)
以下に、第4の変形例に係る画像形成装置1dについて図面を参照しながら説明する。第4の変形例に係る画像形成装置1dの全体構成については、画像形成装置1と同様に図1に示されるので、説明を省略する。図13は、画像形成装置1dの光走査装置30aの外観斜視図である。図13において、図2と同じ構成については、同じ参照符号が付してある。
図13に示す光走査装置30aは、図2に示す光走査装置30と同様にマルチビーム方式が採用されているが、図面の煩雑化を防止するために、光源部31a,31bから射出されるビームBはそれぞれ、一本だけ示してある。ただし、実際には、光源部31a,31bはそれぞれ、4本のビームBを射出している。
図13に示す画像形成装置1dでは、矢印αの方向にビームスポットBSが走査される場合には、偏向器36により偏向されたビームBは、感光体ドラム13Y,13Cを照射する。一方、矢印βの方向(矢印αの反対方向)にビームスポットBSが走査される場合には、偏向器36により偏向されたビームBは、感光体ドラム13M,13Kを照射する。
より具体的には、上方から見てミラー36aが時計回りに回転している場合には、光源部31aが射出したビームBは、液晶シャッター100a、ミラー102−2a,102−3aにより反射されて、感光体ドラム13Mを照射する。この際、ビームスポットBSは、感光体ドラム13M上を矢印βの方向に走査される。同様に、光源部31bが射出したビームBは、液晶シャッター100b、ミラー102−2b,102−3bにより反射されて、感光体ドラム13Cを照射する。この際、ビームスポットBSは、感光体ドラム13C上を矢印αの方向に走査される。
一方、上方から見てミラー36aが反時計回りに回転している場合には、光源部31aが射出したビームBは、液晶シャッター100aを透過して、ミラー102−1aにより反射されて、感光体ドラム13Yを照射する。この際、ビームスポットBSは、感光体ドラム13Y上を矢印αの方向に走査される。同様に、光源部31bが射出したビームBは、液晶シャッター100bを透過して、ミラー102−1bにより反射されて、感光体ドラム13Kを照射する。この際、ビームスポットBSは、感光体ドラム13K上を矢印βの方向に走査される。
以上のような画像形成装置1dにおいても、画像形成装置1と同様の起動処理を行うことができる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の全体構成を示した図である。 前記画像形成装置の光走査装置の斜視図である。 前記画像形成装置のブロック図である。 起動処理時における、感光体ドラムに集光されるビームスポットの様子を示した図である。 起動処理時においてCPUが行う動作を示したフローチャートである。 起動処理時における、ビームスポットの変位と時間との関係を示したグラフである。 起動処理時における各信号の波形図である。 図8(a)は、駆動信号MCTRLと時間との関係を示したグラフである。図8(b)は、ビームスポットの変位と時間との関係を示したグラフである。 起動処理時における、ビームスポットの変位と時間との関係を示したグラフである。 第2の変形例に係る画像形成装置おいて、起動処理時にCPUが行う動作を示したフローチャートである。 第3の変形例に係る画像形成装置において、起動処理時にCPUが行う動作を示したフローチャートである。 第3の変形例に係る画像形成装置において、起動処理時における各信号の波形図である。 第4の変形例に係る画像形成装置の光走査装置の外観斜視図である。
符号の説明
1 画像形成装置
13,13Y,13M,13C,13K 感光体ドラム
30,30a 光走査装置
31,31a,31b 光源部
36 偏向器
36a ミラー
36b 作動部
46,50 SOSセンサ
52 駆動部
64 記憶部
62 CPU
LD,LD1,LD2,LD3,LD4 レーザダイオード

Claims (6)

  1. 主走査方向にずらして配置されている複数の光源素子を含み、光を射出する光源と、
    揺動運動を行うミラーにより、前記光源が射出した光を偏向する偏向手段と、
    前記偏向手段により偏向された光が走査される感光体と、
    前記偏向手段により偏向され前記感光体の両端よりも外側へと進行する光を受光して信号を生成する第1のセンサ及び第2のセンサと、
    記憶手段と、
    前記光源の点灯を許可する制御手段と、
    を備え、
    前記記憶手段は、前記光源が点灯していた状態で前記偏向手段が動作を開始してから前記第1のセンサ又は前記第2のセンサのいずれが先に光を受光したのかを記憶し、
    前記制御手段は、前記偏向手段が動作を開始してから、前記偏向手段が前記記憶手段に記憶されている前記センサへ向けて光を偏向する位置に回転するまでの間において、該センサに向かって走査する走査方向の先頭側に位置する光に対応する前記光源素子のみを点灯させること、
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、前記偏向手段の制御信号の出力に基づいて、前記走査方向を特定すること、
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記センサは、水平同期信号を生成すること、
    を特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、前記偏向手段が動作を開始してから所定時間が経過した後に、前記光源の点灯を許可すること、
    を特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記偏向手段により偏向された光が走査される感光体と、
    前記感光体を回転させる駆動手段と、
    を更に備え、
    前記制御手段は、前記光源の点灯を許可する前に前記駆動手段に前記感光体を回転させること、
    を特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記偏向手段により偏向された光が走査される第1の感光体及び第2の感光体を、
    更に備え、
    前記偏向手段が偏向した光は、第1の方向に走査される場合には、前記第1の感光体を照射し、該第1の方向とは反対方向の第2の方向に走査される場合には、前記第2の感光体を照射すること、
    を特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の画像形成装置
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