JP4238866B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置、特に、電子写真方式の複写機やプリンタなどカラーやモノクロの画像を形成できる画像形成装置に関する。
一般に、電子写真方式によるフルカラーの画像形成装置では、色の三原色と黒色に対応したトナー画像を感光体ドラムを含むそれぞれの画像形成ステーションで形成するタンデム方式が採用されている。各画像形成ステーションで形成されたトナー画像は中間転写体上に1次転写して合成され、該合成画像は転写材上に2次転写される。
この種のカラー画像形成用の画像形成装置においては、通常、印字モードをカラーモードとモノクロモードとに切換え可能である。また、感光体ドラムに画像を形成するための走査光学系としては、各カラー画像形成用及びモノクロ画像形成用のそれぞれの感光体ドラムを照射する4本のレーザビームを走査する走査光学系が搭載されている。ところで、各感光体ドラムに対しては主走査方向の書込み同期をとる必要があり、簡略化のため、複数のレーザビームのうち一つのビームを選択して書込み同期検出を行うようにしている。
特許文献1には、減色モード(モノクロモード)で使用するレーザビームでカラーモードにあっても書込み同期検出を行うことが開示されている。また、同期検出用センサに入射するレーザビームを安定させる制御として、特許文献2,3には、主走査方向の書込み同期検出をするためのレーザビームの発光状態をそれぞれ独立して可変制御することが開示されている。
しかしながら、特許文献1に記載の走査光学系では、画像形成に要求される光量幅に伴って、主走査方向の書込み同期検出を行うためのビームの発光も変化するという問題点を有していた。また、特許文献2,3に記載の走査光学系では、同期検出のための発光と画像形成のための発光を別々に設定しなければならないという問題点を有していた。
特開2004−9349号公報 特開2001−324688号公報 特開平11−287964号公報
そこで、本発明の目的は、印字モードの変更による主走査方向の書込み同期検出のためのレーザビームに要求される光量変化幅を低減でき、レーザビームの発光制御の容易な画像形成装置を提供することにある。
以上の目的を達成するため、第1の発明は、感光体ドラムを含む複数の画像形成ステーションを並置し、各感光体ドラム上に形成されたトナー画像を合成して所望の画像を形成する画像形成装置において、複数のレーザビームを単一の偏向器にて同時に偏向走査して各感光体ドラムを照射する走査光学系を備え、少なくとも一つの感光体ドラムが印字モードに応じて回転速度が変更されるように制御され、前記感光体ドラムが印字モードに応じて回転速度が変更されたとき、印字動作に使用されない感光体ドラムを照射するレーザビームのみを使用して主走査方向の書込み同期検出を行うこと、を特徴とする。
第1の発明に係る画像形成装置においては、印字モードが変更され該印字モードに応じ
て感光体ドラムの回転速度(システム速度)が変更された場合であっても、印字動作に使用されない感光体ドラムを照射するレーザビームのみを使用して書込み同期検出を行うようにしたため、書込み同期検出のためのセンサのゲインを変更する必要もなく、また、書込み同期検出のためのビームの光量と画像形成のためのビームの光量を変更することなく、即ち、同期検出の際にも画像形成のためのビームの光量のままでよく、しかも、同期検出センサに入射されるビームの光量を所定の幅に収めることができ、発光制御が容易であるとともに、高品質な画像を得ることができる。
第1の発明に係る画像形成装置において、書込み同期検出に使用されるレーザビームは、要求される光量幅が小さなビームであることが好ましい。また、書込み同期検出に使用されるレーザビームは、偏向器に所定の角度をもって入射する複数のビームのうち、入射角度が最も小さなビームであることが好ましい。偏向器の偏向面の面倒れに起因するジッタ量を小さく抑えることができる。
また、モノクロモードにおいて主走査方向の書込み同期検出を行うレーザビームはカラー画像を形成するための一の感光体ドラムを照射するビームであり、該ビームの発光から最初の書込み同期検出信号が発生するまでの間は該感光体ドラムを回転駆動することが好ましい。感光体の劣化を極力防止することができる。
あるいは、モノクロモードにおいて主走査方向の書込み同期検出を行うレーザビームはカラー画像を形成するための一の感光体ドラムを照射するビームであり、該ビームを発光する光源はバイアス発光させないことが好ましい。光源の劣化や感光体の劣化を極力防止することができる。
第2の発明は、感光体ドラムを含む複数の画像形成ステーションを並置し、各感光体ドラム上に形成されたトナー画像を合成して所望の画像を形成する画像形成装置において、複数のレーザビームを単一の偏向器にて同時に偏向走査して各感光体ドラムを照射する走査光学系を備え、モノクロ画像を形成するための感光体ドラムを照射するレーザビームは少なくとも二つのビームが平行して走査され、印字モードがカラーモード及びモノクロモードのいずれの場合も前記少なくとも二つのビームのうち一つのビームのみを使用して主走査方向の書込み同期検出を行うこと、を特徴とする。
第2の発明に係る画像形成装置においては、カラーモード及びモノクロモードのいずれの場合であっても少なくとも二つのレーザビームのうち一つのビームのみを使用して書込み同期検出を行うようにしたため、書込み同期検出のためのセンサのゲインを変更する必要もなく、また、書込み同期検出のためのビームの光量と画像形成のためのビームの光量を変更することなく、即ち、同期検出の際にも画像形成のためのビームの光量のままでよく、しかも、同期検出センサに入射されるビームの光量を所定の幅に収めることができ、発光制御が容易であるとともに、高品質な画像を得ることができる。
以下、本発明に係る画像形成装置の実施例について、添付図面を参照して説明する。
(画像形成装置の概略構成、図1参照)
図1に示す画像形成装置は、電子写真方式によるカラープリンタであって、いわゆるタンデム式で4色(Y:イエロー、M:マゼンタ、C:シアン、K:ブラック)の画像を合成するように構成したものである。
その概略を説明すると、感光体ドラム20(20Y,20M,20C,20K)を含む画像形成ステーション101(101Y,101M,101C,101K)が並置され、感光体ドラム20はそれぞれモータ21(21Y,21M,21C,21K、図5参照)によって回転駆動される。また、各画像形成ステーション101には、帯電チャージャ22(22Y,22M,22C,22K)、現像装置23(23Y,23M,23C,23K)、残留トナーのクリーニング装置24(24Y,24M,24C,24K)などが設置されている。
画像形成ステーション101の上方にはレーザビーム走査光学系1が配置され、4本のレーザビームBY,BM,BC,BKによって各感光体ドラム20を照射し、画像を形成する。一方、画像形成ステーション101の直下には中間転写ベルト112がローラ113,114,115に無端状に張り渡され、矢印X方向に回転駆動され、駆動ローラ113を設置した部分の中間転写ベルト112に対向する部分(2次転写部)には2次転写ローラ116が配置されている。また、各感光体ドラム20に対向する中間転写ベルト112の裏面側に1次転写チャージャ25(25Y,25M,25C,25K)が配置されている。さらに、画像形成装置の下段には、積載されている転写材を1枚ずつ給紙する自動給紙部130が設置されている。
画像データは図示しない画像読取り装置(スキャナ)あるいはコンピュータなどからYMCKごとの画像データとして画像メモリ34(図5参照)に送信され、これらの画像データに基づいてレーザ走査光学系1が駆動され、それぞれの感光体ドラム20上にトナー画像を形成する。このような電子写真プロセスは周知であり、その説明は省略する。
各感光体ドラム20上に形成されたトナー画像は矢印X方向に回転駆動される中間転写ベルト112上に1次転写チャージ25から付与される電界にて順次1次転写され、4色の画像が合成される。一方、転写材は1枚ずつ給紙部130から上方に給紙され、2次転写部で転写ローラ116から付与される電界にて中間転写ベルト112から合成画像が2次転写される。その後、転写材は図示しない定着装置に搬送されてトナーの加熱定着が施され、画像形成装置の上面部に排出される。
2次転写部の直前には給紙された転写材を検出するためのTODセンサ117が設置され、転写材と中間転写ベルト112上の画像との同期をとっている。また、中間転写ベルト112上の画像を検出するためのレジストセンサ118が設置されている。ベルト112上に各画像形成ステーション101ごとにレジスト補正画像を形成し、該補正画像をセンサ118で検出することで、各レーザビームBY,BM,BC,BKの発光タイミングを調整し、YMCKの画像がベルト112上で正確に合成されるようにしている。
(レーザ走査光学系、図2〜図4参照)
レーザ走査光学系1は、図2及び図3に示すように、前記四つの感光体ドラム20Y,20M,20C,20KにそれぞれレーザビームBY,BM,BC,BKを照射して、各色の画像を形成するように構成されている。
このレーザ走査光学系1は、光源ユニット3と、モータ15によって回転駆動されるポリゴンミラー8と、二つのレンズを組み合わせたレンズ9と、平面ミラー10Y,10M,11M,10C,11C,10K,11Kとで構成され、さらに、主走査方向の書込み同期(以下、SOS同期とも記す)をとるためにシアン画像を形成するためのレーザビームBCを分岐させたビームBC’としてSOSセンサ14に導くための平面ミラー12及び集光用レンズ13が設置されている。また、これらの各種光学素子はハウジング2に搭載されている。
光源ユニット3は、レーザダイオード4(4Y,4M,4C,4K)と、平面ミラー5(5M,5C,5K)と、平面ミラー6と、シリンドリカルレンズ7とで構成されている。各レーザダイオード4から放射されたレーザビームは(必要に応じて図示しないコリメータレンズで平行光に変換され)、各平面ミラー5,6で反射してシリンドリカルレンズ7で副走査方向zに集光され、ポリゴンミラー8に導かれる。
各レーザビームはポリゴンミラー8の回転に基づいて主走査方向yに等角速度で変更され、走査レンズ9を透過することでfθ特性を与えられ、かつ、必要な収差を補正され、後段の光学素子で構成される光路に沿って各感光体ドラム20上で結像する。
4本のレーザビームBY,BM,BC,BKは、図4に示すように、副走査方向zの中心光軸Pを中心として副走査方向zに互いに等しいピッチの角度θ1を有してポリゴンミラー8の反射面8aに斜入射し、かつ、主走査方向yに偏向され、同時に走査レンズ9を透過する。4本のレーザビームのうちほぼ中央部に位置するビームBCで他のビームを含めてSOS同期をとることで、反射面8aの面倒れに起因するジッタの発生を小さく抑えることができる。なお、各レーザビームのピッチ角度θ1は必ずしも等しく設定する必要はない。
(制御部、図5参照)
次に、画像形成装置の制御部の構成を図5を参照して説明する。この制御部は、概略、CPU30と駆動用クロック発生回路31と画像メモリ34とで構成されている。CPU30は、ポリゴンモータ15の制御を行い、SOSセンサ14に入射したビームBC’が光電変換されて主走査同期信号HSYNC Cとなり、CPU30に入力される。また、CPU30にはTODセンサ17からの転写材検出信号、レジストセンサ118からの補正用画像の検出信号が入力される。CPU30は、レジストセンサ118の検出信号に基づいて、画像の主走査位置及び副走査位置、主走査倍率などのレジスト補正値を演算する。また、CPU30は、各感光体ドラム20へのSOS同期信号を得るためのレーザダイオード4の発光や補正用画像を印字するための強制発光を制御する。
画像メモリ34に対しては、主走査同期信号HSYNC Cと画像要求信号TODが入力される。画像メモリ34は、複数の副走査カウンタを搭載しており、信号TODをトリガに同期信号HSYNC Cをカウントし、副走査レジストを合わせて、かつ、主走査レジストも合わせて、画像データYMCKをLDドライバ33Y,33M,33C,33Kに出力する。この出力はCPU30がレジスト補正結果を受けて演算した結果が含まれたタイミングで行われる。
さらに、CPU30は、各感光体ドラム20の駆動モータ21Y,21M,21C,21Kを制御し、SOS同期信号を得るために発光を行うLDドライバ33Cにバイアス発光をするか否かを制御し、各色の光量を制御する他、画像形成装置内の各種機器を制御する。
ところで、本画像形成装置では、カラーモードでは各感光体ドラム20を所定のシステム速度Aで回転させ、モノクロモードでは、単位時間当たりのプリント枚数をカラーモードの場合に比べて増加させるために、感光体ドラム20Kをシステム速度aA(但し、2>a>1)で回転させる。従って、CPU30は、カラーモードとモノクロモードでシステム速度や変調周波数が変更されると、それに応じて、ポリゴンモータ15や感光体駆動モータ21Y,21M,21C,21Kの回転速度、画像領域の変更を行う。
なお、LDドライバ33Y,33M,33C,33Kは、それに付随するコンデンサの充電量とLD駆動電流に一次相関関係が存在し、コンデンサに零から所望の光量まで充電するには、数m秒が必要となる。
(書込み同期検出の第1実施例)
本第1実施例においては、カラーモード及びモノクロモードのいずれの場合であっても、シアン画像を形成するレーザビームBCでSOSセンサ14を照射して主走査方向の書込み同期信号を得ている。この場合のSOSセンサ14の受光面上での光量幅について以下の表1を参照して説明する。
Figure 0004238866
カラーモードでのシステム速度はAであり、モノクロモードでのシステム速度はそのa倍である(但し、2>a>1)。レーザビームの感光体面上の光量とSOSセンサ14の受光面上の光量比はD倍である。
表1Aは、カラーモード及びモノクロモードのいずれでも同期検出ビームをブラック画像を形成するビームBKとした比較例を示す。感光体面上の光量を0.5B〜1.0Bで要求された場合、SOSセンサの受光面上の光量は比率Dで変化する。ここで”B”は初期状態において感光体上で必要とされる光量を示している。感光体は使用するに伴って削られて感度が低下し、それに応じて露光光量を徐々に高める必要がある。それゆえ、光量は幅を持つことを要求される。
モノクロモードでは、システム速度がa倍になるため、総合的にSOSセンサの受光面上の光量幅は0.25aBD〜1.0aBDと広がってしまう。このように、光量幅が広がってしまうと、SOSセンサのゲイン切換えの機能やLDドライバで同期信号を得るための発光量と画像を書き込むための発光量を数μ秒で変更する機能が必要となる。
これに対して、表1Bは、本発明の第1実施例であって、カラーモード及びモノクロモードのいずれでも同期検出ビームをシアン画像を形成するビームBCとした場合を示す。モノクロモードではビームBCで画像を書き込む必要がないため、同期検出信号を得るための発光のみを制御すればよく、システム速度の変化分も要求される総合的なSOSセンサの受光面上での光量幅は0.5BD〜1.0BDとカラーモードと同様になる。
即ち、本第1実施例では、感光体ドラム20Kが印字モードに応じて回転速度が変更されたとき、回転速度が変更されない感光体ドラム20Cを照射するレーザビームBCを使用して主走査方向の書込み同期検出を行うようにしたため、同期検出センサに入力されるビームの光量を所定の幅に収めることができ、発光制御が容易であるとともに、高品質な画像を得ることができる。光量幅を小さく抑えるには、カラーモード時に要求される光量幅が小さなビームBCを用いるほうが有利である。
(カラーモード立上げ時の印字タイミング、図6参照)
図6に前記第1実施例でのカラーモードの立上げ時における印字タイミング、即ち、システム速度Aで設定されたポリゴンモータ系信号、感光体ドラム系信号、LDドライバ系信号の立上げ状態を示す。
(モノクロモード立上げ時の印字タイミング、図7参照)
図7に前記第1実施例でのモノクロモードの立上げ時における印字タイミング、即ち、システム速度aAで設定されたポリゴンモータ系信号、感光体ドラム系信号、LDドライバ系信号の立上げ状態を示す。
モノクロモードにおいて、カラーモードでの印字タイミングとの違いは、POLY M CLKの周波数をa倍とする、感光体ドラム20Y,20Mに関しては動作させない、書込み同期信号を得るための発光量に関するLDPC Cは0.5B〜1.0Bの間の一点に固定することにある。
P/CMは同期信号HSYNC Cが検出されると停止する。S/H Cがサンプル状態になると、徐々にLDドライバ33Cに付随するコンデンサに充電され、発光量が徐々に上昇する。発光量がSOSセンサで検出されるまで上昇すると同期信号HSYNC Cが出力される。それまでは、主走査方向の画像タイミングを制御するタイマのトリガがかからず感光体ドラム20C上を露光してしまう。その間に感光体ドラム20Cが停止していると同一ライン上を繰り返してレーザビームが露光することにより該ライン上の感光体のみが劣化するため、同期信号HSYNC Cが出力されるまでは、感光体ドラム20Cを回転させておく。
また、BIAS Cはアクティブにしない、即ち、同期検出用ビームを発光するレーザダイオードはバイアス発光させない。レーザダイオードにバイアス電流を流さないと、レーザダイオードの数n秒のスイッチングが悪化するが、同期信号HSYNC Cを得るための発光は数μ秒と十分に長く、バイアス電流を流さなくてもスイッチングに支障は生じない。
(制御手順、図8及び図9参照)
図8に本画像形成装置の電源投入時にCPU30が実行するメインルーチンを示す。電源が投入されると、まず、CPU30のRAMやタイマ及び制御用の各種パラメータなどの初期化を実行する(ステップS1)。次に、1ルーチンの長さを規定する内部タイマをセットし(ステップS2)、印字モードを設定する(ステップS3)。
次に、コントローラに画像データを要求し(ステップS4)、プリント処理(ステップS5)を実行し、紙詰まりの検出などのその他の処理(ステップS6)を実行した後、内部タイマの終了を待って(ステップS7でYES)、前記ステップS2に戻る。
図9に前記ステップS3で実行する印字モード設定のサブルーチンを示す。ここでは、モノクロモードが設定されると(ステップS11でYES)、システム速度をモノクロモード対応に設定し(ステップS12)、同期信号を得るためにレーザダイオード4Cの光量LDPC Cを一点に設定する(ステップS13)。さらに、レーザダイオード4CのLDドライバ33Cのバイアス電流をオフに設定し(ステップS14)、感光体ドラム20Cを同期信号HSYNC Cが検出されるまで回転するように設定し(ステップS15)、メインルーチンに戻る。
一方、カラーモードが設定されると(ステップS11でNO)、システム速度をカラーモード対応に設定し(ステップS16)、メインルーチンに戻る。
(書込み同期検出の第2実施例)
本第2実施例においては、図10に示すように、ブラック画像を形成するレーザビームを副走査方向に14μm間隔の2ビームBK1,BK2とし、カラーモード及びモノクロモードのいずれの場合であっても、レーザビームBK2でSOSセンサを照射して主走査方向の書込み同期信号を得ている。この場合のSOSセンサの受光面上での光量幅について以下の表2を参照して説明する。なお、図10に示す画像形成装置は図1に示した画像形成装置とビームBK1,BK2を用いる以外は同じ構成を備えている。
Figure 0004238866
カラーモードでのシステム速度はAであり、モノクロモードでのシステム速度はそのa倍である(但し、2>a>1)。レーザビームの感光体面上の光量とSOSセンサの受光面上の光量比はD倍である。
表2Aは、カラーモード及びモノクロモードのいずれでも同期検出ビームをBK1とした比較例を示す。感光体面上の光量を0.5B〜1.0Bで要求された場合、SOSセンサの受光面上の光量は比率Dで変化する。モノクロモードでは、システム速度がa倍になるため、総合的にSOSセンサの受光面上の光量幅は0.25aBD〜1.0aBDと広がってしまう。このように、光量幅が広がってしまうと、SOSセンサのゲイン切換えの機能やLDドライバで同期信号を得るための発光量と画像を書き込むための発光量を数μ秒で変更する機能が必要となる。
これに対して、表2Bは、本発明の第2実施例であって、カラーモード及びモノクロモードのいずれでも同期検出ビームをBK2とした場合を示す。ビームBK2はカラーモードでは画像を書き込むことに使用されないため、同期検出信号を得るための発光のみを制御すればよく、システム速度の変化分も要求される総合的なSOSセンサの受光面上での光量幅は0.25aBD〜0.5aBDとモノクロモードと同様になる。
即ち、本第2実施例では、モノクロモードに関してのみ二つのビームBK1,BK2を平行して走査し、カラーモード及びモノクロモードのいずれにおいても、一方のビームBK2を使用して主走査方向の書込み同期検出を行うようにしたため、同期検出センサに入力されるビームの光量を所定の幅に収めることができ、発光制御が容易であるとともに、高品質な画像を得ることができる。
(他の実施例)
なお、本発明に係る画像形成装置は前記実施例に限定するものではなく、その要旨の範囲内で種々に変更できる。特に、画像形成ステーションの構成や制御部の構成などは任意である。
本発明に係る画像形成装置の第1実施例を示す概略構成図である。 前記画像形成装置に搭載されているレーザ走査光学系の概略構成を示す平面図である。 前記レーザ走査光学系の概略構成を示す立面図である。 前記レーザ走査光学系におけるポリゴンミラーへのビームの斜入射角度に関する説明図である。 制御部を示すブロック図である。 カラーモードでの印字タイミングを示すチャート図である。 モノクロモードでの印字タイミングを示すチャート図である。 電源投入時のメインルーチンを示すフローチャート図である。 印字モード設定のサブルーチンを示すフローチャート図である。 本発明に係る画像形成装置の第2実施例を示す概略構成図である。
符号の説明
1…レーザ走査光学系
4Y,4M,4C,4K…レーザダイオード
8…ポリゴンミラー
14…書込み同期検出センサ
20Y,20M,20C,20K…感光体ドラム
30…CPU
101Y,101M,101C,101K…画像形成ステーション
BY,BM,BC,BK,BK1,BK2…レーザビーム

Claims (7)

  1. 感光体ドラムを含む複数の画像形成ステーションを並置し、各感光体ドラム上に形成されたトナー画像を合成して所望の画像を形成する画像形成装置において、
    複数のレーザビームを単一の偏向器にて同時に偏向走査して各感光体ドラムを照射する走査光学系を備え、
    少なくとも一つの感光体ドラムが印字モードに応じて回転速度が変更されるように制御され、
    前記感光体ドラムが印字モードに応じて回転速度が変更されたとき、印字動作に使用されない感光体ドラムを照射するレーザビームのみを使用して主走査方向の書込み同期検出を行うこと、
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 書込み同期検出に使用されるレーザビームは、要求される光量幅が小さなビームであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 書込み同期検出に使用されるレーザビームは、前記偏向器に所定の角度をもって入射する複数のビームのうち、入射角度が最も小さなビームであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記印字モードとはカラーモードとモノクロモードであり、
    前記モノクロモードにおいて主走査方向の書込み同期検出を行うレーザビームはカラー画像を形成するための一の感光体ドラムを照射するビームであり、該ビームの発光から最初の書込み同期検出信号が発生するまでの間は該感光体ドラムを回転駆動すること、
    を特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記印字モードとはカラーモードとモノクロモードであり、
    前記モノクロモードにおいて主走査方向の書込み同期検出を行うレーザビームはカラー画像を形成するための一の感光体ドラムを照射するビームであり、該ビームを発光する光源はバイアス発光させないこと、
    を特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 感光体ドラムを含む複数の画像形成ステーションを並置し、各感光体ドラム上に形成されたトナー画像を合成して所望の画像を形成する画像形成装置において、
    複数のレーザビームを単一の偏向器にて同時に偏向走査して各感光体ドラムを照射する走査光学系を備え、
    モノクロ画像を形成するための感光体ドラムを照射するレーザビームは少なくとも二つのビームが平行して走査され、
    印字モードがカラーモード及びモノクロモードのいずれの場合も前記少なくとも二つのビームのうち一つのビームのみを使用して主走査方向の書込み同期検出を行うこと、
    を特徴とする画像形成装置。
  7. モノクロモードの場合には少なくとも二つのビームを用いて画像の書込みを行い、カラーモードの場合には書込み同期検出を行わないビームのみを用いて画像の書込みを行うことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
JP2005342917A 2005-11-28 2005-11-28 画像形成装置 Expired - Fee Related JP4238866B2 (ja)

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