JP4935362B2 - レーザ走査光学装置 - Google Patents

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Description

本発明は、レーザ走査光学装置、特に、電子写真方式の複写機やプリンタなどの画像形成装置にプリントヘッドとして搭載されるレーザ走査光学装置に関する。
近年、複写機やプリンタにおいては、高速高精細化の要求で600dpiが現実化している。これに対応して、レーザ走査光学装置では描画に複数のビームを用いることが考慮されているが、8ビームを放射する半導体レーザアレイは極めて高価である。そこで、特許文献1では、m個の発光源を有するn個の半導体レーザアレイを組み合わせることで多ビームでの描画を可能とし、n個の半導体レーザアレイのそれぞれ一つのビームを用いて副走査方向の間隔を調整することが提案されている。
しかしながら、前記従来のレーザ走査光学装置では、各半導体レーザアレイでの発光源の間隔誤差や相対位置誤差の累積で、調整の基準となる発光源以外の発光源の間隔が不安定になり、かつ、各走査ラインの書込み開始位置を合わせる水平同期にも誤差を生じ、画質が損なわれるという問題点を有していた。特許文献1では水平同期については何も言及していない。
特開2000−255097号公報
そこで、本発明の目的は、複数の発光源を有する複数の半導体レーザアレイを組み合わせて高画質に描画できるレーザ走査光学装置を提供することにある。
以上の目的を達成するため、第1の発明に係るレーザ走査光学装置は、
互いに独立して駆動可能なm個(mは2以上の整数)の発光源を有するn個(nは2以上の整数)の半導体レーザアレイと、
前記複数の半導体レーザアレイから放射される複数の光束を所定の方向に偏向する偏向器と、
前記偏向器で偏向されたm×n本の光束を感光体面上に結像させる光学系と、
前記複数の半導体レーザアレイを回転させてそれぞれの発光源の副走査方向の間隔を調整する第1の調整手段と、
前記半導体レーザアレイのうちn−1個の半導体レーザアレイに対してそれぞれの発光源の副走査方向位置を調整する第2の調整手段と、
前記m×n本の光束のうち、一の半導体レーザアレイの特定の1個の光束の走査に基づいて水平同期信号を得る同期信号検出手段と、
前記特定の1個の光束の発光源と他の半導体レーザアレイにおける特定の1個の光束の発光源との主走査方向の間隔を検出するとともに、各半導体レーザアレイにおいてそれぞれ両端に位置する発光源の主走査方向の間隔を検出する間隔検出手段と、
前記同期信号検出手段と前記間隔検出手段の検出結果に基づいて各半導体レーザアレイの各発光源を水平同期させて変調制御する制御手段と、
を備えたことを特徴とする。
第1の発明に係るレーザ走査光学装置は、m×n個の光束のうち、一つの半導体レーザアレイの特定の一つの光束を用いて水平同期信号を得るようにしたものである。各発光源の副走査方向の間隔は、第1及び第2の調整手段によって画像密度に対応したほぼ等間隔に調整される。そして、水平同期信号の検出に用いられる光束の発光源と他の半導体レーザアレイにおける特定の1個の光束の発光源との主走査方向の間隔を検出するとともに、各半導体レーザアレイにおいてそれぞれ両端に位置する発光源の主走査方向の間隔を検出するようにしたため、全ての発光源の主走査方向の間隔をほぼ正確に検出でき、これに基づいて各半導体レーザアレイを変調制御することにより、副走査方向及び主走査方向に所定の画像密度で高画質な画像を得ることができる。
第2の発明に係るレーザ走査光学装置は、
互いに独立して駆動可能なm個(mは2以上の整数)の発光源を有するn個(nは2以上の整数)の半導体レーザアレイと、
前記複数の半導体レーザアレイから放射される複数の光束を所定の方向に偏向する偏向器と、
前記偏向器で偏向されたm×n本の光束を感光体面上に結像させる光学系と、
前記複数の半導体レーザアレイを回転させてそれぞれの発光源の副走査方向の間隔を調整する第1の調整手段と、
前記半導体レーザアレイのうちn−1個の半導体レーザアレイに対してそれぞれの発光源の副走査方向位置を調整する第2の調整手段と、
前記m×n本の光束のうち、各半導体レーザアレイにおける特定の1個の光束の走査に基づいて水平同期信号を得る同期信号検出手段と、
各半導体レーザアレイにおいてそれぞれ両端に位置する発光源の主走査方向の間隔を、前記同期信号検出手段を用いて検出する間隔検出手段と、
前記同期信号検出手段及び前記間隔検出手段の検出結果に基づいて各半導体レーザアレイの各発光源を水平同期させて変調制御する制御手段と、
を備えたことを特徴とする。
第2の発明に係るレーザ走査光学装置は、m×n個の光束のうち、各半導体レーザアレイにおける特定の1個の光束(即ち、n個の光束)を用いて水平同期信号を得るようにしたものである。各発光源の副走査方向の間隔は、第1及び第2の調整手段によって画像密度に対応したほぼ等間隔に調整される。そして、それぞれ両端に位置する発光源の主走査方向の間隔を検出するようにしたため、全ての発光源の主走査方向の間隔をほぼ正確に検出でき、これに基づいて各半導体レーザアレイを変調制御することにより、副走査方向及び主走査方向に所定の画像密度で高画質な画像を得ることができる。
以下、本発明に係るレーザ走査光学装置の実施例について、添付図面を参照して説明する。
(画像形成装置の概略構成、図1参照)
図1に示す画像形成装置は、電子写真方式によるカラープリンタであって、いわゆるタンデム式で4色(C:シアン、M:マゼンタ、Y:イエロー、K:ブラック)の画像を形成するように構成したものである。画像は、各画像形成ステーション101で形成され、中間転写ベルト112上で合成される。なお、各図面において、参照数字に付されているC,M,Y,Kの文字はそれぞれシアン、マゼンタ、イエロー、ブラック用の部材であることを意味している。
各画像形成ステーション101(101C,101M,101Y,101K)は、その概略を説明すると、感光体ドラム102(102C,102M,102Y,102K)、レーザ走査光学ユニット103(103C,103M,103Y,103K)、現像器104(104C,104M,104Y,104K)などを含む。
各レーザ走査光学ユニット103から放射されたビームBC,BM,BY,BKが各感光体ドラム102を照射し、各色の画像を形成する。一方、画像形成ステーション101の直下には中間転写ベルト112がローラ113,114,115に無端状に張り渡され、矢印Y方向に回転駆動され、駆動ローラ113を設置した部分の中間転写ベルト112に対向する部分(2次転写部)には2次転写ローラ116が配置されている。また、画像形成装置の下段には、積載されている転写材を1枚ずつ給紙する自動給紙部130が設置されている。
画像データは図示しない画像読取り装置(スキャナ)あるいはコンピュータなどからCMYKごとの画像データとして画像メモリ35(図5参照)に送信され、これらの画像データに基づいて各レーザ走査光学ユニット103が駆動され、それぞれの感光体ドラム102上にトナー画像を形成する。このような電子写真プロセスは周知であり、その説明は省略する。
各感光体ドラム102上に形成されたトナー画像は矢印Y方向に回転駆動される中間転写ベルト112上に順次1次転写され、4色の画像が合成される。一方、転写材は1枚ずつ給紙部130から上方に給紙され、2次転写部で転写ローラ116から付与される電界にて中間転写ベルト112から合成画像が2次転写される。その後、転写材は図示しない定着装置に搬送されてトナーの加熱定着が施され、画像形成装置の上面部に排出される。
2次転写部の直前には給紙された転写材を検出するためのTODセンサ106が設置され、転写材と中間転写ベルト112上の画像との同期をとっている。また、中間転写ベルト112上に形成されたレジスト補正用画像を検出するためのレジストセンサ105が設置されている。ベルト112上に各画像形成ステーション101ごとにレジスト補正用画像を形成し、該補正用画像をセンサ105で検出することで、各レーザビームBC,BM,BY,BKの発光タイミングを調整し、CMYKの画像がベルト112上で正確に合成されるようにしている。
(レーザ走査光学ユニット、図2〜図4参照)
図2に示すように、各レーザ走査光学ユニット103は、概略、四つの発光源301a〜301d,302a〜302dをそれぞれ有する半導体レーザアレイ301、302と、結合位置調整部材(平行平板)307と、ビーム合成プリズム310と、第1シリンドリカルレンズ311と、所定の速度で回転駆動されるポリゴンミラー312と、fθ機能を有する走査レンズ313と第2シリンドリカルレンズ314と、水平同期センサ316とで構成されている。なお、本実施例において、各半導体レーザアレイ301,302はそれぞれ4本のビームを放射するが、図2では簡略化のためにそれぞれ2本のビームを放射する状態で描いている。
各半導体レーザアレイ301,302の発光源301a〜301d,302a〜302dから放射されたビーム(発散光)は、コリメータユニット304,303によって平行光とされ、発光源302a〜302dからのビームは結像位置調整部材(平行平板)307を透過してビーム合成プリズム310に導かれる。各ビームはここで同じ方向に結合され、第1シリンドリカルレンズ311によって副走査方向Zにほぼ平行に集光され、ポリゴンミラー312に導かれる。これらのビームはポリゴンミラー312の回転に基づいて主走査方向Xに等角速度で偏向され、走査レンズ313を透過することで必要な収差を補正され、第2シリンドリカルレンズ314を透過して感光体ドラム102上で結像する。この水平走査により感光体ドラム102上に静電潜像が形成される。
各レーザ走査光学ユニット103において、感光体ドラム102上での各走査ラインの書出し位置を検出するため、即ち、水平同期信号を得るため、ポリゴンミラー312で偏向されたビームの主走査方向上流側のビームは、ミラー315で反射され、水平同期センサ316に入射し、水平同期信号が生成される。なお、このような水平同期信号を生成する方法は周知であり、その説明は省略する。
さらに、水平同期センサ316は各発光源301a〜301d,302a〜302dから放射されるビームの主走査方向X及び副走査方向Zでの相対位置を検出するセンサとしても兼用されている。詳しくは、図3に示すように、センサ316は細帯状の受光素子PD1と、主走査方向Xの下流側であって角度θで配置された受光素子PD2とで構成されている。ビームC1,C2が受光素子PD1,PD2上を通過した時間を計測することにより、ビームC1,C2の主走査方向X及び副走査方向Zでの相対位置を演算することができる。
さらに、水平同期センサ316は、各半導体レーザアレイ301,302内の発光源の相対位置だけでなく、各半導体レーザアレイ301,302の発光源間の相対位置も同様に演算することができる。
ところで、半導体レーザアレイ301,302は、図4に示すように、それぞれ間隔Pで配置された四つの発光源301a〜301d,302a〜302dを有している。アレイ301,302はステッピングモータ17,18により回転可能であり、この回転に基づいて各発光源301a〜301d,302a〜302dの副走査方向Zでの間隔を調整することができる。
また、結像位置調整部材(平行平板)307は半導体レーザアレイ302に対してのみ設けられており、ステッピングモータ8を駆動して傾斜角度を制御することにより、発光源302a〜302dから放射されたビームの副走査方向Zでの位置を調整することができる。なお、ステッピングモータ17,18,8による各ビームの副走査方向の間隔調整については図6〜図8を参照して後述する。
(制御部、図5参照)
次に、画像形成装置の制御部の構成を図5を参照して説明する。この制御部は、概略、CPU30と駆動用クロック発生回路31と画像メモリ35とで構成されている。CPU30は、ポリゴンミラー312を駆動するモータの制御を行い、水平同期センサ316に入射したビームが光電変換され、CPU30に入力される。CPU30はこの信号をデジタル化して水平同期信号HSYNCを生成する。
また、CPU30にはTODセンサ106からの転写材検出信号、レジストセンサ105からの補正用画像の検出信号が入力される。CPU30は、レジストセンサ105の検出信号に基づいて、画像の主走査位置及び副走査位置、主走査倍率などのレジスト補正値を演算する。また、CPU30は、水平同期信号を得るための強制発光制御、補正用画像を描画するための強制発光を制御する。
CPU30は、画像メモリ35に対して、水平同期信号HSYNCと画像要求信号TODを出力する。画像メモリ35は、複数の副走査カウンタを搭載しており、信号TODをトリガに水平同期信号HSYNCをカウントし、副走査レジストを合わせて、かつ、主走査レジストも合わせて、画像データC/M/Y/KをLDドライバ33,34に出力する。この出力はCPU30がレジスト補正結果を受けて演算した結果が含まれたタイミングで行われる。
また、LDドライバ33,34に出力する画像データDATAは、発光源301a〜301d,302a〜302dから放射されるビームの相対位置に応じて、感光体ドラム102上での主走査方向位置を調整する。そして、発光源301a〜301d,302a〜302dごとに強制発光信号を共通にしている。
さらに、CPU30は、ステッピングモータ17,18を制御して半導体レーザアレイ301,302から放射されるビームの副走査方向Zの間隔を調整し、ステッピングモータ8を制御して結像位置調整部材(平行平板)307の傾斜角度を偏向し、発光源302a〜302dから放射されるビームの副走査方向Zの位置を調整する。CPU30はそれ以外に画像形成装置内の各種機器を制御する。
(ビームの間隔の調整、図6〜図8参照)
次に、感光体ドラム102上での走査線の副走査方向Zの間隔を均一にするため、及び、主走査方向の書込み開始位置の調整(水平同期)について説明する。
図6に示すように、半導体レーザアレイ301の発光源301a〜301dの副走査方向Zの間隔を、ステッピングモータ17を駆動することで半導体レーザアレイ301を回転させ、調整する。例えば、画像密度が600dpiの場合、副走査方向Zの間隔をその半分の画像密度300dpiに相当する84.6μmになるように調整する。いま一つの半導体レーザアレイ302に関しても、ステッピングモータ18を駆動して同様に調整する。
次に、半導体レーザアレイ301は固定状態として、半導体レーザアレイ302に関して、発光源302a〜302dの副走査方向Zの位置を、ステッピングモータ8を駆動することで結像位置調整部材307の傾斜角度を変更し、調整する。これにて、図7に示すように、それぞれの発光源301a〜301d,302a〜302dが画像密度600dpiに相当する42.3μmの間隔に調整されることになる。
以上の副走査方向Zに関する間隔調整は、例えば1頁の画像形成ごとに行われる。そして、各走査ラインを描画する際に、水平同期が取れるように(図7(B)参照)、主走査方向Xに各発光源301a〜301d,302a〜302dの変調制御のタイミングを調整する。この調整は、特定の1個の発光源301aから放射されるビームの走査に基づいて水平同期信号を得る場合(以下、検出例1と記す)、各半導体レーザアレイ301,302における特定の1個の発光源301a,302dから放射されるビームの走査に基づいて水平同期信号を得る場合(以下、検出例2と記す)に分かれる。
検出例1においては、図7(A)に示す状態で、前記水平同期センサ316によって、発光源301a,302aの主走査方向Xの間隔x1を検出するとともに、各半導体レーザアレイ301,302においてそれぞれ両端に位置する発光源301a,301d及び発光源302a,302dの主走査方向Xの間隔x2,x3を検出する。各半導体レーザアレイ301,302において各発光源301a〜301d,302a〜302dはその間隔が等間隔であるとして、発光源301aと発光源301b,301c,302b,302cとの主走査方向Xの間隔を演算する。このように検出された各発光源301a〜301d,302a〜302dの主走査方向Xの間隔に基づいて、かつ、発光源301aから得た水平同期信号を基準にして、各発光源301a〜301d,302a〜302dを水平同期させて変調制御する。これにて、図7(B)に示すように、各走査ラインの書込み開始位置が揃う。
検出例2においては、図7(A)に示す状態で、前記水平同期センサ316によって、各半導体レーザアレイ301,302においてそれぞれ両端に位置する発光源301a,301d及び発光源302a,302dの主走査方向Xの間隔x2,x3を検出する。各半導体レーザアレイ301,302において各発光源301a〜301d,302a〜302dはその間隔が等間隔であるとして、発光源301aを基準として発光源301b,301c,301dに対する主走査方向Xの間隔を演算し、発光源302aを基準として発光源302b,302c,302dに対する主走査方向Xの間隔を演算する。このように検出された各発光源301a〜301d,302a〜302dの主走査方向Xの間隔に基づいて、かつ、発光源301a,302dから得た水平同期信号を基準にして、各発光源301a〜301d,302a〜302dを水平同期させて変調制御する。これにて、図7(B)に示すように、各走査ラインの書込み開始位置が揃う。
前記検出例2においては、水平同期信号を得る基準を、図8に示すように、主走査方向Xに最も間隔が大きい発光源301a,302dとしているため、水平同期信号の立ち上がり時間間隔Aが大きくなり、水平同期センサ316の信号がビームの入射によって立ち上がる時間(復帰時間)を考慮する必要がなく、制御が容易である。
(制御手順、図9〜図11参照)
次に、前記CPU30による制御手順を説明する。図9は制御のメインルーチンを示し、電源が投入されると、まず、CPU30に内蔵されているRAMやタイマを初期化し(ステップS1)、内部タイマをセットする(ステップS2)。その後、順次、プリント前調整(ステップS3)、画像メモリ処理(ステップS4)、プリント処理(ステップS5)、温度制御や紙詰まり検出などのその他の処理(ステップS6)を実行し、内部タイマの終了を待って(ステップ7でYES)ステップS2へ戻る。
図10は前記ステップS3で実行されるプリント前処理のサブルーチンを示す。まず、ステッピングモータ17,18にて各半導体レーザアレイ301,302を回転させてそれぞれの発光源301a〜301d,302a〜302dの副走査方向Zの間隔を画像密度に合わせる(ステップS31)。さらに、ステッピングモータ8にて結像位置調整部材307を移動させて半導体レーザアレイ302の発光源302a〜302dの副走査方向位置を調整する(ステップS32)。
次に、水平同期信号の検出が検出例1又は検出例2のいずれかであるかを判定し(ステップS33)、検出例1であれば、発光源301a−302aの副走査方向間隔、発光源301a−301d及び発光源302a−302dの副走査方向間隔を検出する(ステップS36)。そして、発光源301aを基準として各発光源を変調制御する(ステップS37)。検出例2であれば、発光源301a−301d及び発光源302a−302dの副走査方向間隔を検出する(ステップS34)。そして、発光源301aを基準として発光源301a〜301dを、発光源302aを基準として発光源302a〜302dを、それぞれ変調制御する(ステップS35)。
(他の実施例)
なお、本発明に係るレーザ走査光学装置は前記実施例に限定するものではなく、その要旨の範囲内で種々に変更できる。
特に、半導体レーザアレイの設置個数は2個に限らず、それ以上の複数個を用いたマルチビーム形式であってもよい。また、一つの半導体レーザアレイに含まれる発光源の個数も4個以外の任意の個数であってもよい。さらに、画像形成ステーションの構成や制御部の構成などは任意であることは勿論である。
本発明に係るレーザ走査光学装置を搭載した画像形成装置を示す概略構成図である。 本発明に係るレーザ走査光学装置の一実施例を示す概略斜視図である。 前記レーザ走査光学装置の光源部を示す正面図である。 前記レーザ走査光学装置における水平同期センサを示す説明図である。 制御部を示すブロック図である。 半導体レーザアレイにおける発光源の副走査方向の間隔調整を示す説明図で、(A)は調整前、(B)は調整後を示す。 二つの半導体レーザアレイにおける各発光源の主走査方向の間隔を検出する状態を示す説明図で、(A)は各発光源の相対位置、(B)は感光体上での各ビームの照射位置を示す。 各発光源の相対位置と水平同期センサの出力との関係を示す説明図である。 制御手順のメインルーチンを示すフローチャート図である。 プリント前調整のサブルーチンを示すフローチャート図である。
符号の説明
8,17,18…ステッピングモータ
30…CPU
35…画像メモリ
102…感光体ドラム
103…レーザ走査光学ユニット
301,302…半導体レーザアレイ
301a〜301d,302a〜302d…発光源
307…結像位置調整部材(平行平板)
312…ポリゴンミラー
313…走査レンズ
316…水平同期センサ

Claims (2)

  1. 互いに独立して駆動可能なm個(mは2以上の整数)の発光源を有するn個(nは2以上の整数)の半導体レーザアレイと、
    前記複数の半導体レーザアレイから放射される複数の光束を所定の方向に偏向する偏向器と、
    前記偏向器で偏向されたm×n本の光束を感光体面上に結像させる光学系と、
    前記複数の半導体レーザアレイを回転させてそれぞれの発光源の副走査方向の間隔を調整する第1の調整手段と、
    前記半導体レーザアレイのうちn−1個の半導体レーザアレイに対してそれぞれの発光源の副走査方向位置を調整する第2の調整手段と、
    前記m×n本の光束のうち、一の半導体レーザアレイの特定の1個の光束の走査に基づいて水平同期信号を得る同期信号検出手段と、
    前記特定の1個の光束の発光源と他の半導体レーザアレイにおける特定の1個の光束の発光源との主走査方向の間隔を検出するとともに、各半導体レーザアレイにおいてそれぞれ両端に位置する発光源の主走査方向の間隔を検出する間隔検出手段と、
    前記同期信号検出手段と前記間隔検出手段の検出結果に基づいて各半導体レーザアレイの各発光源を水平同期させて変調制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とするレーザ走査光学装置。
  2. 互いに独立して駆動可能なm個(mは2以上の整数)の発光源を有するn個(nは2以上の整数)の半導体レーザアレイと、
    前記複数の半導体レーザアレイから放射される複数の光束を所定の方向に偏向する偏向器と、
    前記偏向器で偏向されたm×n本の光束を感光体面上に結像させる光学系と、
    前記複数の半導体レーザアレイを回転させてそれぞれの発光源の副走査方向の間隔を調整する第1の調整手段と、
    前記半導体レーザアレイのうちn−1個の半導体レーザアレイに対してそれぞれの発光源の副走査方向位置を調整する第2の調整手段と、
    前記m×n本の光束のうち、各半導体レーザアレイにおける特定の1個の光束の走査に基づいて水平同期信号を得る同期信号検出手段と、
    各半導体レーザアレイにおいてそれぞれ両端に位置する発光源の主走査方向の間隔を、前記同期信号検出手段を用いて検出する間隔検出手段と、
    前記同期信号検出手段及び前記間隔検出手段の検出結果に基づいて各半導体レーザアレイの各発光源を水平同期させて変調制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とするレーザ走査光学装置。
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