JP5131299B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置、特に、電子写真方式の複写機やプリンタなどの画像形成装置に関する。
近年、複写機やプリンタにおいては、カラー画像を形成する機種が主流を占めている。カラー画像の形成には、画像をY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)の4色に分解し、それぞれの色データに基づいて、並置された4本の感光体に順次画像を形成し、合成するタンデム方式が採用されている。
この種のタンデム方式で画像を感光体上に形成するレーザ走査光学装置として、光源部からのビームを偏向器で光路を時分割で切り替え、複数の感光体を露光することが知られており、特許文献1,2では、露光量を個別に設定したり、偏向部に2次元走査ミラーを用いることが記載されている。特許文献3には、光軸分離光学素子を用いて反射/透過によって光路を分離することが記載されている。
ところで、前記従来のレーザ走査光学装置においては、光源の個数は感光体の設置個数と同数(4色の画像を形成する四つの感光体に対して四つの光源)を必要としており、コストダウンの観点からは、光源の個数を減らすことが望まれている。
特開2005−10268号公報 特開2005−17607号公報 特開2002−214553号公報
そこで、本発明の目的は、少ない個数の光源にて複数の感光体上に画像を形成することのできる画像形成装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、複数の感光体への光路を切り替える場合に、それぞれの感光体に画像を書き込む際の同期信号を確実に生成可能とした画像形成装置を提供することにある。
本発明の第1の形態である画像形成装置は、
所定の間隔を保持して副走査方向に並置された4つの感光体、光源から放射されかつ光学系にて導かれたビームで露光し、それぞれの感光体上に形成されたトナー画像を転写体に転写する画像形成装置において、
前記4つの感光体は、前記転写体の移動方向上流側から第1感光体、第2感光体、第3感光体及び第4感光体の順に配置されており、
前記光源として、前記第1感光体及び前記第3感光体に導かれるビームを放射する第1光源と、前記第2感光体及び前記第4感光体に導かれるビームを放射する第2光源とを有しており、
前記光学系は、前記第1光源から放射されたビームの光路を、前記第1感光体に導く第1の光路と、前記第3感光体に導く第2の光路とに切り替える第1光学素子と、前記第2光源から放射されたビームの光路を、第2感光体に導く第3の光路と、前記第4感光体に導く第4の光路とに切り替える第2光学素子と、を備え、
以下の条件式(1),(2)を満足すること、
A+B1−B2>F+E×D …(1)
A:第1感光体の転写位置から第3感光体の転写位置までの距離
B1:第1感光体の露光位置から転写位置までの距離
B2:第3感光体の露光位置から転写位置までの距離
D:第1及び第3感光体の回転周速度
E:第1光学素子の切替え時間
F:転写材の副走査方向長さ
A’+B1’−B2’>F+E’×D’ …(2)
A’:第2感光体の転写位置から第4感光体の転写位置までの距離
B1’:第2感光体の露光位置から転写位置までの距離
B2’:第4感光体の露光位置から転写位置までの距離
D’:第2及び第4感光体の回転周速度
E’:第2光学素子の切替え時間
を特徴とする。
前記第1の形態である画像形成装置においては、前記条件式(1),(2)を満足することにより、転写体の移動方向に沿って並置された複数の感光体に対して一の光源の光路を切り替えることによって画像を形成することが可能になり、光源の個数が感光体の設置数に対して半減する。
第2の形態である画像形成装置は、
所定の間隔を保持して副走査方向に並置された4つの感光体、光源から放射されかつ光学系にて導かれたビームで露光し、それぞれの感光体上に形成されたトナー画像を転写体に転写する画像形成装置において、
前記4つの感光体は、前記転写体の移動方向上流側から第1感光体、第2感光体、第3感光体及び第4感光体の順に配置されており、
前記光源として、前記第1感光体及び前記第3感光体に導かれるビームを放射する第1光源と、前記第2感光体及び前記第4感光体に導かれるビームを放射する第2光源とを有しており、
前記光学系は、前記第1光源から放射されたビームの光路を、前記第1感光体に導く第1の光路と、前記第3感光体に導く第2の光路とに切り替える第1光学素子と、前記第2光源から放射されたビームの光路を、第2感光体に導く第3の光路と、前記第4感光体に導く第4の光路とに切り替える第2光学素子と、を備え、
それぞれの感光体に画像を書き込む際の同期信号を生成するビーム検出素子にビームを分離するための分離光学素子が前記第1光学素子の前段に配置されていること、
を特徴とする。
前記第2の形態である画像形成装置においては、第1光学素子の前段で同期信号を生成するためのビームを分離するため、光路の切替え態様に拘わらず確実に同期信号が生成される。
本発明によれば、少ない個数の光源にて複数の感光体上に画像を形成することができ、光源の個数を半減させてコストダウンを達成できる。また、複数の感光体への光路を切り替えた場合であっても、同期信号を確実に生成することができる。
本発明に係る画像形成装置の一例を示す概略構成図である。 前記画像形成装置に搭載されているレーザ走査光学ユニットを示す平面図である。 前記レーザ走査光学ユニットの副走査方向の光路を示す説明図である。 前記レーザ走査光学ユニットの制御部を示すブロック図である。 前記レーザ走査光学ユニットの制御例を示すタイミングチャート図である。 制御のメインルーチンを示すフローチャート図である。 制御のサブルーチン(プリント処理)を示すフローチャート図である。
以下、本発明に係る画像形成装置の実施例について、添付図面を参照して説明する。
(画像形成装置の概略構成、図1参照)
図1に示す画像形成装置は、電子写真方式によるカラープリンタであって、いわゆるタンデム式で4色(Y:イエロー、M:マゼンタ、C:シアン、K:ブラック)の画像を形成するように構成したものである。画像は、各画像形成ステーション101で形成され、中間転写ベルト112上で合成される。なお、各図面において、参照数字に付されているY,M,C,Kの文字はそれぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラック用の部材であることを意味している。
各画像形成ステーション101(101Y,101M,101C,101K)は、その概略を説明すると、感光体ドラム102(102Y,102M,102C,102K)、レーザ走査光学ユニット103、帯電チャージャ107(107Y,107M,107C,107K)、現像器104(104Y,104M,104C,104K)、転写チャージャ105(105Y,105M.105C,105K)などを含む。レーザ走査光学ユニット103は画像形成ステーション101の上方に配置されている。
レーザ走査光学ユニット103から放射されたビームBY,BM,BC,BKが各感光体ドラム102を照射し、各色の画像を形成する。一方、画像形成ステーション101の直下には中間転写ベルト112がローラ113,114,115に無端状に張り渡され、矢印Z方向に回転駆動され、駆動ローラ113を設置した部分であって中間転写ベルト112に対向する部分(2次転写部)には2次転写ローラ116が配置されている。また、画像形成装置の下段には、積載されている転写材を1枚ずつ給紙する自動給紙部130が設置されている。
画像データは図示しない画像読取り装置(スキャナ)あるいはコンピュータなどからYMCKごとの画像データとして画像メモリ45(図4参照)に送信され、これらの画像データに基づいてレーザ走査光学ユニット103が駆動され、それぞれの感光体ドラム102上にトナー画像を形成する。このような電子写真プロセスは周知であり、その説明は省略する。
各感光体ドラム102上に形成されたトナー画像は矢印Z方向に回転駆動される中間転写ベルト112上に順次1次転写され、4色の画像が合成される。一方、転写材は1枚ずつ給紙部130から上方に給紙され、2次転写部で転写ローラ116から付与される電界にて中間転写ベルト112から合成画像が2次転写される。その後、転写材は図示しない定着装置に搬送されてトナーの加熱定着が施され、画像形成装置の上面部に排出される。
2次転写部の直前には給紙された転写材を検出するためのTODセンサ106が設置され、転写材と中間転写ベルト112上の画像との同期をとっている。また、中間転写ベルト112上に形成されたレジスト補正用画像を検出するためのレジストセンサ105が設置されている。ベルト112上に各画像形成ステーション101ごとにレジスト補正用画像を形成し、該補正用画像をセンサ105で検出することで、各レーザビームBY,BM,BC,BKの発光タイミングを調整し、YMCKの画像がベルト112上で正確に合成されるようにしている。
(レーザ走査光学ユニット、図2及び図3参照)
図2に示すように、レーザ走査光学ユニット103は、概略、光源部3とポリゴンミラー8と走査光学系10とで構成され、これらの部材はハウジング2に収容されている。光源部3は、Y色とC色に共用されるレーザダイオード4YCと、M色とK色に共用されるレーザダイオード4MKと、平面ミラー5,6と、シリンドリカルレンズ7とで構成されている。走査光学系10は、走査レンズ11,12と、光路切替えミラー13C,13Kと、平面ミラー14Y,14M,14C,14Kとで構成されている。光路切替えミラー13C,13Kは、ビームBYC,BMKを反射する進入位置と透過させる退避位置とにステッピングモータなどで移動可能である。
各レーザダイオード4YC,4MKから放射されたビームBYC,BMKは、図示しないコリメータレンズで平行光に変換され、ミラー5,6にてシリンドリカルレンズ7で副走査方向zに集光され、ポリゴンミラー8に導かれる。これらのビームBYC,BMKはポリゴンミラー8の回転に基づいて主走査方向yに等角速度で偏向され、走査レンズ11,12を透過することでfθ特性を与えられ、かつ、必要な収差を補正される。
ビームBYC,BMKは中心光軸Pを中心として角度θでポリゴンミラー8で反射される。光路切替えミラー13Cが光路から退避位置にあるとき、ビームBYCはそのまま直進してミラー14Yで反射され、ビームBYとして感光体ドラム102Yを主走査方向yに走査し、該ドラム102Y上に静電潜像を形成する。また、光路切替えミラー13Kが光路から退避位置にあるとき、ビームBMKはそのまま直進してミラー14Mで反射され、ビームBMとして感光体ドラム102Mを主走査方向yに走査し、該ドラム102M上に静電潜像を形成する。一方、光路切替えミラー13Cが光路への進入位置にあるとき、ビームBYCはミラー13Cで反射され、さらにミラー14Cで反射され、ビームBCとして感光体ドラム102Cを主走査方向yに走査し、該ドラム102C上に静電潜像を形成する。また、光路切替えミラー13Kが光路への進入位置にあるとき、ビームBMKはミラー13Kで反射され、さらにミラー14Kで反射され、ビームBKとして感光体ドラム102Kを主走査方向yに走査し、該ドラム102K上に静電潜像を形成する。
さらに、走査光学系10には、それぞれの感光体ドラム102に画像を書き込む際の水平同期信号を生成するためのSOSセンサ(フォトダイオード)31が配置されている。このSOSセンサ31に画像データによる変調駆動前の強制発光ビームを導くために、ビームBYCを光路切替えミラー13Cの直前で分離するために平面ミラー32が配置され、平面ミラー32で分離されたビームBHは集光レンズ33を介してSOSセンサ31に入射する。なお、SOS31の受光信号にて水平同期信号を生成し、画像書出しタイミングを制御する処理については従来周知であり、詳細な説明は省略する。
(制御部、図4参照)
次に、レーザ走査光学ユニット103の制御部を図4を参照して説明する。この制御部は、概略、CPU(マイクロコンピュータ)40と駆動用クロック発生回路41と画像メモリ45とで構成されている。CPU40は、ポリゴンミラー8を駆動するモータ35の制御を行い、SOSセンサ31に入射したビームが光電変換され、CPU40に入力される。CPU40はこの信号をデジタル化して水平同期信号HSYNCを生成する。
また、CPU40にはTODセンサ106からの転写材検出信号、レジストセンサ105からの補正用画像の検出信号が入力される。CPU40は、レジストセンサ105の検出信号に基づいて、画像の主走査位置及び副走査位置、主走査倍率などのレジスト補正値を演算する。また、CPU40は、水平同期信号HSYNCを得るための強制発光を制御し、さらに、補正用画像を描画するための発光を制御する。
CPU40は、画像メモリ45に対して、水平同期信号HSYNCと画像要求信号TODを出力する。画像メモリ45は、複数の副走査カウンタを搭載しており、信号TODをトリガに水平同期信号HSYNCをカウントし、副走査レジストを合わせて、かつ、主走査レジストも合わせて、画像データY/C,M/KをLDドライバ43Y/C,43M/Kに出力する。この出力はCPU40がレジスト補正結果を受けて演算した結果が含まれたタイミングで行われる。
また、LDドライバ43Y/C,43M/Kに出力する画像データDATAは、レーザダイオード4YC,4MKから放射されるビームの相対位置に応じて、感光体ドラム102上での主走査方向位置を調整する。さらに、CPU40は、切替えミラー13C,13Kの駆動モータ37C,37Kに対して進入/退避の信号を出力する。CPU40はそれ以外に画像形成装置内の各種機器を制御する。例えば、感光体ドラム102の駆動モータ36に回転制御信号P/CMや、LDドライバ43Y/C,43M/Kに発光光量制御信号LDPCY/C,LDPCM/Kを出力する。
(画像形成制御、図5参照)
ここで、本実施例における画像形成制御について図5を参照して説明する。図5において、“ON”が動作状態、“OFF”が非動作状態を示している。本実施例では、Y→M→C→Kの順序で画像形成が進行する。そして、Y,Cを一の光源(レーザダイオード4YC)で露光し、M,Kを一の光源(レーザダイオード4MK)で露光する。それゆえ、YとC、MとKが同じタイミングで重ならない(発光しない)ように制御する。
まず、TODセンサ106で1枚目の転写材S1の先端を検出すると、それから時間T1,T2,T3,T4で各副走査方向のカウンタが動作を開始し、水平同期信号HSYNCをカウントし、画像データを出力するタイミングを決定する。切替えミラー13C,13Kは当初退避(透過)位置に設定されている。このとき、ビームBY,BMが感光体ドラム102Y,102Mを露光し、画像を形成する。感光体ドラム102Yへの印字が終了すると切替えミラー13Cを光路に進入させ、ビームBCが感光体ドラム102Cを露光し、画像を形成する。また、感光体ドラム102Mへの印字が終了すると切替えミラー13Kを光路に進入させ、ビームBKが感光体ドラム102Kを露光し、画像を形成する。これにて、1枚目の画像が中間転写ベルト112上で合成され、転写材S1に転写される。
2枚目の転写材S2に関しては、その先端をTODセンサ106で検出すると、まず、切替えミラー13Cを退避位置へ移動させる。また、感光体ドラム102Kに対して1枚目の画像形成が終了した時点で切替えミラー13Kを退避位置へ移動させる。その後は、前記1枚目の画像形成と同じ制御で切替えミラー13C,13Kを動作させ、各感光体ドラム102上に画像を形成する。
以上の画像形成制御が成立するためには、基本的には、転写材の副走査方向の長さが同じ光源で露光される感光体ドラム102の配置間隔よりも短いことが必要となる。より、具体的には、条件式A+B1−B2>F+E×D(図3参照)を満足することが必要である。
ここで、前記パラメータは以下に定義するとおりである。なお、ここでは感光体ドラム102Y,102Cとの関係で定義するが、感光体ドラム102M,102Kの関係も同様である。
A:ドラム102Yの転写位置からドラム102Cの転写位置までの距離
B1:ドラム102Yの露光位置から転写位置までの距離
B2:ドラム102Cの露光位置から転写位置までの距離
D:ドラム102Y,102Cの回転周速度
E:切替えミラー13C,13Kの切替え時間
F:転写材の副走査方向zの長さ
前記条件式を満足することにより、中間転写ベルト112の移動方向に沿って並置された複数の感光体ドラム102に対して一の光源(レーザダイオード4YC,4MK)の光路を切り替えることによって光源の個数が感光体ドラム102の設置数に対して半減させた状態でカラー画像を形成することが可能である。
切替えミラー13C,13Kを退避位置から侵入位置へ切り替える時間E1と、侵入位置から退避位置へ切り替える時間E2との関係が、E1<E2にあれば、1枚の画像形成処理において、先に退避位置に切り替えられた状態で露光を行い、次に侵入位置に切り替えて露光を行う。侵入位置から退避位置への切替え時間E2は多少時間がかかるとしても、転写材の搬送間隔が介在するので切替えに時間的な余裕があることによる。
また、本実施例においては、水平同期信号を生成するSOSセンサ31にビームを分離するための平面ミラー32を、切替えミラー13Cの前段に配置している。これにて、光路の切替え態様に拘わらず確実に水平同期信号を得ることができる。
(制御手順、図6及び図7参照)
次に、前記CPU40による制御手順を説明する。図6は制御のメインルーチンを示し、電源が投入されると、まず、CPU40に内蔵されているRAMやタイマを初期化し(ステップS1)、内部タイマをセットする(ステップS2)。その後、順次、プリント前設定(ステップS3)、画像メモリ処理(ステップS4)、プリント処理(ステップS5)、温度制御や紙詰まり検出などのその他の処理(ステップS6)を実行し、内部タイマの終了を待って(ステップS7でYES)ステップS2へ戻る。
図7は前記ステップS5で実行されるプリント処理のサブルーチンを示す。まず、Y色の画像形成の終了を確認すると(ステップS11でYES)、切替えミラー13Cを進入位置に切り替える(ステップS12)。M色の画像形成の終了を確認すると(ステップS13でYES)、切替えミラー13Kを進入位置に切り替える(ステップS14)。次に、C色の画像形成の終了を確認すると(ステップS15でYES)、切替えミラー13Cを退避位置に切り替える(ステップS16)。K色の画像形成の終了を確認すると(ステップS17でYES)、切替えミラー13Kを退避位置に切り替える(ステップS18)。その他のプリント処理はステップS19で実行する。
(他の実施例)
なお、本発明に係る画像形成装置は前記実施例に限定するものではなく、その要旨の範囲内で種々に変更できる。
例えば、それぞれの光源は一つの発光源を有するものであっても、複数の発光源を有するマルチビーム方式であってもよい。また、画像形成ステーションの構成や制御部の構成などは任意であり、中間転写ベルトを用いることなく、感光体ドラムから転写材に直接的に画像を転写する方式であってもよい。
また、光路を切り替える光学素子としては、前記実施例で示したように、光路に進退可能なミラーに限らず、光の透過/反射を切替え可能なシャッタであってもよく、液晶などの光学素子であってもよい。
以上のように、本発明は、画像形成装置に有用であり、特に、少ない個数の光源にて複数の感光体上に画像を形成できる点、水平同期信号を確実に生成できる点で優れている。
3…光源部
4YC,4MK…レーザダイオード
10…走査光学系
13C,13K…切替えミラー
31…SOSセンサ
32…分離用平面ミラー
40…CPU
102…感光体ドラム
101…画像形成ステーション
103…レーザ走査光学ユニット

Claims (3)

  1. 所定の間隔を保持して副走査方向に並置された4つの感光体、光源から放射されかつ光学系にて導かれたビームで露光し、それぞれの感光体上に形成されたトナー画像を転写体に転写する画像形成装置において、
    前記4つの感光体は、前記転写体の移動方向上流側から第1感光体、第2感光体、第3感光体及び第4感光体の順に配置されており、
    前記光源として、前記第1感光体及び前記第3感光体に導かれるビームを放射する第1光源と、前記第2感光体及び前記第4感光体に導かれるビームを放射する第2光源とを有しており、
    前記光学系は、前記第1光源から放射されたビームの光路を、前記第1感光体に導く第1の光路と、前記第3感光体に導く第2の光路とに切り替える第1光学素子と、前記第2光源から放射されたビームの光路を、第2感光体に導く第3の光路と、前記第4感光体に導く第4の光路とに切り替える第2光学素子と、を備え、
    以下の条件式(1),(2)を満足すること、
    A+B1−B2>F+E×D …(1)
    A:第1感光体の転写位置から第3感光体の転写位置までの距離
    B1:第1感光体の露光位置から転写位置までの距離
    B2:第3感光体の露光位置から転写位置までの距離
    D:第1及び第3感光体の回転周速度
    E:第1光学素子の切替え時間
    F:転写材の副走査方向長さ
    A’+B1’−B2’>F+E’×D’ …(2)
    A’:第2感光体の転写位置から第4感光体の転写位置までの距離
    B1’:第2感光体の露光位置から転写位置までの距離
    B2’:第4感光体の露光位置から転写位置までの距離
    D’:第2及び第4感光体の回転周速度
    E’:第2光学素子の切替え時間
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第1光源から放射されるビームが第1の光路から第2の光路に切り替わるように、前記第1光学素子の位置を切り替える時間E1よりも第2の光路から第1の光路に切り替わるように、第1光学素子の位置を切り替える時間E2が長いとき、先に第1の光路に切り替えた状態で露光し、
    前記第2光源から放射されるビームが第3の光路から第4の光路に切り替わるように、前記第2光学素子の位置を切り替える時間E1’よりも、第4の光路から第3の光路に切り替わるように、前記第2光学素子の位置を切り替える時間E2’が長いとき、先に第3の光路に切り替えた状態で露光すること、を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 所定の間隔を保持して副走査方向に並置された4つの感光体、光源から放射されかつ光学系にて導かれたビームで露光し、それぞれの感光体上に形成されたトナー画像を転写体に転写する画像形成装置において、
    前記4つの感光体は、前記転写体の移動方向上流側から第1感光体、第2感光体、第3感光体及び第4感光体の順に配置されており、
    前記光源として、前記第1感光体及び前記第3感光体に導かれるビームを放射する第1光源と、前記第2感光体及び前記第4感光体に導かれるビームを放射する第2光源とを有しており、
    前記光学系は、前記第1光源から放射されたビームの光路を、前記第1感光体に導く第1の光路と、前記第3感光体に導く第2の光路とに切り替える第1光学素子と、前記第2光源から放射されたビームの光路を、第2感光体に導く第3の光路と、前記第4感光体に導く第4の光路とに切り替える第2光学素子と、を備え、
    それぞれの感光体に画像を書き込む際の同期信号を生成するビーム検出素子にビームを分離するための分離光学素子が前記第1光学素子の前段に配置されていること、
    を特徴とする画像形成装置。
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