JP2000241728A - 光走査装置 - Google Patents

光走査装置

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JP2000241728A
JP2000241728A JP4130199A JP4130199A JP2000241728A JP 2000241728 A JP2000241728 A JP 2000241728A JP 4130199 A JP4130199 A JP 4130199A JP 4130199 A JP4130199 A JP 4130199A JP 2000241728 A JP2000241728 A JP 2000241728A
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light
scanning
light source
scanning device
optical scanning
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JP4130199A
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English (en)
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Kazuhiro Akatsu
和宏 赤津
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Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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Publication date
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/435Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material
    • B41J2/47Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using the combination of scanning and modulation of light
    • B41J2/471Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using the combination of scanning and modulation of light using dot sequential main scanning by means of a light deflector, e.g. a rotating polygonal mirror
    • B41J2/473Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using the combination of scanning and modulation of light using dot sequential main scanning by means of a light deflector, e.g. a rotating polygonal mirror using multiple light beams, wavelengths or colours

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  • Laser Beam Printer (AREA)
  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造コストを上げることなく高速走査、高印
刷ドット密度に好適な光走査装置を提供するにある。 【解決手段】 感光体と、並ぶ複数の発光源素子が備わ
るマルチビーム光源と、このマルチビーム光源から発光
されたマルチビーム光を感光体の移動方向に対して直交
する方向に走査する回転多面鏡を備えた光走査装置にお
いて、感光体の移動方向に対して直交する方向に走査さ
れる走査光線が所定の位置に多数形成されるようにマル
チビーム光源を複数配置したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザプリンタ、
コピー装置等に使用される光走査装置に関するものであ
り、特にマルチビーム光源の合成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の光走査装置の概略図を図2に示
す。マルチビーム光源1から出た光はカップリングレン
ズ2とレンズ3を通りビーム幅を拡大し、平行光にされ
る。そのあと平行光は回転多面鏡5の面倒れ補正のため
に配置しているシリンドリカルレンズ4を通り、回転多
面鏡5で偏向走査される。偏向走査された光はFθレン
ズ6によって感光体7上へ複数のビームスポット8とし
て結像される。走査光線開始時期を検知するため、走査
光線検知センサー21を配置している。図2では4本の
マルチビーム光の走査光線を例示している。なお、マル
チビーム光源1は間隔を置いて並ぶ複数の発光源素子を
有する。図2に示すマルチビーム光源1に4個の発光源
素子を備えているのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】高速走査したり、高ド
ット密度の走査をする場合、光源1つあたりの変調速度
を高めたり、回転多面鏡の回転数を上げなければならな
い。しかし、回転多面鏡の回転数を上げたり、光源の変
調速度上げるのは限界があるので、ビーム光の数を多く
しなければ、高速走査、高ドット密度の走査を実現でき
ない。そこで、マルチビーム光源のビーム光数を増やす
ことで高速走査、高印刷ドット密度に対応していくこと
になる。
【0004】しかし、マルチビーム数が増えていくと、
マルチビーム光源の発光源素子の並びが長くなることに
より、さまざまな弊害が出てくる。第1に発光源素子の
並びの範囲が長くなっていくのでカップリングレンズの
良好な結像範囲を大きくしなければならない。これによ
り高性能なカップリングレンズが必要となり価格が上昇
してしまい問題であった。第2にマルチビーム光源製造
時の発光源素子配置精度がより厳しくなる事である。配
置精度が悪いとマルチビーム光の走査間隔にばらつきが
発生し、印刷品質の悪化を招くことになる。このため、
単にビーム光数が増えていくとこれまでの方式ではマル
チビーム光源本体が製造困難となり、そのため製造価格
が著しく上昇してしまい問題であった。第3に、発光源
素子数が増加するにつれ、マルチビーム光源本体の欠陥
等による全体の歩留まりが悪くなるので、マルチビーム
光源としての不良が増加し、結果として価格が上昇する
ことになり問題であった。これらの3つの問題があり、
マルチビーム光源のビーム光数を増やすには限界があっ
た。
【0005】本発明は、前述した問題に対処し、製造コ
ストを上げることなく高速走査、高印刷ドット密度に好
適な光走査装置を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、感光体と、並
ぶ複数の発光源素子が備わるマルチビーム光源と、この
マルチビーム光源から発光されたマルチビーム光を感光
体の移動方向に対して直交する方向に走査する回転多面
鏡を備えた光走査装置において、感光体の移動方向に対
して直交する方向に走査される走査光線が所定の位置に
多数形成されるようにマルチビーム光源を複数配置した
ことを特徴とするものである。
【0007】さらに特徴的なところを以下に列挙する。
【0008】マルチビーム光源と前記回転多面鏡との間
に、カップリングレンズと、小型鏡と、マルチビーム光
を合成するレンズを配置し、前記回転多面鏡と前記感光
体との間にFθレンズを配置し、前記感光体の近傍に走
査光線検知センサーを備え、前記カップリングレンズは
前記マルチビーム光源にそれぞれ別個に設けたことを特
徴とするものである。
【0009】マルチビーム光源と前記回転多面鏡との間
に、カップリングレンズと、小型鏡と、マルチビーム光
を合成するレンズをマルチビーム光源側から順番に配置
し、前記回転多面鏡と前記感光体との間にFθレンズを
配置し、前記カップリングレンズを透過するマルチビー
ム光の焦点位置近傍に前記小型鏡を配置したことを特徴
とするものである。
【0010】マルチビームスポット群が感光体の移動方
向に対して傾斜して形成されるように複数のマルチビー
ム光源を配置したことを特徴とするものである。
【0011】走査光線検知センサーにより、検知したデ
ータに基づき、発光源素子の走査垂直方向走査位置を調
整できるようにしたことを特徴とするものである。
【0012】走査光線検知センサーにより1つのマルチ
ビームスポット群の走査光間隔を検知し、その結果から
マルチビーム光源を回動させることで、走査垂直方向走
査位置を調整できるようにすることを特徴とするもので
ある。
【0013】走査光線検知センサーは、少なくとも2つ
の受光素子を備え、両受光素子の検知時間から走査開始
タイミングおよび走査間隔を求めることを特徴とするも
のである。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施例を示すも
のである。2組のマルチビーム光源1a、1bから出た
光は、それぞれカップリングレンズ2a、2bを通り、
そのあとレンズ3を通過してそれぞれのビーム光は平行
光にされる。そのあと、回転多面鏡5の面倒れ補正のた
めに入れているシリンドリカルレンズ4を通り回転多面
鏡5へ光は導かれる。このマルチビーム光源1a、1b
と回転多面鏡の間の、1つ1つの光は、図3に示すよう
にマルチビーム光源1a、1bから出るときは発散光で
カップリングレンズ2を通過すると収束光になり、カッ
プリングレンズ2からBだけ離れた位置近くで集光され
る。このあとレンズ3に発散光で入り、レンズ3を通過
して出るときは平行光になる。すなわち、レンズ3の焦
点距離とレンズ3とその前の集光点との距離が同じにな
るように配置する。また、カップリングレンズ2a、2
bとレンズ3の焦点距離を適正に選択することで、レン
ズ3から出るそれぞれのビーム光の幅を適正な値にする
ことができる。
【0015】以下にこのレンズ系の詳細構成を説明す
る。図3は複数ビームの中のある1本の光線の広がりを
示している。また図4は複数ビーム光の主光線の光線の
進み具合を示したものである。光源1とカップリングレ
ンズ2の距離をA、カップリングレンズ2の焦点距離を
f1、カップリングレンズ2から出た光線が集光する位
置をCとする。集光位置Cとカップリングレンズ2の距
離をBとする。レンズ3の焦点距離をf2、レンズ3と
回転多面鏡5の距離をLとする。
【0016】このとき次ぎの式(1)、式(2)が成り
立つように、A、Bを決めればレンズ3から出るそれぞ
れの光が平行光で、レンズ3から出る複数の光の主光線
は、回転多面鏡5の近傍で交差するようになり、マルチ
ビーム光であっても回転多面鏡5の大きさを1ビーム光
走査の時と同程度の大きさで実現できるようになる。
【0017】 f1×f1=(A−f1)×(B−f1) (1) f2×f2=(L−f2)×(B−f1) (2) 図5、図6は、他の実施例を示すもので、マルチビーム
光源1から回転多面鏡5までの光学系をこのような構成
にしても本発明は実現可能となる。
【0018】図5は1つ1つのマルチビーム光の拡がり
を示し、図6は複数のマルチビーム光源1からのマルチ
ビーム光の主光線の拡がりについて示したものである。
ここで、カップリングレンズ2の焦点距離をf1、レン
ズ3aの焦点距離をf2、レンズ3bの焦点距離をf3
とし、レンズの配置を図6のようにすれば、カップリン
グレンズ2から出たビーム幅を(f3/f2)倍にで
き、かつ、回転多面鏡5の近傍で複数ビームを交差させ
ることができ、回転多面鏡5の寸法を1ビーム光走査の
ときと同程度に小さくできる。
【0019】回転多面鏡5で偏向走査されたマルチビー
ム光はFθレンズ6を通り、図1に示すように感光体7
上にビームスポット群8a、8bのような結像を形成す
る。感光体7上でのビームスポット群の並びを適正にす
るために、マルチビーム光源1a、1bにはそれぞれ、
図7に示すように矢印方向11、矢印方向12および回
動方向13の調整と所定位置に固定できる調整機構が備
わっている。矢印方向12に沿うように4個の発光源素
子20が同じ間隔で一列に揃って配置されている。調整
機構はモータ、ギヤ、固定用ねじを有し、自動で矢印方
向11、矢印方向12および回動方向13の調整ができ
るのである。これにより、複数のマルチビーム光源1
a、1b間の距離と、1つのマルチビーム光源のビーム
光走査間隔を調整することができる。そのときの、ビー
ム光走査線間隔および、ビーム光走査位置の検知は以下
の方法で実現できる。 図8に示す2つの走査光線検知
センサー21a、21bは受光素子を備えている。走査
光線検知センサー21aの信号を基準にすれば、各ビー
ム光の走査位置を一定にすることができるので走査方向
位置を適正にすることができる。
【0020】次に、1つのマルチビーム光源から出た複
数のビームスポット群のなかのビームスポット群間に起
因する走査光線間隔の測定法から説明する。走査光線垂
直方向位置(走査光線間隔)の検出は図8のt1、t
2、t3、t4、αから求められる。ビーム光81とビ
ーム光82の走査光線距離L1は式(3)より求められ
る。t1、t2、t3、t4等は時間を示しているが、
走査光線速度は一定であるので、距離として考えても問
題無い。
【0021】 L1=(t1−t2)/tanα (3) ビーム光82とビーム光83の走光線査距離L2は次式
(4)より求められる。
【0022】 L2=(t2−t3)/tanα (4) ビーム光83とビーム光84の走査光線距離L3は次式
(5)より求められる。
【0023】 L3=(t3−t4)/tanα (5) この走査光線距離L1、L2、L3の値の平均を求め、
平均値が所定の走査光線間隔になるようにすればよい。
1つのマルチビーム光源の中の走査光線垂直方向走査位
置の距離の調整は、マルチビーム光源の本体を図7の回
動方向13に示すように回動させて図8のビームスポッ
ト群の並び角βを変えることで調整できる。
【0024】つぎに、ビームスポット群間の距離の検知
方法について説明する。マルチビームスポット群間の距
離は図9のL4で示される。この距離も同様に次式
(6)より求められる。ビーム光81、82、83、8
4は1つのマルチビーム光源から出たビームスポットで
あり、ビーム光85、86、87、88は別のマルチビ
ーム光源から出たビームスポット群を示している。
【0025】 L4=(t4−t5)/tanα (6) 検知精度を上げるため式(7)、式(8)、式(9)、
式(10)のように、異なる複数の方法でL4を求めて
平均化してもよい。
【0026】 L4=(t1−t5)/4tanα (7) L4=(t2−t6)/4tanα (8) L4=(t3−t7)/4tanα (9) L4=(t4−t8)/4tanα (10) この場合の調整は、マルチビーム光源の本体位置を走査
光線垂直方向に移動させて、適正に調整すればよい。図
7の矢印方向12に沿う方向に動かすのが適当である。
その他の調整としてはカップリングレンズを走査光線垂
直方向に動かしてもできる。
【0027】走査光線の位置は、光走査装置の環境温度
変化や振動などの外乱により、変化する可能性が高いの
で、走査光線位置センサーで常時検知し、位置づれを補
正することにより、印字精度の良い光走査装置を提供で
きる。具体的には走査光線印字開始位置および走査光線
間隔を検知し演算して求め、これらの位置および間隔が
所定の値になるようにマルチビーム光源を回動させた
り、移動させたりすることにより調整ができるのであ
る。
【0028】なお、走査光線検知センサーに同時に複数
のマルチビームが入ると、誤検出してしまうので、複数
のマルチビーム光源を別々に発光させて順番に検知する
ようにすることが望ましい。
【0029】以上の説明では、4ビーム光のマルチビー
ム光源を2つ組み合わせた場合について示しているがビ
ーム光の数は他の数でも良く、組み合わせも3組以上で
あっても同様に実現可能である。
【0030】図10は本発明の他の実施例を示すもので
ある。これはマルチビーム光源の数を3組にした場合で
ある。
【0031】また、図11も本発明の他の実施例を示す
もので、前述した図1、図2、図3図4のものに小型鏡
10を追加配置したものである。この場合、小型鏡10
は図3の点Cの近傍になるように配置すれば、小型鏡1
0を非常に小さい鏡で実現可能である。また、この小型
鏡10を、小型鏡10の入射光線と出射光線を含む平面
と小型鏡10の鏡面との光線を軸にして、回動可能なよ
うにすれば、マルチビームスポット群全体を走査光線垂
直方向に移動でき、マルチビームスポット群の間の距離
の調整に使える。この図11の場合は光源1bの一方に
しか小型鏡10を配置していないが、光源1aのほうに
も小型鏡を配置してもよい。この図11の場合は2組の
マルチビーム光源からなっているが、3組以上であって
も同様である。
【0032】また、図12に示す他の実施例は、2組の
マルチビーム光源を、ほぼ一直線(走査光線垂直方向に
沿う)にならべた小型鏡10a、10bで反射するのが
特徴である。この場合、感光体7上でのマルチビームス
ポット群を上下ほぼ同じところに導くことができ、感光
体7上の有効走査光線領域を広くすることが可能であ
る。
【0033】上記の実施例では、走査光線検知センサー
は走査光線開始端側に備えているが、走査光線終了端側
にも設ければ、さらに走査光線の位置や間隔のチェック
を逐次できるので、印字寝室品質をより高めることがで
きるのである。
【0034】ここで、複数組のマルチビーム光源につい
て、さらに説明を加える。2組のマルチビーム光源を例
にして述べる。
【0035】図7に示すようにマルチビーム光源1a、
1bには、4個の発光源素子20が同じ間隔で一列に揃
って配置されている。このような構成のマルチビーム光
源1a、1bを2組にして図1に示すようなマルチビー
ムスポット群8a、8bを感光体7に形成する。2組の
マルチビーム光源1a、1bで8本に増えたマルチビー
ム光線が形成できるのである。
【0036】マルチビームスポット群8aはマルチビー
ム光源1aに、マルチビームスポット群8bはマルチビ
ーム光源1bによって形成されたものである。マルチビ
ームスポット群8bは回転ドラム式の感光体7の回転方
向(R)上で前側に描かれるように、マルチビームスポ
ット群8aは後側に描かれるように、マルチビーム光源
1aとマルチビーム光源1bを配置する。しかも、感光
体7の回転方向(R)上でマルチビームスポット群8b
の最終ビームスポットに続いてマルチビームスポット群
8aの先頭ビームスポットが来るようマルチビーム光源
1a、1bを並べて配置している。このように、感光体
7の回転方向(R)、つまり感光体7の移動方向に対し
て交差する方向にマルチビームの走査光線が間隔を置い
て多数形成されるようにマルチビーム光源は複数配置さ
れているのである。
【0037】感光体7の移動方向から見て前列側にマル
チビームスポット群8bを形成するマルチビーム光源1
bと後列側にマルチビームスポット群8aを形成するマ
ルチビーム光源1aは、4個の発光源素子20がどちら
も等間隔に配置されている。しかも、前述したマルチビ
ームスポット群8bの最終ビームスポットとマルチビー
ムスポット群8aの先頭ビームスポットとの間隔が他の
マルチビームスポットの間隔と等しくなるようにマルチ
ビーム光源1a、1bを並べて配置している。
【0038】マルチビームスポット群8a、8bは、感
光体7の移動方向に対して傾きをもって形成されるよう
にマルチビーム光源1a、1bは配置されている。マル
チビームスポット群8a、8bが傾きを付けないで移動
方向に沿って縦に並ぶようにマルチビーム光源1a、1
bを配置することも可能であるが、マルチビーム走査光
線の間隔を詰めるには、傾斜させることが望ましい。感
光体7の回転速度を高めて高速印刷をする上でも傾斜す
る方が望ましい。傾斜角度の調整は、図7に示すように
回動方向13のように動かすことにより行なわれる。
【0039】傾斜角度の調整は、両方のマルチビーム光
源1a、1bを回動して行なうが、一方のマルチビーム
光源を固定し、他方のマルチビーム光源を回動自在にし
ても調整できるのである。
【0040】またマルチビーム光源1a、1bの感光体
移動方向ないし走査光線方向に対する調整移動は両方の
マルチビーム光源1a、1bを移動して行なうが、一方
のマルチビーム光源を固定し、他方のマルチビーム光源
を調整移動自在にしてもできる。
【0041】上記の実施例では、マルチビームスポット
群8bの最終ビームスポットに続いてマルチビームスポ
ット群8aの先頭ビームスポットが来るようマルチビー
ム光源1a、1bを並べて配置しているものを例示した
が、マルチビームスポット群8bの間にマルチビームス
ポット群8aが互に入るようにマルチビーム光源1a、
1bを配置してもよい。
【0042】
【発明の効果】以上述べたように本発明は、感光体と、
並ぶ複数の発光源素子が備わるマルチビーム光源と、こ
のマルチビーム光源から発光されたマルチビーム光を感
光体の移動方向に対して直交する方向に走査する回転多
面鏡を備えた光走査装置において、感光体の移動方向に
対して直交する方向に走査される走査光線が所定の位置
に多数形成されるようにマルチビーム光源を複数配置し
たことを特徴とする光走査装置にある。
【0043】こうすることにより、マルチビーム光源一
つ当りの発光源素子の並び数が多くならないので、製造
コストを上げることなく高速走査、高印刷ドット密度に
好適な光走査装置を提供するにある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を示す光走査装置の斜視
図である。
【図2】 従来例の光走査装置の斜視図である。
【図3】 本発明の一実施形態に係るもので、マルチビ
ーム光源から回転多面鏡までの光路を示した図である。
【図4】 本発明の一実施形態に係るもので、マルチビ
ーム光源から回転多面鏡までの主光路を示した図であ
る。
【図5】 本発明の他の実施形態に係るもので、マルチ
ビーム光源から回転多面鏡までの光路を示した図であ
る。
【図6】 本発明の他の実施形態に係るもので、マルチ
ビーム光源から回転多面鏡までの主光路を示した図であ
る。
【図7】 本発明の一実施形態に係るもので、マルチビ
ーム光源の位置調整を示す図である。
【図8】 本発明の一実施形態に係るもので、走査光線
検知センサーの近傍に並んだビームスポットの様子を示
した図である。
【図9】 本発明の他の実施形態に係るもので、走査光
線検知センサーの近傍に並んだビームスポットの様子を
示した図である。
【図10】 図1に対応する他の実施形態に係るもの
で、3組のマルチビーム光源を示す図である。
【図11】 図1に対応する他の実施形態に係るもの
で、一つの小形鏡を用いたものを示した図である。
【図12】 図1に対応する他の実施形態に係るもの
で、二つの小形鏡を用いたものを示した図である。
【符号の説明】
1a、1b…マルチビーム光源、8a、8b…ビームス
ポット群、7…感光体、5…回転多面鏡、20…発光源
素子

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体と、並ぶ複数の発光源素子が備わ
    るマルチビーム光源と、このマルチビーム光源から発光
    されたマルチビーム光を感光体の移動方向に対して直交
    する方向に走査する回転多面鏡を備えた光走査装置にお
    いて、 感光体の移動方向に対して直交する方向に走査される走
    査光線が所定の位置に多数形成されるようにマルチビー
    ム光源を複数配置したことを特徴とする光走査装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載したものにおいて、前記
    マルチビーム光源と前記回転多面鏡との間に、カップリ
    ングレンズと、小型鏡と、マルチビーム光を合成するレ
    ンズを配置し、前記回転多面鏡と前記感光体との間にF
    θレンズを配置し、前記感光体の近傍に走査光線検知セ
    ンサーを備え、前記カップリングレンズは前記マルチビ
    ーム光源にそれぞれ別個に設けたことを特徴とする光走
    査装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載したものにおいて、前記
    マルチビーム光源と前記回転多面鏡との間に、カップリ
    ングレンズと、小型鏡と、マルチビーム光を合成するレ
    ンズをマルチビーム光源側から順番に配置し、前記回転
    多面鏡と前記感光体との間にFθレンズを配置し、前記
    カップリングレンズを透過するマルチビーム光の焦点位
    置近傍に前記小型鏡を配置したことを特徴とする光走査
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載したものにおいて、前記
    走査光線が等間隔に形成されるように複数組のマルチビ
    ーム光源の発光源素子を配置したことを特徴とする光走
    査装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載したものにおいて、感光
    体の移動方向から見て前列になるマルチビームスポット
    群の最終ビームスポットに続いて後列になるマルチビー
    ムスポット群の先頭ビームスポットが来るように複数マ
    ルチビーム光源を配置したことを特徴とする光走査装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載したものにおいて、マル
    チビームスポット群が感光体の移動方向に対して傾斜し
    て形成されるように複数のマルチビーム光源を配置した
    ことを特徴とする光走査装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載したものにおいて、少な
    くと一つのマルチビームスポット群の傾斜角度が調整で
    きるようにマルチビーム光源を備えたことを特徴とする
    光走査装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載したものにおいて、前記
    傾斜角度の調整ができるようにマルチビーム光源を回動
    自在にしたことを特徴とする光走査装置。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載したものにおいて、少な
    くとも一つマルチビームスポット群が感光体の移動方向
    ないし走査光線の走査方向に対して調整移動できるよう
    にマルチビーム光源を備えたことを特徴とする光走査装
    置。
  10. 【請求項10】 請求項2に記載したものにおいて、走
    査光線検知センサーは、少なくとも2つの受光素子を備
    え、両受光素子の検知時間から走査光線開始タイミング
    および走査光線間隔を求めることを特徴とする光走査装
    置。
  11. 【請求項11】 請求項2に記載したものにおいて、走
    査光線検知センサーによりマルチビーム光の位置を検知
    した結果から、データ転送を開始する時間をそれぞれの
    マルチビーム光ごとに適正に変えることができることを
    特徴とする光走査装置。
  12. 【請求項12】 請求項2に記載したものにおいて、走
    査光線検知センサーにより発光源素子間の間隔を検知
    し、その結果から発光源素子の走査光線垂直方向走査位
    置を変えて適正にすることを特徴とする光走査装置。
  13. 【請求項13】 請求項2に記載したものにおいて、走
    査光線検知センサーにより1つのマルチビームスポット
    群の走査光線間隔を検知し、その結果からマルチビーム
    光源を回動させることで、走査光線垂直方向走査位置を
    適正にすることを特徴とする光走査装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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