JPH1144853A - マルチビーム光学装置、およびこのマルチビーム光学装置を備えた画像形成装置 - Google Patents

マルチビーム光学装置、およびこのマルチビーム光学装置を備えた画像形成装置

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JPH1144853A
JPH1144853A JP9200069A JP20006997A JPH1144853A JP H1144853 A JPH1144853 A JP H1144853A JP 9200069 A JP9200069 A JP 9200069A JP 20006997 A JP20006997 A JP 20006997A JP H1144853 A JPH1144853 A JP H1144853A
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JP
Japan
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image
laser beam
color
laser beams
scanning
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JP9200069A
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Satoshi Onuma
聡 大沼
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/50Picture reproducers
    • H04N1/506Reproducing the colour component signals picture-sequentially, e.g. with reproducing heads spaced apart from one another in the subscanning direction

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  • Color Electrophotography (AREA)
  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、装置構成を簡略化でき、装置を安
価に製造でき、レーザビームの光路調整を容易且つ確実
にできるマルチビーム光学装置を提供する。 【解決手段】各光源から射出されたレーザビーム41
Y、41M、41C、41Bは、ポリゴンミラー91に
よって走査され、各光源に対応して設けられた感光体ド
ラム51Y、51M、51C、51Bの表面に静電潜像
が形成される。このとき、基準光源42Bからのレーザ
ビーム41Bを受光素子92によって受光することによ
り得られた同期信号に基づいて、他の光源から射出する
レーザビームの書出しタイミングが制御される。そし
て、転写ベルト61上に出力されたレジストパターンを
イメージセンサ91によって読取って、各色のパターン
のズレ量を検出し、このズレがゼロになるように、各レ
ーザビームの書出しタイミングが補正される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数の光源から
射出されるレーザビームの射出タイミングを制御して、
各レーザビームによって感光体を走査するマルチビーム
光学装置、およびこのマルチビーム光学装置を備えた画
像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、マルチビーム光学装置(以下、単
に光学系と称する)として、カラー複写機等の画像形成
装置に組込まれたものが知られている。カラー複写機の
光学系は、色分解された画像信号に基づくレーザビーム
を射出する複数の光源、各光源から射出されるレーザビ
ームを各色毎に用意された感光体ドラムの表面(以下、
単にドラム表面と称する)上に導く複数のミラーやレン
ズ、および各光源に対応して設けられ、各ドラム表面に
導かれるレーザビームをそれぞれ所定方向に偏向させて
感光体ドラムの軸方向(水平走査方向)に沿って走査す
る複数のポリゴンミラーを有している。
【0003】この種の光学系では、各レーザビームによ
る水平走査方向の書出しタイミングを検出するため、そ
れぞれのポリゴンミラーで反射されたレーザビームの一
部を、それぞれ対応して設けられた複数の折返しミラー
で折返し、それぞれ対応して設けられた複数の受光素子
で受光するようにしている。そして、それぞれの受光素
子によって受光したレーザビームによる水平走査同期信
号に基づいて、各レーザビームによる水平走査方向の書
出しタイミングを制御するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のカ
ラー複写機の光学系では、各レーザビームによる水平走
査方向の書出しタイミングを検出するために、各レーザ
ビームに対応して複数の折返しミラーおよび複数の受光
素子を必要とし、光学系を構成する部材の数が多くなり
装置コストが高価になる問題がある。
【0005】また、このように多くの部材を必要とする
ことから、各部材を介して導かれるレーザビームの光路
調整に手間がかかり、装置の組立に要する時間が長くな
る問題がある。
【0006】この発明は、以上の点に鑑みなされたもの
で、その目的は、装置構成を簡略化でき、装置を安価に
製造でき、レーザビームの光路調整を容易且つ確実にで
きるマルチビーム光学装置、およびこのマルチビーム光
学装置を備えた画像形成装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明のうち請求項1記載のマルチビーム光学装
置は、レーザビームを射出する複数の光源と、上記複数
の光源から射出されたレーザビームをそれぞれ所定の感
光面へ導く複数の光学部材を有する光学手段と、上記複
数の光学部材を介して導かれる複数のレーザビームをそ
れぞれ連続的に偏向させ、上記感光面を走査する走査手
段と、上記走査手段にて走査されるレーザビームのうち
基準となるレーザビームの走査開始タイミングを検出す
る検出手段と、上記検出手段によって検出された走査開
始タイミングに合せて他のレーザビームによる走査開始
タイミングを制御する制御手段と、を備えている。
【0008】また、この発明のうち請求項2記載のマル
チビーム光学装置は、所定のタイミングでレーザビーム
を射出する複数の光源と、上記複数の光源から射出され
たレーザビームを、上記各光源に対応して設けられた複
数の感光体の表面上へそれぞれ導く複数の光学部材を有
する光学手段と、上記複数の光学部材を介して導かれる
複数のレーザビームをそれぞれ連続的に偏向させ、上記
各感光体の表面を走査する走査手段と、上記走査手段に
て偏向されるレーザビームのうち基準となるレーザビー
ムを受光して、該レーザビームによる走査開始タイミン
グを検出する検出手段と、上記検出手段によって検出さ
れた走査開始タイミングに合せて他のレーザビームの射
出タイミングを制御する制御手段と、を備えている。
【0009】また、この発明のうち請求項3記載のマル
チビーム光学装置は、所定のタイミングでレーザビーム
を射出する複数の光源と、上記複数の光源から射出され
たレーザビームを、上記各光源に対応して設けられた複
数の感光体の表面上へそれぞれ導く複数の光学部材を有
する光学手段と、上記複数の光学部材を介して導かれる
複数のレーザビームを、その偏向方向が連続的に変化す
るように上記感光体の表面上へ反射し、上記各感光体の
表面を走査するポリゴンミラーと、上記ポリゴンミラー
によって反射されたレーザビームのうち基準となるレー
ザビームを受光して、該レーザビームの走査開始タイミ
ングを検出し、同期信号を得る受光素子と、上記受光素
子を介して検出された同期信号に合せて他のレーザビー
ムの射出タイミングを制御する制御手段と、を備えてい
る。
【0010】また、この発明のうち請求項4記載の画像
形成装置は、原稿から画像を読取って画像信号に変換す
る画像読取手段と、上記画像読取手段にて変換された画
像信号に基づいてレーザビームを射出する複数の光源
と、上記複数の光源から射出されるレーザビームを受光
する感光体と、上記複数の光源から射出されたレーザビ
ームをそれぞれ上記感光体へ導く複数の光学部材を有す
る光学手段と、上記複数の光学部材を介して導かれる複
数のレーザビームをそれぞれ連続的に偏向させることに
より、上記感光体を走査する走査手段と、上記走査手段
による走査によって上記感光体に形成された複数の潜像
に対して現像剤を供給して現像する現像手段と、上記現
像手段にて現像された複数の現像剤像を被転写媒体上に
重ね合わせて転写する転写手段と、上記転写手段にて転
写された複数の現像剤像を上記被転写媒体上に定着させ
る定着手段と、上記走査手段にて走査されるレーザビー
ムのうち基準となるレーザビームの走査開始タイミング
を検出する検出手段と、上記検出手段によって検出され
た走査開始タイミングに合せて他のレーザビームによる
走査開始タイミングを制御する制御手段と、を備えてい
る。
【0011】また、この発明のうち請求項5記載の画像
形成装置は、原稿から画像を読取って、読取った画像を
色分解した各色毎の画像信号に変換する画像読取手段
と、上記画像読取手段にて色分解された各色毎の画像信
号に応じた各色毎のレーザビームを射出する複数の光源
と、上記複数の光源に対応して設けられ、上記複数の光
源から射出されるレーザビームをそれぞれ受光する複数
の感光体と、上記複数の光源から射出されたレーザビー
ムを、上記複数の感光体の各表面上へそれぞれ導く複数
の光学部材を有する光学手段と、上記複数の光学部材を
介して導かれる複数のレーザビームをそれぞれ連続的に
偏向させ、上記各感光体の表面をそれぞれ走査する走査
手段と、上記走査手段によるレーザビームの走査によっ
て上記各感光体の表面に形成された複数の潜像に対して
それぞれ異なる色の現像剤を供給して現像する現像手段
と、上記現像手段にて現像された各色毎の現像剤像を被
転写媒体上に重ね合わせて転写する転写手段と、上記転
写手段にて転写された各色毎の現像剤像を上記被転写媒
体上に定着させる定着手段と、上記走査手段にて偏向さ
れるレーザビームのうち基準となるレーザビームを受光
して、該レーザビームによる走査開始タイミングを検出
する検出手段と、上記検出手段によって検出された走査
開始タイミングに合せて他のレーザビームの射出タイミ
ングを制御する制御手段と、を備えている。
【0012】また、この発明のうち請求項6記載の画像
形成装置は、原稿から画像を読取って、読取った画像を
色分解した各色毎の画像信号に変換する画像読取手段
と、上記画像読取手段にて色分解された各色毎の画像信
号に応じた各色毎のレーザビームを射出する複数の光源
と、上記複数の光源に対応して設けられ、上記複数の光
源から射出されるレーザビームをそれぞれ受光する複数
の感光体と、上記複数の光源から射出されたレーザビー
ムを、上記複数の感光体の表面上へそれぞれ導く複数の
光学部材を有する光学手段と、上記複数の光学部材を介
して導かれる複数のレーザビームを、その偏向方向が連
続的に変化するように上記各感光体の表面上へ反射し、
上記各感光体の表面を走査する単一のポリゴンミラー
と、上記ポリゴンミラーを介して反射された複数のレー
ザビームによる走査によって上記感光体の表面に形成さ
れた複数の潜像に対してそれぞれ異なる色の現像剤を供
給して現像する現像手段と、上記現像手段にて現像され
た各色毎の現像剤像を被転写媒体上に重ね合わせて転写
する転写手段と、上記転写手段にて転写された各色毎の
現像剤像を上記被転写媒体上に定着させる定着手段と、
上記ポリゴンミラーによって反射されたレーザビームの
うち基準となるレーザビームを受光して、該レーザビー
ムによる走査開始タイミングを検出し、各レーザビーム
による走査のための同期信号を得る受光素子と、上記受
光素子を介して入力された同期信号に合せて他のレーザ
ビームの射出タイミングを制御する制御手段と、を備え
ている。
【0013】また、この発明のうち請求項7記載の画像
形成装置は、原稿から画像を読取って、読取った画像を
色分解し、色分解した各色毎の画像信号を形成する画像
読取手段と、互いに略平行に並設された回転軸を有する
複数の感光体ドラムと、上記複数の感光体ドラムの表面
を所定の電位に帯電させる帯電手段と、上記画像読取手
段にて形成された各色毎の画像信号に基づく各色毎のレ
ーザビームを射出する複数の光源と、上記複数の光源か
ら射出された各色毎のレーザビームを、上記帯電手段に
て帯電された複数の感光体ドラムの表面上へそれぞれ導
く複数の光学部材を有する光学手段と、上記複数の光学
部材を介して導かれる複数のレーザビームを、その偏向
方向が上記感光体ドラムの回転軸方向に沿って連続的に
変化するように上記各感光体ドラムの表面上へ反射し、
上記各感光体ドラムの表面をその回転軸方向に沿って走
査し、上記各感光体ドラムの回転を伴って上記各感光体
ドラムの表面上に各色毎の静電潜像を形成する単一のポ
リゴンミラーと、上記ポリゴンミラーによる走査によっ
て上記各感光体ドラムの表面上に形成された各色毎の静
電潜像に対してそれぞれ色の異なる帯電した現像剤を供
給して現像する現像手段と、被転写媒体を保持して上記
複数の感光体ドラムの表面に沿って順次搬送する搬送面
を有する搬送手段と、上記搬送面に対向して配置された
イメージセンサと、上記現像手段にて現像された各色毎
の現像剤像を上記搬送手段にて搬送される被転写媒体上
に順次重ね合わせて転写する転写手段と、上記転写手段
にて転写された各色毎の現像剤像を上記被転写媒体上に
定着させる定着手段と、上記ポリゴンミラーによって反
射されたレーザビームのうち基準となるレーザビームを
受光して、該レーザビームによる走査開始タイミングを
同期信号として検出する受光素子と、上記受光素子を介
して検出された同期信号に合せて上記各レーザビームの
射出タイミングを制御し、上記各感光体ドラムの表面上
に各色毎のレジストパターンを含む各色毎の静電潜像を
形成し、これら静電潜像を各色毎の現像剤によって現像
し、現像した各色毎のレジストパターン像を上記搬送面
上に転写し、転写した各色毎のレジストパターン像を上
記イメージセンサによって読取って、読取った画像か
ら、上記基準となるレーザビームに対応したレジストパ
ターンに対する他の色のレジストパターンのズレ量を検
出し、検出したズレ量がゼロになるように各光源から射
出されるレーザビームの射出タイミングを補正する制御
手段と、を備えている。
【0014】また、この発明のうち請求項8記載の画像
形成装置によると、上記制御手段は、上記イメージセン
サによって各色毎のレジストパターン像を読取ることが
できない場合にエラーを判断し、装置の動作を停止させ
る。
【0015】更に、この発明のうち請求項9記載の画像
形成装置によると、上記制御手段は、装置の電源投入時
または装置を停止した直後のウォーミングアップ動作終
了時に、上記各色毎のレジストパターン像を出力し、該
レジストパターンのズレ量から上記各レーザビームの射
出タイミングを補正する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながらこの発
明の実施の形態について詳細に説明する。図1には、こ
の発明の画像形成装置としてのカラー複写機1(以下、
単に複写機1と称する)を右斜め前方から見た斜視図を
示してあり、図2には、この複写機1を左斜め後方から
見た斜視図を示してある。まず、複写機1の外観を示し
た図1および図2を参照して複写機1の全体構成につい
て説明する。
【0017】図1に示すように、複写機1の上部には、
原稿を載せるための原稿置き台2が設けられている。こ
の原稿置き台2には、原稿を動かないようにするための
原稿押さえ3が矢印aの方向に開閉可能に設けられてい
る。
【0018】複写機1の前側上部には、例えばコピー開
始スイッチ等の複写機1に対して各種の指示を設定、実
行するためのオペレータパネル4が設けられている。複
写機1の下部には、被転写媒体としての記録紙を搭載す
るための用紙カセット5a、5bが、複写機1に対して
矢印bおよびcの方向に引き出し可能に設けられてい
る。
【0019】複写機1の右側面には、ジャム処理のため
のアクセスカバー6、および手差し給紙のための紙ガイ
ド7が、複写機1に対して矢印dの方向に開閉可能に設
けられている。
【0020】図2に示すように、複写機1の左側面に
は、画像形成が完了した記録紙を排出させるための排紙
口8、および排紙された記録紙を受け取るための排紙ト
レイ9が設けられている。尚、排紙トレイ9は、複写機
1に対して取り外し可能に取り付けられている。
【0021】また、複写機1の背面には、この複写機1
に電源を供給するための電源コード10、パソコン等の
コンピュータ機器と接続するためのI/Fコネクタ1
1、FAXと接続するためのI/Fコネクタ12等が設
けられている。
【0022】図3には、複写機1の内部構造を示した断
面図を示してある。ここでは、複写機1全体の概略構成
をはじめに説明し、詳細な構成についてはその後説明す
る。
【0023】複写機1は大きく分類すると、 1)複写すべき原稿に保持された画像をデジタル的に読
み込み、画像信号に変換するための原稿読取部20、 2)電子写真方式を利用した画像形成部30、 3)用紙カセット5a、5bおよび手差し給紙部(後述
する)を含む給紙搬送部80、 に分類できる。
【0024】画像読取手段として作用する原稿読取部2
0は、原稿置き台2上に置かれた原稿(図示せず)を照
明するための照明ランプ21、原稿から反射されてきた
光を反射ミラー22a、22b、22c、結像レンズ2
3等を使って受光素子24に導くための光学システム2
5、原稿からの光を電気信号に変換するためのCCD等
の受光素子24、光電変換された電気信号を色分解して
イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色毎の画像
信号を作成するための画像処理装置26を有している。
【0025】画像形成部30は、いわゆる電子写真方式
を応用したもので、各色(Y、M、C、B)毎に設けら
れた感光体ドラム(後述する)を露光するための露光装
置40、各色毎の感光体ドラムを含む画像形成機構5
0、転写機構60(転写手段)、定着装置70(定着手
段)等から構成されている。
【0026】以下、画像形成部30の詳細について説明
する。転写機構60は、記録紙を搬送する無端ベルト状
の転写ベルト61を有し、この転写ベルト61の上面側
には、右からイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの
各色の画像をそれぞれ形成する画像形成ユニット50
Y、50M、50C、50Bを等間隔に配置した画像形
成機構50が設けられている。
【0027】さらに、画像形成機構50の上方には、露
光装置40が設けてある。露光装置40は、画像処理装
置26にて作成された各色毎の画像信号に従って駆動さ
れるレーザ光源42Y、42M、42C、42B(図
5、6参照)を有している。各レーザ光源42Y、42
M、42C、42Bは、色分解された画像信号に応じて
レーザビーム41Y、41M、41C、41Bをそれぞ
れ出射し、各画像形成ユニット50Y、50M、50
C、50B内に設けられた感光体ドラム51Y、51
M、51C、51Bの表面(以下、単にドラム表面と称
することもある)上にそれぞれ静電潜像を形成するよう
になっている。
【0028】また、転写機構60には、転写装置62
Y、62M、62C、62Bが各感光体ドラム51Y、
51M、51C、51Bに対向して設けられている。駆
動ローラ63は、図示しないモータによって矢印の方向
に回転され、転写ベルト61を所定の速度で矢印の方向
へ走行させるようになっている。従動ローラ64には図
示しない加圧機構によって駆動ローラ63から離れる方
向に所定のテンションが加えられており、転写ベルト6
1がたるまないようになっている。
【0029】なお、転写ベルト61上には、転写ベルト
61上に記録紙がずれないように送り込むための用紙送
り込みガイド装置65、転写ベルト61の表面をクリー
ニングするためのクリーニング装置66、および後述す
るイメージセンサ67が設けられている。
【0030】各画像形成ユニット50Y、50M、50
C、50Bは、それぞれ同様の構成を有し、公知の電子
写真プロセスにより各色に応じた画像を形成するように
なっている。
【0031】図4に詳しく示したように、各感光ドラム
51Y、51M、51C、51Bの周囲には、その回転
方向に沿って、帯電装置52Y、52M、52C、52
B(帯電手段)、現像装置53Y、53M、53C、5
3B(現像手段)、転写装置62Y、62M、62C、
62B(図3参照)、クリーニング装置54Y、54
M、54C、54B、および除電装置55Y、55M、
55C、55B、が各々配置され、色ごとに分解された
画像信号に応じて露光装置40を介して導かれるレーザ
光41Y、41M、41C、41Bに対応するカラー画
像を形成するようになっている。
【0032】定着装置70は、上下2本の加熱ローラー
71a、71b等から構成され、所定の温度、圧力で加
圧されており、ローラーの間を記録紙を通過させること
により、記録紙上に転写されたトナーを溶融し、記録紙
に固着させるようになっている。
【0033】次に、給紙搬送部80について説明する。
転写機構60の下方には、複数枚の記録紙を積載して収
容するための用紙カセット5a、5b、および各用紙カ
セット5a、5bから取出した記録紙を画像形成部30
に給紙搬送するための給紙部82が設けられている。
【0034】給紙部82は、記録紙をそれぞれの用紙カ
セット5a、5bからピックアップする給紙ローラ83
a、83b、記録紙を転写ベルト61上に導く搬送ロー
ラ対84a、84b、記録紙の送りタイミングを調整す
るためのアライニングローラ対85等から構成されてい
る。
【0035】また、アライニングローラ85の上流側に
は、紙ガイド7(図1参照)を介して手差し給紙される
記録紙を転写ベルト61上へ導くための手差し給紙装置
86が設けられている。紙ガイド7を開放した状態でそ
の上面に記録紙を載置すると、ピックアップローラ87
が回転され、記録紙の先端がアライニングローラ対85
へ送込まれるようになっている。
【0036】次に、上記のように構成された複写機1の
動作について説明する。まず、オペレータパネル4を介
してコピーを行うための信号が入力されると、原稿読取
部20が動作を開始し、照明ランプ21を点灯させ、光
学システム25を動かす。原稿からの反射光は、光学シ
ステム25を通過し受光素子24に取り込まれ、電気信
号に変換されたのち画像処理装置26に送られる。
【0037】このように送り込まれた画像信号は、画像
処理装置26にて、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラ
ックの各色毎の画像信号に分解され、図示しない書き込
み画像処理装置に送られる。
【0038】書込み画像処理制御装置からの信号は、露
光装置40に送られ、同時に、感光ドラム51Y、51
M、51C、51B、転写ベルト61、定着装置70等
が回転しはじめる。
【0039】用紙カセット5aまたは5b内に収容され
た記録紙は、給紙ローラ83a、83b、または手差し
給紙部のピックアップローラ87によりピックアップさ
れ、搬送ローラ対84a、84bによって搬送され、ア
ライニングローラ対85によりタイミングを合わせら
れ、転写ベルト61上に送られる。
【0040】一方、画像書込み制御装置からの画像信号
は、露光装置40に送られ、各色に対応したレーザビー
ム41Y、41M、41C、41Bとして出射される。
このとき、各レーザ光源42Y、42M、42C、42
Bから射出されるレーザビームの射出タイミング、即ち
書出しタイミングが調整される。
【0041】例えば、イエローの信号については、露光
装置40はイエロー用の画像信号に応じてレーザ光源4
2Yを付勢し、レーザビーム41Yを射出する。このレ
ーザビーム41Yで帯電装置52Yにより一様に帯電さ
れた感光体ドラム51Yを露光し、イエロー画像信号に
応じた静電潜像を形成する。
【0042】感光体ドラム51Yは、矢印e(図4参
照)の方向に回転しており、感光体ドラム51Y上の静
電潜像は現像装置53Yによって現像され、イエロート
ナー像が形成される。
【0043】このイエロートナー像は、転写装置62Y
によって、転写ベルト61上の記録紙に転写される。そ
の後、転写されずに感光体ドラム51Yの表面上に残留
したイエロートナーは、クリーニング装置54Yによっ
てクリーニングされる。
【0044】さらに除電装置55Yの照明により感光体
ドラム51Y上の残留電位は一様に低下させられ、次の
電子写真プロセスに備えるようになっている。マゼン
タ、シアン、ブラックについては、対応する画像信号が
露光装置40に送られ、画像信号に応じてレーザビーム
41M、41C、41Bを射出し、各画像形成手段にお
いて、前記イエローの画像形成手段50Yと同様なプロ
セスを経て画像形成が行われる。
【0045】上述の画像形成の際、記録紙は転写ベルト
61により搬送されつつ、各色の画像が次々と転写さ
れ、その後駆動ローラ63の曲率による分離または分離
爪(図示しない)による強制分離により転写ベルト61
から離れ、定着装置70に送られる。
【0046】記録紙は、定着装置70において、熱およ
び圧力による画像定着を受け、その後、排紙口8を介し
て複写機1の外側に設けられた排紙トレイ9上に排出さ
れる。
【0047】次に、この発明のマルチビーム光学装置と
して作用する上述した露光装置40について、図5およ
び図6を参照して詳細に説明する。図5に示すように、
露光装置40は、色分解された画像信号に応じて付勢さ
れて各色毎の画像信号に応じたレーザビーム41Y、4
1M、41C、41Bを射出する複数のレーザ光源42
Y、42M、42C、42Bを有している。また、露光
装置40は、各レーザ光源42Y、42M、42C、4
2Bから射出されたレーザビームを連続的且つ周期的に
偏向させて各感光体ドラム51Y、51M、51C、5
1Bの表面上に照射し、各感光体ドラムの表面をその回
転軸方向、即ち水平走査方向に走査する走査手段として
のポリゴンミラー91を有している。更に、露光装置4
0は、基準光源としてのブラック用のレーザ光源42B
から射出されてポリゴンミラー91で偏向されたレーザ
ビーム41Bを画像領域より外側の位置で受光する受光
素子92を有している。
【0048】しかして、色分解された画像信号に応じて
各レーザ光源42Y、42M、42C、42Bから射出
されたレーザビームは、それぞれ偏向前レンズ93を通
過されてポリゴンミラー91へ導かれる。ポリゴンミラ
ー91は、矢印方向に所定速度で回転することにより、
その外周に設けた多面鏡にて各レーザビームを反射して
偏向させる。ポリゴンミラー91で偏向された各レーザ
ビーム41Y、41M、41C、41Bは、偏向後レン
ズ94、および各感光体ドラム51Y、51M、51
C、51Bに対向してそれぞれ設けられた複数の折返し
ミラー95を介して、対応する感光体ドラム51Y、5
1M、51C、51Bの表面上にそれぞれ照射され、各
感光体ドラム51Y、51M、51C、51Bの回転に
応じて、各感光体ドラムの表面が各色毎のレーザビーム
によって水平走査方向に沿って走査される。このとき、
基準光源としてのレーザ光源42Bから射出されたレー
ザビーム41Bの一部がポリゴンミラー91および偏向
後レンズ94を介して受光素子92によって受光され、
後述する水平走査同期信号が得られる。このようにし
て、各感光体ドラムの表面に色分解された画像信号に応
じた静電潜像がそれぞれ形成される。
【0049】このように形成された各色毎の静電潜像
は、上述したように現像された後、その現像剤像が記録
紙上に順次重ねて転写されて定着され、記録紙上にカラ
ー画像として出力される。尚、偏向前レンズ93、偏向
後レンズ94、折返しミラー95などの光学部材の面精
度や取付け角度、および各レーザ光源42Y、42M、
42C、42Bによる水平走査方向の書出しタイミング
(走査開始タイミング)は、各色毎の現像剤像が記録紙
上で正確に重ね合わされて、出力されるカラー画像に色
ズレ等の画像不良を生じることのないように高精度に調
整されている。
【0050】しかしながら、これらの光学部材の面精度
や取付け誤差などによって部材が僅かでも傾いていたり
すると、例えば、レーザビームによる水平走査方向の書
出しタイミングにズレを生じてしまい、各感光体ドラム
の表面上に形成される静電潜像にズレを生じ、出力され
る画像に色ズレ等の画像不良を生じてしまう。このた
め、この発明では、以下に説明するようにして画像のズ
レを生じないようにしている。
【0051】ここで、上記のように構成された露光装置
40の制御系について、図6に示すブロック図を参照し
て説明する。露光装置40の制御系は、この発明の制御
手段として作用する制御回路100を有している。制御
回路100には、各レーザ光源42Y(光源C)、42
M(光源B)、42C(光源A)、42B(基準光源)
を駆動する駆動回路96Y、96M、96C、96Bが
接続されている。また、制御回路100には、上述した
受光素子92、およびイメージセンサ67が接続されて
いる。尚、イメージセンサ67は、転写ベルト61から
上方に所定距離離間した位置に配置され、転写ベルト6
1上に転写されるレジスとパターン(後述する)を検出
するようになっている。
【0052】制御回路100は、複写機1の電源投入
時、装置を停止した直後のウォーミングアップ動作終了
時、または画像出力動作中の任意のタイミングで、予め
用意したレジストパターンを含む画像信号に基づいて、
各駆動回路96Y、96M、96C、96Bに制御信号
を出力する。各駆動回路は、この制御信号に基づいて各
レーザ光源42Y、42M、42C、42B付勢して、
各色毎のレジストパターンを含むレーザビームを出力さ
せる。
【0053】このとき、基準光源42Bから射出されて
ポリゴンミラー91で偏向されて偏向後レンズ94を通
過されたレーザビームを受光素子92によって受光し、
図7に示すような水平走査同期信号(以下、単に同期信
号と称する)を得る。そして、この同期信号から時間T
だけ遅れて各駆動回路96Y、96M、96C、96B
に対してレーザ駆動許可信号が与えられ、レジストパタ
ーンを有する各色毎のレーザビームが射出される。
【0054】射出された各レーザビームによって、各感
光体ドラム51Y、51M、51C、51Bの表面上に
レジストパターンを含む静電潜像が形成される。そし
て、各静電潜像が各色の現像剤によって現像されて各色
毎の現像剤像が形成され、転写ベルト61上に各現像剤
像が転写されて、転写ベルト61上に各色毎のレジスト
パターンが形成される。
【0055】転写ベルト61上に形成された各色毎のレ
ジストパターンは、イメージセンサ67によって読取ら
れ、基準となるブラックのレジストパターンに対する他
の色のレジストパターンのズレ量が検出される。尚、こ
こで、転写ベルト61上の各色毎のレジストパターンが
イメージセンサ67によって読取ることができない場
合、制御回路100は、各光源からレーザビームが出力
されていないことを判断して露光エラーを判断し、以降
の給紙を中止するとともに、オペレータパネル4を介し
てエラー内容を表示する。
【0056】そして、レジストパターンのズレ量がゼロ
になるように補正された例えば図8に示すような書出し
タイミングを有するレーザ駆動許可信号が各駆動回路9
6Y、96M、96C、96Bに出力され、各レーザ光
源42Y、42M、42C、42Bによるレーザビーム
の書出しタイミングが補正される。以後、各レーザ光源
42Y、42M、42C、42Bからのレーザビームの
書出しタイミングを、補正したタイミングにすることに
より、出力される画像に色ズレ等の画像不良を生じるこ
とがなくなる。
【0057】尚、画像形成動作中に各レーザビームの書
出しタイミングを補正する場合には、搬送される記録紙
の間の転写ベルト61上にレジストパターンを形成し、
これをイメージセンサ67で読取って各レーザビームの
書出しタイミングを制御する。このように、画像形成動
作中にレーザビームの書出しタイミングを補正すること
により、ポリゴンミラー91や折返しミラー95等の光
学部材の熱による経時的な取付け角度の変化に起因した
画像のズレを補正できる。
【0058】以上のように、本実施の形態によると、単
一のポリゴンミラー91を設けるとともに、単一の受光
素子によって基準光源42Bから射出されるレーザビー
ム41Bを参照光として受光素子92により受光し、こ
の参照光によって同期信号を得る。そして、この同期信
号に合せて各色毎のレジストパターンを転写ベルト61
上に出力し、レジストパターンのズレ量をイメージセン
サ67で検出する。更に、このように検出したズレ量を
各光源42Y、42M、42C、42Bを付勢する駆動
回路96Y、96M、96C、96Bにフィードバック
し、レジストパターンのズレがゼロとなるように、各レ
ーザビーム41Y、41M、41C、41Bの書出しタ
イミングを補正する。
【0059】従って、従来のように、各色毎にレーザビ
ームの水平走査方向の書出しタイミングを検出するため
の複数の折返しミラーや複数の受光素子を設ける必要が
なく、装置構成を簡略化でき、装置を安価に製造でき
る。また、レジストパターンのズレ量を検出して各レー
ザビームによる水平走査方向の書出しタイミングを補正
するため、光学部材の部品精度や取付け精度を低くして
も、各レーザビームの光路調整を容易且つ確実にでき
る。
【0060】尚、この発明は、上述した実施の形態に限
定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変形可
能である。例えば、上述した実施の形態では基準光源と
してブラック用のレーザ光源42Bを用いたが、他の色
のレーザ光源を基準光源とすることもできる。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のマルチ
ビーム光学装置、およびこのマルチビーム光学装置を備
えた画像形成装置は、上記のような構成および作用を有
しているので、装置構成を簡略化でき、装置を安価に製
造でき、レーザビームの光路調整を容易且つ確実にでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る複写機を示す正面
斜視図。
【図2】図1の複写機を示す後面斜視図。
【図3】図1の複写機の内部構成を詳細に示す断面図。
【図4】図3の複写機に組込まれた画像形成機構を拡大
して示す概略図。
【図5】図3の複写機に組込まれた露光装置を概略的に
示す要部斜視図。
【図6】図5の露光装置の制御系を示すブロック図。
【図7】水平走査同期信号に基づく各レーザビームの書
出しタイミングを示すタイミングチャート。
【図8】レジストパターンのズレ量をフィードバックし
て補正された各レーザビームの書出しタイミングを示す
タイミングチャート。
【符号の説明】
1…カラー複写機、 2…原稿置き台、 3…原稿押さえ、 4…オペレータパネル、 5a、5b…用紙カセット、 6…アクセスカバー、 7…紙ガイド、 8…排紙口、 9…排紙トレイ、 10…電源コード、 11、12…I/Fコネクタ、 20…原稿読取部、 21…照明ランプ、 22a、22b、22c…反射ミラー、 23…結像レンズ、 24…受光素子、 25…光学システム、 26…画像処理装置、 30…画像形成部、 40…露光装置、 41Y、41M、41C、41B…レーザ光、 42Y、42M、42C、42B…レーザ光源、 50Y、50M、50C、50B…画像形成ユニット、 51Y、51M、51C、51B…感光体ドラム、 52Y、52M、52C、52B…帯電装置、 53Y、53M、53C、53B…現像装置、 54Y、54M、54C、54B…クリーニング装置、 55Y、55M、55C、55B…除電装置、 60…転写機構、 61…転写ベルト、 62Y、62M、62C、62B…転写装置、 63…駆動ローラ、 64…従動ローラ、 65…用紙送り込みガイド装置、 66…クリーニング装置、 67…イメージセンサ、 70…定着装置、 71a、71b…加熱ローラ、 80…給紙搬送部、 82…給紙部、 83a、83b…給紙ローラ、 84a、84b…搬送ローラ対、 85…アライニングローラ対、 86…手差し給紙装置、 87…ピックアップローラ、 91…ポリゴンミラー、 92…受光素子、 93…偏向前レンズ、 94…偏向後レンズ、 95…折返しミラー、 96Y、96M、96C、96B…駆動回路、 100…制御回路。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザビームを射出する複数の光源と、 上記複数の光源から射出されたレーザビームをそれぞれ
    所定の感光面へ導く複数の光学部材を有する光学手段
    と、 上記複数の光学部材を介して導かれる複数のレーザビー
    ムをそれぞれ連続的に偏向させ、上記感光面を走査する
    走査手段と、 上記走査手段にて走査されるレーザビームのうち基準と
    なるレーザビームの走査開始タイミングを検出する検出
    手段と、 上記検出手段によって検出された走査開始タイミングに
    合せて他のレーザビームによる走査開始タイミングを制
    御する制御手段と、 を備えていることを特徴とするマルチビーム光学装置。
  2. 【請求項2】 所定のタイミングでレーザビームを射出
    する複数の光源と、 上記複数の光源から射出されたレーザビームを、上記各
    光源に対応して設けられた複数の感光体の表面上へそれ
    ぞれ導く複数の光学部材を有する光学手段と、 上記複数の光学部材を介して導かれる複数のレーザビー
    ムをそれぞれ連続的に偏向させ、上記各感光体の表面を
    走査する走査手段と、 上記走査手段にて偏向されるレーザビームのうち基準と
    なるレーザビームを受光して、該レーザビームによる走
    査開始タイミングを検出する検出手段と、 上記検出手段によって検出された走査開始タイミングに
    合せて他のレーザビームの射出タイミングを制御する制
    御手段と、 を備えていることを特徴とするマルチビーム光学装置。
  3. 【請求項3】 所定のタイミングでレーザビームを射出
    する複数の光源と、 上記複数の光源から射出されたレーザビームを、上記各
    光源に対応して設けられた複数の感光体の表面上へそれ
    ぞれ導く複数の光学部材を有する光学手段と、 上記複数の光学部材を介して導かれる複数のレーザビー
    ムを、その偏向方向が連続的に変化するように上記感光
    体の表面上へ反射し、上記各感光体の表面を走査するポ
    リゴンミラーと、 上記ポリゴンミラーによって反射されたレーザビームの
    うち基準となるレーザビームを受光して、該レーザビー
    ムの走査開始タイミングを検出し、同期信号を得る受光
    素子と、 上記受光素子を介して検出された同期信号に合せて他の
    レーザビームの射出タイミングを制御する制御手段と、 を備えていることを特徴とするマルチビーム光学装置。
  4. 【請求項4】 原稿から画像を読取って画像信号に変換
    する画像読取手段と、 上記画像読取手段にて変換された画像信号に基づいてレ
    ーザビームを射出する複数の光源と、 上記複数の光源から射出されるレーザビームを受光する
    感光体と、 上記複数の光源から射出されたレーザビームをそれぞれ
    上記感光体へ導く複数の光学部材を有する光学手段と、 上記複数の光学部材を介して導かれる複数のレーザビー
    ムをそれぞれ連続的に偏向させることにより、上記感光
    体を走査する走査手段と、 上記走査手段による走査によって上記感光体に形成され
    た複数の潜像に対して現像剤を供給して現像する現像手
    段と、 上記現像手段にて現像された複数の現像剤像を被転写媒
    体上に重ね合わせて転写する転写手段と、 上記転写手段にて転写された複数の現像剤像を上記被転
    写媒体上に定着させる定着手段と、 上記走査手段にて走査されるレーザビームのうち基準と
    なるレーザビームの走査開始タイミングを検出する検出
    手段と、 上記検出手段によって検出された走査開始タイミングに
    合せて他のレーザビームによる走査開始タイミングを制
    御する制御手段と、 を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 原稿から画像を読取って、読取った画像
    を色分解した各色毎の画像信号に変換する画像読取手段
    と、 上記画像読取手段にて色分解された各色毎の画像信号に
    応じた各色毎のレーザビームを射出する複数の光源と、 上記複数の光源に対応して設けられ、上記複数の光源か
    ら射出されるレーザビームをそれぞれ受光する複数の感
    光体と、 上記複数の光源から射出されたレーザビームを、上記複
    数の感光体の各表面上へそれぞれ導く複数の光学部材を
    有する光学手段と、 上記複数の光学部材を介して導かれる複数のレーザビー
    ムをそれぞれ連続的に偏向させ、上記各感光体の表面を
    それぞれ走査する走査手段と、 上記走査手段によるレーザビームの走査によって上記各
    感光体の表面に形成された複数の潜像に対してそれぞれ
    異なる色の現像剤を供給して現像する現像手段と、 上記現像手段にて現像された各色毎の現像剤像を被転写
    媒体上に重ね合わせて転写する転写手段と、 上記転写手段にて転写された各色毎の現像剤像を上記被
    転写媒体上に定着させる定着手段と、 上記走査手段にて偏向されるレーザビームのうち基準と
    なるレーザビームを受光して、該レーザビームによる走
    査開始タイミングを検出する検出手段と、 上記検出手段によって検出された走査開始タイミングに
    合せて他のレーザビームの射出タイミングを制御する制
    御手段と、 を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 原稿から画像を読取って、読取った画像
    を色分解した各色毎の画像信号に変換する画像読取手段
    と、 上記画像読取手段にて色分解された各色毎の画像信号に
    応じた各色毎のレーザビームを射出する複数の光源と、 上記複数の光源に対応して設けられ、上記複数の光源か
    ら射出されるレーザビームをそれぞれ受光する複数の感
    光体と、 上記複数の光源から射出されたレーザビームを、上記複
    数の感光体の表面上へそれぞれ導く複数の光学部材を有
    する光学手段と、 上記複数の光学部材を介して導かれる複数のレーザビー
    ムを、その偏向方向が連続的に変化するように上記各感
    光体の表面上へ反射し、上記各感光体の表面を走査する
    単一のポリゴンミラーと、 上記ポリゴンミラーを介して反射された複数のレーザビ
    ームによる走査によって上記感光体の表面に形成された
    複数の潜像に対してそれぞれ異なる色の現像剤を供給し
    て現像する現像手段と、 上記現像手段にて現像された各色毎の現像剤像を被転写
    媒体上に重ね合わせて転写する転写手段と、 上記転写手段にて転写された各色毎の現像剤像を上記被
    転写媒体上に定着させる定着手段と、 上記ポリゴンミラーによって反射されたレーザビームの
    うち基準となるレーザビームを受光して、該レーザビー
    ムによる走査開始タイミングを検出し、各レーザビーム
    による走査のための同期信号を得る受光素子と、 上記受光素子を介して入力された同期信号に合せて他の
    レーザビームの射出タイミングを制御する制御手段と、 を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 原稿から画像を読取って、読取った画像
    を色分解し、色分解した各色毎の画像信号を形成する画
    像読取手段と、 互いに略平行に並設された回転軸を有する複数の感光体
    ドラムと、 上記複数の感光体ドラムの表面を所定の電位に帯電させ
    る帯電手段と、 上記画像読取手段にて形成された各色毎の画像信号に基
    づく各色毎のレーザビームを射出する複数の光源と、 上記複数の光源から射出された各色毎のレーザビーム
    を、上記帯電手段にて帯電された複数の感光体ドラムの
    表面上へそれぞれ導く複数の光学部材を有する光学手段
    と、 上記複数の光学部材を介して導かれる複数のレーザビー
    ムを、その偏向方向が上記感光体ドラムの回転軸方向に
    沿って連続的に変化するように上記各感光体ドラムの表
    面上へ反射し、上記各感光体ドラムの表面をその回転軸
    方向に沿って走査し、上記各感光体ドラムの回転を伴っ
    て上記各感光体ドラムの表面上に各色毎の静電潜像を形
    成する単一のポリゴンミラーと、 上記ポリゴンミラーによる走査によって上記各感光体ド
    ラムの表面上に形成された各色毎の静電潜像に対してそ
    れぞれ色の異なる帯電した現像剤を供給して現像する現
    像手段と、 被転写媒体を保持して上記複数の感光体ドラムの表面に
    沿って順次搬送する搬送面を有する搬送手段と、 上記搬送面に対向して配置されたイメージセンサと、 上記現像手段にて現像された各色毎の現像剤像を上記搬
    送手段にて搬送される被転写媒体上に順次重ね合わせて
    転写する転写手段と、 上記転写手段にて転写された各色毎の現像剤像を上記被
    転写媒体上に定着させる定着手段と、 上記ポリゴンミラーによって反射されたレーザビームの
    うち基準となるレーザビームを受光して、該レーザビー
    ムによる走査開始タイミングを同期信号として検出する
    受光素子と、 上記受光素子を介して検出された同期信号に合せて上記
    各レーザビームの射出タイミングを制御し、上記各感光
    体ドラムの表面上に各色毎のレジストパターンを含む各
    色毎の静電潜像を形成し、これら静電潜像を各色毎の現
    像剤によって現像し、現像した各色毎のレジストパター
    ン像を上記搬送面上に転写し、転写した各色毎のレジス
    トパターン像を上記イメージセンサによって読取って、
    読取った画像から、上記基準となるレーザビームに対応
    したレジストパターンに対する他の色のレジストパター
    ンのズレ量を検出し、検出したズレ量がゼロになるよう
    に各光源から射出されるレーザビームの射出タイミング
    を補正する制御手段と、 を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 上記制御手段は、上記イメージセンサに
    よって各色毎のレジストパターン像を読取ることができ
    ない場合にエラーを判断し、装置の動作を停止させるこ
    とを特徴とする請求項7記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 上記制御手段は、装置の電源投入時また
    は装置を停止した直後のウォーミングアップ動作終了時
    に、上記各色毎のレジストパターン像を出力し、該レジ
    ストパターンのズレ量から上記各レーザビームの射出タ
    イミングを補正することを特徴とする請求項7記載の画
    像形成装置。
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