JP6887822B2 - 光走査装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
809a=810a=811a=812a<809b=810b=811b=812b
801a<801b
ミラー高さ817と駆動基板801の大きさで決まる、上述した大小関係が満足されない場合には、光学箱807の共通化は達成できないこととなる。なお、図19〜図22の詳細については後述する。
(2)用紙に画像形成する画像形成部と、前記感光体と、前記(1)に記載の光走査装置と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
まず、後述する実施例との比較のために、従来の偏向装置の構成について図を用いて説明する。図19は従来の偏向装置の構成の一例を示したものである。図19(a)は、偏向装置800の概観を示す側面図であり、図19(b)は、偏向装置800と偏向装置800を設置する光学箱807の周囲を示す斜視図である。
ところで、回転数が異なるモータを備える偏向装置を共通の光学箱に取付け可能にしようとすると、以下の3つの課題が生じる。なお、以下の説明は共通の光学箱を使用するために、共通の光学系、すなわち共通の回転多面鏡805を使用することとして説明を行う。
802b>802a・・・(1)
802a>802b・・・(2)
817a>817b・・・(3)
この場合、光学箱807から回転多面鏡805までの高さを揃えるため、光学箱807に設けられた各ボス809a〜812a、809b〜812bの高さは、次の式(4)に示す関係を満足する必要がある。
809a=810a=811a=812a<809b=810b=811b=812b・・・(4)
801a<801b・・・(5)
なお、式(5)の条件は、駆動基板801の4隅にビス穴813〜816(駆動基板801aではビス穴813a〜816a、駆動基板801bではビス穴813b〜816b)が設けられていることを前提としている。
実施例1の画像形成装置の構成について、以下に説明する。図1は、本実施例のタンデム型のカラーレーザビームプリンタの全体構成を示す概略構成図である。このレーザビームプリンタ(以下、単にプリンタという)はイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(Bk)の色毎にトナー像を形成する4基の作像エンジン10Y、10M、10C、10Bk(一点鎖線で図示)を備える。また、プリンタは、各作像エンジン10Y、10M、10C、10Bkからトナー像が転写される中間転写ベルト20を備え、中間転写ベルト20に転写されたトナー像を記録材である記録シートPに転写してカラー画像を形成するように構成されている。以降、各色を表す符号Y、M、C、Bkは、必要な場合を除き省略する。なお、以下の説明において、後述する回転多面鏡42の回転軸方向をZ軸方向、光ビームの走査方向である主走査方向、又は後述する折返しミラーの長手方向をY軸方向、Y軸及びZ軸に垂直な方向をX軸方向とする。
図2は、図1の画像形成装置であるプリンタに搭載される光走査装置40の構成を示す斜視図である。図2に示す光走査装置40は、画像形成装置の小型化を実現するために、1つの回転多面鏡42で複数の画像形成部の感光ドラム50を露光する方式を用いている。図2において、光走査装置40の中央部に複数の画像形成部に対して共通に用いられる回転多面鏡42が設けられている。光源ユニット44a、44bから出射されたレーザ光は、回転多面鏡42によって偏向された後に、各々の光源に対して設けられた走査光学系や反射ミラーを経由し、対応する感光ドラム50の表面を露光する。ここで、光走査装置40では、回転多面鏡42に対して図2の図中左右方向にそれぞれ光学系が配置され、光源ユニット44a、44bには、それぞれトナー2色分の発光部が設けられている。光源ユニット44aから出射される各レーザ光は、ブラック(K)とシアン(C)に対応する画像形成部の感光ドラム50Bk、50C上を露光する。一方、光源ユニット44bから出射される各レーザ光は、マゼンタ(M)とイエロー(Y)に対応する画像形成部の感光ドラム50M、50Y上を露光する。
図3、図4は、本実施例で用いられる低速用モータ300を用いた第1の偏向部である偏向装置201と、高速用モータ301を用いた第2の偏向部である偏向装置208の上面図である。偏向装置201、208は、共通の光学箱に設置され、共通のレンズ、反射ミラー等の光学系を使用するため、共通の回転多面鏡42を搭載している。
図3は、第1のモータである低速用モータ300を用いた偏向装置201を上方向から見たときの外観を示す上面図である。偏向装置201は、回転多面鏡42(第1の回転多面鏡)、モータの駆動に必要な画像形成装置本体との信号線を収容した束線(図7参照)が接続されるコネクタ207、モータを駆動する駆動回路、これら部品を搭載した駆動基板202から構成される。また、第1の基板である駆動基板202には、光学箱85に固定するためのビス穴である固定用穴203、204、205、206が設けられている。更に、偏向装置201を光学箱85に位置決めする際、前述したようにモータの軸受を光学箱85の位置決め穴に嵌合する。その際、駆動基板202が回転しないように規制する開口である回転規制部220が、駆動基板202に設けられている。
図4は、低速用モータ300の最大回転数よりも最大回転数が高い第2のモータである高速用モータ301(図5参照)を用いた偏向装置208を上方向から見たときの外観を示す上面図である。偏向装置208は回転多面鏡42(第2の回転多面鏡)、モータの駆動に必要な画像形成装置本体との信号線を収容した束線(図11参照)が接続されるコネクタ212、モータを駆動する駆動回路、これら部品を搭載した駆動基板209から構成される。また、第2の基板である駆動基板209には、光学箱85に固定するためのビス穴である固定用穴210、211が設けられている。図3、図4に示された偏向装置201、208の大きさを比較すると、回転多面鏡42は偏向装置201、208の共通部材なので、偏向装置201の駆動基板202の面積は偏向装置208の駆動基板209の面積よりも大きい関係となっているのが分かる。
図5(a)、(b)は、それぞれ、図3に示す偏向装置201、図4に示す偏向装置208を図中右方向から見たときの側面図である。2つの偏向装置201、208を共通の光学箱85に設置して共通の光学系で使用するためには、回転多面鏡42の光学箱85の底面からの高さを同じ高さに揃える必要がある。図5では、(a)の偏向装置201に設置された回転多面鏡42の高さと、(b)の偏向装置208に設置された回転多面鏡42の高さを揃えて図示している。なお、図5(a)において、回転多面鏡42を駆動するモータ300は、軸受267を有する。また、ミラー高さ213は、駆動基板202の裏面(光学箱85の座面に対向する面)から回転多面鏡42のミラー面までの高さを示す。同様に、図5(b)において、回転多面鏡42を駆動するモータ301は、軸受268を有する。また、ミラー高さ214は、駆動基板209の裏面(光学箱85の座面に対向する面)から回転多面鏡42のミラー面までの高さを示す。
次に、本実施例で用いる、上述した偏向装置201、208が取り付けられる共通の光学箱85について説明する。図6は、偏向装置201、208が取り付けられていない光学箱85を上方向から見たときの光学箱85の底面の形状を示す斜視図である。光学箱85には、偏向装置201、208のモータの軸受267、268を嵌合させることによってモータの位置決めを行うための位置決め穴219が設けられている。更に、偏向装置201、208を取り付けるための第1の座面である取付座面215〜218、取付座面223、224や後述する回転規制ボス221、222が設けられている。
図7は、図6に示した光学箱85に、偏向装置201が設置された様子を示す斜視図である。図7では、図6に示した位置決め穴219に駆動基板202の裏面から突出したモータの軸受267を嵌合させることによって、回転多面鏡42の回転中心軸が決定される。また、駆動基板202に設けられた回転規制部220(図3)に回転規制ボス221が嵌合することにより、駆動基板202が位置決めされる。そして、この状態から、ビス269を駆動基板202に設けられた固定用穴203を介して光学箱85の取付座面215に締結し、ビス270を駆動基板202に設けられた固定用穴204を介して光学箱85の取付座面216に締結する。同様に、ビス271を駆動基板202に設けられた固定用穴206を介して光学箱85の取付座面217に締結し、ビス272を駆動基板202に設けられた固定用穴205を介して光学箱85の取付座面218に締結する。これにより、低速用モータを有した偏向装置201は、光学箱85に固定される。
低速用モータを備えた偏向装置201の光学箱85への取り付け方法について説明したが、同じような方法で、高速用モータを備えた偏向装置208を光学箱85に取り付ける際、偏向装置201、208の仕様の違いにより、次のような課題が生じる。すなわち、前述したように、偏向装置201のミラー高さ213は偏向装置208のミラー高さ214よりも大きく、かつ、偏向装置201の駆動基板202の面積は偏向装置208の駆動基板209よりも大きい。そのため、偏向装置208の駆動基板209を光学箱85に取り付けるためには、偏向装置201の駆動基板202が配置されている領域内に、偏向装置201用の取付座面215〜218よりも高さが高い駆動基板209用の取付座面が必要となる。仮に、このような高さを有する駆動基板209用の取付座面を光学箱85に設けてしまうと、逆に偏向装置201の駆動基板202を光学箱85に取り付けることができなくなり、2つの偏向装置201、208に対して、光学箱85を共通化することができない。
図8(a)は、本実施例で用いられる偏向装置208を取り付ける取付部238を示す斜視図である。図8(a)において、取付部238には、偏向装置208のモータの軸受268と嵌合し、回転多面鏡42の回転中心軸の位置決めをするための位置決め穴229が設けられている。更に、取付部238には、偏向装置208の駆動基板209の裏面と接触し、回転多面鏡42のミラー高さを決める取付座面225、226が配置されている。なお、取付座面225、226は、図4に示した偏向装置208の駆動基板209において、固定用穴210、211にそれぞれ対応している。また、取付部238には駆動基板209の回転方向の規制を行うための回転規制リブ236、237、取付部238の回転を規制するための開口である回転規制部235、光学箱85の取付座面に固定するための固定用穴230、231、232が設けられている。なお、固定用穴233、234は、後述するカバー253(図14参照)を装着する際に使用するビス穴である。
次に、高速用偏向ユニット243の光学箱85への取付方法について説明する。図8に示すように、取付部238には、回転規制部235、ビス穴である固定用穴230、231、232が設けられている。図9は、図8に示す取付部238を光学箱85に当接する側である取付部238の裏面から見たときの取付部238の外観を示す斜視図である。取付部238に設けられた光学箱85の取付座面に固定するための固定用穴230、231、232の裏面の周囲には、座面239、240、241が設けられている。また、取付部238の裏面には、位置決め穴229と同軸で配置されている位置決め軸242が設けられている。更に、取付部238の裏面には、後述する逃げ形状273、274、275(図11参照)、ビス収納形状276、277(図13参照)が設けられている。
上述した高速用偏向ユニット243の対応した光学箱の取付座面の形状について、図を用いて説明する。図10は、高速用偏向ユニット243が取り付けられる前の光学箱85の座面の形状を示す斜視図である。光学箱85には、前述した低速用モータを備えた偏向装置201を固定するために使用する取付座面215〜217のほかに、取付座面223、224が設けられている。高速用偏向ユニット243を光学箱85に固定する(支持する)際には、取付座面223、224と、偏向装置201を固定する際に使用した取付座面216の3つの取付座面(第2の座面)が使用される。ここでは、偏向装置201を固定する際に使用した取付座面215〜218、及び取付座面223、224は、全て光学箱85の底面からの高さは同じ高さである。
図11は、高速用偏向ユニット243を光学箱85に取り付けた様子を上方向から見たときの斜視図である。高速用偏向ユニット243を光学箱85に設置した状態で、ビス245を取付部238の固定用穴230を介して光学箱85の取付座面223に締結する。同様に、ビス246を取付部238の固定用穴231を介して光学箱85の取付座面224に締結し、ビス247を取付部238の固定用穴232を介して光学箱85の取付座面216に締結する。これにより、高速用偏向ユニット243は光学箱85に固定される。この際、取付部238は、裏面に設けられた逃げ形状275、274、273(図9)によって、光学箱85に設けられた偏向装置201の取付座面215、217、218には接触していない。その結果、低速用の偏向装置201、高速用偏向ユニット243は、共通の光学箱85に取り付け可能となる。なお、回転規制部235(図8)が回転規制ボス222と嵌合し、高速用偏向ユニット243は位置決めされている。また、高速用偏向装置208のコネクタ212と接続された束線248は、取付部238に設けられた束線用の開口244を通り適宜、所定の電気基板に接続されている。
続いて、高速用の偏向装置208と低速用の偏向装置201の位置決め時の取付座面の位置関係について、図を用いて説明する。図13は、光学箱85に高速用偏向ユニット243が配置された際に、取付部238を図示しなかったときの偏向装置208の状態を示す仮想的な斜視図である。図8に示したように、高速用の偏向装置208の駆動基板209は、固定用穴210、211を介してビス227、228により、取付部238の取付座面225、226に取り付けられる。図13より、高速用の偏向装置208の駆動基板209が取り付けられた、第3の座面である取付部238の取付座面225、226は、低速用の偏向装置201の取付座面215〜218と重なり合うことなく配置されている。このように互いの取付座面を重複させないことで、偏向装置208の取付座面225、226、更には取付座面225、226の裏面に設けられたビス収納形状276、277(図9)と、低速用の偏向装置201の光学箱85の取付座面が干渉しない。その結果、設計レイアウトの自由度が向上するメリットがある。
図14は、図12に示す斜視図を図12の図中奥側から手前方向に見たときの高速用偏向ユニット243の周辺を示す斜視図である。図14(a)において、取付部238は、偏向装置208の位置決めのためだけであれば、平板形状でもよい。しかしながら、モータが高速で回転する偏向装置208の回転数によっては、光学箱85にモータの回転による振動が伝播され、大きな騒音や振動による走査線振れを引き起こしてしまう可能性がある。そこで、本実施例では、モータの騒音や振動の影響を低減するため、取付部238は、偏向装置208を密閉する構成を有している。そのため、取付部238は平板形状ではなく、外周部に垂直方向の壁面を具備している。偏向装置208の回転多面鏡42には、光源からの光ビームが入射され、かつ感光ドラム上を走査するために光ビームを反射させることから、取付部238の垂直方向の壁面には密閉可能な透過部材が必要となる。そこで、取付部238は、光源からの光ビームが入射する封止ガラス249、250、回転多面鏡42により偏向された光ビームが出射する封止ガラス251、252を接着により支持することで密閉し、かつ光ビームを透過する機能を果たしている。なお、本実施例は取付部238に設置されるモータは高速用の偏向装置208に設けられるモータに限定するものではない。ただし、取付部238が金属製の強度の高い構造物となることを前提に考えると、モータの振動及び騒音の減衰という観点からも、取付部238には高速用の偏向装置208を支持した方が合理的である。
図15は、本実施例で用いられる高速用偏向ユニット243が取り付けられる取付座面が設けられた光学箱85の底面を示す斜視図である。図16は、図15に示す取付座面を上方向から見たときの上面図である。図15、図16では、実施例1の図10に示す光学箱85に設けられた取付座面と比べて、取付座面256、257が追加されていることが分かる。そして、本実施例での高速用偏向ユニット243の光学箱85の取付座面(支持座面ともいう)は、取付座面223、256、257の3点である。実施例1の場合と比べて、取付座面256、257を設けることにより、図中X方向の支持スパンが広くなっている。このように、高速用の偏向装置208を取付部238に取り付け、取付部238と後述する座面拡張部258(図17参照)を介して光学箱85に取り付ける(固定する)ことで、必要な軸倒れ精度に応じて支持スパンを延長することができる。
図18は、高速用の偏向装置208を取付部238に取り付けた高速用偏向ユニット243を光学箱85に取り付けた様子を示す斜視図である。図18では、実施例1と比べて、取付座面216、224の光学箱85の底部(底面)からの高さを低くしている点と、取付部238の裏面の座面240、241との間にオーリング261、262を挟み込んでいる点が異なる。オーリング261、262を挟み込んでいることにより、座面240と取付座面224、座面241と取付座面216とを締結するビス263、264の締め込み具合を調整することにより、弾性部材であるオーリングの圧縮量を可変させることができる。これにより、高速用偏向ユニット243の軸倒れ量の調整を行うことができる。
201 偏向装置
202、209 駆動基板
215〜218、223、224 座面
238 取付部
243 偏向ユニット
300、301 モータ
Claims (9)
- 光源から出射された光ビームを偏向する複数の反射面を有し回転する回転多面鏡と、前記回転多面鏡により偏向された前記光ビームを感光体に結像させる結像レンズと前記回転多面鏡により偏向された前記光ビームを感光体に導く反射ミラーとを含む光学部材と、を内部に収容する筐体を有する光走査装置であって、
第1の回転多面鏡と、前記第1の回転多面鏡を回転駆動する第1のモータと、前記第1の回転多面鏡及び前記第1のモータが固定された第1の基板と、を有する第1の偏向部を、前記筐体に取り付けるために前記筐体の底面に設けられた複数の第1の座面と、
第2の回転多面鏡と、前記第2の回転多面鏡を回転駆動する前記第1のモータの最大回転数よりも最大回転数が高い第2のモータと、前記第2の回転多面鏡及び前記第2のモータが固定された第2の基板と、前記第2の基板を支持する取付部と、を有する第2の偏向部を、前記筐体に取り付けるために前記筐体の底面に設けられた複数の第2の座面と、
前記取付部に装着可能で、前記取付部の内部に収容された前記第2の回転多面鏡、前記第2のモータ、及び前記第2の基板をカバーするカバー部材であって、前記第2の回転多面鏡の回転軸線と重なる位置に開口が形成されているカバー部材と、
を備え、
前記第2の座面のうちの少なくとも1つの座面は、複数の前記第1の座面を結んで形成される領域の外側に配置されることを特徴とする光走査装置。 - 前記取付部は、前記第2の基板を支持するための複数の第3の座面を有し、
各々の前記第3の座面は、前記第2の偏向部が前記筐体に取り付けられたときに、前記第3の座面の前記筐体の底面の対応する位置が前記第1の座面と重ならないような位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。 - 前記第1の基板の前記筐体に対向する面から前記第1の回転多面鏡までの高さは、前記第2の基板の前記取付部に対向する面から前記第2の回転多面鏡までの高さよりも高いことを特徴とする請求項2に記載の光走査装置。
- 前記第2の偏向部と各々の前記第2の座面との間に弾性部材を有し、
前記第2の偏向部と前記第2の座面とを締結するビスにより前記弾性部材の圧縮量を可変とすることにより、前記第2の回転多面鏡の軸倒れ量を調整することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の光走査装置。 - 複数の前記第2の座面は、前記筐体の底面からの高さが同じであることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の光走査装置。
- 前記第1の座面のうちの1つの座面は、前記第2の座面でもあることを特徴とする請求項5に記載の光走査装置。
- 複数の前記第2の座面は、前記筐体の底面からの高さが異なる座面を含むことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の光走査装置。
- 前記結像レンズは、前記第2の偏向部を介して互いに対向する位置に配置され、
前記第2の座面の中に、各々の前記結像レンズの長手方向に延長した領域に配置された座面が含まれることを特徴とする請求項7に記載の光走査装置。 - 用紙に画像形成する画像形成部と、
前記感光体と、
請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の光走査装置と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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