JP4669656B2 - 電子写真装置 - Google Patents

電子写真装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4669656B2
JP4669656B2 JP2003273607A JP2003273607A JP4669656B2 JP 4669656 B2 JP4669656 B2 JP 4669656B2 JP 2003273607 A JP2003273607 A JP 2003273607A JP 2003273607 A JP2003273607 A JP 2003273607A JP 4669656 B2 JP4669656 B2 JP 4669656B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exposure apparatus
image
exposure
sub
rotation axis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003273607A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005031584A (ja
Inventor
隆宏 小島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba TEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2003273607A priority Critical patent/JP4669656B2/ja
Publication of JP2005031584A publication Critical patent/JP2005031584A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4669656B2 publication Critical patent/JP4669656B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Laser Beam Printer (AREA)
  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Facsimile Heads (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Description

本発明は、電子写真装置、特に電子写真装置本体からの振動に対する防振対策を施した露光装置を有する電子写真装置に関する。
電子写真装置は、スキャナーにより原稿から画像情報を読み取り、この読み取られた画像情報に基づいて感光体ドラム上に潜像を形成し、トナーを用いて可視化した潜像を複写紙上に転写する装置である。このスキャナーによる画像情報の読取は、原稿の主走査方向に沿って配置された光源ランプおよび原稿からの反射光をCCDに届けるためのミラーなどをキャリッジに乗せて原稿の副走査方向に機械的に移動させることで行われる。キャリッジは原稿読取毎に往復運動を行うため、これに伴って電子写真装置本体に振動が伝達される。電子写真本体を振動させる要因としては他にも感光体ドラムの回転、プリント用紙の搬送などもある。
このように電子写真装置本体が振動すると、露光装置の光学系にぶれが生じ、感光体ドラム上の主走査線の副走査線方向への位置ずれや主走査線の抜けなどの不都合が生じていた。
従来、このような振動に対処するために種々の対策が取られている。例えば、半導体レーザ光源装置をハウジングにねじ止めするとともに、このハウジングを貫通して光学台に直接ねじ止めするものがある。この構成によれば、ポリゴンモータの回転によりハウジングが振動しても、光学台に直接ねじ止めした半導体レーザ光源装置にはこの振動が伝達されにくく、振動を抑制することができる。(特許文献1の図3参照)。
また、像担持体と称される感光体ドラムをレーザ光で走査するためのレンズなどの光学部材を収容する光学箱の高さ方向の位置を複数のボスで固定するとともに、この高さ方向の押さえを弾性部材で行う構造が知られている。(特許文献2の図4参照)
特開2002−258191 特開平8−278670
特許文献1に記載された発明では、ねじ止めが光学台とハウジングと光源装置との3段階で行われているため、これらの部材の相対的な位置決めに高い精度が要求され、構造的に高価になるという欠点がある。
また、特許文献2に記載された発明では、弾性部材が向けられた方向の振動は減衰されるが、これと反対方向の振動は減衰できず、この方向に光学箱が振動した場合には像担持体上に形成される画像の品質が低下する問題があった。
この発明は、電子写真装置の内部、外部から電子写真装置本体に伝達された振動に対する防振対策を施すことにより、高品質の画像を形成することができる電子写真装置を提供することを目的とする。
この発明の一態様によれば、
電子写真装置本体に固定されたベースプレートと、
このベースプレート上に3点の固定点で固定され側壁を有する露光装置ハウジングと、
この露光装置ハウジングの内の、前記3点の固定点を結んで形成される三角形の外側でポリゴンミラーの回転軸である副走査軸の近傍に固定された取り付け部上に搭載されて露光ビームを発生させる半導体レーザ素子と、
前記半導体レーザ素子から発生された露光ビームを感光体ドラムの回転軸に沿った主走査軸方向に走査するとともに前記感光体ドラムの回転軸に沿った主走査軸方向に直交する副走査軸方向の回転軸を有し、前記回転軸が前記三角形の範囲内に位置するポリゴンミラーと、
前記ベースプレート上に取り付けられたブラケットにより、その振動吸収面が前記副走査軸に対面するように、前記露光装置ハウジングの外壁に圧接されたダンパーと、
を具備することを特徴とする電子写真装置が構成される。
この発明によれば、電子写真装置の内部、外部から電子写真装置本体に伝達された振動に対して、高品質の画像を形成することができる電子写真装置を提供することができる。
以下図面を参照して、この発明の電子写真装置をカラー画像の複写を行うカラーデジタル複写装置に適用した実施の形態を詳細に説明する。
図1はカラーデジタル複写装置の全体の構成を概略的に示す側面図である。図1において、カラーデジタル複写装置100は,複写対象物Oが保持する画像情報を光の明暗として読み取って画像信号を生成するスキャナ(カラー画像読取装置)101、およびスキャナ101あるいは外部装置から供給される画像信号に対応する画像を形成する画像形成部、即ちMFP( Multi Functional Pedestal)102からなる。
図1に示したカラーデジタル複写装置1においては、読取対象物Oの画像情報の複写に際して、先ず読取対象物Oがスキャナ101内の原稿テーブル11の所定の位置に位置される。
図示しない操作パネルから複写開始が指示されることで、照明ランプ12が所定の光強度の照明光を提供可能に点灯される。
第1および第2のキャリッジ13、14が、複写倍率に応じた所定の速度で原稿テーブル11に沿って移動されることで、原稿テーブル11にセットされた読取対象物Oの画像情報が照明ランプ12からの照明光により順に照明される。
これにより、読取対象物Oから画像情報を光の明暗として含んだ反射光が生成される。以下この反射光を画像光と呼称する。
画像光は、第1キャリッジ13に固定されている画像取出ミラー13aにより第2キャリッジ14に向けて反射され、第2キャリッジ14の第1ミラー14aおよび第2のミラー14bでさらに反射されて、結像レンズ15に入射される。
結像レンズ15に入射された画像光は、CCDセンサ16の受光面に結像される。
CCDセンサ16に結像された画像光は、例えばC(Cyan)、M(Magenta)、Y(Yellow)のそれぞれの補色であるR(Red)、G(Green)、B(Blue)画像に対応される3つのラインセンサで順に光電変換され、所定のタイミングで出力される。白黒画像も形成する場合にはR、G、Bの他に Bkのラインセンサを含む4つのラインセンサが用いられる。
CCDセンサ16により光電変換された出力、すなわち画像信号は、画像形成部102内の図示しない増幅器で所定のレベルまで増幅され、A/D変換回路によりデジタル信号に変換され、1ライン分ずつ画像処理部に出力される。
画像処理部に入力された画像データは、画像処理部において予め決められているルーチンに従って画像処理され,画像形成部102内の所定の記憶領域、例えば図2に示した画像メモリ53に格納される。
なお,上記の図示しない増幅器、A/D変換回路および画像処理部等は、画像メモリ53とともにCPU51により制御される。また、図1に示した帯電装置4、露光装置5、現像装置10、21等の独立したユニットや以下に説明する現像装置に用いられる個々のモータ等も、CPU51の制御の下で動作される。
次に,図1においてスキャナ101により読み取られ、画像メモリ53に記憶されている画像データをもとに強度変調された露光光が、露光装置5から画像担持体としての感光体ドラム3の所定の位置に照射される。これにより、感光体ドラム3に露光光の強度に応じた静電潜像が形成される。
感光体ドラム3に形成された静電潜像は、単色黒すなわちBk画像を現像するための黒(Bk)現像装置10、またはカラー画像を構成するC(Cyan)、M(Magenta)、Y(Yellow)の3色の単色画像を現像するためのカラー現像装置21のいずれかから対応する色のトナーが選択的に供給されることで、トナー像として可視化(現像)される。
感光体ドラム3上のトナー像は,感光体ドラム3が回転されることにより、転写ベルト(中間転写体)6と感光体ドラム3とが対向されている中間転写位置に搬送される。
中間転写位置に搬送された感光体ドラム3上のトナー像は、中間転写装置7から提供される中間転写電圧により、転写ベルト6に転写される。
転写ベルト6に転写されたトナー像は、出力媒体であるプリント用紙Pへのトナー像の転写位置である転写装置8と転写ベルト6とが対向される領域に搬送される。所定のタイミングでカセット17aまたは17bから取り出されたプリント用紙Pは、アライニングローラ18により、感光体ドラム3上のトナー像の位置とタイミングが整合されて転写位置に搬送され、転写装置8から所定の転写電圧が出力されることでトナー像が転写される。なお、プリント用紙Pは、ユーザの要求に従って、例えば着色された用紙や透明な耐熱性の樹脂シートに置き換えられてもよい。
トナー像が転写されたプリント用紙Pは、定着装置9に搬送され、定着装置9から所定の熱が供給される。これにより、トナー像を構成するトナーが溶融され、プリント用紙Pに定着される。
次に、図2を参照して感光体ドラム3上に静電潜像を形成する為の露光装置5の構成、動作を説明する。図2において、図1に示したデジタル複写装置に組み込まれた露光装置5は,デジタル複写装置本体であるハウジング(本体フレーム)上に固定されたベースプレート上に後で説明するように防振構造の保持機構を用いて保持されるが、図2ではこれらの保持機構を取り除いて示してある。又、レーザから発生されたレーザビームを感光体ドラム3上に導く光路上の一部ミラーを省略し、レーザビームの光路を同一平面上に展開した状態で露光装置5の構成を概略的に示している。
露光装置5は、図2に示されるように光ビーム発生源として、半導体レーザ素子41を設けている。
半導体レーザ素子41から放射された所定波長のレーザビームLは、偏向前光学系42aを通過して、ポリゴンミラー43aを有する偏向装置43に案内される。半導体レーザ素子41からのレーザビームLの断面スポット形状は,偏向前光学系42aにより所定の形状に整えられる。偏向前光学系42aは、半導体レーザ素子41からの発散性のレーザビームに、所定の収束性を与える有限焦点のコリメータレンズ44、この有限焦点のコリメータレンズ44を通過したレーザビームLを折り曲げてポリゴンミラー43aに案内するミラー42bとを備えている。
なお,有限焦点のコリメータレンズ44としては,例えば,非球面ガラスレンズ,または球面ガラスレンズに紫外線硬化プラスチック非球面レンズを貼り合わせた単レンズが利用できる。
偏向装置43は、例えば、外周に8面の平面反射鏡が形成された正多面形のポリゴンミラー43aが、後で説明する副走査軸Sxに沿って設けられた回転軸を有するモータ43bによって所定の速度で回転される回転多面鏡である.
偏向装置43と像面すなわち感光体ドラム3の外周の露光位置に対応する位置であって、設計上の焦点面との間には,偏向装置43のポリゴンミラー43aの各反射面により所定の方向に偏向(走査)されたレーザビームLに所定の光学特性を与える第1および第2の結像レンズ47a、47bを含む2枚組みレンズ系を含む偏向後光学系47と、偏向後光学系47の第2の結像レンズ47bを出射されたレーザビームLが、画像が書き込まれる感光体ドラム3の表面領域より前の所定の位置(ここではポリゴンミラー43aの反射面)に到達したこと(通過タイミング)およびその位置を検出するためのビーム位置検出センサ48と、偏向後光学系47とビーム位置検出センサ48との間に配置され、偏向後光学系47を通過された2本のレーザビームLをビーム位置検出センサ48に向かって反射させる反射ミラー49等が配列されている。図2において、感光体ドラム3の回転軸は主走査軸Mxであり、この主走査軸Mxに沿ってレーザビームLが感光体ドラム3の表面を走査して静電潜像が形成される。この主走査軸Mxに垂直な方向が副走査方向であり、この副走査方向がポリゴンミラー43aの回転軸に平行な副走査軸Sxの方向となる。
次に、図2の残りの部分を用いて、露光装置5の制御系の一例を説明する。図2に示されるように、CPU51の制御により、不揮発性メモリ52及び画像メモリ53は、データが書き込まれ、または読み出される。モータ駆動回路54により、偏向装置43のモータ43bが所定の速度で回転される。ビーム位置検出回路55により、ビーム位置検出センサ48からの検出信号に基づいてレーザビームの位置が検出される。
一方、レーザ駆動回路57により、半導体レーザ素子41から所定波長のレーザビームが出力される。半導体レーザ素子41からは、画像メモリ53に記憶されている画像データに対応して光強度が変化されたレーザビームLが出射される。
なお、CPU51の制御に対応するレーザ駆動回路57からのレーザ駆動電流の大きさは、ポリゴンミラー43aの回転数が所定の回転数に達するまでの間は低く抑えられている。従って、この間は半導体レーザ素子41から出射されるレーザビームの強度は感光体ドラム3に潜像を形成できる強度よりも低くなっている。
次に、図3を参照して図1に示された露光装置5の平面構成を説明するとともに、図4を参照して図3のダンパー取り付け部の構成を詳細に説明する。
図3において、露光装置5全体はベースプレート61により、図1に示すようにデジタル複写装置100のベースフレーム110上に例えば図示しない複数のねじにより固定される。図2に示した半導体レーザ素子41、変更前光学系素子42a、42b、ポリゴンミラー43a、偏向後光学系素子47a、47bなどの露光装置5の各構成部品は、全体が略矩形状に形成された露光装置ハウジング62上に取りつけられるが、図3、図4ではこの発明の一実施形態のダンパー63の構成を明確に示す為に、これらの構成部品は省略してある。
露光装置ハウジング62は、底板62aと、この底板62a上に垂直に立てられた側壁62bとにより、一体的に組み立てられた立体構造体であり、全体として底板62aに垂直な方向から加えられる外力、および底板62aの表面に平行な方向に加えられる外力に対して所定の剛性を持つように、例えば金属板で形成される。
露光装置ハウジング62は略矩形状の平面形状を有し、その対向する2つの短辺の一方側の端部の2ヶ所は、ねじ64a、64bによりベースプレート61上に固定される。これに対向する他方側の短辺の中央部もねじ64cによりベースプレート61上に固定される。この結果、露光装置5はベースプレート61上に、略2等辺三角形の頂点において3本のねじ64a〜64cにより固定される。この場合、ポリゴンミラー43aの回転軸、即ち副走査軸Sxは、3本のねじ64a〜64cにより固定される、略2等辺三角形の頂点を結ぶ三角形の範囲内に位置するように、3本のねじ64a〜64cによる固定位置が選定される。これにより、ベースプレート61を介して露光装置5に伝達される外部からの振動による影響が、三角形の範囲の外部に位置する部分よりは少なくなる。この結果、ポリゴンミラー43a以外の露光装置5の構成素子、例えば半導体レーザ素子41や変更前光学系素子を構成するコリメータレンズ44などが、設計の都合でこの三角形の外側に配置される場合が生じる。図3の実施形態の場合は、ポリゴンミラー43aの回転軸である副走査軸Sxの近傍で、且つ三角形の範囲外である取り付け板62c上に搭載される。
半導体レーザ素子41などの光源ユニットがこの三角形の外側にある取り付け板62c上に搭載された場合、振動が加わるとこの三角形の外側部分の露光装置ハウジング62の振動の振幅が、三角形の内側に比べて特に大きくなることが発明者等の観察により確認されている。従って、この実施形態では、感光体ドラム3上のレーザビームLの走査方向(主走査軸Mx)と直交する方向、即ち副走査軸Sxに沿った方向の振動を吸収するようにダンパー63を設けている。
即ち、このダンパー63は、その振動吸収面をポリゴンミラー43aの回転軸である副走査軸Sxに対面するように、露光装置ハウジング62の外壁62bに圧接される。ダンパー63は例えば厚みが3mm乃至5mmの弾性を有するゴム板などで形成され、ダンパー保持用のブラケット65の保持面上に両面テープなどの接着材を用いて保持される。ダンパー63は、硬度が例えばJISA−30乃至35度の弾性ゴムを材料として形成される。
このブラケット65は露光装置ハウジング62上ではなく、ベースプレート61上にねじなどで移動可能に固定される。例えば、ブラケット65に形成されるねじ孔をスライド孔とすれば、ブラケット65の取り付け位置が副走査軸Sxに対して前後するように取り付けられる。この取り付け位置調節機構を用いて、ダンパー63による振動緩和効果を大きくするために、例えばダンパー63が露光装置ハウジング62の壁62bに対して0.5mm乃至1.5mm程度食い込むようにブラケット65の位置を調節して圧接させることが望ましい。
図6はこの実施形態のダンパー63による振動緩和効果を図5の従来と比較して説明するための振動スペクトル特性図を示す。図5では丸で囲んで示した露光装置ハウジング62の個有振動数に近い55Hzの振動数において、振動のエネルギーが大きくなっていることが明らかに分かる。これに対して、ダンパー63を用いた図6の場合では、この55Hzの振動数における振動のエネルギーが丸で囲んで示したように大きく減衰していることが分かる。実際の印字では、図5の場合に発生していた副走査軸Sx方向の印字のぶれが図6の場合には発生せず、印字品質が向上された。
なお、ダンパー63は露光装置ハウジング62に圧接されているだけで、ねじ止めされていないので、修理やメインテナンスなどで露光装置5をベースプレート61から取り外すときにダンパー63まで取り外す必要がない。
図7はこの発明の他の実施形態の露光装置5の保持状態を示す斜視図である。この図7の場合はダンパー63およびブラケット65の取り付け位置が図3、図4の実施形態と異なるのみで、他の構成は同じであり、同一の参照符号を付して説明を省略する。
図7の実施形態では、図4の実施形態における側壁66上にダンパー63を取り付けたもので、この側壁66は丁度ポリゴンミラーの回転軸である副走査軸Sxに対面した向きを持っている。図3、図4の実施形態と同様に、この副走査軸SxはレーザビームLの進行方向と直交するポリゴンミラー43aの反射面と平行であるから、結局、レーザビームLの進行方向と直交する方向、即ち副走査方向に対する印字のぶれを防止して印字品質を高めることができる。
なお、図3、図4の実施形態、および図7の実施形態のいずれの場合も、ダンパー63の振動吸収面が丁度副走査軸Sxを向くように取り付けられたが、例えば設計の都合などでこのような向きの取り付けが難しい場合には、ダンパー63の圧接の方向における副走査軸Sx方向の分力がある程度あるように取り付けてもよい。この場合でも同様の防振効果が得られることは勿論である。また、上記の実施形態はいずれもカラーデジタル複写機として説明したが、感光体ドラム上に露光ビームにより画像を形成する機構を持った電子写真装置全般にこの発明を適用できる。
本発明の電子写真装置の一実施形態であるカラーデジタル複写機の全体の構成を概略的に示す側面図。 図1に示したカラーデジタル複写機の露光装置の光学系およびその制御装置のブロック構成を概略的に示すブロック図。 図1に示した露光装置のハウジングがベースプレート上に搭載された状態を示す平面図。 図3に示したダンパーがハウジングに圧接された部分を拡大して示す斜視図。 従来の露光装置のハウジングにおける振動のスペクトル特性を示すグラフ。 図3、図4に示した実施形態のダンパーを圧接した状態の露光装置のハウジングにおける振動のスペクトル特性を示すグラフ。 この発明の他の実施形態の露光装置ハウジングにダンパーが圧接された状態を示す斜視図。
符号の説明
3…感光体ドラム、5…露光装置、主走査軸…Mx、43a…ポリゴンミラー、副走査軸…Sx、61…ベースプレート、62…露光装置ハウジング、62a…底板、62b、66…ハウジング壁、62c…レンズ系搭載部、63…ダンパー、64a、64b、64c…取り付けねじ、65…ダンパーブラケット、100…カラーデジタル複写機、101…スキャナ、102…画像形成部。

Claims (3)

  1. 電子写真装置本体に固定されたベースプレートと、
    このベースプレート上に3点の固定点で固定され側壁を有する露光装置ハウジングと、
    この露光装置ハウジングの内の、前記3点の固定点を結んで形成される三角形の外側でポリゴンミラーの回転軸である副走査軸の近傍に固定された取り付け部上に搭載されて露光ビームを発生させる半導体レーザ素子と、
    前記半導体レーザ素子から発生された露光ビームを感光体ドラムの回転軸に沿った主走査軸方向に走査するとともに前記感光体ドラムの回転軸に沿った主走査軸方向に直交する副走査軸方向の回転軸を有し、前記回転軸が前記三角形の範囲内に位置するポリゴンミラーと、
    前記ベースプレート上に取り付けられたブラケットにより、その振動吸収面が前記副走査軸に対面するように、前記露光装置ハウジングの外壁に圧接されたダンパーと、
    を具備することを特徴とする電子写真装置。
  2. 更に、前記半導体レーザ素子から発生された露光ビームを前記ポリゴンミラーの反射面に導くためのコリメータレンズを含む光学系を含み、
    前記ポリゴンミラーは前記3点の固定点を結ぶ三角形の範囲内において前記露光装置ハウジング上に搭載される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子写真装置。
  3. 前記ダンパーは、前記露光装置ハウジングの固有振動数に対応する振動成分を少なくとも吸収する特性を有する請求項1または請求項2に記載の電子写真装置。
JP2003273607A 2003-07-11 2003-07-11 電子写真装置 Expired - Fee Related JP4669656B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003273607A JP4669656B2 (ja) 2003-07-11 2003-07-11 電子写真装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003273607A JP4669656B2 (ja) 2003-07-11 2003-07-11 電子写真装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005031584A JP2005031584A (ja) 2005-02-03
JP4669656B2 true JP4669656B2 (ja) 2011-04-13

Family

ID=34210796

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003273607A Expired - Fee Related JP4669656B2 (ja) 2003-07-11 2003-07-11 電子写真装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4669656B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006235508A (ja) * 2005-02-28 2006-09-07 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP5066716B2 (ja) 2007-09-14 2012-11-07 株式会社リコー 画像形成装置

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0560991A (ja) * 1991-09-02 1993-03-12 Canon Inc 走査光学装置の固定方法
JPH08190256A (ja) * 1995-01-11 1996-07-23 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JPH08256246A (ja) * 1995-03-16 1996-10-01 Sharp Corp デジタル画像形成装置
JPH09146324A (ja) * 1995-11-24 1997-06-06 Sharp Corp レーザ記録装置
JPH10319339A (ja) * 1997-05-22 1998-12-04 Canon Inc 光偏向走査装置
JPH11125785A (ja) * 1997-10-21 1999-05-11 Canon Inc 光走査装置
JPH11320975A (ja) * 1998-05-12 1999-11-24 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2002169117A (ja) * 2000-12-01 2002-06-14 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0560991A (ja) * 1991-09-02 1993-03-12 Canon Inc 走査光学装置の固定方法
JPH08190256A (ja) * 1995-01-11 1996-07-23 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JPH08256246A (ja) * 1995-03-16 1996-10-01 Sharp Corp デジタル画像形成装置
JPH09146324A (ja) * 1995-11-24 1997-06-06 Sharp Corp レーザ記録装置
JPH10319339A (ja) * 1997-05-22 1998-12-04 Canon Inc 光偏向走査装置
JPH11125785A (ja) * 1997-10-21 1999-05-11 Canon Inc 光走査装置
JPH11320975A (ja) * 1998-05-12 1999-11-24 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2002169117A (ja) * 2000-12-01 2002-06-14 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005031584A (ja) 2005-02-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4819446B2 (ja) 走査光学装置及び画像形成装置
US7760228B2 (en) Light scanning apparatus and image forming apparatus
US8754918B2 (en) Optical scanner and image forming apparatus including same
JP4136729B2 (ja) 画像形成装置
JP3111515B2 (ja) 走査光学装置
US8094179B2 (en) Light source device, optical scanning device, and image forming apparatus
JP4662446B2 (ja) 光走査装置及び画像形成装置
JP2007047748A (ja) 光走査装置及び画像形成装置
JP4669656B2 (ja) 電子写真装置
JP6124113B2 (ja) 光走査装置および画像形成装置
JP4667994B2 (ja) 光偏向走査装置および電子写真装置
JP4425505B2 (ja) 画像形成装置
JP2005091966A (ja) 光走査装置およびそれを用いたカラー画像形成装置
JP2005201941A (ja) 走査光学装置
US11550147B2 (en) Optical scanning device, image forming apparatus including optical scanning device, and optical scanning method
JP2005242131A (ja) 走査式光学装置及び画像形成装置
JP4503317B2 (ja) 光走査装置、画像形成装置
JP2008145518A (ja) 画像形成装置
JP2005055471A (ja) 光走査装置
US7256812B2 (en) Laser exposing apparatus
JP6300063B2 (ja) 光走査装置および画像形成装置
JP2001310500A (ja) 光書き込みユニットおよび画像形成装置
JP6086310B2 (ja) 光量調整機構、光走査装置および画像形成装置
JP6198101B2 (ja) 光走査装置および画像形成装置
JP2015141388A (ja) 光走査装置、画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060526

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090304

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090331

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090529

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091201

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100115

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100713

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100818

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110111

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110117

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140121

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4669656

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees