JPH0560991A - 走査光学装置の固定方法 - Google Patents
走査光学装置の固定方法Info
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- JPH0560991A JPH0560991A JP3221750A JP22175091A JPH0560991A JP H0560991 A JPH0560991 A JP H0560991A JP 3221750 A JP3221750 A JP 3221750A JP 22175091 A JP22175091 A JP 22175091A JP H0560991 A JPH0560991 A JP H0560991A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 走査光学装置の固定方法を、偏向器の高速回
転による振動に伴う画像ブレがなくかつ部品の破損を生
じさせずに組立および調整を行うことができるようにす
る。 【構成】 走査光学装置1では、レーザー発生器11と
シリンドリカルレンズ12とポリゴンミラー13と凸レ
ンズ15と非球面トーリックレンズ16とが、第1乃至
第3の調整足301〜303を結ぶ三角形内に収納され
て、ケース取付台40にケース17が三点固定されてい
る。また、ポリゴンミラー13側の1点と2つの弾性部
材311,312とを結ぶ三角形内にポリゴンミラー13
の中心が入るようケース17とケース取付台40との間
に各弾性部材311,312がそれぞれ介在されて、ケー
ス取付台40にケース17が固定されている。
転による振動に伴う画像ブレがなくかつ部品の破損を生
じさせずに組立および調整を行うことができるようにす
る。 【構成】 走査光学装置1では、レーザー発生器11と
シリンドリカルレンズ12とポリゴンミラー13と凸レ
ンズ15と非球面トーリックレンズ16とが、第1乃至
第3の調整足301〜303を結ぶ三角形内に収納され
て、ケース取付台40にケース17が三点固定されてい
る。また、ポリゴンミラー13側の1点と2つの弾性部
材311,312とを結ぶ三角形内にポリゴンミラー13
の中心が入るようケース17とケース取付台40との間
に各弾性部材311,312がそれぞれ介在されて、ケー
ス取付台40にケース17が固定されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、走査光学装置の固定方
法に関し、特にレーザービームプリンタ,デジタル複写
機およびファクシミリなどの光書込み装置に使用される
走査光学装置を光書込み装置のケース取付台に固定する
走査光学装置の固定方法に関する。
法に関し、特にレーザービームプリンタ,デジタル複写
機およびファクシミリなどの光書込み装置に使用される
走査光学装置を光書込み装置のケース取付台に固定する
走査光学装置の固定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は走査光学装置の固定方法の従来例
の一つを説明するための走査光学装置の構成図である。
の一つを説明するための走査光学装置の構成図である。
【0003】走査光学装置100 は、光源と、光源から出
射された光の光路上に設けられた第1の結像光学系と、
第1の結像光学系からの出射光を偏向走査する偏向器
と、偏向器からの反射光を被走査媒体の走査面に結像さ
せる第2の結像光学系とが、底面を有するケース内に収
納されたものである。
射された光の光路上に設けられた第1の結像光学系と、
第1の結像光学系からの出射光を偏向走査する偏向器
と、偏向器からの反射光を被走査媒体の走査面に結像さ
せる第2の結像光学系とが、底面を有するケース内に収
納されたものである。
【0004】ここで、光源はレーザービームLが出射さ
れるレーザー発生器101 からなり、第1の結像光学系は
レーザー発生器101 から出射されたレーザービームLの
光路上に設けられたシリンドリカルレンズ102からな
り、偏向器はポリゴンモータ回路基板104 上に設けられ
た、シリンドリカルレンズ102 からのレーザービームL
を偏向走査するポリゴンミラー(回転多面鏡)103 から
なり、第2の結像光学系はポリゴンミラー103 で反射さ
れたレーザービームLをケース107 に設けられた窓121
を介して被走査媒体150 の走査面150aに結像させる球面
レンズ105 およびトーリックレンズ106 からなる。な
お、ケース107 内には、書出し位置検出用の光ビーム検
出用反射ミラー108 およびスリット109 も収納されてお
り、書出し位置検出時に、トーリックレンズ106 からの
レーザービームLは光ビーム検出用反射ミラー108 で反
射されたのち、スリット109 および光ファイバ110 を介
してフォトセンサ(不図示)に結像される。
れるレーザー発生器101 からなり、第1の結像光学系は
レーザー発生器101 から出射されたレーザービームLの
光路上に設けられたシリンドリカルレンズ102からな
り、偏向器はポリゴンモータ回路基板104 上に設けられ
た、シリンドリカルレンズ102 からのレーザービームL
を偏向走査するポリゴンミラー(回転多面鏡)103 から
なり、第2の結像光学系はポリゴンミラー103 で反射さ
れたレーザービームLをケース107 に設けられた窓121
を介して被走査媒体150 の走査面150aに結像させる球面
レンズ105 およびトーリックレンズ106 からなる。な
お、ケース107 内には、書出し位置検出用の光ビーム検
出用反射ミラー108 およびスリット109 も収納されてお
り、書出し位置検出時に、トーリックレンズ106 からの
レーザービームLは光ビーム検出用反射ミラー108 で反
射されたのち、スリット109 および光ファイバ110 を介
してフォトセンサ(不図示)に結像される。
【0005】レーザー発生器101 から出射されたレーザ
ービームLは、図示矢印方向に回転するポリゴンミラー
103 の鏡面103a上にシリンドリカルレンズ102 によって
線像として結像される。鏡面103aで反射されたレーザー
ビームLは、球面レンズ105,トーリックレンズ106 お
よび窓121 を透過したのち、被走査媒体150の走査面150
a上に微小スポットとして結像されるとともに、ポリゴ
ンミラー103 の回転により走査面150a上を偏向走査され
る。このとき、走査面150aの走査方向(図示上下方向)
両端でレーザービームLのビーム位置がずれていると走
査面150a上に出力される画像が斜めになってしまうた
め、レーザービームLの絶対位置および走査方向の傾き
の調整(以下、「ビーム照射位置調整」と称する。)を
行う必要がある。
ービームLは、図示矢印方向に回転するポリゴンミラー
103 の鏡面103a上にシリンドリカルレンズ102 によって
線像として結像される。鏡面103aで反射されたレーザー
ビームLは、球面レンズ105,トーリックレンズ106 お
よび窓121 を透過したのち、被走査媒体150の走査面150
a上に微小スポットとして結像されるとともに、ポリゴ
ンミラー103 の回転により走査面150a上を偏向走査され
る。このとき、走査面150aの走査方向(図示上下方向)
両端でレーザービームLのビーム位置がずれていると走
査面150a上に出力される画像が斜めになってしまうた
め、レーザービームLの絶対位置および走査方向の傾き
の調整(以下、「ビーム照射位置調整」と称する。)を
行う必要がある。
【0006】ビーム照射位置調整は、一般に、走査光学
装置100 を複数箇所で光書込み装置のケース取付台(不
図示)に固定する際に、走査光学装置100 全体の傾斜を
調整することにより行われている。すなわち、図5に示
した走査光学装置100 では、基準高さ(不図示)を有す
る第1の調整足1301をケース107 の図示右底面に設ける
とともに、高さ調整可能な第2および第3の調整足13
02,1303をケース107 の図示上底面および図示下底面に
それぞれ設けて、第2および第3の調整足1302,1303の
高さを調整することにより、ビーム照射位置調整を行っ
ている。
装置100 を複数箇所で光書込み装置のケース取付台(不
図示)に固定する際に、走査光学装置100 全体の傾斜を
調整することにより行われている。すなわち、図5に示
した走査光学装置100 では、基準高さ(不図示)を有す
る第1の調整足1301をケース107 の図示右底面に設ける
とともに、高さ調整可能な第2および第3の調整足13
02,1303をケース107 の図示上底面および図示下底面に
それぞれ設けて、第2および第3の調整足1302,1303の
高さを調整することにより、ビーム照射位置調整を行っ
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の走査光学装置100 の固定方法では、レーザー発
生器101 が前記3つの調整足1301〜1303を結ぶ三角形
(一点鎖線で図示する)の外側に配置されているととも
に、レーザー発生器101 は金属部品が多く重量的には数
十kgとかなり重くなっているため、ポリゴンミラー10
3 を高速で回転した場合の振動がレーザー発生器101 を
振動させ、画像ブレの原因になるという問題がある。
た従来の走査光学装置100 の固定方法では、レーザー発
生器101 が前記3つの調整足1301〜1303を結ぶ三角形
(一点鎖線で図示する)の外側に配置されているととも
に、レーザー発生器101 は金属部品が多く重量的には数
十kgとかなり重くなっているため、ポリゴンミラー10
3 を高速で回転した場合の振動がレーザー発生器101 を
振動させ、画像ブレの原因になるという問題がある。
【0008】この問題を解決する一手段として、図6に
示すように、基準高さ(不図示)を有する第1の調整足
2301と高さ調整可能な第2乃至第4の調整足2302〜2304
とにより、走査光学装置200のケース220 を光書込み装
置のケース取付台(不図示)に四点で固定することが考
えられるが、部品点数が増えるという問題のほかに、四
点固定によりケース220 および光書込み装置のケース取
付台を変形させてしまい、ビーム照射位置およびビーム
径などが変化するという問題がある。
示すように、基準高さ(不図示)を有する第1の調整足
2301と高さ調整可能な第2乃至第4の調整足2302〜2304
とにより、走査光学装置200のケース220 を光書込み装
置のケース取付台(不図示)に四点で固定することが考
えられるが、部品点数が増えるという問題のほかに、四
点固定によりケース220 および光書込み装置のケース取
付台を変形させてしまい、ビーム照射位置およびビーム
径などが変化するという問題がある。
【0009】また、図5に示した走査光学装置100 の固
定方法では、レーザー発生器101 が前記3つの調整足13
01〜1303を各頂点とする三角形の外側に配置されている
ため、レーザードライバ回路基板1011が出張った構成と
なっており、組立および調整時に作業員または組立・調
整機械がレーザードライバ回路基板1011に接触して、レ
ーザー発生器101 を故障させたりレーザードライバ回路
基板1011を破損させたりするという問題がある。図6に
示した走査光学装置200 の固定方法においても、レーザ
ー発生器201 が前記4つの調整足2301〜2304を結ぶ四角
形の外側に配置されているため、同様の問題がある。
定方法では、レーザー発生器101 が前記3つの調整足13
01〜1303を各頂点とする三角形の外側に配置されている
ため、レーザードライバ回路基板1011が出張った構成と
なっており、組立および調整時に作業員または組立・調
整機械がレーザードライバ回路基板1011に接触して、レ
ーザー発生器101 を故障させたりレーザードライバ回路
基板1011を破損させたりするという問題がある。図6に
示した走査光学装置200 の固定方法においても、レーザ
ー発生器201 が前記4つの調整足2301〜2304を結ぶ四角
形の外側に配置されているため、同様の問題がある。
【0010】本発明の目的は、偏向器の高速回転による
振動に伴う画像ブレがなくかつ部品の破損を生じさせず
に組立および調整を行うことができる走査光学装置の固
定方法を提供することにある。
振動に伴う画像ブレがなくかつ部品の破損を生じさせず
に組立および調整を行うことができる走査光学装置の固
定方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の走査光学装置の
固定方法は、光源,該光源から出射された光の光路上に
設けられた第1の結像光学系,該第1の結像光学系から
の出射光を偏向走査する偏向器および該偏向器からの反
射光を被走査媒体の走査面に結像させる第2の結像光学
系がケース内に収納された走査光学装置を本体のケース
取付台に固定する走査光学装置の固定方法において、前
記光源と前記第1の結像光学系と前記偏向器と前記第2
の結像光学系とを3つの固定点を結ぶ三角形内に収納し
て、前記ケースを前記ケース取付台に三点固定する。
固定方法は、光源,該光源から出射された光の光路上に
設けられた第1の結像光学系,該第1の結像光学系から
の出射光を偏向走査する偏向器および該偏向器からの反
射光を被走査媒体の走査面に結像させる第2の結像光学
系がケース内に収納された走査光学装置を本体のケース
取付台に固定する走査光学装置の固定方法において、前
記光源と前記第1の結像光学系と前記偏向器と前記第2
の結像光学系とを3つの固定点を結ぶ三角形内に収納し
て、前記ケースを前記ケース取付台に三点固定する。
【0012】ここで、前記偏向器の中心が前記偏向器側
の1点と複数の弾性部材とを結ぶ多角形内に入るよう前
記ケースと前記ケース取付台との間に前記各弾性部材を
それぞれ介在させて、前記ケースを前記ケース取付台に
固定してもよい。
の1点と複数の弾性部材とを結ぶ多角形内に入るよう前
記ケースと前記ケース取付台との間に前記各弾性部材を
それぞれ介在させて、前記ケースを前記ケース取付台に
固定してもよい。
【0013】
【作用】本発明の走査光学装置の固定方法は、光源と第
1の結像光学系と偏向器と第2の結像光学系とを3つの
固定点を結ぶ三角形内に収納することにより、重量バラ
ンスよくかつ各部品が出張ることなくケースをケース取
付台に三点固定することができる。
1の結像光学系と偏向器と第2の結像光学系とを3つの
固定点を結ぶ三角形内に収納することにより、重量バラ
ンスよくかつ各部品が出張ることなくケースをケース取
付台に三点固定することができる。
【0014】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0015】図1は本発明の走査光学装置の固定方法の
一実施例を説明するための走査光学装置の構成図であ
る。
一実施例を説明するための走査光学装置の構成図であ
る。
【0016】走査光学装置1は、以下に示す点で図5に
示した従来の走査光学装置100 と異なる。 (1)光源であるレーザー発生器11と第1の結像光学
系であるシリンドリカルレンズ12と偏向器であるポリ
ゴンミラー13と第2の結像光学系である凸レンズ15
および非球面トーリックレンズ16とが、3つの固定点
である第1乃至第3の調整足301〜303を結ぶ三角形
内(3本の一点鎖線A,B,Cで囲まれた領域内)に収
納されて、ケース取付台40(図2参照)にケース17
が三点固定されている。 (2)ポリゴンミラー13の中心がポリゴンミラー13
側の1点と2つの弾性部材311,312とを結ぶ三角形
内(3本の一点鎖線A,B,Dで囲まれた領域内)に入
るようケース17とケース取付台40との間に各弾性部
材311,312がそれぞれ介在されて、ケース取付台4
0にケース17が固定されている。
示した従来の走査光学装置100 と異なる。 (1)光源であるレーザー発生器11と第1の結像光学
系であるシリンドリカルレンズ12と偏向器であるポリ
ゴンミラー13と第2の結像光学系である凸レンズ15
および非球面トーリックレンズ16とが、3つの固定点
である第1乃至第3の調整足301〜303を結ぶ三角形
内(3本の一点鎖線A,B,Cで囲まれた領域内)に収
納されて、ケース取付台40(図2参照)にケース17
が三点固定されている。 (2)ポリゴンミラー13の中心がポリゴンミラー13
側の1点と2つの弾性部材311,312とを結ぶ三角形
内(3本の一点鎖線A,B,Dで囲まれた領域内)に入
るようケース17とケース取付台40との間に各弾性部
材311,312がそれぞれ介在されて、ケース取付台4
0にケース17が固定されている。
【0017】すなわち、走査光学装置1では、レーザー
発生器11などの各光学部品の大部分を第1乃至第3の
調整足301〜303を結ぶ三角形内に収納して、ケース
17をケース取付台40に三点固定することにより、ポ
リゴンミラー13の高速回転による振動がレーザー発生
器11を振動させることがないようにするとともに、レ
ーザードライバ回路基板111 の出張りをなくして組立
および調整時にレーザー発生器11を故障させたりレー
ザードライバ回路基板111を破損させたりしないよう
にしている。
発生器11などの各光学部品の大部分を第1乃至第3の
調整足301〜303を結ぶ三角形内に収納して、ケース
17をケース取付台40に三点固定することにより、ポ
リゴンミラー13の高速回転による振動がレーザー発生
器11を振動させることがないようにするとともに、レ
ーザードライバ回路基板111 の出張りをなくして組立
および調整時にレーザー発生器11を故障させたりレー
ザードライバ回路基板111を破損させたりしないよう
にしている。
【0018】また、図2に示すように、ゴムなどからな
る2つの弾性部材311,312を介在させてケース17
をケース取付台40に固定することにより、レーザー発
生器11などの各光学部品の重量バランスが十分とれて
なくポリゴンミラー13の高速回転に伴ってケース17
が振動しても、ケース17の振動を各弾性部材311,
312で吸収するようにしている。このとき、ポリゴン
ミラー13の中心がポリゴンミラー13側の1点と2つ
の弾性部材311,312とを結ぶ三角形内に入るように
各弾性部材311,312を配置することにより、ケース
17の振動を効果的に吸収することができるようにして
いる。
る2つの弾性部材311,312を介在させてケース17
をケース取付台40に固定することにより、レーザー発
生器11などの各光学部品の重量バランスが十分とれて
なくポリゴンミラー13の高速回転に伴ってケース17
が振動しても、ケース17の振動を各弾性部材311,
312で吸収するようにしている。このとき、ポリゴン
ミラー13の中心がポリゴンミラー13側の1点と2つ
の弾性部材311,312とを結ぶ三角形内に入るように
各弾性部材311,312を配置することにより、ケース
17の振動を効果的に吸収することができるようにして
いる。
【0019】次に、第2の調整足302 による照射位置
調整の方法について、図3を参照して説明する。
調整の方法について、図3を参照して説明する。
【0020】第2の調整足302 は、ケース17に穿設
された孔に嵌通されるとともに、調整用治具台50に固
定ねじ42によって固定される。第2の調整足302 の
近傍には、調整用治具台50のケース17と反対側の面
からねじ込みされる調整ねじ41が設けられ、調整ねじ
41をねじ込んでケース17を図示上下方向に移動させ
ることにより、照射位置調整(出射ビーム高さ調整)を
行う。照射位置調整が完了したのち、たとえば、粘度が
数十cpsの瞬間接着剤をケース17に設けられた接着
剤用面取り21に滴下することにより、ケース17と第
2の調整足30 2 との嵌合すき間(数十μm程度)に瞬
間接着剤を瞬時に入り込ませて硬化させる。なお、第3
の調整足303 についても同様である。
された孔に嵌通されるとともに、調整用治具台50に固
定ねじ42によって固定される。第2の調整足302 の
近傍には、調整用治具台50のケース17と反対側の面
からねじ込みされる調整ねじ41が設けられ、調整ねじ
41をねじ込んでケース17を図示上下方向に移動させ
ることにより、照射位置調整(出射ビーム高さ調整)を
行う。照射位置調整が完了したのち、たとえば、粘度が
数十cpsの瞬間接着剤をケース17に設けられた接着
剤用面取り21に滴下することにより、ケース17と第
2の調整足30 2 との嵌合すき間(数十μm程度)に瞬
間接着剤を瞬時に入り込ませて硬化させる。なお、第3
の調整足303 についても同様である。
【0021】図4は他の第2の調整足602 による照射
位置調整の方法を示す図である。
位置調整の方法を示す図である。
【0022】第2の調整足602 は外径にねじが設けら
れているとともに、頭にすり割が設けられているもので
ある。また、第2の調整足602 のねじと螺合するねじ
山が内径に切られた孔が、ケース17に穿設されてい
る。したがって、この場合には、第2の調整足602 を
回転させてケース17を図示上下方向に移動させること
により、照射位置調整(出射ビーム高さ調整)を行うこ
とができる。
れているとともに、頭にすり割が設けられているもので
ある。また、第2の調整足602 のねじと螺合するねじ
山が内径に切られた孔が、ケース17に穿設されてい
る。したがって、この場合には、第2の調整足602 を
回転させてケース17を図示上下方向に移動させること
により、照射位置調整(出射ビーム高さ調整)を行うこ
とができる。
【0023】以上の説明では、2つの弾性部材311,
312がケース17とケース取付台40との間に介在さ
れて、ケース17はケース取付台40に固定された。し
かし、弾性部材の個数は2個以上であってもよく、この
場合には、ポリゴンミラー13の中心がポリゴンミラー
13側の1点と複数の弾性部材とを結ぶ多角形内に入る
ようケース17とケース取付台40との間に各弾性部材
をそれぞれ介在させて、ケース17をケース取付台40
に固定すればよい。
312がケース17とケース取付台40との間に介在さ
れて、ケース17はケース取付台40に固定された。し
かし、弾性部材の個数は2個以上であってもよく、この
場合には、ポリゴンミラー13の中心がポリゴンミラー
13側の1点と複数の弾性部材とを結ぶ多角形内に入る
ようケース17とケース取付台40との間に各弾性部材
をそれぞれ介在させて、ケース17をケース取付台40
に固定すればよい。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は次のよう
な効果がある。
な効果がある。
【0025】請求項1の走査光学装置の固定方法は、光
源と第1の結像光学系と偏向器と第2の結像光学系とを
3つの固定点を結ぶ三角形内に収納することにより、重
量バランスよくかつ各部品が出張ることなくケースをケ
ース取付台に三点固定することができるため、偏向器の
高速回転による振動に伴う画像ブレがなくかつ部品の破
損を生じさせずに組立および調整を行うことができる。
源と第1の結像光学系と偏向器と第2の結像光学系とを
3つの固定点を結ぶ三角形内に収納することにより、重
量バランスよくかつ各部品が出張ることなくケースをケ
ース取付台に三点固定することができるため、偏向器の
高速回転による振動に伴う画像ブレがなくかつ部品の破
損を生じさせずに組立および調整を行うことができる。
【0026】請求項2の走査光学装置の固定方法は、偏
向器の中心が偏向器側の1点と複数の弾性部材とを結ぶ
多角形内に入るようケースとケース取付台との間に各弾
性部材をそれぞれ介在させて、ケースをケース取付台に
固定することにより、重量バランスが十分とれてなく偏
向器の高速回転に伴うケースの振動が発生しても、該振
動を効果的に吸収することができる
向器の中心が偏向器側の1点と複数の弾性部材とを結ぶ
多角形内に入るようケースとケース取付台との間に各弾
性部材をそれぞれ介在させて、ケースをケース取付台に
固定することにより、重量バランスが十分とれてなく偏
向器の高速回転に伴うケースの振動が発生しても、該振
動を効果的に吸収することができる
【図1】本発明の走査光学装置の固定方法の一実施例を
説明するための走査光学装置の構成図である。
説明するための走査光学装置の構成図である。
【図2】図1に示した弾性部材の取付位置を示す図であ
る。
る。
【図3】図1に示した第2の調整足による照射位置調整
の方法を示す図である。
の方法を示す図である。
【図4】他の第2の調整足による照射位置調整の方法を
示す図である。
示す図である。
【図5】走査光学装置の固定方法の従来例の一つを説明
するための走査光学装置の構成図である。
するための走査光学装置の構成図である。
【図6】走査光学装置の固定方法の他の従来例を説明す
るための走査光学装置の構成図である。
るための走査光学装置の構成図である。
1 走査光学装置 11 レーザー発生器 12 シリンドリカルレンズ 13 ポリゴンミラー 14 ポリゴンモータ回路基板 15 凸レンズ 16 非球面トーリックレンズ 17 ケース 18 光ビーム検出用反射ミラー 19 集光レンズ 20 光ファイバ 21 接着剤用面取り 301 第1の調整足 302,602 第2の調整足 303 第3の調整足 311,312 弾性部材 40 ケース取付台 41 調整ねじ 42 固定ねじ 50 調整用治具台
Claims (2)
- 【請求項1】 光源,該光源から出射された光の光路上
に設けられた第1の結像光学系,該第1の結像光学系か
らの出射光を偏向走査する偏向器および該偏向器からの
反射光を被走査媒体の走査面に結像させる第2の結像光
学系がケース内に収納された走査光学装置を本体のケー
ス取付台に固定する走査光学装置の固定方法において、 前記光源と前記第1の結像光学系と前記偏向器と前記第
2の結像光学系とを3つの固定点を結ぶ三角形内に収納
して、前記ケースを前記ケース取付台に三点固定するこ
とを特徴とする走査光学装置の固定方法。 - 【請求項2】 前記偏向器の中心が前記偏向器側の1点
と複数の弾性部材とを結ぶ多角形内に入るよう前記ケー
スと前記ケース取付台との間に前記各弾性部材をそれぞ
れ介在させて、前記ケースを前記ケース取付台に固定す
る請求項1記載の走査光学装置の固定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3221750A JPH0560991A (ja) | 1991-09-02 | 1991-09-02 | 走査光学装置の固定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3221750A JPH0560991A (ja) | 1991-09-02 | 1991-09-02 | 走査光学装置の固定方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0560991A true JPH0560991A (ja) | 1993-03-12 |
Family
ID=16771631
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3221750A Pending JPH0560991A (ja) | 1991-09-02 | 1991-09-02 | 走査光学装置の固定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0560991A (ja) |
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-
1991
- 1991-09-02 JP JP3221750A patent/JPH0560991A/ja active Pending
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