JP6929824B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6929824B2
JP6929824B2 JP2018227618A JP2018227618A JP6929824B2 JP 6929824 B2 JP6929824 B2 JP 6929824B2 JP 2018227618 A JP2018227618 A JP 2018227618A JP 2018227618 A JP2018227618 A JP 2018227618A JP 6929824 B2 JP6929824 B2 JP 6929824B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photoconductor
guide portion
cleaning
holding member
laser beam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018227618A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020091371A (ja
Inventor
雄太 岡田
雄太 岡田
乙黒 康明
康明 乙黒
雄一郎 今井
雄一郎 今井
俊樹 百家
俊樹 百家
慶貴 大坪
慶貴 大坪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2018227618A priority Critical patent/JP6929824B2/ja
Priority to US16/697,673 priority patent/US10908527B2/en
Publication of JP2020091371A publication Critical patent/JP2020091371A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6929824B2 publication Critical patent/JP6929824B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/04Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for exposing, i.e. imagewise exposure by optically projecting the original image on a photoconductive recording material
    • G03G15/04036Details of illuminating systems, e.g. lamps, reflectors
    • G03G15/04045Details of illuminating systems, e.g. lamps, reflectors for exposing image information provided otherwise than by directly projecting the original image onto the photoconductive recording material, e.g. digital copiers
    • G03G15/04072Details of illuminating systems, e.g. lamps, reflectors for exposing image information provided otherwise than by directly projecting the original image onto the photoconductive recording material, e.g. digital copiers by laser
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/0006Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00 with means to keep optical surfaces clean, e.g. by preventing or removing dirt, stains, contamination, condensation
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B5/00Optical elements other than lenses
    • G02B5/08Mirrors
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G21/00Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
    • G03G21/0005Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge for removing solid developer or debris from the electrographic recording medium
    • G03G21/007Arrangement or disposition of parts of the cleaning unit
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2221/00Processes not provided for by group G03G2215/00, e.g. cleaning or residual charge elimination
    • G03G2221/0005Cleaning of residual toner

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Laser Beam Printer (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Description

本発明は、電子写真プロセスを用いて記録媒体に画像を形成する電子写真複写機、レーザビームプリンタなどの画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置においては、帯電した感光体にレーザ光を走査して静電潜像を形成する光走査装置(光走査ユニット)が搭載されている。また光走査装置の筐体には、レーザ光が通過するための開口部が形成されている。この開口部は、光走査装置の内部にトナーや埃などの異物が入ることを防止するために、レーザ光を透過させる透過性を有する透過部材により閉塞されている。
ここで透過部材の表面に異物がある場合、透過部材を通過するレーザ光の一部が異物によって遮られることで光学特性が悪化し、画像品質を低下させるおそれがある。これに対して特許文献1では、パッド、ブレードのような清掃部材を透過部材に接触・押圧させながら移動させることで、透過部材の表面にある異物を清掃部材によりワイパーのように除去する構成が記載されている。特許文献1に記載の清掃部材は清掃ホルダに保持されており、清掃ホルダはワイヤに固定されている。ワイヤをモータ駆動によって移動させることによって清掃ホルダが移動し、清掃ホルダの移動に伴い清掃部材が透過部材を清掃する。清掃ホルダは透過部材近傍に設けられたガイドレールに係合しており、ガイドレールに沿って移動する。
特開2016−31466号公報
清掃部材を長期間使用する場合、清掃部材そのものが汚れてしまい、清掃動作を行うとかえって透過部材を汚してしまうおそれがある。このため、清掃部材を定期的に交換することが望まれる。作業者が清掃部材の交換作業を簡単に行えること好ましく、特に、清掃ホルダをガイドレールからの取り外しを容易に行うことができる形状にすることが望まれている。
そこで本発明はこのような現状に鑑みてなされたものであり、清掃部材の交換性を向上させることができる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明に係る画像形成装置の代表的な構成は、第1感光体及び第2感光体と、前記第1感光体及び前記第2感光体に形成された静電潜像をトナーを用いて現像する第1現像部及び第2現像部と、前記第1感光体、前記第2感光体、前記第1現像部、前記第2現像部よりも鉛直方向の下方に配置され、前記第1感光体及び前記第2感光体にレーザ光を走査して静電潜像を形成する光走査ユニットであって、筐体と、該筐体に設けられ、前記第1感光体及び前記第2感光体を走査するレーザ光を前記筐体の内部側から外部側へ通過させ、前記レーザ光の走査方向に長尺な第1開口部及び第2開口部と、前記第1開口部及び前記第2開口部を閉塞するとともに前記レーザ光を透過させる、前記レーザ光の走査方向に長尺な第1透過部材及び第2透過部材と、を有する光走査ユニットと、前記第1透過部材及び前記第2透過部材における前記筐体の外部側の表面を清掃するために、前記第1透過部材及び前記第2透過部材の前記表面に接触する第1清掃部材及び第2清掃部材と、前記第1清掃部材と前記第2清掃部材を一体的に保持する保持部材と、前記第1清掃部材及び前記第2清掃部材が、前記第1透過部材及び前記第2透過部材の長手方向である第1方向に移動するように、前記保持部材を移動させる移動手段と、前記第1方向に沿って延び、前記保持部材における前記第1方向及び鉛直方向と直交する第2方向の一端側に設けられた第1係合部が係合し、前記保持部材の移動を案内する第1ガイド部と、前記第1方向に沿って延び、前記保持部材における前記第2方向の他端側に設けられた第2係合部が係合し、前記保持部材の移動を案内する第2ガイド部と、前記第1ガイド部の下方に設けられ、前記第1方向に延び、前記保持部材の移動時に前記第1係合部が通過するための第1溝部であって、前記第1ガイド部よりも前記第1方向の幅が広い第1溝部と、前記第2ガイド部の下方に設けられ、前記第2方向に延び、前記保持部材の移動時に前記第2係合部が通過するための第2溝部であって、前記第2ガイド部よりも前記第1方向の幅が広い第2溝部と、を備え、前記保持部材が、前記第1ガイド部及び前記第2ガイド部の前記第1方向の端部から、前記第1方向における中央部側と反対側に移動し、前記第1係合部及び前記第2係合部が前記第1溝部及び第2溝部を通過することで、前記第1係合部及び前記第2係合部と前記第1ガイド部及び前記第2ガイド部との係合が解除されることを特徴とする。
本発明によれば、画像形成装置において、清掃部材の交換性を向上させることができる。
画像形成装置の断面概略図である。 光走査装置の斜視図である。 光走査装置の上視図である。 清掃ホルダの周囲の拡大斜視図である。 清掃ホルダの断面図である。 清掃ホルダの断面図である。 清掃ホルダと連結部材を図5に示す矢印V方向から見た図である。 清掃ホルダの他の構成を示す図である。 清掃ホルダを取り外す様子を順に示した模式図である。 光走査装置の他の構成を示す図である。 清掃ホルダの周囲の拡大斜視図である。 清掃ホルダを取り外す様子を順に示した断面図である。 清掃ホルダの他の構成を示す図である。
(第1実施形態)
<画像形成装置>
以下、まず本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の全体構成を画像形成時の動作とともに図面を参照しながら説明する。なお、以下に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
本実施形態に係る画像形成装置Aは、イエローY、マゼンダM、シアンC、ブラックKの4色のトナーを中間転写ベルトに転写した後、シートに画像を転写して画像を形成するフルカラーレーザプリンタである。なお、以下の説明において、上記各色のトナーを使用する部材には添え字としてY、M、C、Kを付するものの、各部材の構成や動作は使用するトナーの色が異なることを除いて実質的に同じであるため、区別を要する場合以外は添え字を適宜省略する。
図1に示す様に、画像形成装置Aは、シートにトナー像を転写して画像を形成する画像形成部と、画像形成部に向けてシートを供給するシート給送部と、シートにトナー像を定着させる定着部を備える。
画像形成部は、感光体である感光ドラム10(10Y、10M、10C、10K)、感光ドラム10表面を帯電させる帯電ローラ12(12Y、12M、12C、12K)、現像装置13(13Y、13M、13C、13K)を備える。また一次転写ローラ15(15Y、15M、15C、15K)、光走査装置40、中間転写ユニット80を備える。
中間転写ユニット80は、中間転写ベルト20、二次転写ローラ60、ベルト駆動ローラ21、22などを備える。中間転写ベルト20は、ベルト駆動ローラ21、22に張架された無端状のベルトであり、ベルト駆動ローラ21、22の回転に伴って矢線K3方向に周回移動する。
光走査装置40(光走査ユニット)は、感光ドラム10及び現像装置13よりも鉛直方向の下方に配置されている。光走査装置40は、各色の画像情報に応じて変調されたレーザ光L(LY、LM、LC、LK)を出射する光源としての4基の半導体レーザ(不図示)を備える光源部43(図2、図3)を有する。また光走査装置40は、偏向手段としての回転多面鏡41を有する。回転多面鏡41は、光源から出射された各色にそれぞれ対応するレーザ光がそれぞれ対応する感光ドラム10上を走査するように各色のレーザ光を偏向する。
光走査装置40において、回転多面鏡41により偏向されたレーザ光Lは、光走査装置40に設けられた走査レンズ47やミラー48に案内されて所定の経路を進む。そして所定の経路を進んだレーザ光Lは、光走査装置40の上部に設けられた照射口42を通過して感光ドラム10に照射される。すなわち、各々のレーザ光Lは、回転多面鏡41によって偏向され、かつ走査レンズ47やミラー48によってそれぞれ対応する感光ドラム10上に導かれる。そして各レーザ光Lは、それぞれ対応する感光ドラム10上のその感光ドラム10の回転軸線方向に沿って走査する。なお、光走査装置40は、回転多面鏡41の回転によりレーザ光Lの偏向される角度が変化してレーザ光Lを感光ドラム10の表面で主走査方向に走査する。
次に、画像形成動作について説明する。まず不図示の制御部が画像形成ジョブ信号を受信すると、給送ローラ24、搬送ローラ25によりシート積載部2に積載収納されたシートSがリタードローラ26で1枚に分離されながらレジストローラ29に送り出される。次に、シートSは、レジストローラ29によってタイミング補正がなされた後に、二次転写ローラ60とベルト駆動ローラ21から形成される二次転写部に送り込まれる。
一方、画像形成部においては、まず帯電ローラ12Yにより感光ドラム10Y表面が帯電させられる。その後、不図示の外部機器等から送信された画像信号に応じて光走査装置40が感光ドラム10Y表面にレーザ光LYを照射し、感光ドラム10Y表面に静電潜像を形成する。
その後、現像装置13Yにより感光ドラム10Yの表面に形成された静電潜像にイエローのトナーを付着させ、感光ドラム10Y表面にイエローのトナー像を形成する。感光ドラム10Y表面に形成されたトナー像は、一次転写ローラ15Yに一次転写バイアスが印加されることで、中間転写ベルト20に一次転写される。
同様のプロセスにより、感光ドラム10M、10C、10Kにも、マゼンダ、シアン、ブラックのトナー像が形成される。そして一次転写ローラ15M、15C、15Kに一次転写バイアスが印加されることで、これらのトナー像が中間転写ベルト20上のイエローのトナー像に対して重畳的に転写される。これにより中間転写ベルト20表面にフルカラーのトナー像が形成される。
その後、中間転写ベルト20が周回移動することでフルカラーのトナー像が二次転写部に送られる。そして二次転写部において二次転写ローラ60に二次転写バイアスが印加されることで、中間転写ベルト20上のフルカラーのトナー像がシートSに転写される。
次に、トナー像が転写されたシートSは、定着装置3において加熱、加圧処理が施され、これによりシートS上のトナー像がシートSに定着される。その後、トナー像が定着されたシートSは、排出ローラ28によって排出部11に排出される。
なお、第1感光体としての感光ドラム10Yに対して、第2感光体は感光ドラム10M、10C、10Kのいずれかである。また感光ドラム10Mを第1感光体とする場合、第2感光体は感光ドラム10Y、10C、10Kのいずれかである。つまり第1感光体を感光ドラム10Y、10M、10C、10Kのいずれかとする場合、第2感光体はその他の感光ドラムのいずれかである。現像装置13も同様に、第1現像部としての現像装置13Yに対して、第2現像部は現像装置13M、13C、13Kのいずれかである。つまり第1現像部を現像装置13Y、13M、13C、13Kのいずれかとする場合、第2現像部はその他の現像装置のいずれかである。
<光走査装置>
次に、光走査装置40の構成について説明する。
図2、図3は、光走査装置40の斜視図と上視図である。図2、図3に示す様に、光走査装置40は、筐体として、上面が開口されるとともに回転多面鏡41や走査レンズ47等の光学部材が収容される光学箱45aと、光学箱45aの上面の開口を覆うカバー45bを有する。光学箱45aとカバー45bによって形成される略密閉空間が形成される。回転多面鏡41、走査レンズ47、ミラー48はこの密閉空間に配置されている。そのため、光走査装置40の外部の飛散トナーを含む塵埃から回転多面鏡41の反射面、走査レンズ47、ミラー48は防塵されている。
照射口42(42a〜42d)は、筐体であるカバー45bに形成され、光源である不図示の半導体レーザから出射され、感光ドラム10を走査するレーザ光Lを光走査装置40の密閉空間側である箱の内部側から外部側へ通過させるための開口部(レーザ通過用開口)である。ここで上述した第1感光体を走査するレーザ光Lが通過する照射口42を第1開口部とし、第2感光体を走査するレーザ光Lが通過する照射口42を第2開口部とする。
図3に示すように、照射口42は、各色に対して個別に設けられている。照射口42の形状は、回転多面鏡41によるレーザ光Lの主走査方向を長手方向(長尺)とする矩形状であり、各々の照射口42の長手方向は互いに平行となるように形成されている。なお、レーザ光Lを通過させることができれば、照射口42の形状はこの限りではない。
また各々の照射口42は、光走査装置40の筐体内部にトナーや埃などの付着物が入ることを防止するために、4つの透過部材52(52a〜52d)によりそれぞれカバー45bの外部側から閉塞されている。ここで上述した第1開口部を閉塞する透過部材52を第1透過部材とし、第2開口部を閉塞する透過部材52を第2透過部材とする。
透過部材52は、不図示の半導体レーザから出射されたレーザ光Lを透過させる透過性を有し、半導体レーザによって発せられる光ビームを、感光ドラム10へ出射可能となっている。本実施形態では、透過部材52の光走査装置40に対する外部側が光出射面であり、光走査装置40に対する内部側が光入射面である。透過部材52の形状は、回転多面鏡41によるレーザ光Lの主走査方向を長手方向(長尺)とする矩形板状である。透過部材52は、例えばガラスカバーであるが、レーザ光を透過させることができる材質であれば、プラスチック等であってもよい。
このように、光走査装置40は、カバー45b及び透過部材52によって覆われることで、トナーや紙粉、埃等の異物が光走査装置40の内部へ入り込まないような構成となっている。また照射口42よりも大きい透過部材52をカバー45b上に固定することで、光走査装置40の上方から落下するトナーや紙粉、埃等の異物が、透過部材52と各照射口42の隙間から光走査装置40の内部へ入り込むことを防止している。
また光走査装置40は、主にPOM(ポリアセタール樹脂)で形成された可撓性を有する、保持部材としての2つの清掃ホルダ51(51a、51b)を備える。清掃ホルダ51aは、カバー45bに形成されたガイドレール61a、61bに係合し、隣り合う2つの透過部材52a、52bを跨ぐように延在する。清掃ホルダ51bは、カバー45bに形成されたガイドレール61c、61dに係合し、隣り合う2つの透過部材52c、52dを跨ぐように延在する。ガイドレール61は、透過部材52の長手方向に沿って延び、清掃ホルダ51の移動を案内する。
つまり清掃ホルダ51の長手方向(第2方向)は、透過部材52の長手方向(第1方向)と鉛直方向と直交する方向であり、清掃ホルダ51の短手方向と透過部材52の長手方向は同一の方向である。また透過部材52の長手方向は、回転多面鏡41によるレーザ光Lの主走査方向と同じ方向である。
また清掃ホルダ51は、ワイヤ54に連結されている。換言すれば、清掃ホルダ51はワイヤ54を保持している。ワイヤ54は、カバー45bに回動自在に保持された4つの張設用滑車57と1つのテンション調整用滑車58とワイヤ巻取部59によって環状に張設されている。具体的には、ワイヤ54は、隣接する2つの透過部材52の間の位置において、透過部材52の長手方向と平行になるように張設される。
ワイヤ54は、モータ55の駆動力により環状に走行する。またワイヤ54は、モータ55の駆動力によってワイヤ巻取部59が回転駆動することで、ワイヤ巻取部59により巻き取られて長さを調整される。このようにワイヤ54を張設用滑車57とテンション調整用滑車58とワイヤ巻取部59で張設することで、ワイヤ54の張力を安定させると共に、ワイヤ54を滑らかに環状走行させることができる。
またワイヤ54の走行に伴い、清掃ホルダ51は、透過部材52の長手方向(図3に示す矢印K4方向又は矢印K5方向)に移動する。つまりモータ55の駆動力に駆動するワイヤ巻取部59とワイヤ54は、清掃ホルダ51を移動させる移動手段である。
また清掃ホルダ51a、51bは、ワイヤ54との連結部を挟むようにしてそれぞれ2つの清掃部材53(53a〜53d)を一体的に保持する。清掃部材53は、シリコンゴムで形成された直方体のゴムパッドであり、それぞれの透過部材52に接触、押圧されて配置される。なお、清掃ホルダ51や清掃部材53の材料はこれに限られない。
清掃部材53は、清掃ホルダ51の移動に伴って、カバー45bの外部側における透過部材52の表面に接触しながら透過部材52の長手方向(図3に示す矢印K4方向又は矢印K5方向)、つまり回転多面鏡41によるレーザ光Lの走査方向に沿って移動する。つまり清掃部材53の移動方向は、感光ドラム10の回転軸線方向と同じ方向であり、回転多面鏡41によってレーザ光Lが操作される方向と同じ方向である。これにより清掃部材53は、透過部材52の表面に付着した付着物や、透過部材52表面に落下した異物等を掻き取って除去し、レーザ光Lが異物によって意図せず遮られることを抑制する。
またカバー45bには、清掃部材53の移動方向と直交する方向において透過部材52と隣接した位置に、清掃部材53により除去された異物を捕集して保持するキャッチ溝66が形成されている。キャッチ溝66は、透過部材52の表面よりも透過部材52の板厚方向の下方に形成された溝である。
<清掃ホルダ>
次に、清掃ホルダ51の構成について詳しく説明する。
図4は、清掃ホルダ51aの周囲の拡大斜視図である。図5は、清掃部材53や清掃ホルダ51aを図4に示すX−X断面で切断した断面図である。図6は、清掃ホルダ51aを図3に示すY−Y断面で切断した断面図である。図7は、清掃ホルダ51aと連結部材70を図5に示す矢印V方向から見た図である。なお、以下では、清掃ホルダ51aについて説明するものの、清掃ホルダ51bも同様の形状である。
図4〜図7に示す様に、清掃ホルダ51aは、その長手方向の端部側から中央部側に延在し、ガイドレール61a、61bに引っ掛かるように係合する係合部51a3、51a4を有する。つまり清掃ホルダ51aの長手方向の一端側である係合部51a3(第1係合部)はガイドレール61a(第1ガイド部)に係合し、他端側である係合部51a4(第2係合部)はガイドレール61b(第2ガイド部)に係合する。
またカバー45bにおいて、ガイドレール61aの下方には、透過部材52の長手方向に延び、清掃ホルダ51aの移動時に係合部51a3が通過するための溝部71a(第1溝部)が形成されている。同様に、カバー45bにおいて、ガイドレール61bの下方には、透過部材52の長手方向に延び、係合部51a4が通過するための溝部71b(第2溝部)が形成されている。また溝部71a、71bの長手方向の幅は、ガイドレール61a、61bの長手方向の幅よりも広くなっている。
またガイドレール61aは、その長手方向における所定の位置から端部に向かって係合部51a3との接触位置が上方にシフトするように傾斜した不図示の傾斜部61a1を有する。同様に、ガイドレール61bは、その長手方向における所定の位置から端部に向かって係合部51a4との接触位置が上方にシフトするように傾斜した不図示の傾斜部を有する。
また清掃ホルダ51aの係合部51a3は、ガイドレール61aの傾斜部61a1と対応するように傾斜した傾斜部51a3x(他の傾斜部)を有する。同様に、清掃ホルダ51aの係合部51a4は、ガイドレール61bの不図示の傾斜部と対応するように傾斜した不図示の傾斜部を有する。
またワイヤ54には、円筒状の連結部材70が取り付けられている。ワイヤ54は、連結部材70の円筒内部に挿通されている。連結部材70は、清掃ホルダ51aに設けられた嵌合穴51a5に嵌合する。これによりワイヤ54と清掃ホルダ51aとが連結され、ワイヤ54の移動に伴って清掃ホルダ51aが移動するようになる。また図7に示す長さW1、W2の関係をW2>W1とすることで、ワイヤ54が捻れにくくなっている。
なお、図8に示す様に、清掃ホルダ51aにおける嵌合穴51a5が設けられた部分にスナップフィット部51a5xを設ける構成としてもよい。これにより連結部材70を嵌合穴51a5から抜けにくくすることができる。
<清掃モード>
次に、透過部材52の表面を清掃する清掃モードについて説明する。
清掃モードは、画像形成装置Aがメンテナンス状態になっているときにユーザがタッチパネル等の不図示の入力デバイスを操作することで実行される。また、前回清掃動作を実行してからの画像形成枚数が所定枚数形成に達してことに応じて清掃モードが実行される。なお、清掃モードの実行タイミングはこれに限られず、他のタイミングで実行する構成としてもよい。
清掃モードが開始されると、まずモータ55が駆動を開始し、ワイヤ54は図3に示す矢印K6方向に走行する。ワイヤ54が走行すると、清掃ホルダ51aはガイドレール61に沿って図3に示す矢印K4方向に移動し、清掃ホルダ51bはガイドレール61に沿って図3に示す矢印K5方向に移動する。これに伴って4つの清掃部材53がそれぞれ対応する4つの透過部材52の表面に接触しながら移動し、この移動に伴って透過部材52上の異物が掻き取られて透過部材52上から除去される。
その後、所定の時間が経過すると、モータ55は逆回転を開始し、ワイヤ54も逆方向(図3に示す矢印K7方向)への走行を開始させる。その後、所定の時間が経過するとモータ55が停止され、清掃モードが終了する。このように本実施形態では、清掃モードを一度実行する度に、透過部材52の長手方向に沿って清掃部材53を一往復させる。
<清掃ホルダの着脱方法>
次に、清掃ホルダ51の着脱方法について説明する。
図9は、清掃ホルダ51aを取り外す様子を順に示した模式図である。なお、以下では、清掃ホルダ51aの着脱方法を説明するものの、清掃ホルダ51bの着脱方法も同様である。
図9(a)に示す様に、清掃モードが終了した段階で、清掃ホルダ51aは、モータ55の駆動力によってガイドレール61a、61bの長手方向の端部側に移動する。上述した通り、溝部71a、71bの長手方向の幅は、ガイドレール61a、61bの長手方向の幅よりも広くなっているため、これにより清掃ホルダ51aの係合部51a3、51a4とガイドレール61a、61bとの係合が一部外れる。なお、本実施形態ではモータ55の駆動力により清掃ホルダ51aを移動させるものの、メンテナンスを行う作業者が手作業によって移動させる構成としてもよい。
このようにガイドレール61a、61bとの係合が一部外れることで、ガイドレール61a、61bによる清掃ホルダ51aの上方への移動の規制が解除される。また、この段階で透過部材52に圧接して弾性変形していた清掃部材53が元に戻り、これに伴って清掃ホルダ51が上方へ少し移動する。
この状態から、図9(b)に示す様に、作業者は、清掃ホルダ51aを把持して上方に持ち上げつつ、清掃ホルダ51aをガイドレール61a、61bの長手方向における中央部側と反対側(矢印K5方向)に移動させる。これにより清掃ホルダ51aの係合部51a3、51a4は溝部71a、71bを通過しながら矢印K5方向に移動し、係合部51a3、51a4とガイドレール61a、61bとの係合が完全に解除される。つまりガイドレール61a、61bと溝部71a、71bの長手方向の幅は、作業者が清掃ホルダ51aを手作業で移動させることにより、清掃ホルダ51aを引き抜ける幅に設定されている。また、このとき、作業者は、清掃ホルダ51aの嵌合穴51a5から連結部材70を取り外す。
これにより、図9(c)に示す様に、清掃ホルダ51aはガイドレール61a、61bから取り外される。このようにして、作業者は、清掃ホルダ51aをカバー45bから取り外すことができる。なお、清掃ホルダ51aを装着する際、作業者は上述した清掃ホルダ51aを取り外す動作と逆の動作を行う。
また、清掃モードの終了後、清掃ホルダ51aの取り外しが行われない場合、次の清掃モードの開始時に、清掃ホルダ51aは、係合部51a3、51a4とガイドレール61a、61bが係合する位置(図7の位置)に再度移動する。その後、清掃モードを実行する。
このように清掃ホルダ51aをガイドレール61a、61bの長手方向の端部から矢印K5方向に移動させ、係合部51a3、51a4が溝部71a、71bを通過することで、係合部51a3、51a4とガイドレール61a、61bとの係合が解除される。これにより清掃ホルダ51aを取り外しやすくなり、清掃ホルダ51aや清掃部材53a、53bの交換性を向上させることができる。
またガイドレール61a、61bに傾斜部61a1、傾斜部(不図示)を設けることで、清掃ホルダ51aをガイドレール61a、61bの長手方向の端部から矢印K5方向にスライドさせた際に清掃ホルダ51aを取り外し易くすることができる。また清掃ホルダ51aをガイドレール61a、61bの長手方向の端部から矢印K4方向にスライドさせた際に清掃ホルダ51aを装着し易くすることができる。さらに清掃ホルダ51aの係合部51a3、51a4に傾斜部51a3x、傾斜部(不図示)を設けることで、清掃ホルダ51aをさらに着脱し易くすることができる。
なお、本実施形態では、清掃ホルダ51aを上方に持ち上げながら取り外す構成について説明した。しかし、溝部71a、71bの幅をさらに広くして、清掃ホルダ51aをガイドレール61a、61bの長手方向の端部から矢印K5方向に移動させるだけで、係合部51a3、51a4とガイドレール61a、61bとの係合を解除させる構成としてもよい。
また本実施形態では、清掃モードで清掃ホルダ51を往復させる構成について説明したものの、清掃ホルダ51を片道で停止させる構成としてもよい。この場合、図10に示す様に、溝部71の長手方向の両端部の幅を、ガイドレール61の長手方向の両端部の幅よりも大きくする。またガイドレール61の長手方向の両端部に傾斜部61a1を設け、清掃ホルダ51aの係合部51a3、51a4の両端部に傾斜部51a3xを設ける。これにより、上記同様に清掃ホルダ51や清掃部材53の交換性を向上させることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係る画像形成装置の構成について説明する。上記第1実施形態と説明の重複する部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
図11は、本実施形態に係る清掃ホルダ51aの周囲の拡大斜視図である。なお、以下では、清掃ホルダ51aやガイドレール61a、61bについて説明するものの、清掃ホルダ51bやガイドレール61c、61dも同様の形状となっている。
図11に示す様に、本実施形態では、ガイドレール61a、61bの長手方向の端部において、短手方向に凹んだ凹部61a3、61b3が設けられている。つまりガイドレール61a、61bは、凹部61a3、61b3と、凹部61a3、61b3よりも短手方向の幅が広い幅広部61a2、61b2が長手方向で隣接して設けられている。またガイドレール61a、61bの長手方向の幅は、溝部71a、71bの長手方向の幅よりも広くなっている。その他の構成は、第1実施形態の構成と同様である。
図12は、清掃ホルダ51aの断面図であり、清掃ホルダ51aを取り外す様子を順に示した図である。図12(a)に示す様に、清掃ホルダ51aをガイドレール61a、61bから取り外す際、作業者は、まず清掃ホルダ51aを手作業によってガイドレール61a、61bの凹部61a3、61b3の位置に位置させる。このように清掃ホルダ51aが凹部61a3、61b3の位置に位置することで、清掃ホルダ51aがその長手方向に移動するための空間が生まれる。なお、本実施形態では、清掃ホルダ51aを上記位置に手作業により移動させるものの、モータ55の駆動力によって移動させる構成としてもよい。
次に、図12(b)に示す様に、作業者は、清掃ホルダ51aの図12(b)中の右側を手で押圧することにより、清掃ホルダ51aをその長手方向である矢印K8方向にスライド移動させる。これにより係合部51a3が左側へと移動し、係合部51a3とガイドレール61aとの係合が解除される。
次に、図12(c)に示す様に、作業者は、清掃ホルダ51aにおける係合が解除された係合部51a3側を上方に引き上げる。これにより清掃ホルダ51aがガイドレール61aから取り外される。その後、作業者は、清掃ホルダ51aの左側を手で押圧することにより、清掃ホルダ51aをその長手方向である矢印9方向にスライド移動させる。これにより係合部51a4が右側へと移動し、係合部51a4とガイドレール61bとの係合が解除され、清掃ホルダ51aがガイドレール61bから取り外される。
また作業者は、清掃ホルダ51aの嵌合穴51a5から連結部材70を取り外す。これにより清掃ホルダ51aをカバー45bから取り外すことができる。なお、清掃ホルダ51aを装着する際、作業者は、上述した清掃ホルダ51aを取り外す動作と逆の動作を行う。
このようにガイドレール61a、61bに凹部61a3、61b3を設けることで、清掃ホルダ51aを取り外しやすくなり、清掃ホルダ51aや清掃部材53a、53bの交換性を向上させることができる。
なお、本実施形態では、ガイドレール61a、61bの長手方向の端部に凹部61a3、61b3を設けたものの、本発明はこれに限られるものではない。すなわち、ガイドレール61a、61bの長手方向の一部の位置に凹部61a3、61b3を設ければ、上記同様の効果を得ることができる。
また第1〜第4実施形態では、4つの照射口42に対して透過部材52を4つ設ける構成について説明したものの、本発明はこれに限られるものではない。すなわち、それぞれの機能を果たせるのであれば照射口42の数や透過部材52の数は任意であり、他の数の構成であっても上記同様の効果を得ることができる。
また第1〜第4実施形態では、2つの清掃部材53を1つの清掃ホルダ51a、51bによって保持する構成について説明したものの、本発明はこれに限られるものではない。すなわち、図13に示す様に、4つの清掃部材53を1つの清掃ホルダ51aにより保持させる構成としてもよい。
この場合、清掃ホルダ51aは、例えば清掃ホルダ51aの長手方向に関して透過部材52a、52dよりも端部側に設けられたガイドレール61a、61bに係合し、透過部材52bと透過部材52cの間の位置においてワイヤ54と連結する。このような構成により、清掃ホルダ51aを一つ交換するだけで清掃部材53の交換作業が終了するため、清掃部材53の交換性を向上させることができる。また部品点数を削減して製造コストの削減を図ることができる。
10…感光ドラム
13…現像装置
40…光走査装置(光走査ユニット)
42…照射口
45a…光学箱(筐体)
45b…カバー(筐体)
51…清掃ホルダ(保持部材)
51a3、51a4、51b3…51b4…係合部
51a3x…傾斜部(他の傾斜部)
52…透過部材
53…清掃部材(第1清掃部材、第2清掃部材)
61…ガイドレール
61a1…傾斜部
61a3…凹部(第1凹部)
61b3…凹部(第2凹部)
71…溝部(第1溝部、第2溝部)
A…画像形成装置
L…レーザ光

Claims (6)

  1. 第1感光体及び第2感光体と、
    前記第1感光体及び前記第2感光体に形成された静電潜像をトナーを用いて現像する第1現像部及び第2現像部と、
    前記第1感光体、前記第2感光体、前記第1現像部、前記第2現像部よりも鉛直方向の下方に配置され、前記第1感光体及び前記第2感光体にレーザ光を走査して静電潜像を形成する光走査ユニットであって、筐体と、該筐体に設けられ、前記第1感光体及び前記第2感光体を走査するレーザ光を前記筐体の内部側から外部側へ通過させ、前記レーザ光の走査方向に長尺な第1開口部及び第2開口部と、前記第1開口部及び前記第2開口部を閉塞するとともに前記レーザ光を透過させる、前記レーザ光の走査方向に長尺な第1透過部材及び第2透過部材と、を有する光走査ユニットと、
    前記第1透過部材及び前記第2透過部材における前記筐体の外部側の表面を清掃するために、前記第1透過部材及び前記第2透過部材の前記表面に接触する第1清掃部材及び第2清掃部材と、
    前記第1清掃部材と前記第2清掃部材を一体的に保持する保持部材と、
    前記第1清掃部材及び前記第2清掃部材が、前記第1透過部材及び前記第2透過部材の長手方向である第1方向に移動するように、前記保持部材を移動させる移動手段と、
    前記第1方向に沿って延び、前記保持部材における前記第1方向及び鉛直方向と直交する第2方向の一端側に設けられた第1係合部が係合し、前記保持部材の移動を案内する第1ガイド部と、
    前記第1方向に沿って延び、前記保持部材における前記第2方向の他端側に設けられた第2係合部が係合し、前記保持部材の移動を案内する第2ガイド部と、
    前記第1ガイド部の下方に設けられ、前記第1方向に延び、前記保持部材の移動時に前記第1係合部が通過するための第1溝部であって、前記第1ガイド部よりも前記第1方向の幅が広い第1溝部と、
    前記第2ガイド部の下方に設けられ、前記第2方向に延び、前記保持部材の移動時に前記第2係合部が通過するための第2溝部であって、前記第2ガイド部よりも前記第1方向の幅が広い第2溝部と、
    を備え、
    前記保持部材が、前記第1ガイド部及び前記第2ガイド部の前記第1方向の端部から、前記第1方向における中央部側と反対側に移動し、前記第1係合部及び前記第2係合部が前記第1溝部及び第2溝部を通過することで、前記第1係合部及び前記第2係合部と前記第1ガイド部及び前記第2ガイド部との係合が解除されることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第1ガイド部及び前記第2ガイド部は、前記第1方向における所定の位置から前記端部に向かって前記第1係合部及び前記第2係合部との接触位置が上方にシフトするように傾斜した傾斜部を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記保持部材の前記第1係合部と前記第2係合部は、前記第1ガイド部及び前記第2ガイド部の前記傾斜部と対応するように傾斜した他の傾斜部を有することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 第1感光体及び第2感光体と、
    前記第1感光体及び前記第2感光体に形成された静電潜像をトナーを用いて現像する第1現像部及び第2現像部と、
    前記第1感光体、前記第2感光体、前記第1現像部、前記第2現像部よりも鉛直方向の下方に配置され、前記第1感光体及び前記第2感光体にレーザ光を走査して静電潜像を形成する光走査ユニットであって、筐体と、該筐体に設けられ、前記第1感光体及び前記第2感光体を走査するレーザ光を前記筐体の内部側から外部側へ通過させ、前記レーザ光の走査方向に長尺な第1開口部及び第2開口部と、前記第1開口部及び前記第2開口部を閉塞するとともに前記レーザ光を透過させる、前記レーザ光の走査方向に長尺な第1透過部材及び第2透過部材と、を有する光走査ユニットと、
    前記第1透過部材及び前記第2透過部材における前記筐体の外部側の表面を清掃するために、前記第1透過部材及び前記第2透過部材の前記表面に接触する第1清掃部材及び第2清掃部材と、
    前記第1清掃部材と前記第2清掃部材を一体的に保持する保持部材と、
    前記第1清掃部材及び前記第2清掃部材が、前記第1透過部材及び前記第2透過部材の長手方向である第1方向に移動するように、前記保持部材を移動させる移動手段と、
    前記第1方向に沿って延び、前記保持部材における前記第1方向及び鉛直方向と直交する第2方向の一端側に設けられた第1係合部が係合し、前記保持部材の移動を案内する第1ガイド部と、
    前記第1方向に沿って延び、前記保持部材における前記第2方向の他端側に設けられた第2係合部が係合し、前記保持部材の移動を案内する第2ガイド部と、
    を備え、
    前記保持部材は、前記第2方向の両端部において、前記第2方向の端部側から中央部側に延在し、前記第1ガイド部及び前記第2ガイド部に引っ掛かるように係合する係合部を有し、
    前記第1ガイド部は、前記第1方向における一部の位置に、前記第2方向に凹んだ第1凹部を有し、
    前記第2ガイド部は、前記第1方向における前記第1凹部と対応する位置に、前記第2方向に凹んだ第2凹部を有し、
    前記保持部材が、前記第1凹部及び前記第2凹部の位置において前記第2方向に移動することで、前記第1係合部及び前記第2係合部と前記第1ガイド部及び前記第2ガイド部との係合が解除されることを特徴とする画像形成装置。
  5. 前記第1凹部と前記第2凹部は、前記第1ガイド部及び前記第2ガイド部の前記第1方向の端部に設けられていることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記第1凹部と前記第2凹部の前記第1方向の幅は、前記保持部材の前記第1方向の幅よりも広いことを特徴とする請求項4又は5に記載の画像形成装置。
JP2018227618A 2018-12-04 2018-12-04 画像形成装置 Active JP6929824B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018227618A JP6929824B2 (ja) 2018-12-04 2018-12-04 画像形成装置
US16/697,673 US10908527B2 (en) 2018-12-04 2019-11-27 Image forming apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018227618A JP6929824B2 (ja) 2018-12-04 2018-12-04 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020091371A JP2020091371A (ja) 2020-06-11
JP6929824B2 true JP6929824B2 (ja) 2021-09-01

Family

ID=70848668

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018227618A Active JP6929824B2 (ja) 2018-12-04 2018-12-04 画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US10908527B2 (ja)
JP (1) JP6929824B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021091191A (ja) * 2019-12-12 2021-06-17 キヤノン株式会社 画像形成装置が有する光プリントヘッドの清掃部材

Family Cites Families (46)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20080010970A (ko) * 2006-07-28 2008-01-31 삼성전자주식회사 광주사장치와 이를 구비하는 화상형성장치 및 광주사장치의 청소장치
JP5121388B2 (ja) 2007-10-17 2013-01-16 キヤノン株式会社 光走査装置
JP5308655B2 (ja) * 2007-12-10 2013-10-09 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP2010105342A (ja) * 2008-10-31 2010-05-13 Ricoh Co Ltd 光書込装置、および画像形成装置
JP5326006B2 (ja) * 2012-01-30 2013-10-30 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 駆動力伝達装置及び光学ユニット
JP2013242547A (ja) 2012-04-26 2013-12-05 Canon Inc 光走査装置及び該光走査装置を備える画像形成装置
JP6053314B2 (ja) 2012-04-26 2016-12-27 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP5660738B2 (ja) * 2012-10-18 2015-01-28 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP5736359B2 (ja) * 2012-10-24 2015-06-17 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 自動清掃機構とこれを用いた光走査装置及び画像形成装置
JP6207186B2 (ja) 2013-03-18 2017-10-04 キヤノン株式会社 光走査装置及び画像形成装置
JP6128988B2 (ja) 2013-06-26 2017-05-17 キヤノン株式会社 光走査装置及び画像形成装置
JP5931011B2 (ja) * 2013-06-27 2016-06-08 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 光走査装置及び画像形成装置
JP6319961B2 (ja) 2013-07-24 2018-05-09 キヤノン株式会社 光走査装置及び画像形成装置
JP5974074B2 (ja) 2014-01-17 2016-08-23 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP6057980B2 (ja) 2014-01-30 2017-01-11 キヤノン株式会社 光走査装置及び画像形成装置
US10303080B2 (en) 2014-04-15 2019-05-28 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus with improved timing for emitting beam detect light beam
US9400444B2 (en) 2014-04-15 2016-07-26 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus with improved timing for emitting beam detect light beam
JP6264222B2 (ja) * 2014-07-29 2018-01-24 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 光走査装置、及びこれを備えた画像形成装置
JP6256241B2 (ja) 2014-07-29 2018-01-10 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 光走査装置、及びこれを備えた画像形成装置
WO2016111118A1 (ja) * 2015-01-07 2016-07-14 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP6444182B2 (ja) 2015-01-19 2018-12-26 キヤノン株式会社 光走査装置及び画像形成装置
JP6576159B2 (ja) 2015-08-19 2019-09-18 キヤノン株式会社 光走査装置及び画像形成装置
JP6576158B2 (ja) 2015-08-19 2019-09-18 キヤノン株式会社 光走査装置及び画像形成装置
JP2017049416A (ja) 2015-09-01 2017-03-09 キヤノン株式会社 光走査装置及び画像形成装置
JP6418405B2 (ja) * 2016-03-28 2018-11-07 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 光走査装置及び該光走査装置を備えた画像形成装置
JP6508485B2 (ja) * 2016-06-27 2019-05-08 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 光走査装置及び該光走査装置を備えた画像形成装置
JP2018055030A (ja) 2016-09-30 2018-04-05 キヤノン株式会社 光走査装置及び画像形成装置
JP2018060092A (ja) 2016-10-06 2018-04-12 キヤノン株式会社 光走査装置
JP6887823B2 (ja) 2017-02-15 2021-06-16 キヤノン株式会社 光走査装置及び画像形成装置
JP2018132637A (ja) 2017-02-15 2018-08-23 キヤノン株式会社 光走査装置の製造方法、光走査装置、及び画像形成装置
JP6882001B2 (ja) 2017-02-15 2021-06-02 キヤノン株式会社 光走査装置及び画像形成装置
JP6882002B2 (ja) 2017-02-15 2021-06-02 キヤノン株式会社 光走査装置の筐体及び光走査装置
JP6887822B2 (ja) 2017-02-15 2021-06-16 キヤノン株式会社 光走査装置及び画像形成装置
JP2018132643A (ja) 2017-02-15 2018-08-23 キヤノン株式会社 光走査装置及び画像形成装置
JP6918514B2 (ja) 2017-02-15 2021-08-11 キヤノン株式会社 光走査装置の筐体及び光走査装置
JP7005150B2 (ja) 2017-02-15 2022-01-21 キヤノン株式会社 光走査装置及び画像形成装置
JP6840562B2 (ja) 2017-02-15 2021-03-10 キヤノン株式会社 光走査装置及び画像形成装置
JP6849493B2 (ja) 2017-03-10 2021-03-24 キヤノン株式会社 光走査装置及び画像形成装置
JP6624394B2 (ja) * 2017-03-28 2019-12-25 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 光走査装置及び該光走査装置を備えた画像形成装置
JP6660028B2 (ja) * 2017-04-27 2020-03-04 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 光走査装置及び該光走査装置を備えた画像形成装置
JP7051472B2 (ja) 2018-02-08 2022-04-11 キヤノン株式会社 光走査装置及び画像形成装置
JP2020016728A (ja) * 2018-07-24 2020-01-30 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP6862395B2 (ja) * 2018-08-09 2021-04-21 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP7175681B2 (ja) 2018-09-03 2022-11-21 キヤノン株式会社 光走査装置及び画像形成装置
JP6818722B2 (ja) * 2018-09-21 2021-01-20 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP7030733B2 (ja) * 2019-02-28 2022-03-07 キヤノン株式会社 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20200174396A1 (en) 2020-06-04
US10908527B2 (en) 2021-02-02
JP2020091371A (ja) 2020-06-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6264222B2 (ja) 光走査装置、及びこれを備えた画像形成装置
US8306469B2 (en) Cleaning apparatus for removing toner adhered onto endless belt
JP4316911B2 (ja) 光書込装置及び画像形成装置
JP4130917B2 (ja) 露光装置及び画像形成装置
JP6256241B2 (ja) 光走査装置、及びこれを備えた画像形成装置
JP2010105342A (ja) 光書込装置、および画像形成装置
JP5033097B2 (ja) 自動清掃機構とこれを備えた光走査装置及び画像形成装置
US10895817B2 (en) Image forming apparatus
JP5205839B2 (ja) 画像形成装置
JP6929824B2 (ja) 画像形成装置
JP2023043462A (ja) カートリッジ保護組立体
JP2020101591A (ja) 画像形成装置及び画像形成装置のプロセスユニット交換方法
US7499071B2 (en) Exposure device with a transmissive member and members for shielding the same
JP2016061989A (ja) 画像形成装置
JP2015225237A (ja) 光走査装置、及びこれを備えた画像形成装置
JP5487141B2 (ja) 画像形成ユニットおよびそれを備えた画像形成装置
JP2021140175A (ja) 画像形成装置
JP2006154228A (ja) 画像形成装置
JP6519752B2 (ja) 光走査装置及び該光走査装置を備えた画像形成装置
JP2001194922A (ja) 画像形成装置及びベルト駆動装置
WO2019198757A1 (ja) 画像形成装置
JP2019159136A (ja) 画像形成装置
US11249413B2 (en) Optical scanning device and image forming apparatus including the same
JP2019045762A (ja) 照明装置、ドラムユニット、照明装置を備える画像形成装置及び画像読取装置
JP7254499B2 (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201029

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210623

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210713

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210811

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6929824

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151