JP2019045762A - 照明装置、ドラムユニット、照明装置を備える画像形成装置及び画像読取装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】照明装置、ドラムユニット、画像形成装置、画像読取装置の各装置において、簡単な構成でありながら、導光部材に付着した付着物を除去することが可能な清掃機構を実現する。【解決手段】導光部材72は、長尺な形状に形成され、長手方向の一方端に入射面77を有し、前記長手方向に交差する方向へ光を出射する出射面78,79を有する。光源71は、入射面77に光を出射する。清掃部材74は、出射面78,79に接触した状態で、導光部材72の一方端に定められた初期位置P11と他方端に定められた終端位置P12との間を前記長手方向に沿って移動可能に設けられている。移動機構80は、清掃部材74に駆動力を付与することにより清掃部材74を前記長手方向に沿って移動させて出射面78,79を清掃する。【選択図】図6
Description
本発明は、光源からの光を導光する導光体を備える照明装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置では、帯電ローラーによって感光体ドラムが一様に帯電される。次に、帯電した感光体ドラムの表面上にレーザー光が照射されて感光体ドラムの表面上に静電潜像が形成される。そして、感光体ドラムの静電潜像はトナーを用いて現像される。感光体ドラムのトナー像がシート又は中間転写ベルトなどの被転写部材に転写されると、感光体ドラムの表面は除電部から照射される除電光によって除電され、その後、感光体ドラムの表面はクリーニング部によってクリーニングされる。
前記除電部として、光源と、光源から出射された光を出射方向に導きつつ前記出射方向に直交する方向へ照射する長尺な導光部材(導光体)とを有する構成が知られている(特許文献1)。
しかしながら、トナーなどの浮遊する塵埃が前記導光部材に付着すると、感光体ドラムへ向けて照射される光の光量が低下し、除電効果が低下するという問題がある。
本発明の目的は、照明装置、ドラムユニット、画像形成装置、画像読取装置の各装置において、簡単な構成でありながら、導光体に付着した付着物を除去することが可能な清掃機構を実現することにある。
本発明の一の局面に係る照明装置は、導光体と、光源と、清掃部材と、移動機構と、を備える。前記導光体は、長尺な形状に形成され、長手方向の一方端に光入射面を有し、前記長手方向に交差する方向へ光を出射する前記長手方向に長い光出射面を有する。前記光源は、前記光入射面に光を出射する。前記清掃部材は、前記光出射面に接触した状態で、前記導光体の一方端に定められた初期位置と他方端に定められた終端位置との間を前記長手方向に沿って移動可能に設けられている。前記移動機構は、前記清掃部材に駆動力を付与することにより前記清掃部材を前記長手方向に沿って移動させて前記光出射面を清掃する。
本発明の他の局面に係るドラムユニットは、画像形成装置に装着して用いられるものであり、ハウジングと、導光体と、光源と、清掃部材と、移動機構と、を備える。前記ハウジングは、感光体ドラムを回転可能に支持する。前記導光体は、長尺な形状に形成され、長手方向の一方端に光入射面を有し、前記長手方向に交差する方向へ光を出射する光出射面を有し、前記光出射面から前記感光体ドラムへ向けて除電するための光を照射する。前記光源は、前記光入射面に光を出射する。前記清掃部材は、前記光出射面に接触した状態で、前記導光体の一方端に定められた初期位置と他方端に定められた終端位置との間を前記長手方向に沿って移動可能に設けられている。前記移動機構は、前記清掃部材に駆動力を付与することにより前記清掃部材を前記長手方向に沿って移動させて前記光出射面を清掃する。
本発明のその他の局面に係る画像形成装置は、前記ドラムユニットを備え、前記感光体ドラムにトナー像を形成する。
本発明のその他の局面に係る画像形成装置は、前記照明装置と、前記照明装置によって光が照射される感光体ドラムと、を備える。
本発明のその他の局面に係る画像読取装置は、前記照明装置と、前記照明装置によって光が照射される被照射体と、を備え、前記被照射体からの反射光に基づいて前記被照射体の照射面の画像データを読み取る。
本発明によれば、簡単な構成でありながら、導光体に付着した付着物を除去することが可能である。
以下、適宜図面を参照して本発明の実施形態について説明する。以下に説明される実施形態は本発明を具体化した一例にすぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではない。なお、説明の便宜上、画像形成装置10が使用可能な設置状態(図1に示される状態)で鉛直方向を上下方向D1と定義する。また、図1の紙面左側の面を正面(前面)として前後方向D2を定義する。また、前記設置状態の画像形成装置10の正面を基準として左右方向D3を定義する。
図1に示すように、画像形成装置10は、複数組の画像形成ユニット1〜4、中間転写ベルト5、光走査装置6、二次転写ローラー7、定着装置8、排紙トレイ9、トナーコンテナ21〜24、給紙カセット31、搬送経路32、制御部100(図3参照)、及びこれらを収容する筐体33を備える。画像形成装置10は、給紙カセット31から搬送経路32に沿って供給されるシートに、パーソナルコンピューターなどの情報処理装置から入力される画像データに基づくカラー画像又はモノクロ画像を形成するカラープリンターである。また、ファクシミリー、コピー機、及び複合機なども、本発明に係る画像形成装置の一例である。
画像形成ユニット1〜4は、中間転写ベルト5の走行方向D10に沿って並設されており、所謂タンデム方式の画像形成部を構成する。具体的に、画像形成ユニット1ではイエロー、画像形成ユニット2ではマゼンタ、画像形成ユニット3ではシアン、画像形成ユニット4ではブラックに対応するトナー像が形成される。
図2は、画像形成ユニット1及び画像形成ユニット2の構成を示す模式図である。図2に示すように、画像形成ユニット1及び画像形成ユニット2は、ドラムユニット18と、現像部13と、一次転写ローラー15とを備える。また、ドラムユニット18は、感光体ドラム11と、帯電部12と、除電部14(本発明の照明装置の一例)と、クリーニング部16とを備える。画像形成ユニット1及び画像形成ユニット2は、電子写真方式にしたがって感光体ドラム11にトナー像を形成し、中間転写ベルト5にトナー像を転写する。なお、画像形成ユニット3及び画像形成ユニット4も同様に構成されているためここでは説明を省略する。
ドラムユニット18は、画像形成装置10に着脱可能に装着される。本実施形態では、ドラムユニット18は、画像形成装置10の右側面から筐体33の奥側(左側)へ挿入されることによって、筐体33に装着される。ドラムユニット18は、感光体ドラム11、帯電部12、除電部14、及びクリーニング部16を収容するハウジング19を有している。感光体ドラム11は、ハウジング19に回転可能に支持されている。
感光体ドラム11各々は、中間転写ベルト5の走行方向D10に沿って並設されている。感光体ドラム11は、静電潜像及びトナー像を担持する像担持体である。帯電部12各々は、ハウジング19の下部に設けられており、不図示の電源から供給される電力により感光体ドラム11を帯電させる帯電ローラー121を有する。帯電部12により帯電された感光体ドラム11に、光走査装置6によってレーザー光が照射され、画像データに基づく静電潜像が感光体ドラム11の外周面に形成される。現像部13各々は、感光体ドラム11に形成された前記静電潜像をトナー(現像剤)により現像する現像ローラー131を有する。現像部13各々には、各色に対応するトナーコンテナ21〜24からトナーが補給される。
一次転写ローラー15各々は、感光体ドラム11に形成されたトナー像を中間転写ベルト5に転写する。中間転写ベルト5は、画像形成ユニット1〜4各々の感光体ドラム11の上方を走行し、感光体ドラム11各々に形成された各色のトナー像が順次重ね合わせて転写される中間転写部材である。中間転写ベルト5上のトナー像は、二次転写ローラー7により、搬送経路32を搬送されるシートに転写される。その後、前記シートに転写されたトナー像は、定着装置8で加熱されて前記シートに定着する。クリーニング部16各々は、トナー像の転写後の感光体ドラム11を清掃するクリーニングローラー161を有する。
除電部14各々は、感光体ドラム11の外周面における一次転写ローラー15とクリーニングローラー161との間の領域P1に、感光体ドラム11を除電するための除電光L1を照射する。換言すると、除電部14各々は、感光体ドラム11の表面において、一次転写ローラー15よりも回転方向D11の下流側であってクリーニングローラー161よりも上流側の領域P1に除電光L1を照射する。
また、除電部14各々は、走行方向D10の下流側に位置する他の画像形成ユニットの感光体ドラム11の外周面にも、感光体ドラム11を除電するための除電光L2を照射する。例えば、画像形成ユニット1の除電部14は、下流側の画像形成ユニット2の感光体ドラム11における現像ローラー131と一次転写ローラー15との間の領域P2に、除電光L2を照射する。換言すると、除電部14各々は、下流側に位置する他の感光体ドラム11の表面において、現像ローラー131よりも回転方向D11の下流側であって一次転写ローラー15よりも上流側の領域P2に除電光L2を照射する。
このように、除電光L1,L2が感光体ドラム11上の領域P1,P2に照射されることによって、感光体ドラム11の前記トナー像の中間転写ベルト5への転写前後において感光体ドラム11の除電が行われる。その結果、感光体ドラム11の所謂メモリー画像が抑制される。
なお、イエローの画像は目立たないため、イエローに対応する画像形成ユニット1の感光体ドラム11には除電光L2が照射されなくても画像メモリーの問題は顕在化しにくい。そのため、画像形成装置10には、画像形成ユニット1の感光体ドラム11に除電光L2を照射する構成は設けられていない。もちろん、画像形成装置10が、画像形成ユニット1の感光体ドラム11に除電光L2を照射する構成を備えていてもよい。
制御部100は、画像形成装置10の全体の動作を統括的に制御するものであり、CPU101、ROM102、RAM103などの演算素子や記憶素子などの制御素子を有するコンピューターである。制御部100は、CPU101、ROM102、RAM103を有する演算部104と、モータードライバー105と、を有する。モータードライバー106に後述のモーター81が接続されており、モータードライバー105からの駆動信号を受けてモーター81が回転駆動される。なお、本実施形態では、制御部100は、モーター81の駆動を制御して、除電部14が備える清掃部材74を移動させる移動制御を行い、例えば、予め定められた駆動開始条件を満たした場合に、モーター81を予め定められた正回転方向D43(図6参照)へ回転駆動させる。また、制御部100は、予め定められた停止条件を満たした場合に、モーター81の駆動を停止する。
上述したように、画像形成装置10は、ドラムユニット18を備えている。ドラムユニット18は、感光体ドラム11を回転可能に支持するものであり、図4に示すように、長尺な形状に形成されている。ドラムユニット18は、その長手方向が左右方向D3に一致する状態で、筐体33の内部フレームなどに取り付けられる。
図4に示すように、ドラムユニット18のハウジング19は、長手方向の両端部それぞれに一対のサイドプレート191,192を一体に備えている。サイドプレート191は、ハウジング19の右側に配置されており、サイドプレート192はハウジング19の左側に配置されている。また、ハウジング19は、一対のサイドプレート191,192それぞれの外側(左右方向D3の外側)に設けられた支持部63及び支持部64を有している。
感光体ドラム11は、円筒形状に形成されており、その両端部の開口に円筒形状のフランジ51,52が固定されている。フランジ51,52それぞれの中心の軸孔には、回転軸53が嵌入されている。感光体ドラム11において、左側のフランジ52が支持部64に回転可能に支持されており、回転軸53の右端部が支持部63に回転可能に支持されている。支持部64は、筐体33に対するドラムユニット18の装着方向D21の奥側(左側)の端部に設けられており、支持部63は、装着方向D21とは反対側(右側)の端部に設けられている。帯電ローラー121及びクリーニングローラー161もハウジング19に回転可能に支持されている。本実施形態では、ドラムユニット18は、感光体ドラム11、帯電部12、クリーニング部16などがハウジング19に取り付けられることによって、ユニット化されている。
ハウジング19は、感光体ドラム11の後方側の周面を覆う長尺なサイドフレーム61を有する。サイドフレーム61は、サイドプレート191とサイドプレート192との間を渡すように左右方向D3に沿って延在している。サイドフレーム61の内側にクリーニング部16が設けられている。
ハウジング19は、感光体ドラム11の後方側に収容部73を有する。収容部73は、後述の導光部材72を収容するものであり、サイドフレーム61とカバー部材62と、により構成されている。具体的に、サイドフレーム61の上面は、左右方向D3に延在する平坦面である。サイドフレーム61の上面を覆うように左右方向D3に長い板状のカバー部材62が設けられている。カバー部材62は、サイドフレーム61と同様に、左右方向D3に沿って延在している。サイドフレーム61の上側にカバー部材62が取り付けられることによって、サイドフレーム61とカバー部材62との間に、後述の導光部材72を収容可能な収容空間が形成される。
除電部14は、ドラムユニット18のハウジング19に設けられている。除電部14は、上述したように除電光L1,L2(図2参照)を感光体ドラム11の表面へ向けて照射するものであり、本発明の照明装置の一例である。
図5は、ドラムユニット18の内部構造を示す上面から見た模式断面図である。図5に示すように、除電部14は、光源71と、導光部材72(本発明の導光体の一例)と、収容部73と、清掃部材74と、移動機構80と、を備える。
導光部材72は、ドラムユニット18の長手方向(左右方向D3)に長尺な形状に形成されている。導光部材72は、例えば透明なアクリル樹脂によって棒状に形成されている。導光部材72は、感光体ドラム11の筒状の本体部よりも長く形成されており、長手方向が感光体ドラム11の軸方向と平行になるように配置されている。導光部材72の長手方向の両端部は、サイドプレート191,192の支持孔に挿通されており、これにより導光部材72がハウジング19に支持される。
導光部材72は、長手方向の一方端に平坦な鉛直面である入射面77(本発明の光入射面の一例)を有している。また、導光部材72は、その長手方向に交差する方向へ光を出射する2つの出射面78,79(本発明の光出射面の一例)を有する。
図7に示すように、導光部材72は、断面の形状が半円形状となるように形成されている。出射面78,79は、導光部材72において、長手方向に交差する水平方向(前後方向D2)の両側面それぞれに形成されている。具体的には、導光部材72における前方側の面であって、長手方向に沿って延在する円弧状の曲面(円弧面)が出射面78である。本実施形態では、出射面78が、ドラムユニット18の感光体ドラム11の領域P1(図2参照)側に向くように配置されている。また、導光部材72における後方側の鉛直面であって、長手方向に沿って延在する平坦な面が出射面79である。本実施形態では、出射面79が、後方側に隣接する他のドラムユニット18の感光体ドラム11の領域P2(図2参照)側に向くように配置されている。言い換えると、導光部材72は、出射面78が前方を向くように配置され、出射面79が後方を向くように配置されている。
導光部材72の内部には、複数の透過反射部(不図示)が形成されている。前記透過反射部は、出射面79に形成された断面三角形状の溝であり、長手方向に予め定められた間隔で形成されている。入射面77から入射して導光部材72の内部を進む光は、前記透過反射部に入射すると、その入射光の一部が前記透過反射部で反射して、その反対側の出射面78から除電光L1として前方へ出射する。この除電光L1が領域P1(図2参照)に照射される。また、導光部材72の内部を進む光は、前記透過反射部に入射すると、その入射光の一部が前記透過反射部を透過して、出射面79から除電光L2として後方へ出射する。この除電光L2が領域P2(図2参照)に照射される。
なお、カバー部材62の前方側の側面には、長手方向に長い貫通窓621(図4参照)が形成されている。出射面79から出射した除電光L2は、貫通窓621を通って領域P1へ照射される。
光源71は、感光体ドラム11を除電するための光を導光部材72の入射面77へ向けて出射する。光源71は、例えば、基板にLED素子が実装されたLED光源である。光源71は、支持部63の内面に支持されており、収容部73(図4参照)の右端部と支持部63との間に配置されている。光源71は、LED素子が入射面77に対向するように配置されている。光源71から出射された光は、導光部材72の長手方向の一方側の入射面77(図5参照)に入射する。そして、入射面77に入射した光は、長手方向の他方側へ進み、前記透過反射部に反射しつつ、出射面78,79から出射する。
図5に示すように、収容部73の左側の端部に挿入口54が設けられている。収容部73は、挿入口54を介して導光部材72を挿抜可能に支持している。挿入口54から導光部材72の入射面77側の部分が挿入方向D31へ挿入され、その挿入方向D31へ向けて導光部材72が右側へ押し込まれることによって、挿入口54から収容部73の内部に導光部材72が収容される。なお、導光部材72の入射面77側の近傍にはストッパーを担う上下方向D1へ突出した突起片(不図示)が設けられており、入射面77と光源71とのギャップが基準値となる位置(基準位置)まで導光部材72が押し込まれると、その基準位置で前記突起片が収容部73に設けられた係合片(不図示)に当接して、前記基準位置で導光部材72が位置決めされる。つまり、導光部材72は、前記基準位置から右側へ変位することが突起片及び係止片によって規制される。
収容部73に導光部材72が収容された状態で、導光部材72の左端部を挿入方向D31とは反対の方向へ引き出すことによって、収容部73から導光部材72が抜き出される。導光部材72は、例えば、メンテナンス時に作業者によって収容部73から抜き出される。
挿入口54の近傍には、挿入口54を覆うカバー56(本発明の押圧部材の一例)が設けられている。カバー56は、ビスによってサイドプレート192に固定されている。カバー56の内面には、シリコンゴムやスポンジ部材、バネなどの弾性部材55が設けられている。弾性部材55は、カバー56がサイドプレート192に固定された状態で、導光部材72の左端部を挿入方向D31(右側)へ弾性的に押圧する。これにより、導光部材72が周辺温度の変化や湿度の変化などによって長手方向に膨張又は収縮しても、入射面77と光源71とのギャップを常に基準値となるように維持することができる。つまり、弾性部材55を有するカバー56が挿入口54に取り付けられることにより、収容部73に収容された導光部材72が挿入方向D31へ押圧されて、収容部73において導光部材72が前記基準位置に位置決めされる。
清掃部材74は、導光部材72の出射面78,79を清掃するものであり、挿入口54の付近に設けられている。詳細には、清掃部材74は、挿入口54とカバー56との間に取り付けられている。清掃部材74の詳細については後述する。
ところで、トナーなどのような浮遊する塵埃が導光部材72の出射面78,79に付着すると、感光体ドラム11へ向けて照射される光の光量が低下し、除電効果が低下するという問題がある。このため、本実施形態では、清掃部材74を移動させて出射面78,79を清掃する移動機構80が設けられており、この移動機構80によって、簡単な構成でありながら、導光部材72に付着した付着物を効果的に除去することが可能になっている。
図6は、除電部14を後方側からみたときの除電部14の構成を示す模式図である。清掃部材74は、導光部材72の出射面78,79に接触した状態で、導光部材72の長手方向において定められた初期位置P11と終端位置P12との間を移動可能に設けられている。ここで、前記初期位置P11は、導光部材72の一方側(図6の左側)の端部付近に定められた位置であり、サイドプレート192の近傍に定められた位置である。また、前記終端位置P12は、導光部材72の他方側(図6の右側)の端部付近に定められた位置であり、サイドプレート191の近傍に定められた位置である。清掃部材74が後述の移動機構80によって前記初期位置P11と前記終端位置P12との間を移動されることによって、清掃部材74は出射面78,79を前記長手方向に摺動し、これにより、出射面78,79に付着したトナーや塵埃などの付着物が清掃部材74によって除去される。
清掃部材74は、押圧されることにより収縮するスポンジ部材(弾性部材)によって形成されている。図7に示すように、清掃部材74は、出射面78に接触される第1接触部741と、出射面79に接触される第2接触部742とを有している。第1接触部741及び第2接触部742は、それぞれ、上部のベース部743の両端から下方へ突出するように設けられている。第1接触部741、第2接触部742、及びベース部743は、一体に形成されている。また、清掃部材74は、第1接触部741と第2接触部742との間に挿通溝744を有しており、この挿通溝744に導光部材72が挿通された状態で後述の移動機構80のキャリッジ83(図6参照)に保持されている。
なお、本実施形態では、第1接触部741における前後方向D2の厚みサイズが第2接触部742における前後方向D2の厚みサイズよりも大きく形成されている。
第1接触部741と第2接触部742との間隔、つまり、挿通溝744の溝幅は、導光部材72の短手方向の長さ(出射面78から出射面79までの長さ)よりも短く形成されている。具体的には、前記間隔は、円弧形状の出射面78の頂部から出射面79までの長さよりも短く形成されており、例えば、当該長さの50%〜80%の範囲に設定されている。これにより、導光部材72が挿通溝744に挿通されると、清掃部材74の第1接触部741及び第2接触部742が外側へ押圧されて、第1接触部741及び第2接触部742が収縮する。このとき、収縮が復元しようとする力が出射面78,79に付与されて、第1接触部741及び第2接触部742が出射面78,79に密着する。そして、この密着状態で、後述の移動機構80によって清掃部材74が前記初期位置P11から前記終端位置P12まで移動されることにより、出射面78,79に付着したトナーや塵埃などの付着物が清掃部材74によって除去される。除去された付着物は、スポンジ部材である清掃部材74の内部の微小孔に捕捉されて保持される。
また、第1接触部741の厚みサイズが第2接触部742の厚みサイズよりも大きく形成されている。そのため、除去した付着物を内部に保持することができる許容量は、第2接触部742よりも第1接触部741の方が大きい。したがって、出射面79よりも面積の大きい円弧形状の出射面78から除去した付着物を第1接触部741から漏れ出すことなく、確実に第1接触部741の内部に保持することができる。
移動機構80は、清掃部材74に導光部材72の長手方向の駆動力を付与することにより、清掃部材74を前記長手方向に沿って移動させて、導光部材72の出射面78,79を清掃するものである。図6に示すように、移動機構80は、モーター81と、スパイラル軸82(本発明の支軸の一例)と、キャリッジ83(本発明の移動体の一例)と、伝達部材90(本発明の伝達部の一例)と、渦巻きバネ91(本発明のバネ部材、図8(A)参照)と、ワイヤー92と、を有する。
スパイラル軸82は、導光部材72の上側に設けられており、導光部材72の長手方向と同じ方向へ延出する円柱状の軸部材である。図6に示すように、スパイラル軸82の軸方向の両端には回転軸821、822が設けられている。右側の回転軸821がサイドプレート191に回転可能に支持されており、左側の回転軸822がサイドプレート192に回転可能に支持されている。回転軸822は、サイドプレート192を貫通しており、その端部に伝達部材90が固定されている。
また、スパイラル軸82は、スパイラル状のガイド溝823を有している。ガイド溝823は、スパイラル軸82の外周面に形成されており、その長手方向に渡って全域に形成されている。
キャリッジ83は、スパイラル軸82を外側から覆うように筒形状に形成されている。キャリッジ83の内孔にスパイラル軸82が挿通されている。これにより、キャリッジ83は、スパイラル軸82の軸方向に沿って移動可能なように、スパイラル軸82に支持されている。
図7に示すように、キャリッジ83は、清掃部材74を支持している。本実施形態では、キャリッジ83は、出射面78に第1接触部741が接触し、出射面79に第2接触部742が接触した状態で、清掃部材74を保持している。具体的には、キャリッジ83の下部にブラケット832が一体に形成されており、そのブラケット832に清掃部材74が容易に外れないように取り付けられている。なお、図6、図9、図10では、説明の便宜上、ブラケット832の図示が部分的に省略されている。ブラケット832は、清掃部材74のベース部743、第1接触部741、及び第2接触部742を囲むように断面C字形状に形成されており、その内面にベース部743、第1接触部741、及び第2接触部742それぞれの外面が接着などによって固定されている。なお、キャリッジ83に対する清掃部材74の取付機構は、キャリッジ83が移動したときに清掃部材74が外れないものであれば如何なる取付機構であってもよい。
また、キャリッジ83は、ガイド溝823に挿入される突起831を有している。突起831は、キャリッジ83の内周面に形成されており、前記内周面からキャリッジ83の中心へ向けて垂直に突出している。キャリッジ83は、突起831がガイド溝823に挿入された状態で、スパイラル軸82に取り付けられている。
そのため、後述のモーター81から回転駆動力を受けてスパイラル軸82が回転すると突起831がガイド溝823によって右側へ押されて、キャリッジ83がスパイラル軸82の軸方向のいずれか一方の方向(後述の第1方向D41A)へ移動する。
本実施形態では、モーター81から回転駆動力を受けてスパイラル軸82が図6に示す回転方向D41に回転されると、清掃部材74は、出射面78,79に接触した状態で、前記初期位置P11から前記終端位置P12へ向かう第1方向D41Aの駆動力をキャリッジ83から受ける。すなわち、スパイラル軸82が回転方向D41に回転されると、突起831はガイド溝823によって右側へ押される。これにより、キャリッジ83は終端位置P12へ向かう第1方向D41Aの駆動力を受ける。この駆動力を受けることにより、キャリッジ83は、清掃部材74とともに第1方向D41Aへ移動する(図9(A)参照)。なお、第1方向D41Aの駆動力を清掃部材74に付与する本発明の第1駆動部は、モーター81、スパイラル軸82のガイド溝823、キャリッジ83の突起831、後述の伝達部材90の入力ギヤ96によって実現されている。
一方、渦巻きバネ91(図8(A)参照)によって、スパイラル軸82の軸方向のいずれか一方の方向(後述の第2方向D42A)の駆動力がキャリッジ83に付与されると、突起831がガイド溝823を左側へ押圧して、スパイラル軸82を図6に示す回転方向D42に回転させる。仮に、キャリッジ83が前記終端位置P12に配置されている場合、キャリッジ83は、前記終端位置P12から前記初期位置P11へ向かう第2方向D42Aの駆動力を受けたことにより、第2方向D42Aへ移動する(図10(A)参照)。また、キャリッジ83の第2方向D42Aへの移動にともない、清掃部材74は、出射面78,79に接触した状態で、第2方向D42Aへ移動する。なお、第2方向D42Aの駆動力を清掃部材74に付与する本発明の第2駆動部は、後述の渦巻きバネ91、スパイラル軸82のガイド溝823、ワイヤー92、後述の伝達部材90のプーリー95によって実現されている。
上述したように、スパイラル軸82の回転軸822に伝達部材90が取り付けられている。伝達部材90は、スパイラル軸82やキャリッジ83に駆動力を伝達するものであり、サイドプレート192の外側に配置されている。図8(A)に示すように、伝達部材90は、プーリー95と、入力ギヤ96(本発明の入力部の一例)と、を有しており、これらが一体に形成されている。伝達部材90は、回転軸822の軸方向に延びる円柱形状に形成されている。伝達部材90の外周面において、サイドプレート192側にプーリー95が形成されており、その反対側に入力ギヤ96が形成されている。
プーリー95は、ワイヤー92を巻き取り収容する部分であり、その外周面には、巻き取られたワイヤー92を収容する収容溝951を有する。
ワイヤー92の一端はプーリー95に固定されている。また、ワイヤー92の他端は、サイドプレート192に形成された貫通孔を通じてキャリッジ83側に引き回されて、キャリッジ83の下部の固定片に固定されている。キャリッジ83が前記初期位置P11から前記第1方向D41Aへ移動すると、プーリー95からワイヤー92が引き出される。このため、キャリッジ83は、ワイヤー92による負荷を受けずに円滑に前記第1方向D41Aへ移動可能である。
入力ギヤ96は、所謂平歯車である。入力ギヤ96は、モーター81からの回転駆動力が入力される部分であり、図6に示すように、モーター81の出力軸に設けられた出力ギヤ811が噛み合わされている。そのため、モーター81が予め定められた正回転方向D43へ回転駆動されると、その回転駆動力が出力ギヤ811、入力ギヤ96、回転軸822を介してスパイラル軸82に伝達し、スパイラル軸82を回転方向D41へ回転させる。これにより、キャリッジ83が清掃部材74とともに第1方向D41Aへ移動する。
モーター81は、第1方向D41Aの駆動力を清掃部材74に付与する駆動源であり、例えば、ステッピングモーターや誘導モーターなどの電動機である。モーター81は、制御部100(図3参照)によって回転駆動される。本実施形態では、導光部材72の出射面78,79がトナーや塵埃などが付着して汚れた場合に、制御部100は、モーター81を正回転方向D43(図6参照)へ回転駆動する。制御部100は、例えば、予め定められた設定枚数の印刷がカウントされた場合や、予め定められた設定時間が経過した場合に、出射面78,79が汚れていると推測して、非画像形成動作状態のときに、モーター81を回転駆動させる。これにより、キャリッジ83とともに清掃部材74が第1方向D41Aへ移動する(図9(A)参照)。
また、制御部100は、キャリッジ83が前記初期位置P11から前記終端位置P12に到達したタイミングでモーター81の駆動を停止させる(図9(B)参照)。この停止タイミングは、例えば、前記初期位置P11から前記終端位置P12までの距離に応じて予め定められた駆動時間を経過したタイミングである。
図8に示すように、伝達部材90に渦巻きバネ91が設けられている。伝達部材90の側面には、渦巻きバネ91を収容可能な凹形状の収容部98が形成されている。つまり、伝達部材90は、プーリー95及び入力ギヤ96の他に、収容部98が一体に形成されている。この収容部98の内部に渦巻きバネ91が設けられている。渦巻きバネ91の一端は回転軸822に固定されている。また、渦巻きバネ91の他端は、収容部98の内周面に固定されている。本実施形態では、スパイラル軸82が回転方向D41に回転して、キャリッジ83が前記第1方向D41Aへ移動すると、渦巻きバネ91が巻き上げられて、バネ力を貯める。つまり、渦巻きバネ91は、キャリッジ83とともに清掃部材74が前記第1方向D41Aへ移動した場合に、前記第2方向D42A(引っ張り方向)のバネ力を生じる。このバネ力は、キャリッジ83を前記第2方向D42Aへ引っ張る力として作用する。
渦巻きバネ91としては、キャリッジ83が前記終端位置P12に到達したときの前記バネ力が、モーター81の駆動トルクよりも大きくなるようなものであり、且つ、前記バネ力が、モーター81の停止後にキャリッジ83に掛かる前記第2方向D42Aの負荷よりもおおきくなるようなものを採用する。これにより、モーター81の停止時は、キャリッジ83は常に第2方向D42Aへ引っ張られて、前記初期位置P11に保持される。そして、モーター81が駆動されると、前記初期位置P11から前記終端位置P12へキャリッジ83を移動させることができる。
キャリッジ83が前記終端位置P12に到達してモーター81の駆動が停止されると、キャリッジ83は、渦巻きバネ91から引っ張り力を受けて、前記第2方向D42Aへ移動し始める(図10(A)参照)。そして、キャリッジ83が前記初期位置P11に到達すると、キャリッジ83がサイドプレート192に設けられたストッパー(不図示)に当接して、前記初期位置P11の位置を維持する。
上述したように、本実施形態の除電部14には、清掃部材74と移動機構80とが設けられているため、作業者の手間を要することなく、清掃部材74が出射面78,79に接触した状態で、清掃部材74が導光部材72の長手方向へ移動する。そして、その移動中に、出射面78を清掃部材74の第1接触部741が摺動し、また、出射面79を第2接触部742が摺動する。これにより、出射面78,79に付着したトナーや塵埃などの付着物が清掃部材74によって除去される。除去された付着物は、スポンジ部材である清掃部材74の内部の微小孔に捕捉されて保持される。
なお、上述の実施形態では、スポンジ部材によって構成された清掃部材74を例示したが、本発明はこの構成に限られない。清掃部材74は、導光部材72からの押圧を受けることによって収縮し、除去した微小な付着物を内部に保持することが可能なものであれば、どのような素材で形成されていてもよい。例えば、清掃部材74は、多孔質の柔らかい弾性を有する部材(多孔質弾性部材)で形成されたものであってもよい。
また、上述の実施形態では、第1接触部741及び第2接触部742を一体に形成した構成を例示したが、第1接触部741と第2接触部742とが別々の素材で形成されたものであってもよい。具体的には、第1接触部741が第2接触部742よりも柔らかい素材で形成されており、導光部材72が挿通溝744に挿通された場合に第1接触部741が第2接触部742よりも大きく収縮するように構成されていてもよい。これにより、円弧形状の出射面78の全面に第1接触部741が接触することができ、出射面78の全面を確実に清掃することができる。
また、上述の実施形態では、出射面78及び出射面79を有する導光部材72を例示したが、本発明はこの構成に限られない。例えば、出射面78だけを有す導光部材72にも清掃部材74による付着物の除去は可能である。
また、上述の実施形態では、キャリッジ83及び清掃部材74を前記第1方向D41Aへ移動させるときの駆動力の駆動源としてモーター81を用い、前記第2方向D42Aへ移動させるときの駆動力の駆動源として渦巻きバネ91を用いた構成を例示したが、本発明はこの構成に限られない。例えば、モーター81が、正回転方向D43と、その逆の逆回転方向とに回転駆動可能であれば、渦巻きバネ91を設ける必要はない。この場合、キャリッジ83が前記終端位置P12に到達したときに、モーター81の駆動方向を前記逆回転方向に切り換えることにより、キャリッジ83及び清掃部材74を前記終端位置P12から前記初期位置P11に戻すことができる。この場合、前記逆回転方向に駆動されるモーター81を含む構成が本発明の第2駆動部の一例である。
また、上述の実施形態においてモーター81は、駆動力をキャリッジ83及び清掃部材74に供給する駆動源の一例である。このモーター81に代えて、例えば、他の駆動伝達経路から伝達ギヤなどを介して伝達部材90に供給される駆動力を利用してもよい。この場合、適宜のタイミングで駆動力を伝達部材90に伝達できるように、制御部100によって連結又は遮断される電磁クラッチを伝達部材90と前記伝達ギヤとの間に設けることが好ましい。この場合、前記伝達ギヤ及び前記電磁クラッチが本発明の第1駆動部の一例である。
なお、上述の実施形態では、ドラムユニット18に光源71や導光部材72、収容部73、清掃部材74が設けられた構成を例示したが、本発明はこの構成に限られない。例えば、ドラムユニット18に一体に設けられておらず、光源71、導光部材72、清掃部材74、移動機構80を備える照明装置として本発明を捉えることも可能である。また、原稿などの被照射体からの反射光に基づいて原稿の画像を読み取る画像読取装置のスキャンユニットにおいて、原稿に光を照射する照明装置として本発明を捉えることも可能である。
10 :画像形成装置
11 :感光体ドラム
18 :ドラムユニット
19 :ハウジング
61 :サイドフレーム
62 :カバー部材
63 :支持部
64 :支持部
71 :光源
72 :導光部材
73 :収容部
74 :清掃部材
77 :入射面
78 :出射面
79 :出射面
80 :移動機構
81 :モーター
82 :スパイラル軸
83 :キャリッジ
90 :伝達部材
91 :渦巻きバネ
92 :ワイヤー
95 :プーリー
96 :入力ギヤ
98 :収容部
100:制御部
105:モータードライバー
823:ガイド溝
831:突起
832:ブラケット
P11:初期位置
P12:終端位置
11 :感光体ドラム
18 :ドラムユニット
19 :ハウジング
61 :サイドフレーム
62 :カバー部材
63 :支持部
64 :支持部
71 :光源
72 :導光部材
73 :収容部
74 :清掃部材
77 :入射面
78 :出射面
79 :出射面
80 :移動機構
81 :モーター
82 :スパイラル軸
83 :キャリッジ
90 :伝達部材
91 :渦巻きバネ
92 :ワイヤー
95 :プーリー
96 :入力ギヤ
98 :収容部
100:制御部
105:モータードライバー
823:ガイド溝
831:突起
832:ブラケット
P11:初期位置
P12:終端位置
Claims (13)
- 長尺な形状に形成され、長手方向の一方端に光入射面を有し、前記長手方向に交差する方向へ光を出射する前記長手方向に長い光出射面を有する導光体と、
前記光入射面に光を出射する光源と、
前記光出射面に接触した状態で、前記導光体の一方端に定められた初期位置と他方端に定められた終端位置との間を前記長手方向に沿って移動可能に設けられた清掃部材と、
前記清掃部材に駆動力を付与することにより前記清掃部材を前記長手方向に沿って移動させて前記光出射面を清掃する移動機構と、を備える照明装置。 - 前記移動機構は、
前記光出射面に接触した状態で前記初期位置から前記終端位置へ向かう第1方向の駆動力を前記清掃部材に付与する第1駆動部を含む請求項1に記載の照明装置。 - 前記移動機構は、前記光出射面に接触した状態で前記終端位置から前記初期位置へ向かう第2方向の駆動力を前記清掃部材に付与する第2駆動部を含む請求項2に記載の照明装置。
- 前記第2駆動部は、
前記第1駆動部の駆動力によって前記清掃部材が前記第1方向へ移動した場合に前記第2方向のバネ力を生じるバネ部材と、
一端が前記バネ部材に取り付けられ、他端が前記清掃部材に取り付けられたワイヤーと、
前記バネ力によって前記ワイヤーを巻き取り可能なプーリーと、を含む請求項3に記載の照明装置。 - 前記移動機構は、
前記長手方向に沿って延出する支軸と、
前記支軸を覆う筒形状に形成され、前記長手方向に沿って移動可能なように前記支軸に支持され、前記光出射面に接触した状態で前記清掃部材を保持する移動体と、
前記支軸の軸方向の端部に取り付けられ、前記支軸に駆動力を伝達する伝達部と、を含み、
前記伝達部は、
前記プーリーと、前記バネ部材を保持する保持部とが一体に形成されている請求項4に記載の照明装置。 - 前記支軸は、外周面にスパイラル状のガイド溝を有し、回転可能に支持されており、
前記移動体は、前記ガイド溝に挿入される突起を有し、前記支軸の回転に伴い前記長手方向へ移動可能であり、
前記伝達部は、前記第1駆動部による前記第1方向の駆動力が入力される入力部を有している請求項5に記載の照明装置。 - 前記導光体を前記長手方向に沿って挿抜可能に収容し、前記長手方向において前記光源とは反対側に前記導光体が挿入される挿入口を有する収容部と、
前記挿入口の近傍に取り付けられ、前記収容部に収容された前記導光体を前記光源側へ押圧して前記収容部において前記導光体を予め定められた基準位置に位置決めする押圧部材と、を更に備える請求項1から6のいずれかに記載の照明装置。 - 前記導光体は、前記長手方向に交差する方向の両側面それぞれに前記光出射面を有し、
前記清掃部材は、一方の前記光出射面に接触する第1接触部と、他方の前記光出射面に接触する第2接触部とを有する請求項1から7のいずれかに記載の照明装置。 - 前記清掃部材は、押圧されることにより収縮する弾性部材である請求項1から8のいずれかに記載の照明装置。
- 画像形成装置に装着して用いられるドラムユニットであって、
感光体ドラムを回転可能に支持するハウジングと、
長尺な形状に形成され、長手方向の一方端に光入射面を有し、前記長手方向に交差する方向へ光を出射する光出射面を有し、前記光出射面から前記感光体ドラムへ向けて除電するための光を照射する導光体と、
前記光入射面に光を出射する光源と、
前記光出射面に接触した状態で、前記導光体の一方端に定められた初期位置と他方端に定められた終端位置との間を前記長手方向に沿って移動可能に設けられた清掃部材と、
前記清掃部材に駆動力を付与することにより前記清掃部材を前記長手方向に沿って移動させて前記光出射面を清掃する移動機構と、を備えるドラムユニット。 - 請求項10に記載のドラムユニットを備え、前記感光体ドラムにトナー像を形成する画像形成装置。
- 請求項1から9のいずれかに記載の照明装置と、
前記照明装置によって光が照射される感光体ドラムと、を備える画像形成装置。 - 請求項1から9のいずれかに記載の照明装置と、
前記照明装置によって光が照射される被照射体と、を備え、
前記被照射体からの反射光に基づいて前記被照射体の照射面の画像データを読み取る画像読取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017170540A JP2019045762A (ja) | 2017-09-05 | 2017-09-05 | 照明装置、ドラムユニット、照明装置を備える画像形成装置及び画像読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017170540A JP2019045762A (ja) | 2017-09-05 | 2017-09-05 | 照明装置、ドラムユニット、照明装置を備える画像形成装置及び画像読取装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2019045762A true JP2019045762A (ja) | 2019-03-22 |
Family
ID=65816493
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017170540A Pending JP2019045762A (ja) | 2017-09-05 | 2017-09-05 | 照明装置、ドラムユニット、照明装置を備える画像形成装置及び画像読取装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2019045762A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021177205A (ja) * | 2020-05-07 | 2021-11-11 | コニカミノルタ株式会社 | 電極清掃装置、当該電極清掃装置を備えた帯電装置、並びに画像形成装置 |
-
2017
- 2017-09-05 JP JP2017170540A patent/JP2019045762A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2021177205A (ja) * | 2020-05-07 | 2021-11-11 | コニカミノルタ株式会社 | 電極清掃装置、当該電極清掃装置を備えた帯電装置、並びに画像形成装置 |
JP7452234B2 (ja) | 2020-05-07 | 2024-03-19 | コニカミノルタ株式会社 | 電極清掃装置、当該電極清掃装置を備えた帯電装置、並びに画像形成装置 |
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