JP6576159B2 - 光走査装置及び画像形成装置 - Google Patents

光走査装置及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6576159B2
JP6576159B2 JP2015161970A JP2015161970A JP6576159B2 JP 6576159 B2 JP6576159 B2 JP 6576159B2 JP 2015161970 A JP2015161970 A JP 2015161970A JP 2015161970 A JP2015161970 A JP 2015161970A JP 6576159 B2 JP6576159 B2 JP 6576159B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
optical box
contact
optical scanning
upper cover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2015161970A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017040756A (ja
Inventor
慶貴 大坪
慶貴 大坪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2015161970A priority Critical patent/JP6576159B2/ja
Priority to US15/229,086 priority patent/US9927732B2/en
Publication of JP2017040756A publication Critical patent/JP2017040756A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6576159B2 publication Critical patent/JP6576159B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/04Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for exposing, i.e. imagewise exposure by optically projecting the original image on a photoconductive recording material
    • G03G15/04036Details of illuminating systems, e.g. lamps, reflectors
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/04Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for exposing, i.e. imagewise exposure by optically projecting the original image on a photoconductive recording material
    • G03G15/04036Details of illuminating systems, e.g. lamps, reflectors
    • G03G15/04045Details of illuminating systems, e.g. lamps, reflectors for exposing image information provided otherwise than by directly projecting the original image onto the photoconductive recording material, e.g. digital copiers
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G21/00Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
    • G03G21/16Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements
    • G03G21/1661Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements means for handling parts of the apparatus in the apparatus
    • G03G21/1666Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements means for handling parts of the apparatus in the apparatus for the exposure unit

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
  • Laser Beam Printer (AREA)

Description

本発明は、光走査装置、及び光走査装置を備えた画像形成装置に関する。
従来、電子写真方式を用いた画像形成装置は、表面が一様な電位に帯電された感光ドラム上に、光走査装置から出射された画像情報に応じた光ビームを走査し、静電潜像を形成する。形成された静電潜像は、現像剤(トナー)により現像されて可視像化され、可視像化されたトナー像は用紙に転写された後、定着器により未定着トナー像は用紙に定着され、排紙される。光ビームを走査する光走査装置は、発光源である半導体レーザから出射された光ビームを偏向する回転多面鏡を備えた偏向装置や、光学レンズ(fθレンズ)、折返しミラー等の光学系を有している。近年、画像形成装置において高速記録の要求が高まってきており、光走査装置における走査速度の高速化、即ち偏向装置の回転多面鏡の高速回転化が進んでいる。回転多面鏡が高速回転すると、回転多面鏡のミラー面において正圧の領域と負圧の領域が発生し、負圧の領域に当たるミラー面に空気中の微小な塵埃やミストなどの汚れが付着する。回転多面鏡に汚れが付着すると、汚れが付着した部分の反射率が下がる。そのため、光走査装置から出射され、回転多面鏡で偏向される光ビームの光量が低下し、感光ドラムへの書込み不良、ひいては感光ドラム上に形成された画像が転写される用紙上での画像劣化を引き起こすという課題がある。
この課題に対処するため、従来の光走査装置においては、次のような構成により、光走査装置の密閉性を確保している。即ち、光学部品を搭載している筐体(以下、光学箱という)の上部に設けられた開口部に、開口部を覆うカバー部品(以下、上カバーという)をかぶせ、光学箱と上カバーが当接する部分に、発泡部材等の柔らかいシール部材で構成されたシール部を挟み込む。更に、上カバーと光学箱とをスナップフィットやねじを用いて締結することで、シール部のシール部材を押圧し、光走査装置の密閉性を確保する構成が採られている。
ところが、この構成の場合には、押圧されたシール部材の反発力による上カバーの変形や、押圧され続けることによるシール部材のへたりが生じる場合がある。そのため、上カバーの変形やシール部材のへたりに伴う光走査装置の密閉性の低下が課題となる。そこで、光学箱の密閉度の低下を防止するために、上カバーの変形やシール部材のへたりを極力減らす対策が提案されている。例えば、特許文献1では、上カバーをねじにより締結させるための固定座面が複数設けられた光学箱が提案されている。この光学箱では、上カバーがねじ止めされる固定座面は高さが高いものと低いものがあり、使用開始時には、高さの高い固定座面と上カバーが、ねじにより締結される。固定座面は除去可能であり、シール部材がへたると上カバーの組み直しを行い、今まで使用していた高さの高い固定座面を除去し、高さの低い固定座面に上カバーをねじ止めすることによりシール部材がへたった状態でも締結が可能となる。更に、高さの高い固定座面を除去し、高さの低い固定座面にねじ止めすることにより、固定座面からの反発力による上カバーの変形を抑えることができる。
特開2014−12368号公報
しかしながら、上述した方法では、経時的ではなく、使用初期から発生する上カバーの変形に伴って生じるシール部材と上カバー間の隙間や、上カバーの変形による部材剥がれなどにより、防塵性能が低下するという課題がある。
本発明はこのような状況のもとでなされたもので、簡易な構成で上カバーの変形による光学箱の密閉度の低下を防止することを目的とする。
前述の課題を解決するために、本発明は、以下の構成を備える。
(1)光ビームを出射する光源と、前記光源から出射された光ビームが感光体上を走査するように前記光ビームを偏向する回転多面鏡と、前記回転多面鏡によって偏向された前記光ビームを前記感光体に導く光学部材と、前記光源が取り付けられ、前記回転多面鏡、及び前記光学部材を収容する光学箱と、前記光学箱の開口を覆うために前記光学箱の側壁に取り付けられるカバーと、を備える光走査装置であって、前記カバーは、前記光学箱の内部を防塵するために前記カバーに形成され前記カバーと前記光学箱の前記側壁とによって挟まれて弾性変形する防塵部材を有し、前記防塵部材は、前記側壁が当接する第1当接部と、前記第1当接部よりも突出して形成され前記側壁が当接する第2当接部と、が設けられた当接領域と、当該防塵部材の短手方向である幅方向において前記当接領域に隣接して設けられ、凹部が形成され前記側壁が当接しない非当接領域と、を有し、前記第2当接部は前記第1当接部と前記凹部との間に形成されており、前記側壁は前記第1当接部に当接した状態において前記第2当接部のうち前記第1当接部が配置されている側の壁部を前記凹部へ向けて押圧し前記防塵部材の前記非当接領域を弾性変形させ、前記幅方向における前記凹部の幅が狭まることを特徴とする光走査装置。
(2)感光体と、前記感光体に光ビームを照射して前記感光体上に静電潜像を形成する請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の光走査装置と、前記光走査装置により形成された静電潜像を現像しトナー像を形成する現像手段と、前記現像手段により形成されたトナー像を記録媒体に転写する転写手段と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
本発明によれば、簡易な構成で上カバーの変形による光学箱の密閉度の低下を防止することができる。
実施例の画像形成装置の構成を表す概略断面図 実施例の光走査装置の主走査断面図、及び光走査装置の構成を示す断面図 実施例の光走査装置の上カバーを装着した状態、及び上カバーを外した状態を示す斜視図 実施例の上カバーの裏面を示す斜視図 実施例のシール部の形状を示す断面図 実施例の上カバー装着時の光学箱とシール部の当接状態を示す断面図 実施例の溝がない場合のシール部の形状を示す断面図 実施例の溝の有無、及び溝形状によるシール部材の反発力を比較した図
以下に、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。
[画像形成装置の概要]
図1は、実施例の電子写真方式の画像形成装置100の概略断面図である。図1の画像形成装置は、給紙部101、画像形成ユニット102Y、102M、102C、102Bk、光走査装置103、104、中間転写ベルト105、定着装置106を備えている。給紙部101は、用紙(記録紙ともいう)を給紙し、二次転写部T2へ搬送する。光走査装置103は、画像形成ユニット102Y、102M内の感光ドラム107Y、107Mに光ビームを照射して、各感光ドラム上に静電潜像を形成する。光走査装置104は、画像形成ユニット102C、102Bk内の感光ドラム107C、107Bkを走査して、各感光ドラム上に静電潜像を形成する。画像形成ユニット102Y、102M、102C、102Bkは、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)のトナー像を感光ドラム107Y、107M、107C、107Bk上に形成する。なお、以下ではトナーの色を表す符号Y、M、C、Bkは必要な場合を除き省略する。中間転写ベルト105には、各々の画像形成ユニット102の感光ドラム107上に形成されたトナー像が転写され、二次転写部T2において、中間転写ベルト105上のトナー像は、給紙部101から給紙された記録紙に一括して転写される。定着装置106は、記録紙上に転写された未定着のトナー像を記録紙に定着させる。
本実施例の画像形成装置の画像形成ユニット102Y、102M、102C、102Bkの構成要素は同一であるため、以下では、画像形成ユニット102Yを用いて説明をする。また、以下の説明において、後述する回転多面鏡205の回転軸方向をZ軸方向、光ビームの走査方向である主走査方向、又は後述する折返しミラーの長手方向をY軸方向、Y軸及びZ軸に垂直な方向をX軸方向とする。
画像形成ユニット102Yは、感光体である感光ドラム107Y、帯電装置108Y、現像装置109Yを備える。画像を形成する際に、帯電装置108Yは、感光ドラム107Yの表面を一様な電位に帯電する。帯電された感光ドラム107Yの表面は、光走査装置103によって露光され、静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像装置109Yによって供給されるイエローのトナーによって可視像化(現像)され、トナー像が形成される。一次転写部Tyでは、感光ドラム107Yに対向するように一次転写ローラ110Yが配設されている。一次転写ローラ110Yに所定の転写電圧を印加することによって、感光ドラム107Y上(感光体上)に形成されたトナー像が、中間転写ベルト105に転写される。同様に、他の色の感光ドラム107M、107C、107Bk上のトナー像も、一次転写部Tm、Tc、TBkに配設された一次転写ローラ110M、110C、110Bkによって、中間転写ベルト105上に転写される。
二次転写部T2では、中間転写ベルト105に対向するように二次転写ローラ111が配設されている。そして、二次転写ローラ111に所定の転写電圧を印加することによって、中間転写ベルト105上のトナー像が給紙部101から搬送された記録媒体である記録紙に転写される。トナー像が転写された記録紙は定着装置106に搬送され、未定着のトナー像は定着装置106によって加熱され、記録紙に定着される。そして、定着装置106により定着処理が行われた記録紙は、不図示の排紙部に排出される。
[光走査装置の光路]
次に、光走査装置103、104について説明する。本実施例の画像形成装置は、感光ドラム107Y、107Mを露光する光走査装置103と、感光ドラム107C、107Bkを露光する光走査装置104と、を備えている。光走査装置103、104は、図1に示すように同一構成であり、以下では、光走査装置103を用いて説明をする。
図2(a)は、感光ドラム107Y、107Mを露光する光走査装置103の光路を一平面上に展開した主走査断面図である。ここで、回転多面鏡205の回転によってレーザ光が走査される方向を主走査方向、主走査方向に直交し、かつ回転多面鏡205の回転軸と垂直な方向を副走査方向という。主走査断面とは、レーザ光の走査方向と平行でかつ回転多面鏡205の回転軸と垂直な平面(回転多面鏡の回転軸を法線とする平面)のことである。
図2(a)に示すように、回転多面鏡205は、光源201から出射されるレーザ光を図2(a)での左方向に偏向し、光源208から出射されるレーザ光を図2(a)での右方向に偏向する。その結果、光源201から出射されるレーザ光は、矢印C方向に走査され(第1走査経路)、光源208から出射されるレーザ光は、矢印D方向に走査される(第2走査経路)。
第1走査経路において、光源201から出射されたレーザ光(光ビーム)はコリメータレンズ202によって平行光に変換され、直後に設置されたシリンドリカルレンズ203によって副走査方向のみ収束されたレーザ光となる。そして、副走査方向のみ収束されたレーザ光は、絞り204によって所定の形状に整形された後、回転多面鏡205の反射面上で線状に結像される。回転多面鏡205の反射面に結像されたレーザ光は、回転多面鏡205の図中矢印方向(時計回り方向)の回転によって感光ドラム107への走査光に変換され、光学部材であるfθレンズ206、207を介して感光ドラム107の表面上を等速度走査する。
第2走査経路において、光源208から出射されたレーザ光(光ビーム)はコリメータレンズ209によって平行光に変換され、直後に設置されたシリンドリカルレンズ210によって副走査方向のみ収束されたレーザ光となる。そして、副走査方向のみ収束されたレーザ光は、絞り211によって所定の形状に整形された後、回転多面鏡205の反射面上で線状に結像される。回転多面鏡205の反射面に結像されたレーザ光は、回転多面鏡205の回転によって感光ドラム107への走査光に変換され、光学部材であるfθレンズ212、213を介して感光ドラム107の表面上を等速度走査する。
[光走査装置の構成]
図2(b)は、図2(a)で説明した感光ドラム107Y、107Mを走査する光走査装置103の構成を示す断面図である。図2(a)では、レンズや後述する折返しミラー(図2(a)では不図示)から構成される光学系を通過するレーザ光の光路を平面上に展開した主走査断面図について説明した。実際の光走査装置では、図2(b)に示すように折返しミラーを用いて立体的な光路が形成されている。図2(b)において、光源201から出射されたレーザ光は、回転多面鏡205により偏向される。偏向されたレーザ光は、fθレンズ206を通過した後に光学部材である折返しミラー214によって反射され、fθレンズ207に導かれる。そして、fθレンズ207を通過したレーザ光は、折返しミラー215によって反射され、感光ドラム107Mに導かれる。
一方、光源208から出射されたレーザ光は、回転多面鏡205により偏向される。偏向されたレーザ光は、fθレンズ212を通過した後に折返しミラー216によって反射され、fθレンズ213に導かれる。そして、fθレンズ213を通過したレーザ光は、折返しミラー217によって反射され、感光ドラム107Yに導かれる。なお、回転多面鏡205は、駆動モータ218によって支持されると共に、駆動モータ218により回転駆動される。本実施例では、回転多面鏡205と駆動モータ218は一体として、偏向手段を形成している。
図2(b)に示すように、光学部品であるfθレンズ206、207、212、213、折返しミラー214、215、216、217、回転多面鏡205、駆動モータ218は、筐体である光学箱219の内部に収容され、光走査装置103を構成する。光学箱219は、例えば、ポリカーボネイトやポリスチレンなどの合成樹脂にガラス繊維を混ぜて補強した材質で形成されることが多い。また、図2(b)の光学箱219の上部の開口部には、内部に塵埃が侵入しないように、上カバー301が装着される。上カバー301には、感光ドラム107Y、107Mに導かれるレーザ光が通過する開口部が設けられており、開口部から光学箱219の内部に塵埃が侵入しないように、開口部の感光ドラム107に対向する側には防塵ガラス303が設置されている。防塵ガラス303は両面テープ302により上カバー301に接着されている。
[光走査装置の外観]
図3は、光走査装置103の外観を示す斜視図であり、図3(a)は、上述した上カバー301を光学箱219に装着した状態の光走査装置103の外観を示した斜視図である。一方、図3(b)は、光走査装置103の内部構成を示す斜視図であり、上カバー301を取り外した状態を示している。上カバー301の感光ドラム107に対向する側には、額縁状の両面テープ302(図3(b))によって上カバー301に接着された防塵ガラス303が具備されており、レーザ光は、感光ドラム107に向かって防塵ガラス303を通過する。なお、両面テープ302は、防塵ガラス303と上カバー301とを接着するために、防塵ガラス303の外周部に沿って額縁状に具備される。そのため、両面テープ302は、図3(a)では防塵ガラス303に隠れてしまうので、両面テープ302の位置を明示するため、図3(b)に両面テープ302を表示している。また、上カバー301外周には、係止爪である複数のスナップフィット304(図3(a))が配置されている。そして、光学箱219のスナップフィット304に対応する位置に設けられた突起部311(図3(b))とスナップフィット304を係合させることにより、上カバー301を光学箱219に取り付けることができる。
[シール部の概要]
図4は、上カバー301の裏面、即ち上カバー301を光学箱219に装着した際に光学箱219に対向する側の面を示した斜視図である。上カバー301裏面には、上カバー301を光学箱219に装着した際に、光学箱219の外周縁を構成する側壁と当接する部分全周に、シール部305(図中、太い黒部分)が具備されている。シール部305は、上カバー301と、上カバー301に当接した型との間の空間に、弾性部材であるホットメルト接着剤を射出することにより、上カバー301上に形成され、上カバー301と一体となる。前述した光学箱219の側壁の外壁側面に設けられた突起部311(図3(b))に、上カバー301に設けられたスナップフィット304を係止することで、上カバー301は光学箱219に装着される。そして、防塵部材であるシール部305は、光学箱219と上カバー301によって挟まれることにより、シール部305を介して光学箱219の内部と外部が遮断されて密閉され、光学箱219の内部が防塵される。
[シール部の形状]
図5は、上カバー301に具備されたシール部305の短手方向の断面形状を表した概略断面図である。図5において、上側は上カバー301の表面側であり、下側は、上カバー301を光学箱219に装着したときに光学箱219と対向する上カバー301の裏面側である。また、図5において、右側は、上カバー301を光学箱219に装着したときの光学箱219の外側に当たり、左側は、上カバー301を光学箱219に装着したときの光学箱219の内側、即ち回転多面鏡205、光学部材等が収納された側に当たる。
シール部305は、上カバー301を光学箱219に装着時に、光学箱219の側壁に当接し押圧される当接部であるシール部305Aと、シール部305Aの両側に光学箱219には当接しない非当接部であるシール部305B、305Cから構成されている。シール部305Bは、シール部305Aに隣接し、シール部305Aに対し光学箱219の内側に位置するシール部であり、溝306が設けられている。一方、シール部305Cは、シール部305Aに隣接し、シール部305Aを介して、シール部305Bとは反対側の、光学箱219の外側に位置している。
(シール部305A)
シール部305Aには、光学箱219に対向する方向(−Z軸方向)に凸形状を有する凸部である凸形状部307、309、及び光学箱219に対向する方向に凹形状を有する凹部である凹形状部308、310が設けられている。凹形状部308は、凸形状部307と凸形状部309との間に位置し、凹形状部310は、凸形状部309とシール部305Cとの間に位置する。シール部305Aを光学箱219の方向から見ると、シール部305Aは、凸形状部307とシール部305Cにより形成された開口部の中に、凹形状部308、310により形成される溝部が凸形状部309により仕切られた構成となっている。
凸形状部307は、シール部305Bに接続されるシール部305Aの端部に位置し、3つの面a、b、cを有する。面aは、上カバー301を光学箱219に装着したときに光学箱219に対向する方向に立ちあがった立壁部を構成し、隣接する面bとシール部305Bの面eに接続されている。面aに隣接する面bは、X軸方向に延びた平面であり、隣接する面cと接続されている。面bに隣接する面cは、+Z軸方向及び+X軸方向に傾斜した面であり、隣接する凹形状部308の面dと接続されている。
凸形状部309は、シール部305Aの中央から+X軸方向、即ちシール部305C寄りに位置し、光学箱219に対向する方向に半円形状の凸部である面fを有している。面fの一端は、凹形状部310に隣接し(接続され)、面fの他端は、凹形状部308の面eに隣接している(接続されている)。また、凸形状部309の高さ(シール部305の上カバー301側の底面からの−Z軸方向(光学箱方向)の高さ)は、凸形状部307の面bの高さ(シール部305の上カバー301側の底面からの−Z軸方向の高さ)よりも低い。
凹形状部308は、凸形状部307と凸形状部309との間に位置し、2つの面d、eを有する。面dは、上カバー301を光学箱219に装着したときに光学箱219に対向する方向に立ちあがった立壁部を構成し、一端は凸形状部307の面cに接続され、他端は隣接する面eと接続されている。面dに隣接する面eは、X軸方向に延びた平面(凹形状部308の底面でもある)であり、隣接する凸形状部309と接続されている。
凹形状部310は、凸形状部309とシール部305Cとの間に位置する。凹形状部310は、一端は凸形状部309の面fに接続され、他端は隣接するシール部305Cの面nと接続されている。
(シール部305B)
シール部305Bは、面g、溝306、面kから構成されている。面gは、上カバー301の光学箱219に対向する底面が延長される形状で形成されたX軸方向の平面である。溝306は、3つの面h、i、jを有している。面hは、面gと隣接する面であり、光学箱219から離れる方向に立ちあがった立壁部を構成し、一端は面gと接続され、他方は、面iと接続されている。面iは、光学箱219から離れる方向に半円形状の凹部である面を有している。面iの一端は面hに隣接し(接続され)、他端は面jに隣接している(接続されている)。面jは、面kと隣接する面であり、光学箱219から離れる方向に立ちあがった立壁部を構成し、一端は面kと接続され、他方は、面iと接続されている。面kは、溝306を介して、面gが延長される形状で形成されたX軸方向の平面であり、一端は、溝306の面jに接続され、他端は、シール部305Aの凸形状部307の面aに接続されている。
また、溝306の幅(短手方向の長さ)は、開口部における距離、即ち溝306の面hと面jとの間の距離を指し、溝306の深さは、溝306の開口部、即ち、シール部305Bの面g、kから、溝306の面iの最深部までの距離を指す。
(シール部305C)
シール部305Cは、面l、m、nから構成されている。面lは、上カバー301の光学箱219方向の端部の平面が延長される形状で、シール部305Cの光学箱219の外側の端部に形成されたX軸方向の平面である。面mは、面lと隣接する面であり、上カバー301を光学箱219に装着したときに光学箱219から離れる方向に立ちあがった立壁部を構成し、一端は面lと接続され、他端は面nと接続されている。面nは−Z軸方向及び−X軸方向に傾斜した面であり、一端は面mと接続され、他端はシール部305Aの隣接する凹形状部310と接続されている。なお、シール部305Cの面lの高さ(シール部305の上カバー301側の底面からの−Z軸方向(光学箱方向)の高さ)は、シール部305Aの凸形状部307の面bの高さ(シール部305の上カバー301側の底面からの−Z軸方向の高さ)よりも高い。
[光学箱に上カバーを装着したときのシール部の状態]
図6は、上カバー301を光学箱219に装着したときの、上カバー301に設けられたシール部305と光学箱219の外周縁を構成する側壁の面219b、219cが当接(接触)した状態のシール部305の短手方向の断面を表した模式図である。図6に示すように、光学箱219は、4つの面219a、219b、219c、219dを有している。面219aは、光学箱219の外側に面した壁面であり、面219bは、面219aに隣接する面であり、光学箱219の上カバー301に対向する外周縁の先端部である頂面である。面219cは、面219bに隣接する面であり、−X軸方向、及び−Z軸方向に傾斜した面(光学箱219の内側方向に傾斜した面)である。面219dは、面219cに隣接する面であり、光学箱219の内側に面した面である。
図6に示すように、シール部305Aの凸形状部309、307は、それぞれに光学箱219の面219b、219cに当接している。一方、凸形状部309と凸形状部307の間に設けられた凹形状部308は、光学箱219の面219b、219cに当接(接触)せず、凸形状部307、309と光学箱219の面219cにより、密閉部(閉塞部又は閉空間)を構成している。また、上カバー301を光学箱219に装着する際、光学箱219の面219bは、シール部305Cの傾斜面である面nの傾斜に沿って、+Z軸方向、即ちシール部305Aの凸形状部309に向かって案内される。その結果、光学箱219の面219bは凸形状部309に当接し、凸形状部309は光学箱219の面219bにより+Z軸方向に押圧され、弾性変形する。また、光学箱219の面219cは、シール部305Aの凸形状部307の面b、cに当接し、凸形状部307の面b、cは、+Z軸方向及び−X軸方向に押圧され、弾性変形する。そして、シール部305と光学箱219の側壁は、図6に示す当接状態、即ち光学箱219の面219b、219cが食い込み、シール部305Aの凸形状部309、307が弾性変形している状態となる。その結果、光学箱219の面219cと、凸形状部307、309と、凹形状部308により閉空間が形成される。
また、上カバー301を光学箱219に装着することにより、シール部305Aの凸形状部307、309が光学箱219の面219b、219cから圧接されることにより、シール部305Aに反発力が発生する。発生した反発力は、X軸、Z軸方向にかかるが、Z軸方向への反発力により上カバー301が変形すると、上カバー301と光学箱219との間に隙間が生じ、防塵性能に影響を与える。本実施例では、シール部305Aに隣接するシール部305Bに溝306を設けることで、シール部305AのX軸方向の弾性変形による圧縮分の体積を溝306に逃がすように(以下、体積逃げという)働く。その結果、反発力が分散され、Z軸方向の反発力がX軸方向へ変換されることになる。このように、溝306によって、上カバー301の変形による光学箱219と上カバー301の間の隙間が生じなくなり、光学箱219の密閉度の低下、及び防塵性能の低下を防止することができる。
[シール部の形状による反発力の違い]
図5では、本実施例の溝306を有するシール部305について説明したが、図7は、図5で説明した溝306を設けていないシール部305の短手方向の断面形状を表した概略断面図である。図7において、シール部305A、305Cの形状は、図5と同様であるが、シール部305Bに溝306が設けられていない点が図5とは異なる。
図8(a)は、シール部305Bの溝306の有無によるシール部材の反発力の違いを表したグラフである。シール部材にホットメルト接着剤を使用し、シール部305Bに溝306を設けたシール部305(図中、溝あり)と、図7に示す溝306を設けないシール部305(図中、溝なし)を押圧した際の反発力の関係を示したグラフである。図8(a)の縦軸は、シール部305Aにかけた荷重(43N(単位:ニュートン)のホットメルト圧)を加えたときのホットメルト圧に対し、弾性変形したシール部305からの−Z軸方向の反発力の割合(単位:%)を示している。なお、図8(a)の測定に際し、溝ありのシール部305には、本実施例のシール部305(溝306の深さ1.5mm、幅1.4mm)を用いた。図8(a)より、シール部305Aに荷重(43N)をかけた場合のシール部305からの反発力の割合は、溝306がないシール部305の場合には79.7%(34.3N)である。一方、シール部305Bに溝306を設けた場合のシール部305の場合には66.5%(28.6N)となり、溝306がない場合と比べ、シール部305からの反発力が、約13.2%(=79.7%−66.5%)減少している。前述したように、溝なしのシール部305と、溝ありのシール部305において、シール部305A、305Cの形状は全く同じであるため、図8(a)に示す反発力の違いは、シール部305Bの溝306の有無によるものであるとわかる。
続いて、図8(b)は、溝306が設けられていないシール部305と、溝306の形状を変えた3つのシール部305についての反発力の違いを表したグラフである。なお、図8(b)の縦軸は、シール部305Aにかけた荷重(43Nのホットメルト圧)を加えたときの、ホットメルト圧に対するシール部305からの−Z軸方向の反発力の割合(単位:%)を示している。また、溝306の形状(深さ、幅)については、(0.5mm、1.4mm)、(1.5mm、0.7mm)、(1.5mm、1.4mm)の3種類である。図8(b)に示す、溝306の形状別のホットメルト圧に対する反発力は、以下のとおりである。即ち、溝306がない場合の反発力は79.7%(34.3N)であり、溝306の形状が深さ0.5mm、幅1.4mmの場合は、77.9%(33.5N)である。また、溝306の形状が深さ1.5mm、幅0.7mmの場合は、68.7%(29.5N)であり、溝306の形状が深さ1.5mm、幅1.4mmの場合は、66.5%(28.6N)である。
図8(b)のグラフより、溝306の形状が深さ1.5mm、幅0.7mmの場合と、深さ1.5mm、幅1.4mmの場合とを比べると、溝306の幅が半分になっているが、反発力の割合は、それぞれ68.7%、66.5%で、ほとんど差が見られない。このことから、シール部305が光学箱219からの押圧により変形した際に、溝306の幅(開口部)が反発力により潰される(閉ざされる)ことがない限り、溝306の幅の大小は、反発力の低減に影響しないと考えられる。従って、シール部305に対する光学箱219の称呼侵入量と、溝306の幅とは、次のような関係が満足されれば、シール部305からの反発力を低減させることができる。即ち、図6における光学箱219の面219bのシール部305Bの凸形状部309への設計上の食い込み量(図6のハッチング部)である称呼侵入量よりも溝306の幅の方が大きければ(称呼侵入量<溝306の幅)、反発力を低減させることができる。本実施例では、図6のシール部305に対する光学箱219の称呼侵入量は1.1mmであり、溝306の幅は1.4mmとしている。
一方、図8(b)のグラフより、溝306の形状が深さ0.5mm、幅1.4mmの場合と、深さ1.5mm、幅1.4mmの場合とを比べると、反発力の割合は、それぞれ77.9%、66.5%となっている。溝306の幅は共に1.4mmであるが、深さが0.5mmから1.5mmに変化することにより、反発力の割合は、77.9%から66.5%となり、11.4%(=77.9%−66.5%)減少している。溝306の深さは光学箱219からの押圧による弾性変形量(体積逃げ量)と関係するため、溝306の深さが大きいほど、体積逃げ量も大きくなる(大きくすることができる)ため、シール部305からの反発量の低減効果も大きくなる。そのため、シール部305Bの溝306の深さを、シール部305の成形条件を満足する範囲内でなるべく深く(大きく)することで、反発力低減の効果を大きくすることができる。これにより、シール部材のへたり等が防止され、シール部305と上カバー301との間に隙間が生じることを防ぐことができ、密閉性の向上につながる。
[溝部の位置]
シール部305は、図4に示すように、上カバー301を光学箱219に装着したときに、上カバー301と光学箱219との間の隙間をなくし、光学箱219内部を密閉し、外部と遮断するために、上カバー301の外周を1周するように成形される。一方、溝306については、上カバー301に対しシール部305からの反発力が大きい箇所における反発力を抑えるために、光学箱219がシール部305を大きな力で圧接する箇所に形成される。光学箱219がシール部305を大きな力で圧接するために、シール部305による反発力が大きくなる箇所は、本実施例では、スナップフィット304やねじによる締結等による、光学箱219と上カバー301との固定箇所の周辺(近傍)である。スナップフィット304に対応する位置に設けられた光学箱219の突起部311(図3(b))とスナップフィット304を係合させることにより、上カバー301は光学箱219に取り付けられる。また、スナップフィット304以外にも、密閉度を高めるために、光学箱219と上カバー301とがねじにより締結される。そして、スナップフィット304により固定される箇所やねじにより締結される箇所では、他の箇所に比べて、光学箱219による上カバー301のシール部305に対する押圧力が大きくなる。その結果、シール部305の上カバー301に対する反発力も大きくなるため、これら上カバー301と光学箱219とが固定される箇所の周囲に、溝306を設けることにより、上カバー301への反発力を低減させる効果が生じる。
溝306は、図5に示すように、シール部305Aに対して、光学箱219内側に位置するシール部305Bに設けられている。上カバー301に設けられたスナップフィット304は、基本的にシール部305に対して外側に設置される。そして、光学箱219の突起部311と上カバー301のスナップフィット304を係合させることにより、上カバー301は光学箱219に装着される。このとき、スナップフィット304は支点、シール部305Aは光学箱219に押しつぶされる(押圧される)力点となる。そして、上カバー301にかかるシール部305からの反発力は、支点であるスナップフィット304に近い光学箱219の外側よりも、スナップフィット304から遠くにある(離れた)光学箱219の内側の方が力のモーメント的に大きくなる。即ち、この力の向きの場合には、溝306をシール部305Aよりも光学箱219の内側のシール部305B側に設けると、―Z軸方向への反発力がX軸方向に分散されつつ、X軸方向の力は上カバー301の内側の方向、即ち−X軸方向に向かう。X軸方向の力が外側(+X軸方向)に向かう場合に比べ、内側(−X軸方向)への反発力は支点であるスナップフィット304からの距離関係より、シール部305Aの変形量への影響が小さくなる。そのため、溝306をシール部305Aに対して、光学箱219の内側に設けることで、上カバー301への反発力は低減され、上カバー301の変形による光学箱219の密閉度の低下を防止することができる。
前述したように、溝306は、上カバー301と光学箱219とが固定される箇所であるスナップフィット304やねじ締結部の周辺(近傍)に設けられている。また、溝306のY軸方向の長さ(長手方向の長さ)については、本実施例では、スナップフィット304の周囲に設ける場合には、スナップフィット304の両端から1mm程度長くしている。同様に、ねじ締結部の近傍に設ける溝306のY軸方向の長さについても、ねじの径よりも1mm程度大きくしている。このように、上カバー301と光学箱219とが固定される箇所に対応して溝306を設けるのではなく、例えば、シール部305の全周に渡って設けることにより、上カバー301への反発力を低減する方法でもよい。この場合も、上カバー301と光学箱219とが固定される箇所近傍の反発力を低減すると共に、その他の箇所で発生する微量の反発力も低減することができる。溝306を固定箇所に応じて部分的に設けるか、又はシール部305全体に渡って設けるかは、上カバー301の構成やシール部305の形成に用いる成形部材の成型性等により選択すればよい。
以上説明したように、本実施例によれば、簡易な構成で上カバーの変形による光学箱の密閉度の低下を防止することができる。
219 光学箱
301 上カバー
304 スナップフィット
305 シール部
306 溝

Claims (9)

  1. 光ビームを出射する光源と、前記光源から出射された光ビームが感光体上を走査するように前記光ビームを偏向する回転多面鏡と、前記回転多面鏡によって偏向された前記光ビームを前記感光体に導く光学部材と、前記光源が取り付けられ、前記回転多面鏡、及び前記光学部材を収容する光学箱と、前記光学箱の開口を覆うために前記光学箱の側壁に取り付けられるカバーと、を備える光走査装置であって、
    前記カバーは、前記光学箱の内部を防塵するために前記カバーに形成され前記カバーと前記光学箱の前記側壁とによって挟まれて弾性変形する防塵部材を有し、
    前記防塵部材は、
    前記側壁が当接する第1当接部と、前記第1当接部よりも突出して形成され前記側壁が当接する第2当接部と、が設けられた当接領域と、
    当該防塵部材の短手方向である幅方向において前記当接領域に隣接して設けられ、凹部が形成され前記側壁が当接しない非当接領域と、を有し、
    前記第2当接部は前記第1当接部と前記凹部との間に形成されており、
    前記側壁は前記第1当接部に当接した状態において前記第2当接部のうち前記第1当接部が配置されている側の壁部を前記凹部へ向けて押圧し前記防塵部材の前記非当接領域を弾性変形させ、前記幅方向における前記凹部の幅が狭まることを特徴とする光走査装置。
  2. 前記第1当接部は前記第2当接部が突出する同じ方向に突出した突起であることを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
  3. 前記第2当接部に設けられた前記壁部は前記第1当接部に向けて傾斜していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の光走査装置。
  4. 前記凹部が形成された前記非当接領域は、前記カバーが前記光学箱に取り付けられた状態のときに、前記光学箱の内側に位置することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の光走査装置。
  5. 前記幅方向における前記凹部は、前記カバーが前記光学箱に取り付けられたときに、前記光学箱の前記側壁が前記防塵部材に食い込む深さよりもいことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の光走査装置。
  6. 前記凹部は、前記カバーの全周に渡って設けられていることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の光走査装置。
  7. 記カバー前記光学箱に取り付けられて前記側壁が前記第1当接部と前記第2当接部とに当接した状態において、前記第1当接部と前記第2当接部との間の領域の一部と前記側壁との間には空間が形成されることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の光走査装置。
  8. 前記防塵部材は、前記カバーと一体に形成され、前記側壁と当接することにより弾性変形することを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の光走査装置。
  9. 感光体と、
    前記感光体に光ビームを照射して前記感光体上に静電潜像を形成する請求項1から請求項のいずれか1項に記載の光走査装置と、
    前記光走査装置により形成された静電潜像を現像しトナー像を形成する現像手段と、
    前記現像手段により形成されたトナー像を記録媒体に転写する転写手段と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
JP2015161970A 2015-08-19 2015-08-19 光走査装置及び画像形成装置 Expired - Fee Related JP6576159B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015161970A JP6576159B2 (ja) 2015-08-19 2015-08-19 光走査装置及び画像形成装置
US15/229,086 US9927732B2 (en) 2015-08-19 2016-08-04 Light scanning apparatus and image forming apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015161970A JP6576159B2 (ja) 2015-08-19 2015-08-19 光走査装置及び画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017040756A JP2017040756A (ja) 2017-02-23
JP6576159B2 true JP6576159B2 (ja) 2019-09-18

Family

ID=58157211

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015161970A Expired - Fee Related JP6576159B2 (ja) 2015-08-19 2015-08-19 光走査装置及び画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9927732B2 (ja)
JP (1) JP6576159B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6608225B2 (ja) * 2015-09-08 2019-11-20 キヤノン株式会社 光走査装置
JP7051472B2 (ja) 2018-02-08 2022-04-11 キヤノン株式会社 光走査装置及び画像形成装置
JP6929824B2 (ja) 2018-12-04 2021-09-01 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP7110077B2 (ja) 2018-12-04 2022-08-01 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP2020140016A (ja) 2019-02-27 2020-09-03 キヤノン株式会社 光走査装置
CN112683192A (zh) * 2019-10-18 2021-04-20 三赢科技(深圳)有限公司 非接触式的待测件外形尺寸测量装置
US11868059B2 (en) * 2021-04-27 2024-01-09 Sharp Kabushiki Kaisha Optical scanning device, housing cover, optical box and image forming apparatus

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100611979B1 (ko) * 2004-04-28 2006-08-11 삼성전자주식회사 광주사장치 및 이를 채용한 화상형성장치
JP4654074B2 (ja) * 2005-06-15 2011-03-16 キヤノン株式会社 光学ユニット及び画像形成装置
US20090289208A1 (en) * 2005-10-25 2009-11-26 Keitaro Yonezawa Pressurized Fluid Discharge Device
JP5264555B2 (ja) * 2008-03-06 2013-08-14 キヤノン株式会社 走査光学装置
JP2013113957A (ja) * 2011-11-28 2013-06-10 Canon Inc 光走査装置および画像形成装置
JP2014012368A (ja) * 2012-07-04 2014-01-23 Ricoh Co Ltd 筐体構造、光走査装置および画像形成装置
JP6270366B2 (ja) * 2013-07-24 2018-01-31 キヤノン株式会社 光走査装置及び画像形成装置
JP6520174B2 (ja) * 2015-02-10 2019-05-29 株式会社リコー 筐体構造、光走査装置及び画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017040756A (ja) 2017-02-23
US20170052474A1 (en) 2017-02-23
US9927732B2 (en) 2018-03-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6576159B2 (ja) 光走査装置及び画像形成装置
JP6576158B2 (ja) 光走査装置及び画像形成装置
JP6444182B2 (ja) 光走査装置及び画像形成装置
US8902268B2 (en) Optical scanning apparatus and image forming apparatus
US9465314B2 (en) Light scanning unit and image forming apparatus employing the same
US10473922B2 (en) Casing of optical scanning apparatus and optical scanning apparatus
CN108427191B (zh) 光学扫描设备和成像设备
JP2013113957A (ja) 光走査装置および画像形成装置
US20170257507A1 (en) Optical scanning apparatus and image forming apparatus
JP2015225100A (ja) 光走査装置及び画像形成装置
CN107976885B (zh) 成像设备
JP6608225B2 (ja) 光走査装置
US9618872B2 (en) Optical scanning apparatus
JP2017053959A (ja) 光走査装置
JP5123117B2 (ja) 光走査装置、画像形成装置
JP5063170B2 (ja) 光学走査装置及び画像形成装置
JP2013156350A (ja) 光走査装置および筐体の防塵構造
JP2015145916A (ja) 光走査装置およびそれを備える画像形成装置
JP2008020592A (ja) 光走査装置及び画像形成装置
JP2005084449A (ja) 光書込装置及び画像形成装置
JP6752644B2 (ja) 光走査装置
JP2017049317A (ja) 光走査装置及び画像形成装置
JP2015219455A (ja) 光走査装置及び画像形成装置
JP2007192928A (ja) 光走査装置および画像形成装置
JP2006194999A (ja) 平板部材の支持構造および光書込装置および画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20160215

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20160215

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20171201

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180808

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190507

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190426

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190708

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190723

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190820

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6576159

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees