JP2018060092A - 光走査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光走査装置の筐体の熱変形による反射鏡の位置の変化のばらつきを低減する。
【解決手段】光走査装置40は、光ビームを出射する光源17と、光源から出射された光ビームが感光体50の表面上を走査するように光ビームを偏向する偏向手段45と、偏向手段により偏向された光ビームを反射して光ビームを感光体へ導く反射鏡62と、光源が取り付けられ、偏向手段および反射鏡を内部に保持する筐体85と、筐体に設けられ、反射鏡の長手方向の一端側を支持する第一の支持部201、301および他端側を支持する第二の支持部202、203、302と、反射鏡を第一および第二の支持部に付勢する付勢力を付与するために、一端側において反射鏡を押圧する第一の板ばね70aおよび他端側において反射鏡を押圧する第二の板ばね70bと、を備え、第一の板ばねが反射鏡を押圧する押圧力F1は、第二の板ばねが反射鏡を押圧する押圧力F2より大きい。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光ビームを反射する反射鏡を有する光走査装置に関する。
従来から、電子写真方式の画像形成装置が広く知られている。画像形成装置には、通常、画像情報に従って変調された光ビームで感光ドラムに静電潜像を書き込む光走査装置が組み込まれている。光走査装置は、一般に、画像情報に従って光ビームを出射する光源と、駆動モータにより回転する回転多面鏡を有する偏向ユニットと、fθレンズ等の結像レンズ系からなる光学ユニットと、光ビームを感光ドラムへ導くために反射する反射鏡を備えている。光源から出射された光ビームは、回転多面鏡により偏向される。偏向された光ビームは、結像レンズ系を通過して反射鏡に到達する。反射鏡に到達した光ビームは、反射鏡により反射されて感光ドラムに照射される。これにより、均一に帯電された感光ドラムの表面上に静電潜像が形成される。反射鏡を光走査装置内に固定するために、特許文献1に示されるように反射鏡の反射面又は裏面のどちらか一方の面を光走査装置の筐体内部に設けられた台座に当接させ、板ばね等の弾性部材により反射鏡を台座に押圧して摩擦力で反射鏡を保持する方法がある。
特開2002−6250号公報
光走査装置の筐体の材質として、寸法精度、強度および重量の観点からアルミニウムやエンジニアリングプラスチックが使用されることが多い。反射鏡の材質として、面精度、耐久性およびコストの観点からガラスが使用されるのが一般的である。光走査装置が装着される画像形成装置の内部温度は、定着器や電気部品からの熱によって約20℃から40℃程度の間で変化するため、光走査装置は、約20℃の環境温度変化を受ける。アルミニウムやエンジニアリングプラスチックの線膨張係数は、23〜50×10−6/Kである。ガラスの線膨張係数は、約9×10−6/Kである。従って、筐体の線膨張係数は、反射鏡の線膨張係数の約2.5倍から5.5倍程度であり、筐体の線膨張係数は、反射鏡の線膨張係数より大きい。A3サイズの用紙に画像を形成する場合、走査線の長さは約300mmとなるため、反射鏡の長手方向の長さも300mm程度必要となる。筐体の材質をアルミニウムとし反射鏡の材質をガラスとした場合、環境温度が20℃変化すると、反射鏡を保持する台座における筐体と反射鏡の熱膨張量差は、約90μmになる。
特許文献1のように、反射鏡を台座に当接させ、板ばねにより反射鏡を台座に押圧して摩擦力で保持する場合、上記した熱膨張量差により反射鏡と筐体との間の接触部分で滑りが発生する。滑りは、反射鏡の両端部のどちらかで発生し、滑りが発生しなかった側の台座の支持面が基準面となって反射鏡が位置決めされる。反射鏡の主走査軸方向周りの回転は、光ビームが感光ドラムの表面上を照射する照射位置のずれに大きな影響を与える。滑りが発生する位置が変わることにより反射鏡を支持する基準面が変わると、主走査軸方向周りに反射鏡が回転するので、照射位置がずれる。従来、反射鏡の両端部を保持する板ばねは、部品の共通化や取り付け性の観点から同様の構造を有するので、反射鏡の両端部のどちらで滑りが発生するかは、公差や成型精度により光走査装置ごとに異なる。このため、光走査装置の筐体の熱変形による照射位置のばらつきは光走査装置ごとに異なるので、照射位置のずれを補正できずに画像が劣化することがある。
なお、照射位置のばらつきを低減する方法として、反射鏡の一端部を筐体の側壁に突き当てて滑りが発生する位置を規定する方法や、反射鏡の中心を保持する方法も考えられる。しかし、反射鏡の一端部を筐体の側壁に突き当てる方法においては、筐体への反射鏡の取り付けが困難になるという問題がある。また、反射鏡の中心を保持する方法においては、反射鏡が振動しやすくなるという問題がある。
そこで、本発明は、光走査装置の筐体の熱変形による反射鏡の位置の変化のばらつきを低減することができる光走査装置を提供する。
本発明の一実施例による光走査装置は、
光ビームを出射する光源と、
前記光源から出射された前記光ビームが感光体の表面上を走査するように前記光ビームを偏向する偏向手段と、
前記偏向手段により偏向された前記光ビームを反射して前記光ビームを前記感光体へ導く反射鏡と、
前記光源が取り付けられ、前記偏向手段および前記反射鏡を内部に保持する筐体と、
前記筐体に設けられ、前記反射鏡の長手方向の一端側を支持する第一の支持部および前記反射鏡の前記長手方向の他端側を支持する第二の支持部と、
前記反射鏡を前記第一の支持部および前記第二の支持部に付勢する付勢力を付与するために、前記反射鏡の前記一端側において前記反射鏡を押圧する第一の板ばねおよび前記反射鏡の前記他端側において前記反射鏡を押圧する第二の板ばねと、
を備え、
前記第一の板ばねが前記反射鏡を押圧する押圧力は、前記第二の板ばねが前記反射鏡を押圧する押圧力よりも大きいことを特徴とする。
本発明によれば、光走査装置の筐体の熱変形による反射鏡の位置の変化のばらつきを低減することができる。
反射鏡の両端部に作用する押圧力の差を示す説明図。 画像形成装置の断面図。 光走査装置の斜視図。 反射鏡の保持部を示す図。 台座のそれぞれを基準面とした場合の反射鏡の位置の変化を示す図。 本実施例と比較例の実験結果を示す図。 同じ板ばね間に押圧力の差を設けるための取付部の例を示す図。
以下、本発明を実施するための形態を説明する。
(画像形成装置)
本実施例による電子写真画像形成装置(以下、画像形成装置という。)100を説明する。図2は、画像形成装置100の断面図である。画像形成装置100は、電子写真プロセスにより記録媒体に画像を形成するレーザービームプリンタ、デジタル複写機、マルチファンクションプリンタなどを含む。本実施例において、画像形成装置100の一例として、タンデム型のカラーレーザービームプリンタを示す。画像形成装置100は、電子写真方式により記録媒体(以下、シートという。)Pに画像を形成する。画像形成装置100は、4つの画像形成部10(10Y、10M、10C、10Bk)を有する。参照符号の添え字Y、M、C及びBkは、それぞれイエロー、マゼンタ、シアン及びブラックを表す。以下の説明において、添え字Y、M、C及びBkを省略することがある。
画像形成部10のそれぞれは、像担持体としての感光ドラム(以下、感光体という。)50(50Y、50M、50C、50Bk)を有する。それぞれの感光体50の周りには、感光体50に作用するプロセス部材が配置されている。具体的には、感光体50の周りに、帯電ローラ(帯電器)12(12Y、12M、12C、12Bk)、現像装置13(13Y、13M、13C、13Bk)、および一次転写ローラ(一次転写部材)15(15Y、15M、15C、15Bk)が配置されている。4つの画像形成部10の下には、光走査装置(露光装置)40が配置されている。
帯電ローラ(帯電部材)12は、帯電バイアスが印加されて、感光体50の表面を均一に帯電する。現像装置13は、それぞれの色の現像剤(トナー)を担持する現像ローラ(現像剤担持体)94(94Y、94M、94C、94Bk)を有する。現像ローラ94は、現像バイアスが印加されて、感光体50の表面上の静電潜像をトナーで現像してトナー像にする。
画像形成装置100は、画像形成部10から複数色のトナー像が一次転写される中間転写ベルト(中間転写体)20を有する。中間転写ベルト20は、4つの画像形成部10の上に配置されている。中間転写ベルト20は、一対のベルト搬送ローラ21および22にかけ回された無端状ベルトである。中間転写ベルト20は、矢印Rで示す方向に回転する。一次転写ローラ15は、中間転写ベルト20を挟んで画像形成部10の感光体50と対向して配置されて、中間転写ベルト20と感光体50との間に一次転写部PT(PTY、PTM、PTC、PTBk)を形成する。一次転写ローラ15に転写電圧を印加することにより、感光体50上のトナー像は、中間転写ベルト20へ一次転写される。
4つの画像形成部10Y、10M、10C及び10Bkは、中間転写ベルト20の下に並列に配置されている。中間転写ベルト20の回動方向Rに沿って、イエロー画像形成部10Y、マゼンタ画像形成部10M、シアン画像形成部10C、及びブラック画像形成部10Bkの順に配置されている。画像形成部10は、それぞれの色のトナーでイエロートナー像、マゼンタトナー像、シアントナー像、及びブラックトナー像を形成する。二次転写ローラ65は、中間転写ベルト20を挟んでベルト搬送ローラ21と対向して配置されて、二次転写ローラ65と中間転写ベルト20との間に二次転写部STを形成する。
画像形成装置100の本体1の下部に、シートPを収容する給紙カセット2が設けられている。給紙カセット2は、本体1の側面から本体1の下部に着脱可能に装着されている。給紙カセット2の上方に、ピックアップローラ24及び給紙ローラ25が設けられている。ピックアップローラ24及び給紙ローラ25は、給紙カセット2に収容されたシートPを一枚ずつ給送する。シートPの重送を防止するために、リタードローラ26は、給紙ローラ25に対向して配置されている。本体1の内部におけるシートPの搬送経路27は、図2に示す本体1の右側面に沿って略垂直に設けられている。搬送経路27には、レジストレーションローラ対29、二次転写部ST、定着装置3及び排出ローラ対28が設けられている。
(画像形成プロセス)
以下、画像形成装置100における画像形成プロセスを説明する。帯電ローラ12は、感光体50の表面を均一に帯電する。光走査装置40は、均一に帯電された感光体50の表面を、それぞれの色の画像情報(画像データ)に従って変調されたレーザー光(以下、光ビームという。)L(LY、LM、LC、LBk)で露光して感光体50の表面に静電潜像を形成する。現像装置13は、それぞれの色のトナーで静電潜像を現像して感光体50の上にそれぞれの色のトナー像を形成する。4つの画像形成部10により形成された4色のトナー像は、回転方向Rに回転する中間転写ベルト20へ一次転写ローラ15により一次転写されて、中間転写ベルト20の上に重ね合わされる。一次転写後に感光体50上に残ったトナー(転写残トナー)は、クリーニング装置14(14Y、14M、14C、14Bk)により回収される。
一方、シートPは、給紙カセット2からピックアップローラ24及び給紙ローラ25によりレジストレーションローラ対29へ給送される。レジストレーションローラ対29は、中間転写ベルト20上の重ね合わされたトナー像とタイミングを合わせて、シートPを二次転写ローラ65と中間転写ベルト20との間の二次転写部STへ搬送する。中間転写ベルト20上に重ね合わされたトナー像は、二次転写部STにおいて、シートP上へ一括して二次転写される。二次転写時に転写されずに中間転写ベルト20上に残ったトナーは、中間転写ベルト20のクリーニング機構(不図示)により回収される。トナー像が転写されたシートPは、二次転写部STの上方に設けられた定着装置3へ搬送経路27に沿って搬送される。定着装置3は、シートPを加熱および加圧して、トナー像をシートPに定着する。このようにして、シートPにフルカラー画像が形成される。画像が形成されたシートPは、排出ローラ対28によって、本体1の上部に設けられた排紙トレイ1a上に排出される。
(光走査装置)
上述したように、画像形成装置100のフルカラー画像形成において、光走査装置40は、それぞれの色の画像情報に従って画像形成部10のそれぞれの感光体50Y、50M、50C及び50Bkをそれぞれの所定のタイミングで露光する。それによって、感光体50上に、それぞれの色の画像情報に応じたそれぞれの色のトナー像が形成される。高品質なフルカラー画像を得るために、光走査装置40により形成されるそれぞれの静電潜像の形成位置は、高精度に再現される必要がある。本実施例において、光走査装置40は、4つの画像形成部10Y、10M、10C及び10Bkに共用されている。
図3は、光走査装置40の斜視図である。光走査装置40は、光学箱(以下、筐体という。)85と、筐体85の開口部を密閉するカバー部材86とを有する。図3においては、筐体85の内部を示すために筐体85からカバー部材86が外されている。筐体85には、光源ユニット61(61a、61b)、回転多面鏡42及び光学ユニットが設けられている。光学ユニットは、結像レンズ系としてのfθレンズ60(60a、60b、60c、60d)及び反射鏡62(62a、62b、62c、62d、62e、62f、62g、62h)などの光学部材を含む。光走査装置40は、それぞれの色の画像情報に従って変調された光ビームを出射する4つの半導体レーザー(以下、光源という。)17(17Y、17M、17C、17Bk)を備えている。光源ユニット61aは、イエローの画像情報に従って変調された光ビームLYを出射する光源17Y及びマゼンタの画像情報に従って変調された光ビームLMを出射する光源17Mを保持している。光源ユニット61bは、シアンの画像情報に従って変調された光ビームLCを出射する光源17C及びブラックの画像情報に従って変調された光ビームLBkを出射する光源17Bkを保持している。
光走査装置40は、筐体85の中央部に、光ビームLを偏向する偏向ユニット(偏向手段)45が設けられている。偏向ユニット45は、光源17から出射された光ビームLが感光体50の表面上を走査するように光ビームを偏向する。偏向ユニット45は、回転多面鏡42、回転多面鏡42を回転させる駆動モータ41、及び駆動モータ41を駆動する回路基板43を有する。光源17から出射された光ビームLは、回転多面鏡42に向けて出射される。光ビームLは、回転する回転多面鏡42により偏向される。回転多面鏡42によって偏向された光ビームLは、光走査装置40内に設置された光学ユニットにより案内されて感光体50の表面上に光スポットとして結像される。光ビームLの光スポットは、主走査方向(感光体50の回転軸線方向)に沿って感光体50の表面(被走査面)上を走査する。
一つ又は複数の反射鏡62は、偏向ユニット45により偏向された光ビームを反射して、光ビームを感光体50へ導く。以下、光ビームLBk、LC、LM、LYのそれぞれの光路を説明する。感光体50Yに対応する光源17Yから出射された光ビームLYは、回転多面鏡42により偏向され、主走査方向に強いパワーを有する第一のfθレンズ60cに入射する。第一のfθレンズ60cを通過した光ビームLYは、副走査方向に強いパワーを有する第二のfθレンズ60dに入射し、第二のfθレンズ60dを通過した後、反射鏡62aにより反射される。反射鏡62aにより反射された光ビームLYは、カバー部材86に設けられた透明窓43Yを通過して感光体50Yを走査する。
感光体50Mに対応する光源17Mから出射された光ビームLMは、回転多面鏡42により偏向され、主走査方向に強いパワーを有する第一のfθレンズ60cに入射する。第一のfθレンズ60cを通過した光ビームLMは、副走査方向に強いパワーを有する第二のfθレンズ60dに入射し、第二のfθレンズ60dを通過した後、反射鏡62b、反射鏡62c、反射鏡62dにより反射される。反射鏡62dにより反射された光ビームLMは、カバー部材86に設けられた透明窓43Mを通過して感光体50Mを走査する。
感光体50Cに対応する光源17Cから出射された光ビームLCは、回転多面鏡42により偏向され、主走査方向に強いパワーを有する第一のfθレンズ60aに入射する。第一のfθレンズ60aを通過した光ビームLCは、副走査方向に強いパワーを有する第二のfθレンズ60bに入射し、第二のfθレンズ60bを通過した光ビームLCは、反射鏡62e、反射鏡62f、反射鏡62gにより反射される。反射鏡62gにより反射された光ビームLCは、カバー部材86に設けられた透明窓43Cを通過して感光体50Cを走査する。
感光体50Bkに対応する光源17Bkから出射された光ビームLBkは、回転多面鏡42により偏向され、主走査方向に強いパワーを有する第一のfθレンズ60aに入射する。第一のfθレンズ60aを通過した光ビームLBkは、副走査方向に強いパワーを有する第二のfθレンズ60bに入射し、第二のfθレンズ60bを通過した後、反射鏡62hにより反射される。反射鏡62hにより反射された光ビームLBkは、カバー部材86に設けられた透明窓43Bkを通過して感光体50Bkを走査する。
(反射鏡保持部)
反射鏡62は、主走査方向に細長い長尺形状を有する。以下、長尺な光学素子としての反射鏡62を保持する保持部80(80a、80b)を説明する。図4は、反射鏡62の保持部80を示す図である。図4(a)は、反射鏡62の反射面62rの側から見た保持部80の平面図である。図4(b)は、図4(a)の矢印IVBで示す方向から見た反射鏡62の一端部E1に設けられた保持部80aの側面図である。図4(c)は、図4(a)のIVC−IVC線で取った反射鏡62の断面図であって、反射鏡62の他端部E2に設けられた保持部80bの側面図である。ここでは、座標系として、反射鏡62の長手方向(主走査方向)をX、反射面62rに垂直な方向をZ、反射鏡62の短手方向(副走査方向)をYとしている。
反射鏡62は、両端部E1およびE2を押圧手段としての板ばね70(70a、70b)によって筐体85に設けられた支持部としての台座(突起部)201、202、203、301および302に押圧される形で保持されている。反射鏡62は、反射面62rに垂直な方向Zを台座(垂直支持部)201、202および203の3点で、反射面62rに平行な方向Yを台座(平行支持部)301および302の2点で支持されている。なお、本実施例においては、垂直支持部として3つの台座201、202および203が設けられているが、これに限定されるものではなく、垂直支持部として少なくとも2つの台座が設けられていればよい。また、本実施例においては、平行支持部として2つの台座301および302が設けられているが、これに限定だれるものではなく、平行支持部として少なくとも1つの台座が設けられていればよい。反射鏡62の長手方向の一端部(第一の端部)E1は、筐体85に設けられた保持部(第一の保持部)80aにより保持されている。保持部80aは、筐体85に設けられた台座(第一の支持部)201および301と、弾性手段としての第一の板ばね(第一の押圧手段)70aとを有する。板ばね70aは、反射鏡62を台座201および301に付勢する付勢力を付与する。図4(b)に示すように、反射鏡62の一端部(一端側)E1は、板ばね70aにより、台座(第一の平行支持部)301に対して力Fh1で、台座(第一の垂直支持部)201に対して力Fv1で押圧されている。力Fh1は、板ばね70aにより反射鏡62の一端部E1に作用させる押圧力F1のうち、反射面62rに平行な方向の成分(水平方向の垂直荷重)である。力Fv1は、板ばね70aの押圧力F1のうち、反射面62rに垂直な方向の成分(垂直方向の垂直荷重)である。
反射鏡62の長手方向の他端部(第二の端部)E2は、筐体85に設けられた保持部(第二の保持部)80bにより保持されている。保持部80bは、筐体85に設けられた台座(第二の支持部)202、203および302と、弾性部材としての第二の板ばね(第二の押圧手段)70bとを有する。板ばね70bは、反射鏡62を台座202、203および302に付勢する付勢力を付与する。図4(c)に示すように、反射鏡62の他端部(他端側)E2は、板ばね70bにより、台座(第二の垂直支持部)202および203に対して力Fv2で、台座(第二の平行支持部)302に対して力Fh2で押圧されている。力Fh2は、板ばね70bにより反射鏡62の他端部E2に作用させる押圧力F2のうち、反射面62rに平行な方向の成分(水平方向の垂直荷重)である。力Fv2は、板ばね70bの押圧力F2のうち、反射面62rに垂直な方向の成分(垂直方向の垂直荷重)である。本実施例において、反射鏡62を支持部(201、202、203、301および302)に対して垂直方向Zと水平方向Yに押圧する板ばね70a及び70bは、それぞれ一体型の一部品で構成されている。しかし、板ばね70a及び70bのそれぞれは、垂直方向Zに押圧する部品と水平方向Yに押圧する部品が別体となった二つの部品から構成されていてもよい。
筐体85の材質がアルミニウム又はエンジニアリングプラスチックであって、反射鏡62の材質がガラスである場合、筐体85の線膨張係数は、反射鏡62の線膨張係数より大きく、反射鏡62の線膨張係数の約2.5倍から5.5倍程度である。環境温度が上がった場合、筐体85は、反射鏡62に対して相対的に伸びる。熱膨張による筐体85の伸び量と反射鏡62の伸び量との差(熱膨張差)は、筐体85と反射鏡62の両方に応力を生じさせる。反射鏡62の両端部E1及びE2に生じる応力は、熱膨張の過程で同等の大きさで大きくなっていくので、両端部E1及びE2のうち最大静止摩擦力の小さい方で反射鏡62と筐体85の台座201、202、203、301および302との間に滑りが生じる。最大静止摩擦力は、反射鏡62と筐体85の台座201、202、203、301および302との間の摩擦係数と、板ばね70による垂直荷重との積で決まる。反射鏡62の一端部E1における板ばね70aの押圧力による垂直荷重Fv1及びFh1の合計は、F1(=Fv1+Fh1)である。反射鏡62の他端部E2における板ばね70bの押圧力による垂直荷重Fv2及びFh2の合計は、F2(=Fv2+Fh2)である。反射鏡62と筐体85の台座201、202、203、301および302との間の摩擦係数は、反射鏡62の両端部E1及びE2で同じであるので、F1(=Fv1+Fh1)とF2(=Fv2+Fh2)の小さい方で滑りが発生する。滑りが発生した場合、滑りが発生しなかった方の端部の台座の支持面が基準面となって反射鏡62の反射面62rが位置決めされる。
筐体85の台座201、202、203、301および302のうちどの台座が基準面となるかによって、反射鏡62の反射面62rの位置が変化する。以下、滑りが発生した場合、基準面が異なることにより反射面62rの位置が変化することを説明する。図5は、台座201、202、203、301および302のそれぞれを基準面とした場合の反射鏡62の位置の変化を示す図である。図5は、説明のために筐体85の熱変形を誇張して示している。熱変形による滑りが発生しなかった方の端部E1又はE2の台座201、202、203、301又は302を基準面として、反射鏡62は、位置決めされる。図5(a)は台座201、図5(b)は台座301、図5(c)は台座202、図5(d)は台座203、図5(e)は台座302を基準面として反射鏡62が位置決めされた場合の反射鏡62の傾きを示している。反射鏡62の反射面62rのX軸回りの傾きRxは、感光体50の表面上の光ビームLのスポットの位置のずれ(以下、照射位置変動という。)に大きく影響を与える。このため、どの台座201、202、203、301又は302が基準面となるかによって、照射位置変動が生じる。
従来、部品の共通化や取り付け性の観点から、反射鏡62の両端部E1及びE2の保持部80a及び80bは、ほぼ同様の構造を有する。板ばね70a及び70bも共通化されており、反射鏡62の両端部E1及びE2に同じばね力の板ばね70a及び70bが設けられている。従って、板ばね70aの押圧力による垂直荷重Fv1及びFh1の合計F1(=Fh1+Fv1)は、板ばね70bの押圧力による垂直荷重Fv2及びFh2の合計F2(=Fv2+Fh2)と公差の範囲内で同じである。そのため、反射鏡62の一端部E1と他端部E2のどちらで滑りが発生するか予め推測することができない。つまり、製品ごとに滑る位置が異なるので、製品ごとの照射位置変動量のばらつきを生じる。照射位置変動がばらつくこと自体が製品性能の劣化につながるため、ばらつきの小さい設計が求められている。
そこで、本実施例においては、第一の板ばね70aが反射鏡62を押圧する押圧力が、第二の板ばね70bが反射鏡62を押圧する押圧力よりも大きくなるように設定する。具体的には、一端部E1の板ばね70aの押圧力による垂直荷重Fv1及びFh1の合計F1(合力)が他端部E2の板ばね70bの押圧力による垂直荷重Fv2及びFh2の合計F2(合力)より大きくなるように設定する。これによって、熱変形によるすべりを他端部E2で生じさせ、基準面を一端部E1に設定することができる。よって、製品ごとの照射位置変動量のばらつきを低減させることができる。図1は、反射鏡62の両端部E1及びE2に作用する押圧力F1及びF2の差を示す説明図である。ここで、反射鏡62の両端部E1及びE2に作用する押圧力F1及びF2は、以下のように設定されている。
F1>F2
F1=Fv1+Fh1
F2=Fv2+Fh2
反射鏡62の一端部E1に作用する押圧力(第一の押圧力)F1は、他端部E2に作用する押圧力(第二の押圧力)F2より大きい。F1>F2の関係を満たすことにより、熱変形時に他端部E2で反射鏡62と台座202、203又は302との間に滑りが発生することを規定している。ここで、押圧力F1とF2の差ΔFは、従来の板ばね70の押圧力の公差より大きい。さらに、押圧力F1及びF2のうち反射面62rに垂直な垂直荷重(垂直押圧力)Fv1及びFv2は、それぞれ反射面62rに平行な垂直荷重(平行押圧力)Fh1及びFh2より大きい。すなわち、Fv1>Fh1およびFv2>Fh2の関係を満たすことにより、反射鏡62を反射面62rに垂直な方向に強く押さえることで、反射鏡62のX軸回りの回転が抑制される。これにより、反射面62rの傾きRxの発生が抑制される。本実施例においては、熱膨張過程で滑りが発生した場合に台座201が基準面になるように設定されているので、熱膨張後に図3(a)の状態で反射鏡62が位置決めされる。
ところで、逆に、F1<F2の関係を満たすようにすると、一端部E1で滑りが発生した場合に他端部E2の台座202と台座203のどちらが基準面になるかが定まらない。そのため、図3(c)及び図3(d)に示すように、反射鏡62の位置決めにばらつきが生じる。そこで、本実施例においては、反射面62rに垂直な方向の台座201が一つである1点支持側の一端部E1の押圧力F1を、反射面62rに垂直な方向の台座202及び203が二つである2点支持側の他端部E2の押圧力F2より大きくしている。これによって、他端部E2で滑りが生じた場合に一つの台座201により反射鏡62が位置決めされるので、反射面62rの傾きRxのばらつきを低減することができる。
図6は、本実施例と比較例の実験結果を示す図である。図6(a)は、Fv1及びFv2を700gfとし、Fh1及びFh2を450gfとした比較例の実験結果を示す。押圧力F1とF2の差ΔFは、0gfである。同じ押圧力の板ばね70a及び70bにより反射鏡62の両端部E1及びE2を筐体85に3回取り付けて評価した。図6(b)は、Fv1を700gf、Fv2を300gf、Fh1を450gf及びFh2を150gfとした本実施例の一例の実験結果を示す。押圧力F1とF2の差ΔFは、700gfである。異なる押圧力の板ばね70a及び70bにより反射鏡62の両端部E1及びE2を比較例と同じ筐体85に3回取り付けて評価した。図6は、光走査装置40を一定時間駆動して光走査装置40の温度が上昇した時の照射位置変動を示している。両端部E1及びE2で押圧力に700gfの差を有する本実施例の場合、図6(b)に示すように、取り付けごとの照射位置変動量のばらつきが小さいことが分かる。これに対して、同等の押圧力で反射鏡62の両端部E1及びE2を保持する比較例の場合、図6(a)に示すように取り付けごとの照射位置変動量のばらつきが大きい。比較例の場合、本実施例の場合より照射位置変動量として20ミクロン以上のばらつきが生じていることがわかる。これは、同等の押圧力の板ばね70a及び70bを用いる場合、板ばね70a及び70bの取り付けの際に板ばね70a及び70bの弾性変形量に差が生じ、そのため、取り付けごとに押圧力に若干の差が生じ、滑る位置が異なるためと考えられる。これに対して、本実施例のように、予め所定の荷重以上の差を反射鏡62の両端部E1及びE2の押圧力に設けて、熱変形による滑りが発生する場合の基準面(基準位置)を設定することにより、製品ごとの照射位置変動量のばらつきを小さくすることができる。よって、画像形成装置100により記録媒体上に形成される画像の劣化を抑制することができる。
反射鏡62の両端部E1及びE2に作用する押圧力F1とF2との差ΔFは、弾性部材である板ばね70aと70bの材質、板厚及び/又は形状を変えることにより設けることができる。しかし、同一の構造を有する板ばねを反射鏡62の両端部E1及びE2に用いる場合であっても、筐体85の取付部を改良することによって両端部の板ばねの押圧力に差をつけることができる。ここで、押圧力の異なる押さえ方の例を、図7を用いて説明する。図7は、同じ板ばね70c、70d又は70e間に押圧力の差を設けるための取付部85a、85b又は85cの例を示す図である。図7(a)に示す板ばね(押圧手段)70cは、係止部としての突起部70pが設けられている。筐体85の取付部85aは、係止部としての凹部85hが設けられている。突起部70pは、凹部85hに嵌合する。突起部70pの上面70p1と凹部85hの上面85h1との接触部と、板ばね70cが接触する反射鏡62の上面(接触部)62uとの鉛直方向の距離H1を変更することにより、水平方向の垂直荷重Fh1とFh2を変更することができる。また、突起部70pの下側傾斜面70p2と凹部85hの下縁部85h2との接触部と、板ばね70cが接触する反射鏡62の反射面62rの接触部との距離L1を変更することにより、垂直方向の垂直荷重Fv1とFv2を変更することができる。これによって、反射鏡62の両端部E1及びE2に作用する押圧力F1とF2との差ΔFを設定することができる。
図7(b)に示す板ばね(押圧手段)70dは、係止部としての穴部70hが設けられている。筐体85の取付部85bは、係止部としての突起部85pが設けられている。穴部70hは、突起部85pに嵌合する。穴部70hの下縁70h1と突起部85pの下面85p1との接触部と、板ばね70dが接触する反射鏡62の上面(接触部)62uとの鉛直方向の距離H2を変更することにより、水平方向の垂直荷重Fh1とFh2を変更することができる。また、穴部70hの上縁70h2と突起部85pの上側傾斜面85p2との接触部と、板ばね70dが接触する反射鏡62の反射面62rの接触部との水平方向の距離L2を変更することにより、垂直方向の垂直荷重Fv1とFv2を変更することができる。これによって、反射鏡62の両端部E1及びE2に作用する押圧力F1とF2との差ΔFを設定することができる。
図7(c)に示す筐体85の取付部85cは、係止部としての突起部85c1及び85c2が設けられている。板ばね(押圧手段)70eは、係止部70e1及び70e2が設けられている。係止部70e1と突起部85c1との接触部と、板ばね70eが接触する反射鏡62の上面(接触部)62uとの鉛直方向の距離H3を変更することにより、水平方向の垂直荷重Fh1とFh2を変更することができる。また、係止部70e2と突起部85c2との接触部と、板ばね70eが接触する反射鏡62の反射面62rの接触部との水平方向の距離L3を変更することにより、垂直方向の垂直荷重Fv1とFv2を変更することができる。これによって、反射鏡62の両端部E1及びE2に作用する押圧力F1とF2との差ΔFを設定することができる。
本実施例によれば、同じ板ばね70c、70d又は70eを用いても取付部85a、85b又は85cを変更することにより、反射鏡62の両端部E1及びE2に作用する押圧力F1とF2に差ΔFをつけることができる。従って、本実施例によれば、光走査装置40の筐体85の熱変形による反射鏡62の位置の変化のばらつきを低減することができる。なお、板ばね70の取付部85a、85b又は85cは、上記実施例に限定されるものではなく、板ばね70は、ねじ、接着剤等の締結部材で筐体85に取り付けてもよい。
17 光源
40 光走査装置
45 偏向ユニット(偏向手段)
62 反射鏡
70 板ばね(押圧手段)
50 感光体
85 筐体
201、202、203、301、302 台座(支持部)

Claims (8)

  1. 光走査装置であって、
    光ビームを出射する光源と、
    前記光源から出射された前記光ビームが感光体の表面上を走査するように前記光ビームを偏向する偏向手段と、
    前記偏向手段により偏向された前記光ビームを反射して前記光ビームを前記感光体へ導く反射鏡と、
    前記光源が取り付けられ、前記偏向手段および前記反射鏡を内部に保持する筐体と、
    前記筐体に設けられ、前記反射鏡の長手方向の一端側を支持する第一の支持部および前記反射鏡の前記長手方向の他端側を支持する第二の支持部と、
    前記反射鏡を前記第一の支持部および前記第二の支持部に付勢する付勢力を付与するために、前記反射鏡の前記一端側において前記反射鏡を押圧する第一の板ばねおよび前記反射鏡の前記他端側において前記反射鏡を押圧する第二の板ばねと、
    を備え、
    前記第一の板ばねが前記反射鏡を押圧する押圧力は、前記第二の板ばねが前記反射鏡を押圧する押圧力よりも大きいことを特徴とする光走査装置。
  2. 前記第一の支持部および前記第二の支持部のそれぞれは、前記反射鏡の反射面に垂直な方向に前記反射鏡を支持する垂直支持部と、前記反射面に平行な方向に前記反射鏡を支持する平行支持部と、を有し、
    前記第一の板ばね及び前記第二の板ばねのそれぞれにより前記反射鏡を前記垂直支持部に対して押圧する垂直押圧力は、前記第一の板ばね及び前記第二の板ばねのそれぞれにより前記反射鏡を前記平行支持部に対して押圧する平行押圧力より大きいことを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
  3. 前記第一の支持部の前記垂直支持部は、前記反射鏡の前記一端側を支持する一つの突起部を有し、前記第二の支持部の前記垂直支持部は、前記反射鏡の前記他端側を支持する二つの突起部を有することを特徴とする請求項2に記載の光走査装置。
  4. 前記第一の支持部の前記平行支持部は、前記反射鏡の前記一端側を支持する一つの突起部を有し、前記第二の支持部の前記平行支持部は、前記反射鏡の前記他端側を支持する一つの突起部を有することを特徴とする請求項2又は3に記載の光走査装置。
  5. 前記第一の板ばねの前記押圧力が前記第二の板ばねの前記押圧力より大きくなるように、前記第一の板ばねと前記第二の板ばねは、材質、板厚及び/又は形状が異なることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の光走査装置。
  6. 前記筐体に設けられ、前記第一の板ばねが係止される第一の係止部を有する第一の取付部と、
    前記筐体に設けられ、前記第二の板ばねが係止される第二の係止部を有する第二の取付部と、
    をさらに備え、
    前記第一の板ばねと前記第二の板ばねは、同一の構造を有し、
    前記第一の板ばねの前記押圧力が前記第二の板ばねの前記押圧力より大きくなるように、前記第一の板ばねが接触する前記反射鏡の上面と前記第一の係止部との第一の距離は、前記第二の板ばねが接触する前記反射鏡の上面と前記第二の係止部との第二の距離と異なることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の光走査装置。
  7. 前記筐体に設けられ、前記第一の板ばねが係止される第一の係止部を有する第一の取付部と、
    前記筐体に設けられ、前記第二の板ばねが係止される第二の係止部を有する第二の取付部と、
    をさらに備え、
    前記第一の板ばねと前記第二の板ばねは、同一の構造を有し、
    前記第一の板ばねの前記押圧力が前記第二の板ばねの前記押圧力より大きくなるように、前記第一の板ばねが接触する前記反射鏡の反射面と前記第一の係止部との第一の距離は、前記第二の板ばねが接触する前記反射鏡の反射面と前記第二の係止部との第二の距離と異なることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の光走査装置。
  8. 前記反射鏡は、複数の反射鏡からなり、
    前記複数の反射鏡のそれぞれは、前記第一の板ばね及び前記第二の板ばねにより押圧されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の光走査装置。
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