JP5213389B2 - 光学走査装置および画像形成装置 - Google Patents

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Description

この発明は、光学走査装置および画像形成装置に関し、特に、レーザプリンタやデジタル複写機などの電子写真方式を用いた画像形成装置、具体的には、光源からのレーザ光を偏向して像担持体上を走査する光学走査装置に適用して好適なものである。
従来、レーザビームプリンタやデジタル複写機などには光学走査装置が用いられる。この光学走査装置においては、画像信号に応じて光変調されて光源から出射した光束が、回転多面鏡などの光偏向器によって周期的に偏向走査される。そして、fθ特性を有する結像光学系によって走査された光束を、感光ドラム上の結像面にスポット状に収束させる。結像面上のスポットは、偏向器による主走査方向と、感光ドラムの回転による副走査方向に伴って静電潜像を形成し、画像記録を行っている。
ここで、従来技術による光学走査装置について図7を参照しつつ説明する。図7に示すように、光学走査装置100において光源101から放射された発散光束は、まずコリメータレンズ102によって略平行光束とされ、副走査方向にのみ屈折力を有するシリンドリカルレンズ104に入射する。シリンドリカルレンズ104に入射した平行光束は、主走査断面内においては略平行光束のままの状態で、副走査断面内においてのみ集束する光束として出射し、回転多面鏡105の反射面に線像として結像する。
回転多面鏡105の回転によって偏向走査された光束(走査光)は、fθ特性を有する結像光学素子であるfθレンズ106(fθレンズ106a,106b)を経て、感光ドラムの結像面上に結像する。結像面上に結像する点像、いわゆるスポットは、回転多面鏡105を回転させることで、感光ドラム上を走査する。このような主走査と、感光ドラムがその回転軸周りに回転することによる副走査を伴って、記録媒体である感光ドラム上に画像記録が行われる。
また、fθレンズ106a,106bなどの光学部品や回転多面鏡105の反射面が汚れると、光量の低下などによって画像に影響が生じる。そのため、外部からホコリが進入しないように、光学装置内はカバー部材150により密封されている。特に、回転多面鏡105の外周速が速いほど回転多面鏡105の反射面の汚れは顕著に現れるため、密閉度を増す必要がある。
また、図7に示すように、コリメータレンズ102、シリンドリカルレンズ104、回転多面鏡105およびfθレンズ106は、光学箱152内に配置される。そして、カバー部材150によって光学箱152の開口部が覆われるように、カバー部材150が光学箱152にネジ153で固定され、光学箱152の内部が密閉される(特許文献1参照)。
次に、上述のように構成された光学走査装置を複数用いて、複数の感光ドラム上に、それぞれの色の画像情報を記録し、カラー画像を形成するカラー画像形成装置について説明する。図8にカラー画像形成装置を示す。
この装置は、光学走査装置100と、感光ドラム121〜124および現像装置131〜134と、搬送ベルト141とを有する。光学走査装置100は、C(シアン),M(マゼンダ),Y(イエロー),B(ブラック)の各色に対応して設けられており、それぞれ感光ドラム121,122,123,124上に画像信号に応じた走査光を照射して潜
像を形成する。そして、これらの潜像を現像装置131〜134によって各色のトナーにより現像し、現像された各トナー像を搬送ベルト141上のシート材に転写することで、カラー画像を高速に印字するものである。
複数の光学走査装置と複数の像担持体とを組み合わせてカラー画像の形成を行う、高速対応の画像形成装置の場合においては、温度変化が発生すると、それぞれの色の間における走査線のずれが発生し、高精細カラー画像の形成において問題となる。特に、近年のカラープリンタの画像品質の向上が進む中、各色間の走査線のずれを低減することは以前にも増して非常に重要である。
そこで、図9および図10に示すような偏向装置や結像レンズなどの光学素子を収納した光学箱200をカバー部材210により覆った光学走査装置において、特許文献2に記載したような技術が提案されている。
すなわち、特許文献2においては、外部の振動や熱変形によって発生する光学箱200に対するカバー部材210の引っ張り合いが生じることを回避し、光学素子の姿勢や位置の変化を抑制することを目的としている。そのために、光学箱200およびカバー部材210の2部材間の締結手段が、2部材間を全方位で完全に締結固定しない段付きネジ220にスプリング230などの弾性部材を挟んで螺合する締結構成が採用されている。
特開平11−034392号公報 特開2006−150687号公報
しかしながら、特許文献1に記載されているような、上述したカバー部材を光学箱にネジで固定して光学箱内部を密閉した光学走査装置においては、次のような問題がある。
すなわち、特許文献1においては、結像レンズなどの光学部品の位置調整をして走査線形状を補正した後にカバー部材を光学箱にネジ締めをしている。そのため、光学部品を収納している光学箱に歪を発生させ、光学部品の姿勢や調整位置がずれてしまい、走査線形状を変形させ色ずれを発生させる可能性がある。
また、特許文献2に記載されているような、線膨張係数の異なる部材の間に弾性部材を設ける方法では、追加すべき部品が発生し、部品コストや組み立てコストのアップにつながる。
したがって、この発明の目的は、走査光を結像する結像手段の位置を安定して保持することができ、これによって、画像品質を向上させることができる光学走査装置および画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、この発明は、
光源から出射されたレーザ光を偏向走査する偏向手段と、
前記偏向手段によって偏向走査された前記レーザ光を像担持体上に結像するための結像手段と、
前記偏向手段および前記結像手段を収容する光学箱と、
前記光学箱に収容された前記偏向手段および前記結像手段を覆うカバー部材と、
前記光学箱に挿入されて固定され、前記光学箱との間に前記カバー部材を配置することで前記光学箱に対する前記カバー部材の移動を規制する第1規制部材及び第2規制部材と、
を有する光学走査装置において、
前記第1規制部材の挿入方向に関して、前記カバー部材が前記第1規制部材及び前記光学箱に挟まれ当接した第1規制部と、
前記第2規制部材の挿入方向に関して、前記カバー部材が前記第2規制部材と前記光学箱との間を移動可能である第2規制部と、
が設けられており、
前記光学箱の前記第2規制部に対応する位置には、前記第2規制部材の挿入方向において前記カバー部材より突出し、前記第2規制部材と当接する凸部が形成されていることを特徴とするものである。
以上説明したように、この発明によれば、走査光を結像する結像手段の位置を安定して保持することができ、画像品質を向上させることができる。
以下、この発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施形態の全図においては、同一または対応する部分には同一の符号を付す。また、この実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(第1の実施形態)
まず、この発明の第1の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。図1に、本発明の実施形態における互いに同一構成の光学走査装置16a,16bの内部を示す。
図1に示すように、この第1の実施形態においては、Z方向上下に配設された半導体レーザ30K,30Mから出射されたレーザ光3K,3Mは、まず、コリメータレンズ31K,31Mおよびシリンドリカルレンズ32を透過する。その後、このレーザ光3K,3Mは、回転多面鏡21の同一反射面22に入射する。回転多面鏡21はスキャナモータ23によって高速に回転駆動され、入射したレーザ光3K、3Mを同方向に偏向走査する。ここで、回転多面鏡21およびスキャナモータ23は偏向手段を構成している。偏向走査されたレーザ光3Kは、第1fθレンズ20を通過し、反射光学素子としての反射ミラー25によって反射された後、第2fθレンズ24Kを通過し、反射ミラー26により、感光ドラム上に集光および走査して静電潜像を形成(結像)する。ここで、第1fθレンズ20および第2fθレンズ24Kは結像手段を構成している。
また、偏向された第2のレーザ光3Mは、第1fθレンズ20および第2fθレンズ24Mを通過した後、反射光学素子としての反射ミラー27によって反射され、感光ドラム上に集光、走査して静電潜像を形成する。上述した回転多面鏡21やスキャナモータ23、さらに反射ミラー26,27、第1fθレンズ20、第2fθレンズ24K,24Mなどの光学部品は、樹脂製の光学箱29の所定位置に配置され、内包される。
また、図1に示すように、同期検知装置を構成する受光素子34は、2つのレーザ光3のうちのいずれか一方のレーザ光3を検知可能な位置に配設されている。この受光素子34から得られる同期信号がレーザ駆動基板(図示せず)に伝達されることによって半導体レーザ30K,30Mの変調タイミングが決定され、感光体の所望の位置に画像を形成することができる。
図2に、この第1の実施形態によるカラー画像形成装置15、第1の光学走査装置16aおよび第2の光学走査装置16bを示す。これらの光学走査装置16a,16bは、それぞれ互いに同一の構成を有する光学走査装置である。この第1の実施形態においては、まず第1の光学走査装置16aおよび第2の光学走査装置16bから、それぞれの画像情報に基づいて光変調されたレーザ光3C,3Y,3M,3Kを出射する。そして、これらのレーザ光3C,3Y,3M,3Kは、対応する像担持体としての感光体1C,1Y,1M,1K面上に照射され、照射位置に静電潜像が形成される。この静電潜像は、一次帯電器2C,2Y,2M,2Kによってそれぞれ一様に帯電された感光体1C,1Y,1M,1K面上に形成される。そして、静電潜像は、現像器4C,4Y,4M,4Kによって、それぞれシアン、イエロー、マゼンタ、ブラックの画像に可視像化される。その後、転写
ローラ5C,5Y,5M,5Kによって、転写ベルト7上を搬送される紙などの転写材8(シート材)に順に転写されることによってカラー画像が形成される。
この転写材8は、給紙トレイ9上に積載されており、給紙ローラ10によって1枚ずつ順に給紙され、レジストローラ11によって画像の書き出しタイミングに同期がとられて転写ベルト7上に送り出される。転写ベルト7上を精度よく搬送されている間に感光体1C,1Y,1M,1Kの面上に形成されたシアンの画像、イエローの画像、マゼンダの画像、ブラックの画像が順に転写材8上に転写されてカラー画像が形成される。駆動ローラ12は、転写ベルト7の送りを精度よく行っており、回転ムラの小さな駆動モータ(図示しない)に接続されている。カラー画像が形成された転写材8は定着器13によって熱定着された後、排紙ローラ14によって排出される。
(光学走査装置のカバー部材)
次に、この第1の実施形態による光学走査装置のカバー部材の取り付け構造について詳しく説明する。なお、この取り付け構造を採用することによる効果を上述した図7に示す従来技術による課題を挙げつつ説明する。図7は、従来技術によるカバー部材の取り付け構造を示す。
図7に示すように、従来技術においては、fθレンズ106(106a,106b)などの光学部品や回転多面鏡105が汚れると、光量の低下などにより画像に影響が生じる。そのため、外部からホコリなどが侵入しないように、光学装置内においては、複数の箇所でネジ153を用いて光学箱152にカバー部材150を固定する構造が採用される。ここで、カバー部材150は、光学箱152に配設された回転多面鏡105やfθレンズ106を覆う構成となっている。
また、図3に図7中のY−Y線に沿った断面を示す。なお、図3においては昇温状態の様子である。偏向器や光源ユニットなどの駆動により熱が発生すると、それらを収納している部材や、それらに隣接している部材の熱膨張が起こる。ここで、カバー部材150の線膨張係数が約8.0×10-5(1/K)であるのに対し、光学箱152の線膨張係数がカバー部材150における約半分の約4.0×10-5(1/K)である。そのため、カバー部材150の変形量141と光学箱152の変形量140に差が生じ、図3に示すような変形が生じる。この変形によってfθレンズ106bなどの光学部品が動いてしまうため、安定した光走査を行うことができないという問題が生じる。
図4および図5に、この第1の実施形態によるカバー部材の取り付け構造を示す。この第1の実施形態においては、ネジ40を用いて、カバー部材19を光学箱29に複数箇所固定する。ネジ40の固定領域50は、第1のネジ固定部50aと第2のネジ固定部50bとを有している。
図5Aに示すように、第1のネジ固定部50aにおいては、カバー部材19に設けた貫通穴41と光学箱29に設けたネジ穴51とが一致される。そして、固定部材としてのネジ40を、上方から貫通穴41およびネジ穴51を通し、その締結力によってカバー部材19が光学箱29に取り付けられる。すなわち、図5Bに示すように、ネジ40のネジ頭の下方には、カバー部材19と光学箱29とが設けられることになり、ネジ40のネジ頭の下面とカバー部材19との接触面44が設けられる。
また、図4および図5Cに示すように、第2のネジ固定部50bにおいては、光学箱29から突出した凸部52が設けられているとともに、光学箱29に凸部52と同軸のネジ穴53が設けられている。ネジ40は、凸部52およびネジ穴53を通って光学箱29に締結される。このとき、図5Dに示すように、凸部52の上面にネジ40のネジ頭の下面
43が接触して、ネジ40のネジ頭の下面43とカバー部材19の上面との間に隙間Aが形成される。この隙間Aは、カバー部材19や光学箱29の寸法バラツキ公差を考慮して、具体的には0.2〜0.3mm程度に設定される。
また、カバー部材19と光学箱29との位置決めは、固定領域としてのネジの固定箇所のうちの少なくとも1箇所において、凸部52がカバー部材19の貫通穴42に嵌合されて行われる。
この第1の実施形態においては、カバー部材19および光学箱29の固定は、主に第1のネジ固定部50aによって行われる。他方の第2のネジ固定部50bでは、カバー部材19に対してネジ40のスラスト方向(矢印B方向、ネジの挿抜方向)に向けてネジ40による締結力が作用しないようにする機能を有する。
また、カバー部材19と光学箱29とを締結している箇所は、第1のネジ固定部50aによる締結のみである。これにより、昇温によってカバー部材19と光学箱29とに熱膨張が生じた場合、第2のネジ固定部50bにおいて、カバー部材19が光学箱29に対してネジ40のスラスト方向にずれることが可能となっている。すなわち、第2のネジ固定部50bにおけるずれが許容されている。そして、熱膨張などによるネジ40のスラスト方向へのカバー部材19の変形を許容しつつ、カバー部材19を光学箱29に対して固定している。
すなわち、この第1の実施形態によれば、第2のネジ固定部50bにおいてカバー部材19に対してネジ40のスラスト方向にネジ40による力が作用しないようにしている。この構成によって、カバー部材19の光学箱29に対するネジ締めによって発生する光学走査装置の歪を、低減させることができる。さらに、光学走査装置の温度変化が発生した場合でも、線膨張係数の異なるカバー部材19と光学箱29との間の引き合いを低減し、光学素子の姿勢や位置の変動を小さくすることができる。
したがって、線膨張係数が異なることにより発生する変形(歪変形)を吸収することが可能となる。そして、感光体上に潜像形成するための装置として、この第1の実施形態による光学走査装置を画像形成装置に適用することによって、画像品質を向上させることが可能となる。特に、カラー画像形成装置に適用することにより、色ずれを抑制した画像形成が可能となる。
(第2の実施形態)
次に、この発明の第2の実施形態による光学走査装置について説明する。図6Aおよび図6Bに、第2の実施形態による光学走査装置の固定部を示す。なお、光学走査装置の基本的な構成は、上述した第1の実施形態におけると同様であるので、その説明を省略する。
図6に示すように、この第2の実施形態においては、カバー部材19の光学箱29に対する固定領域50のうちの少なくとも1箇所(例えば、固定部50c)で、例えばカバー部材19の一部を薄肉化している。すなわち、強度がカバー部材19内の他より低い領域48を設ける。そして、ネジ40の光学箱29に対する締結力によって、他より強度が低い領域48を弾性変形させる。このとき、ネジ40は、上方から、カバー部材19に設けられた貫通穴49と凸部52bとネジ穴54とを通って、光学箱29に締結される。
また、固定部50cにおいて、凸部52bは一部が開口したC型形状52cを設け、カバー部材19の貫通穴49はD型形状部49bを有する。カバー部材19は、C型形状52cとD型形状部49bとを対向させて光学箱29へ取り付けられ、D型形状部49bを
除く貫通穴49は、ネジ40のネジ頭の径よりも大きい径を有している。
この第2の実施形態においては、D型形状部49bを設けることによって、ネジ40とカバー部材19との接触部分をD型形状部49bのみに限定して、カバー部材19の変形箇所を制限している。これによって、カバー部材19の光学箱29に対するネジ締めにより生じる光学走査装置の歪を局所的な領域における歪に限定することができるので、光学走査装置全体の歪を低減させることができる。
また、強度が他より低い領域48は、凸部52bの上面とネジ40のネジ頭の下面とが接触するまで弾性変形する。この変形量は、凸部52bの上面の高さによって規制可能であり、凸部52bの高さを最適化することによって光学走査装置の歪量を制御することができる。
さらに、昇温によってカバー部材19と光学箱29に熱膨張が起こった場合、ネジ固定部50cにおいて、カバー部材19内の他より強度の低い領域が光学箱29に対して弾性変形可能となっている。そのため、光学箱29に対するカバー部材19の引っ張り度合いを低減することができる。したがって、線膨張係数が異なることにより生じる変形、いわゆる歪変形を吸収することができるので、光学素子の姿勢や位置の変動を小さくすることができる。
以上、この発明の実施形態について具体的に説明したが、この発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、この発明の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。例えば、上述の実施形態において挙げた数値はあくまでも例に過ぎず、必要に応じてこれと異なる数値を用いてもよい。
この発明の第1の実施形態による光学走査装置を示す斜視図である。 この発明の第1の実施例によるカラー画像形成装置を示す略線図である。 従来技術による光学走査装置における昇温に起因して生じる変形を説明するための図7のY−Y線に沿った断面の略線図である。 この発明の第1の実施形態に適応できるカバー部材の取り付け構造を示した図である。 この発明の第1の実施形態に適応できる第1のネジ固定部および第2のネジ固定部を説明した図である。 この発明の第2の実施形態に適応できる光学走査装置の固定部を説明した図である。 従来技術による光学走査装置について説明するための断面図である。 従来技術によるカラー画像形成装置を模式的に示す断面図である。 従来技術による光学走査装置を説明するための断面図である。 従来技術による操作光学装置を説明するための断面図である。
符号の説明
3,3C,3Y,3M,3K レーザ光
16a,16b 光学走査装置
19 カバー部材
20 第1fθレンズ
21 回転多面鏡
23 スキャナモータ
24K,24M 第2fθレンズ
29 光学箱
40 ネジ
41,42,49 貫通穴
52,52b 凸部
A 隙間

Claims (3)

  1. 光源から出射されたレーザ光を偏向走査する偏向手段と、
    前記偏向手段によって偏向走査された前記レーザ光を像担持体上に結像するための結像手段と、
    前記偏向手段および前記結像手段を収容する光学箱と、
    前記光学箱に収容された前記偏向手段および前記結像手段を覆うカバー部材と、
    前記光学箱に挿入されて固定され、前記光学箱との間に前記カバー部材を配置することで前記光学箱に対する前記カバー部材の移動を規制する第1規制部材及び第2規制部材と、
    を有する光学走査装置において、
    前記第1規制部材の挿入方向に関して、前記カバー部材が前記第1規制部材及び前記光学箱に挟まれ当接した第1規制部と、
    前記第2規制部材の挿入方向に関して、前記カバー部材が前記第2規制部材と前記光学箱との間を移動可能である第2規制部と、
    が設けられており、
    前記光学箱の前記第2規制部に対応する位置には、前記第2規制部材の挿入方向において前記カバー部材より突出し、前記第2規制部材と当接する凸部が形成されていることを特徴とする光学走査装置。
  2. 前記カバー部材の前記第2規制部に対応する位置には前記光学箱の凸部が嵌合する穴が形成され、前記光学箱の凸部が前記穴に嵌合することにより、前記光学箱と前記カバー部材との位置決めが行われることを特徴とする請求項記載の光学走査装置。
  3. シート材に画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段に対してレーザ光を照射する請求項1又は2記載の光学走査装置と、を有することを特徴とする画像形成装置。
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