JP2007304165A - 光学走査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】防塵ガラスを使用することなく、防塵性能の向上、組立性の向上、及び画像劣化の防止を実現する。
【解決手段】蓋22には、2枚目の走査レンズ15a,15bを透過した光が通るための開口部29と、2枚目の走査レンズ15a,15bの外形と類似したガイド23とが設けられ、弾性部材24は、蓋22のガイド23に沿って光学箱21と蓋22との間に介在し、2枚目の走査レンズ15a,15bの外形の略全周に対して2枚目の走査レンズ15a,15bを透過する光の光軸方向で当接している。
【選択図】図1

Description

本発明は、レーザービームプリンタやデジタル複写機等に用いられる光学走査装置に関するものである。
従来、レーザービームプリンタやデジタル複写機等に用いられる光学走査装置においては、画像信号に応じて光変調されて光源から出射された光束を、光偏向器によって周期的に偏向走査させ、結像光学系によって感光ドラム上の結像面にスポット状に集束させる。ここで、光偏向器としては、例えば回転多面鏡等が挙げられる。また、結像光学系はfθ特性を有している。
結像面上のスポットは、偏向器による主走査と、感光ドラムの回転による副走査に伴って静電潜像を形成し、画像記録を行っている。
図14は従来例による光学走査装置100を示すもので、光源101から放射した発散光束はコリメータレンズ102によって略平行光束とされ、絞り103によって光束の光量を調整し、副走査方向にのみ屈折力を有するシリンドリカルレンズ104に入射する。
シリンドリカルレンズ104に入射した平行光束は、主走査断面内においてはそのまま略平行光束の状態で、副走査断面内においてのみ集束する光束として出射し、回転多面鏡105の反射面105aに線像として結像する。
回転多面鏡105の回転によって偏向走査された光束は、fθ特性を有する結像光学素子であるfθレンズ106を経て感光ドラム120の結像面上に結像する。結像面上に結像された点像(スポット)は、回転多面鏡105を図14に示す矢印A方向に回転させることで、感光ドラム120上を図14に示す矢印B方向に走査する。このような主走査と、感光ドラム120がその回転軸周りに回転することによる副走査を伴って、記録媒体である感光ドラム120上に画像記録を行っている。
また、fθレンズ106(106a,106b)等の光学部品や回転多面鏡105の反射面105aが汚れると光量の低下等により画像に影響がでるため光学装置内は外部からホコリ等が進入しないよう図15に示す蓋150と密閉部材151により密封されている。
図15(a)は、図14に示される光学走査装置の上面図であり、図15(b)は断面図である。
特に回転多面鏡105の外周速が速いほど回転多面鏡105の反射面105aの汚れは顕著に現れるため、密閉度を増す必要がある。密閉度を増すために、例えば特許文献1に示されるように、fθレンズ106と感光ドラム120の間でハウジング152に図示しない防塵ガラスを設ける場合もある。
また、防塵ガラスのコストが高いことから特許文献2に示されるような低コストで行える密閉手段もある。図14中、コリメータレンズ102、シリンドリカルレンズ104、回転多面鏡105、fθレンズ106はハウジング152内に配置され、蓋150によりハウジング152を覆う。fθレンズ106b上部と蓋までの隙間は、例えば弾性のある軟質ウレタンフォーム(密度20kg/m〜60kg/m)等の弾性部材を密閉部材
151としてfθレンズ106bと蓋150間で適度に圧縮して閉じている。更なる密閉が必要な場合は、特許文献3に示されるようにfθレンズ106の上部だけでなく、fθレンズ106の下部、側面部も例えば弾性のある軟質ウレタンフォームで隙間を塞ぐ。
図16は、上記と同様の光学走査装置を複数個用いて、複数個の感光ドラム上に各色毎の画像情報を記録し、カラー画像を形成するカラー画像形成装置を説明するものである。
この装置は、4個の光学走査装置100と、それぞれ4個の感光ドラム121,122,123,124及び現像装置131,132,133,134と、搬送ベルト141を有する。
4個の光学走査装置100は、C(シアン)、M(マゼンダ)、Y(イエロー)、Bk(ブラック)の各色に対応するものである。そして各光学走査装置100は、それぞれ感光ドラム121,122,123,124上に画像信号を記録し、現像装置131,132,133,134によって現像して搬送ベルト141上のシート材等に転写することで、カラー画像を高速に印字するものである。
このようなカラー画像形成装置では複数の走査線を重ね合わせて画像形成を行うため、特に各色間の走査線ずれ(レジストレーションずれ)を少なくすることが重要である。
この走査線ずれを少なくする方法としては、例えば、特許文献4に示されるようにfθレンズを動かして、一定の値に走査線を調整する方法がある。そのfθレンズを調整する例として図17(a)に光学走査装置の上面図を、図17(b)に光学走査装置の正面図を示す。
走査線の調整として、例えば副走査方向の傾きはfθレンズ106bを付勢方向A,Bで調整を行い、主走査方向の片倍率はfθレンズ106bを付勢方向Cで調整を行う。そして調整後に例えば紫外線硬化型の接着剤でfθレンズ106bをハウジング152に固定する。fθレンズ106bを付勢することにより一定の値に走査線を調整することで、走査線を重ね合わせた後の各色間の走査線ずれを低減させている。
特開平5−60992号公報 特開2003−177344号公報 特開平10−232360号公報 特開2003−255245号公報 特開2000−193902号公報
しかしながら、上記のような従来技術の場合には、下記のような問題が生じていた。
特許文献4に示されるような、図17を用いて述べたfθレンズ106bを調整する光学走査装置は、特許文献5のように、fθレンズ106bでハウジング152の開口部を塞ぐことで光学走査装置内の密閉度を上げている。しかし、fθレンズ106bと、例えば樹脂の成形品であるハウジング152との間に0.3〜0.5mmの隙間があり、高い密閉度を必要とする光学走査装置においては、回転多面鏡105が汚れることとなり、画像劣化を引き起こす要因となる。
また、特許文献2、特許文献3で示されるような軟質ウレタンフォームを用いて光学走査装置を密閉する場合は、次のような問題点がある。すなわち、軟質ウレタンフォームが複数あり、組立性が良くないことと、蓋150を組み付ける際に軟質ウレタンフォームの
反力が発生し、fθレンズを動かすことで走査線を変動させてしまう。fθレンズが動くことで走査線が変動することは、カラー画像形成装置において、走査線を重ね合わせた後の各色間の走査線ずれを引き起こす要因となり、画像劣化となる。
本発明は上記したような事情に鑑みてなされたものであり、防塵ガラスを使用することなく、防塵性能の向上、組立性の向上、及び画像劣化の防止を実現することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明にあっては、
光源と、
前記光源から出射された光を偏向走査する偏向走査手段と、
前記偏向走査手段によって偏向走査された光を像担持体に結像させる結像手段と、
これらを備えた光学箱と、
前記光学箱に着脱可能な蓋部材と、
前記光学箱と前記蓋部材との間に介在する弾性部材と、
を有する光学走査装置において、
前記蓋部材には、前記結像手段を透過した光が通るための開口部と、前記結像手段の外形と類似したガイド部とが設けられ、
前記弾性部材は、前記蓋部材のガイド部に沿って前記光学箱と前記蓋部材との間に介在し、前記結像手段の外形の略全周のうち少なくとも主走査方向に対して前記結像手段を透過する光の光軸方向で当接していることを特徴とする。
本発明によれば、防塵ガラスを使用することなく、防塵性能の向上、組立性の向上、及び画像劣化の防止を実現することが可能となる。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための最良の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
本発明を適用できる実施例1について図1〜図5を用いて詳細に説明する。
図2は本発明を適用できる光学走査装置を備えた画像形成装置の模式断面図を示す。同図において、1Y,1M,1C,1Bkは等ピッチに配置された、各々の像担持体であり、本実施例では感光ドラムにより構成している。以下に、図2を用いて画像形成装置による画像形成動作について説明する。
本実施例においては、画像情報に基づいて各々光変調された各光束(レーザビーム)LY,LM,LC,LBkが光源より出射され、各々対応する感光ドラム1Y,1M,1C,1Bk面上を照射して静電潜像が形成される。
この潜像は、1次帯電器2Y,2M,2C,2Bkによって各々一様に帯電している感光ドラム1Y,1M,1C,1Bk面上に形成されている。そして、現像器4Y,4M,4C,4Bkによって各々、イエロー,マゼンダ,シアン,ブラックのトナー画像に可視像化され、転写ローラ5Y,5M,5C,5Bkによって転写ベルト8に重ね合わされて静電転写される。
この後、感光ドラム1Y,1M,1C,1Bk面上に残っている残留トナーはクリーナー6Y,6M,6C,6Bkによって除去されて、次のカラー画像を形成するために再度1次帯電器2Y,2M,2C,2Bkによって一様に帯電される。
上記転写材Pは、給送トレイ41上に積載されており、給送ローラ42によって1枚ずつ順に給送され、搬送ベルト7上に送り出される。
搬送ベルト7上を搬送されている間に、転写ベルト8面上に形成されたカラートナー画像が転写材P上に転写されてカラー画像が形成される。
転写材P上に形成されたカラー画像は定着器45によって熱定着されたのち、排出ローラ46などによって搬送されて装置外に出力される。
図3は本発明を適用できる光学走査装置の構成を説明するための斜視図である。
光源としての光源装置50a,50b,50c,50dから出射されたビーム(光束)は、偏向走査手段を構成する回転多面鏡12,18の異なる面に入射し、それぞれ異なる方向に走査される。
回転多面鏡12,18によって走査されたビームは、それぞれ次に示すようにして4つの感光ドラム上に走査光を結像している。すなわち、回転多面鏡12,18によって走査されたビームは、まず、1枚目の走査レンズ13a,13b,13c,13dを透過する。そして、感光ドラムピッチと同一ピッチであって、入射光束に対して略45°の角度で配置された折り返しミラー14a,14b,14c,14dによって方向を変えられる。その後、結像手段としての2枚目の走査レンズ15a,15b,15c,15dを透過し、4つの感光ドラム上に走査光を結像するものである。ここで、1枚目の走査レンズ13a,13b,13c,13d、折り返しミラー14a,14b,14c,14d、2枚目の走査レンズ15a,15b,15c,15dにより光学部材群が構成されている。
2枚目の走査レンズ15a,15b,15c,15dは、各色間の走査線ずれ(レジストレーションずれ)を少なくするために、例えば、図3に示す副走査方向A,Bに動かすことで、副走査方向の走査線を調整している。さらに、主走査方向Cに動かすことで、主走査方向の走査線を調整している。
2枚目の走査レンズ15a,15b,15c,15dは、調整後に接着剤等で光学箱21に固定される。本実施例では、2枚目の走査レンズ15a,15b,15c,15dの両端に設けられた固定部27の2箇所で固定されている。ここで、固定部27は、レンズ調整時において、次のような機能を果たしている。すなわち、2枚目の走査レンズ15a,15b,15c,15dを副走査方向A,B及び主走査方向Cに揺動可能に保持する保持部(調整補助部)としての機能を果たしている。また、副走査方向A,B及び主走査方向Cと略直交する方向に対しては位置決め部としての機能を果たしている。
光学走査装置は、ポリゴンミラー12,18を各々備えた偏向走査手段としての偏向器19,20を1つの光学箱21の同一平面上に備えている。さらに、光学走査装置は、その他の折り返しミラー14a,14b,14c,14dや走査レンズ13a,13b,13c,13d,15a,15b,15c,15d等の光学走査系(光学走査手段)の全てを樹脂等によって成型された光学箱21内に備えている。
そして、蓋部材としての蓋22を、2枚目の走査レンズ15a,15b,15c,15
dを透過した光の出射方向と略平行な方向から光学箱21に取り付け、図示しないビスやスナップフィット等の固定手段で固定することで光学走査装置内を密閉している。本実施例では、蓋22は樹脂で成形している。
図4は、蓋22と弾性部材24を示す図であり、図5は、弾性部材24が取り付けられた蓋22と、2枚目の走査レンズ15を示す図である。
図4に示すように、例えばウレタンフォーム等の弾性部材24は、光束が通るための開口部25が設けられた一体の(一体化した)部材である。
図5に示すように、蓋22には、開口部29とガイド23が設けられている。開口部29は、2枚目の走査レンズ15を透過した光束が通るためのものである。ガイド23は、開口部29の周囲で、2枚目の走査レンズ15と対向する方向に突出して設けられており、2枚目の走査レンズ15と対向する部分の形状は、2枚目の走査レンズ15の外形と類似している。そして、弾性部材24はガイド23に沿って両面テープ等の支持手段で取り付けられている。
図1は、蓋22が光学箱21に取り付けられた状態を示す図である。
弾性部材24は、図1に示すように、蓋22が光学箱21に取り付けられた状態で、光学箱21と蓋22との間に介在するもので、光学箱21に設けられた2枚目の走査レンズ15と、2枚目の走査レンズ15と対向する方向に設けられたガイド23との間に介在している。
そして、弾性部材24は、2枚目の走査レンズ15a,15b,15c,15dの全周と光軸方向Laで当接している。ここで、弾性部材24が、2枚目の走査レンズ15の全周と光軸方向Laで当接するということは、弾性部材24が当接する2枚目の走査レンズ15において弾性部材24の弾性変形により生ずる反力Fの方向が光軸と一致するということである。したがって、弾性部材24が当接することで2枚目の走査レンズ15に発生する反力Fの方向は、図3に示した副走査方向A,B及び主走査方向Cと略直交する方向となる。
これにより、2枚目の走査レンズ15と蓋22との隙間を無くすことで高い密閉度を実現することが出来、粉塵等の侵入を防止することが出来る。また、弾性部材24が当接することで発生する反力Fを、2枚目の走査レンズ15の位置を調整する方向と略直交方向に発生させることで、2枚目の走査レンズ15にかかる反力を軽減させ、2枚目の走査レンズ15の変形を抑制することができる。すなわち、反力による調整後の走査線変動を抑えることが出来る。
したがって、画像の劣化を防止することが可能となる。さらには、弾性部材24が一体で設けられているため、組立性すなわち組立時の作業性を向上することが出来る。
なお、本実施例においては、弾性部材24は、2枚目の走査レンズ15の全周と当接する場合について説明したが、これに限るものではない。図13は、弾性部材24の変形例を説明するための図である。図13に示すように、一体で設けられている弾性部材24は、2枚目の走査レンズ15の長手方向(主走査方向)と当接するものであればよい。弾性部材24が、2枚目の走査レンズ15の少なくとも長手方向に当接するものであれば、十分に粉塵等の侵入を防止する効果を得ることができる。
また、本実施例では、弾性部材24は、蓋22に設けられたガイド23に沿って取り付
けられているが、これに限るものではなく、光学箱21や2枚目の走査レンズ15に取り付けられるものであってもよい。
また、ガイド23においては、2枚目の走査レンズ15と対向する部分の形状が、2枚目の走査レンズ15の外形と類似するように設けられている。そして、本実施例では、図に示すように、光軸方向Laから見た場合に2枚目の走査レンズ15の外形を覆うように設けられている。ここで、外形と類似する形状とは、ガイド23に取り付けられた弾性部材24が、2枚目の走査レンズ15と光軸方向で当接することにより、上述した効果が得られる形状をいうものとする。
また、本実施例は、1つの光学走査装置で複数の感光ドラムに照射する例を示したがそれに限ったものではない。
図6及び図7に本発明を適用できる実施例2を示す。なお、実施例1と同様の構成部分については同一の符号を付して、その説明は省略する。
蓋22は、2枚目の走査レンズ15a,15b,15c,15dの外形と類似したガイド23が設けられ、ガイド23に沿って、弾性部材としてPET等のシート部材28を両面テープ等で固定する。
図7に蓋22が光学箱21に取り付けられた状態を示す。
シート部材28は、2枚目の走査レンズ15a,15b,15c,15dの全周と光軸方向Laで当接する。
本実施例では、弾性部材として、より安価な材料を用いることができるので、低コスト化を実現しつつ、高い密閉度を実現することが可能となる。
図8に本発明を適用できる実施例3を示す。図8は蓋22の斜視図である。なお、実施例1と同様の構成部分については同一の符号を付して、その説明は省略する。
蓋22には、2枚目の走査レンズ15a,15b,15c,15dの外形と類似したガイド23と、ガイド23の内側に弾性部材24の動き(可動範囲)を規制するリブ26が設けられている。リブ26は弾性部材24に設けられた開口部25と組み付けられることで光軸と直交する方向の位置決めを行ってもかまわない。
図9に蓋22が組み付けられた状態を示す。
リブ26は光軸Laを挟んで、かつ、走査レンズ15a,15b,15c,15dの外形に近接して配置されている。
これにより、実施例1で説明した効果に加えて、次のような効果を得ることが可能となる。すなわち、リブ26を設けることにより、弾性部材24を蓋22に貼り付ける際に誤ってビームを遮るような場合や、蓋22を光学箱21に組み付ける際に弾性部材24がねじれてビームを遮るような場合の作業時に発生する問題を防止することが出来る。
図10に本発明を適用できる実施例4を示す。図10は、蓋22に設けられたガイド2
3を説明する図である。なお、実施例1と同様の構成部分については同一の符号を付して、その説明は省略する。
蓋22は、2枚目の走査レンズ15a,15b,15c,15dの外形と類似したガイド23が、主走査方向でH部(レンズの端部)のガイド幅32よりG部(レンズの略中央部)のガイド幅31が長くなるように設けられている。例えば走査レンズ15a,15b,15c,15dが両端で光学箱21に固定される場合、走査レンズ15a,15b,15c,15dの略中央部であるG部付近は外力に対して歪み易くなる。ここで、ガイド幅31,32は、副走査方向において開口部29の両側に設けられたガイド23の二箇所の間隔である。
蓋22が光学箱21に組み付けられた状態におけるG部の断面を図11に、H部の断面を図12に示す。
2枚目の走査レンズ15a,15b,15c,15dとガイド23との距離は、G部で距離35と、H部で距離36となり、距離が長くなるG部では、H部と比べて弾性部材24の反力を低減させることが出来る。
これにより、実施例1で説明した効果に加えて、次のような効果を得ることが可能となる。すなわち、弾性部材24から発生する反力を、走査レンズ15a,15b,15c,15d内で局部的に軽減することで、走査レンズ15a,15b,15c,15dの変形を軽減することが出来、主走査方向の各色間の走査線ずれを低減することが出来る。
なお、本実施例においては、実施例3で説明したリブ26が設けられている場合について説明したが、実施例1のようにリブ26が設けられていない場合にも好適に適用することができる。
実施例1に係る光学走査装置を説明する図である。 実施例1に係る光学走査装置を説明する図である。 実施例1に係る光学走査装置を説明する図である。 実施例1に係る光学走査装置を説明する図である。 実施例1に係る光学走査装置を説明する図である。 実施例2に係る光学走査装置を説明する図である。 実施例2に係る光学走査装置を説明する図である。 実施例3に係る光学走査装置を説明する図である。 実施例3に係る光学走査装置を説明する図である。 実施例4に係る光学走査装置を説明する図である。 実施例4に係る光学走査装置を説明する図である。 実施例4に係る光学走査装置を説明する図である。 実施例1に係る光学走査装置において弾性部材の変形例を説明する図である。 従来例の光学走査装置を説明する図である。 従来例の光学走査装置を説明する図である。 従来例の光学走査装置の課題を説明する図である。 従来例の光学走査装置の課題を説明する図である。
符号の説明
1Y,1M,1C,1Bk 感光ドラム
15a,15b,15c,15d 2枚目の走査レンズ
19,20 偏向器
21 光学箱
22 蓋
23 ガイド
24 弾性部材
29 開口部
50a,50b,50c,50d 光源装置

Claims (4)

  1. 光源と、
    前記光源から出射された光を偏向走査する偏向走査手段と、
    前記偏向走査手段によって偏向走査された光を像担持体に結像させる結像手段と、
    これらを備えた光学箱と、
    前記光学箱に着脱可能な蓋部材と、
    前記光学箱と前記蓋部材との間に介在する弾性部材と、
    を有する光学走査装置において、
    前記蓋部材には、前記結像手段を透過した光が通るための開口部と、前記結像手段の外形と類似したガイド部とが設けられ、
    前記弾性部材は、前記蓋部材のガイド部に沿って前記光学箱と前記蓋部材との間に介在し、前記結像手段の外形の略全周のうち少なくとも主走査方向に対して前記結像手段を透過する光の光軸方向で当接していることを特徴とする光学走査装置。
  2. 前記結像手段は、前記結像手段を透過する光の光軸と直交する方向において位置調整可能であることを特徴とする請求項1記載の光学走査装置。
  3. 前記蓋部材は、前記開口部と前記ガイド部との間の少なくとも一部領域で、前記結像手段と対向する方向に突出して設けられ、前記弾性部材の可動範囲を規制するリブを備えることを特徴とする請求項1記載の光学走査装置。
  4. 副走査方向において前記開口部を挟むように前記開口部の両側に設けられた前記ガイド部の二箇所の間隔が主走査方向の位置によって異なることを特徴とする請求項1記載の光学走査装置。
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