JP6887823B2 - 光走査装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、それらの複合機等の画像形成装置に用いられる光走査装置、及びその光走査装置を備える画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置に用いられる光走査装置としては、次のような構成を備える光走査装置が周知である。即ち、光源から出射される光ビームを回転多面鏡により偏向し、偏向された光ビームをレンズやミラーなどの光学部品により感光体の感光面上に導くことによって、感光体上に潜像画像を形成する光走査装置である。
光走査装置内部には、半導体レーザーから出射されたレーザー光を偏向し走査するための、回転多面鏡を有する偏向器が設けられている。レーザー光を回転多面鏡により感光体上において走査させるとともに、感光体の動作に合わせて、半導体レーザーの発光、消灯が繰り返されることで、感光体上に所定の潜像画像が得られる。
光走査装置の一般的な構成として、同期センサによってレーザー光の発光タイミングの基準信号を得る構成が知られている。回転多面鏡により偏向、走査されたレーザー光が同期センサへ導かれるように構成し、同期センサから出力された信号をトリガとして、レーザーの発光タイミングが制御される。これにより、感光体上の所定の位置に画像が形成されるように制御される。また、光走査装置は、半導体レーザーと回転多面鏡との間にレーザー光のスポット形状を整形するためにレーザー光の一部を通過させる開口板(整形部材)を備えている。(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−113011号公報
しかしながら、同期センサに導くレーザー光の光路が半導体レーザーから回転多面鏡に向かうレーザー光の光路の近傍に位置する光路設計がなされた光走査装置において、次のような課題が生じる。レーザー光の一部を通過させる整形部材は回転多面鏡に極力近づけて配置することが望ましいが、整形部材を回転多面鏡に近づけて配置することによって、整形部材が同期センサに導くレーザー光の光路上に位置してしまい、同期センサに導くレーザー光の光路を整形部材が遮光してしまう。
本発明は、このような状況のもとでなされたもので、光源と回転多面鏡との間に配置されて光源から出射されたレーザー光の一部を通過させる開口を備える立設部が受光部に向かうレーザー光が遮光することのない光走査装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明は、以下の構成を備える。
(1)光走査装置であって、第1の感光体を露光するための第1のレーザー光を出射する第1の光源と、第2の感光体を露光するための第2のレーザー光を出射する第2の光源と、前記第1の光源から出射された前記第1のレーザー光を拡散光から平行光に変換する第1のコリメータレンズと、前記第2の光源から出射された前記第2のレーザー光を拡散光から平行光に変換する第2のコリメータレンズと、前記第1のコリメータレンズを通過した前記第1のレーザー光を集光するための第1の集光部と、前記第2のコリメータレンズを通過した前記第2のレーザー光を集光するための第2の集光部と、複数の反射面を有し、回転駆動される回転多面鏡であって、前記複数の反射面によって前記第1の集光部を通過した前記第1のレーザー光が前記第1の感光体を走査するように当該第1のレーザー光を偏向し、前記複数の反射面によって前記第2の集光部を通過した前記第2のレーザー光が前記第2の感光体を走査するように当該第2のレーザー光を偏向する回転多面鏡と、前記回転多面鏡により偏向された前記第1のレーザー光を受光することによって、前記第1のレーザー光の走査周期における画像データに基づく前記第1の光源が出射する前記第1のレーザー光の出射タイミングと前記第2の光源が出射する前記第2のレーザー光の出射タイミングとを決定するための同期信号を生成する受光部と、前記回転多面鏡を収容する筐体と、前記第1のコリメータレンズ及び前記第2のコリメータレンズと前記回転多面鏡との間において前記筐体に設けられた立設部と、を備え、前記第1の光源及び前記第2の光源は、前記回転多面鏡の回転軸線に直交し、前記複数の反射面と交差する仮想平面に対して互いに反対側に配置され、かつ、前記第1のレーザー光と前記第2のレーザー光とが同一反射面に入射し、前記反射面に入射する前記第1のレーザー光の光束の中心軸線と前記仮想平面とが0度より大きい角度をなし、前記第2のレーザー光の光束の中心軸線と前記仮想平面とが0度より大きい角度をなし、更に、前記回転軸線上から前記反射面に入射する前記第1のレーザー光の光束の中心軸線と前記第2のレーザー光の光束の中心軸線を見たときに前記第1のレーザー光の光束の中心軸線と前記第2のレーザー光の光束の中心軸線とが0度より大きい角度をなすように前記光走査装置に配置されており、前記立設部には、前記第1のコリメータレンズを通過して前記回転多面鏡に向かう前記第1のレーザー光を所定の幅のレーザー光に規定する開口であって前記第1の光源から出射されて前記回転多面鏡により偏向された前記第1のレーザー光を通過させる第1の開口と、前記第2のコリメータレンズを通過して前記回転多面鏡に向かう前記第2のレーザー光を所定の幅のレーザー光に規定する開口である第2の開口と、が形成され、前記受光部には前記回転多面鏡によって偏向されて前記第1の開口を通過した前記第1のレーザー光が入射することを特徴とする光走査装置。
(2)光走査装置であって、第1の感光体を露光するための第1のレーザー光を出射する第1の光源と、前記第1の光源から出射された前記第1のレーザー光を拡散光から平行光に変換するコリメータレンズと、前記コリメータレンズを通過した前記第1のレーザー光を集光するためのシリンドリカルレンズと、第2の感光体を露光するための第2のレーザー光を出射する第2の光源と、複数の反射面を有し、回転駆動される回転多面鏡であって、前記複数の反射面によって前記シリンドリカルレンズを通過した前記第1のレーザー光が前記第1の感光体を走査するように当該第1のレーザー光を偏向し、前記複数の反射面によって前記第2の光源から出射された前記第2のレーザー光が前記第2の感光体を走査するように前記第2のレーザー光を偏向する回転多面鏡と、前記回転多面鏡により偏向された前記第1のレーザー光を受光することによって、前記第1のレーザー光の走査周期における画像データに基づく前記第1の光源が出射する前記第1のレーザー光の出射タイミングと前記第2の光源が出射する前記第2のレーザー光の出射タイミングとを決定するための同期信号を生成する受光部と、前記回転多面鏡及び前記シリンドリカルレンズを収容する筐体と、前記筐体に設けられ、前記コリメータレンズを通過して前記回転多面鏡に向かう前記第1のレーザー光を所定の幅に規定する開口と前記回転多面鏡により偏向されて前記受光部に向かう前記第1のレーザー光との両方が通過する開口とが1つの開口として形成された開口部と、備えることを特徴とする光走査装置。
(3)前記(1)又は前記(2)に記載の光走査装置と、前記第1の光源から出射された前記第1のレーザー光により潜像が形成される前記第1の感光体と、前記第2の光源から出射された前記第2のレーザー光により潜像が形成される前記第2の感光体と、前記第1の感光体に形成された潜像をトナーにより現像しトナー像を形成する第1の現像手段と、前記第2の感光体に形成された潜像をトナーにより現像しトナー像を形成する第2の現像手段と、前記第1の現像手段により形成されたトナー像を被転写体に転写する第1の転写手段と、前記第2の現像手段により形成されたトナー像を被転写体に転写する第2の転写手段と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
本発明によれば、光源と回転多面鏡との間に配置されて光源から出射されたレーザー光の一部を通過させる開口を備える立設部が受光部に向かうレーザー光が遮光することのない光走査装置を提供することができる。
実施例の画像形成装置の概略断面図 実施例の光走査装置の全体斜視図 実施例の光走査装置の光源から回転多面鏡までの配置の要部を示す図 実施例の光走査装置の光源から回転多面鏡までの配置の要部を示す断面図 実施例の光走査装置の光源から回転多面鏡までの光路を示す斜視図 実施例のレーザー光の光路を示す断面図 実施例の発光点から出射されたレーザー光の光路を説明する図 実施例の複数の発光点から出射されたレーザー光の位置差を説明する図 実施例の感光ドラム上でのスポットの位置を示す図 実施例の各発光点の時間差を説明する図 実施例の回転多面鏡近傍を示す図 実施例の同期センサの構成と出力される信号を示す図 実施例の主走査絞りの構成を示す図
以下、本発明を実施するための形態を、実施例により図面を参照しながら詳しく説明する。なお、以下の説明において、回転多面鏡の回転軸線方向をZ軸方向、レーザー光の走査方向である主走査方向又はミラーの長手方向をY軸方向、Y軸及びZ軸に垂直な方向をX軸方向とする。
[画像形成装置の構成]
実施例の画像形成装置の構成を説明する。図1は、実施例のタンデム型のカラーレーザービームプリンタの全体構成を示す概略構成図である。このレーザービームプリンタ(以下、単にプリンタという)は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(Bk)の色毎にトナー像を形成する4基の作像エンジン10Y、10M、10C、10Bk(一点鎖線で図示)を備える。また、プリンタは、各作像エンジン10Y、10M、10C、10Bkからトナー像が転写される被転写体である中間転写ベルト20を備えている。中間転写ベルト20に多重転写されたトナー像は、記録媒体である記録シートPに転写されてフルカラー画像が形成されるように構成されている。以降、各色を表す符号Y、M、C、Bkは、必要な場合を除き省略する。
中間転写ベルト20は、無端状に形成され、1対のベルト搬送ローラ21、22にかけ回されており、矢印H方向に回転動作しながら各作像エンジン10で形成されたトナー像が転写されるように構成されている。また、中間転写ベルト20を挟んで一方のベルト搬送ローラ21と対向する位置には、2次転写ローラ30が配設されている。記録シートPは、互いに圧接する2次転写ローラ30と中間転写ベルト20との間に挿通されて、中間転写ベルト20からトナー像が転写される。中間転写ベルト20の下側には、前述した4基の作像エンジン10Y、10M、10C、10Bkが並列的に配設されており、各色の画像情報に応じて形成したトナー像を中間転写ベルト20に転写するようになっている(以下、1次転写という)。これら4基の作像エンジン10は、中間転写ベルト20の回動方向(矢印H方向)に沿って、イエロー用の作像エンジン10Y、マゼンタ用の作像エンジン10M、シアン用の作像エンジン10C及びブラック用の作像エンジン10Bkの順に配設されている。
また、作像エンジン10の下方には、各作像エンジン10に具備された被走査体である感光ドラム(感光体)50を画像情報に応じて露光する光走査装置40が配設されている。光走査装置40は、全ての作像エンジン10Y、10M、10C、10Bkに共用されており、各色の画像情報に応じて変調されたレーザー光(光ビーム)を出射する、光源である4基の半導体レーザー52(図4の52a参照)を備えている。また、光走査装置40は、回転駆動され高速回転してこれら4光路のレーザー光を感光ドラム50の回転軸線方向に沿って走査する回転多面鏡42を備えている(図2参照)。回転多面鏡42によって走査された各レーザー光は、光走査装置40内に設置された光学部材に案内されながら所定の経路を進む。そして、所定の経路を進んだ各レーザー光は、光走査装置40の上部に設けられた各照射口(図6の透明窓43a〜43d)を通して、各作像エンジン10の各感光ドラム50を露光する。
また、各作像エンジン10は、感光ドラム50と、感光ドラム50を一様な背景部電位にまで帯電させる帯電ローラ12と、を備える。更に、各作像エンジン10は、レーザー光の露光によって感光ドラム50上(被走査体上)に形成された静電潜像を現像してトナー像を形成する現像器13を備えている。現像器13は、感光体である感光ドラム50上に各色の画像情報に応じたトナー像を形成する。現像器13は、トナーとキャリアが混合された2成分現像剤を用いる方式である。現像器13は、経時変化に伴う現像剤の入れ換えのメンテナンスを省略するため、補給カートリッジ(不図示)からトナーとキャリアとが混合された現像剤を補給される。現像器13については、劣化した現像剤を自動的に排出する現像方式が用いられている。
各作像エンジン10の感光ドラム50に対向する位置には、中間転写ベルト20を挟むようにして1次転写ローラ15が配設されている。1次転写ローラ15は、所定の転写電圧が印加されることにより、感光ドラム50上のトナー像が中間転写ベルト20に転写される。
一方、記録シートPは、プリンタ筐体1の下部に収納される給紙カセット2からプリンタの内部、具体的には中間転写ベルト20と2次転写ローラ30とが当接する2次転写位置へ供給される。給紙カセット2は、プリンタ筐体1の側面からプリンタ筐体1の下部に押し込んでセットするように構成されている。プリンタ筐体1にセットされた給紙カセット2の上部には、給紙カセット2内に収容された記録シートPを引き出すためのピックアップローラ24及び給紙ローラ25が並設されている。また、給紙ローラ25と対向する位置には、記録シートPの重送を防止するリタードローラ26が配設されている。プリンタの内部における記録シートPの搬送経路27は、プリンタ筐体1の右側面に沿って略垂直に設けられている。プリンタ筐体1の底部に位置する給紙カセット2から引き出された記録シートPは、搬送経路27を上昇し、2次転写位置に対する記録シートPの突入タイミングを制御するレジストレーションローラ29へと送られる。その後、記録シートPは、2次転写位置においてトナー像が転写された後、搬送方向の下流側に設けられた定着器3(破線で図示)へと送られる。そして、定着器3によってトナー像が定着された記録シートPは、排出ローラ28を経て、プリンタ筐体1の上部に設けられた排出トレイ1aに排出される。
このように構成されたカラーレーザービームプリンタによるフルカラー画像の形成にあたっては、まず、各色の画像情報に応じて光走査装置40が各作像エンジン10の感光ドラム50を所定のタイミングで露光する。これによって各作像エンジン10の感光ドラム50上には、画像情報に応じた潜像画像が形成される。ここで、良質な画質を得るためには、光走査装置40によって形成される潜像画像が、感光ドラム50上の所定の位置に精度よく再現されたものでなければならない。
[光走査装置]
図2は光走査装置40の上蓋48(図6参照)を外し、光走査装置40内部の構成を上方から見た斜視図である。図3は、光源から出射されたレーザー光が回転多面鏡42の反射面に至るまでのレーザー光の光路を回転多面鏡42の回転軸線方向(+Z方向)から見た概略図、図4は、図3のD−D線における断面図であり要部を図示したものである。図5は光源ユニット51a〜51dから回転多面鏡42までの要部を図示した斜視図、図6は回転多面鏡42により偏向された後のレーザー光の光路を示す図である。光源ユニット51aから出射されたレーザー光と光源ユニット5bから出射されたレーザー光は、回転多面鏡42の同一反射面に入射する。光源ユニット51dから出射されたレーザー光と光源ユニット5cから出射されたレーザー光は、回転多面鏡42の同一反射面に入射する。
例えば、実施例では、1つの作像エンジン10に対して1つの光源ユニット51(図3の51a〜51d参照)が設けられている。具体的には、作像エンジン10Yには光源ユニット51aが対応し、作像エンジン10Mには光源ユニット51bが対応し、作像エンジン10Cには光源ユニット51cが対応し、作像エンジン10Bkには光源ユニット51dが対応する(図3参照)。以下の説明において、必要な場合を除き、作像エンジン10Y〜10Bkに対応する符号の添え字a〜dの記載を省略する。光源ユニット51は、光源ユニット51を駆動するレーザドライバ(不図示)とともに回路基板45に実装される。回路基板45は、筐体101の底面から立設した側壁面101dに取り付けられている。具体的には、2つの光源ユニット51a、51bは回路基板45aに実装され、2つの光源ユニット51c、51dは回路基板45bに実装される。第1の光源である光源ユニット51a及び第2の光源である光源ユニット51bから出射されるそれぞれのレーザー光の光路は、互いに主走査方向及び副走査方向において角度差を有するように回路基板45aに実装されている(図4参照)。2つの回路基板45a、45bは、図2に示すように筐体101の側壁面101dに取り付けられる。回路基板45aには後述する同期センサ67が実装されている。
光走査装置40の筐体101の内部には、回転多面鏡42、シリンドリカルレンズ65、光学レンズ60、反射ミラー62等が設置されている。光源ユニット51a、51bに対しては、シリンドリカルレンズ65aが設けられており、光源ユニット51c、51dに対しては、シリンドリカルレンズ65bが設けられている。また、光源ユニット51a、51bに対しては、立設部である主走査絞り66aが設けられており、光源ユニット51c、51dに対しては、主走査絞り66bが設けられている。以下、必要な場合を除き、符号65a、65b、66a、66bの添え字a、bは省略する。シリンドリカルレンズ65は、シリンドリカル面65−1を有している。
光源ユニット51は、半導体レーザー52と、コリメータレンズ53と、副走査絞り54とを有している。半導体レーザー52から出射されたレーザー光は拡散光であり、コリメータレンズ53によって拡散光から平行光に変換される。光源ユニット51から出射されたレーザー光は、主走査絞り66により規定される所定の幅を有する光線となる。レーザー光は、シリンドリカルレンズ65のシリンドリカル面65−1によって回転多面鏡42の反射面上に集光される。光源ユニット51から出射されるレーザー光の光束の中心軸(中心軸線)が、回転多面鏡42の回転軸と直交する仮想平面Sp(図中、濃い二点鎖線)に対して0度より大きい角度(角度α)となるように、光源ユニット51はそれぞれ配置されている。更に、2つの光源ユニット51は、仮想平面Spに対して互いに反対側に配置されている。2つの光源ユニット51から出射されるレーザー光の光束の中心軸間の最短距離は回転多面鏡42に近づくにつれて短くなる。なお、光束はレーザー光の進行方向に直交する面の断面である。図4には、光源ユニット51から出射されるレーザー光の光束の中心軸を一点鎖線で示している。仮想平面Spは、回転多面鏡42の複数の反射面と交差する。
図3〜図5では、光源ユニット51aから出射されたレーザー光の光路を光路90とし、光源ユニット51bから出射されたレーザー光の光路を光路91としている。また、光源ユニット51aから出射され回転多面鏡42により反射されて同期センサ67に向かうレーザー光の光路を光路93としている。
一方、光源ユニット51は、図3に示すように、回転多面鏡42に対して反射ミラー62の長手方向に直交する方向(左右方向ともいう)に対称に2つずつ配置されている。光源ユニット51は、回転多面鏡42による偏向点に向けて異なる角度となるよう配置されている。即ち、回転多面鏡42の回転方向について、2つの光源ユニット51から出射されるレーザー光の光束の中心軸間の角度が0度より大きい角度(角度β)となるように配置されている。2つの光源ユニット51から出射されるレーザー光の光束の中心軸間の最短距離は回転多面鏡42に近づくにつれて短くなる。角度βは、回転多面鏡42の回転軸線上からレーザー光の光束の中心軸線を視たときの角度である。
ここで、光源ユニット51から出射され、回転多面鏡42により偏向され、各感光ドラム50に照射されるレーザー光の光路について説明する。光走査装置40には、各レーザー光を感光ドラム50上へ案内し、結像させるための光学レンズ60a〜60f、反射ミラー62a〜62hが設置されている。図6を用いてレーザー光が光学レンズ60a〜60f、反射ミラー62a〜62hによって感光ドラム50に導かれる様子を説明する。図6は光学部品を取り付けた光走査装置40の全体像を示した概略断面図である。光源ユニット51aから出射された感光ドラム50Yに対応するレーザー光LYは、回転多面鏡42によって偏向され、光学レンズ60aに入射する。光学レンズ60aを通過したレーザー光LYは、光学レンズ60bに入射し、光学レンズ60bを通過した後、反射ミラー62aによって反射される。反射ミラー62aによって反射されたレーザー光LYは、透明窓43aを通過して感光ドラム50Yを走査する。
光源ユニット51bから出射された感光ドラム50Mに対応するレーザー光LMは、回転多面鏡42によって偏向され、光学レンズ60aに入射する。光学レンズ60aを通過したレーザー光LMは、反射ミラー62b、反射ミラー62cによって反射されて、光学レンズ60eに入射し、光学レンズ60eを通過した後、反射ミラー62dによって反射される。反射ミラー62dによって反射されたレーザー光LMは、透明窓43bを通過して感光ドラム50Mを走査する。
光源ユニット51cから出射された感光ドラム50Cに対応するレーザー光LCは、回転多面鏡42によって偏向され、光学レンズ60cに入射する。光学レンズ60cを通過したレーザー光LCは、反射ミラー62e、反射ミラー62fによって反射されて、光学レンズ60fに入射し、光学レンズ60fを通過したレーザー光LCは、反射ミラー62gによって反射される。反射ミラー62gによって反射されたレーザー光LCは、透明窓43cを通過して感光ドラム50Cを走査する。
光源ユニット51dから出射された感光ドラム50Bkに対応するレーザー光LBkは、回転多面鏡42によって偏向され、光学レンズ60cに入射する。光学レンズ60cを通過したレーザー光LBkは、光学レンズ60dに入射し、光学レンズ60dを通過した後、反射ミラー62hによって反射される。反射ミラー62hによって反射されたレーザー光LBkは、透明窓43dを通過して感光ドラム50Bkを走査する。以下の説明では、光学レンズ60a〜60dを総称して光学レンズ60と記し、反射ミラー62a〜62hを総称して反射ミラー62と記す。第1のレンズである光学レンズ60a、60cは、主走査方向に強く光学パワーを有するレンズである。第2のレンズである60b、60d、60e、60fは、副走査方向に強く光学パワーを有するレンズである。光学レンズ60は、図3で説明した角度βによる主走査方向の特性に応じて設計されている。
[筒部]
光走査装置40を小型化するため、光源ユニット51は筐体101の側壁面101dに取り付けられている。筐体101には、光源ユニット51を覆う筒部101bが設けられている。筒部101bは、コリメータレンズ53とシリンドリカルレンズ65との距離を取るために、図4に示すように、筐体101の内部に突出したトンネル形状として形成されている。筐体101には、光源ユニット51から出射されたレーザー光が通過する開口101cが設けられている。筐体101に設けられた開口101cは、トンネル形状の筒部101bを形成している。開口101cは、筐体101の内部側における筒部101bの先端に設けられている。筒部101bは、筐体101内部の防塵性を向上させるために、シリンドリカルレンズ65の近傍まで延伸されている。
[同期センサ67]
受光部である同期センサ67は、回転多面鏡42により偏向走査されたレーザー光が入射されたことに応じて同期信号(BD信号ともいう)を出力する。同期センサ67で生成されたBD信号は、光源ユニット51からレーザー光を出射するタイミングを決定するために用いられる。回転多面鏡42の反射面により反射されたレーザー光は、回転多面鏡42の回転に伴って、感光ドラム50上における画像形成開始前の領域、画像形成中の領域、画像形成終了後の領域、と走査される。ここで、画像形成開始前の領域とは、感光ドラム50上の主走査方向において、画像データに応じた潜像の形成が開始されるまでの領域である。画像形成中の領域とは、感光ドラム50上の主走査方向において、画像データに応じた潜像の形成が行われている領域である。画像形成終了後の領域とは、感光ドラム50上の主走査方向において、画像データに応じた潜像の形成が終了した後の領域である。
光源ユニット51aは、回転多面鏡42の回転軸線方向において、光源ユニット51bよりも筐体101の底面側に設けられている。本実施例では、同期センサ67は光源ユニット51aの略直上(真上)に配置されている。回転多面鏡42により偏向されたレーザー光は、主走査絞り66に形成された同期検知光通過部68を通過する。主走査絞り66に形成された同期検知光通過部68を通過したレーザー光は、レンズ部65−2(図5参照)を通過し、同期センサ67に入射する。同期検知光通過部68は、主走査絞り66aと一体化している。レンズ部65−2は、シリンドリカルレンズ65aと一体的に形成されている。光源ユニット51aから回転多面鏡42へ向かうレーザー光と、回転多面鏡42により反射され同期センサ67へ向かうレーザー光は、回転多面鏡42の回転軸線方向から見て重なっている。本実施例では、同期検知用の折り返しミラーを用いていないため、光走査装置40の大型化を招くことなく、また、他の光学部品と干渉することなく、レーザー光を同期センサ67に導き、同期センサ67から同期信号を得ることが可能となる。
光走査装置40の小型化に伴い、反射ミラー62等が密集して筐体101に配置されている。本実施例では、前述の角度α、βを有する場合には、光源ユニット51と角度αの方向にずれた位置に同期センサ67を配置する。これにより、同期センサ67に向かう光線の光路93が筐体101内の他の部品に妨げられることがなく、レーザー光の光路93を確保することが容易となる。
[主走査絞りの位置]
図7(a)は半導体レーザー52aから出射されたレーザー光がコリメータレンズ53aを通過した後のレーザー光を説明する図である。図7(a)は、回転多面鏡42の回転軸線方向(+Z方向)から見た図であり、図中両矢印は主走査方向に対応する方向を示す。半導体レーザー52aの発光点(発光素子)から出射されるレーザー光は放射光である。コリメータレンズ53aはレーザー光を平行光に変換する機能を有している。コリメータレンズ53aの焦点距離をFcolとする。図7(a)に示すように、レーザー光の強度中心線(太い実線)は、コリメータレンズ53aに入射するまではコリメータレンズ53aの光軸(破線)に平行である。レーザー光がコリメータレンズ53aに入射すると、コリメータレンズ53aに入射したレーザー光の強度中心線は、コリメータレンズ53aにより屈折されて焦点を通過する。そして、コリメータレンズ通過後のレーザー光のマージナル光線(細い実線)は強度中心線に平行となる。
図7(b)は、コリメータレンズ53aと回転多面鏡42との間に主走査絞り66aを配置した場合の主走査絞り66a(詳細には、後述する開口70a)を通過するレーザー光の光路を抽出して示した図である。主走査絞り66aを通過するレーザー光の光路は、次のように定義される。主走査絞り66aの中心を通過する光線(一点鎖線)を主光線と定義する。主光線は、強度中心線に平行な光線である。主走査絞り66aを通過するレーザー光の主光線の光路は、図7(b)に示すように、コリメータレンズ53aの光軸(破線)を法線とする平面と主走査絞り66の中心を通る主光線との交点と、発光点と、を結ぶ線(一点鎖線)である。そのため、主走査絞り66aを通過するレーザー光のマージナル光線の光路は、マージナル光線がコリメータレンズ53を通過した後は、図7(b)に示すように主光線に平行となる。
図8(a)、図8(b)は、主走査絞り66aの位置と、半導体レーザー52aが有する複数の発光点(LDm、LDn)から出射されるレーザー光の光路との関係を示す図である。図7と同様に、回転多面鏡42の回転軸線方向(+Z方向)から見た図である。図8(b)は、図8(a)に比べて、主走査絞り66aが回転多面鏡42により近い側に配置されている。図7(a)、図7(b)を用いて説明した方法で発光点LDmと発光点LDnからそれぞれ出射されるレーザー光の光路を定義する。図8(a)、図8(b)に示すように、主走査絞り66aが回転多面鏡42に近いほど、主走査方向に対応する方向における回転多面鏡42の反射面上でのレーザー光のスポット位置の差(ΔPa及びΔPb)が小さいことがわかる。
次に、主走査絞り66aを回転多面鏡42に極力近い位置に配置することの技術的意義を説明する。回転多面鏡42の所定の反射面をAとする。反射面Aが位置Ra(実線)にあるときの発光点LDmの主光線(一点鎖線)と発光点LDnの主光線(一点鎖線)の反射面A上における位置差はΔPaとなる。なお、図8に示すように、位置差は、光軸に直交する方向(主走査方向に対応する方向)における、発光点LDmの主光線と発光点LDnの主光線との差とする。微小時間Δtの間に回転多面鏡42が回転することにより反射面Aが位置Raから位置Rb(破線)に移動する。反射面Aが位置Rbにあるときの発光点LDmの主光線と発光点LDnの主光線の反射面A上における位置差はΔPbとなる。ここで、反射面Aが位置Raにあるときと位置Rbにあるときの、発光点LDnの主光線の反射面A上における位置差をΔab1とする。反射面Aが位置Raにあるときと位置Rbにあるときの、発光点LDmの主光線の反射面A上における位置差をΔab2とする。回転多面鏡42は反射面Aと光軸との交点を中心に回転しているわけではないので、Δab1≠Δab2である。そのため、ΔPa≠ΔPbとなる。即ち、回転多面鏡42の回転位相状態によって、回転多面鏡42の反射面A上における発光点LDmと発光点LDnの主光線の位置差が異なる。なお、回転多面鏡42の回転位相状態は、主走査方向におけるレーザー光のスポット位置に相当する。
図8(b)のように主走査絞り66aを回転多面鏡42に近づけて配置した場合、位置差ΔPa、ΔPbも位置差Δab1、Δab2も、図8(a)の場合に比べて小さくなっている。また、回転多面鏡42の回転による光走査装置40内部の昇温により、コリメータレンズ53aの焦点距離Fcolが微小に変化する。コリメータレンズ53aの焦点距離Fcolの変動によっても、回転多面鏡42の反射面A上における発光点LDmと発光点LDnの主光線の位置差が変動する。以上のことから、主走査絞り66aは、回転多面鏡42に近い位置に配置する方がよい。他の光源ユニット51b、51c、51d、主走査絞り66bについても同様である。
[発光タイミング]
図9(a)は、半導体レーザー52から出射され、回転多面鏡42の反射面Aで反射されたレーザー光が感光ドラム50上を主走査方向に走査されている様子を示す図である。図9(a)には、感光ドラム50上の走査線を拡大した図も示す。図9(a)において、SLD1は半導体レーザー52の発光点LD1から出射されたレーザー光が感光ドラム50上に形成するスポットを示している。SLD2は半導体レーザー52の発光点LD2から出射されたレーザー光が感光ドラム50上に形成するスポットを示している。SLD3は半導体レーザー52の発光点LD3から出射されたレーザー光が感光ドラム50上に形成するスポットを示している。SLD4は半導体レーザー52の発光点LD4から出射されたレーザー光が感光ドラム50上に形成するスポットを示している。図9(b)は、半導体レーザー52の4つの発光点LD1、LD2、LD3、LD4を示す。なお、発光点LD1は図8(a)等の発光点LDmに対応し、発光点LD4は図8(a)等の発光点LDnに対応する。
図9(a)に示すように、感光ドラム50上におけるレーザー光の各スポットの間隔をΔD(以下、スポット間隔という)とする。半導体レーザー52は、スポット間隔ΔDが画像形成装置の解像度相当となるように、工場での光走査装置40の組立て時にチップホルダを矢印f方向に回転させることによって調整される。半導体レーザー52のチップホルダの回転調整によって、各発光点LD1、LD2、LD3、LD4から出射されたレーザー光の感光ドラム50上におけるスポットの位置関係(露光位置関係)は図9(a)のようになる。なお、スポットSLD1とスポットSLD4の間隔をFとすると、スポット間隔ΔDはΔD=F/3と表される。
発光点LD1によって形成されるドットと発光点LD4によって形成されるドットの主走査方向のずれを抑制するためには、次のような制御が必要となる。即ち、BD信号を基準として、画像データに基づく発光点LD1の発光タイミングに対して発光点LD4の発光タイミングを遅延させる必要がある。発光点LD4の発光タイミングを遅延させるための時間(以下、遅延時間という)Tの理論値は、T=ΔS/Vsである。ここで、ΔSはスポットSLD1とスポットSLD4の主走査方向における位置差(以下、スポット位置差という)であり、Vsはレーザー光の感光ドラム50上における走査速度である。遅延時間Tは工場において測定装置を用いて求められる。
図10は、同期センサ67から出力されるBD信号と、各発光点LD1〜LD4の発光と消灯の様子を示す図である。BD信号の立下りから次のBD信号の立下りまでを1走査周期とする。図10に示すように、レーザー光の1走査周期中においてBD信号を基準として各発光点LD1〜LD4からレーザー光を出射するタイミング(以下、出射タイミングという)に差を設ける。これにより、各発光点LD1〜LD4によって形成されるドットの主走査方向における位置を合わせている。上述したように、発光点LD1の発光タイミングから発光点LD4の発光タイミングまでの遅延時間はTである。発光点LD1の出射タイミングに対する発光点LD2から発光点LD4の出射タイミングの差(遅延時間)はそれぞれ、T×1/3、T×2/3、Tとなる。BD信号の立下りから各発光点LD1〜LD4の出射タイミングまでの時間を、t1〜t4とする。BD信号の立下りから発光点LD2の出射タイミングまでの時間t2は、t1+T×1/3である。BD信号の立下りから発光点LD3の出射タイミングまでの時間t3は、t1+T×2/3である。BD信号の立下りから発光点LD4の出射タイミングまでの時間t4は、t1+Tである。
遅延時間Tは工場において測定装置を用いて求められる。測定装置は回転多面鏡42によって偏向されたレーザー光を受光する受光センサを備える。受光センサは、感光ドラム50の表面相当で、かつレーザー光の走査方向の所定の位置(例えば、感光ドラム50の中央部に相当する位置)に配置されている。測定装置によって求められる遅延時間Tは、主走査方向における受光センサが配置されている位置のスポット位置差に相当する。
しかし、図8で説明したように、主走査方向における発光素子間のスポット位置差はレーザー光の走査位置によって異なる。即ち、遅延時間Tは、主走査方向の全ての位置における発光素子間のスポット位置差を示す値でない。そのため、主走査絞り66を回転多面鏡42に極力近い位置に配置して、主走査方向の全ての位置における発光素子間のスポット位置差の変動を低減している。このように、主走査方向の全ての位置において発光点LDmによって形成されるドットと発光点LDnによって形成されるドットのずれを抑制することが必要となる。以上が、主走査絞り66を回転多面鏡42に近い位置に設置する理由である。
[回転多面鏡の面偏心]
回転多面鏡42は、例えば5つの反射面を有している。これら5つの反射面は加工上のばらつきにより、回転軸からの距離がそれぞれ異なる。これを面偏心という。図11は、回転多面鏡42の面偏心によりレーザー光の光路がずれた様子を示す図である。図11に示すように、回転多面鏡42に面偏心があるため、回転多面鏡42の回転に応じて反射面の位置が変化する。図11では回転多面鏡42の5つの反射面のうち3つの反射面を図示し、反射面A(実線)、B(破線)、C(点線)としている。
回転多面鏡42の反射面に対してレーザー光Sが斜めに入射すると、同じ光源からのレーザー光Sであっても、回転多面鏡42のどの反射面によって反射されるかにより、反射されたレーザー光が光学レンズ60の異なる領域を通過する。例えば、レーザー光Sが反射面Aで反射されると実線で示す光路A’を進む。レーザー光Sが反射面Bで反射されると破線で示す光路B’を進む。レーザー光Sが反射面Cで反射されると点線で示す光路C’を進む。このため、感光ドラム50の面上において、周期的に副走査方向の照射位置が変化する。周期的に副走査方向の照射位置が変化することによって走査線間の間隔が不均一となり、帯状の濃度ムラを有する画像不良(バンディング)が発生する。図11に示すように、反射面の法線(一点鎖線)に対するレーザー光Sの入射角度をαとすると、入射角度αが小さいほど、回転多面鏡42の面偏心の影響を小さく抑えることができる。
[同期センサ]
同期センサ67は、同期センサ67上をレーザー光のスポットが通過する際の出力変化に基づいてBD信号を出力する。図12(a)は同期センサ67の拡大図である。同期センサ67は例えば2つのフォトダイオード(以下、PDとする)PD1、PD2を有している。PD1、PD2は近接して配置されている。図12(a)中の矢印はレーザー光の走査方向を示し、走査方向を示す線上の○印はレーザー光のスポットを示す。レーザー光のスポットは、PD1、PD2が配置されていない領域からPD1上、PD2上を順に通過して、再びPD1、PD2が配置されていない領域に走査される。図12(a)上には、レーザー光の4つのスポットを示している。
図12(b)は、横軸に時間、縦軸にPD1、PD2の出力値を示すグラフであり、PD1の出力を実線で示し、PD2の出力を破線で示す。レーザー光のスポットは同期センサ67上をPD1側からPD2側へ通過する。PD1上にレーザー光のスポットがある際には、PD1の出力が増加し、PD2の出力に変化はない。レーザー光のスポットがPD1を抜けてPD2へ入射すると、PD1の出力が低下しPD2の出力が増加する。同期センサ67は、PD1とPD2の出力が逆転するタイミング(以下、クロスポイントという)をトリガとして、画像形成の基準となるBD信号を出力する。このように、同期センサに2つのPD1、PD2を用いることで、温度変化等の環境の影響を受けない安定したBD信号を出力することができる。
図12(c)は、図12(b)に示すPD1、PD2の出力に基づいて、信号が出力されるタイミングを示す図であり、横軸に時間、縦軸に出力電圧を示す。なお、実際に同期センサ67から出力されるBD信号は、図10に示すように、PD1とPD2のクロスポイントにおいて立下る信号である。
[主走査絞り]
図13は主走査絞り66aの構成を説明する図である。図13(a)は、回転多面鏡42側から主走査絞り66aを見たときの様子を示す図である。図13(b)は、図13(a)のE−E線における断面図であり、図中上側に光源ユニット51aが配置され、図中下側に回転多面鏡42が配置されている。図13(c)は、図13(a)のF−F線における断面図であり、図中左側に光源ユニット51aが配置され、図中右側に回転多面鏡42が配置されている。光源ユニット51aから出射されたレーザー光は、主走査絞り66aに設けられた開口70aを通過して回転多面鏡42に到達する。光源ユニット51bから出射されたレーザー光は、主走査絞り66aに設けられた第2の開口である開口70bを通過して回転多面鏡42に到達する。開口70a、70bの幅は略同じ幅となるように設けられており、開口70a、70bの幅を主走査絞り66aの幅といい、W1で表す。
主走査絞り66aには、光源ユニット51aから出射され、回転多面鏡42によって反射されたレーザー光を同期センサ67に導くための開口が設けられており、以下、同期検知光通過部68という。同期検知光通過部68の幅を、以下、W2とする。なお、開口70aと同期検知光通過部68が第1の開口に相当する。第1の開口である、開口70a及び同期検知光通過部68は、光源ユニット51aから出射されて回転多面鏡42に向かうレーザー光の一部を遮光し、かつ光源ユニット51aから出射され回転多面鏡42により反射され同期センサ67に向かう光を通過させる。また、角度α、βは、図3、図4等で説明した角度である。図12で説明したように、レーザー光のスポットが同期センサ67上を通過するために、主走査絞り66aの幅W1に対して、同期検知光(図4の光路93)が通過する領域である幅W2が大きくなるように通過孔が形成されている(W2>W1)。これにより、回転多面鏡42によって反射されたレーザー光が図12で説明した同期センサ67上を十分に走査できるように、レーザー光が通過する幅が確保される。
開口70aと同期検知光通過部68との間には分離部は設けられておらず、開口70aと同期検知光通過部68とで副走査方向に縦長の開口を形成している。一方、開口70bと同期検知光通過部68との間には遮光部69が設けられている。図8(a)等で説明したように、レーザー光のスポット位置差を可能な限り小さくするために主走査絞り66aを回転多面鏡42へ近づけると、角度αの影響により、入射光(光路90)と同期検知光(光路93)との距離が近接する(図4参照)。一方、図7(a)等で説明したように、主走査絞り66aは光源ユニット51a、51bから出射されたレーザー光の幅を規定するために設けられている。このため、開口70a、70bを分離している遮光部69が形成できなくなるまで主走査絞り66aを回転多面鏡42へ近づけることはできない。そのため、主走査絞り66aの開口70aと同期検知光通過部68とが同一の通過穴となる位置まで主走査絞り66aを近づける。これにより、光源ユニット51a、51bから出射されたレーザー光と、回転多面鏡42により反射され同期センサ67へ向かうレーザー光とが、いずれも安定した状態で走査又は入射されることが可能となる。
また、図13のような主走査絞り66aとすることで、入射光(光路90)と同期検知光(光路93)の距離が近接している微小なクリアランスに構造を配置するための、微小な製造工程を必要としない。本実施例では、例えば、主走査絞り66aを、2α<βを満足するような位置に配置する。なお、加工上の安定性を考慮して、2α>βとなるように構成してもよい。2α>βとなるように構成しても、開口70aと同期検知光通過部68とを同一の孔とすることが望ましい。主走査絞り66bについても同様である。
図13に示すように、開口70a、70b及び同期検知光通過部68は、回転多面鏡42に向かう方向に開口が広くなるように形成されている。開口70a、70b及び同期検知光通過部68の形状をこのように設計することで、主走査絞り66aを成型する際に回転多面鏡42側に型を抜くことができる。主走査絞り66bについても同様である。
なお、光源ユニット51c、51dから出射されたレーザー光は、主走査絞り66bによりスポットの形状が整形される。光源ユニット51cから出射されたレーザー光は、主走査絞り66bに設けられた開口70cを通過して回転多面鏡42に到達する(図5参照)。光源ユニット51dから出射されたレーザー光は、主走査絞り66bに設けられた開口70dを通過して回転多面鏡42に到達する(図5参照)。開口70c、70dの幅は、開口70a、70bと略同じ幅W1となるように設けられている。なお、開口70c、70dの幅は、それぞれの色に必要とされる幅を規定するために、開口70a、70bと異なる幅となるように設けられてもよい。
以上、本実施例によれば、画質を低下させることなく、光走査装置の小型化を実現することができる。
42 回転多面鏡
51a、51b 光源ユニット
66a 主走査絞り
67 同期センサ
68 同期検知光通過部
70a、70b 開口

Claims (18)

  1. 光走査装置であって、
    第1の感光体を露光するための第1のレーザー光を出射する第1の光源と、
    第2の感光体を露光するための第2のレーザー光を出射する第2の光源と、
    前記第1の光源から出射された前記第1のレーザー光を拡散光から平行光に変換する第1のコリメータレンズと、
    前記第2の光源から出射された前記第2のレーザー光を拡散光から平行光に変換する第2のコリメータレンズと、
    前記第1のコリメータレンズを通過した前記第1のレーザー光を集光するための第1の集光部と、
    前記第2のコリメータレンズを通過した前記第2のレーザー光を集光するための第2の集光部と、
    複数の反射面を有し、回転駆動される回転多面鏡であって、前記複数の反射面によって前記第1の集光部を通過した前記第1のレーザー光が前記第1の感光体を走査するように当該第1のレーザー光を偏向し、前記複数の反射面によって前記第2の集光部を通過した前記第2のレーザー光が前記第2の感光体を走査するように当該第2のレーザー光を偏向する回転多面鏡と、
    前記回転多面鏡により偏向された前記第1のレーザー光を受光することによって、前記第1のレーザー光の走査周期における画像データに基づく前記第1の光源が出射する前記第1のレーザー光の出射タイミングと前記第2の光源が出射する前記第2のレーザー光の出射タイミングとを決定するための同期信号を生成する受光部と、
    前記回転多面鏡を収容する筐体と、
    前記第1のコリメータレンズ及び前記第2のコリメータレンズと前記回転多面鏡との間において前記筐体に設けられた立設部と、
    を備え、
    前記第1の光源及び前記第2の光源は、
    前記回転多面鏡の回転軸線に直交し、前記複数の反射面と交差する仮想平面に対して互いに反対側に配置され、
    かつ、
    前記第1のレーザー光と前記第2のレーザー光とが同一反射面に入射し、前記反射面に入射する前記第1のレーザー光の光束の中心軸線と前記仮想平面とが0度より大きい角度をなし、前記第2のレーザー光の光束の中心軸線と前記仮想平面とが0度より大きい角度をなし、更に、前記回転軸線上から前記反射面に入射する前記第1のレーザー光の光束の中心軸線と前記第2のレーザー光の光束の中心軸線を見たときに前記第1のレーザー光の光束の中心軸線と前記第2のレーザー光の光束の中心軸線とが0度より大きい角度をなすように前記光走査装置に配置されており、
    前記立設部には、前記第1のコリメータレンズを通過して前記回転多面鏡に向かう前記第1のレーザー光を所定の幅のレーザー光に規定する開口であって前記第1の光源から出射されて前記回転多面鏡により偏向された前記第1のレーザー光を通過させる第1の開口と、前記第2のコリメータレンズを通過して前記回転多面鏡に向かう前記第2のレーザー光を所定の幅のレーザー光に規定する開口である第2の開口と、が形成され
    前記受光部には前記回転多面鏡によって偏向されて前記第1の開口を通過した前記第1のレーザー光が入射することを特徴とする光走査装置。
  2. 前記筐体は、前記回転多面鏡が設置される底面と、前記底面から立設し前記第1の光源と前記第2の光源とが取り付けられる側壁面と、を有し、
    前記第1の光源は、前記回転軸線の方向において、前記第2の光源よりも前記筐体の底面側に設けられており、
    前記受光部は、前記回転軸線の方向において、前記第1の光源の真上に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
  3. 前記第1の光源と前記受光部は、同一の回路基板に実装されていることを特徴とする請求項2に記載の光走査装置。
  4. 前記第2の光源は、前記回路基板に実装されていることを特徴とする請求項3に記載の光走査装置。
  5. 前記第1の開口は、前記回転多面鏡により反射され前記受光部に向かう前記第1のレーザー光が通過する領域の当該第1のレーザー光の走査方向の幅が、前記第1の光源から出射され前記回転多面鏡に向かう前記第1のレーザー光が通過する領域の前記走査方向の幅よりも広いことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の光走査装置。
  6. 前記立設部は、前記筐体と一体的に形成されていることを特徴とする請求項2から請求項5のいずれか1項に記載の光走査装置。
  7. 前記立設部は、前記第1の光源から出射されて前記反射面に入射する前記第1のレーザー光の光束の中心軸線と前記仮想平面とがなす角度及び前記第2の光源から出射されて前記反射面に入射する前記第2のレーザー光の光束の中心軸線と前記仮想平面とがなす角度をα、前記第1の光源から出射される前記第1のレーザー光の光束の中心軸線と前記第2の光源から出射される前記第のレーザー光の光束の中心軸線とがなす角度をβとすると、
    2×α<β
    の関係となるように、前記筐体に形成されることを特徴とする請求項6に記載の光走査装置。
  8. 前記第1のコリメータレンズ及び前記第2のコリメータレンズと前記立設部との間に設けられ、前記第1の集光部と前記第2の集光部とが形成されたレンズであるシリンドリカルレンズを備えることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の光走査装置。
  9. 記回転多面鏡により反射され前記受光部に向かう前記第1のレーザー光は、前記シリンドリカルレンズを通過して前記受光部に入射されることを特徴とする請求項に記載の光走査装置。
  10. 前記第1の光源及び前記第2の光源は、複数の発光点を有することを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の光走査装置。
  11. 光走査装置であって、
    第1の感光体を露光するための第1のレーザー光を出射する第1の光源と、
    前記第1の光源から出射された前記第1のレーザー光を拡散光から平行光に変換するコリメータレンズと、
    前記コリメータレンズを通過した前記第1のレーザー光を集光するためのシリンドリカルレンズと、
    第2の感光体を露光するための第2のレーザー光を出射する第2の光源と、
    複数の反射面を有し、回転駆動される回転多面鏡であって、前記複数の反射面によって前記シリンドリカルレンズを通過した前記第1のレーザー光が前記第1の感光体を走査するように当該第1のレーザー光を偏向し、前記複数の反射面によって前記第2の光源から出射された前記第2のレーザー光が前記第2の感光体を走査するように前記第2のレーザー光を偏向する回転多面鏡と、
    前記回転多面鏡により偏向された前記第1のレーザー光を受光することによって、前記第1のレーザー光の走査周期における画像データに基づく前記第1の光源が出射する前記第1のレーザー光の出射タイミングと前記第2の光源が出射する前記第2のレーザー光の出射タイミングとを決定するための同期信号を生成する受光部と、
    前記回転多面鏡及び前記シリンドリカルレンズを収容する筐体と、
    前記筐体に設けられ、前記コリメータレンズを通過して前記回転多面鏡に向かう前記第1のレーザー光を所定の幅に規定する開口と前記回転多面鏡により偏向されて前記受光部に向かう前記第1のレーザー光との両方が通過する開口とが1つの開口として形成された開口部と、
    備えることを特徴とする光走査装置。
  12. 前記1つの開口は前記第1のレーザー光が前記第1の感光体を走査する方向に対応する方向において前記1つの開口に入射する前記第1のレーザー光の両側の部分を遮ることにより前記第1のレーザー光の前記所定の幅を規定することを特徴とする請求項11に記載の光走査装置。
  13. 前記開口部は前記第2の光源から出射されて前記回転多面鏡に向かう前記第2のレーザー光が通過し、前記1つの開口とは異なる第2の開口を更に有し、
    前記第2の開口は前記第2のレーザー光が前記第2の感光体を走査する方向に対応する方向において前記第2の開口に入射する前記第2のレーザー光の両側の部分を遮ることにより前記第2のレーザー光を所定の幅のレーザー光に規定することを特徴とする請求項11又は請求項12に記載の光走査装置。
  14. 前記筐体は、前記回転多面鏡が設置される底面と、前記底面から立設し前記第1の光源と前記第2の光源とが取り付けられる側壁面と、を有し、
    前記第1の光源及び前記第2の光源は、
    前記第1のレーザー光と前記第2のレーザー光とが、前記回転多面鏡の回転軸線に直交し前記複数の反射面と交差する仮想平面に対して互いに角度をなして前記反射面に入射するように、前記仮想平面に関して互いに反対側に配置され、
    かつ、
    前記第1の光源から出射されて前記回転多面鏡に向かう前記第1のレーザー光の光路と前記第2の光源から出射されて前記回転多面鏡に向かう前記第2のレーザー光の光路とを前記回転軸線の方向において前記回転多面鏡よりも上方から見たときに、前記第1のレーザー光の光路と前記第2のレーザー光の光路とのなす角は0より大きい角度であることを特徴とする請求項11から請求項13のいずれか1項に記載の光走査装置。
  15. 前記第1の光源と前記受光部は、同一の回路基板に実装されていることを特徴とする請求項11から請求項14のいずれか1項に記載の光走査装置。
  16. 前記第2の光源は、前記回路基板に実装されていることを特徴とする請求項15に記載の光走査装置。
  17. 前記1つの開口は、前記回転多面鏡により反射され前記受光部に向かう前記第1のレーザー光が通過する領域の当該第1のレーザー光の走査方向の幅が、前記第1の光源から出射され前記回転多面鏡に向かう前記第1のレーザー光が通過する領域の前記走査方向の幅よりも広いことを特徴とする請求項11から請求項16のいずれか1項に記載の光走査装置。
  18. 請求項1から請求項17のいずれか1項に記載の光走査装置と、
    前記第1の光源から出射された前記第1のレーザー光により潜像が形成される前記第1の感光体と、
    前記第2の光源から出射された前記第2のレーザー光により潜像が形成される前記第2の感光体と、
    前記第1の感光体に形成された潜像をトナーにより現像しトナー像を形成する第1の現像手段と、
    前記第2の感光体に形成された潜像をトナーにより現像しトナー像を形成する第2の現像手段と、
    前記第1の現像手段により形成されたトナー像を被転写体に転写する第1の転写手段と、
    前記第2の現像手段により形成されたトナー像を被転写体に転写する第2の転写手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
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