JP6624779B2 - 走査光学装置、画像形成装置及び補正方法 - Google Patents
走査光学装置、画像形成装置及び補正方法 Download PDFInfo
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Description
(2)前記被走査面を表面に有する感光体と、前記(1)に記載の走査光学装置と、前記走査光学装置を制御して前記被走査面上に潜像を形成させる制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記記憶手段から読み出した前記第1補正走査時間、前記第2補正走査時間、前記第1照射位置、前記第2照射位置、前記第3照射位置に基づいて、前記レーザ光が前記被走査面を走査する走査時間を設定することを特徴とする画像形成装置。
(3)レーザ光を出射する光源と、前記光源から出射されたレーザ光を偏向し、円弧面である被走査面に照射されたレーザ光のスポットを主走査方向に移動させ走査線を形成する偏向手段と、を備える走査光学装置であって、前記走査線を形成するために前記光源から出射されるレーザ光が前記被走査面を走査する、前記主走査方向の倍率誤差を補正するための補正走査時間である第1補正走査時間、前記主走査方向の倍率誤差を補正するための補正走査時間である第2補正走査時間を記憶した記憶手段を備え、平面上の前記主走査方向における一端側である第1位置、中央である第2位置、他端側である第3位置で前記レーザ光は測定され、前記第1位置に対応する前記主走査方向に直交する副走査方向における前記レーザ光の第1照射位置は、前記平面上の前記第1位置で測定された第1測定結果と前記被走査面の前記円弧面の半径とに基づき求められ、前記第2位置に対応する前記主走査方向に直交する前記副走査方向における前記レーザ光の第2照射位置は、前記平面上の前記第2位置で測定された第2測定結果と前記被走査面の前記円弧面の半径とに基づき求められ、前記第3位置に対応する前記主走査方向に直交する前記副走査方向における前記レーザ光の第3照射位置は、前記平面上の前記第3位置で測定された第3測定結果と前記被走査面の前記円弧面の半径とに基づき求められ、前記第1補正走査時間は、前記主走査方向の倍率誤差を補正するように、前記平面上の前記第1位置から前記第2位置までで測定された第1測定走査時間と前記第1照射位置とに基づき求められ、前記第2補正走査時間は、前記主走査方向の倍率誤差を補正するように、前記平面上の前記第2位置から前記第3位置までで測定された第2測定走査時間と前記第3照射位置とに基づき求められることを特徴とする走査光学装置。
(4)前記被走査面を表面に有する感光体と、前記(3)に記載の走査光学装置と、前記走査光学装置を制御して前記被走査面上に潜像を形成させる制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記記憶手段から読み出した前記第1補正走査時間、前記第2補正走査時間を設定することを特徴とする画像形成装置。
(5)円弧面である像担持体と、レーザ光を出射する光源と、前記光源から出射されたレーザ光を偏向し主走査方向に走査する偏向手段と、前記偏向手段により偏向されたレーザ光を前記像担持体に導く光学部材と、を有し、入力された画像データを画像クロックに同期させて処理することにより生成された画像信号に応じた潜像を前記像担持体に形成する走査光学装置と、前記走査光学装置を制御して前記像担持体上に前記潜像を形成させる制御手段と、を備え、前記走査光学装置は、平面上の前記主走査方向における一端側である第1位置、中央である第2位置、他端側である第3位置で測定された前記レーザ光の測定結果から求まる、前記主走査方向の倍率誤差を補正するための補正走査時間である前記第1位置から前記第2位置までの前記レーザ光の第1補正走査時間、前記主走査方向の倍率誤差を補正するための補正走査時間である前記第2位置から前記第3位置までの前記レーザ光の第2補正走査時間、及び前記第1位置、前記第2位置、前記第3位置に対応する前記主走査方向に直交する副走査方向における前記レーザ光の第1照射位置、第2照射位置、第3照射位置を記憶した記憶手段を有し、前記第1照射位置は、前記平面上の前記第1位置で測定された第1測定結果と前記像担持体の前記円弧面の半径とに基づき求められ、前記第2照射位置は、前記平面上の前記第2位置で測定された第2測定結果と前記像担持体の前記円弧面の半径とに基づき求められ、前記第3照射位置は、前記平面上の前記第3位置で測定された第3測定結果と前記像担持体の前記円弧面の半径とに基づき求められ、前記第1補正走査時間は、前記主走査方向の倍率誤差を補正するように、前記平面上の前記第1位置から前記第2位置までで測定され第1測定走査時間と前記第1照射位置とに基づき求められ、前記第2補正走査時間は、前記主走査方向の倍率誤差を補正するように、前記平面上の前記第2位置から前記第3位置までで測定された第2測定走査時間と前記第3照射位置とに基づき求められ、前記制御手段は、前記記憶手段から読み出した前記第1補正走査時間、前記第2補正走査時間、前記第1照射位置、前記第2照射位置、前記第3照射位置に基づいて、前記レーザ光が前記像担持体に照射されたときの走査時間を算出し、算出した前記像担持体上での走査時間に基づいて、前記画像クロックの周波数を調整することを特徴とする画像形成装置。
まず、製造工程で走査線測定機により測定された照射位置と、画像形成装置の感光ドラム面上での実際の照射位置について、図9を用いて説明する。図9は、感光ドラムDに対して、レーザ光を照射している説明図である。図9(a)は、感光ドラムDと、感光ドラムDに照射されるレーザ光の関係を示す斜視図であり、図9(b)は、図9(a)を矢印方向から見た感光ドラムDと、感光ドラムDに照射されるレーザ光の関係を示す断面図である。図中、一点鎖線で示すLは、副走査方向のレーザ光の照射位置が、傾きや曲がりが生じていない理想的な状態にある場合の走査線を示す。また、二点鎖線で示すL’は、副走査方向のレーザ光の照射位置が傾いている場合の走査線を示す。更に、感光ドラムDの中心をZX座標のO(0,0)とする。尚、走査線L’は、光束L1から光束L2の範囲内で感光ドラムDに照射される。
図10(a)は、製造工程におけるレーザ光の走査時間を示す説明図である。走査光学装置の主走査方向の走査時間は、走査線測定機の被走査面上に平面のセンサを配置して測定する。例えば、感光ドラムD上の画像中央に相当する被走査面上の中央に平面センサ42−2を配置し、感光ドラムD上の画像両端部に相当する被走査面上の両端部近傍に平面センサ42−1、42−3を配置する。尚、光束L1が照射される側のセンサを平面センサ42−1、光束L2が照射される側のセンサを平面センサ42−3とする。そして、平面センサ42−1と平面センサ42−2の区間の走査時間Tsと、平面センサ42−2と平面センサ42−3の区間の走査時間Teを測定している。
図1は実施例1のカラー画像形成装置を示す斜視図及び断面図である。本実施例のカラー画像形成装置(以下、プリンタとする)100は、電子写真プロセスを用いた4色フルカラーのレーザプリンタである。プリンタ100は、パーソナルコンピュータ、イメージリーダ、ファクシミリ装置等の不図示の外部ホスト装置から入力される電気的な画像信号に基づいて、記録媒体Sに対する画像形成を実行する。尚、記録媒体Sは、例えば、用紙、OHPシート、ラベル等であり、以下、用紙Sとする。
図2(a)は走査光学装置11の斜視図、図2(b)は走査光学装置11の断面図である。尚、図2(a)の説明においても、必要な場合を除き、色を表す添え字ymckを省略する。光源部302は、各色に対応した光源である半導体レーザと、コリメータレンズ301と、を有している。コリメータレンズ301は、半導体レーザから出射されたレーザ光Lを各々所定形状にするためのレンズである。複眼シリンダレンズ303は、コリメータレンズ301を介して入射されたレーザ光を、後述する回転多面鏡305に焦線状に結像させるためのレンズである。レーザ駆動回路基板304は、半導体レーザを駆動し制御するための基板である。尚、レーザ駆動回路基板304は、後述する記憶手段である記憶部350を有している。記憶部350は、例えば不揮発性メモリである。回転手段である偏向器306は、後述する回転多面鏡305と、回転多面鏡305を駆動する不図示のスキャナモータと、を有している。
図3に走査光学装置11の走査線位置を測定する測定用センサ41−1〜41−3と、平面センサ42−1〜42−3を配置した後述する走査線測定機1000(図5(a)参照)と走査光学装置11の位置関係を示す。図3(a)は測定用センサ41−1〜41−3を示す図で、図3(b)は平面センサ42−1〜42−3を示す図である。
図4は、走査線が副走査方向に傾いている場合の感光ドラム1上の照射位置と走査時間を示す。図4(a)は、感光ドラム1と感光ドラム1に照射されるレーザ光の関係を示す図9(b)と同じ方向から見た断面図である。図4(b)は、Z軸方向の+側から見た走査線の照射位置と走査時間の関係を示す説明図である。ここで、感光ドラム1の半径をR、感光ドラム1上の所定の照射位置をZとする。感光ドラム1の中心Oを座標(0,0)とすると、所定の照射位置Z(以下、Zを基準の位置とする)に対するXは、次式で表わされる。
X=R×cos(arcsin(Z/R)) (1)
z3:照射位置が理想的な場合の照射位置
x0:感光ドラム1面上における照射位置z3のX座標
x1:−100mm像高の照射位置に対するX座標
x2:+100mm像高の照射位置に対するX座標
Δx1:−100mm像高の照射位置での光路長と理想的な光路長との差分(光路長差)
Δx2:+100mm像高の照射位置での光路長と理想的な光路長との差分(光路長差)
Δx1=x0−x1
=R×cos(arcsin(z3/R))
−R×cos(arcsin(z1/R)) (2)
Δx2=x0−x2
=R×cos(arcsin(z3/R))
−R×cos(arcsin(z2/R)) (3)
θ1:−100mm像高の照射位置での感光ドラム1面への光束L1の入射角度
θ2:+100mm像高の照射位置での感光ドラム1面への光束L2の入射角度
ΔT1:−100〜0mm像高間の走査時間のずれ量による距離
ΔT2:0〜+100mm像高間の走査時間のずれ量による距離
ΔT1=Δx1/tanθ1 (4)
ΔT2=Δx2/tanθ2 (5)
ΔTs=−(ΔT1/S0) (6)
ΔTe=−(ΔT2/S0) (7)
ここで符合がマイナスになっている理由について説明する。
Te’=Te+ΔTe (9)
図5は、走査線測定機1000のブロック図である。走査線測定機1000は、上述したラインセンサ41−1、41−2、41−3、平面センサ42−1〜42−3、CPU1050、ROM1051、RAM1052を備えている。CPU1050は、ROM1051に記憶された各種プログラムにしたがって、RAM1052を作業領域として使用しながら各種処理を実行する。CPU1050は、ラインセンサ41−1〜41−3によって走査光学装置11から照射されたレーザ光の照射位置z1、z2、z3を測定する。また、CPU1050は、平面センサ42−1〜42−3によって走査光学装置11から照射されたレーザ光の走査時間Ts、Teを測定する。尚、CPU1050は、各色(本実施例では4色)について、それぞれ走査線測定機1000上の照射位置z1、z2、z3、走査時間Ts、Teを測定する。
図6(a)は、製造工程において、走査線測定機1000のCPU1050が実行する処理を説明するフローチャートである。走査線測定機1000上に測定対象となる走査光学装置11が設置されると、走査線測定機1000上のレーザ光の照射位置及び走査時間の測定が開始される。尚、図6(a)は一つの色に対する測定を示しており、実際には4色分の測定が行われるものとする。ステップ(以下、Sとする)101でCPU1050は、ラインセンサ41−1〜41−3により、走査光学装置11から照射されるレーザ光の副走査方向の各像高における照射位置z1、z2、z3を測定する。
プリンタ100は、プリンタ100が稼働することにより、走査光学装置11自体やプリンタ100本体内の温度が上昇する。走査光学装置11やプリンタ100の昇温によって、走査光学装置11の光学箱500が熱変形するおそれがある。また、fθレンズ307a、307b、走査レンズ308a、308bの熱膨張、反射ミラー309y、309m1、309m2、309m3、309c1、309c2、309c3、309kの姿勢が変化する等の現象が生じるおそれもある。これらの要因によって、走査線は、特に副走査方向の照射位置が変化することがある。即ち、走査光学装置11やプリンタ100内の昇温と、走査線の副走査方向の照射位置のずれには相関がある。
図6(b)は、本実施例の走査線測定機1000による各像高における照射位置と走査時間の測定処理を示すフローチャートである。尚、S301、S302の処理は、図6(a)で説明したS101、S102の処理と同様であり、説明を省略する。S303でCPU1050は、測定した照射位置z1、z2、z3、走査時間Ts、Teの情報を、走査光学装置11の記憶部350に記憶する。
図7に本実施例のプリンタ100のブロック図を示す。プリンタ100は、処理部105と、走査光学装置11と、温度センサ15を備えている。処理部105は、CPU106、ROM107、RAM108を有しており、CPU106は、ROM107に記憶された各種プログラムにしたがって、RAM108を作業領域として使用しながら各種処理を実行する。温度センサ15は、プリンタ100内の所定の位置に配置されている。温度センサ15については後述する。尚、走査光学装置11の構成は、図2、図5で説明した構成と同様であり、同じ構成には同じ符号を用い、説明を省略する。
図8(a)は、プリンタ100の走査時間の補正方法に、温度センサ15により検知した結果を考慮して、画像処理を行う場合のフローチャートである。S401でプリンタ100のCPU106は、走査線測定機1000により走査光学装置11の記憶部350に記憶された照射位置z1、z2、z3、走査時間Ts、Teの情報を読み出す。
図8(b)は、プリンタ100のCPU106が実行する実際の走査時間Ts’、Te’に基づく片倍率差の補正処理を説明するフローチャートである。S201でCPU106は、図6(a)で走査線測定機1000により走査光学装置11の記憶部350に記憶された実際の走査時間Ts’、Te’を読み出す。S202でCPU106は、S201で読み出した実際の走査時間Ts’、Te’に基づいて、画像クロックを変調し、レーザ駆動回路基板304を介して光源部302の半導体レーザを駆動する。
302 光源部
305 回転多面鏡
307 fθレンズ
308 走査レンズ
309 反射ミラー
350 記憶部
Claims (15)
- レーザ光を出射する光源と、
前記光源から出射されたレーザ光を偏向し、円弧面である被走査面に照射されたレーザ光のスポットを主走査方向に移動させ走査線を形成する偏向手段と、
を備える走査光学装置であって、
平面上の前記主走査方向における一端側である第1位置、中央である第2位置、他端側である第3位置で測定された前記レーザ光の測定結果から求まる、前記主走査方向の倍率誤差を補正するための補正走査時間である前記第1位置から前記第2位置までの前記レーザ光の第1補正走査時間、前記主走査方向の倍率誤差を補正するための補正走査時間である前記第2位置から前記第3位置までの前記レーザ光の第2補正走査時間、及び前記第1位置、前記第2位置、前記第3位置に対応する前記主走査方向に直交する副走査方向における前記レーザ光の第1照射位置、第2照射位置、第3照射位置を記憶した記憶手段を備え、
前記第1照射位置は、前記平面上の前記第1位置で測定された第1測定結果と前記被走査面の前記円弧面の半径とに基づき求められ、前記第2照射位置は、前記平面上の前記第2位置で測定された第2測定結果と前記被走査面の前記円弧面の半径とに基づき求められ、前記第3照射位置は、前記平面上の前記第3位置で測定された第3測定結果と前記被走査面の前記円弧面の半径とに基づき求められ、
前記第1補正走査時間は、前記主走査方向の倍率誤差を補正するように、前記平面上の前記第1位置から前記第2位置までで測定された第1測定走査時間と前記第1照射位置とに基づき求められ、前記第2補正走査時間は、前記主走査方向の倍率誤差を補正するように、前記平面上の前記第2位置から前記第3位置までで測定された第2測定走査時間と前記第3照射位置とに基づき求められ、
前記走査線を形成するために前記光源から出射されるレーザ光の走査時間を、前記記憶手段に記憶されている前記第1補正走査時間、前記第2補正走査時間、前記第1照射位置、前記第2照射位置、前記第3照射位置に基づき設定することを特徴とする走査光学装置。 - 前記第1測定結果、前記第2測定結果、前記第3測定結果は、ラインセンサにより測定されたことを特徴とする請求項1に記載の走査光学装置。
- 前記第1測定走査時間、前記第2測定走査時間は、平面センサにより測定されたことを特徴とする請求項1に記載の走査光学装置。
- 前記被走査面を表面に有する感光体と、
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の走査光学装置と、
前記走査光学装置を制御して前記被走査面上に潜像を形成させる制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、前記記憶手段から読み出した前記第1補正走査時間、前記第2補正走査時間、前記第1照射位置、前記第2照射位置、前記第3照射位置に基づいて、前記レーザ光が前記被走査面を走査する走査時間を設定することを特徴とする画像形成装置。 - 温度を検知する温度検知手段を備え、
前記制御手段は、前記温度検知手段により検知された温度に基づき、前記第1照射位置、前記第2照射位置、前記第3照射位置を補正することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。 - レーザ光を出射する光源と、
前記光源から出射されたレーザ光を偏向し、円弧面である被走査面に照射されたレーザ光のスポットを主走査方向に移動させ走査線を形成する偏向手段と、
を備える走査光学装置であって、
前記走査線を形成するために前記光源から出射されるレーザ光が前記被走査面を走査する、前記主走査方向の倍率誤差を補正するための補正走査時間である第1補正走査時間、前記主走査方向の倍率誤差を補正するための補正走査時間である第2補正走査時間を記憶した記憶手段を備え、
平面上の前記主走査方向における一端側である第1位置、中央である第2位置、他端側である第3位置で前記レーザ光は測定され、
前記第1位置に対応する前記主走査方向に直交する副走査方向における前記レーザ光の第1照射位置は、前記平面上の前記第1位置で測定された第1測定結果と前記被走査面の前記円弧面の半径とに基づき求められ、前記第2位置に対応する前記主走査方向に直交する前記副走査方向における前記レーザ光の第2照射位置は、前記平面上の前記第2位置で測定された第2測定結果と前記被走査面の前記円弧面の半径とに基づき求められ、前記第3位置に対応する前記主走査方向に直交する前記副走査方向における前記レーザ光の第3照射位置は、前記平面上の前記第3位置で測定された第3測定結果と前記被走査面の前記円弧面の半径とに基づき求められ、
前記第1補正走査時間は、前記主走査方向の倍率誤差を補正するように、前記平面上の前記第1位置から前記第2位置までで測定された第1測定走査時間と前記第1照射位置とに基づき求められ、前記第2補正走査時間は、前記主走査方向の倍率誤差を補正するように、前記平面上の前記第2位置から前記第3位置までで測定された第2測定走査時間と前記第3照射位置とに基づき求められることを特徴とする走査光学装置。 - 前記第1測定結果、前記第2測定結果、前記第3測定結果は、ラインセンサにより測定されたことを特徴とする請求項6に記載の走査光学装置。
- 前記第1測定走査時間、前記第2測定走査時間は、平面センサにより測定されたことを特徴とする請求項6に記載の走査光学装置。
- 前記被走査面を表面に有する感光体と、
請求項6乃至8のいずれか1項に記載の走査光学装置と、
前記走査光学装置を制御して前記被走査面上に潜像を形成させる制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、前記記憶手段から読み出した前記第1補正走査時間、前記第2補正走査時間を設定することを特徴とする画像形成装置。 - 円弧面である像担持体と、
レーザ光を出射する光源と、前記光源から出射されたレーザ光を偏向し主走査方向に走査する偏向手段と、前記偏向手段により偏向されたレーザ光を前記像担持体に導く光学部材と、を有し、入力された画像データを画像クロックに同期させて処理することにより生成された画像信号に応じた潜像を前記像担持体に形成する走査光学装置と、
前記走査光学装置を制御して前記像担持体上に前記潜像を形成させる制御手段と、
を備え、
前記走査光学装置は、平面上の前記主走査方向における一端側である第1位置、中央である第2位置、他端側である第3位置で測定された前記レーザ光の測定結果から求まる、前記主走査方向の倍率誤差を補正するための補正走査時間である前記第1位置から前記第2位置までの前記レーザ光の第1補正走査時間、前記主走査方向の倍率誤差を補正するための補正走査時間である前記第2位置から前記第3位置までの前記レーザ光の第2補正走査時間、及び前記第1位置、前記第2位置、前記第3位置に対応する前記主走査方向に直交する副走査方向における前記レーザ光の第1照射位置、第2照射位置、第3照射位置を記憶した記憶手段を有し、
前記第1照射位置は、前記平面上の前記第1位置で測定された第1測定結果と前記像担持体の前記円弧面の半径とに基づき求められ、前記第2照射位置は、前記平面上の前記第2位置で測定された第2測定結果と前記像担持体の前記円弧面の半径とに基づき求められ、前記第3照射位置は、前記平面上の前記第3位置で測定された第3測定結果と前記像担持体の前記円弧面の半径とに基づき求められ、
前記第1補正走査時間は、前記主走査方向の倍率誤差を補正するように、前記平面上の前記第1位置から前記第2位置までで測定され第1測定走査時間と前記第1照射位置とに基づき求められ、前記第2補正走査時間は、前記主走査方向の倍率誤差を補正するように、前記平面上の前記第2位置から前記第3位置までで測定された第2測定走査時間と前記第3照射位置とに基づき求められ、
前記制御手段は、前記記憶手段から読み出した前記第1補正走査時間、前記第2補正走査時間、前記第1照射位置、前記第2照射位置、前記第3照射位置に基づいて、前記レーザ光が前記像担持体に照射されたときの走査時間を算出し、算出した前記像担持体上での走査時間に基づいて、前記画像クロックの周波数を調整することを特徴とする画像形成装置。 - 前記記憶手段に記憶された前記第1測定結果、前記第2測定結果、前記第3測定結果は、ラインセンサにより測定されたことを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
- 前記記憶手段に記憶された前記第1測定走査時間、前記第2測定走査時間は、平面センサにより測定されたことを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
- 温度を検知する温度検知手段を備え、
前記制御手段は、前記温度検知手段により検知された温度に基づき、前記第1照射位置、前記第2照射位置、前記第3照射位置を補正することを特徴とする請求項10乃至12のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - レーザ光を出射する光源と、前記光源から出射されたレーザ光を偏向し、円弧面である被走査面に照射されたレーザ光のスポットを主走査方向に移動させ走査線を形成する偏向手段と、を備える走査光学装置の前記走査線を補正する補正方法であって、
前記光源から出射されるレーザ光の照射位置を平面上の前記主走査方向における一端側である第1位置、中央である第2位置、他端側である第3位置で測定する第一の測定工程と、
前記光源から出射されるレーザ光の前記第1位置から前記第2位置までの前記レーザ光の第1測定走査時間、前記第2位置から前記第3位置までの前記レーザ光の第2測定走査時間を測定する第二の測定工程と、
前記第1位置に対応する前記主走査方向に直交する副走査方向における前記レーザ光の第1照射位置は、前記平面上の前記第1位置で測定された第1測定結果と前記被走査面の前記円弧面の半径とに基づき求められ、前記第2位置に対応する前記主走査方向に直交する前記副走査方向における前記レーザ光の第2照射位置は、前記平面上の前記第2位置で測定された第2測定結果と前記被走査面の前記円弧面の半径とに基づき求められ、前記第3位置に対応する前記主走査方向に直交する前記副走査方向における前記レーザ光の第3照射位置は、前記平面上の前記第3位置で測定された第3測定結果と前記被走査面の前記円弧面の半径とに基づき求められ、
前記主走査方向の倍率誤差を補正するための補正走査時間である第1補正走査時間は、前記主走査方向の倍率誤差を補正するように、前記第1測定走査時間と前記第1照射位置とに基づき求められ、前記主走査方向の倍率誤差を補正するための補正走査時間である第2補正走査時間は、前記主走査方向の倍率誤差を補正するように、前記第2測定走査時間と前記第3照射位置とに基づき求められる算出工程と、
前記算出工程で算出された前記第1補正走査時間、前記第2補正走査時間に基づいて、前記走査線の長さを調整する調整工程と、
を備えることを特徴とする補正方法。 - 温度検知手段により温度を検知する検知工程を備え、
前記算出工程では、前記検知工程で検知された温度に基づき、前記第1照射位置、前記第2照射位置、前記第3照射位置を補正することを特徴とする請求項14に記載の補正方法。
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