JP2009217152A - 光走査装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光源ユニットの発熱による筐体のゆがみを抑制する。
【解決手段】複数の発光部を有する光源及び該光源の駆動回路を含む光源ユニット14と、光源ユニット14からの光束を感光体ドラムの表面に集光するとともに、感光体ドラムの表面上の光スポットを主走査方向に移動させる光学系と、光源及び光学系がその内部に収容されるハウジング21と、ハウジング21が取り付けられる支持板31Aとを備え、支持板31Aは、4つの支持機構を有し、該4つの支持機構のうち光源ユニット14に近い位置にある2つの支持機構は、ハウジング21を摺動可能に支持する。このように、熱による伸び量の大きい端部を摺動自在な自由端とし、自由に伸び縮みできる構成とすることにより、光源ユニット14の発熱によるハウジング21のゆがみを抑制することが可能となる。
【選択図】図17

Description

本発明は、光走査装置及び画像形成装置に係り、更に詳しくは、光束により被走査面を走査する光走査装置及び該光走査装置を備える画像形成装置に関する。
レーザプリンタやデジタル複写機などの画像形成装置では、感光体の表面に潜像を形成するための光走査装置を備えている。
通常、光走査装置では、光源及び駆動回路が含まれる光源ユニット、偏向器前光学系、偏向器(ポリゴンスキャナ)、走査レンズ、及び折り曲げミラー等が、ハウジングの内部に収容されている。
ところで、ハウジングが変形すると、光学部材等の位置関係が変化し、画像品質を低下させるおそれがあった。
そこで、偏向器の発熱によるハウジングの変形を低減する方法が提案された(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
特開2005−81812号公報 特開2007−65003号公報
近年、レーザプリンタやデジタル複写機などの画像形成装置では、印字速度の向上(高速化)及び書込密度の向上(高密度化)が望まれている。そこで、それらを達成する手段の1つとして、複数の発光部を有する光源を備えた光走査装置を用いて、1度に複数の光束により被走査面を走査することが考案された。
光源としては一般に半導体レーザが用いられており、従来は端面発光レーザがその主流であったが、近年、垂直共振器型の面発光レーザ(Vertical Cavity Surface Emitting Laser 、VCSEL)が登場してきた。端面発光レーザでは4発光部から8発光部程度が限界であったアレイ化に対して、面発光レーザではそれ以上のアレイ化が可能となっている。そのため、画像形成装置における高速化及び高密度化を達成するための光源として期待されている。
光源の近傍には、光源を駆動するための駆動回路が設けられている。ところで、光源における発光部の数が増加すると、それに伴って駆動回路での発熱量が増加する。例えば、40個の発光部を有する面発光レーザアレイを駆動させる場合、フル点灯時には駆動回路は5〜10Wの発熱を生じる。
通常、光源ユニットは、光学部材のレイアウトの関係上、ハウジングの端部近傍に配置されている。
そこで、駆動回路が発熱すると、ハウジングが非対称に変形するいわゆるゆがみを生じるおそれがあった。ハウジングにゆがみが生じると、走査レンズや折り曲げミラーの取り付け姿勢が変化する。これは、感光体上における走査線(光走査の軌跡)のゆがみを招き、走査位置の変化や走査線曲がりとなり、画像品質を低下させる。また、多色のカラー画像の場合には、画像の色ずれとなる。
しかしながら、特許文献1及び特許文献2では、駆動回路の発熱については考慮されていなかった。
本発明は、かかる事情の下になされたもので、その第1の目的は、光源ユニットの発熱による筐体のゆがみを抑制することができる光走査装置を提供することにある。
また、本発明の第2の目的は、高品質の画像を形成することができる画像形成装置を提供することにある。
本発明は、第1の観点からすると、光束により被走査面を主走査方向に走査する光走査装置であって、複数の発光部を有する光源及び前記光源を駆動する駆動回路を含む光源ユニットと;前記光源ユニットからの光束を前記被走査面上に集光するとともに、前記被走査面上の光スポットを前記主走査方向に移動させる光学系と;前記光源ユニット及び前記光学系がその内部に収容される筐体と;前記筐体を支持するための複数の支持機構を有する支持部材と;を備え、前記複数の支持機構のうち前記光源ユニットに近い位置にある少なくとも1つの支持機構は、前記筐体を摺動可能に支持することを特徴とする光走査装置である。
これによれば、支持部材は、筐体を支持するための複数の支持機構を有し、該複数の支持機構のうち光源ユニットに近い位置にある少なくとも1つの支持機構は、筐体を摺動可能に支持しているため、光源ユニットの発熱による筐体のゆがみを抑制することが可能となる。
本発明は、第2の観点からすると、少なくとも1つの像担持体と;前記少なくとも1つの像担持体に対して画像情報が含まれる光束を走査する少なくとも1つの本発明の光走査装置と;を備える画像形成装置である。
これによれば、少なくとも1つの本発明の光走査装置を備えているため、結果として、高品質の画像を形成することが可能となる。
以下、本発明の一実施形態を図1〜図18に基づいて説明する。図1には、本発明の一実施形態に係る画像形成装置としてのレーザプリンタ1000の概略構成が示されている。
このレーザプリンタ1000は、光走査装置1010、感光体ドラム1030、帯電チャージャ1031、現像ローラ1032、転写チャージャ1033、除電ユニット1034、クリーニングブレード1035、トナーカートリッジ1036、給紙コロ1037、給紙トレイ1038、レジストローラ対1039、定着ローラ1041、排紙ローラ1042、排紙トレイ1043、通信制御装置1050、及び上記各部を統括的に制御するプリンタ制御装置1060などを備えている。なお、これらは、プリンタ筐体1044の中の所定位置に収容されている。
通信制御装置1050は、ネットワークなどを介した上位装置(例えばパソコン)との双方向の通信を制御する。
感光体ドラム1030は、円柱状の部材であり、その表面には感光層が形成されている。すなわち、感光体ドラム1030の表面が被走査面である。そして、感光体ドラム1030は、図1における矢印方向に回転するようになっている。
帯電チャージャ1031、現像ローラ1032、転写チャージャ1033、除電ユニット1034及びクリーニングブレード1035は、それぞれ感光体ドラム1030の表面近傍に配置されている。そして、感光体ドラム1030の回転方向に沿って、帯電チャージャ1031→現像ローラ1032→転写チャージャ1033→除電ユニット1034→クリーニングブレード1035の順に配置されている。
帯電チャージャ1031は、感光体ドラム1030の表面を均一に帯電させる。
光走査装置1010は、帯電チャージャ1031で帯電された感光体ドラム1030の表面に、上位装置からの画像情報に基づいて変調された光束を照射する。これにより、感光体ドラム1030の表面には、画像情報に対応した潜像が形成される。ここで形成された潜像は、感光体ドラム1030の回転に伴って現像ローラ1032の方向に移動する。なお、この光走査装置1010の構成については後述する。
トナーカートリッジ1036にはトナーが格納されており、該トナーは現像ローラ1032に供給される。
現像ローラ1032は、感光体ドラム1030の表面に形成された潜像にトナーカートリッジ1036から供給されたトナーを付着させて画像情報を顕像化させる。ここでトナーが付着した潜像(以下では、便宜上「トナー像」ともいう)は、感光体ドラム1030の回転に伴って転写チャージャ1033の方向に移動する。
給紙トレイ1038には記録紙1040が格納されている。この給紙トレイ1038の近傍には給紙コロ1037が配置されており、該給紙コロ1037は、記録紙1040を給紙トレイ1038から1枚づつ取り出し、レジストローラ対1039に搬送する。該レジストローラ対1039は、給紙コロ1037によって取り出された記録紙1040を一旦保持するとともに、該記録紙1040を感光体ドラム1030の回転に合わせて感光体ドラム1030と転写チャージャ1033との間隙に向けて送り出す。
転写チャージャ1033には、感光体ドラム1030の表面のトナーを電気的に記録紙1040に引きつけるために、トナーとは逆極性の電圧が印加されている。この電圧により、感光体ドラム1030の表面のトナー像が記録紙1040に転写される。ここで転写された記録紙1040は、定着ローラ1041に送られる。
定着ローラ1041では、熱と圧力とが記録紙1040に加えられ、これによってトナーが記録紙1040上に定着される。ここで定着された記録紙1040は、排紙ローラ1042を介して排紙トレイ1043に送られ、排紙トレイ1043上に順次スタックされる。
除電ユニット1034は、感光体ドラム1030の表面を除電する。
クリーニングブレード1035は、感光体ドラム1030の表面に残ったトナー(残留トナー)を除去する。残留トナーが除去された感光体ドラム1030の表面は、再度帯電チャージャ1031に対向する位置に戻る。
次に、前記光走査装置1010の構成について説明する。
この光走査装置1010は、図2及び図3に示されるように、偏向器側走査レンズ11a、像面側走査レンズ11b、3枚の走査用ミラー(12a、12b、12c)、ポリゴンミラー13、光源ユニット14、カップリングレンズ15、開口板16、シリンドリカルレンズ17、同期検知センサ18、2枚の同期検知用ミラー(19a、19b)、液晶偏向素子20及び走査制御装置22(図2及び図3では図示省略、図13参照)などを備えている。そして、これらは、ハウジング21(図2では不図示、図3参照)の中の所定位置に組み付けられている。
なお、本明細書では、XYZ3次元直交座標系において、感光体ドラム1030の長手方向に沿った方向をY軸方向、各走査レンズ(11a、11b)の光軸に沿った方向をX軸方向として説明する。また、以下では、便宜上、主走査方向に対応する方向を「主走査対応方向」と略述し、副走査方向に対応する方向を「副走査対応方向」と略述する。
光源ユニット14は、一例として図4に示されるように、2次元的に配列された40個の発光部(v1〜v40)が1つの基板上に形成された2次元アレイ100を有している。図4におけるM方向は主走査対応方向であり、S方向は副走査対応方向(ここでは、Z軸方向と同じ)である。また、T方向は、M方向及びS方向のいずれに対しても傾斜した方向である。
この2次元アレイ100は、T方向に沿って10個の発光部が等間隔に配置された発光部列を4列有している。そして、これら10列の発光部列は、すべての発光部をS方向に伸びる仮想線上に正射影したときに等間隔となるように、S方向に等間隔に配置されている。なお、本明細書では、「発光部間隔」とは2つの発光部の中心間距離をいう。
また、各発光部は、設計上の発振波長が780nm帯の垂直共振器型の面発光レーザである。すなわち、2次元アレイ100は、いわゆる面発光レーザアレイである。
光源ユニット14は、2次元アレイ100の各発光部を個別に駆動する不図示の駆動回路を有している。そして、2次元アレイ100及び駆動回路は、不図示の制御基板に実装されている。
図3に戻り、ここでは、光源ユニット14は、ハウジング21の+Y側の端部近傍に配置されている。
カップリングレンズ15は、光源ユニット14から射出された光束を略平行光とする。
開口板16は、開口部を有し、カップリングレンズ15を介した光束のビーム径を規定する。
液晶偏向素子20は、開口板16の開口部を通過した光束の光路上に配置され、印加電圧に応じて、入射光を副走査対応方向(ここでは、Z軸方向)に関して偏向することができる。この液晶偏向素子20は、2枚の透明なガラス板の間に液晶が封入された構成であり、一例として図5(A)に示されるように、一方のガラス板の表面の上下に電極が形成されている。この電極間に電位差が与えられると、一例として図5(B)に示されるように、副走査対応方向に関して電位の傾斜が発生し、それに応じて液晶の配向が変化し、その結果、副走査対応方向に関して屈折率の傾斜が発生する。これにより、プリズムと同様に光の射出軸を副走査対応方向に関してわずかに傾けることができる。なお、液晶としては誘電異方性を有するネマティック液晶等が用いられる。
シリンドリカルレンズ17は、副走査対応方向(ここでは、Z軸方向)に強いパワーを有し、液晶偏向素子20を介した光束をポリゴンミラー13の偏向反射面近傍で副走査対応方向に関して結像する。また、シリンドリカルレンズ17は、各走査レンズと共同し、副走査対応方向に関して面倒れ補正系を構成している。
光源ユニット14とポリゴンミラー13との間の光路上に配置される光学系は、偏向器前光学系とも呼ばれている。本実施形態では、偏向器前光学系は、カップリングレンズ15と開口板16と液晶偏向素子20とシリンドリカルレンズ17とから構成されている。
ポリゴンミラー13は、4面鏡を有し、各鏡がそれぞれ偏向反射面となる。このポリゴンミラー13は、副走査対応方向(ここでは、Z軸方向)に平行な軸の周りに等速回転し、シリンドリカルレンズ17からの光束を偏向する。
偏向器側走査レンズ11aは、ポリゴンミラー13で偏向された光束の光路上に配置されている。
像面側走査レンズ11bは、偏向器側走査レンズ11aを介した光束の光路上に配置されている。
像面側走査レンズ11bを介した光束は、更に走査用ミラー12a、走査用ミラー12b、及び走査用ミラー12cを介して感光体ドラム1030の表面に照射され、光スポットが形成される。この光スポットは、ポリゴンミラー13の回転に伴って感光体ドラム1030の長手方向に移動する。すなわち、感光体ドラム1030上を走査する。このときの光スポットの移動方向が「主走査方向」である。また、感光体ドラム1030の回転方向が「副走査方向」である。
偏向器側走査レンズ11a及び像面側走査レンズ11bの各面(入射面、射出面)は次の(1)式及び次の(2)式で表現される非球面である。ここで、XはX軸方向の座標、YはY軸方向の座標を示す。また、入射面の中央をY=0とする。Cm0はY=0における主走査対応方向の曲率を示し、曲率半径Rの逆数である。a00,a01,a02,・・・は主走査対応方向の非球面係数である。また、Cs(Y)はYに関する副走査対応方向の曲率、Rs0は副走査対応方向の光軸上の曲率半径、b00,b01,b02,・・・は副走査対応方向の非球面係数である。なお、光軸は、Y=0で副走査対応方向における中央の点を通る軸をいう。
Figure 2009217152
Figure 2009217152
偏向器側走査レンズ11aの各面(入射面、射出面)におけるR、Rs0及び各非球面係数の値の一例が図6に示されている。
像面側走査レンズ11bの各面(入射面、射出面)におけるR、Rs0及び各非球面係数の値の一例が図7に示されている。
ポリゴンミラー13と感光体ドラム1030との間の光路上に配置される光学系は、走査光学系とも呼ばれている。本実施形態では、走査光学系は、偏向器側走査レンズ11aと像面側走査レンズ11bと3枚の走査用ミラー(12a、12b、12c)とから構成されている。
また、偏向器前光学系及び走査光学系の主な光学素子の位置関係が図8に示されている。そして、図8における符号d1〜d11の具体的な値(単位:mm)の一例が図9に示されている。
また、シリンドリカルレンズ17からの光束の射出方向と、ポリゴンミラー13の偏向反射面により感光体ドラム1030の表面における像高0の位置(図8における符号p0の位置)へ向けて反射される光束の進行方向とのなす角(図8におけるθr)は60度である。
図3に戻り、ポリゴンミラー13で偏向され、走査光学系を介した光束のうち、画像形成に関与しない光束の一部は、同期検知用光束として、2枚の同期検知用ミラー(19a、19b)を介して同期検知センサ18に入射する。同期検知センサ18における同期検知用光束の入射位置は、ポリゴンミラー13の回転に伴って、主走査対応方向(便宜上、m方向とする)に移動する。
同期検知センサ18は、一例として図10に示されるように、その受光面が光学的に像面(設計上の像面)に略平行となるように配置されている。これにより、同期検知用光束は感光体ドラム1030の延長上を移動することと等価になり、同期検知用光束に対する走査光学系のリニアリティ(走査等速性)を確保しておけば、同期検知センサ18を通過する同期検知用光束の移動速度を、感光体ドラム1030の画像形成領域での走査速度と同じにすることができ、検知精度を向上させることができる。
なお、図10における符号18´は、2枚の同期検知用ミラー(19a、19b)がないと仮定したときの同期検知センサ18の位置を示している。
また、同期検知センサ18の受光面の法線方向は、同期検知用光束の入射方向に対して傾斜している(図10参照)。これにより、同期検知センサ18の受光面での反射光が光源ユニット14に戻り、光量制御に影響を与えることを回避できる。
同期検知センサ18は、一例として図11に示されるように、2つの受光部(第1受光部18、第2受光部18)を有する受光素子、該受光素子からの受光量に応じた信号(光電変換信号)を増幅するアンプ(AMP)18、該アンプ18の出力信号レベルと予め設定されている基準レベルVsとを比較し、その比較結果を出力する比較器(CMP)18を有している。この比較器18の出力信号は走査制御装置22に供給される。
受光素子の各受光部は、副走査対応方向(便宜上、s方向とする)の位置によってm方向の互いの間隔が異なっている。
第1受光部18は、一例として長方形状の受光部であり、長手方向がs方向と一致するように配置されている。すなわち、同期検知用光束が通過する2辺がs方向に平行である。
第2受光部18は、一例として平行四辺形状の受光部であり、第1受光部18の+m側に配置されている。そして、第2受光部18の長手方向は、受光面内において第1受光部18の長手方向に対して角度θ(0<θ<90°)だけ傾斜している。すなわち、同期検知用光束が通過する2辺がm方向に対して傾斜している。
アンプ18では、入力信号の反転及び増幅が行われる。従って、受光素子の受光量が多いほど、アンプ18の出力信号レベルは低くなる。
前記基準レベルVsは、同期検知用光束が受光素子で受光されたときのアンプ18の出力信号レベル(最低値)よりも若干高いレベルに設定されている。そこで、各受光部のいずれかが同期検知用光束を受光したときに、比較器18での判断結果が変化し、それに応じて比較器18の出力信号が変化する。
同期検知センサ18は、感光体ドラム1030の表面における光束の入射位置が、設計上の位置のときに、同期検知用光束が、各受光部のほぼ中央を通過するように調整されている(図12(A)参照)。そして、このときに、同期検知用光束が第1受光部18で検知されてから第2受光部18で検知されるまでの時間は、基準時間Tsとして予め得られている(図12(B)参照)。なお、便宜上、このときの同期検知センサ18における同期検知用光束の入射位置の移動経路、すなわち設計上の移動経路を「経路A」という。
ところで、上記各光学素子をハウジング21内に取り付ける際の取り付け位置の誤差や、ハウジング21の変形等により、感光体ドラム1030に向かう光束の光路が設計上の光路に対して副走査対応方向(ここでは、Z軸方向)にずれることがある。この場合には、同期検知用光束も、感光体ドラム1030に向かう光束と同様に、設計上の光路に対して副走査対応方向(ここでは、s方向)にずれることとなる。そして、一例として図12(C)に示されるように、同期検知センサ18における同期検知用光束の入射位置の移動経路も、経路Aに対して副走査対応方向にずれる。なお、便宜上、このときの移動経路を経路Bという。
そして、このときの移動経路のずれ量Δh(図12(C)参照)は、次の(3)式から求めることができる。ここで、ΔTは、比較器18の出力信号における立下りから次の立下りまでの時間Tと前記基準時間Tsとの差であり(図12(D)参照)、Vは同期検知用光束の移動速度(走査速度)である。このずれ量Δhは、感光体ドラム1030に向かう光束の光路の設計上の光路に対する副走査対応方向(ここでは、Z軸方向)のずれ量と相関関係がある。
Δh=(V/tanθ)×ΔT ……(3)
また、第1受光部18が同期検知用光束を受光したときの、比較器18の出力信号における立下りタイミングは、s方向における同期検知用光束の入射位置の影響を受けない(図12(B)及び図12(D)参照)。そこで、第1受光部18が同期検知用光束を受光したときの、比較器18の出力信号における立下りタイミングから書込開始のタイミングを求めることができる。
走査制御装置22は、一例として図13に示されるように、CPU210、フラッシュメモリ211、RAM212、液晶素子駆動回路213、IF(インターフェース)214、画素クロック生成回路215、画像処理回路216、フレームメモリ217、ラインバッファ218〜21840、及び書込制御回路219などを有している。なお、図13における矢印は、代表的な信号や情報の流れを示すものであり、各ブロックの接続関係の全てを表すものではない。
画素クロック生成回路215は、画素クロック信号を生成する。
フレームメモリ217は、CPU210によってラスター展開された画像データ(以下、便宜上「ラスターデータ」と略述する)を一時的に格納する。
画像処理回路216は、フレームメモリ217に格納されているラスターデータを読み出し、所定の中間調処理などを行った後、発光部毎のドットデータを作成し、発光部それぞれに対応したラインバッファ218〜21840へ出力する。
書込制御回路219は、同期検知センサ18の出力信号に基づいて、第1受光部18が同期検知用の光束を受光したときの、比較器18の出力信号における立下りを監視する。そして、該立下りを検出すると、書込開始のタイミングを求める。そして、書込開始のタイミングに合わせて、ラインバッファ218〜21840から各発光部のドットデータを読み出し、画素クロック生成回路215からの画素クロック信号に重畳させるとともに、発光部毎にそれぞれ独立した変調データを生成する。ここで生成された変調データは、光源ユニット14の駆動回路に出力される。
フラッシュメモリ211には、CPU210にて解読可能なコードで記述された各種プログラムが格納されている。
RAM212は、作業用のメモリである。
CPU210は、フラッシュメモリ211に格納されているプログラムに従って動作し、光走査装置1010の全体を制御する。
例えば、CPU210は、所定のタイミング毎に、同期検知センサ18の出力信号に基づいて、前記ずれ量Δhを求め、感光体ドラム1030の表面での光束の副走査方向に関する位置ずれ量(以下、便宜上「副走査ずれ量」と略述する)がほぼ0となるように、液晶偏向素子20の印加電圧を決定する。なお、ずれ量Δhと副走査ずれ量とは、一例として図14に示されるように線形の関係にあり、副走査ずれ量と印加電圧との関係は予め求められ、フラッシュメモリ211に格納されている。また、図14における係数kは、装置固有の値であり、予め求めることができる。
また、CPU210は、副走査ずれ量が感光体ドラム1030における走査線の間隔の1/2以上の場合は、副走査ずれ量が低減されるように画像データをシフトする。
液晶素子駆動回路215は、CPU210で決定された印加電圧を液晶偏向素子20に印加する。
IF(インターフェース)214は、プリンタ制御装置1060との双方向の通信を制御する通信インターフェースである。上位装置からの画像データは、IF(インターフェース)214を介して供給される。
ハウジング21は、支持板を介してプリンタ筐体1044に固定されている。
ところで、光源ユニット14の駆動回路が発熱すると、その熱は、光源ユニット14を中心に同心円状に伝熱し、ハウジング21に不均一な温度分布が生じる。ハウジング21における光源ユニット14に近い部分は熱の影響を大きく受けるため伸び量が大きく、光源ユニット14から遠い部分は伝熱量が少ないため伸び量は小さい。このように、光源ユニット14からの距離により伸び量が異なるため、ハウジング21は非対称に伸びることとなる。
そこで、一例として図15に示されるように、仮に、ハウジング21の四隅の固定部21Aが支持板にネジ止めされていると、一例として図16に示されるように、ハウジング21にゆがみを生じる。その結果、ハウジング21の内部に配置されているる光学部材もそれらの取り付け姿勢が変化する。なお、図16では、わかりやすくするため、ゆがみを誇張して示している。
そこで、本実施形態では、一例として図17及び図18に示されるように、光源ユニット14に近い+Y側の2つの固定部21Aについては、直接ネジ止めせずに、+Y側の端部がネジ31Cによって支持板31Aに固定されている弾性部材31Bによって−Z方向に付勢される支持構造としている。
これにより、ハウジング21を安定して支持板31Aに取り付けるとともに、ハウジング21をXY面内で摺動可能とすることができる。その結果、光源ユニット14が発熱しても、ハウジング21のゆがみを抑制することができる。従って、ハウジング21の内部に配置される光学部材の取り付け姿勢の変化を抑制することができる。さらに、弾性部材31Bによってハウジング21への振動を吸収することができる。
以上の説明から明らかなように、本実施形態に係る光走査装置1010では、ハウジング21によって筐体が構成され、支持板31Aによって支持部材が構成されている。そして、弾性部材31Bとネジ31Cとによって少なくとも1つの支持機構が構成されている。また、偏向器前光学系とポリゴンミラー13と走査光学系とによって光学系が構成されている。
また、走査制御装置22によって補正装置の一部及び制御装置が構成されている。
また、CPU210によるプログラムに従う処理の少なくとも一部をハードウェアによって構成することとしても良いし、あるいは全てをハードウェアによって構成することとしても良い。
以上説明したように、本実施形態に係る光走査装置1010によると、複数の発光部を有する2次元アレイ100及び駆動回路を含む光源ユニット14と、光源ユニット14からの光束を感光体ドラムの表面に集光するとともに、感光体ドラムの表面上の光スポットを主走査方向に移動させる光学系と、光源及び光学系がその内部に収容されるハウジング21と、ハウジング21が取り付けられる支持板31Aとを備え、支持板31Aは、4つの支持機構を有し、該4つの支持機構のうち光源ユニット14に近い位置にある2つの支持機構は、ハウジング21を摺動可能に支持している。
このように、熱による伸び量の大きい端部をXY面内で摺動自在な自由端とし、自由に伸び縮みできる構成とすることにより、光源ユニット14の発熱によるハウジング21のゆがみを抑制することが可能となる。
また、CPU210は、所定のタイミング毎に、副走査ずれ量がほぼ0となるように、液晶偏向素子20の印加電圧を決定し、液晶素子駆動回路215を介して液晶偏向素子20に印加している。従って、副走査ずれ量を安定して小さくすることが可能となる。
また、光源ユニット14が、2次元アレイ100を有しているため、同時に複数の走査を行うことが可能となる。
また、本実施形態に係るレーザプリンタ1000によると、光走査装置1010を備えているため、走査線曲がりや走査位置ずれの発生を低減することができ、結果として、高品質の画像を形成することが可能となる。
さらに、光走査装置1010が2次元アレイ100を有する光源ユニット14を備えているため、高速で画像を形成することが可能となる。また、形成される画像の高密度化を図ることが可能となる。
また、ネットワークを介して、レーザプリンタ1000と、電子演算装置(コンピュータ等)、画像情報通信システム(ファクシミリ等)等とを接続することにより、1台の画像形成装置で複数の機器からの出力を処理することができる情報処理システムを形成することができる。また、ネットワーク上に複数の画像形成装置を接続すれば、各出力要求から各画像形成装置の状態(ジョブの混み具合、電源が入っているかどうか、故障しているかどうか等)を知ることができ、一番状態の良い(使用者の希望に一番適した)画像形成装置を選択し、画像形成を行うことができる。
なお、上記実施形態において、一例として図19に示されるように、ハウジング21の+Y側の2つの固定部21Aを、その長手方向の延長線上に光源ユニット14が位置するように配置するとともに、前記延長線に沿って固定部21Aが摺動するようにガイド部31Dを支持板31Aに設けても良い。この場合であっても、ハウジング21は摺動可能であり、光源ユニット14が発熱しても、ハウジング21のゆがみを抑制することができる。また、組付け時の組付け精度を高めることが可能になる。
また、上記ガイド部31Dを設ける代わりに、一例として図20(A)〜図20(C)に示されるように、支持板31Aにピン状の突起部31Eを設け、ハウジング21の+Y側の2つの固定部21Aに、突起部31Eが挿入され、前記延長線の方向を長手方向とする長穴21Bを形成しても良い。
また、上記実施形態では、固定部21Aが4つの場合について説明したが、これに限定されるものではない。
また、上記実施形態では、+Y側の2つの固定部21Aが摺動可能とされる場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、+Y側の2つの固定部21Aのうち、より光源ユニット14に近い一方のみが摺動可能とされても良い。
また、上記実施形態では、同期検知センサが、書込の開始情報とずれ量Δhに関する情報とを含む信号を出力する場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、書込の終了を検知するためのセンサが設けられているときには、該センサにずれ量Δhに関する情報を出力する機能を持たせても良い。また、書込の開始を検知するためのセンサ及び書込の終了を検知するためのセンサの両方に、ずれ量Δhに関する情報を出力する機能を持たせても良い。この場合には、走査線の曲がり情報を得ることが可能となる。
また、上記実施形態では、前記第1受光部18が長方形状の場合について説明したが、これに限定されるものではなく、同期検知用光束が通過する2辺がs方向に平行な形状であれば良い。
また、上記実施形態では、前記第2受光部18が、平行四辺形状の場合について説明したが、これに限定されるものではなく、同期検知用の光束が通過する2辺がm方向に対して傾斜している形状であれば良い。
また、上記実施形態では、光源ユニット14が40個の発光部を有する場合について説明したが、これに限定されるものではない。
また、上記実施形態において、前記液晶偏向素子20に代えて、副走査対応方向(ここでは、Z軸方向)に平行な軸回りに回動可能な非平行平板やガルバノミラーを用いても良い。
また、上記実施形態において、画像データをシフトするのに代えて、駆動対象の発光部を副走査対応方向に関して隣接する他の発光部にシフトしても良い。
なお、上記実施形態では、画像形成装置としてレーザプリンタ1000の場合について説明したが、これに限定されるものではない。要するに、光走査装置1010を備えた画像形成装置であれば、結果として、高品質の画像を形成することが可能となる。
例えば、レーザ光によって発色する媒体(例えば、用紙)に直接、レーザ光を照射する画像形成装置であっても良い。
また、像担持体として銀塩フィルムを用いた画像形成装置であっても良い。この場合には、光走査により銀塩フィルム上に潜像が形成され、この潜像は通常の銀塩写真プロセスにおける現像処理と同等の処理で可視化することができる。そして、通常の銀塩写真プロセスにおける焼付け処理と同等の処理で印画紙に転写することができる。このような画像形成装置は光製版装置や、CTスキャン画像等を描画する光描画装置として実施できる。
また、例えば、図21に示されるように、複数の感光体ドラムを備えるカラープリンタ2000であっても良い。
このカラープリンタ2000は、4色(ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー)を重ね合わせてフルカラーの画像を形成するタンデム方式の多色カラープリンタであり、光走査装置2010、4個の感光体ドラム(2030a、2030b、2030c、2030d)、4個のクリーニングケース(2031a、2031b、2031c、2031d)、4個の帯電チャージャ(2032a、2032b、2032c、2032d)、4個の現像ローラ(2033a、2033b、2033c、2033d)、4個のトナーカートリッジ(2034a、2034b、2034c、2034d)、転写ベルト2040、定着ローラ2050、給紙コロ2054、レジストローラ対2056、排紙ローラ2058、給紙トレイ2060、排紙トレイ2070、通信制御装置2080、及び上記各部を統括的に制御するプリンタ制御装置2090などを備えている。
光走査装置2010は、一例として図22及び図23に示されるように、2個の光源ユニット(2200a、2200b)、2個の開口板(2201a、2201b)、2個の光束分割プリズム(2202a、2202b)、ポリゴンミラー2104、4個の液晶偏向素子(2203a、2203b、2203c、2203d)、4個のシリンダレンズ(2204a、2204b、2204c、2204d)、4個のfθレンズ(2105a、2105b、2105c、2105d)、8個の走査用ミラー(2106a、2106b、2106c、2106d、2108a、2108b、2108c、2108d)、4個のトロイダルレンズ(2107a、2107b、2107c、2107d)、4個の同期検知センサ(2205a、2205b、2205c、2205d)、及び不図示の走査制御装置などを備えている。そして、これらは、ハウジング2300(図22では図示省略、図23参照)の中の所定位置に組み付けられている。
感光体ドラム2030a、帯電チャージャ2032a、現像ローラ2033a、トナーカートリッジ2034a、クリーニングケース2031a、液晶偏向素子2203a、シリンダレンズ2204a、fθレンズ2105a、走査用ミラー2106a、トロイダルレンズ2107a、走査用ミラー2108a、同期検知センサ2205aは、組として使用され、ブラックの画像を形成する画像形成ステーション(以下では、便宜上「Kステーション」ともいう)を構成する。
感光体ドラム2030b、帯電チャージャ2032b、現像ローラ2033b、トナーカートリッジ2034b、クリーニングケース2031b、液晶偏向素子2203b、シリンダレンズ2204b、fθレンズ2105b、走査用ミラー2106b、トロイダルレンズ2107b、走査用ミラー2108b、同期検知センサ2205bは、組として使用され、シアンの画像を形成する画像形成ステーション(以下では、便宜上「Cステーション」ともいう)を構成する。
感光体ドラム2030c、帯電チャージャ2032c、現像ローラ2033c、トナーカートリッジ2034c、クリーニングケース2031c、液晶偏向素子2203c、シリンダレンズ2204c、fθレンズ2105c、走査用ミラー2106c、トロイダルレンズ2107c、走査用ミラー2108c、同期検知センサ2205cは、組として使用され、マゼンタの画像を形成する画像形成ステーション(以下では、便宜上「Mステーション」ともいう)を構成する。
感光体ドラム2030d、帯電チャージャ2032d、現像ローラ2033d、トナーカートリッジ2034d、クリーニングケース2031d、液晶偏向素子2203d、シリンダレンズ2204d、fθレンズ2105d、走査用ミラー2106d、トロイダルレンズ2107d、走査用ミラー2108d、同期検知センサ2205dは、組として使用され、イエローの画像を形成する画像形成ステーション(以下では、便宜上「Yステーション」ともいう)を構成する。
各光源ユニットはいずれも、前記光源ユニット14と同様な構成を有している。そして、ここでは、各光源ユニットは、ハウジング2300の+Y側の端部近傍に配置されている。
光源ユニット2200aから射出され、開口板2201aの開口部を通過した光束は、光束分割プリズム2202aでKステーション用の光束とCステーション用の光束とに分割される。また、光源ユニット2200bから射出され、開口板2201bの開口部を通過した光束は、光束分割プリズム2202bでMステーション用の光束とYステーション用の光束とに分割される。
分割された各光束は、対応する液晶偏向素子及びシリンダレンズを介して共通のポリゴンミラー2104に入射する。ポリゴンミラー2104で偏向された各光束は、対応するfθレンズ、走査用ミラー、及びトロイダルレンズを介して、対応する感光体ドラムを照射する。
各同期検知センサはいずれも、前記同期検知センサ18と同様なセンサであり、対応する像面に等価な面に対して前記同期検知センサ18と同様な位置に配置され、前記ずれ量Δh及び対応する感光体ドラムにおける書込開始のタイミングを検出するために用いられる。
走査制御装置は、前記走査制御装置22と同様にして、各同期検知センサの出力信号に基づいて、各感光体ドラムにおける副走査ずれ量を取得する。そして、走査制御装置は、副走査ずれ量がほぼ0となるように各液晶偏向素子に電圧を印加する。
また、走査制御装置は、前記走査制御装置22と同様にして、各感光体ドラムにおける書込開始のタイミングを検出する。
また、走査制御装置は、前記走査制御装置22と同様に、副走査ずれ量が感光体ドラムにおける走査線の間隔の1/2以上の場合は、副走査ずれが相殺されるように、対応する画像データをシフトする。
ハウジング2300は、一例として図24に示されるように、上記実施形態におけるハウジング21と同様にして前記支持板31Aに固定されている。これにより、光走査装置2010は、前記光走査装置1010と同様な効果を得ることができる。
そして、カラープリンタ2000は、光走査装置2010を備えているため、前記レーザプリンタ1000と同様な効果を得ることができる。また、画像の色ずれを低減することができる。
なお、このカラープリンタ2000において、光走査装置を1色毎に設けても良いし、2色毎に設けても良い。
以上説明したように、本発明の光走査装置によれば、光源ユニットの発熱による筐体のゆがみを抑制するのに適している。また、本発明の画像形成装置によれば、高品質の画像を形成するのに適している。
本発明の一実施形態に係るレーザプリンタの概略構成を説明するための図である。 図1における光走査装置の概略構成を示す斜視図である。 図1における光走査装置の概略構成を示す平面図である。 光源に含まれる2次元アレイを説明するための図である。 図5(A)及び図5(B)は、いずれも液晶偏向素子を説明するための図である。 偏向器側走査レンズの光学面形状を説明するための図である。 像面側走査レンズの光学面形状を説明するための図である。 光走査装置における主要な光学素子の位置関係を説明するための図である。 図8における具体例を説明するための図である。 光学的に像面に略平行な面を説明するための図である。 同期検知センサの概略構成を説明するための図である。 図12(A)〜図12(D)は、いずれも図11の同期検知センサの動作を説明するための図である。 走査制御装置の構成を説明するためのブロック図である。 副走査ずれ量とΔhとの関係を説明するための図である。 光走査装置のハウジングのゆがみを説明するための図(その1)である。 光走査装置のハウジングのゆがみを説明するための図(その2)である。 支持機構を説明するための図(その1)である。 支持機構を説明するための図(その2)である。 支持機構の変形例1を説明するための図である。 図20(A)〜図20(C)は、いずれも支持機構の変形例2を説明するための図である。 カラープリンタの概略構成を示す図である。 図21における光走査装置の概略構成を示す斜視図である。 図21における光走査装置の概略構成を示す側面図である。 支持機構を説明するための図である。
符号の説明
11a…偏向器側走査レンズ(光学系の一部)、11b…像面側走査レンズ(光学系の一部)、12a〜12c…走査用ミラー(光学系の一部)、13…ポリゴンミラー(光学系の一部)、14…光源ユニット、18…同期検知センサ(ビーム検知センサ)、20…液晶偏向素子、21…ハウジング(筐体)、21B…長穴(長穴部)、22…走査制御装置(制御装置、補正装置の一部)、31A…支持板(支持部材)、31B…弾性部材(支持機構の一部)、31C…ねじ(支持機構の一部)、31D…ガイド部(支持機構の一部)、31E…突起部(支持機構の一部)、100…2次元アレイ(光源)、1000…レーザプリンタ(画像形成装置)、1010…光走査装置、1030…感光体ドラム(像担持体)、1050…通信制御装置(通信装置)、2000…プリンタ(画像形成装置)、2010…光走査装置、2030a,2030b,2030c,2030d…感光体ドラム(像担持体)、2080…通信制御装置(通信装置)、2104…ポリゴンミラー(光学系の一部)、2105a〜2105d…fθレンズ(光学系の一部)、2106a〜2106d…走査用ミラー(光学系の一部)、2107a〜2107d…トロイダルレンズ(光学系の一部)、2108a〜2108d…走査用ミラー(光学系の一部)、2200a…光源ユニット、2200b…光源ユニット、2205a〜2205d…同期検知センサ(ビーム検知センサ)、2300…ハウジング(筐体)。

Claims (14)

  1. 光束により被走査面を主走査方向に走査する光走査装置であって、
    複数の発光部を有する光源及び前記光源を駆動する駆動回路を含む光源ユニットと;
    前記光源ユニットからの光束を前記被走査面上に集光するとともに、前記被走査面上の光スポットを前記主走査方向に移動させる光学系と;
    前記光源ユニット及び前記光学系がその内部に収容される筐体と;
    前記筐体を支持するための複数の支持機構を有する支持部材と;を備え、
    前記複数の支持機構のうち前記光源ユニットに近い位置にある少なくとも1つの支持機構は、前記筐体を摺動可能に支持することを特徴とする光走査装置。
  2. 前記筐体の摺動可能な方向は、前記少なくとも1つの支持機構と前記光源ユニットとを結ぶ仮想線に沿った方向であることを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
  3. 前記少なくとも1つの支持機構は、弾性部材を有し、該弾性部材による押圧で前記筐体を支持することを特徴とする請求項1又は2に記載の光走査装置。
  4. 前記少なくとも1つの支持機構は、ピン状の突起部を有し、
    前記筐体は、前記突起部がその中に挿入され、前記摺動可能な方向を長手方向とする長穴部を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の光走査装置。
  5. 前記少なくとも1つの支持機構は、前記摺動可能な方向に延びるガイド部を有していることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の光走査装置。
  6. 前記複数の支持機構は、少なくとも4つの支持機構であり、
    前記少なくとも1つの支持機構は、2つの支持機構であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の光走査装置。
  7. 前記筐体の内部に収容され、前記被走査面上に集光される光束の副走査方向に関する位置ずれを検出するためのビーム検知センサと;
    前記位置ずれが前記被走査面上における走査線間隔の1/2以上のときに、前記位置ずれが低減されるように画像データを1ライン分シフトさせる制御装置と;を更に備えることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の光走査装置。
  8. 前記筐体の内部に収容され、前記被走査面上に集光される光束の副走査方向に関する位置ずれを検出するためのビーム検知センサと;
    前記ビーム検知センサの出力信号に基づいて、前記位置ずれを補正する補正装置と;を更に備えることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の光走査装置。
  9. 前記補正装置は、前記光源ユニットから前記被走査面に向かう光束の光路上に配置され、主走査方向に対応する方向に直交する面内で、入射光束の進行方向を印加電圧に応じて偏向する液晶偏向素子を有することを特徴とする請求項8に記載の光走査装置。
  10. 前記複数の発光部は、2次元配列されていることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の光走査装置。
  11. 前記光源ユニットは面発光レーザアレイを含むことを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の光走査装置。
  12. 少なくとも1つの像担持体と;
    前記少なくとも1つの像担持体に対して画像情報が含まれる光束を走査する少なくとも1つの請求項1〜11のいずれか一項に記載の光走査装置と;を備える画像形成装置。
  13. 前記画像情報は、多色の画像情報であることを特徴とする請求項12に記載の画像形成装置。
  14. 前記画像情報を含む種々の情報の通信をネットワークを介して外部機器と行う通信装置を、更に備えることを特徴とする請求項12又は13に記載の画像形成装置。
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JP2013190570A (ja) * 2012-03-13 2013-09-26 Sharp Corp 光走査装置、及びそれを備えた画像形成装置

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