JP2008095233A - 紡機における繊維束集束装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】繊維束集束装置を設置するのに必要な空間の確保が容易で、清掃周期の延長及び通気エプロンの寿命の延長を図ることができる繊維束集束装置を提供する。
【解決手段】繊維束集束装置11はドラフト装置12の最終送出ローラ対13の下流側に設けられるとともに、ボトムニップローラ18aを備えた送出部14と、送出部14のニップ点を挟んで繊維束Fの移動方向の上流側に配置された吸引パイプ15を備えている。送出部14のニップ点に対して繊維束Fの移動方向の下流側にガイド部17が設けられており、吸引パイプ15、ボトムニップローラ18a及びガイド部17に通気エプロン16が巻き掛けられている。ガイド部17は、通気エプロン16がボトムニップローラ18aの繊維束案内側と反対側においてはボトムニップローラ18aから離れた位置を移動するように案内するとともに、ガイド部17の外側においては通気エプロン16を平面状に案内するように形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、紡機における繊維束集束装置に係り、詳しくは例えば精紡機のドラフト装置(ドラフトパート)の下流に配置され、ドラフト装置でドラフトされた繊維束を集束する紡機の繊維束集束装置に関する。
ドラフトされた繊維束を撚り掛けの前に予め集束し、毛羽の低減等の糸品質の向上を目的とした繊維束集束装置が種々提案されている。そして、基本の機能となる繊維束の集束・移送用としてエンドレスの多孔ベルト(通気エプロン)が用いられる(例えば、特許文献1及び特許文献2等参照。)。特許文献1に開示された繊維束集束装置は、図6に示すように、ドラフト装置を構成する最終ローラ対61の下流に、ニップローラ対62、吸引パイプ63及び通気エプロン64を備えている。トップニップローラ62bはボトムニップローラ62aに通気エプロン64を介して押圧される。吸引パイプ63は、ニップローラ対62のニップ点を挟んで繊維束Fの移動方向の上流側に設けられ、吸引孔63aを備えた案内面を有する。また、ニップローラ対62のニップ点を挟んで下流側には断面円弧状のガイド部材65を備えている。
特許文献2に開示された繊維束集束装置は、図7に示すように、ドラフト装置のフロントローラ対(最終ローラ対)71の繊維束移動方向下流に、集束装置72を備えたスライバ集束帯域73が設けられている。集束装置72は、サクションシュー74、転向ローラ75,76及びそれらに巻き掛けられた多孔エプロン77を備えている。スライバ集束帯域73は、二つのニップ位置K1,K2によって区画されている。第1のニップ位置K1は、フロントローラ対71のトップローラ71aとボトムローラ71bとによりニップされる位置であり、第2のニップ位置K2は、多孔エプロン77が転向ローラ75によりトップローラ71aに押圧される位置である。
特開2004−100094号公報 特開2001−279539号公報
特許文献1に記載の繊維束集束装置は、通気エプロン64がボトムニップローラ62aに対して繊維束Fを案内する部分と反対側においても接触して移動する構成となっている。そのため、通気エプロン64、ボトムニップローラ62a及び吸引パイプ63で形成される空間Sが狭くなる。また、ボトムニップローラ62a及び吸引パイプ63は、例えば、4錘分を1ユニットとして構成されており、各ユニットの両端部に配置される錘では前記空間Sが袋小路の空間となる。そのため、風綿の逃げ道がなく、この空間Sには風綿が堆積しやすい。風綿が堆積して成長した場合、走行中の通気エプロン64が圧迫されて通気エプロン64を駆動するエネルギーが余分に必要になるばかりでなく、通気エプロン64の寿命が短くなる。
特許文献2に記載の集束装置72においては、ニップ位置K2を決める転向ローラ75に比較して径の小さな転向ローラ76を使用するとともに、転向ローラ76において多孔エプロン77が方向転換する位置が特許文献1の装置に比較して転向ローラ75から離れた位置に配置されている。そのため、多孔エプロン77は、ニップ位置K2より繊維束移動方向下流側で転向ローラ75に巻掛けられた部分では転向ローラ75に接触して走行するが、その他の部分では転向ローラ75から離れた位置を走行する。そのため、特許文献1の装置に比較して風綿は堆積し難い。
しかし、径の小さな転向ローラ76を使用して、転向ローラ76で走行方向が変更された後、サクションシュー74まで多孔エプロン77を転向ローラ75に接触せずに走行させるようにしているため、転向ローラ75から転向ローラ76までの多孔エプロン77の走行位置が本来の糸道(図7に二点鎖線で示す位置)から離れた状態になる。繊維束Fは、スライバ集束帯域73を通過する際、繊維の一部が多孔エプロン77にくっつき、多孔エプロン77が転向ローラ75から離れると拘束が解かれて繊維束Fが多孔エプロン77から離れるため、実際には図7に一点鎖線で示すような経路で繊維束Fが引き出される。そして、本来の糸道と繊維束Fが多孔エプロン77から離れる位置Pとの距離ΔLが大きくなると、繊維束Fの経路の屈曲が大きくなり、糸切れが発生し易くなる。したがって、転向ローラ76は、なるべく本来の糸道に近く配置した方が良いが、その場合は転向ローラ75の下方の隙間を確保し難くなる。
本発明は前記従来の問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、繊維束集束装置を設置するのに必要な空間の確保が容易で、清掃周期の延長及び通気エプロンの寿命の延長を図ることができる繊維束集束装置を提供することにある。
前記の目的を達成するため請求項1に記載の発明は、ドラフトパートでドラフトされた繊維束を集束する紡機における繊維束集束装置である。そして、前記ドラフトパートの最終送出ローラ対の下流側に設けられるとともにニップローラを備えた送出部と、前記送出部のニップ点に対して繊維束の移動方向の上流側に設けられるとともに吸引孔を備えた案内面を有する吸引パイプと、前記送出部のニップ点に対して繊維束の移動方向の下流側に設けられたガイド部と、前記吸引パイプ、前記ニップローラ及び前記ガイド部に巻き掛けられて回転される通気エプロンとを備えている。前記ガイド部は、前記通気エプロンが前記ニップローラの繊維束案内側と反対側においては前記ニップローラから離れた位置を移動するように案内するとともに、ガイド部の外側においては通気エプロンを平面状に案内するように形成されている。
この発明では、通気エプロンがニップローラの繊維束案内側と反対側においてはニップローラから離れた位置を移動するため、吸引パイプとニップローラとの隙間に風綿が堆積し難くなるとともに、堆積しても堆積した風綿の量が通気エプロンを圧迫して走行に支障を来す量に増加するまでの時間が長くなる。そのため、清掃周期を従来に比べて長くしても支障がなく、清掃周期の延長及び通気エプロンの寿命の延長を図ることができる。また、ガイド部は、ガイド部の外側においては通気エプロンを平面状に案内するため、繊維束集束装置を設置するのに必要な空間の確保が容易になる。さらに、一方では、ニップローラの繊維束案内側と反対側において通気エプロンとニップローラとの距離を十分に確保しつつ、他方では、ニップ点から通気エプロンがボトムニップローラから離れる位置までの通気エプロンの巻き掛け範囲を最適に保ち、糸切れの発生を防止することができる。
請求項2に記載の発明は請求項1に記載の発明において、前記ガイド部は、前記通気エプロンに対するテンション付与手段を備えている。この発明では、通気エプロンが適正なテンションで走行(移動)するように組み付けるのが容易になる。また、テンション付与手段を他の部分に設けるより、スペースの確保が容易で構造も簡単になる。
請求項3に記載の発明は請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記ガイド部は、前記ニップローラの軸方向に沿って延びる扁平なバーを備えている。この発明では、扁平なバーに代えて2本のローラあるいは丸棒を設ける場合に比較して部品点数が少なくなるとともに、組付けの工数も小さくなる。
請求項4に記載の発明は請求項1に記載の発明において、前記扁平なバーは、幅方向の片側が屈曲されている。この発明では、単に扁平なバーを使用する場合に比較して、バーの厚さを薄くしても必要な強度を確保することができる。
本発明によれば、繊維束集束装置を設置するのに必要な空間の確保が容易で、清掃周期の延長及び通気エプロンの寿命の延長を図ることができる。
以下、本発明を精紡機に装備される繊維束集束装置に具体化した一実施形態を図1〜図4にしたがって説明する。
繊維束集束装置は本願出願人が先に出願した特許文献1に記載された繊維束集束装置と、ガイド部の構成以外は基本的に同じ構成である。図1(a)に示すように、繊維束集束装置11は、ドラフトパートとしてのドラフト装置12の最終送出ローラ対13の下流側に設けられている。
繊維束集束装置11は送出部14、吸引パイプ15、通気エプロン16及びガイド部17を備えている。送出部14は、最終送出ローラ対13のフロントボトムローラ13aと平行に配設された回転軸18に形成されたニップローラとしてのボトムニップローラ18aと、ボトムニップローラ18aに通気エプロン16を介して押圧されるトップニップローラ19とで構成されている。トップニップローラ19はドラフト装置12のフロントトップローラ13bと同様に2錘毎に、支持部材20を介してウエイティングアーム(図示せず)に支持されている。支持部材20はフロントトップローラ13bの支持部材と一体に形成されている。吸引パイプ15は、送出部14のニップ点に対して繊維束Fの移動方向の上流側に設けられるとともに、吸引孔15aを備えた案内面15bを有する。
一方、繊維束集束装置11のボトム側は、図2(a)に示すように、ドラフト装置12のローラスタンド21間に配置される錘の半分、この実施形態では4錘分を1ユニットとして構成されている。機台長手方向に所定間隔で配設されたローラスタンド21の中間位置には、機台長手方向に延設された支持ビーム(図示せず)に、基端側が支持された状態で支持アーム22が配設され、ローラスタンド21と支持アーム22との間に回転軸18が支持されている。
図2(b)に示すように、回転軸18は複数錘(この実施形態では4錘)と対応する所定長さに形成され、その両端に固定された軸受23がエンドプラグ24に嵌合されている。そして、エンドプラグ24が嵌合部24aにおいてローラスタンド21及び支持アーム22に設けられた支持部21a,22aに支持されることにより、回転軸18はローラスタンド21と支持アーム22との間に回転可能に支持されている。支持部21a,22aは、エンドプラグ24を2個支持可能に形成され、隣接する回転軸18の端部に取り付けられたエンドプラグ24を支持可能になっている。回転軸18には長手方向の中間部にギヤ25が回転軸18と一体回転可能に設けられている。
図1(a)に示すように、フロントボトムローラ13aにはギヤ25(図1(a)には図示せず)と対向する位置にギヤ部13cが形成されている。そして、支持アーム22と同様に、基端側が支持ビームに固定された支持アーム26に中間ギヤ27が回転可能に支持され、中間ギヤ27はギヤ部13c及びギヤ25に噛合している。即ち、フロントボトムローラ13aの回転力は、ギヤ部13c、中間ギヤ27及びギヤ25を介して回転軸18に伝達される。
精紡機機台にはその長手方向(図1(a)の紙面と垂直方向)に延びるように吸引ダクト(図示せず)が配設されている。吸引パイプ15は吸引ダクトと平行に延びる状態で、接続管28を介して吸引ダクトに接続されている。吸引パイプ15も、回転軸18が支持された一対のエンドプラグ24にそれぞれ両端部が嵌合された状態で支持されている。
次にガイド部17について詳述する。ガイド部17は、送出部14のニップ点に対して繊維束Fの移動方向の下流側に設けられており、通気エプロン16がボトムニップローラ18aの繊維束案内側と反対側においてはボトムニップローラ18aから離れた位置を移動するように案内するとともに、ガイド部17の外側においては通気エプロン16を平面状に案内するように形成されている。ガイド部17は、通気エプロン16に対するテンション付与手段29を備えている。ガイド部17は、ボトムニップローラ18aの軸方向に沿って延びる扁平なバー30を備え、バー30は一対のエンドプラグ24にそれぞれ両端部が嵌合された状態で支持されている。バー30は、幅方向の片側が屈曲されて、屈曲部30aがバー30の全長にわたって形成されている。
図4(a)に示すように、テンション付与手段29は、バー30に対してその幅方向に移動可能に支承される押圧部材31と、押圧部材31をその屈曲部31aがバー30から離れる方向に付勢するばね部材32とで構成されている。バー30には、ボトムニップローラ18aと対応する側に、バー30の幅方向に延びるガイド凸部30bが4個、各押圧部材31の取り付け位置に対応して形成されている。
押圧部材31は、幅が通気エプロン16とほぼ同じに形成されるとともに、バー30に支承された状態で通気エプロン16と対向する側に通気エプロン16の幅方向への移動を規制する凸部31bが一対形成されている。押圧部材31には、バー30に支承された状態でガイド凸部30bと対応する位置に、ガイド凸部30bより長い長孔31cが形成されている。そして、押圧部材31は、長孔31cがガイド凸部30bに遊嵌された状態でバー30に装着されるようになっている。
図4(a)及び図3(b)に示すように、ばね部材32は、2個のコイル部32aの各一端が連結部32bで連結されるとともに、各コイル部32aの他端から押圧部32cが互いに交差するように連結部32bに対して斜めに延びる状態に形成されている。図4(a)に示すように、バー30には、各押圧部材31の装着箇所と対応する部分に、コイル部32aと係合する凹部30cがそれぞれ2個ずつ形成されている。
そして、テンション付与手段29及び通気エプロン16を所定の位置に取り付ける場合は、先ず、通気エプロン16を所定の取り付け位置からずれた位置に移動させた状態で、図4(b)に示すように、ばね部材32をバー30の凹部30cに係合させる。その状態で、ばね部材32及びバー30を挟むようにして、押圧部材31をバー30に取り付け、その状態で押圧部材31をばね部材32の付勢力に抗して押し込むとともに、通気エプロン16をバー30及び押圧部材31に巻き掛けられる位置に移動させる。その結果、図3(a)に示すように、通気エプロン16が所定位置に組み付けられる。
通気エプロン16は一部が吸引パイプ15に、一部がガイド部17に、一部がボトムニップローラ18aに接触するように巻掛けられ、ボトムニップローラ18aの回転に伴って案内面15b、押圧部材31に沿って摺動しつつ回転されるようになっている。この実施形態では通気エプロン16は、適度な通気性を確保できる織布により形成されている。
図1(a)及び図2(a)に示すように、ガイド部17の下方近傍には、糸切れ時にドラフト装置12から送出される繊維束Fを吸引する作用をなすシングルタイプのニューマ装置の吸引ノズル33の先端がそれぞれ配設されている。吸引ノズル33の基端は全錘共通のニューマダクト(図示せず)に接続されている。
次に前記のように構成された装置の作用を説明する。
精紡機が運転されると、繊維束Fはドラフト装置12でドラフトされた後、最終送出ローラ対13から繊維束集束装置11へ案内される。ボトムニップローラ18a及びトップニップローラ19は最終送出ローラ対13の表面速度と略同等の速度で回転され、繊維束Fは適度な緊張状態で両ローラ18a,19のニップ点を過ぎた後、転向して撚り掛けを受けながら下流側へ移動する。
また、ダクトの吸引作用が接続管28を介して吸引パイプ15に及び、案内面15bに形成された吸引孔15aの吸引作用が通気エプロン16を介して繊維束Fに及ぶ。そして、繊維束Fが吸引孔15aと対応する位置に吸引集束された状態で移動する。したがって、繊維束集束装置11の装備されない紡機に比較して、毛羽の発生や落綿が抑制されて糸質が改善される。
従来は、図1(b)に鎖線で示すように、通気エプロン16は、ボトムニップローラ18aの繊維束案内側と反対側においてもボトムニップローラ18aと接触する状態で移動する構成のため、吸引パイプ15及びボトムニップローラ18aが対向する楔状の空間Sに連続する空間が小さかった。そのため、精紡機の運転中に発生した風綿が、ボトムニップローラ18aとその周面に沿う吸引パイプ15の曲面部との隙間に堆積し易い。そして、いったん繊維(風綿)が堆積すると、その部分を起点にして成長して楔状の空間Sから外に堆積範囲が増大し、紡出条件によっては1週間程度で紡出に支障を来す程堆積した。
しかし、この実施形態の構成では、図1(b)に実線で示すように、通気エプロン16は、ボトムニップローラ18aの繊維束案内側と反対側においてはボトムニップローラ18aから離れた位置を移動するため、吸引パイプ15及びボトムニップローラ18aが対向する楔状の空間Sに連続する空間が広くなる。そのため、吸引パイプ15とボトムニップローラ18aとの隙間に風綿が堆積し難くなるとともに、堆積しても堆積した風綿の量が通気エプロン16を圧迫して走行に支障を来す量に増加するまでの時間が長くなる。その結果、清掃周期を従来に比べて長くしても支障がない。清掃周期は、従来の2〜3倍程度になった。
ガイド部17として、特許文献1の従来技術のように断面円弧状の案内部材を設けたり、あるいは径の大きなガイドローラを設けたりした場合は、通気エプロン16の移動経路が繊維束Fの移動方向下流側に突出し、配置スペースを確保するのが難しくなる。特に、シングルノズルタイプのニューマ装置を使用する場合、吸引ノズル33と干渉し易くなる。この実施形態では、ガイド部17は、ガイド部17の外側においては通気エプロン16を平面状に案内するように形成されているため、そのような不具合が解消される。
また、通気エプロン16は、ガイド部17の外側においては、押圧部材31の屈曲部31aと、バー30の屈曲部30aとの間を平面状で移動する。即ち、ガイド部17は、ガイド部17の外側においては通気エプロン16を平面状に案内する。したがって、押圧部材31の屈曲部31aが繊維束Fの通り道から離れ、かつバー30の屈曲部30aが繊維束Fの通り道の近くに配置されても、繊維束集束装置11を設置するのに必要な空間の確保が容易になる。
この実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)繊維束集束装置11は、ドラフト装置12の最終送出ローラ対13の下流側に設けられ、送出部14のニップ点に対して繊維束Fの移動方向の上流側に設けられるとともに吸引孔15aを備えた案内面15bを有する吸引パイプ15と、送出部14のニップ点に対して繊維束Fの移動方向の下流側に設けられたガイド部17とを備えている。また、吸引パイプ15、ボトムニップローラ18a及びガイド部17に巻き掛けられて回転される通気エプロン16を備えている。そして、ガイド部17は、通気エプロン16がボトムニップローラ18aの繊維束案内側と反対側においてはボトムニップローラ18aから離れた位置を移動するように案内する。したがって、吸引パイプ15とボトムニップローラ18aとの隙間に風綿が堆積し難くなるとともに、堆積しても堆積した風綿の量が通気エプロン16を圧迫して走行に支障を来す量に増加するまでの時間が長くなる。そのため、清掃周期を従来に比べて長くしても支障がなく、清掃周期の延長及び通気エプロン16の寿命の延長を図ることができる。さらに、一方では、ボトムニップローラ18aの繊維束案内側と反対側において通気エプロン16とボトムニップローラ18aとの距離を十分に確保しつつ、他方では、ニップ点から通気エプロン16がボトムニップローラ18aから離れる位置までの通気エプロン16の巻き掛け範囲Rを最適に保ち、糸切れの発生を防止することができる。
(2)ガイド部17は、ガイド部17の外側においては通気エプロン16を平面状に案内するように形成されている。したがって、例えば、円形断面を有するガイドローラで同様な通気エプロン16のガイドをする場合に比べて、繊維束集束装置11を設置するのに必要な空間の確保が容易になる。即ち、繊維束集束装置11の直下に設置される吸引ノズル33とガイド部17との干渉を生じることなく、好適な通気エプロン16の案内を行うことが可能となる。
(3)ガイド部17は、通気エプロン16に対するテンション付与手段29を備えている。したがって、通気エプロン16が適正なテンションで走行(移動)するように組み付けるのが容易になる。また、テンション付与手段29を他の部分に設けるより、スペースの確保が容易で構造も簡単になる。
(4)ガイド部17は、ボトムニップローラ18aの軸方向に沿って延びる扁平なバー30を備えている。したがって、扁平なバー30に代えて2本のローラあるいは丸棒を設ける場合に比較して部品点数が少なくなるとともに、組み付けの工数も小さくなる。
(5)扁平なバー30は、幅方向の片側が屈曲されている。したがって、単に扁平なバー30を使用する場合に比較して、バー30の厚さを薄くしても必要な強度を確保することができる。
(6)テンション付与手段29は、通気エプロン16にテンションを付与する押圧部材31が扁平なバー30の幅方向に移動可能に設けられているため、扁平なバー30の幅を広くしても、通気エプロン16の移動経路が吸引ノズル33の配置に悪影響を与え難い。
(7)テンション付与手段29を構成するばね部材32として、2個のコイル部32aが連結部32bで連結されるとともに、線状の押圧部32cが互いに交差する状態で連結部32bに対して斜めに延びる形状に形成されたトーションばねが使用されている。そして、コイル部32aがバー30に形成された凹部30cに係合する状態で配設されている。したがって、押圧部材31を円滑に付勢することができる。
実施形態は前記に限定されるものではなく、例えば、次のように具体化してもよい。
○ バー30は、幅方向の一端に全長にわたって延びる屈曲部30aを必ずしも備えていなくてもよい。しかし、屈曲部30aを備えている方がバー30の厚さを薄くしても必要な強度を確保することができる。
○ ガイド部17は、通気エプロン16がボトムニップローラ18aの繊維束案内側と反対側においてはボトムニップローラ18aから離れた位置を移動するように案内するとともに、ガイド部17の外側においては通気エプロン16を平面状に案内するように形成されていればよく、バー30を備える構成に限らない。例えば、図5に示すように、2本の丸棒34やローラをボトムニップローラ18aと平行に延びるように配置してもよい。この構成でテンション付与手段を設ける場合は、一方の丸棒34を両端部においてばねで付勢する。
○ テンション付与手段29は、バー30と別体に形成された押圧部材31及びばね部材32を組み付ける構成に限らず、バー30及び押圧部材31にばね部材を固着した構成としてもよい。ばね部材はコイル部を備えていなくてもよい。
○ テンション付与手段をガイド部17に設けずに他の部分に設けてもよい。しかし、
ガイド部17に設けた方が他の部分に設けるより、スペースの確保が容易で構造も簡単になる。
○ テンション付与手段は必ずしもなくてもよい。
○ 通気エプロン16を織布で形成する代わりに、編み地により形成してもよい。この場合も織布と同様に通気エプロン16を構成するベルトに小さな孔をわざわざ開ける手間をかけずとも適度な通気性が得られ、通気エプロン16を安価に製造できる。さらに、編み地の伸縮性により、テンション装置を特に設けなくても通気エプロン16が適度な張力状態で回転される。
○ 通気エプロン16を織布や編み地で形成する代わりに、ゴム製や弾性を有する樹脂製のベルトに多数の孔を開けて形成してもよい。
○ 回転軸18及び吸引パイプ15は4錘を1ユニットとする構成に限らず、例えば、ローラスタンド21間の錘数(例えば8錘)を1ユニットとしてもよい。また、必ずしも全ユニットを同じ錘数とせずに、ローラスタンド21間の錘数を異なる数に分けて(例えば6錘と2錘)それに対応して2種のユニットを設けてもよい。
○ ボトムニップローラ18aが形成される回転軸18を全錘共通のシャフトとして、ドラフト装置12のフロントボトムローラ13aと同様に機台のギヤエンドに設けられたギヤ列を介してモータにより駆動される構成としてもよい。
〇 ニューマ装置としてシングルノズルタイプに代えて、フルートタイプの構成を採用してもよい。
以下の技術的思想(発明)は前記実施形態から把握できる。
(1)請求項3に記載の発明において、テンション付与手段は、前記扁平なバーの幅方向に移動可能にバーを挟むように配置され、側面U字状に折り曲げ形成された押圧部材と、該押圧部材をその屈曲部がバーから離れる方向に付勢するばね部材とで構成されている。
(a)は一実施形態の繊維束集束装置の一部破断概略側面図、(b)は(a)の部分拡大図。 (a)は繊維束集束装置を繊維束移動方向前側から見た部分概略図、(b)は回転軸の正面図。 (a)は通気エプロン及びガイド部の関係を示す斜視図、(b)はばね部材の模式斜視図。 (a)はテンション付与手段の模式分解平面図、(b)は組み付けられた状態のテンション付与手段の模式平面図。 別の実施形態の概略側断面図。 従来技術の繊維束集束装置の一部破断概略側面図。 別の従来技術の繊維束集束装置の部分概略側断面図。
符号の説明
F…繊維束、11…繊維束集束装置、13…最終送出ローラ対、14…送出部、15…吸引パイプ、15a…吸引孔、15b…案内面、16…通気エプロン、17…ガイド部、18a…ニップローラとしてのボトムニップローラ、29…テンション付与手段、30…バー。

Claims (4)

  1. ドラフトパートでドラフトされた繊維束を集束する紡機における繊維束集束装置であって、
    前記ドラフトパートの最終送出ローラ対の下流側に設けられるとともにニップローラを備えた送出部と、
    前記送出部のニップ点に対して繊維束の移動方向の上流側に設けられるとともに吸引孔を備えた案内面を有する吸引パイプと、
    前記送出部のニップ点に対して繊維束の移動方向の下流側に設けられたガイド部と、
    前記吸引パイプ、前記ニップローラ及び前記ガイド部に巻き掛けられて回転される通気エプロンと
    を備え、
    前記ガイド部は、前記通気エプロンが前記ニップローラの繊維束案内側と反対側においては前記ニップローラから離れた位置を移動するように案内するとともに、ガイド部の外側においては通気エプロンを平面状に案内するように形成されている紡機における繊維束集束装置。
  2. 前記ガイド部は、前記通気エプロンに対するテンション付与手段を備えている請求項1に記載の紡機における繊維束集束装置。
  3. 前記ガイド部は、前記ニップローラの軸方向に沿って延びる扁平なバーを備えている請求項1又は請求項2に記載の紡機における繊維束集束装置。
  4. 前記バーは、幅方向の片側が屈曲されている請求項3に記載の紡機における繊維束集束装置。
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