JP2001279539A - 精紡機のドラフト機構 - Google Patents

精紡機のドラフト機構

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JP2001279539A
JP2001279539A JP2001062210A JP2001062210A JP2001279539A JP 2001279539 A JP2001279539 A JP 2001279539A JP 2001062210 A JP2001062210 A JP 2001062210A JP 2001062210 A JP2001062210 A JP 2001062210A JP 2001279539 A JP2001279539 A JP 2001279539A
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JP2001062210A
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Friedrich Dinkelmann
フリードリッヒ・デインケルマン
Andreas Dr Olbrich
アンドレアス・オルブリッヒ
Detlef Buschluter
デトレフ・ブシュリューテル
Angelika Stoll
アンゲリカ・ストール
Rainer Loscher
ライナー・レーシェル
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Oerlikon Textile GmbH and Co KG
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Zinser Textilmaschinen GmbH
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    • D01H1/00Spinning or twisting machines in which the product is wound-up continuously
    • D01H1/14Details
    • D01H1/20Driving or stopping arrangements
    • D01H1/22Driving or stopping arrangements for rollers of drafting machines; Roller speed control
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    • D01HSPINNING OR TWISTING
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    • D01H1/02Spinning or twisting machines in which the product is wound-up continuously ring type
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    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
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    • D01H5/72Fibre-condensing guides

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 精紡機のドラフト機構に、後取付け可能で、
飛翔体を発生しにくい構造の集束装置を提供すること 【解決手段】 ドラフト構造のフロントローラ対の後方
に、サクション空気による集束装置を有する。スライバ
集束帯域を備え、当該集束帯域は二つのニップ位置によ
って区画され、第二のニップ位置K2 がフロントローラ
対4の両トップローラ4.1,ボトムローラ4.2の一
つのローラの周面部分領域に作用する集束装置の押圧部
材によって形成されている

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドラフト機構のフ
ロントローラの後方に設けられているスライバ集束帯域
を備えており、このスライバ集束帯域が穿孔されている
送り手段により巻回されていてかつ負圧源と連通されて
いるサクションシューを有している空気圧力による集束
装置を備えており、この場合スライバ集束帯域が二つの
ニップ位置によって区画されており、これらのニップ位
置のうち第一のニップ位置がフロントローラ対の両ロー
ラによって定まる様式の、精紡機のドラフト機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術】公知の技術として、スライバ集束帯域を
備えている精紡機のためのドラフト機構が既に知られて
いる(ドイツ連邦共和国特許公開第19 708 41
0号参照)。この公知の発明にあっては、ドラフト機構
のフロントローラ対と他の給糸ローラ対との間にスライ
バ集束帯域が設けられている。このスライバ集束帯域は
サクションシューを備えており、このサクションシュー
は給糸ローラと共に送り手段としての穿孔されているエ
プロンで巻回されている。このサクションシューは負圧
源と連通されている。サクション空気流は穿孔されてい
るエプロンを通って流れる。ドラフト機構を去るスライ
バは送り方向に対して横方向に整向されているサクショ
ン空気流に曝され、このようにしてスライバ集束帯域内
で集束される。
【0003】他の給糸ローラ対によって条件付けられる
が、既製のリング精紡機において集束装置を後に装備す
ると云うことは非常に多額の出費を要する。
【0004】更に、ドラフトされたスライバを集束する
ための装置も公知の技術に属する(ドイツ連邦共和国特
許第198 46 268号参照)。この公知の構造に
あっては、ドラフト機構には出側においてニップローラ
が所属しており、このニップローラはドラフト機構フロ
ントローラの一つにより駆動される。ドラフト機構フロ
ントローラとニップローラは伝動機構部材、例えば引張
り部材或いは歯車組を介して結合されている。公知のこ
のような構造にあっては、上記の伝動機構部材は飛翔体
を特に発生し易く、望ましくな巻付きの傾向があると言
う欠点を有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の根底をなす課
題は、集束装置のための飛翔体を発生し易い構造要素の
数を低減し、従来のドラフト機構を備えているリング精
紡機への簡単な後取付けの可能性を達することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、本発明に
あって、第二のニップ位置がフロントローラ対の両トッ
プローラの一つのトップローラの周面部分領域に作用す
る集束装置の押圧部材によって形成されていることによ
って解決される。
【0007】この構成により、サクションシューと穿孔
された送り手段とから成る、空気圧力による集束装置が
公知の装置に比較して著しくコンパクトな構成となる。
【0008】装置のために要するスペースが僅かである
ことにより、集束されるスライバのための送り手段を直
接フロントローラの一つによって駆動することが可能と
なる。
【0009】本発明による他の構成において、フロント
ローラ対のトップローラの周面部分領域が第二のニップ
位置の部分である。
【0010】送り手段が二つの転向ローラを介して案内
される様式の、ドラフト機構にあっては、加圧作用を受
ける転向ローラが第二のニップ位置のための押圧部材で
ある。この場合、転向ローラは少なくとも一つのばねの
作用を受けるように構成されている。即ち、送り手段は
ばねの作用を受ける転向ローラによりドラフト機構のフ
ロントローラに対して押圧され、このフロントローラに
より駆動される。この場合、転向ローラとフロントロー
ラとはニップ位置を形成し、このニップ位置は糸の撚り
がスライバ集束帯域内に伝播するのを阻止する。
【0011】即ち、本発明による構造にあっては、スラ
イバ集束帯域は一方において、ドラフト機構サクション
シュローラの第一のニップ位置によって、他方ではフロ
ントローラ対のトップローラと転向ローラの第二のニッ
プ位置によって区画される。
【0012】ドラフト機構の操作をより容易にするため
に本発明により、転向ローラをドラフト機構のトップロ
ーラと同様に対の状態で設けることが可能である。
【0013】選択的に送り手段がサクションシューを囲
僥している様式のドラフト機構にあっては、このサクシ
ョンシューは第二のニップ位置のための押圧部材であ
る。従って、転向ローラは設けられておらず、この場合
サクションシューは四方が送り手段、特に穿孔されてい
るエプロンで囲僥されており、二重の機能がこのサクシ
ョンシューが第二のニップ位置を規定することによって
行われる。
【0014】本発明による他の実施の態様にあっては、
押圧部材は遮蔽部材を備えているふるいローラとして形
成されている。この場合、この遮蔽部材によりふるいロ
ーラはその周面のスライバ集束帯域の領域においてのみ
サクション作用を受ける。
【0015】この遮蔽部材はふるいローラの内側に設け
られている。
【0016】本発明の他の特徴により、押圧部材が少な
くとも一つの切欠きと固定されている遮蔽部材とを備え
ている中空軸とし形成されて、この場合中空軸は、例え
ば周面一体に配分されている多数の切欠きを備えてい
る。
【0017】この中空軸は遮蔽部材が内部に設けられて
いて、かつ周囲に形成される少なくとも一つの溝を備え
ている。中空軸の外周の上方における溝の領域の外側に
おいて、穿孔された送り手段が案内されるように構成さ
れている。
【0018】給糸ローラが回転する本発明の実施の態様
にあっては、これらの給糸ローラはそれぞれフロントロ
ーラに類似した給糸速度で駆動される。しかし、集束さ
れる材料に依存して、集束精紡の際しばしば、過剰給糸
(Ueberlieferung)と過少給糸(Unterlieferung)で作業を
行うのが有利である。即ち、例えば捲縮傾向を有するス
ライバの精紡の際、給糸速度は引取り速度よりも速い。
他方、他の繊維にあっては、僅かなテンションドラフト
が有利である。この場合、ドラフト速度は概して高い。
【0019】本発明による他の構成により、押圧部材が
直接フロントローラ対のトップローラによって駆動可能
であるように構成されている。この場合、フロントロー
ラ対の駆動作用を行うトップローラと駆動される押圧部
材間の変速比が色々に変えられる。
【0020】本発明による他の構成により、押圧部材は
終端側においてそれぞれ一つのカラーを備えており、こ
のカラーがトップローラの外周により加圧作用を受ける
ように構成されている。
【0021】選択的に、フロントローラ対のトップロー
ラが終端側においてそれぞれ一つのカラーを備えてお
り、このカラーが押圧部材の外周により加圧作用を受け
るように構成されている。
【0022】以下に添付した図面に図示した発明の実施
の態様につき本発明を詳細に説明する。
【0023】
【発明の実施の態様】図1は、ドラフト機構内で集束さ
れるスライバ10を集束するための精紡機のためのドラ
フト機構1を示している。この場合、第一のローラ対2
と第二のローラ対3が使用される。この場合第二のロー
ラ対3の後方にはトップローラ4.1とボトムローラ
4.2を備えているフロントローラ対4が設けられてい
る。第二のローラ対3とフロントローラ対4との間の領
域において、スライバ10のためのメインドラフトが行
われる。
【0024】フロントローラ対4には、空気圧により作
動する集束装置6を備えているスライバ集束帯域5が連
なっており(図2参照)、この集束装置は穿孔された送
り手段7が巻回しているサクションシュー12を備えて
おり、このサクションシューは導管14を介して負圧源
15と連通されている。
【0025】特に図2から、スライバ集束帯域5が二つ
のニップ位置K1,2 によって区画されており、この場
合第一のニップ位置K1 がフロントローラ対4のトップ
ローラ4.1とボトムローラ4.2によって定まってい
るのが明瞭に認められる。
【0026】本発明により、第二のニップ位置K2 は、
フロントローラ対4のトップローラ4.1とボトムロー
ラ4.2のうちの一つのローラの周辺領域を負荷する集
束装置6の押圧部材25によって形成されている。
【0027】図1と図2による実施の態様にあっては、
フロントローラ対4のトップローラ4.1の周辺部分領
域は第二のニップ位置K2 の部分である。加圧作用を受
ける転向ローラ18は第二のニップ位置K2 のための押
圧部材25である。
【0028】この実施の態様にあっては、送り手段7、
即ち穿孔8を備えているエプロンがこれらの転向ローラ
18,20とを介して案内されているのが認められる。
【0029】図1と図2および明細書から、スライバ集
束帯域5は公知の構造にあってはトップローラ4.1と
ボトムローラ4.2の第一のニップ位置K1 によって、
そしてトップローラ4.1と転向ローラ18間の第二の
ニップ位置K2 によって区画されているのが認められ
る。この第二のニップ位置K2 によって、スライバ10
の撚りがスライバ集束帯域5内へ伝播するのが回避され
る。
【0030】サクションシュー12に直に接続てしいる
転向ローラ18は、特に詳細に図示しなかったばねによ
り矢印方向でフロントローラ対4のトップローラ4.1
に対して押圧され、−上に詳細に述べたように−ニップ
位置K2 を形成している。
【0031】ドラフト機構の操作をより容易にするため
に、転向ローラ18,20を−ドラフト機構のトップロ
ーラと同様に−対の状態で設けることが可能である。
【0032】図3は本発明による他の実施の態様を示し
ているが、この実施の態様にあっては転向ローラ18,
20は設けられていない。図面から明瞭であるように、
サクションシュー12′は四方が送りベルト7で巻回さ
れており、フロントローラ対4のトップローラ4.1の
周面領域と協働して第二のニップ位置K2 のための押圧
部材25′を形成している。
【0033】図4は、本発明による他の実施の態様を示
している。この実施の態様にあっては、押圧部材25″
は遮蔽部材35を備えているふるいローラ30として形
成されている。このふるいローラはサクションシュー1
2″である。この遮蔽部材35によりふるいローラ30
はその周面の集束帯域Vの範囲でのみ吸気の作用を受け
る。遮蔽部材35はふるいローラの内側に存在している
のが有利である。
【0034】図5による実施の態様にあっては、押圧部
材25″′は少なくとも一つの切欠き33と固定されて
いる遮蔽部材35′とを備えている中空軸38として形
成されており、この中空軸は同時にサクションシュー1
2″′である。この中空軸38は、周面一体に配分され
た多数の切欠き33,33′,33″および33″′を
備えている。更に、この中空軸38は少なくとも一つの
周面に形成されている溝40を備えており、この溝内に
遮蔽部材35が、概略例示したに過ぎない保持部材43
を介して固定して設けられている。中空軸38は転向ロ
ーラ18′を形成しており、この場合穿孔8を備えてい
る送り手段7はこの転向ローラ18′と他の転向ローラ
20′とを介して案内される。この場合、穿孔されてい
る送り手段7は中空軸38の外周の溝40の領域の外側
を走る。
【0035】固定して設けられている遮蔽部材35′は
この場合も、穿孔されている送り手段7に対して集束帯
域Vにおいてのみ吸気作用を行う。
【0036】図4による実施の態様にあっては、ふるい
ローラ30は第二のニップ位置K2の一部分であり、他
方図5による実施の態様にあっては中空軸38が第二の
ニップ位置K2 の一部分である。これらのことは共にフ
ロントローラ対4のトップローラ4.1との協働の下に
行われる。
【0037】図2と図4との実施の態様にあっては、押
圧部材25と25″は回転する。
【0038】図6と図7は図1を矢印Aの方向で見た図
である。本発明により、これらの押圧部材25と25″
は直接フロントローラ対4のトップローラ4.1により
駆動される。この場合、このフロントローラ対4の駆動
を行うトップローラ4.1と駆動される押圧部材25と
25″間の減速比は色々に変更可能であり、これにより
いわゆる過剰給糸(Ueberlieferung)と過少給糸(Unterli
eferung)とが行われる。
【0039】図6の実施の態様にあっては、押圧部材2
5はそれぞれカラー45と45′を備えており、これら
のカラーはトップローラ4.1の外周の作用を受ける。
トップローラ4.1の周速度はカラー45と45′の周
速度と等しい。これに対して、軸25の周速度は所望の
減速分だけ小さい。従って、エプロン7の走行速度も小
さい。
【0040】これに対して、図7による実施の態様にあ
っては、フロントローラ対4のトップローラローラ4.
1は終端部側にそれぞれ一つのカラー55と55′を備
えており、これらのカラーは押圧部材25と25″の外
周の作用を受ける。トップローラローラ4.1のカラー
55と55′の周速度は転向ローラ18の周速度と等し
い。従って、この転向ローラ18の周速度はトップロー
ラローラ4.1の周速度よりも大きい。従ってこれによ
り、エプロン7の走行速度は大きい。
【0041】従って、図6と図7による実施の態様によ
り、処理されるべき材料に依存して作業をいわゆる過剰
給糸で或いは過少給糸で行うことが可能である。捲縮す
る傾向のあるスライバを精紡する場合、給糸速度が引取
速度よりも高いのが、即ちいわゆる過剰給糸であるのが
有利である。他方、他のスライバの場合は、僅かなテン
ションドラフトが望ましく、この場合相当する引取速度
は高い。即ち、この場合いわゆる過少給糸が行われる。
【0042】実際において所望の過剰給糸の過少給糸の
割合は、一般に2%から10%である。これに応じて、
カラー45と45′および55と55′の直径の低減度
合い(Abstufung) も僅かに目立に過ぎない。実際におい
て、僅か数ミリメートル或いは一ミリメートル以下の直
径低減度合いのものが適用可能である。集束帯域の出口
において、転向ローラ18は、ドラフト帯域内へ撚りが
伝播するのを阻止する。この効果は、トップローラロー
ラ4.1と転向ローラ18間において、即ち押圧要素2
5が約1ミリメートルの深さの小さな間隙を有している
場合に充足される。
【0043】本発明の特に有利な実施の態様にあって
は、転向ローラ18、即ち給糸ローラの直径を、約1ミ
リメートルの低減度合い(Absatz)のための、所望の減速
比が得られるように、選択するのが有利である。この場
合、直接駆動はトップローラローラ4.1によって維持
され、かつ減速が付加的な駆動歯車或いは減速歯車を使
用することなく行われるのが有利にである。
【0044】図6による実施の態様の場合いわゆる過剰
給糸が行われるが、一方図7による実施の態様にあって
は押圧部材25、即ち転向ローラ18は比較的高い周速
度で駆動され、これにより容易にテンションドラフトが
達せられる。
【0045】
【発明の効果】図1と図2および図3並びに図4と図5
による本発明の装置は、既存のリング精紡機へ僅かな経
費で後装備可能である。付加的な駆動部材を省略するこ
とにより、取扱いおよびメンテナンスの経費が低減さ
れ、その際このような状況にもかかわらずスライバ集束
帯域5を形成する二つの正確に定められたニップ位置K
1,2 が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】負圧源と共に示した、本発明によるドラフト機
構の概略側方横断面図である。
【図2】図1による集束帯域を部分切開し、拡大して示
した側面図である。
【図3】サクションシューの構成を異にした、本発明に
よる他の実施の態様の側方断面図である。
【図4】サクションシューの構成を異にした、本発明に
よる他の実施の態様の部分切開して示した側方断面図で
ある。
【図5】サクションシューの構成を異にした、本発明に
よる他の実施の態様の部分切開して示した側方断面図で
ある。
【図6】給糸ローラおよびフロントローラの速度が異な
る、本発明による実施の態様を示す図である。
【図7】給糸ローラおよびフロントローラの速度が異な
る、本発明による他の実施の態様を示す図である。
【符号の説明】
1 ドラフト機構 2 第一のローラ対 3 第二のローラ対 4 フロントローラ 4.1 トップローラ 4.2 ボトムローラ 5 スライバ集束帯域 6 集束装置 7 送り装置 12,12′ サクションシュー 14 導管 18,18′,20,20′ 転向ローラ 25 ,25,25′,25″,25″′ 押圧要素 30 ふるいローラ 33,33′,33″,33″′ 切欠き 35,35′ 遮蔽要素 38 中空軸 40 溝 43 保持部材 45,45′,55,55′ カラー K1,2 ニップ位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アンドレアス・オルブリッヒ ドイツ連邦共和国、73230キルヒハイム、 メッツゲルストラーセ、7 (72)発明者 デトレフ・ブシュリューテル ドイツ連邦共和国、73102ビレンバッハ、 カールフライ−ヴェーク、1 (72)発明者 アンゲリカ・ストール ドイツ連邦共和国、73257ケンゲン、ビル ケンヴエーク、15 (72)発明者 ライナー・レーシェル ドイツ連邦共和国、09127ヒエムニッツ、 アルトウール−ストローベル−ストラー セ、10

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項01】 ドラフト機構(1)のフロントローラ
    対(4)の後方に設けられているスライバ集束帯域
    (5)を備えており、このスライバ集束帯域が穿孔され
    ている送り手段(7)により巻回されていてかつ負圧源
    (15)と連通されているサクションシュー(12;1
    2′,12″;12″′)を有している空気圧力による
    集束装置(6)を備えており、この場合スライバ集束帯
    域(5)が二つのニップ位置(K1,2 )によって区画
    されており、これらのニップ位置のうち第一のニップ位
    置(K1)がフロントローラ対(4)の両トップローラ
    (4.1,4.2)によって定まっている様式の、精紡
    機のドラフト機構(1)において、第二のニップ位置
    (K2 )がフロントローラ対(4)の両トップローラ
    (4.1;4.2)の一つのトップローラの周面部分領
    域に作用する集束装置(6)の押圧部材(25;2
    5′;25″,25″′)によって形成されていること
    を特徴とするドラフト機構。
  2. 【請求項02】 フロントローラ対(4)のトップロー
    ラ(4.1)の周面部分領域が第二のニップ位置
    (K2 )の部分であることを特徴とする請求項1に記載
    のドラフト機構。
  3. 【請求項03】 一つの加圧作用を受ける転向ローラ
    (18,18′)が第二のニップ位置(K2 )のための
    押圧部材(25,25″′)であることを特徴とする、
    送り手段(7)が二つの転向ローラ(18,20;1
    8′,20′)を介して案内される様式の、請求項1に
    記載のドラフト機構。
  4. 【請求項04】 転向ローラ(18)が少なくとも一つ
    のばねの作用を受けるように構成されていることを特徴
    とする請求項3に記載のドラフト機構。
  5. 【請求項05】 転向ローラが対の状態で設けられてい
    ることを特徴とする請求項3或いは4に記載のドラフト
    機構。
  6. 【請求項06】 サクションシュー(12′)が第二の
    ニップ位置(K2 )のための押圧部材(25′)である
    ことを特徴とする、送り手段(7)がサクションシュー
    (12′)を巻回している様式の、請求項1或いは2に
    記載のドラフト機構。
  7. 【請求項07】 押圧部材(25″′)が遮蔽部材(3
    5)を備えているふるいローラ(30)とし形成されて
    いることを特徴とする請求項1或いは2に記載のドラフ
    ト機構。
  8. 【請求項08】 遮蔽部材(35)によってふるいロー
    ラ(30)がその周面において、集束帯域においてのみ
    サクション作用を受けるように構成されていることを特
    徴とする請求項7に記載のドラフト機構。
  9. 【請求項09】 遮蔽部材(35)がふるいローラ(3
    0)の内側に設けられていることを特徴とする請求項7
    或いは8に記載のドラフト機構。
  10. 【請求項10】 押圧部材(25″′)が少なくとも一
    つの切欠き(33)と固定されている遮蔽部材(3
    5′)とを備えている中空軸(38)とし形成されてい
    ることを特徴とする請求項3に記載のドラフト機構。
  11. 【請求項11】 中空軸(38)が周面一体に配分され
    たている多数の切欠き(33,33′,33″,3
    3″′)を備えていることを特徴とする請求項10に記
    載のドラフト機構。
  12. 【請求項12】 中空軸(38)が遮蔽部材(35′)
    が内部に設けられていてかつ周囲に形成されている少な
    くとも一つの溝(40)を備えていることを特徴とする
    請求項10或いは11に記載のドラフト機構。
  13. 【請求項13】 中空軸(38)の外周上方における溝
    (40)の領域の外側に、穿孔された送り手段(7)が
    案内されるように構成されていることを特徴とする請求
    項12に記載のドラフト機構。
  14. 【請求項14】 送り手段(7)が転向ローラ(1
    8′)として形成されている中空軸(38)と他の転向
    ローラ(20′)とを介して案内されるように構成され
    ていることを特徴とする請求項13に記載のドラフト機
    構。
  15. 【請求項15】 押圧部材(25,25″)が直接フロ
    ントローラ対(4)のトップローラ(4.1)によって
    駆動可能であるように構成されていることを特徴とする
    請求項1から3或いは7から9までのいずれか一つに記
    載のドラフト機構。
  16. 【請求項16】 フロントローラ対(4)の駆動作用を
    行うトップローラ(4.1)と駆動される押圧部材(2
    5,25″)間の変速比が色々に変えられることを特徴
    とする請求項15に記載のドラフト機構。
  17. 【請求項17】 押圧部材(25)が終端側においてそ
    れぞれ一つのカラー(45,45′)を備えており、こ
    のカラーがトップローラ(4.1)の外周により加圧作
    用を受けるように構成されていることを特徴とする請求
    項15或いは16に記載のドラフト機構。
  18. 【請求項18】 フロントローラ対(4)のトップロー
    ラ(4.1)が終端側においてそれぞれ一つのカラー
    (55,55′)を備えており、このカラーが押圧部材
    (25;25″)の外周により加圧作用を受けるように
    構成されていることを特徴とする請求項15或いは16
    に記載のドラフト機構。
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