紡糸ライン内の紡糸機は、複数の紡糸点を含み、各々の紡糸点は、糸のリールの形成のためのスピンドルを備える。
各々の紡糸点は、さらに、糸W1が中へと進み、延伸された糸が出てくる延伸装置1と、通常はリールを形成するように捩じられ巻き付けられる予定の圧縮された糸W3が出現する圧縮装置20と、を備える。
好ましい実施形態によれば、延伸装置1は、糸の前進とは反対方向に、第1の下側または延伸シリンダ4aと、第1の延伸シリンダの上に載りこれと圧力下で接触する第1の圧力シリンダ4bと、から形成された第1の対のシリンダを備えており、糸を輸送しながら延伸する。
延伸装置1は、さらに、第1の対のシリンダの上流側にある第2の延伸シリンダ6aおよび第2の圧力シリンダ6bから形成された第2の対のシリンダと、第2の対のシリンダの上流側にある第3の延伸シリンダ8aおよび第3の圧力シリンダ8bから形成された第3の対のシリンダと、を備える。
シリンダの対は、糸を前進させながら延伸することを達成するために異なる回転速度を有し、通常、第2の対のシリンダの周囲回転速度は、第3の対のシリンダより大きく、第1の対のシリンダの周囲回転速度は第2の対のシリンダより大きい。
回転の周囲速度間の比は、延伸比を規定し、通常、第2の対のシリンダと第3の対のシリンダと間の延伸比は、第1の対のシリンダと第2の対のシリンダとの間の延伸比よりかなり小さく、これは、糸の延伸が、第3の対のシリンダと第2の対のシリンダとの間ではわずかであり、第2の対のシリンダと第1の対のシリンダとの間では非常に強いことを意味する。
好ましくは、延伸装置1は、第3の対のシリンダと第1の対のシリンダとの間に、第2の対のシリンダが一部となる延伸ケージ10を備える。
延伸ケージ10は、第2の圧力シリンダ6bの下流側にそこから離れて位置する反転当接部12と、第2の圧力シリンダ6bの周りに巻き付けられた上側ベルト13と、を備える。上側ベルト13は、第2のシリンダ6bによって移動しながら引っ張られ、反転当接部12の周りに巻き付けられ、それによって閉通路を形成する。
延伸ケージ10は、さらに、固定された下側ガイド16と、第2の延伸シリンダ6aの周りに巻き付けられた下側ベルト20と、を備える。下側ガイド16は、第2の延伸シリンダ6aの下流側にそこから離れた位置に配置され、主に糸の前進方向に延びて当接部12の隣で終端する主要部分18を有する。下側ベルト20は、第2の延伸シリンダ6aによって移動しながら引っ張られ、主要部分18の周りに巻き付けられて閉通路を形成する。
2本のベルト13、20は、第2の対のシリンダと第1の対のシリンダとの間の空隙と位置合わせされたセクションに沿って接触しており、糸は、これらの間に引っ張られる。
延伸ケージ10の出口では、糸は、第1の対のシリンダを通過し、次いで、圧縮装置20に入り、圧縮装置20から、圧縮された糸W3として出て来る。
圧縮装置20は、第1の対の延伸シリンダの下流側に補助対のシリンダを備える。この補助対のシリンダは、一対の転がり軸受15a、15によって端部において支持された補助シリンダ14aと、補助シリンダの上に載りこれと圧力接触するそれぞれの圧力シリンダ14bと、を備える。
好ましくは、圧力シリンダ4b、6b、8b、14bおよび/または延伸シリンダ4a、6a、8aおよび/または補助シリンダ14aは、ゴム表面を有して、輸送中の糸との接着を増大させる。
好ましくは、補助対のシリンダは、すぐ上流側の一対のシリンダより大きい周囲回転速度を有して、輸送中の糸の張力を得る。
通常、事前延伸領域内、すなわち図示する実施形態では、第2の対の延伸シリンダと第3の対の延伸シリンダとの間の延伸比は、1.10から1.40の間で可変のものであり、延伸領域内の延伸比、すなわち、図示する実施形態では、第1の対の延伸シリンダと第2の対の延伸シリンダとの間の延伸比は、20から60の間で可変のものであり、補助対のシリンダと第1の対の延伸シリンダとの間の張力比は、1.01から1.10の間で可変のものである。
吸い込み装置20は、さらに、吸い込みテーブル22と、空気透過性を有し補助シリンダ14aおよび吸い込みテーブル22の周りに巻き付けられて閉通路を形成する補助ベルト24と、を備える。補助ベルト24は、補助シリンダ14aとそれぞれの圧力シリンダ14bとの間に押さえられる。
補助ベルト24は、吸い込みテーブル22の吸い込み開口34上を通過し、圧縮予定の糸はそれ自体をその上に位置付ける。
第1の対の延伸シリンダの下流側および補助対のシリンダの上流側に配置された吸い込みテーブル22は、糸の前進方向に沿って、最小距離点に非常に近い第1の対の延伸シリンダの空隙と、最小距離点に非常に近い補助対の延伸シリンダの空隙との間を延びる。
吸い込みテーブル22は、補助ベルト24がその上を摺動する、好ましくは平坦な主要表面30を有し、主要表面30は、吸い込み開口34を有し、吸い込み開口34は、強制吸い込み手段に動作可能に連結されて空気透過性の補助ベルト24上で輸送中の糸上に吸い込み作用を及ぼす。
好ましくは、吸い込み開口34は、糸の前進方向に沿って、例えば前進方向Zに関連して傾斜された、開口軸Kに沿って細長いスロット形状を有する。
好ましくは、さらに、吸い込みテーブル22は、補助ベルト24がその間に配置される、主要表面30から突き出る一対のチャネリング壁38を備える。
好ましくは、補助ベルト24は、その閉鎖通路内で、少なくとも一セクションの間、第1の下側シリンダ4aの表面と接触する。有利には、これは、補助ベルト24から汚れ、ごみ、および繊維を掃除することを可能にする。
圧縮装置22は、さらに、吸引空気の流れを搬送するための搬送手段を備え、この搬送手段は、吸い込み開口34の近くに圧縮される糸の輸送チャンバを画定するのに適する。
好ましい実施形態によれば、前記搬送手段は、主要表面30の、例えばそのチャネリング壁38にもたれかかる側において吸い込みテーブル22に適用可能なプレート40を備える。
プレート40は、主要表面30に面する内側表面と、反対の外側表面と、を有する。プレート40が吸い込みテーブル22に適用されたとき、糸が圧縮されながら通り抜ける輸送チャンバが、プレート40の内側表面と吸い込みテーブル22の主要表面30の間に形成される。
好ましくは、プレート40は、糸の入力側にくぼみ42(および、好ましくは出力側に類似のくぼみ)を有し、これは、吸い込みテーブル22と一緒になって、圧縮される糸の入口を画定する(好ましくは、出力側の類似のくぼみは、圧縮された糸の出口を画定する)。
有利には、吸い込み開口34からの吸引空気の流れを搬送する搬送手段は、吸い込み作用を強化する。
好ましくは、さらに、搬送手段は、搬送手段を支持するのに適した非剛性の支持手段を備えて、吸い込みテーブル22を収容するやり方でそれら自体を位置付ける。
例えば、前記支持手段44は、プレート40に適用される円筒状または球状の制約を含み、それにより、プレートは、吸い込みテーブル22を収容し、機械または組み立て公差を吸収するやり方でそれ自体を位置付ける。
好ましい実施形態によれば、さらに、圧縮装置は、補助ベルト24用の少なくとも1つのテンショナ46を備える。
例えば、前記テンショナ46は、重力タイプのものである。
本発明によるモジュラー吸い込みグループ50は、2つの隣接する紡糸点に適用される、一対のテーブル22およびそれぞれの一対の補助ベルトを備える。
モジュラーグループ50は、主要吸い込み方向Xに沿って延びる単一の主要吸い込みダクト52を備える。
モジュラーグループ50は、さらに、主要吸い込みダクト52がそこから突き出る接合体54を備え、接合体54は、主要吸い込み軸Xに対して垂直な接合軸Yに沿って延びる。
内側において、接合体54は中空であり、前記接合軸Yに沿って延びるパーティション壁58によって、主要吸い込みダクト52と流体連通する2つのコンパートメント56に分離される。
モジュラーグループ50は、さらに、2つの中間ダクト60を備え、その各々は、2つのダクト60に対して同じ場所にあり接合軸Yおよび吸い込み軸Xに対して垂直である、中間軸Hに沿って延びる。
各々の中間ダクト60は、相互に別個になるように、パーティション壁58によって中間軸Hに沿って境界付けされる。
さらに、モジュラーグループ50は、内部が中空である一対の端部つめ62を備え、その各々は、例えば、Oリング64によってそれぞれの中間ダクト60に封止式に結合される。
端部つめ62は、圧縮装置の吸い込みテーブル22を、封止係合を用いて、例えばOリング66によって支持し、その内部には、吸い込みテーブル22の吸い込み開口34と連通するエルボダクト68が設けられる。
好ましくは、主要吸い込みダクト52は、モジュラーグループ50を紡糸機の支持フレームに連結するのに適した連結手段と一体型で作製される。
好ましくは、さらに、接合体54および中間ダクト60は、一体型で作製され、例えばOリング70によって、これもまたモジュラーグループ50と紡糸機のフレームとの連結手段が設けられた、主要吸い込みダクト52を含む部分に封止結合される。
好ましくは、さらに、端部つめ62は、一体型で作製され、中間ダクト60に封止式に結合される。
好ましくは、さらに、吸い込みテーブル22は、一体型で作製され、端部つめ62と封止式に結合される。
本発明による圧縮組立体は、複数の圧縮装置20、すなわち、補助シリンダ14aに沿って位置合わせされた複数のモジュラーグループ50と、補助シリンダ14aを動かすための駆動手段とを備える。
駆動手段は、複数の伝達グループ200を備え、伝達グループ200は、電動シリンダから補助シリンダ14aへの、例えば延伸シリンダから、例えば第1の対の延伸シリンダの第1の延伸シリンダ4aから補助シリンダ14aへの回転運動の伝達に適する。
伝達グループ200は、例えば、2つの別個の同軸のホイール202a、202bからなる、ゴム製のまたはゴムでコーティングされたアイドル伝達ローラ202を備える。
伝達ローラ202は、基部208内で終端するステム204によって支持される。
伝達グループ200は、さらに、ステム204によって横切られた、紡糸機のフレームに取り付けるための支持体206を備える。
好ましくは、さらに、伝達グループ200は、弾性戻りまたは押し出し手段を備え、この手段は、伝達ローラ202上に、例えばステム204を介して永久的に作動して、伝達ローラ202を支持体206に向かって戻し、または伝達ローラを支持体206から押し離すのに適する。
例えば、前記弾性手段は、支持体206と基部208の間に圧縮状態または緊張状態で置かれるばね210を備える。
伝達ローラ202は、補助シリンダ14aおよび電動シリンダ、例えば円伸シリンダ、例えば第1の延伸シリンダ4aと接触する。弾性手段は、伝達ローラを2つのシリンダと接触状態に保つように作動する。
換言すれば、延伸シリンダ4a、6a、8aは、電動手段、例えば電気モータが設けられ、紡糸機のヘッド内に配置されるとともに、たいていは紡糸機の端部または中間位置に置かれる、電動手段に連結される一方、補助シリンダ14aは、その回転運動を前記延伸シリンダの1つから取得する伝達グループを用いることによって動かされる。
特に、伝達ローラ202は、少なくとも1つのモジュラー吸い込みグループ50によって、例えば2つのモジュラー吸い込みグループによって分散されて配置され、すなわち4つの紡糸点ごとに配置される。
本発明による駆動組立体250は、圧縮組立体を備え、圧縮組立体は、複数の圧縮装置20、すなわち補助シリンダ14aに沿って位置合わせされた複数のモジュラーグループ50と、補助シリンダ14a、それぞれの延伸シリンダ4aに沿って位置合わせされこれと係合される複数の圧力シリンダ4b、補助シリンダ14aに沿って位置合わせされこれと係合される複数の圧力シリンダ14b、圧力シリンダ4b、14bを支持するためのキャリッジ252を動かすための駆動手段とを備える。
例えば、前記キャリッジ252は、中央フレーム254を備え、中央フレーム254は、一方の側で、補助シリンダ14aと係合可能である同軸の一対の圧力シリンダ14bを支持し、他方の側では、延伸シリンダ4aと係合可能である同軸の一対の圧力シリンダ4bを支持する。
キャリッジ252は、圧力シリンダ4b、14bを、それぞれの延伸シリンダ4aおよび補助シリンダ14aに接触させ/それぞれの延伸シリンダ4aおよび補助シリンダ14aから分離するように移動可能である。
本発明による吸い込み装置300は、複数のモジュラーグループ50に、特に前記モジュラーグループ50の複数の主要吸い込みダクト52に連結される。
特に、吸い込み装置300は、各々がモジュラーグループ50の相対的な主要吸い込みダクト52に連結される複数の端部吸い込みダクト302と、端部吸い込みダクト302が連結される二次収集ダクト304とを備える。
各々の二次収集ダクト304は、一方の端部において、二次収集ダクト304を掃除するために開かれ得るプラグ306によって閉じられる。
吸い込み装置300は、複数の二次収集ダクト304と、吸い込みのために二次収集ダクト304に動作可能に連結された単一の主要収集ダクト308とを備える。
好ましくは、主要収集ダクト308には、一方の端部において、主要収集ダクト308を掃除するために開かれ得るプラグ310が設けられる。
吸い込み装置300は、さらに、好ましくは紡糸フレームの一方の端部に配置され、かつ吸い込みのために主要収集ダクト308に動作可能に連結される単一の吸い込みファンを備える。
紡糸機全体は、こうして、次のセクションに分割され、この場合各々のセクションは、例えば12のそれぞれのモジュラー吸い込みグループ50が適用される複数の紡糸点、例えば24の紡糸点を備え、各々のセクションごとに、モジュラーグループは、吸い込みのために二次収集ダクト304に連結される。すべての二次収集ダクト304は、最後に、吸い込みのために、ファンが連結された、紡糸機ごとに1つずつの主要収集ダクト308に連結される。
各々のセクションは、それぞれの補助シリンダ14aを提供し、したがって、紡糸機全体に沿って延びない。そうではなく、紡糸機は、複数の同軸および軸方向に分かれた補助シリンダを含んで保全作業中の取り換え補助ベルト24の組み立て作業を容易にする。
伝達ローラ202上に作用する弾性手段は、伝達ローラ202を補助シリンダから離すことを可能にして、取り換えベルトの組み立て作業を可能にする。
革新的には、本発明による圧縮装置は、特に効果的である。
有利には、さらに、本発明による圧縮装置は、保全作業のために組み立ておよび分解が容易である。
別の有利な態様によれば、吸い込み空気の流れの作用は、特に効果的である。
有利には、さらに、補助シリンダの駆動手段は、長期間の使用であってもほとんど摩耗を示さない。
別の有利な態様によれば、駆動手段は、通常、従来技術の解決策の伝達装置内に蓄積するごみまたは短い繊維による影響を受けない。
さらに別の有利な態様によれば、本発明による吸い込み装置は、単一のファンを提供しながら使用される動力を最小限に抑え、ごみの清掃作業を容易に実行することを可能にする。
本発明の変形形態によれば、圧縮装置は、第3の対の延伸シリンダの下流側かつ第2の対の上流側、または第2の対の延伸シリンダの下流側かつ第1の対のシリンダの上流側に配置される。
別の実施形態によれば、補助対のシリンダ14a、14bは、すぐ上流側の一対のシリンダより小さい、例えば第1の対の延伸シリンダ4a、4bの周囲速度より小さい周囲回転速度を有して、減速によって、輸送中の糸の圧縮を達成する。
例えば、補助対のシリンダのシリンダ14a、14bの周囲速度と、第1の対の延伸シリンダのシリンダ4a、4bの周囲速度との間の比は、0.9から1.1の間で可変のものである。
さらに別の実施形態によれば、補助ベルト24と接触する補助シリンダ14aの部分は、平滑であり、すなわちベルトの把持性を増大させるように機械加工された傷または領域を有さない。
好ましくは、吸い込み開口34は、前進方向Zに対して平行である、糸の前進方向に細長い形状を有する。
好ましくは、さらに、吸い込みテーブル22は、主要表面30から突出する一対のチャネリング壁38を備え、一対のチャネリング壁38の間には、補助ベルト24が見えるように配置され、すなわち、吸い込みテーブル22に取り付けられたプレートを有さない。
さらに、別の実施形態によれば、補助ベルト24用のテンショナ46は、例えばブロンズの、補助ベルト24がその上で移動する少なくとも1つのブッシュ146と、ブッシュ146がその上に緩く取り付けられるロッド148とを備える。ロッド148は、高さが調整可能であり、それによって補助ベルト24を強制的に緊張させる。
別の実施形態によれば、端部つめ62および吸い込みテーブル22は、一体型で作製され、そのような単一の構成要素は、それぞれの中間ダクト60に適用される。
さらに別の実施形態によれば、伝達ユニット200は、アイドル伝達ローラ202を備え、アイドル伝達ローラ202は、例えば弾性要素を用いることによってクッション性が与えられたステム204によって支持され、紡糸機のフレームへの取り付けのための支持体206に、ステム204がヒンジ連結され、さらに支持体206にヒンジ連結する、係合レバー207を用いることによって連結される。
特に、支持体206とステム204の間のヒンジ軸J1は、ステムとレバー207の間のヒンジ軸J2に関連して平行であり、離され、それにより、通常は手動であるレバー207の回転は、伝達ローラ202の即座の持ち上げまたは下降を伴う。
係合レバー207が下降されたとき、伝達ローラ202は、補助シリンダ14a、および電動シリンダ、例えば延伸シリンダと、好ましくはクッション性のあるやり方で接触し、係合レバー207が持ち上げられたとき、伝達ローラ202は、補助シリンダ14aから係合解除される。
さらに、さらに別の実施形態によれば、駆動手段は、回転運動を、電動シリンダから補助シリンダ14aに、例えば延伸シリンダ、例えば第1の対の延伸シリンダの第1の延伸シリンダから補助シリンダ14aにギアを用いることによって伝達するのに適した伝達グループ400を備える。
例えば、伝達グループ400は、第1の延伸シリンダと同軸であり、回転式にこれと一体化する、第1の歯車402と、第1の歯車402と噛み合うのに適した第2の歯車404と、補助シリンダ14aと同軸であり、これと回転式に一体化し、第2の歯車404と噛み合うのに適した補助車406とを備える。
好ましくは、伝達グループ400は、さらに、ギアボックス410を備え、ギアボックス410は、電動シリンダ、例えば第1の延伸シリンダ4aによって横切られ、補助シリンダ14aに係合され、油浴内に歯車402、404、406を含む。
好ましい実施形態によれば、いくつかの伝達グループ400が、設けられる。
例えば、短い紡糸機では、2つの伝達グループ400が提供され、一方は補助シリンダ14aの一方の端部に配置され、他方は補助シリンダ14aの他方の端部に配置される。
別の例では、第1の延伸シリンダ14aが、軸方向に位置合わせされた別個のセクションと、同様に補助シリンダ14aとも備える、長い紡糸機などの別の例では、伝達グループ400は、補助シリンダ14aのセクションの各々の端部に設けられる。例えば、第1の延伸シリンダ4aが2つの軸方向に位置合わせされたセクションに分離される紡糸機では、補助シリンダ14aもまた、2つの軸方向に位置合わせされたセクションに分割され、4つの伝達グループ400が提供される。
さらに、好ましい実施形態によれば、駆動組立体250は、一対の支持体17a、17bを備え、一対の支持体17a、17bには、補助シリンダ14aの一部分を収容するための座部がそれぞれ設けられ、特に、前記支持体17a、17bは、補助シリンダ14aの迅速な取り外しを可能にするようにフォーク形状にされる。
例えば、前記支持体17a、17bの座部は、補助シリンダ14aの端部に置かれた転がり軸受15a、15bを収容するのに適する。
換言すれば、本発明によれば、補助シリンダ14aは、取り外し可能である。