JP2018035463A - 紡機における繊維束集束装置 - Google Patents

紡機における繊維束集束装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2018035463A
JP2018035463A JP2016169090A JP2016169090A JP2018035463A JP 2018035463 A JP2018035463 A JP 2018035463A JP 2016169090 A JP2016169090 A JP 2016169090A JP 2016169090 A JP2016169090 A JP 2016169090A JP 2018035463 A JP2018035463 A JP 2018035463A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
apron
fiber bundle
ventilation
final delivery
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016169090A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018035463A5 (ja
JP6720781B2 (ja
Inventor
江平 佐藤
Kohei Sato
江平 佐藤
中野 勉
Tsutomu Nakano
勉 中野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyota Industries Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Industries Corp filed Critical Toyota Industries Corp
Priority to JP2016169090A priority Critical patent/JP6720781B2/ja
Priority to CN201710755154.5A priority patent/CN107794608B/zh
Publication of JP2018035463A publication Critical patent/JP2018035463A/ja
Publication of JP2018035463A5 publication Critical patent/JP2018035463A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6720781B2 publication Critical patent/JP6720781B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H5/00Drafting machines or arrangements ; Threading of roving into drafting machine
    • D01H5/18Drafting machines or arrangements without fallers or like pinned bars
    • D01H5/26Drafting machines or arrangements without fallers or like pinned bars in which fibres are controlled by one or more endless aprons

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Abstract

【課題】繊維の一部が通気エプロンの孔に入り込むことによる糸切れを抑制する。【解決手段】繊維束集束装置20は、吸引孔22aを備えた案内面22を有する吸引パイプ21と、吸引パイプ21に巻き掛けられた通気エプロン23と、ドラフトパート11よりも下流側に設けられるとともに通気エプロン23を駆動するエプロン駆動ローラ24とを備え、通気エプロン23よりも下流側に最終送出ローラ対27が設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、紡機における繊維束集束装置に関する。
ドラフトされた繊維束を撚り掛けの前に予め集束し、毛羽の低減等の糸品質の向上を目的とした繊維束集束装置が種々提案されている。
図6に示すように、特許文献1に開示された繊維束集束装置は、ドラフト装置50の最終送出ローラ対51の下流側に設けられるとともに一対のニップローラ52a,52bを備えた送出部53と、送出部53のニップ点に対して繊維束Fの移動方向の上流側に設けられるとともに吸引孔54aを備えた案内面54bを有する吸引パイプ54とを備えている。また、繊維束集束装置は、送出部53のニップ点に対して繊維束Fの移動方向の下流側に設けられたガイド部56と、吸引パイプ54、ニップローラ52a及びガイド部56に巻き掛けられて回転される通気エプロン57とを備えている。ガイド部56は、通気エプロン57がニップローラ52aの繊維束案内側と反対側においてはニップローラ52aから離れた位置を移動するように案内するとともに、ガイド部56の外側においては通気エプロン57を平面状に案内するように形成されている。吸引パイプ54は、精紡機の機台にその長手方向(図の紙面と垂直方向)に延びるように配設された吸引ダクト(図示せず)と平行に延びる状態で、接続管58を介して吸引ダクトに接続されている。
また、繊維束集束装置として、吸引スリット(吸引孔)を備えたスライド表面を有する中空パイプに多孔性移送ベルト(通気エプロン)が巻き掛けられ、移送ベルトが移送ベルトをスライド表面に対して押圧する挟みローラ(エプロン駆動ローラ)により駆動される構成のものも開示されている(特許文献2)。
特開2008−95233号公報 特開2000−34631号公報
通気エプロンの一部が吸引パイプに巻き掛けられた構成の繊維束集束装置においては、繊維束が吸引孔(スリット)上を通過する際に、繊維束を構成する繊維の端部が吸引され、通気エプロン57の孔に入り込むことがある。そして、通気エプロン57の孔に繊維の端部が入り込んだ繊維束は、通気エプロン57の内面とニップローラ52aの外面とに挟まれた状態で撚りかけ部の糸(繊維束F)により引っ張られる。
甘撚り紡出など、撚りかけ部での糸の張力が弱い場合においては、繊維束を通気エプロンから引き剥がすことができず、糸切れが発生する場合がある。この糸切れは、最終送り出し部に通気エプロンが巻き掛けられた構成であれば、特許文献2の繊維束集束装置のように最終送り出し部がローラ対でなくても、起こり得る。
本発明は前記の問題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、繊維束を構成する繊維の端部が通気エプロンの孔に入り込むことにより発生する糸切れを抑制することができる紡機における繊維束集束装置を提供することにある。
上記課題を解決する繊維束集束装置は、吸引孔を備えた案内面を有する吸引パイプと、少なくとも前記吸引パイプに巻き掛けられた通気エプロンと、ドラフトパートよりも下流側に設けられるとともに前記通気エプロンを駆動するエプロン駆動ローラとを備え、前記通気エプロンよりも下流側に最終送出ローラ対が設けられている。
この構成によれば、通気エプロンが巻き掛けられたエプロン駆動ローラより下流側に最終送出ローラ対が設けられているため、繊維束が吸引孔の上を通過する際に、繊維束を構成する繊維の端部が通気エプロンの孔に入りこんでも、繊維束は最終送出ローラ対が引っ張る力により通気エプロンから引き剥がされる。その結果、繊維束を構成する繊維の端部が通気エプロンの孔に入り込むことにより発生する糸切れを抑制することができる。
前記エプロン駆動ローラへ前記通気エプロンを押圧する押圧ローラをさらに備え、前記エプロン駆動ローラ及び前記押圧ローラからなるローラ対と前記最終送出ローラ対とで一部のローラが共通に設けられている。この構成によれば、通気エプロンと最終送出ローラ対との間を繊維束が移動する際に、繊維束は常に共通ローラと接触する状態で移動する。そのため、集束した繊維束の繊維配列が乱れることが抑制される。また、繊維束集束装置を構成する部品点数が少なくなる。
前記エプロン駆動ローラ及び前記押圧ローラからなるローラ対と前記最終送出ローラ対とで一部のローラが共通に設けられている場合に、前記吸引パイプがトップ側に設けられていることが好ましい。吸引パイプが、トップ側に設けられていると、共通のローラはボトム側に設けられるため、繊維束集束装置を構成するボトム側のローラの数が少なくなり、風綿が溜まり難くなる。
前記エプロン駆動ローラと前記最終送出ローラ対との間に、前記通気エプロンをガイドするガイド棒が設けられている。この構成によれば、通気エプロンは、共通ローラとエプロン駆動ローラとのニップ点を通過した後、ガイド棒のエプロン駆動ローラと対向する側と反対側の面に当接する状態で移動する。その結果、最終送り出しローラと通気エプロン駆動ローラとの間を移動する繊維束が、ガイド棒に案内されて、共通ローラと接触する状態で移動する距離が大きくなる。したがって、集束された繊維束の繊維配列が乱れて糸品質が低下することを抑制できる。
前記エプロン駆動ローラ又は前記エプロン駆動ローラに前記通気エプロンを押圧する押圧ローラは、繊維束集束装置を構成する他のローラより小径に形成されている。この構成によれば、エプロン駆動ローラが繊維束集束装置を構成する他のローラ以上の径で形成された場合と比べて、繊維束が、その片面が自由の状態で移動する距離が短くなり、集束した繊維束の繊維配列が乱れることが抑制される。
本発明によれば、繊維束を構成する繊維の端部が通気エプロンの孔に入り込むことによる糸切れを抑制することができる。
(a)は第1の実施形態の一部破断概略側面図、(b)は(a)の部分拡大図。 第2の実施形態の一部破断概略側面図。 第3の実施形態の一部破断概略側面図。 第4の実施形態の一部破断概略側面図。 第5の実施形態の一部破断概略側面図。 従来装置の一部破断概略側面図。
(第1の実施形態)
以下、本発明を精紡機に装備される繊維束集束装置に具体化した第1の実施形態を図1に従って説明する。
図1(a)に示すように、ドラフト装置10は、ドラフトパート11と、ドラフトパート11でドラフトされた繊維束Fを集束する繊維束集束装置20とを備えている。
ドラフトパート11は、フロントボトムローラ12a、ミドルボトムローラ13a及びバックボトムローラ14aを備えた3線式の構成となっている。フロントボトムローラ12aはローラスタンド15に対して所定位置に支持され、ミドルボトムローラ13a及びバックボトムローラ14aはローラスタンド15に対して前後方向に位置調整可能に固定された支持ブラケットを介して支持されている。ボトムエプロン16はボトムテンサ17とミドルボトムローラ13aとに巻き掛けられている。
ウエイティングアーム18にはフロントトップローラ12b、ミドルトップローラ13b及びバックトップローラ14bが、それぞれフロントボトムローラ12a、ミドルボトムローラ13a及びバックボトムローラ14aと対応する位置にトップローラ支持部材を介してそれぞれ2錘1組として支持されている。
ウエイティングアーム18は、レバー18aが加圧位置と解放位置とに回動可能に配設されている。レバー18aが図1に示すウエイティングアーム18のフレーム18bと当接する加圧位置に配置された状態では、ウエイティングアーム18は、ウエイティングアーム18に支持された各トップローラ12b,13b,14bをボトムローラ12a,13a,14a側に押圧する加圧位置(紡出位置)にロック状態で保持される。また、レバー18aが図1に示す状態から上方の解放位置に回動された状態では、前記ロック状態が解除されるようになっている。
図1(a)に示すように、繊維束集束装置20は、ドラフトパート11のフロントボトムローラ12a及びフロントトップローラ12bの下流側に配設されている。
図1(a),(b)に示すように、繊維束集束装置20は、吸引孔22aを備えた案内面22を有する吸引パイプ21と、吸引パイプ21に巻き掛けられた通気エプロン23と、通気エプロン23が巻き掛けられるとともに通気エプロン23を駆動するエプロン駆動ローラ24と、ガイド部25とを備えている。通気エプロン23は、適度な通気性を有していればよく、例えば、ゴム製や弾性を有する樹脂製のベルトに孔を開けて形成されたものやメッシュで形成される。
また、繊維束集束装置20は、エプロン駆動ローラ24へ通気エプロン23を押圧する押圧ローラとしてのトップニップローラ26と、通気エプロン23よりも下流側に設けられた最終送出ローラ対27とを備えている。
詳述すると、吸引パイプ21は、フロントボトムローラ12aの下流側に配置され、案内面22は、外側に凸となるように湾曲形成され、吸引孔22aは、吸引パイプ21の長手方向と交差する方向に延びるように形成されている。吸引孔22aは、案内面22の幅方向(吸引パイプ21の長手方向と直交する方向)のほぼ全長にわたって延びるように形成されている。
エプロン駆動ローラ24の回転軸及びフロントボトムローラ12aの回転軸にはそれぞれギヤが一体回転可能に設けられており、両ギヤと噛合する中間ギヤを介してフロントボトムローラ12aの回転がエプロン駆動ローラ24に伝達されるようになっている。
ガイド部25は、通気エプロン23とトップニップローラ26の繊維束ニップ点に対して繊維束Fの移動方向の下流側に設けられており、通気エプロン23がエプロン駆動ローラ24の繊維束案内側と反対側においてはエプロン駆動ローラ24から離れた位置を移動するように案内する。ガイド部25は、通気エプロン23に対するテンション付与機能を備えている。
最終送出ローラ対27は、エプロン駆動ローラ24の下流側に対向して配置された最終送出ボトムローラ28と、トップニップローラ26の下流側に対向して配置された最終送出トップローラ29とで構成されている。最終送出ボトムローラ28は、図示しない支持ブラケットを介してローラスタンド15に支持された状態で設けられている。最終送出ローラ対27の表面速度は、通気エプロン23の表面速度とほぼ同じに設定されている。また、通気エプロン23の表面速度は、ドラフトパート11のフロントボトムローラ12aの表面速度とほぼ同じに設定されている。なお、最終送出ローラ対27は、各ボトムローラ12a,13a,14aと同様に積極駆動可能に構成されている。例えば、機台のギヤエンドに設けられたモータによりギヤ列を介して駆動されるようになっている。
トップニップローラ26及び最終送出トップローラ29は、ドラフトパート11のフロントトップローラ12b、ミドルトップローラ13b及びバックトップローラ14bと同様に共通の支持部材30を介して、ウエイティングアーム18に支持されている。そして、ウエイティングアーム18のレバー18aが加圧位置に配置された状態では、図示しないばねの力により、トップニップローラ26が通気エプロン23を押圧し、最終送出トップローラ29が最終送出ボトムローラ28を押圧するように構成されている。
次に前記のように構成された装置の作用を説明する。
精紡機が運転されると、繊維束Fはドラフトパート11でドラフトされた後、ドラフトパート11のフロントボトムローラ12a及びフロントトップローラ12bにより繊維束集束装置20へ送出される。通気エプロン23及びトップニップローラ26は、フロントボトムローラ12aの表面速度とほぼ同じ速度で回転され、繊維束Fは通気エプロン23及びトップニップローラ26のニップ点を過ぎた後、最終送出ローラ対27へ送出される。その際、吸引パイプ21の案内面22に形成された吸引孔22aの吸引作用が通気エプロン23を介して繊維束Fに及ぶ。そして、繊維束Fが吸引孔22aと対応する位置に吸引集束された状態で移動する。
エプロン駆動ローラ24及びトップニップローラ26から送出された繊維束Fは、通気エプロン23の表面速度とほぼ同じ速度で回転される最終送出ローラ対27のニップ点を通過する。最終送出ローラ対27は、最終送出ローラ対27より下流側の撚り掛け部からあがって来る撚りを止める役割を果たす。そして、最終送出ローラ対27のニップ点を通過した繊維束は、最終送出ボトムローラ28で転向して撚り掛けを受けながら下流側へ移動する。
即ち、通気エプロン23が巻き掛けられたエプロン駆動ローラ24より下流側に最終送出ローラ対27が設けられているため、繊維束Fが吸引孔22aの上を通過する際に、繊維束Fを構成する繊維の端部が通気エプロン23の孔に入りこんでも、繊維束Fは最終送出ローラ対27が引っ張る力により通気エプロン23から引き剥がされる。その結果、繊維束Fを構成する繊維の端部が通気エプロン23の孔に入り込むことにより発生する糸切れを抑制することができる。
この実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)繊維束集束装置20は、吸引孔22aを備えた案内面22を有する吸引パイプ21と、吸引パイプ21に巻き掛けられた通気エプロン23と、ドラフトパート11よりも下流側に設けられるとともに通気エプロン23を駆動するエプロン駆動ローラ24とを備え、通気エプロン23よりも下流側に最終送出ローラ対27が設けられている。
この構成によれば、通気エプロン23が巻き掛けられたエプロン駆動ローラ24より下流側に最終送出ローラ対27が設けられているため、繊維束Fが吸引孔22aの上を通過する際に、繊維束Fを構成する繊維の端部が通気エプロン23の孔に入りこんでも、繊維束Fは最終送出ローラ対27が引っ張る力により通気エプロン23から引き剥がされる。その結果、繊維束Fを構成する繊維の端部が通気エプロン23の孔に入り込むことにより発生する糸切れを抑制することができる。
(第2の実施形態)
次に第2の実施形態を図2にしたがって説明する。
この実施形態の繊維束集束装置20は、エプロン駆動ローラ24及び最終送出ボトムローラ28に対応してそれぞれトップニップローラ26及び最終送出トップローラ29を設けずに、エプロン駆動ローラ24と最終送出ボトムローラ28とに共通のトップローラ(押圧ローラ)が設けられている点が、第1の実施形態と大きく異なっている。第1の実施形態と同一部分は同一符号を付して詳しい説明を省略する。
図2に示すように、繊維束集束装置20は、エプロン駆動ローラ24と、最終送出ボトムローラ28と、エプロン駆動ローラ24及び最終送出ボトムローラ28で共用される共通押圧ローラ31の3個のローラを備えている。即ち、共通押圧ローラ31は、エプロン駆動ローラ24と最終送出ボトムローラ28とに共通に設けられている。共通押圧ローラ31は、支持部材30を介して、ウエイティングアーム18に支持されている。
エプロン駆動ローラ24は、最終送出ボトムローラ28及び共通押圧ローラ31より小径に形成されている。共通押圧ローラ31は、ウエイティングアーム18のレバー18aが加圧位置に配置された状態では、通気エプロン23を介してエプロン駆動ローラ24を押圧すると共に、最終送出ボトムローラ28を押圧する位置に配置される。
第1の実施形態においては、通気エプロン23を介してエプロン駆動ローラ24を押圧するトップニップローラ26の押圧部を通過した繊維束Fは、最終送出ボトムローラ28と最終送出トップローラ29とに押圧される位置までは、繊維束Fは両面が自由の状態で真っ直ぐに移動する。しかし、この実施の形態では、通気エプロン23と最終送出ローラ対27との間を繊維束Fが移動する際に、繊維束Fは常に共通押圧ローラ31と接触する状態で移動する。そのため、繊維束Fの両面が自由の状態で移動する場合と異なり、集束した繊維束Fの繊維配列が乱れることが抑制される。
また、エプロン駆動ローラ24が、繊維束集束装置20を構成する他のローラ(最終送出ボトムローラ28、共通押圧ローラ31)より小径に形成されている。そのため、エプロン駆動ローラ24が繊維束集束装置20を構成する他のローラ以上の径で形成された場合と比べて、繊維束Fが、通気エプロン23に押圧される位置から最終送出ボトムローラ28に押圧される位置まで移動する距離が短くなり、集束した繊維束Fの繊維配列が乱れることがより抑制される。
この第2の実施形態によれば、第1の実施形態における(1)と同様な効果に加えて以下の効果を得ることができる。
(2)エプロン駆動ローラ24へ通気エプロン23を押圧する押圧ローラをさらに備え、エプロン駆動ローラ24及び押圧ローラからなるローラ対と最終送出ローラ対27とで一部のローラ(共通押圧ローラ31)が共通に設けられている。したがって、通気エプロン23と最終送出ローラ対27との間を繊維束Fが移動する際に、繊維束Fは常に押圧ローラ(共通押圧ローラ31)と接触する状態で移動する。そのため、集束した繊維束Fの繊維配列が乱れることが抑制される。また、繊維束集束装置20を構成する部品点数が少なくなり、コストが低減されるとともに、設置スペースを確保し易くなる。
(3)エプロン駆動ローラ24が、繊維束集束装置20を構成する他のローラ(最終送出ボトムローラ28、共通押圧ローラ31)より小径に形成されている。したがって、エプロン駆動ローラ24が繊維束集束装置20を構成する他のローラ以上の径で形成された場合と比べて、繊維束Fが移動する距離が短くなり、集束した繊維束Fの繊維配列が乱れることがより抑制される。
(第3の実施形態)
次に第3の実施形態を図3にしたがって説明する。
この実施形態の繊維束集束装置20は、繊維束集束装置20を構成するローラの数は第2の実施形態と同様に3個であるが、吸引パイプ21がトップ側に設けられ、通気エプロン23が繊維束Fに対して上側から接触する状態に設けられている点が、第1の実施形態及び第2の実施形態と大きく異なっている。第1の実施形態及び第2の実施形態と同一部分は同一符号を付して詳しい説明を省略する。
図3に示すように、この実施形態の繊維束集束装置20は、トップニップローラ26及び最終送出トップローラ29に対応してそれぞれボトムニップローラ及び最終送出ボトムローラを設けずに、トップニップローラ26と最終送出トップローラ29とに共通のボトムローラとして、エプロン駆動ローラとしての共通ボトムローラ32が設けられている。吸引パイプ21及びトップニップローラ26は、ウエイティングアーム18に支持部材30を介して支持されている。
トップニップローラ26(押圧ローラ)は、最終送出トップローラ29及び共通ボトムローラ32より小径に形成されている。共通ボトムローラ32は、ウエイティングアーム18のレバー18aが加圧位置に配置された状態では、通気エプロン23を介してエプロン駆動ローラ24を押圧すると共に、最終送出トップローラ29を押圧する位置に配置されている。なお、繊維束集束装置20は、ガイド部25を備えていない。
第1の実施形態及び第2の実施形態の繊維束集束装置20はボトム側のローラの数が2個であったが、この実施形態の繊維束集束装置20においては、ボトム側に共通ボトムローラ32が設けられているため、繊維束集束装置20を構成するボトム側のローラの数が1個と少なくなる。その結果、第1の実施形態及び第2の実施形態の繊維束集束装置20に比べて風綿が溜まり難くなる。
この第3の実施形態によれば、第1の実施形態における(1)、第2の実施形態における(3)と同様な効果に加えて以下の効果を得ることができる。
(4)共通ボトムローラ32(エプロン駆動ローラ)へ通気エプロン23を押圧するトップニップローラ26(押圧ローラ)をさらに備え、共通ボトムローラ32(エプロン駆動ローラ)及びトップニップローラ26(押圧ローラ)からなるローラ対と最終送出ローラ対27とで一部のローラ(共通ボトムローラ32)が共通に設けられている。したがって、通気エプロン23と最終送出ローラ対27との間を繊維束Fが移動する際に、繊維束Fは常に押圧ローラ(共通ボトムローラ32)と接触する状態で移動する。そのため、集束した繊維束Fの繊維配列が乱れることが抑制される。また、繊維束集束装置20を構成する部品点数が少なくなり、コストが低減されるとともに、設置スペースを確保し易くなる。
(5)繊維束集束装置20は、ガイド部25を備えていないため、その分、部品点数が少なくなる。
(第4の実施形態)
次に第4の実施形態を図4にしたがって説明する。
繊維束集束装置20は、第3の実施形態と同様に繊維束集束装置20を構成するローラの数が3個で、通気エプロン23が繊維束Fに対して上側から接触する状態に設けられているが、トップニップローラ26と、最終送出トップローラ29との間に、通気エプロン23をガイドするガイド棒33が設けられている点が異なっている。第3の実施形態と同一部分は同一符号を付して詳しい説明を省略する。
この実施形態では、通気エプロン23は、トップニップローラ26と共通ボトムローラ32とのニップ点を通過した後、ガイド棒33のトップニップローラ26と対向する側と反対側の面に当接する状態で移動する。その結果、ガイド棒33が無い場合に比べて、共通ボトムローラ32に接触した状態で移動する繊維束Fの共通ボトムローラ32と接触している面と反対側の面が、通気エプロン23と広い面積で接触しつつ移動する。したがって、第3の実施形態の繊維束集束装置20に比べて、集束した繊維束Fの繊維配列が乱れることがより抑制され、糸品質が低下することをより抑制できる。
(第5の実施形態)
次に第5の実施形態を図5にしたがって説明する。
図5に示すように、繊維束集束装置20は、繊維束Fを通気エプロン23側に押圧するトップニップローラ26がエプロン駆動ローラである点が、前記第1〜第4の実施形態と大きく異なっている。前記各実施形態と同一部分は同一符号を付して詳しい説明を省略する。
図5に示すように、繊維束集束装置20は、吸引パイプ21がトップニップローラ26と対向する位置に配置され、吸引パイプ21の下方に通気エプロン23が巻き掛けられるガイドローラ38が設けられている。吸引パイプ21は、大径円弧部34と小径円弧部35とが2個の平板部36a,36bで接続された形状に形成され、吸引孔22aが形成された一方の平板部36aがドラフトパート11の繊維束移動方向の延長線上に位置するように設けられている。通気エプロン23よりも下流側に最終送出ローラ対27が設けられている。トップニップローラ26は、ドラフトパート11のフロントトップローラ12bにより駆動ベルト37を介して駆動される。
この実施形態においても、繊維束Fが吸引孔22a上を通過する際に、繊維束Fを構成する繊維の端部が吸引され、通気エプロン23の孔に入り込むことがある。しかし、繊維束Fは最終送出ローラ対27が引っ張る力により通気エプロン23から引き剥がされる。その結果、繊維束Fを構成する繊維の端部が通気エプロン23の孔に入り込むことにより発生する糸切れを抑制することができる。
実施形態は前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、次のように具体化してもよい。
○ 第1の実施形態のように、繊維束集束装置20が、エプロン駆動ローラ24、トップニップローラ26、最終送出ボトムローラ28及び最終送出トップローラ29の4個のローラを備えた構成において、吸引パイプ21、通気エプロン23及びエプロン駆動ローラ24を上側(トップ側)に設けてもよい。吸引パイプ21、通気エプロン23及びエプロン駆動ローラ24を上側(トップ側)に設けた場合は、それらを下側(ボトム側)に設けた場合に比べてスペース的に好ましい。
○ 第2の実施形態のように、繊維束集束装置20がエプロン駆動ローラ24及び最終送出ボトムローラ28とで共用される共通押圧ローラ31を備えた構成において、エプロン駆動ローラ24と、最終送出ボトムローラ28との間に、通気エプロン23をガイドするガイド棒33を設けてもよい。この場合も、第2の実施形態と同様の効果が得られる他に、ガイド棒33を設けることにより、ガイド棒33が無い場合に比べて、共通押圧ローラ31に接触した状態で移動する繊維束Fの共通押圧ローラ31と接触している面と反対側の面が、通気エプロン23と広い面積で接触しつつ移動する。したがって、第2の実施形態の繊維束集束装置20に比べて、集束した繊維束Fの繊維配列が乱れることがより抑制され、糸品質が低下することをより抑制できる。
○ 第1の実施形態のように、繊維束集束装置20が4個のローラを備えた構成において、エプロン駆動ローラ24の最終送出ボトムローラ28と対応する側に通気エプロン23をガイドするガイド棒33を設けてもよい。また、繊維束集束装置20が4個のローラを備え、吸引パイプ21が上側に設けられた構成において、エプロン駆動ローラ24の最終送出トップローラ29と対応する側に通気エプロン23をガイドするガイド棒33を設けてもよい。
○ 第1の実施形態及び第2の実施形態のように、通気エプロン23及び吸引パイプ21がボトム側に設けられた構成において、通気エプロン23をガイドするガイド部25を省略してもよい。
○ 第3の実施形態及び第4の実施形態のように、通気エプロン23及び吸引パイプ21がトップ側に設けられた構成において、通気エプロン23をガイドするガイド部25を設けてもよい。
○ ガイド部25は、通気エプロン23に対するテンション付与機能を備えていればよく、形状や構成は自由である。
○ 繊維束集束装置20を構成する各ローラ、即ちエプロン駆動ローラ24、トップニップローラ26、最終送出ボトムローラ28及び最終送出トップローラ29の大きさは、全て同じあるいはエプロン駆動ローラ24が他のローラより小さい組み合わせに限定されるものではなく、各ローラの大きさは適宜設定してよい。しかし、最終送出ローラ対27を構成する最終送出ボトムローラ28の径をあまり小さくすると、糸切れ時に最終送出ボトムローラ28に対する糸の巻き付きが起こり易くなる。
○ ドラフトパート11は、3線式に限らず4線式であってもよい。
11…ドラフトパート、20…繊維束集束装置、21…吸引パイプ、22…案内面、22a…吸引孔、23…通気エプロン、24…エプロン駆動ローラ、26…押圧ローラとしてのトップニップローラ、27…最終送出ローラ対、33…ガイド棒。

Claims (5)

  1. 吸引孔を備えた案内面を有する吸引パイプと、少なくとも前記吸引パイプに巻き掛けられた通気エプロンと、ドラフトパートよりも下流側に設けられるとともに前記通気エプロンを駆動するエプロン駆動ローラとを備え、
    前記通気エプロンよりも下流側に最終送出ローラ対が設けられていることを特徴とする紡機における繊維束集束装置。
  2. 前記エプロン駆動ローラへ前記通気エプロンを押圧する押圧ローラをさらに備え、前記エプロン駆動ローラ及び前記押圧ローラからなるローラ対と前記最終送出ローラ対とで一部のローラが共通に設けられている請求項1に記載の紡機における繊維束集束装置。
  3. 前記吸引パイプは、トップ側に設けられている請求項2に記載の紡機における繊維束集束装置。
  4. 前記エプロン駆動ローラと前記最終送出ローラ対との間に、前記通気エプロンをガイドするガイド棒が設けられている請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の紡機における繊維束集束装置。
  5. 前記エプロン駆動ローラ又は前記エプロン駆動ローラに前記通気エプロンを押圧する押圧ローラは、繊維束集束装置を構成する他のローラより小径に形成されている請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の紡機における繊維束集束装置。
JP2016169090A 2016-08-31 2016-08-31 紡機における繊維束集束装置 Expired - Fee Related JP6720781B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016169090A JP6720781B2 (ja) 2016-08-31 2016-08-31 紡機における繊維束集束装置
CN201710755154.5A CN107794608B (zh) 2016-08-31 2017-08-29 纺纱机的纤维束集束装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016169090A JP6720781B2 (ja) 2016-08-31 2016-08-31 紡機における繊維束集束装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2018035463A true JP2018035463A (ja) 2018-03-08
JP2018035463A5 JP2018035463A5 (ja) 2019-02-28
JP6720781B2 JP6720781B2 (ja) 2020-07-08

Family

ID=61531652

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016169090A Expired - Fee Related JP6720781B2 (ja) 2016-08-31 2016-08-31 紡機における繊維束集束装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6720781B2 (ja)
CN (1) CN107794608B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020204125A (ja) * 2019-06-19 2020-12-24 株式会社豊田自動織機 精紡機
EP3812491A1 (de) * 2019-10-21 2021-04-28 Saurer Spinning Solutions GmbH & Co. KG Verdichtungsvorrichtung für ein streckwerk einer spinnmaschine sowie streckwerk für eine verdichtungsvorrichtung

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021175835A (ja) * 2020-05-01 2021-11-04 株式会社豊田自動織機 紡機における繊維束集束装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002500709A (ja) * 1998-04-03 2002-01-08 チンザー・テクスティルマシイネン・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング コアヤーンを造るための方法および精紡機
JP2005082956A (ja) * 2003-09-10 2005-03-31 Mas Fab Rieter Ag 繊維ストランドを集束するための紡糸機の装置
JP2008095233A (ja) * 2006-10-11 2008-04-24 Toyota Industries Corp 紡機における繊維束集束装置
JP2016079512A (ja) * 2014-10-10 2016-05-16 株式会社豊田自動織機 紡機における特殊糸製造装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3820951B2 (ja) * 2001-10-04 2006-09-13 株式会社豊田自動織機 紡機における繊維束集束装置
CN2620702Y (zh) * 2003-02-10 2004-06-16 河北天圣机械工业有限公司 一种纺纱机中的聚合装置
CN2623717Y (zh) * 2003-02-10 2004-07-07 河北天圣机械工业有限公司 在环锭细纱机上集合纤维的紧密纺装置
DE102004026519A1 (de) * 2004-05-21 2005-12-15 Spindelfabrik Süssen Schurr Stahlecker & Grill GmbH Vorrichtung an einer Spinnmaschine zum Verstrecken und Verdichten eines Stapelfaserverbandes
DE102004037492A1 (de) * 2004-07-26 2006-03-23 Wilhelm Stahlecker Gmbh Transportriemchen für ein Spinnmaschinenstreckwerk

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002500709A (ja) * 1998-04-03 2002-01-08 チンザー・テクスティルマシイネン・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング コアヤーンを造るための方法および精紡機
JP2005082956A (ja) * 2003-09-10 2005-03-31 Mas Fab Rieter Ag 繊維ストランドを集束するための紡糸機の装置
JP2008095233A (ja) * 2006-10-11 2008-04-24 Toyota Industries Corp 紡機における繊維束集束装置
JP2016079512A (ja) * 2014-10-10 2016-05-16 株式会社豊田自動織機 紡機における特殊糸製造装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020204125A (ja) * 2019-06-19 2020-12-24 株式会社豊田自動織機 精紡機
JP7251345B2 (ja) 2019-06-19 2023-04-04 株式会社豊田自動織機 精紡機
EP3812491A1 (de) * 2019-10-21 2021-04-28 Saurer Spinning Solutions GmbH & Co. KG Verdichtungsvorrichtung für ein streckwerk einer spinnmaschine sowie streckwerk für eine verdichtungsvorrichtung
CN112760765A (zh) * 2019-10-21 2021-05-07 卓郎纺织解决方案两合股份有限公司 用于纺纱机牵伸装置的凝棉装置和凝棉装置的牵伸装置
CN112760765B (zh) * 2019-10-21 2023-02-17 卓郎纺织解决方案两合股份有限公司 用于纺纱机牵伸装置的凝棉装置和凝棉装置的牵伸装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6720781B2 (ja) 2020-07-08
CN107794608B (zh) 2020-10-13
CN107794608A (zh) 2018-03-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1911865B1 (en) Fiber bundle collecting device for a spinning machine
JP6156503B2 (ja) 紡機におけるドラフト装置
JP2018035463A (ja) 紡機における繊維束集束装置
JP2004092014A (ja) ドラフトされた繊維ストランドの集束装置
JP3820951B2 (ja) 紡機における繊維束集束装置
JP5356778B2 (ja) 紡糸巻取機
CH706672A2 (it) Dispositivo di pulizia per rullo di trazione, dispositivo di trazione e macchina di filatura.
ITMI20080225A1 (it) Dispositivo su una macchina di preparazione alla filatura, ad esempio un banco di stiro, una macchina cardatrice, una macchina pettinatrice o simili, avente un sistema di stiro ed assottigliamento
JP4501968B2 (ja) 線条体繰出し装置
EP1683898A2 (en) Draft device in pneumatic spinning device
JP2006316365A (ja) 紡績機におけるドラフト装置
TWI510686B (zh) 用於一紡紗編織裝置的摺疊拉伸單元
EP2366817A1 (en) Spinning machinery
EP3153613A1 (en) Drafting device, spinning machine, and method of spinning technical field
JP2015178688A (ja) 繊維制御部材、ドラフト装置、及び紡績機
JP2008037650A (ja) 繊維束の巻取装置および繊維束パッケージの製造方法
JP7251345B2 (ja) 精紡機
JP2003138436A (ja) 精紡機のスライバ集束装置
CN108977945B (zh) 辊单元、牵伸装置以及纺纱机械
EP2573230B1 (en) Draft device and spinning machine
EP2865795A1 (en) Drafting device and spinning machine
WO2002084000A1 (fr) Dispositif de reliure de fascicule
JP2016088646A (ja) ヤーンガイド、芯糸供給装置、及び紡績機
CN113584647B (zh) 纺纱机中的纤维束凝集装置
JP2019007102A (ja) 空気紡績装置モジュール、空気紡績ユニット及び空気紡績機

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190111

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190111

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191003

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191023

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191218

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200519

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200601

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6720781

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees