JP2008050949A - エンジンのオイルセパレータ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】この発明は、オイルセパレータ空間を広く確保しながら、導入開口部へのオイルが不用意に持ち込まれることを防止できるエンジンのオイルセパレータ装置を提供することを目的とする。
【解決手段】空間部4のブローバイガスの導入開口部86を、下壁プレート81の端部と、シリンダヘッドカバー1の、カムシャフト9の軸方向の端壁部とで形成しており、空間部4の下方にカムシャフト9を配設し、カムシャフト9の端部側において、カムシャフト9を含む回転駆動系を外部から遮蔽するハウジング7をシリンダヘッド11の上面に設け、シリンダヘッドカバー1の端壁部に、ハウジング7に対応するシール縁部を形成する一方、ハウジング7に、導入開口部86の下方に上下方向に間隔をおいて、カムシャフト9の軸方向に延びるバッフル部71を形成した。
【選択図】図5

Description

この発明は、シリンダヘッドカバーの内部にオイルセパレータ空間を形成したエンジンのオイルセパレータ装置に関する。
従来より、エンジンに搭載されるピストンとシリンダとの間から燃焼時に漏れ出た未燃焼のガス、所謂ブローバイガスを吸気系に戻して再燃焼させることが行われている。その際、ブローバイガスはクランク室内を通るため、そこでミスト状のエンジンオイルが混在することになる。
ここで、エンジンオイルを含んだままブローバイガスを吸気系に戻すと、触媒等の劣化を招く虞があることから、従来よりエンジンには、ブローバイガスからエンジンオイルを分離するためのオイルセパレータ装置が設けられている。
このオイルセパレータ装置のうち、下記特許文献1には、複数の気筒を直列状に配置したシリンダヘッドカバーの内部にオイルセパレータ空間を形成するとともに、ブローバイガスをこのオイルセパレータ空間に導くための導入開口部を、オイルセパレータ空間の下壁となるプレート部材の端部と、上記シリンダヘッドカバーの端壁部とで形成したものが開示されている。
下記特許文献1に開示のオイルセパレータ装置においては、オイルセパレータ空間の端部に導入開口部が配設されるため、オイルセパレータ空間を広く確保することができるという利点がある。
特開2003−301710号公報
ところで、オイルセパレータ空間の下方には、エンジンの吸気バルブ、排気バルブを作動させるカムシャフトが配設される。そして、カムシャフトの端部側には、カムシャフトの端部と係合して駆動する補機ユニットを取付けるためのハウジング等、カムシャフトを含む回転駆動系を外部から遮蔽する遮蔽部材が設けられる場合がある。ここで、遮蔽部材としては、ハウジングの他、カムシャフト用の軸受キャップも考えられる。
このようなカムシャフトを含む回転駆動系には、回転駆動を円滑にするために潤滑オイルが供給される。この潤滑オイルは、上記ハウジング近傍の、カムシャフトと補機ユニットの軸との係合部や、軸受キャップで遮蔽されるカムシャフトの部位に供給される。
ここで、ブローバイガスの導入開口部を、上述したようにシリンダヘッドカバーの端壁部で形成した場合、上記導入開口部と、上記潤滑オイルが供給される回転駆動系の部位とは互いに近接した位置関係となる。
このように、上記導入開口部が、潤滑オイルが供給される回転駆動系の部位に近接すると、潤滑オイルは上記回転駆動系の回転により遠心力の作用で周囲に飛散するため、オイルセパレータ装置には、ブローバイガスに混在したエンジンオイルの他に、上記潤滑オイルまでもが不用意に持ち込まれる虞がある。
そして、オイルセパレータ装置に不用意にオイルが供給されると、オイルの供給量がオイルセパレータ装置の処理能力を超えてしまう虞があり、結果として、オイルを分離しきれないまま、ブローバイガスが吸気系に戻されてしまうという事態を招いてしまう。
この発明は、オイルセパレータ空間を広く確保しながら、導入開口部へのオイルが不用意に持ち込まれることを防止できるエンジンのオイルセパレータ装置を提供することを目的とする。
この発明のエンジンのオイルセパレータ装置は、複数の気筒を直列状に配置したエンジンのシリンダヘッドカバーの内部に、カム軸の軸方向に延びるオイルセパレータ空間を形成し、該オイルセパレータ空間のブローバイガスの導入開口部を、上記オイルセパレータ空間の下壁となるプレート部材の端部と、上記シリンダヘッドカバーの、上記カム軸の軸方向の端壁部とで形成したエンジンのオイルセパレータ装置であって、上記オイルセパレータ空間の下方に上記カム軸を配設するとともに、該カム軸の端部側において、該カム軸を含む回転駆動系を外部から遮蔽する遮蔽部材をシリンダヘッドの上面に設け、上記シリンダヘッドカバーの端壁部に、上記遮蔽部材に対応するシール縁部を形成する一方、上記遮蔽部材に、該導入開口部の下方に上下方向に間隔をおいて、上記カム軸の軸方向に延びるバッフル部を形成したことを特徴とする。
この構成によれば、上記導入開口部によりオイルセパレータ空間を広く確保しながら、バッフル部により、遮蔽部材側から飛散するオイルが上記導入開口部に持ち込まれることを防止できる。
また、上記遮蔽部材にバッフル部を形成することで、バッフル部材を別途設けなくとも遮蔽部材を利用して対応することができる。
ここで、カム軸を含む回転駆動系とは、カム軸のみにより構成されるものであってもよいし、カム軸の回転力を利用して駆動する補機ユニットにより構成されるものであってもよい。
また、遮蔽部材とは、カム軸の軸受キャップであってもよいし、上記補機ユニットを取付けるためのハウジングであってもよい。
この発明の一実施態様においては、上記カム軸の端部と、それに対面して該カム軸で駆動される補機ユニットの軸の端部とに噛合い係合部を形成し、上記回転駆動系を、上記カム軸と上記補機ユニットとにより構成するとともに、上記噛合い係合部に対してオイルを供給するオイル通路をカム軸内に備え、上記バッフル部は、上記噛合い係合部を覆うことを特徴とする。
この構成によれば、上記バッフル部が上記噛合い係合部を覆うことにより、カム軸よる補機ユニットの回転駆動形態を満足しながら、不用意にオイルが導入開口部に持ち込まれることを防止できる。
この発明の一実施態様においては、上記バッフル部がアーチ形状であり、上記プレート部材に、上記導入開口部に向かう側に下り傾斜する傾斜部を形成するとともに、上記プレート部材の、上記バッフル部の上方に対応する部分にアーチ形状をなすアーチ部を形成し、該アーチ部の周囲に、上記プレート部材の端部に開放する溝部を形成したことを特徴とする。
この構成によれば、プレート部材の導入開口部からもオイルを滴下排出する上で、上記アーチ部の周囲からオイルを効果的に集合させることができ、シリンダヘッド内動弁室の唐突な圧力上昇に伴う導入開口部からのオイルの戻りを抑制できる。
この発明の一実施態様においては、上記プレート部材の傾斜部に、上記アーチ部の溝部に繋がる複数の直線状の溝部を並んで形成したことを特徴とする。
この構成によれば、上記傾斜部の溝部により、上記アーチ部の溝部に至る前に予めオイルを集合させることができ、上記導入開口部からのオイルの排出性の向上を図ることができる。
この発明の一実施態様においては、上記傾斜部の上記導入開口部側端部に、下方へ折返した形状をなす折返し部を形成したことを特徴とする。
この構成によれば、シリンダヘッド内動弁室の唐突な圧力上昇に伴う導入開口部からのオイルの戻りをより確実に抑制できる。
この発明によれば、上記導入開口部によりオイルセパレータ空間を広く確保しながら、上記バッフル部により、遮蔽部材側から飛散するオイルが上記導入開口部に持ち込まれることを防止できる。
また、上記遮蔽部材にバッフル部を形成することで、バッフル部材を別途設けなくとも遮蔽部材を利用して対応することができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を詳述する。
図1は、この発明の実施形態に係るエンジンのシリンダヘッドカバー1の平面図であり、図2は、図1におけるA−A線矢視断面図であり、図3は、図1のシリンダヘッドカバー1の後方側を示す側面図であり、図4は、図1におけるB−B線矢視断面図である。なお、図中において矢印(F)は車両前方、矢印(R)は車両後方を示す。
シリンダヘッドカバー1は、不図示のエンジンを覆うための樹脂製のカバー部材であり、中央部には、気筒列方向に沿って複数の孔部2が離間して形成されている。また、シリンダヘッドカバー1には、その片側において、図2に示すような、上方に膨出する膨出部3が形成されており、この膨出部3により、内部には長手方向に延びる空間部4が形成されている。
図1においては、孔部2が気筒数に対応して4箇所形成されており、これら複数の孔部2には、エンジンの燃焼室内に燃料を噴射するためのインジェクタ(不図示)が挿入される。従って、図示のシリンダヘッドカバー1は、直列4気筒エンジン用に成形されたものであり、シリンダヘッドカバー1の長手方向は、エンジンの気筒列方向に対応することになる。なお、図1においては、矢印(F)、矢印(R)を用いて方向を示しているが、これは、シリンダヘッドカバー1がエンジンに取付けられた際のエンジン主体における方向を示しており、本明細書中における「前方」、「後方」は、矢印(F)、矢印(R)に対応している。
ところで、膨出部3には、図1、図2に示すように、長手方向の略中央に排出口31が形成されており、空間部4と外部とが連通するように穿設されている。また、膨出部3の側壁の孔部2側には、孔部2の位置に対応して内側に円弧状に凹む凹部32が形成されている。これは、上記インジェクタを取付ける際、膨出部3の側壁との干渉することを防止するために形成された部位である。
また、膨出部3の後方側端部には、図3に示すように、上方に半円弧状に凹む凹部33が形成されている。ここで、凹部33の部位を含め、シリンダヘッドカバー1の縁部には、溝部5が形成されており、溝部5には、図4に示すようにシール部材6が嵌め込まれる。
また、シリンダヘッドカバー1の後端側の端壁部においては、燃料ポンプ等の不図示の補機ユニットを取付けることを可能とし、これを外部から遮蔽するハウジング7が設けられており、シリンダヘッドカバー1の端壁部には、シール部材6によりハウジング7に対応するシール縁部が形成されている。
ところで、シリンダヘッドカバー1には、膨出部3の空間部4を利用して、エンジンに搭載されるピストンとシリンダとの間から燃焼時に漏れ出たブローバイガスに混在するミスト状のオイルを分離して、不図示の吸気系に排出するオイルセパレータ装置8が設けられる。
本実施形態においては、オイルセパレータ装置8(空間部4)の下部が下壁プレート81で規定されており、通気孔82aが穿設された仕切り壁82、82、衝突壁34、34により3つの部屋83、84、85が規定されている。そのうち、部屋84には、排出口31が配設されている。
また、下壁プレート81には、その途中に下方に突出するドレーン部81aが複数形成され、その前後両端位置には、オイルセパレータ装置8にブローバイガスを導入するための導入開口部86、87が形成されている。
図4に示す部材9は、不図示の吸気バルブ、排気バルブを作動させるためのカムシャフトであり、カムシャフト9は、吸気バルブまたは排気バルブを動作させるための偏心カム10、10、…を、気筒の数に応じて軸方向に複数間隔を空けて備えている。図示のように、カムシャフト9は、オイルセパレータ装置8を設けた空間部4の下方に位置し、空間部4は、カムシャフト9の軸方向に延びるように形成されている。
図5は、オイルセパレータ装置8の後部の導入開口部86周辺を拡大して示す断面図であり、図5においては、膨出部3に形成された凹部32の図示を便宜上省略している。ここで、導入開口部86は、図4、図5に示すように、シリンダヘッドカバー1の、カムシャフト9の軸方向後端側の端壁部と、下壁プレート81の端部とにより形成されている。
また、本実施形態においては、導入開口部86の下方に、カムシャフト9の後端部が位置し、該後端部には係合凹部9aが形成される。また、上記補機ユニットは、カムシャフト9の後端部に対面するように配設され、図5に示す補機ユニットの回転軸12の端部がカムシャフト9の後端部に係合される。回転軸12の端部には、カムシャフト9の係合凹部9aに対応して係合凸部12aが形成されており、係合凹部9a、係合凸部12aの噛合い係合により、カムシャフト9の回転駆動力が回転軸12側、ひいては補機ユニットへ伝達され、カムシャフト9、補機ユニット(回転軸12)により回転駆動系が構成されている。なお、係合凹部9a、係合凸部12aにおける凹凸の関係は、図5に示されているものに限らず逆の関係であってもよい。
また、カムシャフト9内には、図5に示すように、オイル通路9bが形成されており、係合凹部9a側から係合凹部9aと係合凸部12aとの係合部に向かって潤滑オイルが供給されるようになっている。
ハウジング7には、図4、図5に示すように、導入開口部86の下方に間隔をおいてカムシャフト9の軸方向に向かって延び、係合凹部9a、係合凸部12aの形状に合わせてこれを覆うアーチ形状のバッフル部71が一体的に形成されている。そして、係合凹部9aと係合凸部12aとの係合部、及び補機ユニットは、カムシャフト9の後端部において、ハウジング7、シール部材6により外部から遮蔽されることになる。なお、ハウジング7は、カムシャフト9、吸気バルブ、排気バルブ等を収容するシリンダヘッド11の上面に設けられる。
ところで、本実施形態において、エンジンのピストンとシリンダ(不図示)との間から燃焼時に漏れ出たブローバイガスは、不図示のクランク室内を通った後、図4に示す導入開口部86、87からオイルセパレータ装置8内へ流入し、上流側の部屋83、85、下流側の部屋84を順番に経て排出口31へ流れる。
ここで、排出口31は、不図示の吸気系に接続されており、オイルセパレータ装置8内に流入したブローバイガスは、吸気系の負圧の作用により、排出口31側へ向かう流れが形成される。そして、この比較的に緩やかな流れの過程で、ブローバイガス内に混在するミスト状のオイルは、一部が上流側の部屋83、85で自然に沈降して下壁プレート81上で液化したり、オイルセパレータ装置8内の側壁や天井壁や仕切り壁82に付着して液化することでブローバイガスから分離される。
また、仕切り壁82には、中央の下流側の部屋84にブローバイガスを案内するための通気孔82a(ブローバイガスの流れに対して上流側が大径で、下流側が小径のテーパ状の通気孔)が形成され、通気孔82aを通過したブローバイガスは高い流速のまま衝突壁34に衝突する。ブローバイガスに混在している残りのオイルは、ブローバイガスが衝突壁34へ衝突することにより、衝突壁34に確実に付着し、分離されて壁面を流下する。
ここで、衝突壁34の下端と、下壁プレート81との間には隙間が形成されており、ブローバイガスは、この隙間を通って下流側の部屋84に流れ込み、排出口31から排出される。ブローバイガスが部屋84内を流れ、排気口31に排出されるまでには、さらにブローバイガスに混在したオイルは、低い流速に伴う沈降、壁面への付着を経てその殆どが液化、分離されている。
ここで、オイルセパレータ装置8の側壁及び天井部には、図5、図12に示すように、ブローバイガスの流れ方向と交差するように延びる複数のビード35〜38が形成されており、表面積を増やすことで、オイルの付着をより効果的に行えるようになっている。
これにより、部屋83、85でのオイルの分離がより効果的に行えるとともに、衝突壁34でオイルが分離しきれなかったとしても、部屋84の大きな空間やビード35により残りのオイルを排出口31(図4参照)の直前で分離させることができ、オイルセパレータ装置8における分離性能を向上させることができる。
ところで、部屋83内で液化したオイルは、一部が部屋83の下方に位置するドレーン部81aに集合させられ、図示のようにオイル溜まりを形成して貯留される。ドレーン部81aの下端にはスリット状の開口部81bが形成されており、ここからオイルが油滴となって滴下排出されるようになっている。
ドレーン部81aは、開口部81bに近づくに従ってその幅が狭まり、排出口が絞られた形状とされており、これにより油滴の過剰な滴下を抑制し、常に適量のオイルが下部に貯留されたオイル溜まりが形成されるようになっている。従って、ドレーン部81a下部のオイル溜まりが蓋の役目を果たし、開口部81bからミスト状のオイルが流入することを防止している。但し、ドレーン部81a内に所定量のオイルが溜まれば、その自重によりオイル溜まりの一部が油滴となって滴下される。なお、ここでは、部屋83を例に挙げて説明したが、部屋85に対応するドレーン部81aにおいても作用は略同様である。
また、衝突壁34、部屋84のビード35の作用により液化したオイルも、部屋84の下方に位置するドレーン部81aに集合させられ、オイル溜まりとなり、最終的には滴下排出される。
ところで、導入開口部86は、シリンダヘッドカバー1の端壁部を利用して形成されているが、仮に、下壁プレート81の途中に導入開口部を形成した場合、排出口31側と反対側に流れる一部のブローバイガスが空間部4の後端部側にてよどみ、オイルの分離がなされない空間が発生する虞がある。
これに対し、本実施形態では、シリンダヘッドカバー1の後端側において、その後端壁と下壁プレート81の端部とにより導入開口部86を形成しているため、空間部4の後端から排出口31まで略全体的にブローバイガスの流れを発生させることができ、空間部4全体をオイルセパレータ空間として広く確保することができる。
しかしながら、シリンダヘッドカバー1の後端部側には、ハウジング7が取付けられ、導入開口部86の下方には、係合凹部9a、係合凸部12aが係合する係合部が位置するため、回転軸12、カムシャフト9等の回転駆動系の回転により、上記係合部に供給される潤滑オイルは、遠心力の作用でハウジング7側から導入開口部86に飛散する虞がある。つまり、オイルセパレータ装置8が本来分離すべき、ブローバイガスに混在したオイルに加えて多量のオイルが導入開口部86に不用意に持ち込まれる虞がある。
そこで、本実施形態では、ハウジング7に、導入開口部86の下方に上下方向に間隔を置いてバッフル部71を設け、このバッフル部71にて導入開口部86を覆うことにより、上記遠心力によりハウジング7側から飛散したオイルが導入開口部86に不用意に持ち込まれることを防止している。これにより、オイルがオイルセパレータ装置8で分離されないままブローバイガスが吸気系に戻されることを防止できる。
また、本実施形態においては、補機ユニットを取付けるためのハウジング7にバッフル部71を形成しているため、バッフル部材を別途設けなくともハウジング7を利用して対応することができる。
また、バッフル部71が係合凹部9a、係合凸部12aを覆うことにより、カムシャフト9による補機ユニットの回転駆動形態を満足しながら、不用意にオイルが導入開口部86に持ち込まれることを防止できる。
ところで、導入開口部86を形成する下壁プレート81の後端側は、導入開口部86に向かう側に下り傾斜する傾斜部81cが形成されており、バッフル部71の直ぐ上方においては、該バッフル部71の形状に合わせてアーチ形状をなすアーチ部81dが形成されている。
図6は、導入開口部86を形成する下壁プレート81の後端側を示す斜視図であり、図7は、アーチ部81d周辺を拡大して示す斜視図である。傾斜部81cの上面には、表面が凹凸形状をなすように複数の溝部81eが形成され、沈降、落下により付着したオイルを集合させ、より大きな油滴を形成できるようになっている。
さらに、傾斜部81c、好ましくは溝部81eの大部分は、アーチ部81dの周囲下部まで形成され、下壁プレート81端部に開放する第2の溝部81fに繋がっている。これにより、下壁プレート81上面に付着したオイルや、ビード35(図4参照)により集合されられたオイルの一部は、傾斜部81cにより下壁プレート81の後端側に案内される。そして、最終的にアーチ部81dの周囲下部に形成された第2の溝部81fに集合させられて、ドレーン部81a(図4、図5参照)の他、導入開口部86からも滴下排出できるようになっている。
ここで、例えば、エンジンとしてディーゼルエンジンが採用されている場合、ディーゼルエンジンの特性から、ブローバイガスの量が特定のエンジン回転数域で急増することがあり、クランク室、ひいてはシリンダヘッド11(図5参照)内の動弁室(不図示)において唐突に圧力変動が生じ、導入開口部86周辺の気圧が上昇することがある。この時、導入開口部86からオイルが滴下排出されつつある状態であったとすると、このオイルは、気圧上昇に伴い押し上げられ、再びオイルセパレータ装置8内に戻される虞がある。
本実施形態においては、上述したように、アーチ部81dの周囲に溝部81fを形成しているため、液化して油滴となったオイルをアーチ部81dの周囲から効果的に集合させ、より大きな油滴を形成することができる。従って、上述した唐突な圧力上昇に伴う導入開口部86からのオイルの戻りを抑制できる。
また、溝部81eを形成していることにより、液化したオイルを溝部81fに至る前に予め集合させることができるため、油滴の自重によって導入開口部86側への流れを促進させることができ、オイルの排出性の向上を図ることができる。
また、下壁プレート81の端部においては、図7、図8に示すように、傾斜部81cの導入開口部86側の端部に、下方へ折返した形状をなす折返し部81gが形成されている。この場合、滴下排出されつつある油滴は、下壁プレート81上面から離間しているため、上述しような唐突な圧力上昇が発生したとしても、図8に二点鎖線で示すように下壁プレート81の上面まで及ぶことはなく、導入開口部86から排出されるオイルの戻りをより確実に抑制できる。
例えば、図9に示す下壁プレート181のように、端部を単に直線状に形成した場合、同図に二点鎖線で示すように、圧力上昇によって下壁プレート181の上面に油滴が戻る虞がある。
図10は、オイルセパレータ装置8前端側の導入開口部87を示す斜視図であり、図11は、導入開口部87の部分断面図である。導入開口部87においては、下壁プレート81前端の一部が下方に凹み、その側方に開口が形成されている点が導入開口部86と異なっている。但し、図示のように、導入開口部87に向かう側に下り傾斜する傾斜部81hが形成され、複数の溝部81iを備えるとともに、その先端には折返し部81jが形成されている点は、導入開口部86と略同様である。勿論、これら傾斜部81h、溝部81i、折返し部81jの作用等についても、導入開口部86側の傾斜部81c、溝部81f、折返し部81gと略同様である。
図12は、シリンダヘッドカバー1を下側から見た図を示しており、上述したように、シリンダヘッドカバー1には、各部屋83〜85(図4参照)の側壁にビード35を形成しているが、この他、天井部においてもビード36〜38を形成することで、オイルの排出性のさらなる向上を図ることは上述した通りである。
図示のように、上流側の部屋83、85に対応する天井部には、ビード36、38が一部略V字状、またはハの字状に形成され、流入したブローバイガスに混在するオイルが天井部に付着した時、ブローバイガスの流れの作用により、液化した油滴を各ビード毎で側壁側に案内させるようにし、ミスト状のオイルが部屋84に至ることを抑制できるようにしている。また、部屋83、85において分離しきれなかった残りのオイルが下流側の部屋84に流入してしまったとしても、部屋84においては、ビード37がブローバイガスの流れの方向に対して直交する方向に延びているため、オイルが天井部に衝突し易くなり、これにより排出口31へのオイル流入を直前で阻止することができる。
ところで、上述した実施形態においては、カムシャフト9を含む回転駆動系をカムシャフト9、補機ユニット(回転軸12)で構成し、補機ユニットを回転駆動させるための上記係合部を、ハウジング7のバッフル部71で覆う構造としているが、本発明は必ずしもこれに限定されるものではない。例えば、カムシャフトの端部がさらに後方に延びたものにおいて、カムシャフトを遮蔽する軸受キャップにバッフル部を形成するようにしてもよい。
軸受キャップも、ハウジング7と同様、カムシャフト(回転駆動系)を外部から遮蔽する部材であり、この場合、潤滑オイルは、軸受キャップからカムシャフトのジャーナル面に供給される。従って、軸受キャップが上記導入開口部に近接している場合、カムシャフトの回転駆動により、上述した最初の実施形態と同様、遠心力の作用で上記導入開口部に上記潤滑オイルが飛散する虞がある。
そこで、カムシャフトを外部から遮蔽する軸受キャップにバッフル部を形成することにより、軸受キャップ側から導入開口部にオイルが不用意に持ち込まれることを防止でき、オイルが混在したままブローバイガスが吸気系に排出されること防止できる。
この発明の構成と、上述の実施形態との対応において、
この発明のオイルセパレータ空間は、空間部4に対応し、
以下同様に、
プレート部材は、下壁プレート81に対応し、
遮蔽部材は、ハウジング7に対応し、
噛合い係合部は、係合凹部9a、係合凸部12aに対応するも、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
本発明の実施形態に係るエンジンのシリンダヘッドカバーの平面図。 図1におけるA−A線矢視断面図。 図1のシリンダヘッドカバーの後方側を示す側面図。 図1におけるB−B線矢視断面図。 オイルセパレータ装置の後部の導入開口部周辺を拡大して示す断面図。 導入開口部を形成する下壁プレートの後端側を示す斜視図。 下壁プレートの後端側のうち、アーチ部周辺を拡大して示す斜視図。 折返し部にてオイルが滴下排出される状態を説明するための説明図。 折返し部を形成されていない下壁プレート端部にてオイルが滴下排出される状態を説明するための説明図。 オイルセパレータ装置前端側の導入開口部を示す斜視図。 オイルセパレータ装置前端側の導入開口部の部分断面図。 シリンダヘッドカバーを下側から見た図。
符号の説明
1…シリンダヘッドカバー
4…空間部
6…シール部材
7…ハウジング
8…オイルセパレータ装置
9…カムシャフト
9a…係合凹部
11…シリンダヘッド
12…回転軸
12a…係合凸部
86、87…導入開口部
71…バッフル部
9b…オイル通路
81c、81h…傾斜部
81d…アーチ部
81e、81f、81i…溝部
81g、81j…折返し部

Claims (5)

  1. 複数の気筒を直列状に配置したエンジンのシリンダヘッドカバーの内部に、カム軸の軸方向に延びるオイルセパレータ空間を形成し、
    該オイルセパレータ空間のブローバイガスの導入開口部を、上記オイルセパレータ空間の下壁となるプレート部材の端部と、上記シリンダヘッドカバーの、上記カム軸の軸方向の端壁部とで形成したエンジンのオイルセパレータ装置であって、
    上記オイルセパレータ空間の下方に上記カム軸を配設するとともに、
    該カム軸の端部側において、該カム軸を含む回転駆動系を外部から遮蔽する遮蔽部材をシリンダヘッドの上面に設け、
    上記遮蔽部材に、該シリンダヘッドカバーの端壁部に、上記遮蔽部材に対応するシール縁部を形成する一方、
    上記遮蔽部材に、該導入開口部の下方に上下方向に間隔をおいて、上記カム軸の軸方向に延びるバッフル部を形成した
    エンジンのオイルセパレータ装置。
  2. 上記カム軸の端部と、それに対面して該カム軸で駆動される補機ユニットの軸の端部とに噛合い係合部を形成し、
    上記回転駆動系を、上記カム軸と上記補機ユニットとにより構成するとともに、
    上記噛合い係合部に対してオイルを供給するオイル通路をカム軸内に備え、
    上記バッフル部は、上記噛合い係合部を覆う
    請求項1記載のエンジンのオイルセパレータ装置。
  3. 上記バッフル部がアーチ形状であり、
    上記プレート部材に、上記導入開口部に向かう側に下り傾斜する傾斜部を形成するとともに、
    上記プレート部材の、上記バッフル部の上方に対応する部分にアーチ形状をなすアーチ部を形成し、
    該アーチ部の周囲に上記プレート部材の端部に開放する溝部を形成した
    請求項1または2記載のエンジンのオイルセパレータ装置。
  4. 上記プレート部材の傾斜部に、上記アーチ部の溝部に繋がる複数の直線状の溝部を並んで形成した
    請求項3記載のエンジンのオイルセパレータ装置。
  5. 上記傾斜部の上記導入開口部側端部に、下方へ折返した形状をなす折返し部を形成した
    請求項3または4記載のエンジンのオイルセパレータ装置。
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