JP2008025371A - 潤滑油供給構造 - Google Patents

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智志 榎田
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Abstract

【課題】内燃機関の大型化を招くことなく、シリンダヘッドカバーの内部にブローバイガス分離用空間を広く確保するとともに動弁機構用の潤滑油供給通路を設け、しかも、潤滑油を動弁機構に低コストで供給できるようにする。
【解決手段】シリンダヘッドに可変バルブタイミング機構のオイルコントロールバルブ5を取り付ける。シリンダヘッドカバー1の内部に仕切部材11を配設し、この仕切部材11よりも上側の空間でブローバイガス分離用空間Rを構成する。仕切部材11に動弁機構側へ窪む凹条部を形成し、この凹条部の内部で潤滑油供給通路44を構成する。仕切部材11には、潤滑油供給通路44に連なる受け部45を設け、この受け部45でオイルコントロールバルブ5から流出する潤滑油を受けて潤滑油供給通路44に流す。潤滑油供給通路44を流れる潤滑油をカムシャフトのカム面Sに滴下する。
【選択図】図2

Description

本発明は、内燃機関に設けられた動弁機構に潤滑油を供給する潤滑油供給構造に関する。
従来より、例えば、特許文献1に開示されているように、内燃機関のシリンダヘッドには、吸気弁や排気弁を駆動する動弁機構が設けられ、この動弁機構は、シリンダヘッドカバーにより覆われている。特許文献1のシリンダヘッドカバーの内部には、該シリンダヘッドカバーの天井壁から下方に離れて仕切壁が配設されている。シリンダヘッドカバーの天井壁と仕切壁との間には、ブローバイガスに含まれる潤滑油を分離するためのブローバイガス分離用空間と、動弁機構に供給する潤滑油が流れる潤滑油供給通路とが同一平面上に位置するように区画形成されている。
上記特許文献1のシリンダヘッドには、オイルポンプの吐出口に連通するヘッド側油路が形成され、また、シリンダヘッドカバーには、上記ヘッド側油路の下流端に連通するカバー側油路が形成され、このカバー側油路の下流端が上記潤滑油供給通路に連通している。従って、オイルポンプから吐出された潤滑油は、ヘッド側油路、カバー側油路及び潤滑油供給通路を順に通って動弁機構に供給される。
また、例えば、特許文献2に開示されているように、内燃機関には、油圧式の可変バルブタイミング機構が設けられることがある。この可変バルブタイミング機構には、作動油としての内燃機関潤滑油がオイルコントロールバルブを介して供給されるようになっている。このオイルコントロールバルブは、動弁機構の近傍に配置され、シリンダヘッドに取り付けられている。
特開2000−257412号公報 特開平11−132016号公報
ところが、特許文献1では、シリンダヘッドカバーと仕切壁との間に、ブローバイガス分離用空間及び潤滑油供給通路を同一平面上に位置するように区画形成しているので、ブローバイガス分離用空間が潤滑油供給通路によって狭められて十分な大きさを確保し難く、ブローバイガスに含まれる潤滑油の分離効率を高めることができない虞れがある。このことに対して、例えば、シリンダヘッドカバーを大きくしてブローバイガス分離用空間を拡大することが考えられるが、このようにした場合には、内燃機関が大型化してしまう。
また、特許文献1では、動弁機構に潤滑油を供給するために、シリンダヘッド及びシリンダヘッドカバーに、それぞれ動弁機構専用のヘッド側油路及びカバー側油路を形成するようにしている。このため、動弁機構に潤滑油を供給するにあたり、油路の加工費等が嵩みコストの高騰を招く。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、内燃機関の大型化を招くことなく、シリンダヘッドカバーの内部にブローバイガス分離用空間を広く確保するとともに動弁機構用の潤滑油供給通路を設け、さらに、可変バルブタイミング機構を有する内燃機関においてはオイルコントロールバルブが設けられることに着目し、このオイルコントロールバルブを利用することで、潤滑油を動弁機構に低コストで供給できるようにすることにある。
上記目的を達成するために、本発明では、シリンダヘッドカバーの仕切壁に設けた潤滑油供給通路の少なくとも一部を動弁機構側に位置付け、この潤滑油供給通路にオイルコントロールバルブから流出する潤滑油を流すようにした。
具体的には、請求項1の発明では、内燃機関の動弁機構を覆うように配設されたシリンダヘッドカバーと、該動弁機構により駆動される吸気弁ないし排気弁の作動タイミングを変更する可変バルブタイミング機構に作動用の内燃機関潤滑油を供給するオイルコントロールバルブとを備え、該オイルコントロールバルブから流出する潤滑油を上記動弁機構に供給するように構成された潤滑油供給構造であって、上記オイルコントロールバルブは、シリンダヘッドないし上記シリンダヘッドカバーに取り付けられ、上記シリンダヘッドカバーの内部には、ブローバイガスに含まれる潤滑油を分離するためのブローバイガス分離用空間を区画形成する仕切壁が設けられ、上記仕切壁には、上記オイルコントロールバルブから流出する潤滑油を受ける受け部と、該受け部で受けた潤滑油を上記動弁機構へ導く潤滑油供給通路とが設けられ、上記潤滑油供給通路の少なくとも一部は、上記ブローバイガス分離用空間よりも上記動弁機構側に位置付けられている構成とする。
請求項2の発明では、請求項1の発明において、シリンダヘッドカバーは動弁機構を上方から覆うように配設され、仕切壁は上記動弁機構の上方に位置付けられ、上記仕切壁には、潤滑油供給通路の側壁面に開口して該潤滑油供給通路内の潤滑油を該仕切壁よりも下方に流出させる潤滑油流出孔と、該潤滑油流出孔の縁部近傍から上記動弁機構へ向けて突出する潤滑油案内部とが形成されている構成とする。
請求項3の発明では、請求項1または2の発明において、潤滑油供給通路は、仕切壁に形成された溝で構成され、上記仕切壁には、上記溝の縁部から突出する突出壁部が設けられるとともに、上記溝を上記突出壁部の先端側から覆う蓋部材が組み付けられている構成とする。
請求項4の発明では、請求項3の発明において、蓋部材には、仕切壁の突出壁部の側面に沿ってその突出方向に設定長さ延びる突出部が突設され、シリンダヘッドカバーの内面には、ブローバイガス分離用空間に配置される潤滑油分離用の分離壁が、上記仕切壁に組み付けられた上記蓋部材に向けて突出するように設けられ、上記分離壁の突出方向先端と上記蓋部材との隙間は、上記設定長さよりも短く設定されている構成とする。
請求項1の発明によれば、潤滑油供給通路の少なくとも一部を動弁機構側に位置付けたので、仕切壁よりも動弁機構側に存在するデッドスペースを有効に活用して潤滑油供給通路を設けることができ、シリンダヘッドカバーを大きくすることなく、該シリンダヘッドカバーの内部に十分な大きさのブローバイガス分離用空間を設けることができる。これにより、内燃機関の大型化を招くことなく、ブローバイガスに含まれる潤滑油の分離効率を向上させることができる。また、可変バルブタイミング機構を有する内燃機関に既存のオイルコントロールバルブから流出する潤滑油を潤滑油供給通路に流して動弁機構に供給することができる。これにより、シリンダヘッドやシリンダヘッドカバーに動弁機構専用の油路を形成せずに済むので、動弁機構の潤滑を低コストで行うことができる。
請求項2の発明によれば、潤滑油供給通路を流れる潤滑油が潤滑油流出孔から下方に流出すると、潤滑油案内部によって動弁機構に導かれる。これにより、潤滑油を動弁機構に確実に導くことができる。
請求項3の発明によれば、潤滑油供給通路を構成する溝を蓋部材で覆うようにしたので、ブローバイガスが潤滑油供給通路を流れる潤滑油に触れ難くなり、ブローバイガスに含まれる不純物が潤滑油供給通路内の潤滑油に混入してしまうのを抑止できる。さらに、溝の縁部に突出壁部を設けたので、ブローバイガスから分離された不純物を有する潤滑油が仕切壁に付着した場合に、その不純物を有する潤滑油が仕切壁の表面を伝って溝内に流れ込まないようにすることができる。これらのことにより、不純物を含む潤滑油が動弁機構に供給され難くなり、動弁機構の信頼性を向上させることができる。
請求項4の発明によれば、蓋部材を仕切壁に組み付けると、蓋部材の突出部が、溝の縁部から突出する突出壁部に設定長さに亘って沿うように位置する。このとき、分離壁の突出方向先端と蓋部材との隙間が上記設定長さよりも短くなっている。これにより、例えば、内燃機関の振動等によって蓋部材が仕切壁から離れようとした際に蓋部材が分離壁の突出方向先端に当たったとき、蓋部材の突出部が仕切壁の突出壁部から外れてしまうことはない。よって、蓋部材の離脱を抑止でき、潤滑油供給通路内の潤滑油の飛散を防止できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
図1は、本発明の実施形態に係るシリンダヘッドカバー1を示すものである。このシリンダヘッドカバー1が取り付けられる内燃機関は、図示しないが、いわゆる直列4気筒のガソリンエンジンである。このエンジンのシリンダヘッドH(図2に仮想線で示す)には、各気筒の略中心線上に位置するように4つの点火プラグ(図示せず)が配設されるとともに、この点火プラグを挟んでエンジンの吸気側及び排気側にそれぞれ吸気弁及び排気弁(共に図示せず)が配設されている。シリンダヘッドHの上部の吸気側には、タペットやバルブスプリング(共に図示せず)が設けられるとともに、気筒列方向に延びる吸気側カムシャフトIが回転可能に設けられている。シリンダヘッドHの上部の排気側にも、吸気側と同様にタペット及びバルブスプリング(共に図示せず)と、排気側カムシャフトE(図3に仮想線で示す)とが設けられている。上記吸気側及び排気側カムシャフトI、Eは、図2に仮想線で示す一体構造のカムキャップCによりシリンダヘッドHに取り付けられている。上記タペット、バルブスプリング、吸気側カムシャフトI及び排気側カムシャフトEが、本発明の動弁機構2を構成している。
上記吸気側カムシャフトIの気筒列方向一端部には、吸気弁の作動タイミングを変更するための油圧式の可変バルブタイミング機構3が設けられている。可変バルブタイミング機構3は、吸気側カムシャフトIの気筒列方向一端部に設けられたタイミングプーリー4と、吸気側カムシャフトIとの回転位相を変化させるように構成された周知の構造のものである。可変バルブタイミング機構3には、電磁弁で構成されたオイルコントロールバルブ5によって所定の圧力に調整されたエンジンの潤滑油が供給されるようになっている。この潤滑油の圧力により可変バルブタイミング機構3が作動して吸気弁の作動タイミングが進角側または遅角側に変更される。排気側にも吸気側と同様に可変バルブタイミング機構(図示せず)及びオイルコントロールバルブ6(図5に仮想線で示す)が設けられている。上記両オイルコントロールバルブ5、6は、エンジン制御装置(図示せず)により作動するように構成された周知の構造のものである。
尚、上記エンジンは、自動車用のものであり、気筒列方向が車幅方向となるように、かつ、吸気側が車両前方に位置するように配置され、さらに、気筒中心線の上側が車両前方に位置するように傾斜した状態でエンジンルーム(図示せず)に搭載されている。この実施形態の説明では、搭載状態にあるエンジンの上側となる方を「上」といい、また、下側となる方を「下」という。また、エンジンの搭載方向は、車両側の要求で設定されるものであり、上記した方向に限られるものではない。
図1〜図3に示すように、上記シリンダヘッドカバー1は、樹脂材の成形品であり、上記動弁機構2を上方から覆うように形成されている。図9に示すように、シリンダヘッドカバー1の内部における気筒列方向一側寄りには、上記吸気側及び排気側オイルコントロールバルブ5、6を保持するマウント部材10が設けられている。また、図2及び図3に示すように、シリンダヘッドカバー1の内部には、上記動弁機構2よりも上方に、該シリンダヘッドカバー1の内部空間を上下方向に区画するための仕切壁を構成する仕切部材11が設けられている。仕切部材11よりも上側の空間が、ブローバイガスに含まれる潤滑油を分離するためのブローバイガス分離用空間Rとされている。上記仕切部材11には、詳細は後述するが、上記各オイルコントロールバルブ5、6から流出した潤滑油が流れる2つの潤滑油供給通路44、52が形成され、潤滑油供給通路44、52を流れる潤滑油が動弁機構2に供給されるようになっている。
図1及び図3に示すように、上記シリンダヘッドカバー1の上壁部における吸気側には、上方に膨出して吸気側カムシャフトIの中心線方向に延びる吸気側膨出部15が形成され、排気側には、同様に排気側膨出部16が形成されている。図3及び図4に示すように、吸気側膨出部15は、排気側膨出部16よりも気筒列方向一側に突出するように形成されている。吸気側膨出部15の内面には、ブローバイガス分離用空間Rに配置される潤滑油分離用の分離壁15aが仕切部材11の上面へ向けて複数突設されている。この分離壁15aの突出方向先端は、仕切部材11に組み付けられた蓋部材20の上面から上方に離れていて、両者の間に隙間が形成されている。また、上記排気側膨出部16の内面にも吸気側と同様に複数の分離壁16aが突設されている。
図1に示すように、上記吸気側膨出部15の気筒列方向一側には、キャップ(図示せず)により開閉されるオイル注入孔22が形成されている。吸気側膨出部115の気筒列方向略中央部には、ブローバイガス分離用空間Rに連通するブローバイガス流出管23が設けられている。吸気側及び排気側膨出部15、16の気筒列方向一側には、吸気側及び排気側オイルコントロールバルブ5、6のマウント部材10が突出する開口部24がそれぞれ形成されている。
上記シリンダヘッドカバー1の上壁部における両膨出部15、16の間には、上記点火プラグが挿通するプラグ挿通孔25が該点火プラグの位置に対応して4つ形成されている。また、シリンダヘッドカバー1の下縁部には、シリンダヘッドHに締結部材によって締結固定されるフランジ26が設けられている。
図5に示すように、上記マウント部材10は、吸気側筒部30と、排気側筒部31と、両筒部30、31の下部からそれぞれ下方へ延びる吸気側及び排気側油路形成部32、33と、これら油路形成部32、33の下端部同士を連結する連結部34とを備えている。吸気側及び排気側筒部30、31の中心線は、気筒列方向に向くとともに、気筒列方向一側に行くほど上方に位置するように全体として傾斜している。図1に示すように、吸気側及び排気側筒部30、31の上部が上記シリンダヘッドカバー1の開口部24から外部へ突出している。また、図9に示すように、上記連結部34がカムキャップCに締結固定され、この状態で、図2に示すように、カムキャップCに組み付けられるようになっている。尚、マウント部材10は、アルミニウム合金製である。
図2に示すように、上記吸気側オイルコントロールバルブ5は、吸気側筒部30の中心線方向の長さよりも長い円柱状をなしており、該吸気側筒部30に嵌入した状態で保持されている。吸気側オイルコントロールバルブ5の基端側はシリンダヘッドカバー1から外部に突出している。この吸気側オイルコントロールバルブ5の基端部には、エンジン制御装置から延びる信号線(図示せず)が接続されるようになっている。吸気側オイルコントロールバルブ5の先端側は、吸気側筒部30からシリンダヘッドカバー1の内部のブローバイガス分離用空間Rに突出しており、上記仕切部材11の上面から上方に離れて位置付けられている。この吸気側オイルコントロールバルブ5の先端側には、該オイルコントロールバルブ5に供給された潤滑油が流出するリリース用の流出口(図示せず)が形成されている。
上記マウント部材10の吸気側油路形成部32には、流入用油路及び2本の給排用油路が上下方向に延びるように形成されている。流入用油路は、図示しないが、カムキャップCに形成された油路及びシリンダヘッドHに形成された油路を介してオイルポンプ(図示せず)に接続されている。オイルポンプから送給される潤滑油は、流入用油路から吸気側オイルコントロールバルブ5に流入するようになっている。給排用油路は、カムキャップCに形成された油路及び吸気側カムシャフトIに形成された油路を介して可変バルブタイミング機構3に接続されており、これら油路を介して潤滑油が可変バルブタイミング機構3に供給され、また、供給された潤滑油が可変バルブタイミング機構3から排出されるようになっている。
また、排気側オイルコントロールバルブ6は、吸気側と同様に排気側筒部31に嵌入されている。さらに、マウント部材10の排気側油路形成部33には、吸気側油路形成部32と同様に流入用油路及び2本の給排用油路が形成されており、吸気側と同様に潤滑油が流れるようになっている。
図7に示すように、上記仕切部材11は、樹脂材を板状に成形してなるものであり、吸気側板部40と排気側板部41とこれら両板部40、41を連結する2つの連結板部42とで構成されている。吸気側板部40は、吸気側膨出部15の形状に対応するように、気筒列方向に延びる矩形状に形成されている。吸気側板部40の気筒列方向の長さは、図9に示すように、吸気側膨出部15の長さよりも短く設定され、吸気側板部40よりも下方の空間と上記ブローバイガス分離用空間Rとが連通するようになっている。吸気側板部40の気筒列方向一側は、オイル注入孔22の真下近くに位置するように形成されている。図3に示すように、吸気側板部40の点火プラグ寄りの部位には、下方へ突出して気筒列方向に延びる凹条部が形成され、この凹条部によって吸気側板部40の上面には気筒列方向に延びる吸気側溝43が形成される。吸気側溝43の気筒列方向一端部は、吸気側板部40の一端部に位置する一方、他端部は、吸気側板部40の他端部近傍に位置している。この吸気側溝43により、吸気側の潤滑油供給通路44が構成されている。
図7に示すように、上記吸気側板部40の気筒列方向一端部には、吸気側溝43に連続して気筒列方向一側へ向けて突出する吸気側受け部45が形成されている。この吸気側受け部45は、上方に開放しており、該受け部45の内部と潤滑油供給通路44とは連通している。吸気側受け部45の幅寸法は、突出方向先端側へ行くほど長くなるように設定されている。図2に示すように、吸気側受け部45は、吸気側オイルコントロールバルブ5の先端部の略真下に位置するようになっている。つまり、吸気側オイルコントロールバルブ5から流出した潤滑油は、潤滑油供給通路44に流れ込むようになっている。
図3及び図6に示すように、上記吸気側板部40には、吸気側溝43の縁部から上方へ突出する突出壁部46が設けられている。この突出壁部46により吸気側溝43の開放側が囲まれている。また、図6にのみ示すが、吸気側板部40の突出壁部46よりも外側には、貫通孔47が吸気側溝43の長手方向に間隔をあけて形成されている。
上記吸気側板部40の吸気側溝43における車両前側に位置する側壁部には、その内壁面に開口する潤滑油流出孔48が形成されている。この潤滑油流出孔48は、潤滑油供給通路44内から潤滑油を吸気側板部40よりも下方へ流出させて動弁機構2に供給するためのものである。潤滑油流出孔43の形成位置は、吸気側溝43の側壁部における上側寄りで、かつ、図2に示すように、吸気側カムシャフトIのカム面Sの直上方に位置している。つまり、潤滑油流出孔48は、カムの数と同じ数、形成されている。
図6にも示すように、上記吸気側板部40の各潤滑油流出孔48の下縁部近傍には、下方へ突出する片状の潤滑油案内部49が形成されている。この潤滑油案内部49は、潤滑油流出孔48から流出した潤滑油を下方へ流してカム面Sを狙って滴下させるためのものである。これにより、潤滑油流出孔48から流出した潤滑油が吸気側板部40の下面に拡がり難くなり、カム面S以外の箇所に滴下するのが抑止される。
上記吸気側板部40には、図7に示すように、吸気側溝43を閉塞するための蓋部材20が組み付けられている。この蓋部材20は、図8に示すように、樹脂材を細長い板状に成形してなるものであり、溝43の長手方向に沿って延びる閉塞部20aと、該閉塞部20aの幅方向両縁部から下方へ突出して長手方向に延びる2つの突出部20bとを備えている。突出部20bは、図3に示すように、吸気側板部40に組み付けられた状態で、上記突出壁部46の外側に嵌合し、該突出壁部46の外側面に沿ってその突出方向に延びるように形成されている。突出部20bの突出方向である上下方向の長さと、上記突出壁部46の上下方向の長さとは略同じに設定されている。つまり、突出部20bは、その上下方向の長さに亘って突出壁部46に沿うことになる。また、上述した蓋部材20の上面と分離壁15aの下端との隙間の上下方向の長さは、突出壁部46の上下方向の長さ(設定長さ)よりも短く設定されている。
図7に示すように、上記蓋部材20の突出部20bの先端部には、上記吸気側板部40の貫通孔47に挿入される突片20cが貫通孔47の形成位置に対応して複数形成されている。これら突片20cは、貫通孔47に挿入された状態で該貫通孔47の周縁部に係合するようになっている。従って、蓋部材20の突片20cを貫通孔47に挿入して周縁部に係合させることで、蓋部材20が吸気側板部40に保持される。
上記排気側板部41には、図3に示すように、点火プラグと反対側に、上記吸気側の凹条部と同様な凹条部が形成され、この凹条部により排気側板部41の上面に排気側溝51が形成され、この排気側溝51により潤滑油供給通路52が構成されている。この排気側板部41にも、突出壁部53、貫通孔(図示せず)、潤滑油流出孔54及び潤滑油案内部56が形成されるとともに、図7に示すように、吸気側受け部45と同様な排気側受け部55が形成されている。また、上記排気側溝51は、吸気側と同じ蓋部材20により覆われている。
上記仕切部材11の吸気側板部40は、図3に示すように、シリンダヘッドカバー1の吸気側膨出部15内面から下方へ突出する溶着リブ15bの下端部に溶着されるようになっている。また、排気側板部41も同様に溶着リブ16bに溶着されるようになっている。両板部40、41が溶着された状態で、吸気側板部40よりも上方の吸気側膨出部15内部と、排気側板部41よりも上方の排気側膨出部16内部とがブローバイガス分離用空間Rとなる。また、溝43、51は、下方に窪む形状の凹条部で構成しているため、ブローバイガス分離用空間Rよりも動弁機構2側に位置することになる。
図2に示すように、上記シリンダヘッドカバー1、オイルコントロールバルブ5、6、マウント部材10、仕切部材11、蓋部材20により、本発明の潤滑油供給構造Tが構成されている。
上記のように構成された潤滑油供給構造Tによれば、吸気側オイルコントロールバルブ5の流出口から流出した潤滑油は、吸気側受け部45に滴下し、この受け部45の潤滑油は潤滑油供給通路44へ流れ込んで行く。潤滑油供給通路44内に潤滑油が溜まり、油面が潤滑油流出孔48と同じ高さに達すると、潤滑油は潤滑油流出孔48から外部に流出し、潤滑油案内部49を伝って下方へ流れて吸気側カムシャフトIのカム面Sに滴下する。排気側も同様に、排気側オイルコントロールバルブ6から流出した潤滑油が潤滑油供給通路52を流れて排気側カムシャフトEのカム面Sに滴下する。このようにして、動弁機構2の潤滑が行われる。
一方、シリンダヘッドカバー1の内部のブローバイガスは、吸気側及び排気側板部40、41の下方からブローバイガス分離用空間Rにそれぞれ流入する。ブローバイガス分離用空間Rに流入したブローバイガスは分離壁15a、16aに衝突しながら流動することで、ブローバイガスに含まれる潤滑油がガスから分離される。このとき、吸気側及び排気側溝43、51が蓋部材20でそれぞれ覆われているので、ブローバイガスが潤滑油に触れ難くなる。また、ブローバイガスから分離された潤滑油は、吸気側及び排気側板部40、41の上面に付着することになるが、吸気側及び排気溝43、51の周縁部に突出壁部46、53を形成しているので、ブローバイガスから分離された潤滑油が吸気側及び排気板部40、41の上面を伝わって吸気側及び排気溝43、51内に流れ込むことはない。
以上説明したように、この実施形態に係る潤滑油供給構造Tによれば、シリンダヘッドカバー1の仕切部材11に動弁機構2側へ窪むように凹条部を形成し、この凹条部で潤滑油供給通路44、52を構成したので、仕切部材11よりも動弁機構2側に存在するデッドスペースを有効に活用することができ、シリンダヘッドカバー1を大きくすることなく、該シリンダヘッドカバー1の内部に十分な大きさのブローバイガス分離用空間Rを設けることができる。これにより、エンジンの大型化を招くことなく、ブローバイガスに含まれる潤滑油の分離効率を向上させることができる。また、可変バルブタイミング機構3を有するエンジンに既存のオイルコントロールバルブ5、6から流出する潤滑油を潤滑油供給通路44、52に流して動弁機構2に供給することができる。これにより、シリンダヘッドHやシリンダヘッドカバー1に、動弁機構のカム面Sを潤滑するための専用の油路を形成せずに済むので、カム面Sの潤滑を低コストで行うことができる。
また、潤滑油を潤滑油案内部49、56によって動弁機構2に確実に導くことができるので、動弁機構2を確実に潤滑することができる。
また、吸気側及び排気溝43、51を蓋部材20で覆うようにしたので、ブローバイガスに含まれる不純物が潤滑油供給通路44、52内の潤滑油に混入してしまうのを抑止できる。さらに、吸気側及び排気溝43、51の縁部に突出壁部46、53を設けたので、ブローバイガスから分離された不純物を有する潤滑油が吸気側及び排気溝43、51内に流れ込まないようにすることができる。これらのことにより、不純物を含む潤滑油が動弁機構2に供給され難くなり、動弁機構2の信頼性を向上させることができる。
また、蓋部材20を仕切部材11に組み付けた状態で、分離壁15a、16aの下端と蓋部材20の上面との隙間を突出壁部46、53の上下方向の長さよりもよりも短くしたので、例えば、エンジンの振動等によって突片20cが摩耗して貫通孔47から抜け易くなった場合のように、蓋部材20が仕切部材11から離れようとした際、蓋部材20が分離壁15a、16aの下端に当たったとき、突出部20bが突出壁部46から外れてしまうことはない。よって、蓋部材20の離脱を抑止でき、潤滑油供給通路44、52内の潤滑油の飛散を防止できる。
尚、上記実施形態では、オイルコントロールバルブ5、6から流出した潤滑油をカム面Sに滴下するようにしたが、潤滑油は、カム面S以外に滴下するようにしてもよい。
また、吸気側及び排気側オイルコントロールバルブ5、6は、シリンダヘッドカバー1に直接取り付けるようにしてもよいし、シリンダヘッドHに取り付けるようにしてもよいし、シリンダヘッドカバー1及びシリンダヘッドHの両方に固定するようにしてもよい。
また、本発明では、潤滑油供給通路44、52の全部をブローバイガス分離用空間Rよりも動弁機構側に位置付けるようにしているが、これに限らず、潤滑油供給通路44、52の一部のみをブローバイガス分離用空間Rよりも動弁機構側に位置付けるようにしてもよい。
以上説明したように、本発明に係る潤滑油供給構造は、例えば、可変バルブタイミング機構を有するエンジンの動弁機構を潤滑するのに適している。
オイルコントロールバルブを省略したシリンダヘッドカバーを上方から見た斜視図である。 オイルコントロールバルブが組み付けられたシリンダヘッドカバーの図1におけるA−A線に相当する断面図である。 図9におけるB−B線断面図である。 シリンダヘッドカバー単体を下方から見た斜視図である。 オイルコントロールバルブのマウント部材の斜視図である。 仕切部材の吸気側板部における潤滑油供給通路近傍の断面図である。 蓋部材が組み付けられた仕切部材を上方から見た斜視図である。 蓋部材を下方から見た斜視図である。 マウント部材及び仕切部材が組み付けられたシリンダヘッドカバーを下方から見た斜視図である。
符号の説明
1 シリンダヘッドカバー
2 動弁機構
3 可変バルブタイミング機構
4 プーリ
5、6 オイルコントロールバルブ
10 マウント部材
11 仕切部材(仕切壁)
15a、16a 分離壁
20 蓋部材
20b 突出部
43 吸気側溝
44 吸気側潤滑油供給通路
45 吸気側受け部
48 吸気側潤滑油流出孔
49 吸気側案内部
51 排気側溝
52 排気側潤滑油供給通路
54 排気側潤滑油流出孔
55 排気側受け部
56 排気側案内部
H シリンダヘッド
R ブローバイガス分離用空間
S カム面
T 潤滑油供給構造

Claims (4)

  1. 内燃機関の動弁機構を覆うように配設されたシリンダヘッドカバーと、該動弁機構により駆動される吸気弁ないし排気弁の作動タイミングを変更する可変バルブタイミング機構に作動用の内燃機関潤滑油を供給するオイルコントロールバルブとを備え、該オイルコントロールバルブから流出する潤滑油を上記動弁機構に供給するように構成された潤滑油供給構造であって、
    上記オイルコントロールバルブは、シリンダヘッドないし上記シリンダヘッドカバーに取り付けられ、
    上記シリンダヘッドカバーの内部には、ブローバイガスに含まれる潤滑油を分離するためのブローバイガス分離用空間を区画形成する仕切壁が設けられ、
    上記仕切壁には、上記オイルコントロールバルブから流出する潤滑油を受ける受け部と、該受け部で受けた潤滑油を上記動弁機構へ導く潤滑油供給通路とが設けられ、
    上記潤滑油供給通路の少なくとも一部は、上記ブローバイガス分離用空間よりも上記動弁機構側に位置付けられていることを特徴とする潤滑油供給構造。
  2. 請求項1に記載の潤滑油供給構造において、
    シリンダヘッドカバーは動弁機構を上方から覆うように配設され、仕切壁は上記動弁機構の上方に位置付けられ、
    上記仕切壁には、潤滑油供給通路の側壁面に開口して該潤滑油供給通路内の潤滑油を該仕切壁よりも下方に流出させる潤滑油流出孔と、該潤滑油流出孔の縁部近傍から上記動弁機構へ向けて突出する潤滑油案内部とが形成されていることを特徴とする潤滑油供給構造。
  3. 請求項1または2に記載の潤滑油供給構造において、
    潤滑油供給通路は、仕切壁に形成された溝で構成され、
    上記仕切壁には、上記溝の縁部から突出する突出壁部が設けられるとともに、上記溝を上記突出壁部の先端側から覆う蓋部材が組み付けられていることを特徴とする潤滑油供給構造。
  4. 請求項3に記載の潤滑油供給構造において、
    蓋部材には、仕切壁の突出壁部の側面に沿ってその突出方向に設定長さ延びる突出部が突設され、
    シリンダヘッドカバーの内面には、ブローバイガス分離用空間に配置される潤滑油分離用の分離壁が、上記仕切壁に組み付けられた上記蓋部材に向けて突出するように設けられ、
    上記分離壁の突出方向先端と上記蓋部材との隙間は、上記設定長さよりも短く設定されていることを特徴とする潤滑油供給構造。
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