JP2016176397A - オイル供給構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数及び溶着工程を低減できるとともに、構成部品の位置決め精度を向上させることができるオイル供給構造を提供する。
【解決手段】本オイル供給構造は、カムシャフト14の上方からカム14aにオイルを供給するオイル供給通路Pを備える。そして、シリンダヘッドカバー2には、シリンダヘッドカバーとの間でブローバイガスを気液分離するためのセパレータ室Sを形成するセパレータ室形成部材3が溶着され、シリンダヘッドカバーとセパレータ室形成部材とによりオイル供給通路Pが形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、オイル供給構造に関し、さらに詳しくは、カムシャフトの上方からカムにオイルを供給するオイル供給通路を備えるオイル供給構造に関する。
従来のオイル供給構造として、カムシャフトの上方からカムにオイルを供給するオイル供給通路を備えるものが一般に知られている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1には、例えば、図12に示すように、シリンダヘッドカバー102に、シリンダヘッドカバー102との間でブローバイガスを気液分離するためのセパレータ室Sを形成するバッフルプレート103を溶着し、バッフルプレート103に、バッフルプレート103との間でオイル供給通路Pを形成するようにカムシャワープレート105を溶着してなるオイル供給構造101が開示されている。このオイル供給構造101によると、オイル供給通路Pを流れるオイルがカムシャワープレート105に形成されたオイル滴下穴116からカム114aに滴下供給される。
特開2007−127014号公報
しかし、上記従来のオイル供給構造101では、シリンダヘッドカバー102にバッフルプレート103を溶着するとともに、バッフルプレート103にカムシャワープレート105を溶着し、バッフルプレート103とカムシャワープレート105とによりオイル供給通路Pを形成しているので、バッフルプレート103及びカムシャワープレート105のそれぞれの溶着工程が必要となる。また、シリンダヘッドカバー102に対するカムシャワープレート105の位置決め精度が悪化する。さらに、シリンダヘッドカバー102とは別に2部品103、105を用いてオイル供給通路Pを形成しているので、部品点数が多くなる等の問題がある。
本発明は、上記現状に鑑みてなされたものであり、部品点数及び溶着工程を低減できるとともに、構成部品の位置決め精度を向上させることができるオイル供給構造を提供することを目的とする。
上記問題を解決するために、請求項1に記載の発明は、カムシャフトの上方からカムにオイルを供給するオイル供給通路を備えるオイル供給構造であって、シリンダヘッドカバーには、該シリンダヘッドカバーとの間でブローバイガスを気液分離するためのセパレータ室を形成するセパレータ室形成部材が溶着され、前記シリンダヘッドカバーと前記セパレータ室形成部材とにより前記オイル供給通路が形成されていることを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記シリンダヘッドカバーに対して、前記セパレータ室形成部材の外周側の第1溶着部が溶着されるとともに、前記セパレータ室形成部材の前記オイル供給通路の外周側の第2溶着部が溶着され、前記オイル供給通路は、前記第1溶着部と前記第2溶着部とが部分的に重なるように前記セパレータ室形成部材の外縁側に沿って配置されていることを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記シリンダヘッドカバーは、上方に膨出して前記セパレータ室を形成する膨出部と、該膨出部の下端側から横方に延びる横壁部と、を備え、前記セパレータ室形成部材は、前記膨出部の底側を塞ぎ且つ前記横壁部に接するように前記シリンダヘッドカバーの内側に配置され、前記シリンダヘッドカバーの前記横壁部と前記セパレータ室形成部材とにより前記オイル供給通路が形成されていることを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3記載の発明において、前記膨出部は、前記シリンダヘッドカバーに形成された複数のプラグ挿通穴の並ぶ方向に沿った両側に配置される左右の膨出部からなり、前記シリンダヘッドカバーの上面側において前記左右の膨出部と前記横壁部とで囲まれる空間で水抜き通路が形成されていることを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記セパレータ室形成部材は、上方に膨出して前記セパレータ室を形成する膨出部と、該膨出部の下端側から横方に延びる横壁部と、を備えるとともに、前記膨出部の底側が塞がれ且つ前記横壁部が接するように前記シリンダヘッドカバーの上面側に配置され、前記シリンダヘッドカバーと前記セパレータ室形成部材の前記横壁部とにより前記オイル供給通路が形成されていることを要旨とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5記載の発明において、前記膨出部は、前記セパレータ室形成部材に形成された複数のプラグ挿通穴の並ぶ方向に沿った両側に配置される左右の膨出部からなり、前記セパレータ室形成部材の上面側において前記左右の膨出部と前記横壁部とで囲まれる空間で水抜き通路が形成されていることを要旨とする。
本発明のオイル供給構造によると、シリンダヘッドカバーには、シリンダヘッドカバーとの間でブローバイガスを気液分離するためのセパレータ室を形成するセパレータ室形成部材が溶着され、シリンダヘッドカバーとセパレータ室形成部材とによりオイル供給通路が形成されている。これにより、シリンダヘッドカバーとは別にセパレータ室形成部材の1部品を用いてオイル供給通路が形成される。よって、従来のようにシリンダヘッドカバーとは別に2部品を用いてオイル供給通路を形成するものに比べて、部品点数及び溶着工程を低減できる。さらに、構成部品の位置決め精度を向上させることができる。
また、前記シリンダヘッドカバーに対して、前記セパレータ室形成部材の外周側の第1溶着部が溶着されるとともに、前記セパレータ室形成部材の前記オイル供給通路の外周側の第2溶着部が溶着され、前記オイル供給通路が、前記第1溶着部と前記第2溶着部とが部分的に重なるように前記セパレータ室形成部材の外縁側に沿って配置されている場合は、第1溶着部によりセパレータ室の密封性が高められるとともに、第2溶着部によりオイル供給通路の密封性が高められる。さらに、第1溶着部と第2溶着部とが部分的に兼用されるので、溶着工程を更に低減できる。
また、前記シリンダヘッドカバーが、膨出部と、横壁部と、を備え、前記セパレータ室形成部材が、前記膨出部の底側を塞ぎ且つ前記横壁部に接するように前記シリンダヘッドカバーの内側に配置され、前記シリンダヘッドカバーの前記横壁部と前記セパレータ室形成部材とにより前記オイル供給通路が形成されている場合は、オイル供給通路を流れるオイルがシリンダヘッドカバーの外部に漏れてしまう恐れがない。
また、前記膨出部が、複数のプラグ挿通穴の並ぶ方向に沿った両側に配置される左右の膨出部からなり、前記シリンダヘッドカバーの上面側において前記左右の膨出部と前記横壁部とで囲まれる空間で水抜き通路が形成されている場合は、水抜き通路により雨天時や洗車時にシリンダヘッドカバーの上面側での冠水が防止される。
また、前記セパレータ室形成部材が、膨出部と、横壁部と、を備えるとともに、前記膨出部の底側が塞がれ且つ前記横壁部が接するように前記シリンダヘッドカバーの上面側に配置され、前記シリンダヘッドカバーと前記セパレータ室形成部材の前記横壁部とにより前記オイル供給通路が形成されている場合は、シリンダヘッドカバーの外周縁とセパレータ室形成部材の外周縁とを合わせることができ、セパレータ室を比較的広く設定できる。
さらに、前記膨出部が、複数のプラグ挿通穴の並ぶ方向に沿った両側に配置される左右の膨出部からなり、前記セパレータ室形成部材の上面側において前記左右の膨出部と前記横壁部とで囲まれる空間で水抜き通路が形成されている場合は、水抜き通路により雨天時や洗車時にセパレータ室形成部材の上面側での冠水が防止される。
本発明について、本発明による典型的な実施形態の非限定的な例を挙げ、言及された複数の図面を参照しつつ以下の詳細な記述にて更に説明するが、同様の参照符号は図面のいくつかの図を通して同様の部品を示す。
実施例1に係るオイル供給構造の裏面図である。 図1のII−II線断面拡大図である。 上記オイル供給構造の裏側から見た分解斜視図である。 上記オイル供給構造の表側から見た分解斜視図である。 実施例1に係るセパレータ室形成部材の溶着部を説明するための説明図である。 実施例2に係るオイル供給構造の縦断面図である。 上記オイル供給構造の要部斜視図である。 実施例3に係るオイル供給構造の縦断面図である。 実施例4に係るオイル供給構造の縦断面図である。 他の形態に係るオイル供給構造を説明するための説明図であり、(a)は、セパレータ室形成部材がシリンダヘッドカバーの内側に配置される形態を示し、(b)は、セパレータ室形成部材がシリンダヘッドカバーの上面側に配置される形態を示す。 更なる他の形態に係るオイル供給構造を説明するための説明図である。 従来のオイル供給構造を説明するための説明図である。
ここで示される事項は例示的なものおよび本発明の実施形態を例示的に説明するためのものであり、本発明の原理と概念的な特徴とを最も有効に且つ難なく理解できる説明であると思われるものを提供する目的で述べたものである。この点で、本発明の根本的な理解のために必要である程度以上に本発明の構造的な詳細を示すことを意図してはおらず、図面と合わせた説明によって本発明の幾つかの形態が実際にどのように具現化されるかを当業者に明らかにするものである。
<オイル供給構造>
本実施形態に係るオイル供給構造は、カムシャフト(14)の上方からカム(14a)にオイルを供給するオイル供給通路(P)を備えるオイル供給構造(1、21、31、41)であって、シリンダヘッドカバー(2、22、32、42)には、シリンダヘッドカバーとの間でブローバイガスを気液分離するためのセパレータ室(S)を形成するセパレータ室形成部材(3、23、33、43)が溶着され、シリンダヘッドカバーとセパレータ室形成部材とによりオイル供給通路(P)が形成されている(例えば、図2、図6、図8及び図9等参照)。
本実施形態に係るオイル供給構造としては、例えば、上記シリンダヘッドカバー(2)に対して、セパレータ室形成部材(3)の外周側の第1溶着部(W1)が溶着されるとともに、セパレータ室形成部材のオイル供給通路(P)の外周側の第2溶着部(W2)が溶着され、オイル供給通路(P)は、第1溶着部(W1)と第2溶着部(W2)とが部分的に重なるようにセパレータ室形成部材(3)の外縁側に沿って配置されている形態(例えば、図5等参照)を挙げることができる。
本実施形態に係るオイル供給構造としては、例えば、上記シリンダヘッドカバー(2、22)は、上方に膨出してセパレータ室(S)を形成する膨出部(2a、22a)と、膨出部の下端側から横方に延びる横壁部(2b、22b)と、を備え、セパレータ室形成部材(3、23)は、膨出部(2a、22a)の底側を塞ぎ且つ横壁部(2b、22b)に接するようにシリンダヘッドカバー(2、22)の内側に配置され、シリンダヘッドカバーの横壁部(2b、22b)とセパレータ室形成部材(3、23)とによりオイル供給通路(P)が形成されている形態(例えば、図2及び図6等参照)を挙げることができる。
上述の形態の場合、例えば、上記膨出部(22a)は、シリンダヘッドカバー(22)に形成された複数のプラグ挿通穴(26a)の並ぶ方向に沿った両側に配置される左右の膨出部からなり、シリンダヘッドカバー(22)の上面側において左右の膨出部(22a)と横壁部(22b)とで囲まれる空間で水抜き通路(27)が形成されていることができる(例えば、図6等参照)
本実施形態に係るオイル供給構造としては、例えば、上記セパレータ室形成部材(33、43)は、上方に膨出してセパレータ室(S)を形成する膨出部(33a、43a)と、膨出部の下端側から横方に延びる横壁部(33b、43b)と、を備えるとともに、膨出部(33a、43a)の底側が塞がれ且つ横壁部(33b、43b)が接するようにシリンダヘッドカバー(32、42)の上面側に配置され、シリンダヘッドカバー(32、42)とセパレータ室形成部材の横壁部(33b、43b)とによりオイル供給通路(P)が形成されている形態(例えば、図8及び図9等参照)を挙げることができる。
上述の形態の場合、例えば、上記膨出部(43a)は、セパレータ室形成部材(43)に形成された複数のプラグ挿通穴(46a)の並ぶ方向に沿った両側に配置される左右の膨出部からなり、セパレータ室形成部材(43)の上面側において左右の膨出部(46a)と横壁部(43b)とで囲まれる空間で水抜き通路(47)が形成されていることができる(例えば、図9等参照)。
なお、上記実施形態で記載した各構成の括弧内の符号は、後述する実施例に記載の具体的構成との対応関係を示すものである。
以下、図面を用いて実施例により本発明を具体的に説明する。なお、本実施例では、4気筒エンジンにおいて各気筒毎にカムを備えるカムシャフトを対象としたオイル供給構造を例示する(図2参照)。
<実施例1>
(1)オイル供給構造の構成
本実施例に係るオイル供給構造1は、図1〜図4に示すように、樹脂製のシリンダヘッドカバー2及びセパレータ室形成部材3(「バッフルプレート」とも称される。)を備えている。このシリンダヘッドカバー2は、エンジンのシリンダヘッド4(図2参照)にボルト等により固定される。さらに、シリンダヘッドカバー2は、下方を開放した矩形箱状に形成されている。さらに、セパレータ室形成部材3は、矩形プレート状に形成されている。
上記シリンダヘッドカバー2は、上方に膨出してセパレータ室Sを形成する箱状の膨出部2aと、膨出部2aの下端外周側から横方に延びるフランジ状の横壁部2bと、横壁部2bの外周側から下方に延びる筒状の縦壁部2cと、を備えている。この膨出部2aは、シリンダヘッドカバー2の短尺方向SDの中央部に配置されるとともに、シリンダヘッドカバー2の長尺方向LDに沿って延びている(図4参照)。また、膨出部2aには、下方に向かって突出する複数(図中4個)の段差状の筒部6がシリンダヘッドカバー2の長尺方向LDに並んで形成されている。これら各筒部6の内周面は、プラグが挿通可能なプラグ挿通穴6aを構成している。
上記セパレータ室形成部材3は、図2に示すように、膨出部2aの底側を塞ぎ且つ横壁部2bに接するようにシリンダヘッドカバー2の内側に配置されている。そして、シリンダヘッドカバー2の膨出部2aとセパレータ室形成部材3の上面側とによりブローバイガスを気液分離するためのセパレータ室Sが形成されている。また、セパレータ室形成部材3には、図3及び図4に示すように、エンジンで生じるブローバイガスをセパレータ室S内に導入する導入口8が形成され、シリンダヘッドカバー2の膨出部2aには、セパレータ室S内で気液分離されたブローガスを外部へ排気する排気口9が形成されている。さらに、セパレータ室形成部材3には、シリンダヘッドカバー2の筒部6が挿通可能な挿通穴11が形成されている。
なお、上記セパレータ室S内には、ブローバイガスを気液分離してオイル成分を捕捉するための気液分離構造(図示省略)が収納されている。この気液分離構造としては、例えば、遠心式、衝突式、ラビリンス式、フィルタ式等を採用できる。
上記セパレータ室形成部材3には、図2に示すように、シリンダヘッドカバー2の長尺方向LDに沿って延びる縦断面凹状の左右の通路部13が形成されている。これら各通路部13とシリンダヘッドカバー2の横壁部2bとによりオイル供給通路Pが形成されている。このオイル供給通路Pは、カムシャフト14の上方で軸方向に沿って配置されている。さらに、通路部13の底壁には、図3に示すように、シリンダヘッド4の油上り口(図示省略)から供給されるオイルをオイル供給通路Pに導入する導入口15が形成されるとともに、カムシャフト14のカム14aに対向するように複数のオイル滴下穴16が形成されている。
上記セパレータ室形成部材3には、図5中にハッチング領域で示すように、シリンダヘッドカバー2に対してレーザ溶着により溶着される第1溶着部W1、第2溶着部W2及び第3溶着部W3が設定されている。この第1溶着部W1は、セパレータ室形成部材3の外周側に設定される部位である。また、第2溶着部W2は、セパレータ室形成部材3のオイル供給通路Pの外周側に設定される部位である。また、第3溶着部W3は、セパレータ室形成部材3の挿通穴11の外周側に設定される部位である。
上記オイル供給通路Pは、第1溶着部W1と第2溶着部W2とが部分的に重なるようにセパレータ室形成部材3の外縁側に沿って配置されている。具体的に、第1溶着部W1のシリンダヘッドカバー2の長尺方向LDに沿う外縁側と、第2溶着部W2のシリンダヘッドカバー2の長尺方向LDに沿う外縁側と、が重なるように設定されている。なお、上記シリンダヘッドカバー2にも、セパレータ室形成部材3の各溶着部W1、W2、W3に対応する位置に溶着部が設定されている。
(2)オイル供給構造の作用
次に、上記構成のオイル供給構造1の作用について説明する。エンジンの稼働状態において、導入口15を介してオイル供給通路P内に導入されて流れるオイルは、図2に示すように、オイル滴下穴16から対応するカム14aに滴下供給される。その結果、カムシャフト14の各カム14aでは、好適な潤滑状態が維持される。
(3)実施例の効果
本実施例のオイル供給構造1によると、シリンダヘッドカバー2には、シリンダヘッドカバー2との間でブローバイガスを気液分離するためのセパレータ室Sを形成するセパレータ室形成部材3が溶着され、シリンダヘッドカバー2とセパレータ室形成部材3とによりオイル供給通路Pが形成されている。これにより、シリンダヘッドカバー2とは別にセパレータ室形成部材3の1部品を用いてオイル供給通路Pが形成される。よって、従来のようにシリンダヘッドカバー102とは別に2部品103、105を用いてオイル供給通路Pを形成するもの(図12参照)に比べて、部品点数及び溶着工程を低減できる。さらに、構成部品の位置決め精度を向上させることができる。特に、従来のようにシリンダヘッドカバー102とは別に2部品103、105を用いるものでは、溶着ラインの重なりを避けるように2部品103、105を配置する必要があるが、本実施例のオイル供給構造1では、溶着ラインの重なりを気にしなくてよいためレイアウト自由度が高められる。
また、本実施例では、シリンダヘッドカバー2に対して、セパレータ室形成部材3の外周側の第1溶着部W1が溶着されるとともに、セパレータ室形成部材3のオイル供給通路Pの外周側の第2溶着部W2が溶着され、オイル供給通路Pは、第1溶着部W1と第2溶着部W2とが部分的に重なるようにセパレータ室形成部材3の外縁側に沿って配置されている。これにより、第1溶着部W1によりセパレータ室Sの密封性が高められるとともに、第2溶着部W2によりオイル供給通路Pの密封性が高められる。さらに、第1溶着部W1と第2溶着部W2とが部分的に兼用されるので、溶着工程を更に低減できる。
さらに、本実施例では、シリンダヘッドカバー2は、膨出部2aと、横壁部2bと、を備え、セパレータ室形成部材3は、膨出部2aの底側を塞ぎ且つ横壁部2bに接するようにシリンダヘッドカバー2の内側に配置され、シリンダヘッドカバー2の横壁部2bとセパレータ室形成部材3とによりオイル供給通路Pが形成されている。これにより、オイル供給通路Pを流れるオイルがシリンダヘッドカバー2の外部に漏れてしまう恐れがない。
<実施例2>
次に、本実施例2に係るオイル供給構造について説明する。なお、本実施例2に係るオイル供給構造において、上記実施例1に係るオイル供給構造1と略同じ構成部位には同じ符号を付けて詳説を省略する。
(1)オイル供給構造の構成
本実施例に係るオイル供給構造21は、図6及び図7に示すように、樹脂製のシリンダヘッドカバー22及びセパレータ室形成部材23を備えている。このシリンダヘッドカバー22は、エンジンのシリンダヘッド4にボルト等により固定される。また、シリンダヘッドカバー22は、下方を開放した矩形箱状に形成されている。また、セパレータ室形成部材23は、矩形プレート状に形成されている。
上記シリンダヘッドカバー22は、上方に膨出してセパレータ室Sを形成する箱状の左右の膨出部22aと、膨出部22aの下端外周側から横方に延びるフランジ状の横壁部22bと、横壁部22bの外周側から下方に延びる筒状の縦壁部22cと、を備えている。これら各膨出部22aは、シリンダヘッドカバー22の短尺方向SDの端部に配置されるとともに、シリンダヘッドカバー22の長尺方向LDに沿って延びている。
上記シリンダヘッドカバー22の横壁部22bの短尺方向の中央部には、下方に向かって突出する複数の筒部26がシリンダヘッドカバー22の長尺方向LDに並んで形成されている。これら筒部26の内周面は、プラグが挿通可能なプラグ挿通穴26aを構成している。よって、膨出部22aは、シリンダヘッドカバー22に形成された複数のプラグ挿通穴26aの並ぶ方向に沿った両側に配置されている。そして、シリンダヘッドカバー22の上面側において左右の膨出部22aと横壁部22bとで囲まれる空間で水抜き通路27が形成されている。
(2)オイル供給構造の作用・効果
本実施例のオイル供給構造21によると、上記実施例のオイル供給構造1と略同様の作用・効果を奏するとともに、膨出部22aは、複数のプラグ挿通穴26aの並ぶ方向に沿った両側に配置される左右の膨出部22aからなり、シリンダヘッドカバー22の上面側において左右の膨出部22aと横壁部22bとで囲まれる空間で水抜き通路27が形成されているので、水抜き通路27により雨天時や洗車時にシリンダヘッドカバー22の上面側での冠水が防止される。
<実施例3>
次に、本実施例3に係るオイル供給構造について説明する。なお、本実施例3に係るオイル供給構造において、上記実施例1に係るオイル供給構造1と略同じ構成部位には同じ符号を付けて詳説を省略する。
(1)オイル供給構造の構成
本実施例に係るオイル供給構造31は、図8に示すように、樹脂製のシリンダヘッドカバー32及びセパレータ室形成部材33を備えている。このシリンダヘッドカバー32は、エンジンのシリンダヘッド4にボルト等により固定される。また、シリンダヘッドカバー32は、下方を開放した矩形箱状に形成されている。また、セパレータ室形成部材33は、矩形プレート状に形成されている。
上記セパレータ室形成部材33は、上方に膨出してセパレータ室Sを形成する箱状の膨出部33aと、膨出部33aの下端外周側から横方に延びるフランジ状の横壁部33bと、を備えている。この膨出部33aは、シリンダヘッドカバー32の短尺方向SDの中央部に配置されるとともに、シリンダヘッドカバー32の長尺方向LDに沿って延びている。また、膨出部33aには、プラグが挿通可能な複数のプラグ挿通穴36aがシリンダヘッドカバー32の長尺方向LDに並んで形成されている。
上記セパレータ室形成部材33は、膨出部33aの底側が塞がれ且つ横壁部33bが接するようにシリンダヘッドカバー32の上面側に配置されている。そして、セパレータ室形成部材33の膨出部33aとシリンダヘッドカバーの32の上面側とによりブローバイガスを気液分離するためのセパレータ室Sが形成されている。また、シリンダヘッドカバー32には、シリンダヘッドカバー32の長尺方向LDに沿って延びる縦断面凹状の左右の通路部13が形成されている。これら各通路部13とシリンダヘッドカバー32の横壁部32bとによりオイル供給通路Pが形成されている。
上記セパレータ室形成部材33には、シリンダヘッドカバー32に対してレーザ溶着により溶着される第1溶着部W1、第2溶着部W2及び第3溶着部W3が設定されている。そして、オイル供給通路Pは、第1溶着部W1と第2溶着部W2とが部分的に重なるようにセパレータ室形成部材33の外縁側に沿って配置されている。
(2)オイル供給構造の作用・効果
本実施例のオイル供給構造31によると、上記実施例のオイル供給構造1と略同様の作用・効果を奏するとともに、セパレータ室形成部材33は、膨出部33aと、横壁部33bと、を備えるとともに、膨出部33aの底側が塞がれ且つ横壁部33bが接するようにシリンダヘッドカバー32の上面側に配置され、シリンダヘッドカバー32とセパレータ室形成部材33の横壁部33bとによりオイル供給通路Pが形成されているので、シリンダヘッドカバー32の外周縁とセパレータ室形成部材33の外周縁とを合わせることができ、セパレータ室Sを比較的広く設定できる。例えば、図10に示すように、セパレータ室形成部材3がシリンダヘッドカバー2の内側に配置されるA形態(図10(a)参照)と、セパレータ室形成部材33がシリンダヘッドカバー32の上面側に配置されるB形態(図10(b)参照)と、を比べると、セパレータ室形成部材33の外周縁がセパレータ室形成部材3の外周縁より外側に位置している。そのため、A形態に比べてB形態の方がセパレータ室Sを広く設定できる。
<実施例4>
次に、本実施例4に係るオイル供給構造について説明する。なお、本実施例4に係るオイル供給構造において、上記実施例3に係るオイル供給構造31と略同じ構成部位には同じ符号を付けて詳説を省略する。
(1)オイル供給構造の構成
本実施例に係るオイル供給構造41は、図8に示すように、樹脂製のシリンダヘッドカバー42及びセパレータ室形成部材43を備えている。このシリンダヘッドカバー42は、エンジンのシリンダヘッド4にボルト等により固定される。また、シリンダヘッドカバー42は、下方を開放した矩形箱状に形成されている。また、セパレータ室形成部材43は、矩形プレート状に形成されている。
上記セパレータ室形成部材43は、上方に膨出してセパレータ室Sを形成する箱状の左右の膨出部43aと、膨出部43aの下端外周側から横方に延びるフランジ状の横壁部43bと、を備えている。これら各膨出部43aは、シリンダヘッドカバー42の短尺方向SDの端部に配置されるとともに、シリンダヘッドカバー42の長尺方向LDに沿って延びている。
上記セパレータ室形成部材43の横壁部43bの短尺方向SDの中央部には、プラグが挿通可能な複数のプラグ挿通穴46aがシリンダヘッドカバー42の長尺方向LDに並んで形成されている。よって、膨出部43aは、セパレータ室形成部材43に形成された複数のプラグ挿通穴46aの並ぶ方向に沿った両側に配置されている。そして、セパレータ室形成部材43の上面側において左右の膨出部43aと横壁部43bとで囲まれる空間で水抜き通路47が形成されている。
(2)オイル供給構造の作用・効果
本実施例のオイル供給構造41によると、上記実施例のオイル供給構造31と略同様の作用・効果を奏するとともに、膨出部43aは、複数のプラグ挿通穴36aの並ぶ方向に沿った両側に配置される左右の膨出部43aからなり、セパレータ室形成部材43の上面側において左右の膨出部43aと横壁部43bとで囲まれる空間で水抜き通路47が形成されているので、水抜き通路47により雨天時や洗車時にセパレータ室形成部材43の上面側での冠水が防止される。
尚、本発明においては、上記実施例に限られず、目的、用途に応じて本発明の範囲内で種々変更した実施例とすることができる。すなわち、上記実施例1〜4では、レーザ溶着により溶着されるシリンダヘッドカバー2、22、32、42及びセパレータ室形成部材3、23、33、43を例示したが、これに限定されず、例えば、振動溶着、超音波溶着、熱溶着等により溶着されるシリンダヘッドカバー及びセパレータ室形成部材としてもよい。特に、振動溶着により溶着されるシリンダヘッドカバー及びセパレータ室形成部材とした場合、通常、図10に示すように、シリンダヘッドカバー2、22、32、42及びセパレータ室形成部材3、23、33、43のうちの一方にバリ溜りとなる溝部51が形成され、他方には溝部51に入り込む突起52が形成される。
また、上記実施例1〜4では、セパレータ室形成部材3、23、33、43に連続する環状の溶着部W1、W2、W3を設定するようにしたが、これに限定されず、例えば、途中で分断された環状の溶着部(例えば、点付けされる環状の溶着部等)を設定するようにしてもよい。
また、上記実施例2、4では、左右の膨出部22a、43aと横壁部22b、43bとで囲まれる空間で水抜き通路27、47を形成するようにしたが、これに限定されず、例えば、図11に示すように、左右の膨出部22a(43a)に挟まれる横壁部22b(43b)に溝状の水抜き通路57を形成するようにしてもよい。
また、上記実施例2、4において、セパレータ室形成部材23、43の第2溶着部W2と第3溶着部W3とが部分的に重なるように設定したてもよい。さらに、上記実施例1〜4において、シリンダヘッドカバー2、22、32、42及びセパレータ室形成部材3、23、33、43のうちの少なくとも一方にセパレータ室Sを形成する通路部13、13’(例えば、図10参照)を形成することができる。
さらに、上記実施例1〜4におけるオイル供給通路Pの形状、個数、配置形態等は、例えば、エンジン側の構成(例えば、カムシャフト14のカム14aの位置等)に応じて適宜選択できる。さらに、上記実施例1〜4におけるシリンダヘッドカバー2、22、32、42やセパレータ室形成部材3、23、33、43の形状等は、例えば、エンジン側の構成に応じて適宜選択できる。
前述の例は単に説明を目的とするものでしかなく、本発明を限定するものと解釈されるものではない。本発明を典型的な実施形態の例を挙げて説明したが、本発明の記述および図示において使用された文言は、限定的な文言ではなく説明的および例示的なものであると理解される。ここで詳述したように、その形態において本発明の範囲または精神から逸脱することなく、添付の特許請求の範囲内で変更が可能である。ここでは、本発明の詳述に特定の構造、材料および実施例を参照したが、本発明をここにおける開示事項に限定することを意図するものではなく、むしろ、本発明は添付の特許請求の範囲内における、機能的に同等の構造、方法、使用の全てに及ぶものとする。
本発明は上記で詳述した実施形態に限定されず、本発明の請求項に示した範囲で様々な変形または変更が可能である。
乗用車、バス、トラック等の車両などで使用されるエンジンにおいてカムシャフトのカムにオイルを供給する技術として広く利用される。
1,21,31,41;オイル供給構造、2,22,32,42;シリンダヘッドカバー、2a,22a;膨出部、2b,22b;横壁部、3,23,33,43;セパレータ室形成部材、33a,43a;膨出部、33b,43b;横壁部、14;カムシャフト、14a;カム、26a,46a;プラグ挿通穴、27,47;水抜き通路、P;オイル供給通路、S;セパレータ室、W1;第1溶着部、W2;第2溶着部。

Claims (6)

  1. カムシャフトの上方からカムにオイルを供給するオイル供給通路を備えるオイル供給構造であって、
    シリンダヘッドカバーには、該シリンダヘッドカバーとの間でブローバイガスを気液分離するためのセパレータ室を形成するセパレータ室形成部材が溶着され、前記シリンダヘッドカバーと前記セパレータ室形成部材とにより前記オイル供給通路が形成されていることを特徴とするオイル供給構造。
  2. 前記シリンダヘッドカバーに対して、前記セパレータ室形成部材の外周側の第1溶着部が溶着されるとともに、前記セパレータ室形成部材の前記オイル供給通路の外周側の第2溶着部が溶着され、前記オイル供給通路は、前記第1溶着部と前記第2溶着部とが部分的に重なるように前記セパレータ室形成部材の外縁側に沿って配置されている請求項1記載のオイル供給構造。
  3. 前記シリンダヘッドカバーは、上方に膨出して前記セパレータ室を形成する膨出部と、該膨出部の下端側から横方に延びる横壁部と、を備え、前記セパレータ室形成部材は、前記膨出部の底側を塞ぎ且つ前記横壁部に接するように前記シリンダヘッドカバーの内側に配置され、前記シリンダヘッドカバーの前記横壁部と前記セパレータ室形成部材とにより前記オイル供給通路が形成されている請求項1又は2に記載のオイル供給構造。
  4. 前記膨出部は、前記シリンダヘッドカバーに形成された複数のプラグ挿通穴の並ぶ方向に沿った両側に配置される左右の膨出部からなり、前記シリンダヘッドカバーの上面側において前記左右の膨出部と前記横壁部とで囲まれる空間で水抜き通路が形成されている請求項3記載のオイル供給構造。
  5. 前記セパレータ室形成部材は、上方に膨出して前記セパレータ室を形成する膨出部と、該膨出部の下端側から横方に延びる横壁部と、を備えるとともに、前記膨出部の底側が塞がれ且つ前記横壁部が接するように前記シリンダヘッドカバーの上面側に配置され、前記シリンダヘッドカバーと前記セパレータ室形成部材の前記横壁部とにより前記オイル供給通路が形成されている請求項1又は2に記載のオイル供給構造。
  6. 前記膨出部は、前記セパレータ室形成部材に形成された複数のプラグ挿通穴の並ぶ方向に沿った両側に配置される左右の膨出部からなり、前記セパレータ室形成部材の上面側において前記左右の膨出部と前記横壁部とで囲まれる空間で水抜き通路が形成されている請求項5記載のオイル供給構造。
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