JP2015117619A - シリンダヘッド - Google Patents

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藤本 昌弘
Masahiro Fujimoto
昌弘 藤本
淳 星川
Atsushi Hoshikawa
淳 星川
範貢 大澤
Noritsugu Osawa
範貢 大澤
博史 志和池
Hiroshi Shiwachi
博史 志和池
彰 三木田
Akira Mikita
彰 三木田
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Abstract

【課題】エンジンのシリンダヘッドの剛性低下を抑制しつつ同時に2排気弁の弁間部分の冷却効果を高めることができるシリンダヘッドを提供することを目的とする。
【解決手段】シリンダブロック3に固定されるシリンダヘッド1において、シリンダブロック3のシリンダ部27に対応して配置される燃焼室29と、燃焼室29に配置される少なくとも2つの排気ポート41、41と、2つの排気ポート間を冷却水で冷却するポート間冷却水通路Pと、ポート間冷却水通路を含む冷却水室23と、シリンダブロック3から冷却水室へ冷却水を導入する導入口57と、冷却水室中に導入口57の外周に沿って配置され、冷却水室23の中をシリンダ軸方向に延びてポート間冷却水通路Pに冷却水を誘導する支柱17aと、を有することを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、エンジンのシリンダヘッドの構造に関し、特に、シリンダヘッドの剛性および冷却性能の向上を図る技術に関する。
エンジンのシリンダヘッドは、冷却性能及び剛性確保の観点から種々の提案がなされており、例えば、乗用車用エンジンのシリンダヘッドにおいては、排ガス温度の影響を受けて、温度上昇による強度低下を生じる部分として、2排気弁のエンジンでは、排気ポート間(シリンダヘッド下面の排気弁間)部分が指摘されており、この領域の冷却効果を高めることが重要視されている。
例えば、特許文献1(特開2007−51601号公報)には、気筒毎の排気ポート近傍の流入口から流入した冷却水を、点火プラグの周囲を経由して吸気ポート側へ導く気筒毎の排気横通し通路を設けたシリンダヘッド構造が開示されている。
また、特許文献2(特許第5176752号公報)には、複数の気筒配列方向に対して排気側に設けられ冷却水入口から、シリンダヘッドのウォータジャケット内に冷却水を供給し、排気ポート間を通って吸気弁側に流れて吸気側に設けられた冷却水出口から排出される構成について開示されている。
特開2007−51601号公報 特許第5176752号公報
しかしながら、特許文献1、特許文献2の何れの技術においても、2排気弁の弁間部分に向かって積極的に冷却水を流して、流速および流量を増大させる具体的な構造の特徴までは開示されていない。
また、流量を増大させようとすると、流路断面の拡大が生じ、それに伴ってシリンダヘッドの剛性低下を招きやすい。このため、シリンダブロックの剛性低下を抑制しつつ同時に2排気弁の弁間部分の冷却効果を高めることが望まれている。
そこで、本発明は、前記課題に鑑みてなされたものであり、エンジンのシリンダヘッドの剛性低下を抑制しつつ同時に2排気弁の弁間部分の冷却効果を高めることができるシリンダヘッドを提供することを目的とする。
本発明は、かかる目的を達成するために、シリンダブロックに固定されるシリンダヘッドにおいて、前記シリンダブロックのシリンダ部に対応して配置される燃焼室と、前記燃焼室に配置される少なくとも2つの排気ポートと、前記2つの排気ポート間を前記冷却水で冷却するポート間冷却水通路と、前記ポート間冷却水通路を含む冷却水室と、前記シリンダブロックから前記冷却水室へ冷却水を導入する導入口と、前記冷却水室中に前記導入口の外周に沿って配置され、前記冷却水室の中を前記シリンダ軸方向に延びて前記ポート間冷却水通路に前記冷却水を誘導する支柱と、を有することを特徴とする。
かかる発明によれば、支柱によって冷却水の流れを内側に向かせて排気ポート間の方向に指向させられる。
また、本発明の一実施形態においては、前記導入口は、該導入口を周方向に2つに分割するブリッジが設けられ、前記ブリッジの外周が前記支柱と繋がることを特徴とする。
かかる発明によれば、導入口が、水導入口に設けられたブリッジを介してボアシール部と支柱とがシリンダの径方向において繋がり連結する構造となるため、シリンダヘッドのボアシール部分の剛性を向上できる。
また、燃焼室上方の排気弁近傍に冷却水を導入でき、さらに、分割されたそれぞれの導入口からの冷却水の流れを、排気ポート間に指向させることで、シリンダヘッドの2排気弁の弁間付近の冷却性能を確保できる。
さらに、支柱および導入口ブリッジによってシリンダヘッドのボアシール周りの剛性向上が得られ、これによってシリンダヘッド下面のガスケット押しつけ力を向上でき、ガスケットのシール性を向上でき吹き抜けを抑制できる。
また、本発明の一実施形態においては、支柱の前記シリンダの周方向に対応する幅が、前記ブリッジの前記シリンダの周方向に対応する幅より大きく形成されることを特徴とする。
このように、支柱の幅が、前記ブリッジの幅より大きいため、支柱がブリッジの外周側に設けられていても、支柱の周方向の側壁面によって、導入口から上昇して流入する冷却水の流れの向きを規制できるので、排気ポート間側に向かわせることができる。
また、本発明の一実施形態においては、前記導入口から導入される冷却水を排気ポート間に向わせるように前記導入口の上方を湾曲形状によって覆う湾曲天井部が形成されることを特徴とする。
このように構成することで、導入口から上昇してシリンダヘッド内に流入する冷却水を、導入口の上方に湾曲形状の天井部が形成されるため、冷却水流れを確実に排気ポート間側に向かわせることができる。
また、本発明の一実施形態においては、前記シリンダヘッドは前記シリンダヘッドとシリンダヘッドボルトで固定され前記支柱は、その端部がシリンダヘッドボルトのボス部間を橋渡すように形成された梁部材のほぼ中央部に連結されることを特徴とする。
このような梁部材および支柱を介してシリンダヘッドの底壁とシリンダヘッドボルトボスとの間が連結される構造を採用することで、シリンダヘッドの剛性が向上する。また、支柱は導入口ブリッジを介してシリンダヘッドのボアシール部に対応する位置に連結するので、ボアシール部周りの剛性を向上でき、ガスケットの締め付け力を確保できる。そのため、シール性を向上できる。
本発明によれば、エンジンのシリンダヘッドの剛性低下を抑制しつつ同時に2排気弁の弁間部分の冷却効果を高めることができる。
本発明の第1実施形態に係るシリンダヘッドの上部の平面断面の概略図であり、図3におけるX−X位置における断面であり、油室底部の概略断面図である。 第1実施形態に係るシリンダヘッドの下部の平面断面の概略図であり、図3におけるY−Y位置における断面であり、水室底部の概略断面図である。 図2のA−A線断面図である。 図2のB−B線断面図である。 図2のC部の拡大説明図であり、(A)は図2のC部の拡大図、(B)は(A)のD−D線断面図、(C)は(A)のE−E線及びE´−E´線断面図である。 図3の冷却水導入口周辺の斜視説明図である。 図3のF分拡大説明図である。
以下、本発明に係る実施形態について図面を用いて詳細に説明する。なお、以下の実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
図3に示すように、シリンダヘッド1は、基本構造としては底壁15と上壁19とその間に冷却水が通る冷却水ジャケット(冷却水室)23とを有して構成されている。またシリンダブロック3には、ピストン25が摺動自在に配設されるシリンダ27が配置され、そのシリンダ27の内周部にはピストン25が摺動するライナ部27aが形成されている。そして、ピストン25の上面とライナ部27aとシリンダヘッド下面9によって燃焼室29が形成されている。
また、シリンダブロック3の上面と、シリンダヘッド下面9との間には、シール用のガスケット7が介在されており、該ガスケット7には、燃焼室29に対応する箇所や冷却水通路や潤滑油通路が通過する箇所に貫通穴が開口されるとともに、燃焼室29内空間(シリンダ内空間)に臨む環状のボアシール部7aが、ライナ部27aとシリンダヘッド下面9との間の挟み込まれる部分に形成されている。
燃焼室29の中央上方のシリンダヘッド1には、燃料噴射インジェクタ用孔31および燃料噴射インジェクタ用の中央ボス部33が設けられている。なお、本実施形態においてはディーゼルエンジンを対象とした例を示しており、燃料噴射インジェクタを設ける構成に対応しているが、ガソリンエンジンにおいては、点火プラグを設置するための中央ボス部であってもよい。
また、シリンダヘッド1の燃焼室29の上方には、燃料噴射インジェクタ用の中央ボス部33に隣設して、燃焼室29内へ吸気を導入する2本の吸気ポート35が形成されており、この吸気ポート35の燃焼室29側の開口端を開閉する図示しない吸気弁が設けられ、この吸気弁を支持する吸気バルブガイドが配設される吸気バルブガイド孔37が形成され、その周囲には補強用の吸気バルブガイドボス部39が形成されている。
同様に、燃料噴射インジェクタ用の中央ボス部33に隣設して、燃焼室29内から燃焼ガスを排出する2本の排気ポート41が形成されており、この排気ポート41の燃焼室29側の開口端を開閉する図示しない排気弁が設けられ、この排気弁を支持する排気バルブガイドが配設される排気バルブガイド孔43が形成され、その周囲には補強用の排気バルブガイドボス部45が形成されている。
次に、図1、2を参照して、シリンダヘッド1の構造をさらに説明する。
図1は、シリンダヘッド1の上部の平面断面図であり、図3におけるX−X位置における概略断面図である。また、図2は、シリンダヘッド1の下部の平面断面図であり、図3におけるY−Y位置における概略断面図であり、水室底部の概略を示す。
図1において、シリンダ27の周囲に4本のシリンダヘッドボルト5が貫通するシリンダヘッドボルト孔47が形成された4本のシリンダヘッドボルトボス部11が設けられている。
吸気弁側または排気弁側のシリンダヘッドボルトボス部11間を橋渡しして配設される第1梁部材49、49と、気筒列方向のシリンダヘッドボルトボス部11間を橋渡しして配設される第2梁部材51、51とがそれぞれ設けられている。
さらに、燃料噴射インジェクタ用の中央ボス部33と、第1梁部材49の中央部と、第2梁部材51の中央部とを連結する第3梁部材53とを備えている。そして、図1のように、第1梁部材49と、第2梁部材51と、第3梁部材53とが連結して梁部材がシリンダヘッドの平面視において略「田」の字形状に形成される。これによって、燃焼室29中央の剛性を高めることができ、シリンダヘッドボルト5の締め付けによるガスケット7の面圧低下が抑制できる。
第1梁部材49の中央部と、第2梁部材51の中央部には、該中央部からシリンダヘッド1の底壁15の方向に延伸して底壁15に連結するように第1支柱17a、第2支柱17bがそれぞれ冷却水ジャケット23内に設けられている。
(第1支柱)
まず、第1支柱17aについて図3を参照して説明する。
図3は、図2のA−A線断面図であり、図3に示すように、第1梁部材49の中央部から伸びた第1支柱17aは、2つの排気ポート41、41の分岐部55の分岐間の壁面に挟まれるように連結して、さらに底壁15方向に延在して設けられている。
排気ポート41、41の二又の分岐部55の間に挟まるようにして連結しているため、この第1支柱17aは、排気ポート41、41の分岐部55の変位を抑えることができるとともに、さらに、ポート壁が剛性部材として働き、第1支柱17aの剛性向上の補強(補助)となることができる。
さらに、第1支柱17aは、図3に示すように、排気ポート41の分岐部55から底壁15方向に延伸するときには、底壁15に設けられた冷却水導入口57の位置を避けるように、冷却水導入口57の外周側に接続している。このように、第1支柱17aの上端部は第1梁部材49の中央部に、下端部は底壁15に連結している。
冷却水導入口57は、シリンダブロック3を冷却した冷却水が、上部のシリンダヘッド1へ導入する導入口であり、シリンダヘッド1の底壁15に開口されている。さらに、この冷却水導入口57は、ガスケット7の燃焼室29に臨む環状のボアシール部7aが位置する外周側に隣接し、ボアシール部7aの形状に沿って円弧形状に開口している(図2)。
そして、その円弧形状の冷却水導入口57には、該冷却水導入口57をシリンダ27の径方向に伸びて横断して、該冷却水導入口57を周方向に分割する導入口ブリッジ59が設けられている。
該導入口ブリッジ59の径方向外側に位置してシリンダ27の軸方向に伸びる前記第1支柱17aが配設される。
また、図5より、第1支柱17aの周方向の幅W1は、冷却水導入口57を周方向に分割する導入口ブリッジ59の周方向の幅W2より大きく形成されており、冷却水導入口57からの冷却水に対して、導入口ブリッジ59の外周側に設けられていても、支柱の周方向の内周側壁面59aによって、冷却水導入口57から上昇する冷却水の流れを排気ポート間通路P方向に向かわすようにできる。
このように、第1支柱17aをシリンダヘッドボルトボス部11間の中間地点に立設することによって、シリンダヘッド1の剛性が向上して、シリンダヘッド下面9の上昇によって生じるガスケット7の吹き抜けを抑制できる。
特に、冷却水導入口57が、ボアシール部7aの外周側に形成されることで、第1支柱17aをボアシール部7aの直上に配設困難な場合でも、冷却水導入口57に設けられた導入口ブリッジ59を介してボアシール部7aと第1支柱17aとがシリンダ27の径方向において繋がり連結する構造となるため、シリンダヘッド1のボアシール部7aの剛性を向上できる。
従って、燃焼室29上方に近接した位置に冷却水を導入できるため、シリンダヘッド1の冷却性能を確保しつつ、シリンダヘッド下面9の上昇によって生じるガスケット7の吹き抜けを抑制できる。
(第2支柱)
次に、第2支柱17bについて、図4を参照して説明する。
図4は、図2のB−B線断面図であり、図4に示すように、気筒列方向のシリンダヘッドボルトボス部11間を橋渡しして配設される第2梁部材51の中央部に、該第2梁部材51と一体的に形成されてシリンダヘッド1の底壁15の方向に延伸して底壁15に連結する第2支柱17bが配設されている。このように、第2支柱17bの上端部は第2梁部材51の中央部に、下端部は底壁15に連結している。
この第2支柱17bは、図2に示すように、ガスケット7のボアシール部7aの直上に位置するようにシリンダ27の軸方向に伸びて設けられている。
従って、底壁15のボアシール部7aに相当する箇所の剛性を十分確保でき、ガスケット7の押しつけ力が確保された吹き抜けを効果的に抑制できる。
(冷却水通路)
図2、図6に示すように、分割されたそれぞれの冷却水導入口57からシリンダヘッド1の冷却水ジャケット内に導入された冷却水は、2つの排気ポート41、41の間の排気ポート間通路Pに指向されて、該排気ポート間通路Pを通ってシリンダ中央部に向かって流れ、その後、2つの吸気ポート35、35の外側を通って、冷却水は吸気側の合流通路61に流れて、さらに気筒列方向に流れて排出される。すなわち、各シリンダの燃焼室29の上方を排気側から吸気側へ横断するように流れて、その後気筒列方向に排出される。
すなわち、図5(A)に示すように、冷却水導入口57は、導入口ブリッジ59によって周方向に分割され、それぞれの冷却水導入口57からの冷却水は、この冷却水導入口57の外周側に第1支柱17aがあるため、流れが、シリンダ27方向に指向される。
さらに、図5(B)に示すように、冷却水導入口57を分割する導入口ブリッジ59の断面形状は、流出方向に先細りに流線形状になっており、分割されたそれぞれの冷却水導入口57からの冷却水が合流しやすい形状となっている。
また、図5(C)に示すように、冷却水導入口57のシリンダ方向の角部が曲面形状となっており、つまり角R形状となっており、さらに、冷却水導入口57の中央側の導入口ブリッジ59が設置された方が大きいR形状(図6(C)のE−E断面形状がR1、E'−E'断面形状がR2、R2>R1)となっており、分割されたそれぞれの冷却水導入口57、57からの冷却水は集るように方向付けされており、導入した冷却水が合流しやすい形状となっている。
また、冷却水導入口57からの冷却水の導入方向であるシリンダ軸方向の上側に形成されるシリンダヘッド1の壁面に、冷却水を排気ポート間に向わせるように湾曲形状に覆う湾曲天井部62が形成されることで、冷却水導入口57から上昇して流入する冷却水流れ確実に排気ポート間通路P側に向かわせることができる。
このように、排気弁側に形成された冷却水導入口57からシリンダヘッド1内に導入された冷却水は、導入口ブリッジ59、第1支柱17aによって、排気ポート間に向かわして、吸気ポート35側に流すため、冷却水流れの促進による冷却性能の確保とともに、シリンダヘッド1の高剛性化との両立を図ることができる。
本発明によれば、エンジンのシリンダヘッドの剛性低下を抑制しつつ同時に2排気弁の弁間部分の冷却効果を高めることができるので、エンジンのシリンダヘッド構造への利用に適している。
1 シリンダヘッド
3 シリンダブロック
7 ガスケット
7a ボアシール部
9 シリンダヘッド下面
11 シリンダヘッドボルトボス部
15 底壁
17a 第1支柱(支柱)
17b 第2支柱(支柱)
23 冷却水ジャケット(冷却水室)
27 シリンダ
27a ライナ部
29 燃焼室
33 中央ボス部
35 吸気ポート
41 排気ポート
49 第1梁部材(梁部材)
51 第2梁部材(梁部材)
55 分岐部
57 冷却水導入口(導入口)
59 導入口ブリッジ(ブリッジ)
61 合流通路
62 湾曲天井部
P 排気ポート間通路(ポート間冷却水通路)

Claims (5)

  1. シリンダブロックに固定されるシリンダヘッドにおいて、
    前記シリンダブロックのシリンダ部に対応して配置される燃焼室と、
    前記燃焼室に配置される少なくとも2つの排気ポートと、
    前記2つの排気ポート間を前記冷却水で冷却するポート間冷却水通路と、
    前記ポート間冷却水通路を含む冷却水室と、
    前記シリンダブロックから前記冷却水室へ冷却水を導入する導入口と、
    前記冷却水室中に前記導入口の外周に沿って配置され、前記冷却水室の中を前記シリンダ軸方向に延びて前記ポート間冷却水通路に前記冷却水を誘導する支柱と、
    を有することを特徴とするシリンダヘッド。
  2. 前記導入口は、該導入口を周方向に2つに分割するブリッジが設けられ、前記ブリッジの外周が前記支柱と繋がることを特徴とする請求項1に記載のシリンダヘッド。
  3. 前記支柱の前記シリンダの周方向に対応する幅が、前記ブリッジの前記シリンダの周方向に対応する幅より大きく形成されることを特徴とする請求項2に記載のシリンダヘッド。
  4. 前記導入口から導入される冷却水を排気ポート間に向わせるように前記導入口の上方を湾曲形状によって覆う湾曲天井部が形成されることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のシリンダヘッド。
  5. 前記シリンダヘッドは前記シリンダブロックとシリンダヘッドボルトで固定され、
    前記支柱は、その端部が前記シリンダヘッドボルトボス部間を橋渡すように形成された梁部材のほぼ中央部に連結されることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のシリンダヘッド。
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