JP2005048601A - シリンダーヘッドカバー構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、ブローバイガスと共にブローバイ室4に進入する霧状になっているオイルをブローバイガスから効率よく分離することができ、また、オイル排出口からオイルがブローバイ室に進入しないようにしたシリンダーヘッドカバー構造を実現することを目的とする。
【解決手段】ブローバイガス出口孔15を有するヘッドカバー部11と、ブローバイガス導入口16及びオイル排出口17を有するバッフルプレート12とによりブローバイ室13を形成してなるシリンダーヘッドカバー10において、前記ブローバイガス導入口16はバッフルプレート12の上下方向に伸びるパイプで煙突状をなし、その上端が前記ヘッドカバー部11の天井部に近接して形成されてなるように構成する。
【選択図】 図1
【解決手段】ブローバイガス出口孔15を有するヘッドカバー部11と、ブローバイガス導入口16及びオイル排出口17を有するバッフルプレート12とによりブローバイ室13を形成してなるシリンダーヘッドカバー10において、前記ブローバイガス導入口16はバッフルプレート12の上下方向に伸びるパイプで煙突状をなし、その上端が前記ヘッドカバー部11の天井部に近接して形成されてなるように構成する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シリンダーヘッドカバー構造に関する。詳しくは、内燃機関のブローバイガス中のオイルミストを効率よく分離する手段を備えたシリンダーヘッドカバー構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、内燃機関においては、燃焼室より圧縮及び爆発時の高圧ガスがピストンとピストンリングの隙間を通ってクランクケースに洩れるブローバイガスがある。このブローバイガスはクランクケース内及びこれと連通するシリンダーヘッドカバー内に充満するために外部に放出する必要がある。
【0003】
しかし、クランクケース内ではクランク軸及びコネクティングロッド等が高スピードで動いており、クランクケースと連通するシリンダーヘッドカバーの内部にはバルブ機構からのオイルが飛散されて霧状となって充満している。従って、ブローバイガスを外部に直接排出することはブローバイガスに混合している霧状のオイルも排出することになり、エンジンのオイル消費量の増大につながり、またガスを排出するためのパイプ等がオイルで詰まったりする問題がある。
【0004】
これらの点を解消するために、ブローバイガスとオイルとをブローバイガス導入口で気液分離するシリンダーヘッドカバー構造が知られている。図3は従来のシリンダーヘッドカバー構造の1例を示す断面図である。同図において、符号1はヘッドカバー部2とバッフルプレート3とよりなるシリンダーヘッドカバーであり、4はヘッドカバー部2とバッフルプレート3とにより形成されたブローバイ室、5はバッフルプレート3の下方に形成されたカム室である。
【0005】
そして、カム室5にはカム6を有するカムシャフトが配置され、バッフルプレート3には、そのの1隅にブローバイガス導入口7が設けられている。該ブローバイガス導入口7はカム6の矢印で示す回転方向と反対方向に開口して設けられ、カム室内のブローバイガス中のオイル8がブローバイ室4に進入するのを防止するようにしている。またバッフルプレート3にはブローバイ室4に進入したオイルをカム室5に戻す図示なきオイル排出口が設けられている。
【0006】
【特許文献1】
特開平10−26012号公報
【特許文献2】
特開平8−158853号公報
【0007】
しかし、上記従来のシリンダーヘッドカバー構造においては、ブローバイガス中のオイル8が霧状になっているためブローバイガス導入口7からブローバイガスと共にブローバイ室4に進入するという問題がある。また、オイル排出口からもブローバイ室4にオイルが進入するという問題もある。
【0008】
本発明は、上記従来の問題点に鑑み、ブローバイガスと共にブローバイ室4に進入する霧状になっているオイルをブローバイガスから効率よく分離することができ、また、オイル排出口からオイルがブローバイ室に進入しないようにしたシリンダーヘッドカバー構造を実現することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の請求項1のシリンダーヘッドカバー構造は、ブローバイガス出口孔15を有するヘッドカバー部11と、ブローバイガス導入口16及びオイル排出口17を有するバッフルプレート12とによりブローバイ室13を形成してなるシリンダーヘッドカバー10において、前記ブローバイガス導入口16はバッフルプレート12の上下方向に伸びるパイプで煙突状をなし、その上端が前記ヘッドカバー部11の天井部に近接して形成されていることを特徴とする。
【0010】
この構成を採ることにより、ブローバイガスと共にブローバイ室4に進入する霧状になっているオイルをヘッドカバー部11の天井部に衝突させて該オイルをブローバイガスから効率よく分離させることができる。
【0011】
また、本発明の請求項2のシリンダーヘッドカバー構造は、ブローバイガス出口孔15を有するヘッドカバー部11と、ブローバイガス導入口16及びオイル排出口17を有するバッフルプレート12とによりブローバイ室13を形成してなるシリンダーヘッドカバー10において、前記オイル排出口17は大径の孔部17a,17bと小径の孔部17c,17dとが交互に形成されてなることを特徴とする。
【0012】
この構成を採ることにより、小径の孔部17c,17dにオイルが溜まり、孔部を閉鎖してブローバイ室からのオイルの進入を防止することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1は本発明のシリンダーヘッドカバー構造の第1の実施の形態を示す図であり、(a)は側面断面図、(b)は(a)図のb−b線における断面図である。同図において、符号10はシリンダーヘッドカバー、11はヘッドカバー部、12はバッフルプレートである。前記シリンダーヘッドカバー10はヘッドカバー部11にバッフルプレート12が組み合わされたものであり、両者によりブローバイガスが導入されるブローバイ室13が形成されている。そして、ヘッドカバー部11は底が無い長方形の箱形をなし、その内部の天井から複数の仕切り板14が形成され、一端にはブローバイガスを排出するブローバイガス出口孔15が形成されている。
【0014】
また、前記バッフルプレート12は前記ヘッドカバー部11の下部に密着される立上り部12aを有する長方形の平面板であり、一端にブローバイガスが導入されるブローバイガス導入口16が形成されており、また、前記ヘッドカバー部11の仕切り板14に対応してオイル排出口17が設けられている。前記ブローバイガス導入口16は円筒形をなし、バッフルプレート12の平面部に上下に延設されて煙突状をなし、その上端部がヘッドカバー部11の天井部に近接するように形成されている。なお、該煙突状のブローバイガス導入口16は円筒形とは限らず、他の角形等でも良い。
【0015】
このように構成された本実施の形態は、ブローバイガス導入口16にブローバイガスと共に導入されたオイル18は速度を得て慣性により直進し、ヘッドカバー部11の天井部に衝突して付着する。これによりオイルはブローバイガスより分離される。分離されたオイルは仕切り板14を伝ってバッフルプレート12上に落下し、さらにオイル排出口17からカム室に戻される。またオイルが分離されたブローバイガスは仕切り板14により蛇行させられて残ったオイルを分離しつつブローバイガス出口孔15から排出される。
【0016】
図2は本発明のシリンダーヘッドカバー構造の第2の実施の形態を示す図であり、(a)は側面断面図、(b)は(a)図のB部拡大図である。同図において、符号10はシリンダーヘッドカバー、11はヘッドカバー部、12はバッフルプレートである。前記シリンダーヘッドカバー10はヘッドカバー部11にバッフルプレート12が組み合わされたものであり、両者によりブローバイガスが導入されるブローバイ室13が形成されている。そして、ヘッドカバー部11は底が無い長方形の箱形をなし、その内部の天井から複数の仕切り板14が形成され、一端にはブローバイガスを排出するブローバイガス出口孔15が形成されている。
【0017】
また、前記バッフルプレート12は前記ヘッドカバー部11の下部に密着される立上り部12aを有する長方形の平面板であり、一端にブローバイガスが導入されるブローバイガス導入口16が形成されており、また、前記ヘッドカバー部11の仕切り板14に対応してオイル排出口17が設けられている。以上は前実施の形態と同様であり、本実施の形態の特徴はオイル排出口17が段付き孔となっていることである。
【0018】
即ち、前記オイル排出口17は二つの大径部17a,17bと、二つの小径部17c,17dが交互に配置されていることである。なお小径部17c,17dの内径は、該小径部17c,17dに溜まったオイルが簡単に落下せず、大径部17a,17bに溜まったオイルの重みで落下するような大きさである。なお符号19は、分離されたオイルをオイル排出口に17に導くためのリブである。このように構成された本実施の形態は、小径部17c,17dに溜まったオイルがオイル排出口17を塞ぎ、カム室からオイルが進入するのを防止することができる。
【0019】
【発明の効果】
本発明のシリンダーヘッドカバー構造に依れば、ブローバイガス導入口を煙突状にして、その端部をブローバイ室の天井部に近接させたことにより、ブローバイガスと共にブローバイ室に進入する霧状になっているオイルをブローバイガスから効率よく分離することができ、また、オイル排出口を大径孔と小径孔を交互に配置して段付き孔としたことにより、オイル排出口からカム室に飛散しているオイルがブローバイ室に進入するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシリンダーヘッドカバー構造の第1の実施の形態を示す図で、(a)は側面断面図、(b)は(a)図のb−b線における拡大断面図である。
【図2】本発明のシリンダーヘッドカバー構造の第2の実施の形態を示す図で、(a)は側面断面図、(b)は(a)図のB部拡大図である。
【図3】従来のシリンダーヘッドカバー構造の1例を示す断面図である。
【符号の説明】
10…シリンダーヘッドカバー
11…ヘッドカバー部
12…バッフルプレート
13…ブローバイ室
14…仕切り板
15…ブローバイガス出口孔
16…ブローバイガス入口孔
17…オイル排出口
18…オイル
19…リブ
【発明の属する技術分野】
本発明は、シリンダーヘッドカバー構造に関する。詳しくは、内燃機関のブローバイガス中のオイルミストを効率よく分離する手段を備えたシリンダーヘッドカバー構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、内燃機関においては、燃焼室より圧縮及び爆発時の高圧ガスがピストンとピストンリングの隙間を通ってクランクケースに洩れるブローバイガスがある。このブローバイガスはクランクケース内及びこれと連通するシリンダーヘッドカバー内に充満するために外部に放出する必要がある。
【0003】
しかし、クランクケース内ではクランク軸及びコネクティングロッド等が高スピードで動いており、クランクケースと連通するシリンダーヘッドカバーの内部にはバルブ機構からのオイルが飛散されて霧状となって充満している。従って、ブローバイガスを外部に直接排出することはブローバイガスに混合している霧状のオイルも排出することになり、エンジンのオイル消費量の増大につながり、またガスを排出するためのパイプ等がオイルで詰まったりする問題がある。
【0004】
これらの点を解消するために、ブローバイガスとオイルとをブローバイガス導入口で気液分離するシリンダーヘッドカバー構造が知られている。図3は従来のシリンダーヘッドカバー構造の1例を示す断面図である。同図において、符号1はヘッドカバー部2とバッフルプレート3とよりなるシリンダーヘッドカバーであり、4はヘッドカバー部2とバッフルプレート3とにより形成されたブローバイ室、5はバッフルプレート3の下方に形成されたカム室である。
【0005】
そして、カム室5にはカム6を有するカムシャフトが配置され、バッフルプレート3には、そのの1隅にブローバイガス導入口7が設けられている。該ブローバイガス導入口7はカム6の矢印で示す回転方向と反対方向に開口して設けられ、カム室内のブローバイガス中のオイル8がブローバイ室4に進入するのを防止するようにしている。またバッフルプレート3にはブローバイ室4に進入したオイルをカム室5に戻す図示なきオイル排出口が設けられている。
【0006】
【特許文献1】
特開平10−26012号公報
【特許文献2】
特開平8−158853号公報
【0007】
しかし、上記従来のシリンダーヘッドカバー構造においては、ブローバイガス中のオイル8が霧状になっているためブローバイガス導入口7からブローバイガスと共にブローバイ室4に進入するという問題がある。また、オイル排出口からもブローバイ室4にオイルが進入するという問題もある。
【0008】
本発明は、上記従来の問題点に鑑み、ブローバイガスと共にブローバイ室4に進入する霧状になっているオイルをブローバイガスから効率よく分離することができ、また、オイル排出口からオイルがブローバイ室に進入しないようにしたシリンダーヘッドカバー構造を実現することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の請求項1のシリンダーヘッドカバー構造は、ブローバイガス出口孔15を有するヘッドカバー部11と、ブローバイガス導入口16及びオイル排出口17を有するバッフルプレート12とによりブローバイ室13を形成してなるシリンダーヘッドカバー10において、前記ブローバイガス導入口16はバッフルプレート12の上下方向に伸びるパイプで煙突状をなし、その上端が前記ヘッドカバー部11の天井部に近接して形成されていることを特徴とする。
【0010】
この構成を採ることにより、ブローバイガスと共にブローバイ室4に進入する霧状になっているオイルをヘッドカバー部11の天井部に衝突させて該オイルをブローバイガスから効率よく分離させることができる。
【0011】
また、本発明の請求項2のシリンダーヘッドカバー構造は、ブローバイガス出口孔15を有するヘッドカバー部11と、ブローバイガス導入口16及びオイル排出口17を有するバッフルプレート12とによりブローバイ室13を形成してなるシリンダーヘッドカバー10において、前記オイル排出口17は大径の孔部17a,17bと小径の孔部17c,17dとが交互に形成されてなることを特徴とする。
【0012】
この構成を採ることにより、小径の孔部17c,17dにオイルが溜まり、孔部を閉鎖してブローバイ室からのオイルの進入を防止することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1は本発明のシリンダーヘッドカバー構造の第1の実施の形態を示す図であり、(a)は側面断面図、(b)は(a)図のb−b線における断面図である。同図において、符号10はシリンダーヘッドカバー、11はヘッドカバー部、12はバッフルプレートである。前記シリンダーヘッドカバー10はヘッドカバー部11にバッフルプレート12が組み合わされたものであり、両者によりブローバイガスが導入されるブローバイ室13が形成されている。そして、ヘッドカバー部11は底が無い長方形の箱形をなし、その内部の天井から複数の仕切り板14が形成され、一端にはブローバイガスを排出するブローバイガス出口孔15が形成されている。
【0014】
また、前記バッフルプレート12は前記ヘッドカバー部11の下部に密着される立上り部12aを有する長方形の平面板であり、一端にブローバイガスが導入されるブローバイガス導入口16が形成されており、また、前記ヘッドカバー部11の仕切り板14に対応してオイル排出口17が設けられている。前記ブローバイガス導入口16は円筒形をなし、バッフルプレート12の平面部に上下に延設されて煙突状をなし、その上端部がヘッドカバー部11の天井部に近接するように形成されている。なお、該煙突状のブローバイガス導入口16は円筒形とは限らず、他の角形等でも良い。
【0015】
このように構成された本実施の形態は、ブローバイガス導入口16にブローバイガスと共に導入されたオイル18は速度を得て慣性により直進し、ヘッドカバー部11の天井部に衝突して付着する。これによりオイルはブローバイガスより分離される。分離されたオイルは仕切り板14を伝ってバッフルプレート12上に落下し、さらにオイル排出口17からカム室に戻される。またオイルが分離されたブローバイガスは仕切り板14により蛇行させられて残ったオイルを分離しつつブローバイガス出口孔15から排出される。
【0016】
図2は本発明のシリンダーヘッドカバー構造の第2の実施の形態を示す図であり、(a)は側面断面図、(b)は(a)図のB部拡大図である。同図において、符号10はシリンダーヘッドカバー、11はヘッドカバー部、12はバッフルプレートである。前記シリンダーヘッドカバー10はヘッドカバー部11にバッフルプレート12が組み合わされたものであり、両者によりブローバイガスが導入されるブローバイ室13が形成されている。そして、ヘッドカバー部11は底が無い長方形の箱形をなし、その内部の天井から複数の仕切り板14が形成され、一端にはブローバイガスを排出するブローバイガス出口孔15が形成されている。
【0017】
また、前記バッフルプレート12は前記ヘッドカバー部11の下部に密着される立上り部12aを有する長方形の平面板であり、一端にブローバイガスが導入されるブローバイガス導入口16が形成されており、また、前記ヘッドカバー部11の仕切り板14に対応してオイル排出口17が設けられている。以上は前実施の形態と同様であり、本実施の形態の特徴はオイル排出口17が段付き孔となっていることである。
【0018】
即ち、前記オイル排出口17は二つの大径部17a,17bと、二つの小径部17c,17dが交互に配置されていることである。なお小径部17c,17dの内径は、該小径部17c,17dに溜まったオイルが簡単に落下せず、大径部17a,17bに溜まったオイルの重みで落下するような大きさである。なお符号19は、分離されたオイルをオイル排出口に17に導くためのリブである。このように構成された本実施の形態は、小径部17c,17dに溜まったオイルがオイル排出口17を塞ぎ、カム室からオイルが進入するのを防止することができる。
【0019】
【発明の効果】
本発明のシリンダーヘッドカバー構造に依れば、ブローバイガス導入口を煙突状にして、その端部をブローバイ室の天井部に近接させたことにより、ブローバイガスと共にブローバイ室に進入する霧状になっているオイルをブローバイガスから効率よく分離することができ、また、オイル排出口を大径孔と小径孔を交互に配置して段付き孔としたことにより、オイル排出口からカム室に飛散しているオイルがブローバイ室に進入するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシリンダーヘッドカバー構造の第1の実施の形態を示す図で、(a)は側面断面図、(b)は(a)図のb−b線における拡大断面図である。
【図2】本発明のシリンダーヘッドカバー構造の第2の実施の形態を示す図で、(a)は側面断面図、(b)は(a)図のB部拡大図である。
【図3】従来のシリンダーヘッドカバー構造の1例を示す断面図である。
【符号の説明】
10…シリンダーヘッドカバー
11…ヘッドカバー部
12…バッフルプレート
13…ブローバイ室
14…仕切り板
15…ブローバイガス出口孔
16…ブローバイガス入口孔
17…オイル排出口
18…オイル
19…リブ
Claims (2)
- ブローバイガス出口孔(15)を有するヘッドカバー部(11)と、ブローバイガス導入口(16)及びオイル排出口(17)を有するバッフルプレート(12)とによりブローバイ室(13)を形成してなるシリンダーヘッドカバー(10)において、
前記ブローバイガス導入口(16)はバッフルプレート(12)の上下方向に伸びるパイプで煙突状をなし、その上端が前記ヘッドカバー部(11)の天井部に近接して形成されていることを特徴とするシリンダーヘッドカバー構造。 - ブローバイガス出口孔(15)を有するヘッドカバー部(11)と、ブローバイガス導入口(16)及びオイル排出口(17)を有するバッフルプレート(12)とによりブローバイ室(13)を形成してなるシリンダーヘッドカバー(10)において、
前記オイル排出口(17)は大径の孔部(17a,17b)と小径の孔部(17c,17d)とが交互に形成されてなることを特徴とするシリンダーヘッドカバー構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003203204A JP2005048601A (ja) | 2003-07-29 | 2003-07-29 | シリンダーヘッドカバー構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003203204A JP2005048601A (ja) | 2003-07-29 | 2003-07-29 | シリンダーヘッドカバー構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005048601A true JP2005048601A (ja) | 2005-02-24 |
Family
ID=34262658
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003203204A Pending JP2005048601A (ja) | 2003-07-29 | 2003-07-29 | シリンダーヘッドカバー構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005048601A (ja) |
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-
2003
- 2003-07-29 JP JP2003203204A patent/JP2005048601A/ja active Pending
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