JP2017150435A - 内燃機関のシリンダヘッドカバー - Google Patents
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Abstract
Description
前記ガス流路は、
前記シリンダヘッド側からのブローバイガスとオイルとを含む気液混合流体が導入される気液導入部と、
前記ブローバイガスを外部に排出するガス排出口と、
前記気液導入部から前記ガス排出口に連続し、前記ガス流路の本体を形成する溝部と、
前記溝部の流路断面積が部分的に小さい高圧化部とを備え、
前記高圧化部は、
前記シリンダヘッドカバーの内天面に交差するように設けられると共に対向配置される一組の側壁部と、一方の前記側壁部に連続すると共に交差するように設けられる気液分離壁部とを備える。
(全体構成)
実施形態1のシリンダヘッドカバー2は、図4に示すように、自動車などの車両に搭載される内燃機関1に備えるシリンダヘッド3に取り付けられて利用される。
次に、図1〜図3を主に参照して、シリンダヘッドカバー2を説明する。図3は、シリンダヘッドカバー2を幅方向(図1では上下方向)に切断した横断面であり、気液分離壁部203近傍のみを示す。
この例のシリンダヘッドカバー2は、図1に示すようにクランク室側からみた平面形状が横長の長方形状である箱型のカバー本体20と、カバー本体20の内天面205を覆うように取り付けられるプレート22とを備える。更に、この例のシリンダヘッドカバー2は、プレート22の所定の位置に取り付けられる案内樋部24i,24oを備える。シリンダヘッドカバー2は、カバー本体20、プレート22、案内樋部24i,24oが順に積層されて固定され(図3)、一体物として取り扱われる。
(α)一組の側壁部204p,204pが直線状に延びて平行配置されており、気液分離壁部203が一方の側壁部204p(図1では上側)に直交するように設けられている。
(β)高圧化部20pが、気液導入部201bの近傍に設けられている。
(γ)溝部20bのうち、高圧化部20pの溝深さDpが、溝部20bにおけるその他の部分の溝深さDbよりも小さい(Dp<Db、図3)。
(δ)気液分離壁部203に連続すると共に一方の側壁部204p(図1では上側)に対向するように設けられる突起部203cとを備える。
以下、構成要素ごとに説明する。
この例のカバー本体20では、シリンダ側領域の幅方向の中央部に、シリンダ数(ここでは3個)に応じた円筒部が、カバー本体20の長手方向(図2では左右方向)に所定の間隔をあけて横並びされている。各円筒部(左から順に左側筒部、中央筒部、右側筒部)には点火プラグ(図示せず)などが挿入配置される貫通孔207,208,209が設けられている。このシリンダ側領域には、左側筒部及び中央筒部を囲むようにU字状の内壁部204が設けられる。この内壁部204に囲まれて、ガス流路21を形成する溝部20bがU字状に設けられている(図1(B)のハッチングを付した領域参照)。
この例の気液導入部201bは、シリンダ側領域の内面において、プレート22で覆われないことで形成される凹部とする。詳しくは、シリンダ側領域の内面のうち、チェーン側領域に近い領域をチェーン側領域から内天面205pに向かって深さが深くなるテーパ面とし、テーパ面のうちチェーン側領域に近い領域をプレート22で覆わない(図1(A))。上記凹部は、このテーパ面におけるプレート22で覆われない箇所と、チェーン側領域の周縁と、プレート22の周縁と側壁部204pの一部とで囲まれて形成される。
この例のガス排出口202は、内天面205に設けられ、カバー本体20の表裏に貫通する貫通孔である。ガス排出口202にはPCVバルブ(図示せず)が取り付けられ、PCVバルブを介してシリンダヘッドカバー2と吸気系とが接続される。PCVバルブは、内燃機関の負荷に応じてブローバイガスの流量を調整する。高速走行や重量物の積載時などの高負荷運転が高頻度に行われる自動車などに備えられる場合、大容量のPCVバルブとすると、ブローバイガスを十分に排出できる。実施形態1のシリンダヘッドカバー2では、大容量のPCVバルブを用いても、特定の高圧化部20pを備えるため、オイルの持ち出しを低減できる。
内壁部204は、シリンダ側領域の中央部に設けられ、右側が閉じたU字状である。閉じた部分は、貫通孔209が設けられた右側筒部の外周面の一部に重複する。
内壁部204におけるガス排出口202近傍は、ガス排出口202を囲むように設けられて、貫通孔207が設けられた左側筒部の外周面に連続する。
左側筒部と中央筒部との間にはカバー本体20の長手方向に延びる仕切り壁P1が設けられ、左側筒部にはカバー本体20の幅方向に延びる仕切り壁P2が連続する。
そして、高圧化部20pを形成する一方の側壁部204p及び気液分離壁部203が内壁部204に連続し、他方の側壁部204pが仕切り壁P2に連続すると共に直交する。
これら一方の側壁部204p、気液分離壁部203、内壁部204(右側筒部の外周面の一部を含む)、左側筒部の外周面の一部、仕切り壁P2、他方の側壁部204pは、列挙する順に連続する仕切りを形成する。この仕切りは、両側壁部204p,204pの端部が開口する袋状である。
左側筒部、仕切り壁P1、中央筒部は、列挙する順に連続する仕切りを形成し、上記袋状の仕切りの内部に突出するように形成される。
これらの仕切りの端面は、プレート22の一面に接するように面一に形成されている。
この例の高圧化部20pは、内天面205pと、直線状に延びて平行配置される一組の側壁部204p,204pと、一方の側壁部204pに直交してL字状に配置される気液分離壁部203と、プレート22とで囲まれる直方体状の空間とする。即ち、この例の高圧化部20pの流路断面積は、溝部20bにおけるその他の部分よりも小さい上に、その全長に亘って実質的に等しく、一様である。流路断面積とは、気液混合流体が流れる方向に直交するように切断したときの断面とする。ここでは、溝部20bをカバー本体20の幅方向に切断したときの断面積とする。
内壁部204や中央筒部には、溝部20bの内部空間に向かって突出するガイド壁が設けられている。ガイド壁は、図1(B)の破線矢印に示すように、気液混合流体が溝部20b内を蛇行して流れるようにする流通距離の増大機能を有する。流通距離が長くなれば、気液混合流体中からオイルがその自重によってプレート22に落下し易くなり、ブローバイガスとオイルとを分離し易くなることが期待される。また、ガイド壁は、気液混合流体が当たることでオイルを分離する気液分離機能を有する。ガイド壁の個数、突出長さ、突出方向などは適宜選択でき、図1,図2は例示である。
新気流路23は、吸気系からの新気などを導入する新気導入口201aと、新気流路23の本体を形成する溝部20a及び溝部20aの開口部を覆うプレート22とを備える。この例の溝部20aは、ガス流路21を形成する溝部20bを囲むようにU字状に形成される。詳しくは、この溝部20aは、溝部20aの底部をなす内天面205aと、内天面205aから立設され、U字状の内壁部204を囲むようにU字状に形成される外壁部206とによって形成される。外壁部206と内壁部204とは、チェーン側領域側で連続して、切れ目のない仕切りを形成する。
この例のプレート22は、図2に示すように、横長の長方形状の平板材であり、上述の溝部20b,20aの開口部を覆って、ガス流路21や新気流路23を形成すると共に、ガス流路21などと、カム軸などの動弁系とを区画する。この例のプレート22は、カバー本体20よりも鉛直方向下方に配置されるため、溝部20bを覆う領域は、気液混合流体から分離されたオイルを一時的に保持することができる。プレート22に溜まるオイルをシリンダヘッド3側に戻すために、プレート22は、ガス流路21を形成する溝部20bを覆う領域の適宜な箇所に少なくとも一つの戻り孔を備える。この例では、複数の戻り孔220,222,224を備える。
この例では、プレート22に設けられた戻り孔220,222,224を覆い、戻り孔220,222,224とは異なる位置からオイルをシリンダヘッド3側に排出する案内樋部24i,24oを備える。ここで、プレート22は、カム軸などの近傍に配置される。そのため、高速回転するカム軸が周囲のオイルを巻き上げることで、オイル滴が戻り孔220,222,224に逆流する恐れがある。案内樋部24i,24oは、上述のオイルの逆流防止材として機能する。
本例のシリンダヘッドカバー2を構成するカバー本体20、プレート22、案内樋部24i,24oの構成材料はいずれも、鉄系材料やアルミニウム系材料などの金属としている。金属製であれば、排気マニホールド32が近接配置される場合でも耐熱性に優れる。また、金属製であれば、カバー本体20とプレート22同士、プレート22と案内樋部24i,24o同士を溶接などで容易に接合できる。
次に、シリンダヘッドカバー2において、シリンダヘッド3側からのブローバイガスを排出する様子を説明する。
ブローバイガスは、周囲のエンジンオイル滴と共に、気液混合流体の状態で気液導入部201bからガス流路21に導入されると、上述のテーパ面とプレート22との間を経て高圧化部20pに導入される。高圧化部20pの流路断面積が気液導入部201bよりも小さいため、気液混合流体は、高圧化部20pを通過する際に圧力が高められて、流速が大きくなる。この高速化に伴って大きなエネルギーを有する状態で、気液混合流体は気液分離壁部203に衝突する。この衝突により、ブローバイガスとオイルとが分離される。
分離されたオイルは、気液分離壁部203や突起部203cに付着して一時的に保持され、プレート22の戻り孔220などを経て、案内樋部24iに排出される。案内樋部24iに溜まったオイルは、案内樋部24iの開口部からクランク室側に落下する。
分離されたブローバイガスは、ガス流路21を経てガス排出口202から吸気系などの外部に排出される。気液分離壁部203との衝突によって分離できず、残存するオイルは、ガス流路21における高圧化部20pよりも下流領域を通過する間にガイド壁や内壁部204に当たったり、オイルの自重を利用したりして、プレート22に落下する。プレート22に落ちたオイルは、戻り孔222,224を経て、案内樋部24i,24oから排出される。
案内樋部24i,24oを経たオイルは、シリンダヘッド3やシリンダブロック4に設けられた戻し路(図示せず)などを利用してクランク室に戻される。
実施形態1の内燃機関のシリンダヘッドカバー2は、ガス流路21の一部に備える高圧化部20pによって、ガス流路21に導入された気液混合流体の圧力を高められる結果、気液混合流体の流速を大きくできて、高速の気液混合流体を気液分離壁部203に勢いよく衝突させられる。従って、ブローバイガスとオイルとを効率よく分離できる。この衝突により、高圧化部20pから流れ出たブローバイガスを含む流体の流速を低下でき、高圧化部20pよりも下流側におけるガスの滞留時間をある程度長くできる。そのため、上記流体にオイルが残存する場合でも、オイルの自重によって分離させ易いと期待される。従って、実施形態1のシリンダヘッドカバー2は、ブローバイガスとオイルとを十分に分離して、オイルの持ち出しを低減できる。また、シリンダヘッドカバー2は、分離したブローバイガスを吸気系などの外部に排出できる。更に、シリンダヘッドカバー2は、高圧化部20pをガス流路21の一部のみとし、ガス流路21におけるその他の部分の流路断面積はある程度大きいため、高圧化に起因する圧力損失を低減できる。
(α)高圧化部20pを形成する一組の側壁部204p,204pが直線状に設けられて、平行配置されることで、高圧化部20pに導入された気液混合流体を直進させられる。そのため、気液混合流体を蛇行させる場合などに比較して、側壁部204pとの接触摩擦によるエネルギーの低下を抑制して、気液混合流体の圧力を高め易く、気液分離壁部203に衝突するまでに気液混合流体を十分に加速できる。その結果、気液混合流体が気液分離壁部203に衝突するエネルギーを十分に大きくでき、ブローバイガスとオイルとの気液分離を効率良く行える。気液分離壁部203が側壁部204pに直交に配置されるため、上述の衝突エネルギーを更に大きくし易く、上述の気液分離をより一層効率良く行える。
実施形態1のシリンダヘッドカバー2において、以下の少なくとも一つの変更を行うことができる。
(1)高圧化部20pを気液導入部201bの近傍以外の箇所(例えば、中間部やガス排出口202近傍など)に備える。
(2)高圧化部20pを複数備える。
(3)高圧化部20pを構成する一組の側壁部204p,204pを直線状に延びて平行配置されたもの以外とする。
例えば、気液混合流体が気液分離壁部203に衝突するエネルギーが過度に小さくならない程度の曲げ半径を有する円弧状、その他の曲線状などとすることができる。
例えば、一組の側壁部204p,204p間の間隔が気液導入部201b側から気液分離壁部203側に向かって徐々に狭くなるテーパ状などとすることができる(高圧化部20pの横断面形状が台形状)。この場合、高圧化部20pの最大流路断面積がその他の部分よりも小さくなるようにする。この形態は、高圧化部20pの流路断面積がその全体に亘って均一的ではなく異なるものの、気液混合流体を気液分離壁部203の近傍で効率よく高速化できると考えられる。
(4)側壁部204pに対して気液分離壁部203が非直交に交差するものとする。
側壁部204pと気液分離壁部203との交差角度は、気液混合流体が気液分離壁部203に衝突するエネルギーが過度に小さくならない程度の大きさとなるように選択することができる。
(5)突起部203cを省略する。
この場合、他方の側壁部204pと気液分離壁部203の端部との間の間隔をある程度狭く調整することで、気液分離壁部203に衝突させると共に、衝突した気液混合流体を下流側に流し易くすることができると期待される。
(6)高圧化部20pの溝深さDpをその他の部分の溝深さDbと同等とし、溝幅Wpをその他の部分よりも小さくする。
(7)シリンダヘッドカバー2を樹脂製にする。
(8)プレート22に貫通孔を設けて、この貫通孔を気液導入部201bとする。
(9)高圧化部20pを構成する一方の側壁部204p及び気液分離壁部203と、他方の側壁部204pとの少なくとも一方をプレート22に備える。
例えば、一方の側壁部204p及び気液分離壁部203をカバー本体20に備え、他方の側壁部204pをプレート22に備える形態が挙げられる。
又は、カバー本体20の内天面205pを平面とし、一組の側壁部204p,204p及び気液分離壁部203をプレート22に備える形態が挙げられる。
又は、カバー本体20及びプレート22の双方に一組の側壁片及び気液分離壁片を備え、カバー本体20とプレート22とを組み付けることで、一組の側壁部204p,204p及び気液分離壁部203を形成する形態が挙げられる。この形態では、カバー本体20とプレート22とを組み付けたときに所定の突出高さの側壁部204p,気液分離壁部203となるように、カバー本体20からの側壁片の突出高さ、気液分離壁片の突出高さ、プレート22からの側壁片の突出高さ、気液分離壁片の突出高さを調整するとよい。
2 シリンダヘッドカバー
21 ガス流路 23 新気流路
20 カバー本体 20a,20b 溝部 20p 高圧化部
201a 新気導入口
201b 気液導入部 202 ガス排出口 203 気液分離壁部
203c 突起部 204 内壁部 204p 側壁部
205,205a,205b,205p 内天面 206 外壁部
207,208,209 貫通孔
22 プレート 220,222,224,226 戻り孔
225,227 切欠 228,229 貫通孔
24i,24o 案内樋部 240 樋本体 242 フランジ部
P1,P2 仕切り壁
3 シリンダヘッド 30 吸気マニホールド 32 排気マニホールド
4 シリンダブロック
5 オイルパン
6 チェーンカバー
Claims (1)
- 内燃機関のシリンダヘッド側からのブローバイガスを外部に排出するガス流路を備えるシリンダヘッドカバーであって、
前記ガス流路は、
前記シリンダヘッド側からのブローバイガスとオイルとを含む気液混合流体が導入される気液導入部と、
前記ブローバイガスを外部に排出するガス排出口と、
前記気液導入部から前記ガス排出口に連続し、前記ガス流路の本体を形成する溝部と、
前記溝部の流路断面積が部分的に小さい高圧化部とを備え、
前記高圧化部は、
前記シリンダヘッドカバーの内天面に交差するように設けられると共に対向配置される一組の側壁部と、一方の前記側壁部に連続すると共に交差するように設けられる気液分離壁部とを備えるシリンダヘッドカバー。
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