JP5632706B2 - オイルセパレータユニット及びオイルセパレータ構造 - Google Patents
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Description
これによれば、第1、第2の内室において、重力沈降法、慣性捕集効果等を利用して、ブローバイガス中からオイルミストを分離できるばかりか、外室において、ブローバイガスを的確に冷却してオイルミストの凝集等の促進を図ることができ、オイルの分離性能を効果的に高めることができる。
第2の技術的課題は、ブローバイガス中からオイルミストを分離し、そのオイルミストを、流動性を示すオイルへ迅速に移行させることができるオイルセパレータ構造を提供することにある。
シリンダブロックの側壁に取付けられて、オイル分離のためのオイルセパレータ構造を構成するオイルセパレータユニットにおいて、
内部に凹所を有し、前記シリンダブロックの側壁に取付けたとき、該シリンダブロックの側壁と協働して閉空間を形成するカバー部材と、
前記カバー部材の内底部から上下配置関係をもって突出するように設けられて、前記閉空間内で該閉空間内の下方側から導入されるブローバイガスを蛇行させつつ上方側に流れるようにする複数の邪魔板と、が備えられ、
前記カバー部材の内底部から突出する複数の邪魔板のうち、少なくとも一つの下面に、前記ブローバイガスの衝突領域において、下方に向けて凸となる凸面が形成され、
前記凸面が、前記邪魔板の突出方向先端に向けて延びる構成とされ、
前記カバー部材の上壁部にガス流出口が形成され、
前記凸面を有する邪魔板が、前記カバー部材の上壁部に直接、対向して臨むように配置され、
前記凸面が、前記ガス流出口の下方領域を通るように位置されている、
ような構成とされている。この請求項1の好ましい態様としては、請求項2〜8の記載の通りとなる。
シリンダブロックの側壁にカバー部材が取付けられて、該シリンダブロックの側壁と該カバー部材とにより閉空間が形成され、該閉空間の下部にブローバイガスを導入するためのガス流入口が開口され、該閉空間の上部にオイル分離処理後の処理済みガスを排出するためのガス流出口が開口され、前記ガス流入口と前記ガス流出口との間に複数の邪魔板が上下配置関係をもって配設され、該複数の邪魔板により前記ガス流入口から導入されるブローバイガスが前記ガス流出口に向けて蛇行させて流されるオイルセパレータ構造において、
前記邪魔板の少なくとも一つの下面に、前記ブローバイガスの衝突領域において、下方に向けて凸となる凸面が形成され、
前記凸面が、前記邪魔板の突出方向先端に向けて延びる構成とされ、
前記凸面を有する邪魔板が、前記ガス流出口に直接、対向して臨むように配置され、
前記凸面が、前記ガス流出口の下方領域を通るように位置されている、
ような構成とされている。
またこのとき、凸面においては、上述のように、液化したオイルが、その凸面を伝ってその最下面(頂面)に向けて移動することから、凸面に衝突するブローバイガス中のオイルミストは、その凸面上のオイルにより的確に捕集され、その凸面を移動するオイルは、それによって体積が増加されると共に、その体積増加に基づく移動速度の増大によって、凸面に既に付着されているオイルミスト、オイルとの一体化を早める。
したがって、当該オイルセパレータユニットを用いることにより、導入されるブローバイガス中のオイルミストを分離して、そのオイルミストを、流動性を示すオイルへ迅速に移行させることができる。これにより、そのオイルの流動性を利用してオイル排出性を高めることができ、オイルの排出(回収)を迅速に行うことができる。
また、効果的に集められたオイルについては、重力に基づき凸面の最下面から落下する場合があるものの、ブローバイガスの押圧力(邪魔板の下面に案内されてその先端側に向けて流れるブローバイガスの押圧力、粘性力等)に基づき、凸面を有する邪魔板部の先端から下段側の特定個所上面に連続的且つ集中的に送り出される。このため、送り出された側において、オイルの連続性(送り出されるオイルが一体化して連なること)を高めることができ、そのオイルの連続性、流動性を利用して、オイルをオイル排出個所に的確に案内できる。
以上に加えて、凸面を有する邪魔板が、ガス流出口に直接、臨むように配置され、凸面が、ガス流出口の下方領域を通るように位置されていることから、凸面の案内作用に基づき、ブローバイガスは、凸面を基準として左右に分流された上で、その各分流がその邪魔板の先端を迂回しつつ上方に流れることになり、その分流をガス流出口を基準として左右両側にできるだけ離すことができる。これにより、ブローバイガス(分流)を、ガス流出口から直接、排出させることなく、そのガス流出口を有する上壁部に先ず衝突させることができ、それに基づきブローバイガス中のオイルミストの凝集・液化を図ることができる。このため、ガス流出口を有する上壁部を邪魔板として利用できることになり、オイルミストの分離性能を、一層、高めることができる。
また、邪魔板先端から送り出されるオイル量として、下面における凸面先端から送り出されるものの他に上面における凹面先端から送り出されるものが加わり、オイル送り出し量を増大させることができる。このため、送り出し側で、オイルの連続性を一層高めることができ、そのオイルの連続性をオイルの迅速な排出に生かすことができる。
図1〜図4において、符号1は、エンジン、例えば自動車用エンジンの構成要素であるシリンダブロックである。このシリンダブロック1における幅方向X一方側の側壁1aには、オイルセパレータ構造2が備えられている。このオイルセパレータ構造2は、ピストンとそのピストンが嵌挿されるシリンダ内壁(シリンダブロック1内)との隙間を介して、燃焼室からクランクケース内に漏れ出すブローバイガス(燃焼ガス)が、オイルミストを含むことになることを考慮し、そのブローバイガス中に含まれることになるオイルミストを分離して、ガスとしてのブローバイガスのみを吸気系に戻す機能を有している。この機能を確保すべく、オイルセパレータ構造2においては、シリンダブロック1における一方の側壁1aにオイルセパレータユニット取付け構造部3が形成されていると共に、そのオイルセパレータユニット取付け構造部3にオイルセパレータユニット4が取り付けられている。
各側方部33は、オイルセパレータユニット4の横方向外方側から横方向内方側に向うに従って次第に下降するように緩やかに傾斜しており、それがオイルセパレータユニット4の横方向各所定位置付近に至ると、各側方部33は、比較的大きな曲率を有する湾曲面をもって下方に落ち込んでいる。また、この両側方部33は、カバー部13の凹所開口外に突出して、その先端がシリンダブロック1の凹所6内底部近くまで進入しており、これにより、各側方部33は、ガス流入口11を上側から覆うことになっている。
中間部34は、左右の両側方部33の下方に落ち込んだ両端部を連結しており、その中間部34の位置は、両側方部33に対して段差状に低くなっている。この中間部34は、カバー部13の凹所開口までしか突出されておらず、その中間部34の先端部は枠体5内に入り込んでいない。このため、中間部34の先端前方側には前記オイル排出口12が位置することになっている。
これにより、ガス流入口11からシリンダブロック1の凹所5内にブローバイガスが流入すると、そのブローバイガスは、図4,図5の白矢印に示すように、各側方部33の形状により案内されて、中間部34の先端前方に導かれることになる。一方、分離されたオイルが上側から落下してきたときには、そのオイルは、側方部33及び中間部34が受け止められた後、それらを経てオイル排出口12に導かれることになる。
勿論、この場合、各邪魔板部8,15の下面のオイルの液滴は、その急激な成長に基づき、各邪魔板部8,15の先端に至る前に落下することもある。
すなわち、蛇行するブローバイガスが調整板部16の開口37を通じて邪魔板部15下面の凸面35に供給されると、その凸面35にブローバイガス中のオイルミストが衝突し、そのブローバイガス中のオイルミストは、凸面35に付着すると共に、既に付着しているオイルミストと凝集して体積を増加する。これが一部なりとも液化すると、その液化したオイル(液滴状)38aは、順次、図9に示すように、重力に基づき、凸面35を伝って最下面に移動する。そして、その最下面において、そのオイル同士38aは、互いに凝集して流動性を示す大きなオイル38A(液滴状態)となる。このとき、移動中のオイル38aは、その移動の際、凸面35に既に付着している他のオイルミスト、オイルをも取込むことになり、このことも、オイル38Aの体積(液滴状態の大きさ)の増加に貢献する。
またこのとき、凸面35は、オイルミストの凝集、液化が効率的に促進されて、オイルに覆われる傾向にある。このため、凸面35に衝突するブローバイガス中のオイルミストは、その凸面35上のオイル38aにより的確に捕集され、その凸面35を移動するオイル38aは、それによって体積がさらに増加するだけでなく、その体積増加に基づく移動速度の増大によって、凸面35に既に付着したオイルミスト、オイルとの一体化を早める。
このため、凸面35においては、ブローバイガス中からオイルミストが分離され、そのオイルミストは、流動性を示すオイルへ迅速に移行される。
このとき、上壁部27から落下するオイルが凹面36内に直接入らなくても、邪魔板部15上面のうち、凹面36を基準として高い側(シリンダブロックの長手方向一端側(図3中、左側))にオイルが落下すれば、その傾斜を利用して、そのオイルは凹面36に導かれる。このため、簡単な構成をもって、凹面36内に入り込むオイル量を増大させることができ、その凹面36内に入り込むオイル量の増大により、凹面36での上記機能を効果的に行わせることができる。
(1)邪魔板部15の下面に凸面35を形成し、その上面には凹面36を形成しないこと。
(2)邪魔板部15以外の邪魔板部8,14に適宜、凸面35等を形成すること。
(3)各邪魔板部8,14の下面は、略水平状態とすること。
(4)凸面35、凹面36として、湾曲面に限らず、楔状(断面V字状)、楔状の先端部を平坦にしたもの等、適宜の形状のものを用いること。
(5)シリンダブロック1における邪魔板部8の下面に凸面35を設けること。
(6)オイルセパレータユニットとして、カバー部13の内底部に、邪魔板部として、長い突出量のもの(カバー部13をシリンダブロック側壁1aに取付けたとき、先端がシリンダブロック1の側壁に達するもの)と、短い突出量のものとを交互に設け、そのうち、長い突出量のものに、その基端側において上下に連通する開口を形成するようにしたものを用いること。これにより、カバー部13にだけ邪魔板部を設ける場合であっても、開口を利用することによりブローバイガスを蛇行流にすることができることになる。
したがって、前記実施形態において、カバー部13から突出する調整板部16に、邪魔板部8(シリンダブロック1とは別部材としたもの)を一体化したものを、邪魔板部の一つとして用いてもよい。
1a 一方の側壁
2 オイルセパレータ構造
4 オイルセパレータユニット
5 枠体
6 凹所
8 邪魔板部(邪魔板)
11 ガス流入口
12 オイル排出口
13 カバー部(カバー部材)
14 邪魔板部(邪魔板)
15 邪魔板部(邪魔板)
16 調整板部(調整板)
31 ガス流出口
32 PCVバルブ
35 凸面(湾曲面)
36 凹面(湾曲面)
37 開口
38a オイル
38A オイル
Claims (9)
- シリンダブロックの側壁に取付けられて、オイル分離のためのオイルセパレータ構造を構成するオイルセパレータユニットにおいて、
内部に凹所を有し、前記シリンダブロックの側壁に取付けたとき、該シリンダブロックの側壁と協働して閉空間を形成するカバー部材と、
前記カバー部材の内底部から上下配置関係をもって突出するように設けられて、前記閉空間内で該閉空間内の下方側から導入されるブローバイガスを蛇行させつつ上方側に流れるようにする複数の邪魔板と、が備えられ、
前記カバー部材の内底部から突出する複数の邪魔板のうち、少なくとも一つの下面に、前記ブローバイガスの衝突領域において、下方に向けて凸となる凸面が形成され、
前記凸面が、前記邪魔板の突出方向先端に向けて延びる構成とされ、
前記カバー部材の上壁部にガス流出口が形成され、
前記凸面を有する邪魔板が、前記カバー部材の上壁部に直接、対向して臨むように配置され、
前記凸面が、前記ガス流出口の下方領域を通るように位置されている、
ことを特徴とするオイルセパレータユニット。 - 請求項1において、
前記カバー部材の内底部から突出する各邪魔板の少なくとも上面が、該各邪魔板の基端側から先端側に向うに従って低くなるように傾斜されている、ことを特徴とするオイルセパレータユニット。 - 請求項2において、
前記凸面を有する邪魔板の上面のうち、該凸面の上方領域に、該凸面に対応して下方に引っ込む凹面が形成されている、ことを特徴とするオイルセパレータユニット。 - 請求項3において、
前記凸面及び凹面を有する邪魔板は、該凸面及び該凹面を基準として、左右の一方側が他方側に対して高くなるように傾斜されている、ことを特徴とするオイルセパレータユニット。 - 請求項1において、
前記凸面を有する邪魔板の上面のうち、該凸面の上方領域に、該凸面に対応して下方に引っ込む凹面が形成されている、ことを特徴とするオイルセパレータユニット。 - 請求項1において、
前記複数の邪魔板のうち、上下に隣り合う邪魔板は、前記シリンダブロックの側壁に前記カバー部材を取付けたとき、その上下に隣り合う邪魔板間に該シリンダブロックの側壁から突出される邪魔板が位置されるように設定されている、ことを特徴とするオイルセパレータユニット。 - 請求項6において、
前記凸面を有する邪魔板が、前記シリンダブロックの側壁から突出される邪魔板の上側に配置され、
前記凸面を有する邪魔板の下側に調整板が、該凸面を有する邪魔板に直接、対向するように設けられ、
前記調整板が、前記シリンダブロックの側壁から突出される邪魔板と協働して前記閉空間を上下に仕切るように配置され、
前記調整板に、前記凸面に臨む領域において、上下に貫通する開口が形成されている、
ことを特徴とするオイルセパレータユニット。 - 請求項1において、
前記カバー部材の上壁部に、吸気系に接続されるPCVバルブを装着するためのガス流出口が形成されている、ことを特徴とするオイルセパレータユニット。 - シリンダブロックの側壁にカバー部材が取付けられて、該シリンダブロックの側壁と該カバー部材とにより閉空間が形成され、該閉空間の下部にブローバイガスを導入するためのガス流入口が開口され、該閉空間の上部にオイル分離処理後の処理済みガスを排出するためのガス流出口が開口され、前記ガス流入口と前記ガス流出口との間に複数の邪魔板が上下配置関係をもって配設され、該複数の邪魔板により前記ガス流入口から導入されるブローバイガスが前記ガス流出口に向けて蛇行させて流されるオイルセパレータ構造において、
前記邪魔板の少なくとも一つの下面に、前記ブローバイガスの衝突領域において、下方に向けて凸となる凸面が形成され、
前記凸面が、前記邪魔板の突出方向先端に向けて延びる構成とされ、
前記凸面を有する邪魔板が、前記ガス流出口に直接、対向して臨むように配置され、
前記凸面が、前記ガス流出口の下方領域を通るように位置されている、
ことを特徴とするオイルセパレータ構造。
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