JP2016113998A - 内燃機関および内燃機関用セパレータ - Google Patents

内燃機関および内燃機関用セパレータ Download PDF

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Abstract

【課題】セパレータの大型化を抑制しつつオイルの排出を促進することが可能な内燃機関を提供する。【解決手段】このエンジン100(内燃機関)は、エンジン本体10と、ブローバイガス中の液状オイルおよびオイルミストを捕集する液状処理部60と、液状処理部60において捕集できなかった液状オイルおよびオイルミストを捕集するミスト処理部70と、液状処理部60とミスト処理部70とを連通するように設けられ、ブローバイガスが液状処理部60からミスト処理部70内に吸入されるガス通路51と、液状処理部60とミスト処理部70とを連通するように設けられ、ミスト処理部70において小粒径オイルミストが捕集されて液状となったオイルが液状処理部60内に排出されるドレン通路52とを備える。【選択図】図3

Description

本発明は、内燃機関および内燃機関用セパレータに関する。
従来、ブローバイガスを気液分離する内燃機関用のセパレータ部材が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、内燃機関のクランク室を換気する際に、クランク室から流入通路を介して導入された気液混合物(ブローバイガス)に含まれるオイルを分離する分離装置(セパレータ)が開示されている。この特許文献1に記載の分離装置では、クランク室から導入されたブローバイガスがインパクタおよびサイクロン式セパレータを通過した後、サイクロン式セパレータ内で分離された液状オイルが、流入通路とは別個に設けられた出口通路を介して分離装置外に直接的に排出されるように構成されている。
特表2009−539014号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された分離装置では、サイクロン式セパレータ内で分離された液状オイルを流入通路とは別個に設けられた出口通路を介して分離装置外に直接的に排出するため、ブローバイガスの流入通路と液状オイルの出口通路とを内燃機関本体に接続可能に分離装置全体を構成する必要がある。このため、分離装置の外形形状が複雑になる場合があり、内燃機関本体への取付性が低下するという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、セパレータ部材の外形形状を簡素化して内燃機関本体への取付性を向上させることが可能な内燃機関および内燃機関用セパレータを提供することである。
上記目的を達成するために、この発明の第1の局面における内燃機関は、内燃機関本体と、内燃機関本体の外側面に取り付けられ、内燃機関本体から吸い込まれるブローバイガスに含まれる液状オイルおよびオイルミストを捕集する第1セパレータ部と、第1セパレータ部において捕集できなかった液状オイルおよびオイルミストを捕集する第2セパレータ部と、第1セパレータ部と第2セパレータ部とを連通するように設けられ、ブローバイガスが第1セパレータ部から第2セパレータ部内に吸入される吸入通路と、第1セパレータ部と第2セパレータ部とを連通するように設けられ、第2セパレータ部において液状オイルおよびオイルミストが捕集されて液状となったオイルが第1セパレータ部内に排出される排出通路と、を備える。
この発明の第1の局面による内燃機関では、上記のように、第1セパレータ部と第2セパレータ部とを吸入通路および排出通路を介して連通するように構成することにより、第2セパレータ部により分離された液状オイルを内燃機関本体に直接的に戻すオイル戻し通路をセパレータ部材外部に設ける必要がない。すなわち、液状オイルの排出通路がセパレータ部材に内包される分、セパレータ部材の外形形状が簡素化されて内燃機関本体への取付性を向上させることができる。
上記第1の局面による内燃機関において、好ましくは、第1セパレータ部では液状オイルおよび大粒径オイルミストを捕集し、第2セパレータ部では第1セパレータ部において捕集される大粒径オイルミストよりも平均粒径が小さい小粒径オイルミストを捕集する。
このように構成すれば、第1セパレータ部および第2セパレータ部において液状オイルおよび互いに平均粒径の異なるオイルミストをそれぞれ捕集することができるので、取付性の向上とともにオイルの分離性能が高く維持されるセパレータ部材を得ることができる。
上記第1の局面による内燃機関において、好ましくは、吸入通路の内径は、排出通路の内径以上である。
このように構成すれば、吸入通路の圧力損失を排出通路の圧力損失よりも小さくすることができるので、圧力損失の小さい吸入通路を介してブローバイガスを確実に第2セパレータ部へ送出することができる。また、排出通路をセパレータ部材に内包していてもブローバイガスが排出通路側から第2セパレータ部に吸引されにくくなり、第2セパレータ部から第1セパレータ部に液状オイルを確実に排出することができる。
上記第1の局面による内燃機関において、好ましくは、吸入通路の第1セパレータ部への開口部は、排出通路の第1セパレータ部への開口部よりも下方に位置する。
このように構成すれば、吸入通路の開口部を排出通路の開口部よりも第1セパレータ部を流通するブローバイガス流に近付けることができるので、吸入通路を介してブローバイガスを容易かつ確実に第2セパレータ部へ送出することができる。また、液状オイルをブローバイガス流の影響が抑制された状態で排出通路を介して第1セパレータ部に容易に排出することができる。
上記第1の局面による内燃機関において、好ましくは、排出通路は、第1セパレータ部のブローバイガスの流通経路において吸入通路よりも下流側に配置されている。
このように構成すれば、吸入通路が上流側に配置される分、第1セパレータ部内を流通するガス流の圧力損失が少ない状態で、ブローバイガスを吸入通路を介して第2セパレータ部に導くことができる。さらには、ブローバイガスが下流側の排出通路から第2セパレータ部に吸引されるのを効果的に抑制することができる。
上記第1の局面による内燃機関において、好ましくは、第2セパレータ部は、第1セパレータ部の上方に配置されており、吸入通路および排出通路は、上下方向に直線状に延びている。
このように構成すれば、吸入通路の圧力損失が効果的に抑制されるのでブローバイガスを第2セパレータ部に効率よく送出することができる。また、排出通路の圧力損失も効果的に抑制されるので液状オイルを第1セパレータ部に効率よく排出することができる。
この発明の第2の局面における内燃機関用セパレータは、内燃機関本体の外側面に取り付けられる内燃機関用セパレータであって、内燃機関本体から吸い込まれるブローバイガスに含まれる液状オイルおよびオイルミストを捕集する第1セパレータ部と、第1セパレータ部において捕集できなかった液状オイルおよびオイルミストを捕集する第2セパレータ部と、第1セパレータ部と第2セパレータ部とを接続するように設けられ、ブローバイガスが第1セパレータ部から第2セパレータ部に向けて流通される吸入通路と、第1セパレータ部と第2セパレータ部とを接続するように設けられ、第2セパレータ部において小粒径オイルミストが捕集されて液状となったオイルが第1セパレータ部に向けて流通される排出通路と、を備える。
この発明の第2の局面による内燃機関用セパレータでは、第1の局面と同様に、セパレータ部材の外形形状が簡素化されて内燃機関本体への取付性を向上させることができる。
なお、上記第1の局面による内燃機関において、以下のような構成も考えられる。
(付記項1)
すなわち、上記第1の局面による内燃機関において、第1セパレータ部と第2セパレータ部と、吸入通路と、排出通路とは、一体的に構成されている。
(付記項2)
また、上記第1の局面による内燃機関において、第1セパレータ部と第2セパレータ部とは、互いに別部品であり、吸入通路および排出通路は、共に、第1セパレータ部と第2セパレータ部とが接合される接合方向に沿って延びている。
(付記項3)
また、上記第1の局面による内燃機関において、吸入通路および排出通路を外側から覆う保護部材をさらに備える。
本発明の第1実施形態によるエンジンおよびセパレータ部材の配置構成を概略的に示したブロック図である。 本発明の第1実施形態によるエンジンの外観を示した斜視図である。 本発明の第1実施形態によるエンジンおよびセパレータ部材の断面図である。 本発明の第1実施形態によるエンジン本体を側方から見た図である。 本発明の第1実施形態によるセパレータ部材の全体構成を示した斜視図である。 図5の105−105線に沿った断面図である。 本発明の第1実施形態によるセパレータ部材(液状処理部)を流通するブローバイガスの流れを示した図である。 本発明の第1実施形態の変形例によるセパレータ部材の構成を示した断面図である。 本発明の第2実施形態によるセパレータ部材の構成を示した図である。 本発明の第2実施形態によるセパレータ部材の詳細な構成を示した断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1〜図7を参照して、本発明の第1実施形態によるエンジン100について説明する。
第1実施形態によるエンジン100は、車両(図示せず)の前後方向(X軸方向)にクランクシャフト15が揃えられた状態でエンジンルーム(図示せず)内に設置されている。また、エンジン100(内燃機関の一例)は、図2に示すように、エンジン本体10(内燃機関本体の一例)と、チェーンカバー20と、ヘッドカバー30と、インテークマニホールド40と、セパレータ部材50(内燃機関用セパレータの一例)とを備えている。
エンジン本体10は、図2に示すように、シリンダヘッド1、シリンダブロック2およびクランクケース3を含む。また、インテークマニホールド40およびセパレータ部材50は、エンジン本体10のY2側の外側面10aの各々の高さ位置に取り付けられている。
また、図3に示すように、シリンダブロック2とその下方に締結されるクランクケース3とによってクランク室3aが形成されている。クランク室3aには、ピストン11およびコンロッド12を介してX軸(回転軸線A)まわりに回転可能に接続されたクランクシャフト15が配置されている。クランクシャフト15は、回転軸線Aがシリンダブロック2とクランクケース3との合わせ面Bの高さ位置に揃えられている。
クランク室3aには、エンジンオイル(以下、オイルという)を溜めるオイル貯留部3bが設けられている。オイルは、オイルポンプ(図示せず)によりエンジン本体10内の上部に汲み上げられてピストン11の外周面などに供給された後、自重により滴下してオイル貯留部3bに戻される。なお、オイル貯留部3b内でのオイルの油面(最大高さ)は、クランクケース3の上端となる合わせ面Bの高さ位置よりも下方に存在する。
また、図3および図4に示すように、クランクケース3のY2側の外側面3cには、厚み方向(Y2方向)に貫通する開口部3dが設けられている。また、図4に示すように、開口部3dは、上下方向に延びた長円形断面を有し、開口部3dの周縁部3eは、外側面3cから突出している。また、開口部3dの周辺領域およびシリンダブロック2の外側面2cには、ねじ穴3fおよび2fが形成されている。
インテークマニホールド40は、図2に示すように、サージタンク41と、サージタンク41の下流側に配置された吸気ポート42とを含む。また、インテークマニホールド40は、各シリンダ2a(図3参照)の上方に形成される燃焼室(図示せず)に、シリンダヘッド1から吸入空気を分配供給する役割を有する。
セパレータ部材50は、図3に示すように、ブローバイガス(PCVガス)を気液分離する機能を有する。ここで、ブローバイガスとは、エンジン100の駆動中にシリンダ2aの内壁面とピストン11との隙間からクランク室3aに吹き漏れた燃焼ガスを含む未燃焼混合気のことを示す。ブローバイガスには、クランク室3a内のオイル成分である液状オイルや粒子状のオイルミストが含まれる。また、オイルミストには、大粒径オイルミストと大粒径オイルミストよりも平均粒径が小さい小粒径オイルミストとが混在する。したがって、セパレータ部材50では、未燃焼混合気とオイル成分とが互いに分離される。
また、図1および図3に示すように、セパレータ部材50の下流には、ブローバイガスの流量を制御するPCVバルブ80が設けられている。PCVバルブ80には接続ホース81(図3参照)が接続されており、接続ホース81の上端部側がサージタンク41(図1参照)に接続されている。これにより、セパレータ部材50は、PCVバルブ80および接続ホース81を介してインテークマニホールド40側と連通されている。
エンジン100では、吸気系の負圧によってクランク室3a内のブローバイガスがセパレータ部材50に吸引されて、セパレータ部材50によってブローバイガスに含まれるオイル成分が分離される。そして、オイル成分が分離されたブローバイガスがPCVバルブ80および接続ホース81を介してインテークマニホールド40に還流されることにより、クランク室3aの換気が行われる。以下、セパレータ部材50の構成を詳細に説明する。
セパレータ部材50は、図1〜図3に示すように、クランク室3aの下流側に配置された液状処理部60(第1セパレータ部の一例)と、液状処理部60の下流側に配置されたミスト処理部70(第2セパレータ部の一例)とを備えている。この場合、ミスト処理部70は、液状処理部60の上方(Z1側)に配置されている。
液状処理部60は、図3および図5に示すように、下部側に設けられた吸込口61(導入口の一例)と、上部側に設けられた接続部62とを有する。吸込口61は、蓋部60aに形成され、接続部62は、本体部60bの上部領域に一体形成されている。また、吸込口61は、クランクケース3の開口部3dに対応した長円形断面を有している。
また、図5および図7に示すように、本体部60bには、矢印Y2方向に窪む凹部63が形成されており、凹部63と蓋部60aの内面とによってブローバイガス流路が形成されている。また、凹部63は、底面63aと、底面63aを取り囲む内側面63bとを有する。また、本体部60bには、底面63aから突出する隔壁部64が設けられている。隔壁部64は、内側面63bの一部を構成する下面64aおよび上面64bを有する。また、隔壁部64は、矢印X1方向に沿って斜め下方に傾斜している。また、底面63a、内側面63bおよび隔壁部64は、互いに丸みを有する内壁面によって接続されている。
これにより、ブローバイガスは、図7に示すように、クランク室3a(図3参照)から開口部3dおよび吸込口61を介して液状処理部60に水平方向に流入される。そして、流路R1を通過して凹部63の底面63a(領域Q1)に衝突した後、流路R2を上方向に通過して隔壁部64の下面64a(領域Q2)に衝突する。そして、ブローバイガスは、下面64aに沿って流路R3を横方向に通過してX1側の内側面63b(領域Q3)に衝突し、内側面63bに沿って流路R4を上方向に通過して内側面63b(領域Q4)に衝突した後、隔壁部64の上面64bおよび内側面63bに沿って流路R5を横方向に通過して内側面63b(領域Q5)に衝突する。そして、ブローバイガスは、隔壁部64の上面64bおよび内側面63bに沿って流路R6を横方向(矢印Y2方向)に通過した後、底面63a(領域Q6)に沿って上方向に向きを変えて接続部62を介してミスト処理部70へ導かれる。このように、液状処理部60内には、ラビリンス構造が形成されている。
液状処理部60では、隔壁部64が設けられることにより、吸込口61から流入したブローバイガスは、流路R1〜R6を経て蛇行しながら接続部62へ到達する。そして、ブローバイガスの慣性衝突が繰り返されることにより液状オイルや大粒径オイルミストが分離される。分離されたオイルは、自重により凹部63の内側面63bをブローバイガスの流通方向とは逆方向に流れて吸込口61に達し、開口部3dからオイル貯留部3b(図3参照)に戻される。また、流路R1〜R6を設けることによって、吸込口61から接続部62までの流路長が極力長くなるように構成されている。その一方で、流路R1〜R6の断面積(流路幅)を所定量以上確保することによって、各々を流れるガス流速が過度に増加されるのも抑制されている。これにより、ブローバイガスの衝突箇所(領域Q1〜Q5)において液状オイルや大粒径オイルミストがブローバイガスの主流に再び持ち去られるのが抑制されるので、液状オイルや大粒径オイルミストが効率よく捕集される。
また、液状処理部60では、吸込口61の開口面積は、流路R1〜R6の各々の断面積よりも大きい。これにより、車両走行中にエンジン100が傾いてオイル貯留部3bから多量の液状オイルが吸込口61から吸引されかけても、縦長円形状の吸込口61が液状オイルによって完全に塞がれないので、液状オイルがそのままミスト処理部70へ導かれない。また、図3に示すように、吸込口61の近傍の凹部63の内側面63bは、すり鉢状に窪んでいる。したがって、流下したオイルは、傾斜した内側面63bの部分を流れ落ちてオイル貯留部3bに確実に戻される。
また、蓋部60aおよび本体部60bには、耐油性、耐熱性、耐薬品性および十分な強度を有する樹脂材料(ガラス繊維を含むナイロン系の樹脂材料)が用いられる。そして、本体部60bに対して蓋部60aを重ね合せた状態で、蓋部60aと本体部60bとが互いに振動溶着されて液状処理部60(図5参照)が製造される。
ミスト処理部70は、ブローバイガスをサイクロン室の内部で旋回させて遠心分離作用によって小粒径オイルミストを分離するサイクロン式セパレータである。また、ミスト処理部70は、図5および図6に示すように、サイクロン室を構成する本体部71と、下部側に設けられた接続部72と、ガス排出口73とを有する。また、ガス排出口73の先端部には、PCVバルブ80が収容されている。
ここで、第1実施形態では、図1および図3に示すように、液状処理部60およびミスト処理部70は、ブローバイガスの流通方向に沿って直列的に接続されている。この場合、図6に示すように、接続部62と接続部72とが、105−105線に沿って接合されることにより、液状処理部60とミスト処理部70とが一体化される。そして、液状処理部60およびミスト処理部70は、ブローバイガスが液状処理部60からミスト処理部70へ矢印Z1方向に流通されるガス通路51(吸入通路の一例)と、ミスト処理部70において小粒径オイルミストが捕集されて液状となったオイルが液状処理部60に向けて矢印Z2方向に流通されるドレン通路52(排出通路の一例)とにより互いに連通されている。
具体的には、接続部62は、液状処理部60からミスト処理部70へブローバイガスが送出されるガス送出路62aと、ミスト処理部70からの油滴を受け入れるオイル導入路62bとを一体的に含む。また、接続部72は、液状処理部60からのブローバイガスが流通されるガス吸込路72aと、分離後のオイル(油滴)を排出するオイル排出路72bとを一体的に含む。そして、接続部62と接続部72とが振動溶着により接合されることにより、ガス送出路62aとガス吸込路72aとが連通されてガス通路51が構成され、オイル排出路72bとオイル導入路62bとが連通されてドレン通路52が構成される。したがって、ドレン通路52は、セパレータ部材50に内包されている。
また、第1実施形態では、ガス通路51およびドレン通路52は、上下方向(Z軸方向)に直線状に延び、かつ、互いに略平行に配置されている。また、ガス通路51の内径d1および長さL1は、各々、ドレン通路52の内径d2および長さL2よりも大きい。これは、ドレン通路52の開口部52aがガス通路51の開口部51aと液状処理部60中の同じ圧力系内に配置されるので、ガス通路51の圧力損失に主眼をおいて流路設計する結果、L1>L2の関係でもドレン通路52の圧力損失をガス通路51側よりも大きくできている。また、開口部51aの高さ位置は、開口部52aの高さ位置よりも下方に位置する。また、ガス通路51は、液状処理部60のブローバイガスの流通経路(流路R6)においてドレン通路52よりも下流側に配置されている。
セパレータ部材50では、上流側の液状処理部60において液状オイルおよび大粒径オイルミストが気液分離された後のブローバイガスが、ガス通路51を介してミスト処理部70に吸引される。そして、液状処理部60で捕集できなかった液状オイルおよび小粒径オイルミストがミスト処理部70においてさらに捕集される。また、ミスト処理部70において捕集された液状オイルおよび小粒径オイルミストが油滴となってドレン通路52を介して液状処理部60に排出される。
また、図1および図3に示すように、液状処理部60は、吸込口61を介して液状処理部60およびミスト処理部70において捕集されたオイルが排出される。すなわち、液状処理部60において分離された液状オイルや大粒径オイルミストのみならず、ミスト処理部70からドレン通路52を介して排出された油滴(液状オイル)も液状処理部60を介して吸込口61からオイル貯留部3bに戻される。したがって、吸込口61は、ブローバイガスの吸込み機能とオイルの排出機能とを兼ね備えている。
また、図2および図3に示すように、セパレータ部材50は、シリンダブロック2の外側面2cとクランクケース3の外側面3cとに跨るようにしてエンジン本体10の外側面10aに取り付けられている。具体的には、締結部材5(図2参照)を液状処理部60の4つのねじ挿入孔60f(図5参照)を介してねじ穴2fおよび3fに締め込むことによって液状処理部60が外側面10aに取り付けられている。
また、図5に示すように、液状処理部60の蓋部60aの外表面には溝部60dが形成されており、溝部60dにはシール部材6が嵌め込まれている。そして、吸込口61を外側面3cに対してY2側から対向させることで蓋部60aがシール部材6を介して周縁部3eに押し当てられる。これにより、クランク室3aと液状処理部60とが、気密性を維持しながら連通されるように構成されている。
また、図3に示すように、液状処理部60の吸込口61は、クランクシャフト15の回転軸線Aよりも下方で、かつ、オイル貯留部3bに溜められたオイルの油面よりも上方に位置する。また、液状処理部60全体が油面よりも上方に位置するように構成されている。第1実施形態におけるセパレータ部材50は、上記のように構成されている。
第1実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第1実施形態では、液状処理部60とミスト処理部70とをガス通路51およびドレン通路52を介して連通させることにより、ミスト処理部70により分離された液状オイルをオイル貯留部3bに直接的に戻すオイル戻し通路をセパレータ部材50の外部に設ける必要がない。すなわち、液状オイルのドレン通路52がセパレータ部材50に内包される分、セパレータ部材50の外形形状が簡素化されてエンジン本体10への取付性を向上させることができる。なお、ドレン通路52におけるオイル排出口(開口部52a)が液状処理部60のガス通路51の入口(開口部51a)と同じ圧力系内に配置されるので、ガス通路51の圧力損失に主眼をおいて流路設計することができる。すなわち、長いドレン通路52を設ける必要もなく、この点でもセパレータ部材50を小型化することができる。
また、第1実施形態では、液状処理部60およびミスト処理部70において液状オイルおよび平均粒径の異なるオイルミストを個々に捕集することができるので、取付性の向上とともにオイルの分離性能が高く維持されるセパレータ部材50を得ることができる。
また、第1実施形態では、ガス通路51の内径d1がドレン通路52の内径d2よりも大きい分、ガス通路51の圧力損失をドレン通路52の圧力損失よりも小さくすることができるので、圧力損失の小さいガス通路51を介してブローバイガスを確実にミスト処理部70へ送出することができる。また、ドレン通路52をセパレータ部材50に内包していてもブローバイガスがドレン通路52側からミスト処理部70に吸引されにくくなり、ミスト処理部70から液状オイルを確実に排出することができる。
また、第1実施形態では、ガス通路51の開口部51aがドレン通路52の開口部52aより下方に位置する分、ガス通路51の開口部51aを液状処理部60を流通するブローバイガス流に近付けることができるので、ガス通路51を介してブローバイガスを容易かつ確実にミスト処理部70へ送出することができる。また、ミスト処理部70からの液状オイルをブローバイガス流の影響が抑制された状態でドレン通路52を介して液状処理部60に容易に排出することができる。
また、第1実施形態では、ガス通路51およびドレン通路52を上下方向(Z軸方向)に直線状に延ばすことにより、ガス通路51の圧力損失が効果的に抑制されるのでブローバイガスをミスト処理部70に効率よく送出することができる。また、ドレン通路52の圧力損失も効果的に抑制されるので液状オイルを液状処理部60に効率よく排出することができる。
(第1実施形態の変形例)
次に、図2、図7および図8を参照して、第1実施形態の変形例について説明する。この第1実施形態の変形例では、ガス通路151(吸入通路の一例)およびドレン通路152(排出通路の一例)の配置関係が、上記第1実施形態の場合と反対の構成をもつ。
第1実施形態の変形例によるエンジンにおいては、図8に示すようなセパレータ部材150(内燃機関用セパレータの一例)が用いられる。また、セパレータ部材150は、液状処理部160(第1セパレータ部の一例)とミスト処理部170(第2セパレータ部の一例)とにより構成されている。
ここで、第1実施形態の変形例では、流路R6におけるブローバイガスの流通方向(矢印Y2方向)に沿った上流側にガス通路151が配置されるとともに、ガス通路151の下流側にドレン通路152が配置されている。すなわち、液状処理部160の接続部162は、ブローバイガスの流通方向に沿ってガス送出路162a(Y1側)およびオイル導入路162b(Y2側)が配置されている。また、ミスト処理部170の接続部172は、接続部162側の内部流路に対応するようにガス吸込路172a(Y1側)およびオイル排出路172b(Y2側)が配置されている。なお、第1実施形態の変形例によるエンジンのその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
第1実施形態の変形例では、以下のような効果を得ることができる。
第1実施形態の変形例では、ガス通路151がドレン通路152よりも上流側に配置される分、液状処理部160内を流路R1〜R6(図7参照)に沿って流通するブローバイガスの圧力損失がセパレータ部材50(図7参照)の場合よりも少ない状態で、ブローバイガスを、ガス通路151を介してミスト処理部170に導くことができる。さらには、ブローバイガスが下流側のドレン通路152からミスト処理部170に吸引されるのを効果的に抑制することができる。なお、その他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
(第2実施形態)
次に、図2、図9および図10を参照して、第2実施形態について説明する。この第2実施形態では、液状処理部260(第1セパレータ部の一例)とミスト処理部270(第2セパレータ部の一例)とを別部品として構成した例について説明する。
第2実施形態によるエンジンにおいては、図9に示すようなセパレータ部材250(内燃機関用セパレータの一例)が用いられる。また、セパレータ部材250は、互いに別部品である液状処理部260とミスト処理部270とにより構成されている。
この場合、液状処理部260に対してミスト処理部270がボルト部材201を用いて締結される。ここで、図10に示すように、ミスト処理部270は、本体部271と接続部272とが振動溶着により予め接合されて単体部品を構成している。また、接続部272は、ガス吸込路272aおよびオイル排出路272bが下方に開口している。また、液状処理部260は、ガス送出路262aおよびオイル導入路262bが上方に開口する接続部262を有している。なお、説明の都合上、液状処理部260とガスケット201とミスト処理部270とを互いに分離して図示している。
そして、ミスト処理部270は、接続部272の部分がガスケット201を介して液状処理部260の接続部262に接続される。すなわち、図9に示すように、接続部272の下端部に形成されたフランジ部274と、接続部262の上端部に形成されたフランジ部264とをガスケット201を挟んで対向させた状態で締結部材202(2本)を締め込む。これにより、ミスト処理部270が液状処理部260に接続される。これにより、ガス送出路262aとガス吸込路272aとが接合方向(Z軸方向)に連通されてガス通路251(吸入通路の一例)が形成され、オイル排出路272bとオイル導入路262bとが同じ接合方向に連通されてドレン通路252(排出通路の一例)が形成される。
また、図10に示すように、接続部272には、ガス吸込路272aおよびオイル排出路272bを周状(円周状)に取り囲む保護壁部275が一体的に形成されている。すなわち、ガス吸込路272aおよびオイル排出路272bは、各々を形成する壁部の外側に保護壁部275がさらに配置されている。なお、接続部272の外周面と保護壁部275の内周面との間には、隙間Sが設けられている。また、ミスト処理部270が液状処理部260に接続された状態では、隙間Sがガスケット201により閉じられて隙間Sに空気が満たされる。これにより、隙間Sは、断熱層の役割を果たす。
これにより、図9に示すように、走行中に車両(図示せず)の前方からエンジン本体10(図2参照)周辺に吹き込まれた走行風は、ガス吸込路272aおよびオイル排出路272bよりも先に保護壁部275の外周面(前縁部)当てられる。すなわち、ガス吸込路272aおよびオイル排出路272bを構成する壁部が、走行風に直接的に晒されなくなる。なお、エンジンが冷間始動された直後の暖機運転が不十分な条件下で車両が走行された場合であっても、ガス吸込路272aを流通するブローバイガスが走行風に晒されて冷却されるのが抑制され、ブローバイガス中の水蒸気が接続部272の内部で凍結するのが抑制される。なお、第2実施形態における他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
第2実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第2実施形態では、液状処理部260とミスト処理部270とを接合するのと同時に接合方向に延びるガス通路251およびドレン通路252を容易に形成することができる。また、エンジン排気量に応じて液状処理部260およびミスト処理部270の各々を最適設計することができるので、多様な排気量サイズのエンジンに対応可能なセパレータ部材250を容易に得ることができる。
また、第2実施形態では、エンジンの冷間始動直後に車両が走行した場合であっても、ガス吸込路272aは、保護壁部275が妨げとなって冷たい走行風に直接的に晒されない。したがって、ガス吸込路272aを流通するブローバイガスが走行風に晒されて冷却されるのが抑制されて、ブローバイガス中の水蒸気が凍結するのを抑制することができる。なお、第2実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
今回開示された実施形態は、全ての点で例示であり制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更(変形例)が含まれる。
たとえば、上記第1および第2実施形態では、ガス通路51の内径d1をドレン通路52の内径d2よりも大きく構成したが、本発明はこれに限られない。内径d1と内径d2とを等しく構成してもよい。この場合、ガス通路51のミスト処理部70内の出口位置は、ドレン通路52のミスト処理部70内の入口位置よりも上方となるのが好ましい。また、ドレン通路52の長さL2をガス通路51の長さL1よりも大きくするのが好ましい。
また、上記第1実施形態の変形例では、セパレータ部材150のガス流路における上流側にガス通路151を配置し下流側にドレン通路152を配置したが、本発明はこれに限られない。すなわち、セパレータ部材250においてもガス通路とドレン通路との配置関係がセパレータ部材150と同様であってもよい。また、上流側にガス通路を配置し下流側にドレン通路を配置するのであれば、図7の流路R5の部分におけるX1側にガス通路(吸入通路)を配置し、X2側にドレン通路(排出通路)を配置する構成でもよい。
また、上記第2実施形態では、セパレータ部材250に保護壁部275を設けたが、本発明はこれに限られない。セパレータ部材50においても、走行風から接続部62および72を保護する保護壁部(保護部材)を設けてもよい。この場合、保護壁部が接続部62または72に一体化されていてもよいし、別部品としての保護部材をセパレータ部材50に組み付けてもよい。また、保護壁部275が接続部162まで延伸されていてもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、樹脂製のセパレータ部材50(150、250、350)をエンジン本体10の外側面10aに取り付けたが、本発明はこれに限られない。たとえば、金属材料によりセパレータ部材50を構成してもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、液状処理部60(260)に1つの吸込口61を設けたが、本発明はこれに限られない。たとえば、液状処理部60のサイズ等に応じて複数個の吸込口61を設けてクランク室3a側と連通させるように構成してもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、サイクロン式セパレータによりミスト処理部70(270)を構成したが、本発明はこれに限られない。小粒径オイルミストを捕集可能なフィルタ式セパレータを用いてミスト処理部70(270)を構成してもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、自動車用のエンジン100に本発明を適用した例について示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、設備機器用の内燃機関に搭載されるセパレータに対して本発明を適用してもよい。
10 エンジン本体(内燃機関本体)
50、150、250 セパレータ部材(内燃機関用セパレータ)
51、151、251 ガス通路(吸入通路)
51a、52a 開口部
52、152、252 ドレン通路(排出通路)
60、160、260 液状処理部(第1セパレータ部)
61 吸込口(導入口)
70、170、270 ミスト処理部(第2セパレータ部)
100 エンジン(内燃機関)

Claims (7)

  1. 内燃機関本体と、
    前記内燃機関本体の外側面に取り付けられ、前記内燃機関本体から吸い込まれるブローバイガスに含まれる液状オイルおよびオイルミストを捕集する第1セパレータ部と、
    前記第1セパレータ部において捕集できなかった液状オイルおよびオイルミストを捕集する第2セパレータ部と、
    前記第1セパレータ部と前記第2セパレータ部とを連通するように設けられ、ブローバイガスが前記第1セパレータ部から前記第2セパレータ部内に吸入される吸入通路と、
    前記第1セパレータ部と前記第2セパレータ部とを連通するように設けられ、前記第2セパレータ部において液状オイルおよびオイルミストが捕集されて液状となったオイルが前記第1セパレータ部内に排出される排出通路と、を備える、内燃機関。
  2. 前記第1セパレータ部では液状オイルおよび大粒径オイルミストを捕集し、前記第2セパレータ部では前記第1セパレータ部において捕集される前記大粒径オイルミストよりも平均粒径が小さい小粒径オイルミストを捕集する、請求項1に記載の内燃機関。
  3. 前記吸入通路の内径は、前記排出通路の内径以上である、請求項1または2に記載の内燃機関。
  4. 前記吸入通路の前記第1セパレータ部への開口部は、前記排出通路の前記第1セパレータ部への開口部よりも下方に位置する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の内燃機関。
  5. 前記排出通路は、前記第1セパレータ部のブローバイガスの流通経路において前記吸入通路よりも下流側に設けられている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の内燃機関。
  6. 前記第2セパレータ部は、前記第1セパレータ部の上方に配置されており、
    前記吸入通路および前記排出通路は、上下方向に直線状に延びている、請求項1〜5のいずれか1項に記載の内燃機関。
  7. 内燃機関本体の外側面に取り付けられる内燃機関用セパレータであって、
    前記内燃機関本体から吸い込まれるブローバイガスに含まれる液状オイルおよびオイルミストを捕集する第1セパレータ部と、
    前記第1セパレータ部において捕集できなかった液状オイルおよびオイルミストを捕集する第2セパレータ部と、
    前記第1セパレータ部と前記第2セパレータ部とを連通するように設けられ、ブローバイガスが前記第1セパレータ部から前記第2セパレータ部内に吸入される吸入通路と、
    前記第1セパレータ部と前記第2セパレータ部とを連通するように設けられ、前記第2セパレータ部において液状オイルおよびオイルミストが捕集されて液状となったオイルが前記第1セパレータ部内に排出される排出通路と、を備える、内燃機関用セパレータ。
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