JP2018076831A - オイルセパレータ - Google Patents
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Abstract
【課題】ブローバイガスから分離されたオイルが、オイル分離部材の下流の排出通路内部に溜まり難いオイルセパレータを提供する。【解決手段】オイルセパレータ2は、ブローバイガスが導入される導入通路24と、ブローバイガスが排出されるブローバイガス排出口70aおよびブローバイガスから分離されたオイルを排出するオイル排出口50aを有する排出通路3と、を含むオイルセパレータ室23と、ブローバイガスからオイルを分離するオイル分離部材26とを備える。オイル排出口50aは、オイル分離部材26の下流に位置する排出通路3の下部に設けられる。排出通路3は、オイル分離部材26側からオイル排出口50aに向かって下方に傾斜する第1傾斜底面部52aを含む。【選択図】図3
Description
本発明は、オイルセパレータに関し、特に、ブローバイガスからオイルを気液分離するオイルセパレータに関する。
従来、ブローバイガスからオイルを気液分離するオイルセパレータが知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、内燃機関のブローバイガスからオイルを気液分離するオイルセパレータが開示されている。この特許文献1に記載のオイルセパレータは、ブローバイガスが流入するブローバイガスの流入口と、オイルが分離されたブローバイガスが排出されるブローバイガスの流出口とを有するハウジングを含んでいる。ハウジング内のガス流路には、ガス流路内を流れるブローバイガスに含まれるオイルミストを分離するためのフィルタ材が設けられている。特許文献1に記載のオイルセパレータでは、ブローバイガスの流入口はフィルタ材の上流側に配置され、ブローバイガスの流出口はフィルタ材の下流側に配置されている。
特許文献1に記載のオイルセパレータでは、ブローバイガスの流入口からハウジング内にブローバイガスが流入する。流入したブローバイガスは、フィルタ材によりオイルミストが分離される。そして、オイルミストが分離されたブローバイガスは、フィルタ材とハウジングの内壁との隙間を通過し、ブローバイガスの流出口から排出されている。ここで、フィルタ材により分離されたオイルは、フィルタ材よりも上流側に配置されたドレン部から排出される。
しかしながら、特許文献1に記載のオイルセパレータでは、フィルタ材により捕捉されずにフィルタ材の下流側において液化したオイルは、フィルタ材が障害物となり、フィルタ材の上流側のドレン部から排出されることが困難である。そのため、ハウジングにおけるフィルタ材(オイル分離部材)からブローバイガスの流出口までの部分にオイルが溜まってしまう。これにより、ブローバイガスの流れにより溜まったオイルが巻き上げられ、ブローバイガスの流出口から排出されてしまうという問題点がある。そのため、ブローバイガスから分離されたオイルが、オイル分離部材の下流の排出通路内部に溜まり難いオイルセパレータが望まれていた。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、ブローバイガスから分離されたオイルが、オイル分離部材の下流の排出通路内部に溜まり難いオイルセパレータを提供することである。
上記目的を達成するために、この発明の一の局面におけるオイルセパレータは、内燃機関内のシリンダヘッドカバーに設けられ、ブローバイガスが導入される吸込口を有する導入通路と、ブローバイガスが排出されるブローバイガス排出口およびブローバイガスから分離されたオイルを排出するオイル排出口を有する排出通路と、を含むオイルセパレータ室と、導入通路と排出通路との間に配置され、ブローバイガスからオイルを分離するオイル分離部材とを備え、オイル排出口は、オイル分離部材の下流に位置する排出通路の下部に設けられ、排出通路は、オイル分離部材側からオイル排出口に向かって下方に傾斜する第1傾斜底面部を含む。
この発明の一の局面によるオイルセパレータでは、オイル排出口をオイル分離部材の下流に位置する排出通路の下部に設けるとともに、オイル分離部材側からオイル排出口に向かって下方に傾斜する第1傾斜底面部を設けることによって、オイル分離部材の下流の排出通路に付着したオイルが第1傾斜底面部に沿って流れやすくなる。そのため、オイル分離部材の下流の排出通路に付着したオイルをオイル排出口から排出し易くすることができる。この結果、ブローバイガスから分離されたオイルを、オイル分離部材の下流の排出通路内部に溜まり難くすることができる。
上記一の局面によるオイルセパレータにおいて、好ましくは、排出通路は、対向する一対の側面部を有し、一対の側面部の少なくとも一方は、オイル排出口に向かって下方に傾斜する傾斜側面部を含む。
このように構成すれば、排出通路内の傾斜側面部に付着したオイルを、オイル排出口に向かって下方に傾斜する傾斜側面部に沿って流すことができる。そのため、オイル分離部材の下流の排出通路に付着したオイルをオイル排出口から排出し易くすることができる。この結果、ブローバイガスから分離されたオイルを、オイル分離部材の下流の排出通路内部により溜まり難くすることができる。
この場合、好ましくは、オイル排出口は、排出通路の通路幅方向の中央部に位置し、傾斜側面部は、一対の側面部のうちのオイル分離部材側の側面部に設けられ、オイル排出口に向かって下方に傾斜する第1傾斜側面部と、一対の側面部のうちのオイル分離部材側とは反対の側面部に設けられ、オイル排出口に向かって下方に傾斜する第2傾斜側面部とを有する。
このように構成すれば、排出通路の中央部に位置するオイル排出口に向かって、第1傾斜側面部および第2傾斜側面部に付着したオイルを流すことができる。そのため、オイル分離部材の下流の排出通路に付着したオイルをオイル排出口から排出し易くすることができる。この結果、ブローバイガスから分離されたオイルを、オイル分離部材の下流の排出通路内部により一層溜まり難くすることができる。
上記一の局面によるオイルセパレータにおいて、好ましくは、排出通路は、オイル排出口に対して、第1傾斜底面部と反対側に配置され、オイル排出口に向かって下方に傾斜する第2傾斜底面部を含む。
このように構成すれば、オイル排出口よりも下流側においてオイルが液化したとしても、オイル排出口に向かって下方に傾斜する第2傾斜底面部により、ブローバイガスの流れに抗して、オイルを第2傾斜底面部に沿って流し易くすることができる。そのため、オイル分離部材の下流の排出通路に付着したオイルをオイル排出口から排出し易くすることができる。この結果、ブローバイガスから分離されたオイルを、オイル分離部材の下流の排出通路内部により一層溜まり難くすることができる。
上記一の局面によるオイルセパレータにおいて、好ましくは、排出通路は、所定方向に延びるように設けられているとともに、オイル排出口は、排出通路の所定方向の下流側に配置されており、第2傾斜底面部の水平面に対する傾斜角度は、第1傾斜底面部の水平面に対する傾斜角度よりも大きい。
このように構成すれば、オイル排出口よりも下流側においてオイルが液化したとしても、第2傾斜側面部の傾斜を大きくすることにより、ブローバイガスの流れに抗して、オイルを第2傾斜底面部に沿って流し易くすることができる。そのため、オイル分離部材の下流の排出通路に付着したオイルをオイル排出口から排出し易くすることができる。この結果、ブローバイガスから分離されたオイルを、オイル分離部材の下流の排出通路内部に溜まり難くすることができる。
なお、上記一の局面によるオイルセパレータにおいて、以下のような構成も考えられる。
(付記項1)
たとえば、上記一の局面によるオイルセパレータにおいて、好ましくは、ブローバイガス排出口は、オイル排出口よりも上流側に位置する。
たとえば、上記一の局面によるオイルセパレータにおいて、好ましくは、ブローバイガス排出口は、オイル排出口よりも上流側に位置する。
(付記項2)
たとえば、上記一の局面によるオイルセパレータにおいて、好ましくは、排出通路の通路幅方向において、ブローバイガス排出口は、ブローバイガス排出口の中心が、オイル排出口の中心に対して所定の距離だけ離間した位置に配置されている。
たとえば、上記一の局面によるオイルセパレータにおいて、好ましくは、排出通路の通路幅方向において、ブローバイガス排出口は、ブローバイガス排出口の中心が、オイル排出口の中心に対して所定の距離だけ離間した位置に配置されている。
以下、本発明を具体化した実施形態を添付した図面に基づいて説明する。本実施形態では、特に、オイルセパレータを備えるエンジンに、本発明のオイルセパレータ2を適用した例について説明する。以下の説明では、図1に示すように、エンジン1における複数の気筒の配列方向を前後方向とし、水平面内において前後方向と直交する方向を左右方向とし、水平面に直交する方向を上下方向とする。
(エンジンの構成)
エンジン1は、直列3気筒型のエンジン(内燃機関の一例)となっている。具体的には、エンジン1は、シリンダヘッド11と、シリンダブロック12と、クランクケース13とを含むエンジン本体14を備えている。シリンダヘッド11、シリンダブロック12およびクランクケース13は、アルミニウム合金製となっている。エンジン本体14には、シリンダヘッドカバー15と、吸気マニホールド(図示せず)と、排気マニホールド(図示せず)とが取り付けられている。ここで、シリンダヘッドカバー15は、樹脂製となっている。そして、エンジン1は、車両(図示せず)の前後方向にクランク軸132が揃えられた状態においてエンジンルーム(図示せず)内に設置されている。
エンジン1は、直列3気筒型のエンジン(内燃機関の一例)となっている。具体的には、エンジン1は、シリンダヘッド11と、シリンダブロック12と、クランクケース13とを含むエンジン本体14を備えている。シリンダヘッド11、シリンダブロック12およびクランクケース13は、アルミニウム合金製となっている。エンジン本体14には、シリンダヘッドカバー15と、吸気マニホールド(図示せず)と、排気マニホールド(図示せず)とが取り付けられている。ここで、シリンダヘッドカバー15は、樹脂製となっている。そして、エンジン1は、車両(図示せず)の前後方向にクランク軸132が揃えられた状態においてエンジンルーム(図示せず)内に設置されている。
エンジン本体14内には、シリンダブロック12とその下方Dに締結されるクランクケース13とによってクランク室131が形成されている。クランク室131には、ピストン(図示せず)およびコンロッド(図示せず)を介して回転軸線(前後方向)まわりに回転可能なクランク軸132が配置されている。クランク軸132は、回転軸線がシリンダブロック12とクランクケース13との合わせ面の高さ位置(Z軸方向)に揃えられている。また、クランクケース13には、オイル(潤滑油)を溜めるオイルパン133が設けられている。オイルは、オイルポンプ(図示せず)によりエンジン本体14内に汲み上げられてピストンまわりやクランク軸132まわりに供給された後、自重により滴下してオイルパン133に戻される。
エンジン1では、ブローバイガスが吸気マニホールドを介して供給されるように構成されている。ここで、ブローバイガスとは、シリンダブロック12に形成されたシリンダの内壁面とピストンとの隙間からクランク室131に漏れる炭化水素と、燃焼時のガスが吹き漏れたものとを含む未燃焼混合気のことを示す。また、ブローバイガスには、クランク室131内に飛散する大粒径のオイルや、小粒径(2μm以下)のオイルミストが含まれている。
エンジン1は、ブローバイガスを気液分離する機能を有するオイルセパレータ2を備えている。オイルセパレータ2において、吸気マニホールドの負圧によってクランク室131内のブローバイガスが吸引される。さらに、オイルセパレータ2では、吸引されたブローバイガスに含まれるオイル成分(大粒径のオイルや小粒径のオイルミスト)が気液分離される。そして、気液分離後の液状オイルは、クランク室131(オイルパン133)に戻される。
オイルセパレータ2は、PCVバルブ151と、接続ホース(図示せず)とを含む。PCVバルブ151は、ブローバイガスの流量を制御する機能を有する。具体的には、PCVバルブ151は、オイルセパレータ2内のガス通路の下流側に設けられている。接続ホースは、PCVバルブ151と吸気マニホールドとを接続している。エンジン1では、PCVバルブ151および接続ホースを介して、オイルが分離されたブローバイガスが吸気マニホールドに供給される。これにより、クランク室131の換気が行われる。
<オイルセパレータ>
以下、図1〜図5に基づいて、オイルセパレータ2の構成について詳細に説明する。以下の説明では、図1に示すように、ブローバイガスの流れ方向における、オイルセパレータ2へブローバイガスが流入する側を上流側とする。また、ブローバイガスの流れ方向における、オイルセパレータ2からブローバイガスが流出される側を下流側とする。
以下、図1〜図5に基づいて、オイルセパレータ2の構成について詳細に説明する。以下の説明では、図1に示すように、ブローバイガスの流れ方向における、オイルセパレータ2へブローバイガスが流入する側を上流側とする。また、ブローバイガスの流れ方向における、オイルセパレータ2からブローバイガスが流出される側を下流側とする。
オイルセパレータ2は、図1に示すように、第1カバー部21と第2カバー部22とを有するオイルセパレータ室23を含んでいる。具体的には、第1カバー部21は、シリンダヘッドカバー15の上面に取り付けられている。また、第2カバー部22は、シリンダヘッドカバー15の下面に取り付けられている。ここで、第1カバー部21および第2カバー部22は、樹脂製となっている。
オイルセパレータ室23は、図2に示すように、第1カバー部21およびシリンダヘッドカバー15により形成される導入通路24を有する。導入通路24は、シリンダヘッドカバー15の上面に形成され、下方に窪む凹部を第1カバー部21が上方Uから覆うことにより形成されている。導入通路24は、ブローバイガスが導入される吸込口24aを有している。吸込口24aは、導入通路24の上流側の端部に形成されている。
オイルセパレータ室23は、第2カバー部22およびシリンダヘッドカバー15により形成される排出通路3を有する。排出通路3は、シリンダヘッドカバー15の下面を第2カバー部22が下方Dから覆うことにより形成されている。排出通路3は、導入通路24の下流側の端部に接続されている。すなわち、導入通路24と排出通路3とは連通している。ここで、排出通路3と導入通路24との間には、導入通路24を流れてきたブローバイガスに含まれるオイルを分離するオイル分離部材26が配置されている。本実施形態では、オイル分離部材26は、排出通路3と導入通路24との接続部分に設けられている。オイル分離部材26は、たとえば、オイルミストを捕集する複数の捕集孔が網目状に配列された金網部材を複数枚重ねて構成されている。なお、オイル分離部材26は、金網部材ではなく、不織布などであってもよい。
排出通路3は、図3および図4に示すように、底面部31、側面部32およびフランジ部33を有する。側面部32は、底面部31の周端部から上方Uに突出している。フランジ部33は、側面部32の上端部から外側に突出している。排出通路3は、左方Lに配置されている第1排出通路40、前方Fに配置されている第2排出通路50および右方Rに配置されている第3排出通路60を有している。
第1排出通路40は、前後方向に長い。第1排出通路40は、第1底面部41、第1側面部42および第1フランジ部43を有する。第1底面部41は、図4に示すように、前後方向を長手方向とし、左右方向を幅方向とする。第1側面部42は、図3に示すように、第1底面部41の幅方向のそれぞれの両端部および第1底面部41の長手方向の後端部に側面部32を有している。第1フランジ部43は、第1側面部42のそれぞれの側面部32の上端部から外側に突出している。ここで、第1底面部41および第1側面部42により形成される空間を第1空間44とする。
第1排出通路40の第1空間44は、図4に示すように、オイル分離部材26を介して導入通路24の空間と連通している。第1排出通路40の上方Uへの開口は、ブローバイガスが流入するための流入口40aとなっている。流入口40aでは、上方Uから下方Dにブローバイガスが流れることにより、ブローバイガスが導入通路24の空間から第1空間44へと流入する。そのため、第1空間44では、ブローバイガスは、後方Bから前方Fへと流れる。
第2排出通路50は、左右方向に長い。第2排出通路50は、オイル排出口50a、第2底面部51、第2側面部52および第2フランジ部53を有している。第2底面部51は、左右方向を長手方向とし、前後方向を幅方向(通路幅方向の一例)としている。また、第2側面部52は、左右方向を長手方向とし、上下方向を幅方向としている。
オイル排出口50aは、ブローバイガスから分離されたオイルを排出するように構成されている。具体的には、図3に示すように、オイル排出口50aは、排出通路3の下部に設けられている。オイル排出口50aは、排出通路3の底面部31に形成されている。特に、オイル排出口50aは、第2排出通路50の第2底面部51に形成されている。オイル排出口50aは、図5(a)に示すように、第2底面部51を上下方向に貫通している。オイル排出口50aは、図4に示すように、第2底面部51の右側の端部近傍に形成されている。言い換えると、オイル排出口50aは、底面部31における第2排出通路50から第3排出通路60にかけての角部54に形成されている。さらに、オイル排出口50aは、第2底面部51の幅方向の中央部分に形成されている。
第2底面部51は、ブローバイガスから分離されたオイルをオイル排出口50aに流すように構成されている。具体的には、第2底面部51は、第1傾斜底面部51aと、第2傾斜底面部51bと、排出面部51cとを有している。
第1傾斜底面部51aは、オイル排出口50aよりも左側に配置されている。言い換えると、第1傾斜底面部51aは、第2底面部51においてオイル分離部材26側に設けられた底面部31となっている。第1傾斜底面部51aは、図5(a)に示すように、オイル分離部材26側からオイル排出口50aに向かって下方に傾斜している。すなわち、第1傾斜底面部51aは、オイル分離部材26側の端部からオイル排出口50a側の端部に行くほど下方に位置するように傾斜している。また、図4に示すように、第1傾斜底面部51aは、平面視において、先細り形状となっている。つまり、第1傾斜底面部51aの幅方向の大きさは、オイル分離部材26側からオイル排出口50a側に行くほど小さくなっている。すなわち、第1傾斜底面部51aの幅方向の大きさは、オイル排出口50a側よりもオイル分離部材26側のほうが大きくなっている。
第2傾斜底面部51bは、オイル排出口50aよりも右側に配置されている。言い換えると、第2傾斜底面部51bは、第2底面部51においてオイル分離部材26側とは反対側に設けられた底面部31となっている。第2傾斜底面部51bは、図5(a)に示すように、オイル分離部材26側とは反対側からオイル排出口50aに向かって下方に傾斜している。すなわち、第2傾斜底面部51bは、オイル分離部材26とは反対側の端部からオイル排出口50a側の端部に行くほど下方に位置するように傾斜している。また、図4に示すように、第2傾斜底面部51bは、平面視において、先細り形状となっている。つまり、第2傾斜底面部51bの幅方向の大きさは、オイル分離部材26とは反対側からオイル排出口50a側に行くほど小さくなっている。すなわち、第2傾斜底面部51bの幅方向の大きさは、オイル排出口50a側よりもオイル分離部材26とは反対側のほうが大きくなっている。
図5(a)に示すように、第1傾斜底面部51aの左右方向(所定方向の一例)の長さL1は、第2傾斜底面部51bの左右方向の長さL2よりも大きくなっている。また、第2傾斜底面部51bの傾斜角度は、第1傾斜底面部51aの傾斜角度よりも大きくなっている。すなわち、第2傾斜底面部51bの水平面に対する傾斜角度θ1は、第1傾斜底面部51aの水平面に対する傾斜角度θ2よりも大きくなっている。このように、第1傾斜底面部51aの傾斜方向の長さは、第2傾斜底面部51bの傾斜方向の長さよりも大きくなっている。
排出面部51cは、図4に示すように、第1傾斜底面部51aと第2傾斜底面部51bとの間に配置されている。排出面部51cは、第2底面部51の右側の端部に接続されている。さらに、排出面部51cは、第2底面部51の幅方向の中央部分に形成されている。排出面部51cには、オイル排出口50aが形成されている。排出面部51cは、平面視において、矩形状となっている。また、図5(a)に示すように、排出面部51cは、平坦面となっている。
第2側面部52は、図4に示すように、ブローバイガスから分離されたオイルをオイル排出口50aに流すように構成されている。具体的には、第2側面部52は、第1傾斜側面部52a(傾斜側面部の一例)と、第2傾斜側面部52b(傾斜側面部の一例)とを有している。
第1傾斜側面部52aは、オイル排出口50aよりも前側に配置されている。言い換えると、第1傾斜側面部52aは、第2側面部52においてオイル分離部材26とは反対側に設けられた側面部32となっている。第1傾斜側面部52aは、図5(b)に示すように、オイル排出口50aに向かって下方に傾斜している。すなわち、第1傾斜側面部52aは、オイル分離部材26側とは反対側の端部からオイル排出口50a側の端部に行くほど下方に位置するように傾斜している。また、図4に示すように、第1傾斜側面部52aは、平面視において、先細り形状となっている。つまり、第1傾斜側面部52aの長手方向の大きさは、オイル排出口50a側に行くほど小さくなっている。すなわち、第1傾斜側面部52aの長手方向の大きさは、オイル排出口50a側よりもオイル排出口50a側とは反対側のほうが大きくなっている。
第2傾斜側面部52bは、オイル排出口50aよりも後側に配置されている。言い換えると、第2傾斜側面部52bは、第2側面部52においてオイル分離部材26側に設けられた側面部32となっている。第2傾斜側面部52bは、図5(b)に示すように、オイル排出口50aに向かって下方に傾斜している。すなわち、第2傾斜側面部52bは、オイル分離部材26側の端部からオイル排出口50a側の端部に行くほど下方に位置するように傾斜している。また、図4に示すように、第2傾斜側面部52bは、平面視において、先細り形状となっている。つまり、第2傾斜側面部52bの長手方向の大きさは、オイル排出口50a側に行くほど小さくなっている。すなわち、第2傾斜側面部52bの長手方向の大きさは、オイル排出口50a側よりもオイル排出口50aとは反対側の方が大きくなっている。ここで、第1傾斜側面部52aと第2傾斜側面部52bとは互いに対向する一対の側面部32となっている。
図5(b)に示すように、第1傾斜側面部52aの前後方向の長さL3は、第2傾斜底面部51bの前後方向の長さL4と略同じとなっている。また、第2傾斜側面部52bの傾斜角度は、第1傾斜側面部52aの傾斜角度と略同じとなっている。すなわち、第2傾斜側面部52bの水平面に対する傾斜角度θ3は、第1傾斜側面部52aの水平面に対する傾斜角度θ4と略同じとなっている。このように、第1傾斜側面部52aの傾斜方向の長さは、第2傾斜側面部52bの傾斜方向の長さと略同じとなっている。
図5(c)に示すように、第1傾斜側面部52aのオイル排出口50a付近の前後方向の長さL5は、第2傾斜側面部52bのオイル排出口50a付近の前後方向の長さL6よりも短くなっている。また、オイル排出口50a付近において、第2傾斜側面部52bの傾斜角度θ3は、第1傾斜側面部52aの傾斜角度θ4と略同じとなっている。すなわち、第2傾斜側面部52bの水平面に対する傾斜角度θ3は、第1傾斜側面部52aの水平面に対する傾斜角度θ4と略同じとなっている。このように、オイル排出口50a付近において、第1傾斜側面部52aの傾斜方向の長さは、第2傾斜側面部52bの傾斜方向の長さよりも短くなっている。
第2排出通路50の第2側面部52は、図5(a)およひ図5(b)に示すように、第1鉛直側面部52c、第2鉛直側面部52d、第3鉛直側面部52eおよび第4鉛直側面部52fを有している。第1鉛直側面部52cは、図5(b)に示すように、傾斜面ではなく上下方向と平行な面となっている。第1鉛直側面部52cは、第1傾斜側面部52aの上端部に接続されている。第2鉛直側面部52dは、傾斜面ではなく上下方向と平行な面となっている。第2鉛直側面部52dは、第2傾斜側面部52bの上端部に接続されている。また、第1鉛直側面部52cと第2鉛直側面部52dとは、第2排出通路50の幅方向に対向している。第3鉛直側面部52eは、図5(a)に示すように、傾斜面ではなく上下方向と平行な面となっている。第3鉛直側面部52eは、第1傾斜底面部51aの上端部に接続されている。第4鉛直側面部52fは、傾斜面ではなく上下方向と平行な面となっている。第4鉛直側面部52fは、第2傾斜底面部51bの上端部に接続されている。また、第3鉛直側面部52eと第4鉛直側面部52fとは、第2排出通路50の長手方向に対向している。
第2フランジ部53は、図3に示すように、第2側面部52のそれぞれの側面部32の上端部から外側に突出している。ここで、第2底面部51および第2側面部52により形成される空間を第2空間55とする。第2空間55では、ブローバイガスは、左方Lから右方Rへと流れる。
第3排出通路60は、前後方向に長い。第3排出通路60は、第3底面部61、第3側面部62および第3フランジ部63を有している。第3底面部61は、図4に示すように、前後方向を長手方向とし、左右方向を幅方向とする。また、第3底面部61は、図5(c)に示すように、平坦面となっている。第3側面部62は、図4に示すように、第3底面部61の幅方向のそれぞれの両端部および第3底面部61の長手方向の後端部に側面部32を有している。第3フランジ部63は、第3側面部62のそれぞれの側面部32の上端部から外側に突出している。ここで、図3に示すように、第3底面部61および第3側面部62により形成される空間を第3空間64とする。第3空間64では、ブローバイガスは、前方Fから後方Bへと流れる。
このように、排出通路3は、第1排出通路40および第3排出通路60が前後方向に延びており、第2排出通路50が左右方向に延びていることから、全体として水平方向に沿って延びている。第1排出通路40は、第3排出通路60よりも、前後方向において短く形成されている。第1排出通路40と第3排出通路60とは、第2排出通路50を介して接続されている。すなわち、第2排出通路50は、第1排出通路40の前端部から左方Lに延びている。さらに、第3排出通路60は、第2排出通路50の左端部から後方Bに延びている。第1排出通路40、第2排出通路50および第3排出通路60は、一体に形成されている。また、第1空間44と第2空間55とは連通し、さらに第2空間55と第3空間64とは連通している。第1空間44、第2空間55および第3空間64とにより排出空間80が形成されている。すなわち、排出通路3では、底面部31および側面部32により排出空間80が形成されている。排出空間80では、ブローバイガスが、第1空間44、第2空間55および第3空間64の順に流れている。
排出通路3は、図4に示すように、ブローバイガス排出口70aを有する。ブローバイガス排出口70aは、ブローバイガスが排出されるように構成されている。具体的には、ブローバイガス排出口70aは、図2および図4に示すように、排出通路3の上部に設けられている。ブローバイガス排出口70aは、シリンダヘッドカバー15に形成されている。ブローバイガス排出口70aは、シリンダヘッドカバー15を上下方向に貫通している。ブローバイガス排出口70aは、図4に示すように、第2排出通路50の右側の端部近傍に形成されている。言い換えると、ブローバイガス排出口70aは、第2排出通路50のブローバイガスの流れ方向の下流側の端部に形成されている。また、ブローバイガス排出口70aは、オイル排出口50aよりも左方Lに配置されている。言い換えると、ブローバイガス排出口70aは、オイル排出口50aよりもブローバイガスの流れ方向の上流側に配置されている。
オイルセパレータ2は、図1および図4に示すように、ブローバイガス排出口70aに接続される上記したPCVバルブ151を有している。PCVバルブ151は、ブローバイガス排出口70aから排出されるブローバイガスの量を調整する。また、ブローバイガス排出口70aは、図4に示すように、第2排出通路50の幅方向の後方Bに配置されている。また、ブローバイガス排出口70aの第2排出通路50の幅方向における中心と、オイル排出口50aの第2排出通路50の幅方向における中心とは、幅方向にずれた位置(所定の距離だけ離間した位置)に配置されている。
(実施形態の効果)
本実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
本実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
本実施形態では、オイル排出口50aがオイル分離部材26の下流に位置する第2排出通路50の下部に設けられているとともに、第2排出通路50に第1傾斜底面部51aが設けられている。そのため、第2排出通路50内に付着したオイルが第1傾斜底面部51aに沿って流れていく。そのため、オイル分離部材26の下流の第2排出通路50内に付着したオイルをオイル排出口50aから排出し易くすることができる。この結果、オイルをオイル分離部材26の下流の第2排出通路50内に溜まり難くすることができる。また、ブローバイガスが第1傾斜底面部51aに沿って流れることにより、第1傾斜底面部51aに付着したオイルをオイル排出口50aに流れ易くすることができる。
また、本実施形態では、第2排出通路50にオイル排出口50aに向かって下方に傾斜する第1傾斜側面部52aが設けられているため、第1傾斜側面部52aに付着したオイルが第1傾斜側面部52aに沿って流れていく。そのため、オイル分離部材26の下流の第2排出通路50に付着したオイルをオイル排出口50aに流し易くすることができる。この結果、ブローバイガスから分離されたオイルを、オイル分離部材26の下流の第2排出通路50内部に、より溜まり難くすることができる。
また、本実施形態では、第2排出通路50にオイル排出口50aに向かって下方に傾斜する第2傾斜側面部52bが設けられているため、第2傾斜側面部52bに付着したオイルが第2傾斜側面部52bに沿って流れていく。そのため、オイル分離部材26の下流の第2排出通路50に付着したオイルをオイル排出口50aに流し易くすることができる。この結果、ブローバイガスから分離されたオイルを、オイル分離部材26の下流の第2排出通路50内部に、より溜まり難くすることができる。
また、本実施形態では、オイル排出口50aは、第2排出通路50の幅方向の中央部に位置している。さらに、第1傾斜底面部51a、第2傾斜底面部51b、第1傾斜側面部52aおよび第2傾斜側面部52bがオイル排出口50aに向かって傾斜している。そのため、排出通路3の中央に位置するオイル排出口50aに、オイル分離部材26の下流の第2排出通路50に付着したオイルを、第1傾斜底面部51a、第2傾斜底面部51b、第1傾斜側面部52aおよび第2傾斜側面部52bにより、流し易くすることができる。この結果、ブローバイガスから分離されたオイルを、オイル分離部材26の下流の第2排出通路50内部に、より一層溜まり難くすることができる。
また、本実施形態では、オイル排出口50aに向かって下方に傾斜する第2傾斜底面部51bが設けられているため、第2傾斜底面に付着したオイルが第2傾斜底面に沿って流れていく。そのため、ブローバイガスの流れに抗してオイルを流す場所でも、オイルを第2傾斜底面部51bに沿って流し易くすることができる。また、オイル分離部材26の下流の第2排出通路50に付着したオイルをオイル排出口50aから排出し易くすることができる。この結果、ブローバイガスから分離されたオイルを、オイル分離部材26の下流の第2排出通路50内部に、より一層溜まり難くすることができる。
また、本実施形態では、オイル排出口50aは、第2排出通路50のブローバイガスの流れ方向の下流側に配置されている。また、第2傾斜底面部51bの水平面に対する傾斜角度θ1は、第1傾斜底面部51aの水平面に対する傾斜角度θ2よりも大きくなっている。そのため、オイル排出口50aが上流側にあり、ブローバイガスの流れに抗してオイルを流す場所でも、オイルを第2傾斜底面部51bに沿って流し易くすることができる。また、オイル分離部材26の下流の第2排出通路50に付着したオイルをオイル排出口50aから排出し易くすることができる。この結果、ブローバイガスから分離されたオイルを、オイル分離部材26の下流の第2排出通路50内部に、より一層溜まり難くすることができる。
また、本実施形態では、ブローバイガス排出口70aは、オイル排出口50aよりも上流側に位置している。そのため、オイル排出口50aに集まったオイルが、ブローバイガスの流れに巻き上げられたとしても、ブローバイガス排出口70aに至り難くなる。この結果、排出通路3内においてブローバイガス排出口70aに集まったオイルをブローバイガス排出口70aから排出され難くすることができる。
また、本実施形態では、ブローバイガス排出口70aの中心が、第2排出通路50の幅方向において、オイル排出口50aの中心に対して所定の距離だけ離間した位置に配置されている。そのため、オイル排出口50aに集まったオイルが、ブローバイガスの流れに巻き上げられたとしても、ブローバイガス排出口70aに至り難くなる。この結果、排出通路3内においてブローバイガス排出口70aに集まったオイルをブローバイガス排出口70aからより排出され難くすることができる。
[変形例]
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更(変形例)が含まれる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更(変形例)が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、排出通路3において、第2排出通路50に第1傾斜底面部51aおよび第2傾斜底面部51bが設けられているが、本発明はこれに限られない。本発明では、第1排出通路および第3排出通路の底面部にも、第2排出通路と同様の傾斜面が設けられてもよい。
また、上記実施形態では、排出通路3において、第1傾斜底面部51aはオイル分離部材26側の端部から排出面部51cまで設けられているが、本発明はこれに限られない。たとえば、第1傾斜底面部はオイル分離部材側の端部よりもオイル排出口側の位置から排出面部まで設けられてもよい。
たとえば、上記実施形態では、排出通路3において、第2傾斜底面部51bはオイル分離部材26とは反対側の端部から排出面部51cまで設けられているが、本発明はこれに限られない。たとえば、第2傾斜底面部はオイル分離部材とは反対側の端部よりもオイル排出口側の位置から排出面部まで設けられてもよい。
また、上記実施形態では、排出通路3において、第2排出通路50に第1傾斜側面部52aおよび第2傾斜側面部52bが設けられているが、本発明はこれに限られない。本発明では、第1排出通路および第3排出通路の側面部にも、第2排出通路と同様の傾斜面が設けられてもよい。
また、上記実施形態では、第2排出通路50に第1傾斜底面部51aおよび第2傾斜底面部51bの両方が設けられているが、本発明はこれに限られない。本発明では、第2排出通路に第1傾斜側面部のみが設けられていてもよい。
また、上記実施形態では、第2排出通路50に第1傾斜側面部52aおよび第2傾斜側面部52bの両方が設けられているが、本発明はこれに限られない。本発明では、第2排出通路に、第1傾斜側面部および第2傾斜側面部のいずれか一方のみが設けられていてもよい。
また、上記実施形態では、第2傾斜底面部51bの水平面に対する傾斜角度θ1が、第1傾斜底面部51aの水平面に対する傾斜角度θ2よりも大きく設けられているが、本発明はこれに限られない。本発明では、第2傾斜底面部の水平面に対する傾斜角度が、第1傾斜底面部の水平面に対する傾斜角度と同じであってもよいし、小さくてもよい。
また、上記実施形態では、第1傾斜側面部52aの水平面に対する傾斜角度θ4が、第2傾斜側面部52bの水平面に対する傾斜角度θ3と同じに設けられているが、本発明はこれに限られない。たとえば、第1傾斜側面部の水平面に対する傾斜角度が、第2傾斜側面部の水平面に対する傾斜角度と異なっていてもよい。
また、上記実施形態では、第1傾斜底面部51a、第2傾斜底面部51b、第1傾斜側面部52aおよび第2傾斜側面部52bの水平面に対する傾斜角度θ1、θ2、θ3およびθ4は、一定であるが、本発明はこれに限られない。本発明では、第1傾斜底面部51a、第2傾斜底面部51b、第1傾斜側面部52aおよび第2傾斜側面部52bの水平面に対する傾斜角度θ1、θ2、θ3およびθ4は、一定でなくともよい。たとえば、第1傾斜底面部51a、第2傾斜底面部51b、第1傾斜側面部52aおよび第2傾斜側面部52bの水平面に対する傾斜角度は、オイル排出口50a側の端部で大きくなってもよい。
また、上記実施形態では、ブローバイガス排出口70aは、オイル排出口50aよりも上流側に位置しているが、本発明はこれに限られない。本発明では、ブローバイガス排出口は、オイル排出口よりも下流側に位置してもよい。
また、上記実施形態では、ブローバイガス排出口70aの中心が、第2排出通路50の幅方向において、オイル排出口50aの中心に対して所定の距離だけ離間した位置に配置されているが、本発明はこれに限られない。本発明では、ブローバイガス排出口の中心が、第2排出通路の幅方向において、オイル排出口の中心と同じ位置に配置されていてもよい。
また、上記実施形態では、第2底面部51に排出面部51cが設けられているが、本発明はこれに限られない。たとえば、排出面部51cは設けられなくともよい。
1 エンジン(内燃機関)
2 オイルセパレータ
3 排出通路
11 シリンダヘッドカバー
23 オイルセパレータ室
24 導入通路
24a 吸込口
26 オイル分離部材
50a オイル排出口
51a 第1傾斜底面部
51b 第1傾斜底面部
52 第2側面部(側面部)
52a 第1傾斜側面部(傾斜側面部)
52b 第2傾斜側面部(傾斜側面部)
2 オイルセパレータ
3 排出通路
11 シリンダヘッドカバー
23 オイルセパレータ室
24 導入通路
24a 吸込口
26 オイル分離部材
50a オイル排出口
51a 第1傾斜底面部
51b 第1傾斜底面部
52 第2側面部(側面部)
52a 第1傾斜側面部(傾斜側面部)
52b 第2傾斜側面部(傾斜側面部)
Claims (5)
- 内燃機関のシリンダヘッドカバーに設けられ、ブローバイガスが導入される吸込口を有する導入通路と、ブローバイガスが排出されるブローバイガス排出口およびブローバイガスから分離されたオイルを排出するオイル排出口を有する排出通路と、を含むオイルセパレータ室と、
前記導入通路と前記排出通路との間に配置され、ブローバイガスからオイルを分離するオイル分離部材とを備え、
前記オイル排出口は、前記オイル分離部材の下流に位置する前記排出通路の下部に設けられ、
前記排出通路は、前記オイル分離部材側から前記オイル排出口に向かって下方に傾斜する第1傾斜底面部を含む、オイルセパレータ。 - 前記排出通路は、対向する一対の側面部を有し、
前記一対の側面部の少なくとも一方は、前記オイル排出口に向かって下方に傾斜する傾斜側面部を含む、請求項1に記載のオイルセパレータ。 - 前記オイル排出口は、前記排出通路の通路幅方向の中央部に位置し、
前記傾斜側面部は、
前記一対の側面部のうちの前記オイル分離部材側の側面部に設けられ、前記オイル排出口に向かって下方に傾斜する第1傾斜側面部と、
前記一対の側面部のうちの前記オイル分離部材側とは反対の側面部に設けられ、前記オイル排出口に向かって下方に傾斜する第2傾斜側面部とを有する、請求項2に記載のオイルセパレータ。 - 前記排出通路は、前記オイル排出口に対して、前記第1傾斜底面部と反対側に配置され、前記オイル排出口に向かって下方に傾斜する第2傾斜底面部とを含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載のオイルセパレータ。
- 前記排出通路は、所定方向に延びるように設けられているとともに、前記オイル排出口は、前記排出通路の所定方向の下流側に配置されており、
前記第2傾斜底面部の水平面に対する傾斜角度は、前記第1傾斜底面部の水平面に対する傾斜角度よりも大きい、請求項4に記載のオイルセパレータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016219751A JP2018076831A (ja) | 2016-11-10 | 2016-11-10 | オイルセパレータ |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2016219751A JP2018076831A (ja) | 2016-11-10 | 2016-11-10 | オイルセパレータ |
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JP2018076831A true JP2018076831A (ja) | 2018-05-17 |
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JP2016219751A Pending JP2018076831A (ja) | 2016-11-10 | 2016-11-10 | オイルセパレータ |
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-
2016
- 2016-11-10 JP JP2016219751A patent/JP2018076831A/ja active Pending
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