JP2008013149A - 車両の導風板 - Google Patents

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裕 山倉
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Abstract

【課題】ラジエータを通過した排風によるエンジンへの熱的影響を防止する。
【解決手段】車体フレームにエンジン及びこのエンジンを冷却するラジエータを取付け、このラジエータに当たった風を所望の位置に導く導風板85をラジエータとエンジンとの間に配置するとともに、導風板85の上部に上部壁86、導風板85の左右側部にそれぞれ側部壁91,92(側部壁91は不図示)を形成し、導風板85の下部にラジエータの排風を排出する開口部104を形成した。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両の導風板の改良に関するものである。
従来の車両の導風板の作用を有するものとして、ラジエタを通過した風が気化器やエアクリーナに当たらないようにする遮熱板が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特公平6−62104号公報
特許文献1の第1図を以下に説明する。
遮熱板6は、ラジエタ5の後方で、且つエンジン2のシリンダヘッド2hの前方側でシリンダヘッド2hの高さよりも上方に斜めに延びるように配置され、ラジエタ5を通過した風は、遮熱板6によって後方斜め下方のシリンダヘッド2h側に導かれ、遮熱板6の後方に配置された気化器3は遮熱される。
ラジエタ5を通過して温まった風がエンジン2のシリンダヘッド2hに当たるため、シリンダヘッド2hの温度上昇が懸念される。また、その風がシリンダヘッド2hに沿って後方斜め下方に流れると、エンジン2の下部にも熱的な影響を与えることになる。
本発明の目的は、ラジエータを通過した排風によるエンジンへの熱的影響を防止することにある。
請求項1に係る発明は、車体フレームにエンジン及びこのエンジンを冷却するラジエータを取付け、このラジエータに当たった風を所望の位置に導く導風板を備える車両において、導風板をラジエータとエンジンとの間に配置するとともに、導風板の上部に上部壁、導風板の左右側部にそれぞれ側部壁を形成し、導風板の下部に開口部を形成することを特徴とする。
作用として、ラジエータを通過した排風は、ラジエータ後方に配置された導風板の上部壁及び側部壁によって導風板の中央部に集められ、下部に形成された開口部から下方に排出されるから、ラジエータの排風はエンジンに当たらない。
請求項2に係る発明は、車体フレームに、前端に設けられたヘッドパイプからほぼ下方に延びている左右一対のダウンチューブを備え、ラジエータを、左右のダウンチューブの車体前方に配置し、導風板の左右の側部壁を、左右のダウンチューブの間に配置するとともにこれらのダウンチューブと側面視で重ねたことを特徴とする。
作用として、左右のダウンチューブ間が導風板の配置スペースになるとともに、ダウンチューブの前方に配置されたラジエータの排風が流れるスペースになる。
請求項3に係る発明は、導風板に、エンジンから延びている排気管を通す切欠きを備えることを特徴とする。
作用として、エンジンから延びている排気管を導風板に備える切欠きに通した状態で、ラジエータの排風を導風板で下方に導くときに排気管によって発せられた熱気も下方に導かれる。
請求項4に係る発明は、導風板に、左右のダウンチューブよりも左右外側方に配置されている延出部を備え、これらの左右の延出部を、左右のダウンチューブの外側面に設けられた支持部で支持したことを特徴とする。
作用として、ダウンチューブに導風板を取付ける場合は、左右の延出部を左右のダウンチューブの外側面に設けられた支持部に車体側方から取付ける。
請求項1に係る発明では、導風板をラジエータとエンジンとの間に配置するとともに、導風板の上部に上部壁、導風板の左右側部にそれぞれ側部壁を形成し、導風板の下部に開口部を形成したので、ラジエータを通過した排風を導風板に沿って下方に排出することができ、ラジエータの排風がエンジンに当たるのを防止することができて、エンジンへの熱的影響を防止することができる。
請求項2に係る発明では、車体フレームに、前端に設けられたヘッドパイプからほぼ下方に延びている左右一対のダウンチューブを備え、ラジエータを、左右のダウンチューブの車体前方に配置し、導風板の左右の側部壁を、左右のダウンチューブの間に配置するとともにこれらのダウンチューブと側面視で重ねたので、左右一対のダウンチューブ間のスペースを導風板の配置スペース及び排風通路として有効に利用することができ、排風をエンジン下方へ導くことができる。
請求項3に係る発明では、導風板に、エンジンから延びている排気管を通す切欠きを備えるので、ラジエータの排風で排気管の熱気をエンジン下方へ導くことができ、エンジンに排気管の熱気を当たりにくくすることができる。
請求項4に係る発明では、導風板に、左右のダウンチューブよりも左右外側方に配置されている延出部を備え、これらの左右の延出部を、左右のダウンチューブの外側面に設けられた支持部で支持したので、ダウンチューブに車体側方から導風板を容易に組付けることができ、組付け性を向上させることができる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る導風板を備えた車両の側面図であり、車両10は、骨格となる車体フレーム11と、この車体フレーム11の中央部に配置されたV型水冷式のエンジン12と、車体フレーム11に前端に備えるヘッドパイプ13に操舵自在に取付けられたフロントフォーク14と、このフロントフォーク14の下端部に取付けられた前輪16と、フロントフォーク14の上端部に取付けられたバーハンドル17と、車体フレーム11の後部下部にスイング自在に取付けられたスイングアーム(不図示)と、このスイングアームの後端に取付けられた後輪21とを備える。
車体フレーム11は、上記したヘッドパイプ13と、このヘッドパイプ13から車両後方斜め下方に延びている左右一対のメインフレーム24,25(手前側の符号25のみ示す。)と、ヘッドパイプ13からほぼ下方に延び、そしてほぼ後方に延びて上記した左右のメインフレーム24,25の端部に連結している左右一対のダウンチューブ26,27(手前側の符号27のみ示す。)と、左右のメインフレーム24,25から後方に延びている左右一対のシートレール31,32(手前側の符号32のみ示す。)と、左右のダウンチューブ26,27の後端から後方斜め上方に延びて左右のシートレール31,32の後端に連結している左右一対のサブフレーム33,34(手前側の符号34のみ示す。)とを備える。
エンジン12は、前部上部に前部シリンダ部41及び後部シリンダ部42を備え、後部に一体的に変速機43を備える。
前部シリンダ部41及び後部シリンダ部42は、それらの間に吸気装置45を接続した部分である。
前部シリンダ部41は、シリンダヘッド41aを備え、このシリンダヘッド41aの前部に下方そして後方に延びている排気管46が接続された部分であり、排気管46の後端にはマフラ47が接続されている。
後部シリンダ部42は、シリンダヘッド42aを備え、このシリンダヘッド42aの後部に前方そしてUターンして後方に延びている排気管51が接続された部分であり、排気管51の後端には上記したマフラ47が接続されている。
図中の55はエンジン12の内部を流れる冷却水を冷却するためのラジエータであり、エンジン12の前部シリンダ部41の前方であって左右のダウンチューブ26,27の前方に配置され、ダウンチューブ26,27に取付けられている。
ここで、61はフロントアッパカウル、62はヘッドランプ、63はフロントフェンダ、64は吸気装置45を構成する吸気ボックス、66は燃料タンク、67は運転者用シート、68は同乗者用シート、71はグラブレール、72はリヤカバー、73はテールランプ、74はリヤフェンダ、76は車体フレーム11側とスイングアームとに渡して取付けられたリヤクッションユニット、77はミドルカウル、78はロアカウルである。
図2は本発明に係る車両の要部側面図(図中の矢印(FRONT)は車両前方を表す。以下同じ。)であり、エンジン12の前部シリンダ部41とラジエータ55との間に、ラジエータ55を通過して温まった空気、即ちラジエータ55の排風を斜め下方に導いて、エンジン12にラジエータ55の排風が当たるのを防止する導風板85を配置したことを示している。図では導風板85の位置の把握を容易にするために導風板85にドットを付した(以下同じ)。
このように、導風板85によってエンジン12にラジエータ55の排風が当たるのを防止することで、ラジエータ55の排風によるエンジン12への熱的影響を回避することができる。また、ラジエータ55の排風が導風板85からエンジン12の下方に流れるため、エンジン12の下部の側方に位置する運転者の足にもラジエータ55の排風が当たらないため、運転者の快適性を損なうことがない。
図3は本発明に係る導風板を示す斜視図であり、導風板85は、上部に設けた上部壁86と、この上部壁86の後端から湾曲して下方に延びている後部壁87と、この後部壁87の左右縁部から前方に延びている側部壁91,92(一方の符号92のみ示す。)と、後部壁87に平行に側方に延びるとともに後部壁87よりも前方に位置する側方延出壁93,94と、側部壁91及び側方延出壁93のそれぞれの間に設けられた上下に延びている断面U字形状の左縦溝96と、側部壁92及び側方延出壁94のそれぞれの間に設けられた上下に延びている断面U字形状の右縦溝97と、側方延出壁93,94の縁部に形成された縁部壁101,102とが一体成形された樹脂製部品である。
上記した上部壁86、後部壁87及び側部壁91,92は、導風板85の前側に位置する凹部103を形成する部分である。
凹部103は、ラジエータ55(図2参照)の排風を下方へ導く導風路を形成する部分であり、凹部103の下端には、ラジエータ排風を排出するための開口部104が形成されている。
上部壁86は、車体フレーム11(図1参照)側に取付けるための上部取付部105を形成した部分である。なお、107は上部取付部105に設けた上部取付穴である。
後部壁87は、排気管を通すための切欠き111を開けた部分である。なお、112は切欠き111の縁部に形成した補強用リブである。
左縦溝96及び右縦溝97は、ダウンチューブ26,27を通す部分である。
側方延出壁93,94は、ラジエータ55の後述するサイドタンク168,169(図10参照)の後方に位置し、ラジエータ55の排風の一部を下方へ導く部分であり、下部にダウンチューブ26,27の側部に取付けるための下部取付部115,116を備える。なお、117,117は下部取付部115,116に開けた下部取付穴である。
縁部壁101,102は、上部にダウンチューブ26,27に取付けるための側部上部取付部121,122を備える。なお、123,123は取付用ビスを通すために側部上部取付部121,122に形成した側部切欠き部である。なお、125は他の部品との干渉を防ぐために一方の側部壁101に形成された側部下部切欠きである。
図4は本発明に係る導風板の背面図であり、左縦溝96及び右縦溝97は、上部をダウンチューブ26,27に沿って内側へ湾曲するように形成された部分であり、これらの左縦溝96及び右縦溝97に隣接するように下部取付部115,116が配置され、これらの下部取付部115,116がダウンチューブ26,27に取付けられる。
図5は本発明に係る導風板の側面図であり、導風板85の後部壁87は上部に円弧部87aを備え、側方延出壁93,94(一方の符号94のみ示す。)は上部に円弧部93a,94a(一方の符号94aのみ示す。)を備え、これらの円弧部85a,93a,94aの作用で、上部壁86によって凹部103内に導かれるラジエータ55(図2参照)の排風がスムーズに後部壁87の下方及び側方延出壁93,94の下方に流れやすいようしている。
下部取付部115,116(一方の符号116のみ示す。)の下部取付穴117は、その中心がダウンチューブ26,27の中心にほぼ一致するように配置されている。
図6は本発明に係る導風板の平面図であり、左右のダウンチューブ26,27よりも内側に導風板85の凹部103を配置したことを示している。
側部壁91,92は、左縦溝96及び右縦溝97を形成する円弧壁131,132に連続する部分であり、円弧壁131,132及び側部壁91,92によってラジエータの排風が凹部103内に集められる。なお、図中の133は左右のダウンチューブ26,27間のスペースである。
図7は本発明に係る導風板及びラジエータを説明する第1斜視図であり、ダウンチューブ26,27に導風板85を下部取付部115,116(一方の符号116のみ示す。)にてビス135,135(一方の符号135のみ示す。)で取付け、切欠き111に排気管46を通したことを示している。
ここで、137はラジエータ55と導風板85との間に配置されてラジエータ55の排風を強制的に排出するためのラジエータファン、141,141はエンジン12(図2参照)の前部を支持するためにダウンチューブ26,27に取付けられたエンジンハンガ、143はラジエータ55に接続されたサーモスタット収納ケース、144はサーモスタット収納ケース143にホース146を介して接続され、ラジエータキャップが取付けられるラジエータ液注入口である。
図8は本発明に係る導風板及びラジエータを説明する第2斜視図であり、車体フレーム11(図1参照)側に導風板85の上部に設けられた上部取付部105をボルト151で取付け、ラジエータ55の下部に設けられたラジエータ下部取付部153,154をボルト156,156でダウンフレーム26,27に設けられたラジエータ支持部26a,27aに取付けたことを示している。ラジエータ55の上部は車体フレーム11側に取付けられている。
図9は本発明に係る導風板及びラジエータを説明する底面図であり、エンジン12のシリンダヘッド41aに取付けられた排気管46は、導風板85に設けられた切欠き111内を通り、ラジエータ55の下方を通って車体後方へ延びている。なお、図では左右一対のミドルカウル77,77(一方の符号77のみ示す。)のうちの一方、左右一対のロアカウル78,78(一方の符号78のみ示す。)のうちの一方を示している。161は左右のダウンチューブ26,27に渡して取付けられたクロスメンバである。
図10は本発明に係る導風板及びラジエータを説明する第3斜視図であり、ラジエータ55の斜め下方から見た図である。
ダウンチューブ26,27は、側部に導風板85の下部取付部115,116を取付けるためにダウンチューブ26,27に貫通させて取付けられたボス部164,164が設けられた部材であり、これらのボス部164に形成されたボルト穴165にビス135(図7参照)をねじ込むことでダウンチューブ26,27に導風板85の側部下部が取付けられる。
ラジエータ55は、ラジエータ液と空気とで熱交換を行わせるためのコア167と、このコア167の両側に配置されたサイドタンク168,169とを備え、一方のサイドタンク168に取付けられたパイプ171が導風板85の側部下部切欠き125に通されている。
以上の述べた導風板85の作用を次に説明する。
図11(a),(b)は本発明に係る導風板の作用を示す作用図であり、(a)は平面図に相当し、(b)は側面図に相当する。
(a)において、ラジエータ55に走行風が当たると、走行風は、矢印で示すように、ラジエータ55を通過して温まった排風となり、導風板85の円弧壁131,132及び側部壁91,92によって凹部103内に集められる。
(b)において、凹部103内に集められたラジエータ55の排風は、矢印で示すように、後部壁87に沿って斜め下方に向きを変え、開口部104から下方に排出され、エンジン下方を通って車両後方に流れる。
以上の図2及び図3に示したように、本発明は第1に、車体フレーム11にエンジン12及びこのエンジン12を冷却するラジエータ55を取付け、このラジエータ55に当たった風を所望の位置に導く導風板85を備える車両10(図1参照)において、導風板85をラジエータ55とエンジン12との間に配置するとともに、導風板85の上部に上部壁86、導風板85の左右側部にそれぞれ側部壁91,92(側部壁91については図4参照)を形成し、導風板85の下部に開口部104を形成したことを特徴とする。
これにより、ラジエータ55を通過した排風を導風板85に沿って下方に排出することができ、ラジエータ55の排風がエンジン12に当たるのを防止することができて、エンジン12への熱的影響を防止することができる。
本発明は第2に、図1、図5及び図6に示したように、車体フレーム11に、前端に設けられたヘッドパイプ13からほぼ下方に延びている左右一対のダウンチューブ26,27を備え、ラジエータ55を、左右のダウンチューブ26,27の車体前方に配置し、導風板85の左右の側部壁91,92を、左右のダウンチューブ26,27の間に配置するとともにこれらのダウンチューブ26,27と側面視で重ねたことを特徴とする。
これにより、左右一対のダウンチューブ26,27間のスペース133に凹部103を設けることでスペース133を導風板85の配置スペース及び排風通路として有効に利用することができ、排風をエンジン12の下方へ導くことができる。
本発明は第3に、図7及び図9に示したように、導風板85に、エンジン12から延びている排気管46を通す切欠き111を備えることを特徴とする。
これにより、ラジエータ55の排風で排気管46の熱気をエンジン12の下方へ導くことができ、エンジン12に排気管46の熱気を当たりにくくすることができる。
本発明は第4に、図4及び図10に示したように、導風板85に、左右のダウンチューブ26,27よりも左右外側方に配置されている延出部としての下部取付部115,116を備え、これらの左右の下部取付部115,116を、左右のダウンチューブ26,27の外側面に設けられた支持部としてのボス部164,164で支持したことを特徴とする。
これにより、ダウンチューブ26,27に車体側方から導風板85を容易に組付けることができ、組付け性を向上させることができる。
尚、本実施形態では、図3に示したように、導風板85の中央に凹部103を形成したが、これに限らず、凹部103の両側に設けた側方延出壁93の左縁部及び側方延出壁94の右縁部にそれぞれ前方へ延びる壁を形成し、凹部103の左右に側方延出壁93,94を底とする凹部を形成してもよい。これにより、側方延出壁93,94を底とする凹部でもラジエータの排風を集めてエンジン下方に排出することができる。
本発明の車両の導風板は、二輪車に好適である。
本発明に係る導風板を備えた車両の側面図である。 本発明に係る車両の要部側面図である。 本発明に係る導風板の斜視図である。 本発明に係る導風板の背面図である。 本発明に係る導風板の側面図である。 本発明に係る導風板の平面図である。 本発明に係る導風板及びラジエータを説明する第1斜視図である。 本発明に係る導風板及びラジエータを説明する第2斜視図である。 本発明に係る導風板及びラジエータを説明する底面図である。 本発明に係る導風板及びラジエータを説明する第3斜視図である。 本発明に係る導風板の作用を示す作用図である。
符号の説明
10…車両、11…車体フレーム、12…エンジン、13…ヘッドパイプ、26,27…ダウンチューブ、46…排気管、55…ラジエータ、85…導風板、86…上部壁、91,92…側部壁、104…開口部、111…切欠き、115,116…延出部(下部取付部)、164…支持部(ボス部)。

Claims (4)

  1. 車体フレームにエンジン及びこのエンジンを冷却するラジエータが取付けられ、このラジエータに当たった風を所望の位置に導く導風板を備える車両において、
    前記導風板は、前記ラジエータと前記エンジンとの間に配置されるとともに、上部に上部壁、左右側部にそれぞれ側部壁が形成され、下部に開口部が形成されることを特徴とする車両の導風板。
  2. 前記車体フレームは、前端に設けられたヘッドパイプから後方斜め下方に延びている左右一対のダウンチューブを備え、
    前記ラジエータは、前記左右のダウンチューブの車体前方に配置され、
    前記左右の側部壁は、前記左右のダウンチューブの間に配置されるとともにこれらのダウンチューブと側面視で重なることを特徴とする請求項1記載の車両の排風ダクト。
  3. 前記導風板は、前記エンジンから延びている排気管を通す切欠きを備えることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両の導風板。
  4. 前記導風板は、前記左右のダウンチューブよりも左右外側方に配置されている延出部を備え、これらの左右の延出部は、前記左右のダウンチューブの外側面に設けられた支持部に支持されることを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3記載の車両の導風板。
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