JPH10203458A - スクータ型車両のエンジン冷却装置 - Google Patents

スクータ型車両のエンジン冷却装置

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JPH10203458A
JPH10203458A JP9009030A JP903097A JPH10203458A JP H10203458 A JPH10203458 A JP H10203458A JP 9009030 A JP9009030 A JP 9009030A JP 903097 A JP903097 A JP 903097A JP H10203458 A JPH10203458 A JP H10203458A
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cooling air
air passage
scooter
floor
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和孝 南
Kaoru Yamamoto
馨 山本
Noritake Takami
規丈 高見
Satoyuki Hyodo
聡之 兵頭
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B61/00Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
    • F02B61/02Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving cycles

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 走行風を導入して後方へ向わせる冷却風
通路84,84をステップフロアに沿って設け、冷却風
通路中にラジエータ10を配置してなる水冷エンジン1
1を備えたスクータ型車両において、冷却風通路には、
ラジエータからの排風熱気を車体外方へ導くための偏向
板82をラジエータの後方に設けた。 【効果】 ラジエータからの排風熱気の向きを偏向板で
変えて車体外方へ積極的に導くことで、排出側の圧力損
失を小さくなるようにした。この結果、冷却風通路に走
行風を効率良く流すことができるので、ラジエータの冷
却効率は高まる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスクータ型車両のエ
ンジン冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】スクータ型車両のエンジン冷却装置とし
て、例えば実開平4−20888号公報「スクータ型小
型車両のエンジン冷却装置」がある。上記従来の技術
は、その公報の第1図及び第2図によれば、低床式ステ
ップフロア4(番号は公報に記載されたものを引用し
た。以下同じ。)の下方に且つ車体長手方向に冷却風導
入ダクト25を配置し、この冷却風導入ダクト25の後
端開口にラジエータ26を配置し、このラジエータ26
の後方に水冷エンジン23を配置したスクータ型自動二
輪車1である。スクータ型自動二輪車1の走行により、
冷却風導入ダクト25の前部開口から入った走行風41
は、後端開口から出てラジエータ26を通過し、熱交換
空気42となって後部車体カバー15内へ流出する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の技
術は、冷却風導入ダクト25の後端開口にラジエータ2
6を配置しただけである。ラジエータ26の冷却効率を
高めるには走行風41の風量を増す必要があり、それに
は、ラジエータ26へ走行風41を効率良く導入するた
めの、一層の配慮をすることが好ましい。また、上記従
来の技術は、ラジエータ26を通過した熱交換空気42
を、後部車体カバー15内へ一旦流出させ、その後に車
体後方へ自然排出させるものである。しかし、ラジエー
タ26の後方には水冷エンジン23があり、このままで
は排出側の圧力損失が大きい。ラジエータ26の冷却効
率を高めるために走行風41の風量を増すには、走行風
41や熱交換空気42の通路の圧力損失を小さくするた
めの、一層の配慮をする必要がある。
【0004】そこで本発明の目的は、ラジエータへ走行
風を効率良く流すことで、ラジエータの冷却効率を一層
高めることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、走行風を導入して後方へ向
わせる冷却風通路をステップフロアに沿って設け、冷却
風通路中にラジエータを配置してなる水冷エンジンを備
えたスクータ型車両において、冷却風通路に、ラジエー
タからの排風熱気を車体外方へ導くための偏向板をラジ
エータの後方に設けたことを特徴とする。
【0006】ラジエータからの排風熱気の向きを偏向板
で変えて車体外方へ積極的に導くことで、排出側の圧力
損失を小さくなるようにした。この結果、冷却風通路に
走行風を効率良く流すことができるので、ラジエータの
冷却効率は高まる。
【0007】請求項2記載の発明は、走行風を導入して
後方へ向わせる冷却風通路をステップフロアに沿って設
け、冷却風通路中にラジエータを配置してなる水冷エン
ジンを備えたスクータ型車両において、冷却風通路に、
走行風をラジエータへ導くためのガイド板を設けたこと
を特徴とする。
【0008】冷却風通路を流れる走行風をガイド板にて
ラジエータへ導くので、ラジエータに走行風を効率良く
流すことができる。このため、ラジエータの冷却効率は
高まる。
【0009】請求項3記載の発明は、走行風を導入して
後方へ向わせる冷却風通路をステップフロアに沿って設
け、冷却風通路中にラジエータを配置してなる水冷エン
ジンを備えたスクータ型車両において、冷却風通路に、
走行風をラジエータへ導くためのガイド板を設けるとと
もに、ラジエータからの排風熱気を車体外方へ導くため
の偏向板をラジエータの後方に設けたことを特徴とす
る。
【0010】冷却風通路を流れる走行風をガイド板にて
ラジエータへ導くので、ラジエータに走行風を効率良く
流すことができる。このため、ラジエータの冷却効率は
高まる。また、ラジエータからの排風熱気の向きを偏向
板で変えて車体外方へ積極的に導くことで、排出側の圧
力損失を小さくなるようにした。この結果、冷却風通路
に走行風を効率良く流すことができるので、ラジエータ
の冷却効率は高まる。
【0011】請求項4記載の発明は、ステップフロアの
外縁から下方へ左右のフロアスカートを延ばし、これら
フロアスカートの下縁間をアンダーカバーで覆うこと
で、前記冷却風通路を構成したことを特徴とする。
【0012】フロアスカートやフロアスカートが冷却風
通路を兼ねるので、別部材からなる冷却風通路を設ける
必要がない。このため、冷却風通路を広くすることがで
きるので、走行風を効率良く流すことができ、ラジエー
タの冷却効率を高めることができる。また、別部材から
なる冷却風通路が不要なので、冷却風通路を簡単な構造
にすることができるとともに、部品数を削減できる。
【0013】請求項5記載の発明は、偏向板で向きを変
えられた風を外部へ排出するための排出口を、フロアス
カートとアンダーカバーとの少なくとも一方に開けたこ
とを特徴とする。
【0014】偏向板で向きを変えられた排風熱気を、フ
ロアスカートとアンダーカバーとの少なくとも一方に開
けた排出口から外部へ、より積極的に排出するようにし
たので、排出側の圧力損失は減少する。この結果、冷却
風通路に走行風を効率良く流すことができるので、ラジ
エータの冷却効率は高まる。
【0015】請求項6記載の発明は、前記冷却風通路
に、ラジエータの前方に燃料タンク、冷却液のリザーブ
タンク、燃料ポンプなどの車両備品を配置し、且つ、ラ
ジエータの後方に風の流れを整える整流機構を設けたこ
とを特徴とする。
【0016】ラジエータの後方に排風熱気の流れを整え
る整流機構を設けたので、排出側の圧力損失は減少す
る。この結果、冷却風通路全体の圧力損失が減少するの
で、冷却風通路に走行風を効率良く取入れることができ
る。従って、冷却風通路中に且つラジエータの前方に燃
料タンク、冷却液のリザーブタンク、燃料ポンプなどの
車両備品を配置しても、ラジエータを冷却するのに十分
な量の走行風を効率良く流すことができる。このため、
冷却風通路のスペースを有効利用することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図面に
基づいて以下に説明する。なお、「前」、「後」、
「左」、「右」、「上」、「下」は運転者から見た方向
に従い、Frは前側、Rrは後側、Lは左側、Rは右
側、CLは車幅方向中央を示す。また、図面は符号の向
きに見るものとする。
【0018】図1は本発明に係る自動二輪車の側面図で
ある。自動二輪車1は例えばスクータ型自動二輪車であ
り、このスクータ型自動二輪車(以下、「スクータ1又
はスクータ型車両1」と記す。)は、ダブルクレードル
型車体フレーム2と、この車体フレーム2のヘッドパイ
プ3に取付けたフロントフォーク4と、このフロントフ
ォーク4に取付けた前輪5並びにフロントフェンダ6
と、フロントフォーク4に連結したハンドル7と、車体
フレーム2の各パイプで囲まれたクレードルスペース内
に配置した燃料タンク8、ラジエータ用リザーブタンク
9並びにラジエータ10と、クレードルスペースの後方
に配置し前部に水冷エンジン11を備えたパワーユニッ
ト12と、このパワーユニット12の前部を車体フレー
ム2に取付けるためのリンク機構13と、パワーユニッ
ト12の後端部を車体フレーム2に懸架するためのリヤ
クッション14と、パワーユニット12の後部に取付け
た後輪15と、車体フレーム2の後部上部に配置したシ
ート16と、車体フレーム2を覆うボディカバー17と
からなる。
【0019】ボディカバー17は、ヘッドパイプ3の前
部及び前輪5の上部を覆うフロントカバー21と、この
フロントカバー21の後部を覆うインナカバー22と、
運転者の足を載せる低床式足載板としての左右のステッ
プフロア23(この図では手前側だけを示す。以下同
じ。)と、これらステップフロア23の外縁から下方へ
延ばした左右のフロアスカート24と、これらフロアス
カート24の下縁間を覆うアンダーカバー25と、イン
ナカバー22から後方へ延ばし車体フレーム2の長手中
央を覆うセンターカバー26と、このセンターカバー2
6から後方へ延ばし車体フレーム2の後部両側面を覆う
サイドカバー27と、これらサイドカバー27の外縁か
ら下方へ延ばした左右のロアサイドカバー28と、これ
らロアサイドカバー28の後方で車体フレーム2の後端
下部を覆うリヤセンターカバー29と、このリヤセンタ
ーカバー29の上方で車体フレーム2の後端上部を覆う
リヤアッパカバー30とからなる。
【0020】図中、41はヘッドランプ、42はウイン
カー、43は給油用リッド、44は点火プラグ点検用リ
ッド、45はメインスタンド、46はエアクリーナ、4
7はリヤグリップ、48はテールランプ、49はリヤフ
ェンダである。
【0021】図2は本発明に係る自動二輪車の前部の拡
大側面図である。ハンドル7は、ハンドル7の後面を覆
う後部ハンドルカバー33a並びにハンドル7の前面や
上面を覆う前部ハンドルカバー33bからなるハンドル
カバー33と、フロントカバー21の上方でハンドル7
にステー7a,7bで固定した透明のウインドスクリー
ン34と、このウインドスクリーン34の前面下部に設
けたカバー部材としてのスクリーンガーニッシュ35と
を備える。このような構成では、ハンドル7のパイプに
後部ハンドルカバー33aをボルト止めし、この後部ハ
ンドルカバー33aに前部ハンドルカバー33bをボル
ト止めし、ハンドル7のパイプにステー7a,7bにて
ウインドスクリーン34をボルト止めし、後部ハンドル
カバー33aの下部にスクリーンガーニッシュ35の後
部下部をボルト止めし、前部ハンドルカバー33bの上
部にスクリーンガーニッシュ35の後部上部をボルト止
めすることになる。
【0022】ところで、スクータ1は運転者の脚部への
風防効果を高めた左右の風防装置50,50を備えたも
のであり、これら風防装置50,50は導風口21aと
ダクト51と複数の排出口22b…(…は複数を示す。
以下同じ。)とからなる。詳しくは、ボディカバー17
は、フロントカバー21の前面に走行風を導入するため
の導風口21aを開け、この導風口21aから取入れた
走行風をレッグシールド22aに向ってダクト51を介
して導き、このダクト51で導いた走行風を、レッグシ
ールド22aの側端部に開けた複数の排出口22b…か
ら噴出させるようにしたものである。これらの排出口2
2b…は上下に並べて開けた縦長の開口であり、これら
開口は上下に並んだ複数のルーバ(整流板)22c…を
備える。
【0023】図3は本発明に係る自動二輪車の中央部の
側面図である。ダブルクレードル型車体フレーム2は、
ヘッドパイプ3から斜め下方へ延ばしたメインパイプ6
1と、このメインパイプ61並びにヘッドパイプ3から
立ち下げた側面視略U字状のダウンチューブ62と、こ
のダウンチューブ62の後部下部からメインパイプ61
へ後上方に延びたサブフレームとを主要構成としたフレ
ームであり、このフレームは、車体長手方向に延びるス
テイ66を介してステップフロア23を取付けたもので
ある。ステップフロア23の取付け構造については後述
する。
【0024】図4は本発明に係る自動二輪車の燃料タン
ク回り(ボディカバーを外した姿)の側面図であり、燃
料タンク8やリザーブタンク9を、ヘッドパイプ3から
斜め下方へ延ばしたメインパイプ61の下面に沿わせて
配置したことを示す。燃料タンク8は側部に第1ブラケ
ット71にてストレーナ72を取付け、第2ブラケット
73にて燃料ポンプ74を取付けるものである。
【0025】図5は本発明に係る自動二輪車のラジエー
タ回り(ボディカバーを外した姿)の側面図である。燃
料タンク8の直後に配置したラジエータ10は後部にフ
ァン81を備え、このファン81の後方(ラジエータ1
0の後方)に、ラジエータ10からの排風熱気を車体外
方へ導くための偏向板82を配置したものであり、この
偏向板82はファン81の上方及び後方のみ覆う側面視
略逆L字状部材である。
【0026】アンダーカバー25は車体フレーム2にボ
ルト止めし、また、上記偏向板82で向きを変えられた
風(排風熱気)を外部へ排出するために、ファン81の
下方及び偏向板82の下方に排出口25aを開けたもの
であり、この排出口25aは斜め後を向いた多数のルー
バ(整流板)25b…を備える。これらの偏向板82及
びルーバ25b…は、風の流れを整える整流機構であ
る。また、フロントカバー21の前面下部は後述するよ
うにフロントロアカバー31で覆ったものであり、この
フロントロアカバー31はアンダーカバー25の前端上
部まで延びるものである。
【0027】ラジエータ10は、水冷エンジン11へ冷
却液を吐出する吐出ホース91と、水冷エンジン11か
ら冷却液を戻すリターンホース92と、フィラーキャッ
プ93と連通するフィラーホース94とを接続したもの
である。フィラーキャップ93はリザーブタンク9とも
オーバーフローホース95で接続したものである。この
ように、ラジエータ10と水冷エンジン11との間のス
ペースには、偏向板82並びにラジエータ10からの排
風熱気を流す流路を設けた他に、上記ホース類91,9
2,94,95を配管するだけであり、これらホース類
91,92,94,95を合理的に且つ短く配管するこ
とができる。
【0028】ところで、リンク機構13は、車体フレー
ム2に取付けた第1リンク13aと、この第1リンク1
3aとパワーユニット12の前部とを連結した第2リン
ク13bと、車体フレーム2に対して第1リンク13a
の揺動量を規制する第1規制部13cと第1リンク13
aに対して第2リンク13bの揺動量を規制する第2規
制部13dとからなる。
【0029】図6は本発明に係る自動二輪車の中央部
(ボディカバーの一部を外した姿)の平面図であり、フ
ロントカバー21、インナカバー22、ステップフロア
23、センターカバー26、燃料タンク8に取付けた備
品類、リザーブタンク9を省略して示す。ボディカバー
17は、車両前方から導入した冷却風(車両走行時の走
行風を含む)Fcを後方へ向わせる冷却風通路84,8
4を設け、これら冷却風通路84,84中にラジエータ
10を配置し、また、冷却風通路84,84には、冷却
風Fcを前記ラジエータ10へ導くための左右のガイド
板85,85を設けたものである。冷却風通路84,8
4には、ラジエータ10の前方に燃料タンク8、図5に
示すリザーブタンク9、燃料ポンプなどの車両備品を配
置した。また、冷却風通路84,84には、上記図5に
示す整流機構83を設けたことになる。左右のフロアス
カート24,24は、偏向板82で向きを変えられた風
を外部へ排出するための排出口24a,24aを開けた
ものである。
【0030】ところで、燃料タンク8やラジエータ10
は車幅中央位置に配置し、また、左右のダウンチューブ
62,62間の寸法は、燃料タンク8の幅及びラジエー
タ10の幅より大きい。このため、燃料タンク8やラジ
エータ10はダウンチューブ62,62に保護される構
造となっている。メインパイプ61は車体長手中央部で
平面視略Y字状に分岐し、分岐部分をジョイント65に
て結合した部材である。
【0031】図7は本発明に係る自動二輪車(フロント
フォーク、前輪を外した姿)の正面図である。フロント
カバー21は、上部前面の中央部にヘッドランプ41、
図示せぬリレー、ヒューズ等を点検するためのランプ点
検用リッド36を備えたものである。また、フロントカ
バー21に開けた導風口21a及び縦長のダクト51は
左右2つであり、レッグシールド22aの側端部に開け
た排出口22b…も左右2列である。
【0032】フロントカバー21の前面下部は、下方へ
フォーク状に延びることで前面下方を開放したものであ
り、この開放部及びフロントカバー21の下方両脇にあ
るフロアスカート24,24間をフロントロアカバー3
1で覆ったものであり、このフロントロアカバー31は
上部にフロントフォーク4を通すための上部開放部31
aを開け、また、下部左右にラジエータ用導風口31
b,31bを開け、これらラジエータ用導風口31b,
31bは多数のルーバ(整流板)31c…を備える。
【0033】図8は図4の8−8線断面図であり、燃料
タンク8の上部の一部に凹部8aを形成し、この凹部8
aにリザーブタンク9の少なくとも一部を配置したこと
を示す。燃料タンク8は給油口8bに燃料タンクキャッ
プ75を取付け、また、リザーブタンク9は注入口9a
に注入口キャップ76を取付けたものであり、このた
め、リザーブタンク9の注入口キャップ76は、燃料タ
ンクキャップ75の側方に配置したことになる。給油口
8b及び注入口9aが高位にあり、また、後方斜め下へ
傾いているので、給油作業性や冷却液の注入作業性が良
い。センターカバー26は上部に窓部26aを備え、こ
の窓部26aは上下を仕切板26bにて仕切り、この仕
切板26bから給油口8b及び注入口9aを窓部26a
内に延ばし、さらに、窓部26aを給油用リッド43で
覆ったものである。
【0034】後述するように、燃料タンクキャップ75
及び注入口キャップ76は1つの給油用リッド43でカ
バーしたものである。1つの給油用リッド43を開く
と、燃料タンクキャップ75や注入口キャップ76が並
んでいる。このため、1つの給油用リッド43を開くこ
とで、燃料と冷却液の確認作業並びに補充作業ができる
ので、作業性が良い。給油用リッド43の数量を削減で
きる。また、形状の自由度が高い燃料タンク8の一部を
凹ませ、この凹部8aにリザーブタンク9の少なくとも
一部を配置したので、燃料タンク8並びにリザーブタン
ク9を配置するためのスペースを削減でき、スペース効
率が良い。後述するが、冷却風通路84,84は、左右
のステップフロア23,23に沿って設けた冷却風Fc
を通す通路である。
【0035】図9は図5の9−9線断面図であり、ステ
ップフロア23,23が左右にあることを示す。冷却風
通路84,84は左右のステップフロア23,23に沿
って設けたものであり、これらステップフロア23,2
3の外縁から下方へ左右のフロアスカート24,24を
延ばし、これらフロアスカート24,24の下縁間をア
ンダーカバー25で覆うことで構成した。従って、ステ
ップフロア23,23、フロアスカート24,24及び
アンダーカバー25が冷却風通路84,84を兼ねるの
で、別部材からなる冷却風通路84,84を設ける必要
がない。このため、冷却風通路84,84を広くするこ
とができるので、冷却風を効率良く流すことができ、ラ
ジエータ10の冷却効率を高めることができる。また、
別部材からなる冷却風通路84,84が不要なので、冷
却風通路84,84を簡単な構造にすることができると
ともに、部品数を削減できる。更に、センターカバー2
6内のスペースを有効利用してラジエータ10を配置し
たので、ラジエータ10を大きな高さ寸法に設定するこ
とができる。なお、ラジエータ10は、左右の下部をダ
ウンチューブ62,62のブラケット62d,62dに
取付け、左上部をジョイント65のブラケット65aに
取付けたものである。また、左右のガイド板85,85
は、下部をステー66,66のブラケット66d,66
dにクリップ止めし、上部をジョイント65のブラケッ
ト65a,65bにクリップ止めしたものである。
【0036】次に、ラジエータ10回りの冷却風の流れ
を図10に基づき説明する。図10は本発明に係るラジ
エータ回りの作用図である。ラジエータ10の後方にあ
るファン81は、ラジエータ10の前方から風を吸引す
る。このため、外気は冷却風(車両走行時の走行風を含
む)Fcとなってラジエータ用導風口31b,31bへ
入り、冷却風通路84,84を流れ、ガイド板85,8
5にて導かれることでラジエータ10へ入る。ラジエー
タ10を通った熱気(排風熱気)Fhはファン81から
吐出されて偏向板82にて左右方向及び下方に流れを変
え、フロアスカート24,24とアンダーカバー25に
開けた排出口24a,24a,25aから外部へ流出す
る。排出口24a,24a,25aから流出した熱気F
hはボディカバー17に沿ってそのまま後方へ流れる。
【0037】このように、冷却風通路84,84を流れ
る冷却風Fcをガイド板85,85にてラジエータ10
へ導くので、ラジエータ10に冷却風Fcを効率良く流
すことができる。このため、ラジエータ10の冷却効率
は高まる。また、ラジエータ10を通った熱気Fhの向
きを偏向板82にて変えるので、ラジエータ10の後方
にある水冷エンジン11への熱気Fhの影響を防止する
ことができる。
【0038】更に、偏向板82で向きを変えられた熱気
(風)Fhを、フロアスカート24,24とアンダーカ
バー25との少なくとも一方に開けた排出口24a,2
4a,25aから外部へ、より積極的に排出するように
したので、排出側の圧力損失は減する。この結果、冷却
風通路84,84に冷却風Fcを効率良く流すことがで
きる。従って、ラジエータ10の冷却効率は高まる。
【0039】更にまた、ラジエータ10の後方に風の流
れを整える整流機構83を設けたので、排出側の圧力損
失は低減する。この結果、冷却風通路84,84に冷却
風Fcを効率良く流すことができる。従って、冷却風通
路84,84中に且つラジエータ10の前方に燃料タン
ク8、冷却液のリザーブタンク9、燃料ポンプ74など
の車両備品を配置しても、ラジエータ10を冷却するの
に十分な量の冷却風Fcを効率良く流すことができる。
このため、冷却風通路84,84のスペースを有効利用
することができる。
【0040】また、車幅中央にあるラジエータ10に対
して、ラジエータ用導風口31b,31bは両脇に偏位
している。このため、ラジエータ用導風口31b,31
bから侵入した泥水がラジエータ10へ入ることを防止
するための規制部材(例えばルーバ)をラジエータ10
の直前や冷却風通路84,84に設ける必要がない。
【0041】次に左の風防装置50を図11〜図14に
基づき説明する。なお、右の風防装置50は左の風防装
置50と左右対称形であって同一構成なので、説明を省
略する。図11は図7の11−11線断面図であり、左
側の導風口21a及びレッグシールド22a回りを示
す。レッグシールド22aはインナーカバー22の両脇
から車幅方向へ延びるものであり、その側端部に開けた
排出口22bは車幅方向斜め後方を向く。導風口21a
は後方へ向って径を細くした略コーン形状の貫通孔であ
り、この貫通孔に連通するダクト51は、出口51bを
レッグシールド22aの排出口22bの方向に向けた概
ねL字状ダクトである。ダクト51がL字状なので、ス
クータ1の正面からフロントカバー21の後方は見えな
い。このため、スクータ1の外観性が高まる。また、ダ
クト51の出口51bはレッグシールド22aの排出口
22bから一定距離だけ離れている。
【0042】図12は図7の12−12線断面図であ
り、フロントカバー21の内部にステー52を介して左
側のダクト51の下部を1箇所ボルト止めしたことを示
す。
【0043】図13は図7の13−13線断面図であ
り、導風口21aの周囲において、フロントカバー21
の内部に左側のダクト51の上部を2箇所ボルト止めし
たことを示す。このように、図11〜図13から明らか
なように、ダクト51をフロントカバー21に取付け、
ダクト51の出口51bをレッグシールド22aの排出
口22bから一定距離だけ離したので、ダクト51をフ
ロントカバー21にのみ3箇所ボルトにて取付けるだけ
ですむ。このため、ダクト51の取付け構造が簡単であ
り、取付け作業も容易である。
【0044】図14(a)〜(e)は本発明に係る左の
ダクトの構成図であり、(a)は側面図、(b)は
(a)の右側面図、(c)は平面図、(d)は(a)の
d−d線断面図、(e)は(a)のe−e線断面図であ
る。左のダクト51は、入口51aを導風口21aに対
応した大きさとし、出口51bをレッグシールド22a
の形状に沿ってしかも複数の排出口22b…をカバーす
る大きさとして、入口51aから導入した走行風を図2
に示す全ての排出口22b…に概ね均等に導くようにし
たものである。また、ダクト51は下部に上下貫通した
ドレン孔51cを開けたものである。このため、雨天走
行中に、フロントカバー21の導風口21aから入った
雨水はダクト51の下部に開けたドレン孔51cから抜
出る。このため、フロントカバーの底部やダクトの底部
に水が溜まる心配はない。
【0045】次に、上記構成の左右の風防装置50,5
0の作用を図15に基づき説明する。図15は本発明に
係る風防装置の作用図である。スクータ1を走行中に、
フロントカバー21の前面に向った走行風(前面流)F
wの一部は導風口21aへ入り、ダクト51を通って、
レッグシールド22aの側端部に開けた排出口22bか
ら斜め後方へ噴出する。そして、噴出した走行風(後面
流)Uwが、レッグシールド22aの側端部を越えた前
面流Fwと合流するため、レッグシールド22aの背面
に発生する負圧は小さくなる。この結果、前面流をレッ
グシールド22aの背面側へ巻き込む力が弱くなるの
で、前面流Fwはレッグシールド22aの周縁から回り
込まずに、そのまま後方へ流れる。このようなことか
ら、運転者Mの脚部Maへの風防効果が高まる。風防効
果が高いので、スクータ1から突出した防風装置を設け
る必要がない。突出した防風装置がないので、スクータ
1の外観形状や寸法は変わらず、従って、スクータ1の
大型化を抑制し、外観性を高めるとともに、運転者Mの
脚部Maへの風防効果を高めることができる。また、前
面流Fwがレッグシールド22aの周縁から回り込まず
に、そのまま後方へ流れるので、同乗者の脚部への風防
効果を高まる。このため、運転者並びに同乗者は快適さ
を得られる。
【0046】次に、左のステップフロア23及びフロア
スカート24の取付け構造を図16〜図21に基づき説
明する。なお、右のステップフロア23及びフロアスカ
ート24は左と左右対称形であって同一構成なので、説
明を省略する。
【0047】図16は本発明に係る左のステップフロア
及びフロアスカートの取付け構造の分解斜視図である。
車体フレーム2は、ダウンチューブ62の下部の前部並
びに後部にブラケット62a,62bを設け、また、サ
ブフレーム63にボス63a,63aを設けたものであ
る。ステー66は車体長手方向に配列した3つのブラケ
ット(前部ブラケット66a、中部ブラケット66b、
後部ブラケット66c)を設けたものであり、これら3
つのブラケット66a,66b,66cを車体フレーム
2のブラケット62a,62bやボス63a,63aに
ボルト止めすることで取付けることになる。前部・中部
ブラケット66a,66bは正面視略逆L字状ブラケッ
トであって、これらブラケットの上面に左のステップフ
ロア23をボルト止めするものである。
【0048】図17は本発明に係る左のステップフロア
の取付け構造を示す断面図であり、ダウンチューブ62
のブラケット62aに前部ブラケット66aをボルト止
めし、この前部ブラケット66aの上面に足載部23a
をボルト止めした姿を示す。足載板としての左のステッ
プフロア23は、足載部23aの内縁(図左端)から上
へカバー部23bを延ばした断面視略L字状フロアであ
り、上面に可撓性材料からなるマット67を載せたもの
である。ステップフロア23は、足載部23aの内縁近
くの上面に設けた段差部23cと、外縁の上面から上へ
延びる突条(外縁に沿うように形成した帯状の壁部)2
3dとを形成し、後述する(図20にて説明)爪付き脚
部67aと共に、マット67の横ずれを防止するように
した。
【0049】ステップフロア23の上面に載せたマット
67の横ずれを、段差部23c並びに突条23dにて容
易に防止することができる。また、ステップフロア23
の上面に突条23dを設けたので、ステップフロア23
の曲げ剛性を高めることができる。ボルト挿通孔23e
は、足載部固定用ボルト68の頭部が足載部23aの上
面より下げるために凹状である。このため、足載部固定
用ボルト68の頭部はマット67に塞がれて見えず、外
観性が良い。
【0050】図18(a),(b)は本発明に係る左の
ステップフロア(足載板)とフロアスカートとの結合構
造を示す断面図であり、(a)は正面から見た断面図、
(b)は要部分解斜視図である。左のステップフロア2
3は、外縁(図右端)から下へ一定距離延ばした縦壁部
23fと、この縦壁部23fの内方位置にて下へ一定距
離延ばした脚部23gとを形成し、且つ、この脚部23
gの下部に受け爪部23hとを形成したものである。
【0051】一方、フロアスカート24は、上縁から内
方へ延びた第1横部24bと、この第1横部24bの内
端から立上がった24c立上り部と、この立上り部24
cの上部から内方へ延びた第2横部24dとを形成した
ものである。そして、ステップフロア23にフロアスカ
ート24を取付けるには、第2横部24dの内端を脚部
23gに突き当て且つ受け爪部23hに掛けるととも
に、立上り部24cを縦壁部23fの裏面に当てて且つ
第1横部24bを縦壁部23fの下端に当てる。このよ
うに、ステップフロア23の外縁は、ステップフロア2
3の足載部23a、縦壁部23f及びフロアスカート2
4の第2横部24dで形成した断面視略コ字形状とし
て、剛性を高めている。
【0052】図19は本発明に係る左のステップフロア
(足載板)とフロアスカートとの固定構造を示す断面図
であり、ステップフロア23の足載部23aにフロアス
カート24の第2横部24dをビス69aとクリップ付
きナット69bとで取付けた姿を示す。クリップ付きナ
ット69bのクリップは、第2横部24dの内端に弾性
を有して差込んだものである。ビス挿通孔23jは、ビ
ス69aの頭部が足載部23aの上面より下げるために
凹状である。このため、ビス69aの頭部はマット67
に塞がれて見えず、外観性が良い。なお、ビス69aを
ボルトに変えてもよい。
【0053】図20は本発明に係る左のマットの取付け
構造を示す断面図であり、ステップフロア23は足載部
23aにマット取付孔23kを開け、一方、マット67
は裏面から下へ延ばした爪付き脚部67aを形成したも
のである。そして、ステップフロア23にマット67を
取付けるには、マット取付孔23kに脚部67aを挿入
し、足載部23aに爪を掛ける。
【0054】図21は本発明に係る左のステップフロア
(足載板)の平面図であり、ステップフロア23の足載
部23aに、内縁の段差部23c及び外縁の突条23d
を設けた状態を示し、また、足載部23aでの2個のボ
ルト挿通孔23e,23eと、4組の脚部23g…、受
け爪部23h…並びに成形用孔23i…と、3個のビス
挿通孔23j…と、11個のマット取付孔23k…との
配置関係を示す。
【0055】このように、ステップフロア23のの外縁
とフロアスカート24の上縁との合せ部分を、上記図1
8に示す結合構造としたので、簡単な構造で隙間なく取
付けることができる。しかも、上記図19に示すよう
に、ステップフロア23とフロアスカート24とをビス
止め(締め付け部材で取付け)するものの、少ないビス
69a…で取付けることができる。
【0056】次に燃料タンク8やリザーブタンク9の構
造及び取付け構造を図22〜図26に基づき説明する。
図22(a)〜(c)は本発明に係る燃料タンクの構成
図であり、(a)は側面図、(b)は(a)の左側面
図、(c)は平面図である。燃料タンク8は、左右2つ
のタンク半体(左のタンク半体8Aと右のタンク半体8
B)を重ねてフランジ8cを溶接等で結合し、(a)の
ように上面8dを傾斜面とし、この傾斜面に略直角に給
油口8bを設け、また、(b)のように一部に凹部8a
を形成し、吐出管8eを備えたタンクである。右のタン
ク半体8Bはタンク取付けボルト8f、第1ブラケット
71、第2ブラケット73を取付け、フランジ8cは第
1・第2・第3タンク取付け孔8g,8h,8iを開け
たものである。第2ブラケット73は(c)のように支
持孔73aを有する。
【0057】図23(a)〜(c)は本発明に係るリザ
ーブタンクの構成図であり、(a)は側面図、(b)は
平面図、(c)は(a)の左側面図である。ラジエータ
用冷却液を溜めるリザーブタンク9は、(a)のように
水平な左半部から右下方へ右半部を延ばした略へ字状タ
ンクであり、このタンクは右半部の上面を上記燃料タン
ク8の上面(傾斜面)8dと略同一傾斜角の傾斜面9b
とし、この傾斜面9bに略直角に注入口9aを設けたも
のである。そして、リザーブタンク9は、溜めた冷却液
が見えるように半透明のタンクであり、(a),(b)
のように傾斜面9bに冷却液のレベルを確認するための
突条からなる2条の目盛(上限目盛9cと下限目盛9
d)を設けたものである。図中、9eは吐出口、9fは
オーバーフロー口、9gは取付けブラケット、9hは位
置決めピン部である。
【0058】図24は本発明に係る燃料タンク及びリザ
ーブタンクの取付け構造の分解斜視図である。車体フレ
ーム2は、メインパイプ61の側部に前後2つのボルト
61a,61aを備え、左のダウンチューブ62の前部
側部に上下2つのボス62c,62cを備え、左右のダ
ウンチューブ62,62を連結するクロスパイプ64に
ブラケット64aを備えたものである。
【0059】車体フレーム2に燃料タンク8を取付ける
には、メインパイプ61に2つのボルト61a,61a
にて燃料タンク8のフランジ8cを取付け、ダウンチュ
ーブ62の2つのボス62c,62cにハンガ66を介
して燃料タンク8をボルト止めし、クロスパイプのブラ
ケット64Aに燃料タンク8のフランジをボルト止めす
る。また、リザーブタンク9を取付けるには、メインパ
イプ61に前のボルト61aにてフランジ8cとハンガ
66とを共締めして取付け、このハンガ66にリザーブ
タンク9の取付けブラケット9gをボルト止めし、更
に、リザーブタンク9の位置決めピン部9hを燃料タン
ク8の第2ブラケット73の支持孔73aに挿入して位
置決めする。第2ブラケット73の支持孔73aに位置
決めピン部9hを挿入するようにしたので、リザーブタ
ンク9の取付け構造が簡単であり、作業が容易である。
【0060】図25は本発明に係るセンターカバーの斜
視図であり、前部上部に窓部26aを設けた姿を示す。
【0061】図26(a),(b)は本発明に係るセン
ターカバーの構成図であり、(a)は前部側面図、
(b)給油用リッド43を開けた状態の前部平面図であ
る。(a)のように、センターカバー26はヒンジ43
aを介して、窓部26aを覆うための給油用リッド43
を取付け、この窓部26aは鍵423bを備えたもので
ある。(b)のように、給油用リッド43を開くと、燃
料タンクキャップ75や注入口キャップ76が並んでい
る。給油のために、給油用リッド43ドを開けると冷却
液のレベル、目盛が見える。従って、給油の際に冷却液
の残量も確認でき、必要に応じて冷却液を補充すること
ができる。このため、冷却液の残量確認並びに補充作業
性が良い。また、給油用リッド43の数量を削減でき
る。
【0062】ところで、窓部26aの仕切板26bは、
リザーブタンク9の2条の目盛(上限目盛9cと下限目
盛9d)にてレベル確認するためのレベル検出窓26c
を開け、このレベル検出窓26cの近くに2条の目盛9
c,9dに対応する文字、絵、符号等のマーク26d,
26dを付けたものである。例えば、上限目盛9cに対
応して「UPPER」のマーク26dを付け、下限目盛に対
応して「LOWER」のマーク26dを付ける。従って、半
透明のリザーブタンク9を透かして見える冷却液の液面
のレベルを2条の目盛9c,9dやマークマーク26
d,26dによって容易に確認できる。このため、冷却
液のレベルの確認は容易である。
【0063】なお、上記実施の形態において、左右の風
防装置50のダクト51は図10のように、入口51a
レベルでの断面形状をL字状にした構成に限定するもの
ではなく、例えば、前後方向に延びる直管であってもよ
い。冷却風Fcをラジエータ10へ導くためのガイド板
85は平板の形状に限定せず、任意の形状でよい。偏向
板82はラジエータ10からの排風熱気Fhを車体外方
へ導くものであればよく、形状は任意である。偏向板8
2で向きを変えられた風を外部へ排出するための排出口
は、フロアスカート24に開けた排出口24aと、アン
ダーカバー25に開けた排出口25aとの、少なくとも
一方であればよい。ステップフロア23とフロアスカー
ト24との止め構造は、上記図18に示す結合構造だけ
でもよく、ビス止め(ビス69aとナット69b)は任
意である。
【0064】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1記載の発明は、走行風を導入して後方へ
向わせる冷却風通路をステップフロアに沿って設け、冷
却風通路中にラジエータを配置してなる水冷エンジンを
備えたスクータ型車両において、冷却風通路に、ラジエ
ータからの排風熱気を車体外方へ導くための偏向板をラ
ジエータの後方に設けたことを特徴とする。
【0065】ラジエータからの排風熱気の向きを偏向板
で変えて車体外方へ積極的に導くことで、排出側の圧力
損失を小さくなるようにした。この結果、冷却風通路に
走行風を効率良く流すことができるので、ラジエータの
冷却効率は高まる。
【0066】請求項2記載の発明は、走行風を導入して
後方へ向わせる冷却風通路をステップフロアに沿って設
け、冷却風通路中にラジエータを配置してなる水冷エン
ジンを備えたスクータ型車両において、冷却風通路に、
走行風をラジエータへ導くためのガイド板を設けたこと
を特徴とする。
【0067】冷却風通路を流れる走行風をガイド板にて
ラジエータへ導くので、ラジエータに走行風を効率良く
流すことができる。このため、ラジエータの冷却効率は
高まる。
【0068】請求項3記載の発明は、走行風を導入して
後方へ向わせる冷却風通路をステップフロアに沿って設
け、冷却風通路中にラジエータを配置してなる水冷エン
ジンを備えたスクータ型車両において、冷却風通路に、
走行風をラジエータへ導くためのガイド板を設けるとと
もに、ラジエータからの排風熱気を車体外方へ導くため
の偏向板をラジエータの後方に設けたことを特徴とす
る。
【0069】冷却風通路を流れる走行風をガイド板にて
ラジエータへ導くので、ラジエータに走行風を効率良く
流すことができる。このため、ラジエータの冷却効率は
高まる。また、ラジエータからの排風熱気の向きを偏向
板で変えて車体外方へ積極的に導くことで、排出側の圧
力損失を小さくなるようにした。この結果、冷却風通路
に走行風を効率良く流すことができるので、ラジエータ
の冷却効率は高まる。
【0070】請求項4記載の発明は、ステップフロアの
外縁から下方へ左右のフロアスカートを延ばし、これら
フロアスカートの下縁間をアンダーカバーで覆うこと
で、前記冷却風通路を構成したことを特徴とする。
【0071】フロアスカートやフロアスカートが冷却風
通路を兼ねるので、別部材からなる冷却風通路を設ける
必要がない。このため、冷却風通路を広くすることがで
きるので、走行風を効率良く流すことができ、ラジエー
タの冷却効率を高めることができる。また、別部材から
なる冷却風通路が不要なので、冷却風通路を簡単な構造
にすることができるとともに、部品数を削減できる。
【0072】請求項5記載の発明は、偏向板で向きを変
えられた風を外部へ排出するための排出口を、フロアス
カートとアンダーカバーとの少なくとも一方に開けたこ
とを特徴とする。
【0073】偏向板で向きを変えられた排風熱気を、フ
ロアスカートとアンダーカバーとの少なくとも一方に開
けた排出口から外部へ、より積極的に排出するようにし
たので、排出側の圧力損失は減少する。この結果、冷却
風通路に走行風を効率良く流すことができるので、ラジ
エータの冷却効率は高まる。
【0074】請求項6記載の発明は、前記冷却風通路
に、ラジエータの前方に燃料タンク、冷却液のリザーブ
タンク、燃料ポンプなどの車両備品を配置し、且つ、ラ
ジエータの後方に風の流れを整える整流機構を設けたこ
とを特徴とする。
【0075】ラジエータの後方に排風熱気の流れを整え
る整流機構を設けたので、排出側の圧力損失は減少す
る。この結果、冷却風通路全体の圧力損失が減少するの
で、冷却風通路に走行風を効率良く取入れることができ
る。従って、冷却風通路中に且つラジエータの前方に燃
料タンク、冷却液のリザーブタンク、燃料ポンプなどの
車両備品を配置しても、ラジエータを冷却するのに十分
な量の走行風を効率良く流すことができる。このため、
冷却風通路のスペースを有効利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動二輪車の側面図
【図2】本発明に係る自動二輪車の前部の側面図
【図3】本発明に係る自動二輪車の中央部の側面図
【図4】本発明に係る自動二輪車の燃料タンク回り(ボ
ディカバーを外した姿)の側面図
【図5】本発明に係る自動二輪車のラジエータ回り(ボ
ディカバーを外した姿)の側面図
【図6】本発明に係る自動二輪車の中央部(ボディカバ
ーの一部を外した姿)の平面図
【図7】本発明に係る自動二輪車(フロントフォーク、
前輪を外した姿)の正面図
【図8】図4の8−8線断面図
【図9】図5の9−9線断面図
【図10】本発明に係るラジエータ回りの作用図
【図11】図7の11−11線断面図である。
【図12】図7の12−12線断面図である。
【図13】図7の13−13線断面図である。
【図14】本発明に係る左のダクトの構成図
【図15】本発明に係る風防装置の作用図である。
【図16】本発明に係る左のステップフロア及びフロア
スカートの取付け構造の分解斜視図
【図17】本発明に係る左のステップフロアの取付け構
造を示す断面図
【図18】本発明に係る左のステップフロア(足載板)
とフロアスカートとの係合構造を示す断面図
【図19】本発明に係る左のステップフロア(足載板)
とフロアスカートとの固定構造を示す断面図
【図20】本発明に係る左のマットの取付け構造を示す
断面図
【図21】本発明に係る左のステップフロア(足載板)
の平面図
【図22】本発明に係る燃料タンクの構成図
【図23】本発明に係るリザーブタンクの構成図
【図24】本発明に係る燃料タンク及びリザーブタンク
の取付け構造の分解斜視図
【図25】本発明に係るセンターカバーの斜視図
【図26】本発明に係るセンターカバーの構成図
【符号の説明】
1…スクータ型車両、8…燃料タンク、9…リザーブタ
ンク、10…ラジエータ、11…水冷エンジン、23…
ステップフロア、24…フロアスカート、24a…フロ
アスカートの排出口、25…アンダーカバー、25a…
アンダーカバーの排出口、25b…アンダーカバーの排
出口に設けたルーバ、74…燃料ポンプ、82…偏向
板、83…整流機構、84…冷却風通路、85…ガイド
板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 兵頭 聡之 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行風を導入して後方へ向わせる冷却風
    通路をステップフロアに沿って設け、前記冷却風通路中
    にラジエータを配置してなる水冷エンジンを備えたスク
    ータ型車両において、前記冷却風通路には、前記ラジエ
    ータからの排風熱気を車体外方へ導くための偏向板を前
    記ラジエータの後方に設けたことを特徴とするスクータ
    型車両のエンジン冷却装置。
  2. 【請求項2】 走行風を導入して後方へ向わせる冷却風
    通路をステップフロアに沿って設け、前記冷却風通路中
    にラジエータを配置してなる水冷エンジンを備えたスク
    ータ型車両において、前記冷却風通路には、走行風を前
    記ラジエータへ導くためのガイド板を設けたことを特徴
    とするスクータ型車両のエンジン冷却装置。
  3. 【請求項3】 走行風を導入して後方へ向わせる冷却風
    通路をステップフロアに沿って設け、前記冷却風通路中
    にラジエータを配置してなる水冷エンジンを備えたスク
    ータ型車両において、前記冷却風通路には、走行風を前
    記ラジエータへ導くためのガイド板を設けるとともに、
    前記ラジエータからの排風熱気を車体外方へ導くための
    偏向板を前記ラジエータの後方に設けたことを特徴とす
    るスクータ型車両のエンジン冷却装置。
  4. 【請求項4】 前記冷却風通路は、前記ステップフロア
    の外縁から下方へ左右のフロアスカートを延ばし、これ
    らフロアスカートの下縁間をアンダーカバーで覆うこと
    で構成したことを特徴とする請求項1、請求項2又は請
    求項3記載のスクータ型車両のエンジン冷却装置。
  5. 【請求項5】 前記偏向板で向きを変えられた風を外部
    へ排出するための排出口を、前記フロアスカートとアン
    ダーカバーとの少なくとも一方に開けたことを特徴とす
    る請求項1、請求項3又は請求項4記載のスクータ型車
    両のエンジン冷却装置。
  6. 【請求項6】 前記冷却風通路には、前記ラジエータの
    前方に燃料タンク、冷却液のリザーブタンク、燃料ポン
    プなどの車両備品を配置し、且つ、ラジエータの後方に
    風の流れを整える整流機構を設けたことを特徴とする請
    求項1、請求項2、請求項3、請求項4又は請求項5記
    載のスクータ型車両のエンジン冷却装置。
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